Firecrest

Last-modified: 2024-04-13 (土) 14:08:52

イギリス RankII 要撃機/艦上戦闘機/戦闘攻撃機 Firecrest

B-48 Firecrest.jpg

概要

部隊アクティビティ(Squadron Activity)によって入手可能なイギリスの艦上戦闘攻撃機。
クランに参加して開発を進めるかGolden Eagleを使用して入手できる。

機体情報(v2.21.1.98)

必要経費

必要研究値(RP)***
機体購入費(SL)55,000
乗員訓練費(SL)16,000
エキスパート化(SL)55,000
エース化(GE)320
エース化無料(RP)250,000
バックアップ(GE)30
護符(GE)860

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング2.7 / 2.3 / 3.3
RP倍率1.3
SL倍率*** / 1.2 / ***
最大修理費(SL)***⇒*** / ***⇒2,888 / ***⇒***

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)587⇒636 / 567⇒608
(高度5791m時)
最高高度(m)10975
旋回時間(秒)24.1⇒21.9 / 25.0⇒23.0
上昇速度(m/s)15.4⇒23.6 / 15.4⇒19.0
離陸滑走距離(m)300
最大出力(hp)***⇒*** / 2235⇒2475
離陸出力(hp)***⇒*** / 2535⇒2775
毎秒射撃量(kg/s)1.73
燃料量(分)min21 / 30 / 45 / 60 / max70
限界速度(IAS)750 km/h
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)430 km/h, (離陸)404 km/h,(着陸)272 km/h
主翼耐久度-4G ~ 10G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所
機銃12.7mm
M3ブローニング
2600翼内

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)費用(SL)
10m500m1000m
12.7mm
M3ブローニング
既定API-T/AP/AP/I302521
汎用AP-I/AP-I/API-T/I/I29231970
地上目標API-T/I/AP/AP/AP-I/AP-I302521
曳光弾API-T292319
ステルスAP-I/I/AP-I/I282319100

追加武装


名称
(爆薬量)
種類


影響【AB/RB/SB】費用
(SL)
搭載条件備考*1
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
旋回時間
(sec)
B500lbs
(65.5kg)
2-**/-13.0/-**-**/-2.2/-**+**/+1.6/+**160HMBC mk.2合計搭載量
1000lbs
(爆薬量131kg)
T1801lbs
Mark XV
1-**/-50.4/-**-**/-4.5/-**+**/+3.5/+**280FTC mk.lV投下可能速度
0-443km/h
投下可能高度
0-122m
R127mm
HVAR
8-**/-27.4/-**-**/-2.2/-**+**/+1.5/+**320HRC mk.8重量43kg

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)購入費(GE)
I胴体修理9202,200120
ラジエーター
HMBC mk.2
IIコンプレッサー7801,800100
機体
12mm弾薬ベルト
FTC mk.IV
III主翼修理1,2002,800150
エンジン
HRC mk.8
IVインジェクター交換1,5003,600190
カバー交換
新しい12mm機関銃

カモフラージュ

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[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体
派生機体
次機体
 
 

解説

特徴

通常ツリーで英国紳士の心胆を寒からしめたあの超駄作機の再設計機。そう聞くと嫌な予感しかしないが、なんと離昇2800馬力の英国面エンジンを引っ提げて舞い戻ってきた。これにより、低空をのたうち回るようだった例のあの機体とは似ても似つかぬ飛行特性を手に入れた。

と思わせておいて、例のあの機体唯一の長所だった20㎜×4門の火力は、12.7㎜×2丁600発へと見る影も無く弱体化。背面装甲と防弾ガラスも降ろされ、被弾に対し全く無防備になった。
こうまで軽装化して速度は600㎞/hが精々というのは泣けてくるが、BRがRBで2.3まで下げられたので、あの機体に比べればまだ使いようがあると言える。

立ち回り

イギリスツリーでは貴重なMk.XV魚雷搭載機。この魚雷は高速雷撃が可能となっているため海戦で活躍しやすいだろう。

【アーケードバトル】
同僚に劣る機動性、心許ない武装、頼りない防御力。武装については空中リロードのあるABでは弾数の少なさはある程度許容できるものの武装配置と門数の少なさはやはり不満が残るところではある。
同じBRに上昇力や旋回性能等の機動性で勝り7.7mmを8問も積んだ救国戦闘機ことSpitfireが存在し且つそのSpitfireに肩を並べて共に戦った割と打たれ強い上にSpitfireと同等の武装を持つHurrycaneが居るためである。このBR帯であれば7.7mmでも十分な有効だとなり得る上に焼夷弾モリモリのベルトもある為火達磨にして落とした方が良かったりする為でもある。
活躍するには狙われない事を祈りつつ対地をし射線上に居る敵機にちょっかいをかけたりするか乱戦中の味方の間に割って入ったりの援護や一撃離脱を仕掛けるしかない。
武装自他は12.7mmであり2問と主翼中央にある事に目を瞑れば火力自体は十分あるので当てれさえすれば十分な有効打になりうる。当たり処さえよければ数発のヒットで主翼をへし折ることも可能である。
勿論M3という高いレートを生かし爆撃機を燃やしたりなどの嫌がらせをするのも良いだろう。ただし他の機体で迎撃するとき同様欲張って射撃し防護機銃による返り討ちに遭わないよう気を付けよう。特に防護機銃が多めな米国爆撃機を相手にする際は要注意。

別の用途として海戦が挙げられる。
500lbsやロケットを搭載して小型艦艇を狙い友軍艦艇を援護するのも良い。
ただ魚雷については20mmや40mm、127mmVT等がこれでもかと飛んでくるためABではある種のロマン枠とも言える。
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】
攻撃機スポーンであり上昇性能も悪くはないため、まっすぐ上昇しても敵に頭を押させえられることは少ない。また、wep制限もかなり長いためエンジン過熱にさえ気を付ければ上昇中や戦闘中にも気兼ねなく使うことができる。低速時にはふらつきがちだが、ある程度速度が出ていればロールや旋回ともにそこそこ優秀。また、エアブレーキを搭載しているため急降下時や着陸直前に減速する場合などに役に立つ。
機銃は発射速度の優秀なブローニングM3機銃。しかし、搭載場所が主翼中央であり、搭載数も2丁のみのためかなり当てづらい。その上発射レートが高いにもかかわらず600発しか搭載していないためすぐに弾切れを起こしがちである。残弾数には注意しながら戦おう。

副武装は500ポンド爆弾2発、Mk.XV魚雷1発またはRP-3ロケット8発となっている。搭載数は戦闘機と同程度で機銃弾薬も少ないため対地攻撃でチケットを削るのは厳しいものがある。
--加筆求む--

 

【シミュレーターバトル】
例のあの機体と比べると、翼桁上の胴体内タンクを潰してコックピットを前進させた上、着座位置の嵩上げまでされている。これにより前下方視界が劇的に改善され、見越し射撃や離着陸に支障が無くなった。
戦後型のセントーラス59は実に2800馬力を出力するが、よほど機体設計が悪いのか600㎞/hしか出ない。それでもあの機体とは雲泥の差で、戦闘機らしい機動が可能だ。ただし操縦性は不良であり、前縁の後退角が災いしてかフラットスピンに陥りやすい。
武装は大いに不安が残る。後期ベルト搭載のM3とはいえ、2丁しかない上弾数が少なく、遠距離からばらまいても致命打は与えにくい。また、一切の防弾装備を持たない。
総じて、F6Fの後方視界を改善した代わりに装甲と火力と操縦性を失ったような機体であり、3.3というBRを考慮しても選択肢には入りにくいか。どうしても使いたいなら、最前線から離れた場所で高度を取りつつ遊弋し、エネルギーと情報の優位を確保して何とか性能差を埋める必要がある。一切の防御を持たないので銃座にはなるべく近づかない事。

史実

ブラックバーン・ファイアクレストはファイアブランドの後継機として試作された艦上戦闘攻撃機。
Firecrestは直訳すれば炎の冠だが、ヨーロッパで広くみられる小鳥・マミジロキクイタダキの意味でもある。

戦闘機としてはダメダメだったファイアブランドだったが、単座戦闘攻撃機というアイデアは一応評価された。
ならば改修ではなく別機種として改めて艦上戦闘攻撃機を開発すればより良い機体が出来るのではないかという考えから、1943年に改めてS.28/43仕様書としてブラックバーン社に開発が命じられた。

新開発の逆ガル翼やファウラーフラップの採用、魚雷吊下装置やダイブブレーキの改良などファイアブランドからさらに手を加え、艦上機としてさらに扱いやすいようにいろいろと気を使っている。
……いたのだが、こちらもファイアブランド同様、指定エンジンに振り回され、そのたびに改設計を余儀なくされた。
もちろん開発は遅延し、そうこうしてる間に後発のウェストランド・ワイバーンよりも初飛行が遅れ、失格の烙印を押されて歴史の波間に消えた。竜に小鳥じゃかなわなかったよ。

 

S.28/43仕様書の段階では、ブリストル・セントーラス77型エンジンに二重反転プロペラという仕様だった。
しかしこのセントーラス77型というエンジンが完成せず、ネイピア・セイバーの発展型であるネイピアE.122に換装する案も生まれる。(ファイアブランドでその逆版をやって遅延したのに)
ネイピアE.122搭載版はS.10/45仕様書という別の機体として開発されかけたが実機製作より前に結局中止された。
最終的に同じセントーラスの57型に変更したが、77型より出力が低かったので性能もまあそのお察しください状態に。
(実機に積まれたのは57型にちょっと手を入れた59型だったが大差はなかった)
その結果、軍はファイアクレストが初飛行する前に「艦上機に適さず」という判断を下し、計画を破棄した。
1947年4月に初飛行に成功したが、後発のワイバーンが1946年12月に先に初飛行までたどり着いていた。
この開発状況の差もファイアクレストの開発計画が打ち切られた理由だったと思われる。
そのワイバーンはそこからまた迷走したのだがそれは別の話。

総生産機は試作機3機。そのうちの1機は静強度試験機にされ、残りの2機が飛行試験を行った後、1950年にブラックバーン社に返納された。
--加筆求む--

小ネタ

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外部リンク

 

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*1 爆薬量はTNT換算