アメリカ RankI 駆逐艦 ファラガット級 USSエールウィン (DD-335)
概要
--加筆求む--
艦艇情報(v2.30)
必要経費
必要研究値(RP) | 36000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 140000 |
乗員訓練費(SL) | 600 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | 40 |
エース化無料(RP) | 110,000 |
バックアップ(GE) | 20 |
護符(GE) | 300 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.0 / 4.0 |
RP倍率 | 1 |
SL倍率 | 0.4 / 0.6 |
最大修理費(SL) | ***⇒498 / ***⇒613 |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
艦橋装甲厚 (前/側/後)(mm) | 0 / 0 / 0 |
船体装甲厚 (前/側/甲板)(mm) | 0 / 0 / 0 |
主砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 3.2 / 3.2 / 0 |
排水量(t) | 2307 |
最高速度(km/h) | 58⇒83 / 58⇒68 |
乗員数(人) | 160 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 127mm/38 Mark 12 | 単装 | 4 | 1200 | *** |
対空砲 | 20mm エリコンMk.II | 単装 | 8 | 16320 | *** |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
5 inch*2/38 Mk.12 | 5 inch AAC Mk.34 | HE | 25 | 3220 | 792 | 0.4 | 36 | |||||
5 inch Common Mk.32 | Common | 24.49 | 1150 | 792 | 6 | 121 | 102 | 83 | 71 | 63 | 55 | |
5 inch SP Common Mk.46 | SP Common | 25.02 | 906.5 | 792 | 6 | 148 | 125 | 101 | 87 | 77 | 68 | |
5 inch AAVT Mk.34 | HE-VT | 25 | 3220 | 792 | 0.0001 | 36 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm Oerlikon SS | 規定 | HEF-T/AP-T | 39 | 36 | 29 | 23 | 20 | 17 |
追加武装*3
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mm Mk.15 | 8 | 30 | - |
爆雷投射機 | Mk.6 | 4 | 30. | Bomb Mortar |
魚雷 & 爆雷投射機 | 533 mm Mk.15 | 9 | 60 | Bomb Mortar |
Mk.6 | 4 |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm Mk.15 | 1559 | 224 | 83⇒62 | 5.50⇒9.15 |
爆雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) |
---|---|---|
Mk.6 | 190 | 136 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | Clemson (DD-213) |
---|---|
派生艦艇 | - |
次艦艇(右) | Fletcher (DD-445) |
次艦艇(下) | - |
解説
特徴
--加筆求む--
【火力】
これまでのクレムソン級から大きく進化し、5インチ砲を片舷に4門指向できるようになった。また、対空武装として20㎜機関砲を8基搭載しており、5インチ砲のVT信管と合わせればそれなりの対空火力である。
魚雷の搭載数は12門から8門に減少したが近代的な両舷に指向できる4連装発射管に変更されたため、片舷で見ると6門から8門に強化されている。
【防御】
装甲は無い。後部主砲塔には波よけの砲塔すらない。まぁ艦首ほど波を被らないしね
乗組員は前級から10名しか増えておらず撃たれ弱いと感じる人もいるかもしれない。
【機動性】
史実
ファラガット級はアメリカ海軍が1932年から建造した駆逐艦。8隻建造され1934~35年にかけて就役した。
クラス名の「ファラガット」は南北戦争時代の北軍海軍提督デヴィッド・ファラガットに由来する。
アメリカ海軍は第一次大戦後半から“平甲板”型と総称される駆逐艦をあまりにも大量に建造したため、1920年代には駆逐艦を一切建造しなかった。
しかし1930年代を迎える前に日本は吹雪型を建造、続いてイギリスほか列強各国も駆逐艦建造を再開した。
アメリカもこの流れに従って駆逐艦建造を再開することになったが、1930年に締結されたロンドン海軍軍縮条約によって基準排水量1500トン以上の大型駆逐艦にも制限がかけられたため、ファラガット級はクレムソン級をわずかに拡大した全長104m・1300トン級の駆逐艦として計画された。
大量に作った平甲板をやめ、凌波性を高め艦内容積が確保できる船首楼型船体を採用した。
またクレムソン級以前の駆逐艦では4インチ(10.2cm)だった主砲は5インチ(12.7cm)単装5門に強化された。最初は平射砲が予定されたが、航空機の発展を見て限定的な対空戦闘も視野に入れた両用砲を搭載した。またアメリカ海軍の駆逐艦として初めて砲塔を搭載したが、重量の関係から前甲板船首楼の2基だけである。
搭載魚雷は21インチ(53.3cm)。直径は前級と同じだが、3連装4基から新開発の4連装発射管2基になった。
割を食ったのは対潜兵装で、ソナーは装備できたが爆雷と発射機を積む余裕がなかった。
また機関出力も55%増しに強化されている。
全ての面でクレムソン級を凌駕する性能を示したファラガット級だが、性能もコストも不必要に高すぎだと批判も受けた。しかし海軍が性能面で妥協することはなかった。
8隻全部が太平洋艦隊に配属され、真珠湾攻撃後には対空対潜兵装を強化する改装を受けている。
この改装で対空砲・機銃を追加したほか、爆雷の投下軌条と発射機を艦尾に搭載し、レーダーや新型射撃装置も追加した。
主砲も魚雷も一切下ろさずに積みまくったので、ただでさえあまりよくなかった復原性が悪化。
これが遠因となり、太平洋戦線ではコブラ台風の高波で2隻(「ハル」「モナハン」)が沈没してしまった。
この2隻のほかアリューシャン列島アムチトカ島で座礁放棄された「ウォーデン」を除く5隻が終戦時健在だったが、旧式化していたことと復原性の悪さから、戦争が終わると即座に退役・解体された。
DD-355エールウィンはファラガット級駆逐艦8番艦。
艦名は米英戦争でフリゲート艦「コンスティチューション」艦上で戦死したエールウィン海尉にちなむ。
1934年フィラデルフィア海軍工廠で竣工。
1935年5月、エールウィンはヨーロッパに親善訪問する。
スペイン→ポルトガル→ドイツ→スウェーデン→ベルギー→イギリスの順で訪問していった。アメリカが14年間作らなかった新品の駆逐艦とあって、
駐在大使や王族からも興味をひかれたらしい。
その後フィラデルフィアに到着。修理を受けて艦隊に加わる。
1935年10月、同型艦ハルと共に飛行艇XP3Yの試験を支援する。指定された位置で煙を吹くのが仕事だったようだ。
彼女が支援した飛行艇はのちに惑星最弱の飛行艇として活躍することになるがそれはまた別の話。
その後は対潜、対空、対艦の戦闘演習などの訓練に従事する。
1936年に改造を受ける。やっぱりトップヘビー過ぎたんや…
その後1940年まで捜索任務と艦隊演習に明け暮れる。
1941年に真珠湾に配属されるが、同型艦ファラガットと衝突。損傷を受けてしまう。
復帰できたのは11月末であった。
復旧してから2週間もたたないうちに真珠湾は大日本帝国海軍の攻撃を受けた。
エールウィンは直ちに機関を始動。対空砲火を打ち上げ3機の撃墜を主張した。
10日まで哨戒活動に従事し、11日に哨戒活動中に受けたスクリューの破損を修理した。
1942年に3番砲塔を撤去し20mm機銃を増設する。
その後航空母艦レキシントンを中核とする第11任務部隊に加わり、一式陸攻の襲撃から艦隊を守護している。
珊瑚礁海戦においては第17任務部隊に配属され、航空母艦ヨークタウンの護衛にもあたっているが、ヨークタウンは被弾し、
レキシントンは撃沈されてしまった。
ミッドウェー海戦では航空母艦エンタープライズと航空母艦ホーネットを護衛している。
その後彼女は1942年の終わりまで前線に向かう戦艦や補給艦の護衛に当たっている。
1943年にエールウィンはキスカ島の攻略作戦に参加した。皆さんご存知の通りキスカ島にはもう誰もいなかったが。
1944年には航空母艦バンカー・ヒル、ホーネットを中核とする第58任務部隊に配属されている。
1944年12月にハルゼー指揮下の第38任務部隊に所属。コブラ台風に遭遇する。
エールウィンは最大70度まで傾き、あっちこっちで浸水が発生。ポンプはきちんと作動し何とか持ちこたえることができた。
しかし、戦前ずっとタッグを組んでいた同型艦のハル、同じく同型艦のモナハン、燃料補給に失敗しふらふらだった駆逐艦スペンスが
沈没してしまっている。
1945年に硫黄島の占領を支援する。同年6月にはまた台風に遭遇し、何とかしのぎ切っている。
台風の際艦首がちぎれてどこか行ってしまった重巡洋艦ピッツバーグの救援と艦首探しを行っている。
8月、伊58潜に撃沈されたインディアナポリスの生存者探しを行っている。
終戦後、1945年9月に彼女は除籍され、翌年9月に解体されている。
ファラガット級駆逐艦 | ||
---|---|---|
1 | Farragut | - |
2 | Dewey | - |
3 | Hull | - |
4 | Macdonough | - |
5 | Worden | - |
6 | Dale | - |
7 | Monaghan | - |
8 | Aylwin | - |
小ネタ
--加筆求む--
ファラガット級は1935年までに全8隻が就役したが、クレムソン級に代表される平甲板型の駆逐艦から全ての面で性能が格段に向上し古参の乗組員からは「金仕立て」、「金めっき艦」などと呼ばれたという。
外部リンク
コメント
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- 前駆逐艦のクレムソン級に比べて対空砲がめっちゃ増えたから敵航空機バンバン落としてくれる。主砲も大きくなって対駆逐艦戦闘もマトモに出来る。 -- 2018-11-06 (火) 18:22:27
- ここから米駆逐艦の本気って感じの艦。発射速度もクレムソンより早くなった。バグで撃破ログやアイコンにクレムソンと表示される事がある -- 2018-11-08 (木) 12:01:49
- 開発したての状態でもクレムソン級よりもよく動いてただのHEでも船員がゴリゴリ減らせる、これ以前に使えるVT信管も76mmでは強力さを実感できなかったが砲が5門ありエリコンもたっぷり載っているので対空も万全これでクレムソンとBR同じってクレムソン級ひどすぎない…? -- 2018-11-09 (金) 18:02:52