日本 RankV ジェット戦闘機 F-86F-40 JASDF セイバー
概要
Ver.1.87にて追加された日本のランクV課金機体。通常ツリー機体の色違い。
性能は全く同一で、誘導ミサイルのAIM-9Bを2発装備できる点を含めた外装も同様。
機体情報(v1.87)
必要経費
必要研究値(RP) | - |
---|---|
機体購入費(DP) | 5500 |
乗員訓練費(SL) | 10,000 |
エキスパート化(SL) | - |
エース化(GE) | - |
エース化無料(RP) | - |
バックアップ(GE) | 120 |
護符(GE) | - |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 8.3 / 9.0 / 9.3 |
RP倍率 | 2(+100%+100%) |
SL倍率 | 2.0 / 4.8 / 4.8 |
最大修理費(SL) | 3,380⇒ / 8,361⇒ / 6,712⇒ |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 1095⇒ / 1088⇒ |
(高度(海抜)時) | |
最高高度(m) | 14700 |
旋回時間(秒) | 23.9⇒ / 25.0⇒ |
上昇速度(m/s) | 38.9⇒ / 36.0⇒ |
離陸滑走距離(m) | 750 |
離陸推力(kgf) | 2470.5⇒ / 2445⇒ |
毎秒射撃量(kg/s) | 5.20 |
燃料量(分) | min8 / 20/ max28 |
限界速度(IAS) | - |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)km/h, (離陸) km/h, (着陸) km/s |
主翼耐久度 | -G ~ G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 12.7mm ブローニング M3 | 6 | 1800 | 機首 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 費用(SL) |
---|---|---|---|
12.7mm ブローニング M3 | 既定 | API-T/AP/AP/I | - |
汎用 | AP-I/AP-I/API-T/I/I | 230 | |
地上目標 | API-T/I/AP/AP/AP-I/AP-I | 230 | |
曳光弾 | API-T | 230 | |
ステルス | AP-I/I/AP-I/I | 350 |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 1000lbs (454kg) AN-M65 | 2 | -141.8/-189.4/-189.4 | -23.8/-23.8/-23.8 | +3.5/+4.1/+4.1 | 400 | FLBC mk.1 | 合計搭載量 1,000lbs (爆薬量240.4kg) |
R | 127mm HVAR | 16 | -131/-178.6/-178.6 | -24/-24/-24 | +3.8/+4.5/+4.5 | 320 | FRC mk.2 | 重量1,024kg |
AAM | AIM-9B | 2 | -/-/- | -/-/- | +/+/+ | 40 | AIM-9B | 重量kg |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | *** | *** |
コンプレッサー | |||
12mm弾薬ベルト | |||
II | 新しいブースター | *** | *** |
機体 | |||
FRC mk.2 | |||
III | 主翼修理 | *** | *** |
エンジン | |||
新しい12mm機関銃 | |||
FLBC mk.1 | |||
IV | 耐Gスーツ | *** | *** |
カバー交換 | |||
AIM-9B |
カモフラージュ
既定 | |
---|---|
条件 | - |
説明 | |
研究ツリー
解説
特徴
性能や特徴は本家と同等であるため、そちらを参照のこと。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
ひときわ目を引く鮮やかな塗装と、改善された旋回性能が特徴のF-86。それに見合う撃墜数で活躍したい気持ちはわかるが、まずは下記格納を参照。
本機を現時点で扱う際には覚えておかねばならないことがいくつかある。
1:BRが(相対的に)高く、現環境のマッチングでは正面突撃ではやや不利
2:元来の機体特性的に一撃離脱戦法の比率が高め
ということである。
1についてだが、現在BR9.3には日本の課金枠と本機に対し、米にF3H-2、AV-8A、ソ連にYak-38、英にBuccaneer S.2、独・伊・仏にF-86K、中にF-5と少なく見積もって0.5世代後の機体が揃い踏みである。また、その前後のBRにもMiG-17AS等、本体性能こそ近いが兵装運用面での性能が上回る機体が存在する。この他、そもそもA/Bを持っていたりエンジンパワーがかなり高いなど世代や性能が大幅に上回っている機体が居るなどと群雄割拠の状態で、実装後の小調整そのままになっている本機は性能(特にエンジンパワー)で大きく水を開けられていることを認めざるを得ない。そのため、他の機体と同じように正面から向かうとなるとそれらの差で太刀打ちできずに終わるだろう。戦場へと繰り出す前に、まず会敵すると考えられる機体の性能を冷静に調査しておくことが必須である。
次に2についてである。本機は確かに主翼伸長による翼面荷重の低減と、前縁スラットによる迎え角時の抗力発散で旋回率は増している。しかし、そもそもF-86シリーズは米国、つまり戦中から一撃離脱戦法を中心としている国が対MiG-15用に(急遽)開発した機体であり、元来格闘戦というより集団でのエネルギー戦闘が主眼である*2。また、こういった経歴から主翼そのものは高速度での飛行に最適化されており、強度そのものはアップデートで是正は入ったもののあまり高くはない。そのため、元々単独での旋回戦は彼我の技量差がある場合にのみできなくない、といったレベルで、集団での一撃離脱が前提であることを絶対に覚えておくこと。つまり、アメリカツリー機がいきなり日本ツリーに入っている、と思ってもらって良い。
本機における現環境での立ち回りだが、まず大きく迂回上昇をし、最低限ジェット戦場での一撃離脱が可能な4500~5500mを確保すること。相対的にアンダーパワーであることもあるため、日本レシプロ機を扱う際の迂回上昇と同じ感覚でよい。やり方はこれもまたレシプロの時同様、10°上昇でIASが350km/hを割り始めたら5°に下げてエネルギーを回復しよう。基本的には周囲を索敵しつつ、この繰り返しでよい。
次に、高度を確保したらまず味方の同格あるいは高性能機が交戦を始めた空域を見つけ、自分が枚数有利を作る形で飛び込むこと。なお、この際機体・主翼強度があまり高くないことを勘案して必ずエアブレーキを展開し、必要に応じてスロットルも調整しよう。ここからが本機の旋回率の出番である。
旋回率が高い=高速域で照準を定めやすい、ということなので、味方に追い立てられている敵機の斜め上からM3の弾幕を浴びせてやろう。うまく行けばそれで撃墜や火災が見込める。そうでなくとも破損やヒットは取りやすい*3。そうしたら、味方に追従して追うのではなく最低でも90°別の方角へ退避し、次回の再突入のためのエネルギーと姿勢を作ること。幸いにして元々F-86はシリーズを通してロールレートが高いので、この手の切り返しは得意である。こうすれば、改修後は当然ながら改修途中でも戦闘に貢献でき、また種々の稼ぎも見込める。
つまり、
本機における曲げられる≠これまでの格闘戦ができる
ということである。
如何にエンジンのアンダーパワーを空戦エネルギーで常に補うか、そしてキルへの拘泥などといった不要な欲をかかずに戦闘できるが絶対条件である*4。
どうしても高度確保の戦術では効果を体感できない、あるいは合わない、といった場合は小ネタ欄の"速度を取るか、高度を取るか"の項目を一読するときっかけになるかもしれない。
固定武装は後期ベルト 12.7mm M3ブローニング 300発 x6門。前任と全く同じである…が現在ではスキップしている方も多いと思われるので、改めて触れておく。
機銃そのものについては米軍機の標準的な機銃であるが、M2とM3の違いは連射速度である。発火方式を機械式から電気式へ変更したため、連射速度が劇的に向上し、諸外国ジェット戦闘機に搭載されている20mm/30mm リヴォルヴァーカノンに匹敵するレベルとなった。それぞれを比較すると
30mm DEFA 552機関砲(1200rpm)
20mm FMC T-160機関砲(1500rpm)※F-2セイバーに搭載
12.7mm M3ブローニング機関銃(1200rpm)※本機に搭載
12.7mm M2ブローニング機関銃(770rpm)
20mm ホ-5機関砲(950rpm)
20mm 99式2号 機関砲(490rpm)
となっている。元のM2からは約1.6倍、本邦のホ5の約1.3倍、2号銃の約2.5倍である。陸軍機上がりの方も当然だが、特に海軍機上がりの方は当惑してもおかしくはない発射レートである。また、装弾数の4倍のrpmであるため、射撃密度こそ高いが同時に弾薬を過剰消費するという欠点も併せ持っている。つまりトリガーを引き続ければ数秒で空になるので、ホ5より気を使って指切りをすると制御しやすい。事前にテストフライトでよく射撃演習をし撃ち慣れておくことを推奨する。
機銃配置は正面給気口を取り囲むように配置されているため、視線=射撃線となりやすい。機械的な当てやすさは抜群である。弾薬ベルトも規定ベルトの段階から効果が高いため、基本的にどれを使っても問題ない。好みに応じて選択すること。
固定武装の他、本機は空対空ミサイルであるAIM-9B サイドワインダー x2発が使用可能。デフォルトではキーバインドがされていないため、自分のやりやすいキーやボタンにシーカー解除キーと空対空ミサイル発射キーを割り当てておくことを忘れずに。
戦法としては、ズーム開始前にシーカーを起動して敵機後方象限を確保し、そのままロックオンして発射するのがセオリー。概ね後方1.5km程度での使用が適当だろう。当然ミサイルであるため、直撃あるいは加害半径に巻き込めば敵の撃墜や強制撤退も見込めるが、仮に回避されたとしても相手に急な回避機動を強要させることができる。
即ち、ミサイル搭載と使用の利点は、単に機銃の射程圏外から撃墜を見込める以外にジェット戦闘機での戦闘に不可欠な空戦エネルギーを瞬間的かつ一気に削ぐことができることで、これは従来の機銃のみの戦闘では成し得ない戦術である。更に一歩踏み込めば、ミサイルでの攻撃は機銃と異なり回避される=即座に無意味 とはならないということである。その後は更に一撃仕掛けて味方に任せるもよし、状況が許せば押し切るもよし。状況に応じて柔軟に対処すること。当然、撃ちっぱなし可能なので撃ったら即座に離脱でも十分問題ない。
当然だが、自分自身の空戦エネルギーはこのときも常に考慮し続けること。深追いはミイラ取りがミイラになる。目安としては、追跡を続けて概ねIASが400km/hを割りそうなら即座に中断・退避してよい。
外装からくる機体負荷も気になるが、一撃離脱中心のエネルギー戦闘なら無視できるレベルなため、実質的に欠点はないと言える。また、本機の装弾数こそ2発のみであるため使い所の見極めを…と言いたいが、長射程機銃のような感覚で積極的に活用してよい。そもそもミサイル自体が初期型であるため、誘導性能自体は抜群に良いわけではない。そのため精確に狙っても命中は半々くらいなためなのと、外すのを躊躇って使用を渋り、使う前に自分や味方が落とされるよりは回避強要目当てで使った方が大分マシだからだ。
ただし、サイドワインダーはIR誘導=赤外線誘導なため後方象限のみロックオン可能かつ敵味方を識別しない。敵機の向きと味方への誤射には用心すること。
ここまで続けたものの、正直なところ本機の置かれている環境は種々の要因から厳しいと言わざるを得ない。元々日本ツリーは陸海問わず個人での格闘戦を重視していたツリーであった所に、いきなり真逆の性格どころか別の国の機体を扱うことになる上、最初で触れた調整不足のバトルレーティングが重なっているためである。
そして、大前提として本機は戦闘爆撃機ではなく制空戦闘機であるため、功を焦った開幕対地攻撃や爆撃機への攻撃、また撃墜確定だがまだ脱出していない敵にかかる*5などの行為は勝ちに貢献できないどころか完全な利敵行為であることもある。こうした諸々の事情から、これからの乗り出しは苦しい場面が多々あることは否定しようのない事実である。
しかし、"艱難辛苦汝を玉にす"という諺の通り、どんな時も塗装に恥じない誠意ある戦いを貫いて機体と共に着実に成長しよう。制空権さえ確保してしまえば後はこちらのものであるため、その時は遠慮なくBotやソフトターゲット、軽トーチカを破壊してゲージを削りつつ稼ぎ出してやろう。衝突や分解には用心すること。
今までとは全く違う機体・戦法への知識理解と習熟が要求されるのがこれからのジェット戦闘機での戦いである。これに空対空ミサイルの扱いもあり、複雑さと高度さは指数関数的に跳ね上がっている。とはいえ、索敵/追跡レーダーと連動する火器管制装置、レーダー警報受信機、対地攻撃システムや中射程ミサイルといったアビオニクスや兵装がまだないためこれでも入門レベルである。本機もといF-86で要求される戦術は、後に続く第2、第3世代ジェット戦闘機での戦術の核心であるため、今後に続く現代戦でも活躍したいと志すなら、ここで必ず基本を習得しておこう。
【シミュレーターバトル】
F-30で悩まされた旋回時の気流剥離が無くなり、非常に高い旋回率を獲得している。ジェット機同士の格闘戦ではリードアングルが極端に大きくなり、一瞬の交差で有効打を放り込む事が難しくなる。よって敵の尻を鼻先で追うような古典的な局面にランクⅠ以来の価値が生じるわけだが、こうした状況で旋回率の高さが大いに効いてくるだろう。勿論レーザービームの如きM3機銃6門の火線も健在、Tu-4のエンジンを4つながら燃やしてしまおう。AIM-9Bは視野が狭く、ウイスキーマークを敵にぴったり合わせる位で丁度良い。SBではロックオンサークルが表示されないため、史実通りシーカーの鳴き声を頼りにしよう。弾体の運動性は高くないので、敵戦闘機を射撃する際は一旦後下方の死角に潜りこみ、気づかれない様そっとミサイルを解き放とう。レシプロ重爆に対してはかなり近づかなければロックオンしないので、実のところ敵の尾部銃座の弾が届いてしまう。とは言え、ここまでツリーを進めたSBエース諸兄なら、飛翔する敵弾を目で見て躱し、ロックオン距離まで近づくことも不可能ではない筈だ。勿論、これまで通り頭上から焼夷弾をしこたまお見舞いしても構わない。
(本家より転載)
史実
F-86F-40は、本機の前身の機体で本ゲーム内で既にアメリカ課金機体としても実装されているF-86F-35をベースに、新しい前縁スラット翼を装備した改良型である。これにより速度は僅かに低下したが、高速および低速域での機動性は大幅に向上し、着陸速度は200km/hまで低下した。最初の第1・2次発注分の280機はNA-227ブロックとしてノースアメリカン社により製造されたが、第3次発注分のNA-231(70機)・第4次発注分のNA-238(110機)・最終発注分のNA-256(120機)の合計300機は、三菱重工業により日本の航空自衛隊向けに組み立てられた。
外部リンク
コメント
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