スウェーデン RankIV 駆逐戦車 Bandkanon 1C
概要
Update 2.13 “Winged Lions”にて追加された。
車両情報(v2.13.0)
必要経費
必要研究値(RP) | 110,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 310,000 |
乗員訓練費(SL) | 90,000 |
エキスパート化(SL) | 310,000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 70 |
護符(GE) | 2,100 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 7.0 / 6.7 / 6.7 |
RP倍率 | 1.96 |
SL倍率 | 1.4 / 2.0 / 2.5 |
最大修理費(SL) | 6,480⇒*** / 6,730⇒*** / 5,000⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 8.8⇒17.4 / 5.9⇒10.0 |
俯角/仰角(°) | -2/38 |
リロード速度(秒) (自動装填) | 3.2 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 15/ 15 / 15 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 20 / 20 /20 |
重量(t) | 53.0 |
エンジン出力(hp) | 853⇒1,049 / 531⇒600 |
2,800rpm | |
最高速度(km/h) | 33 / 30 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
視界(%) | 115 |
乗員数(人) | 5 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
---|---|---|---|
主砲 | 155 mm kan m/60 cannon | 1 | 14 |
弾薬*1
名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
sgr m/60 | HE | 48.0 | 7.5 | 850 | 58 | - | |||||
zoner m/65 | HE-VT | 48.0 | 7.5 | 850 | 58 | 270 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
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I | 履帯 | *** | *** | *** |
修理キット | *** | |||
砲塔駆動機構 | *** | |||
弾薬開発1 | ||||
II | サスペンション | *** | *** | *** |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | *** | |||
砲火調整 | *** | |||
弾薬開発2 | ||||
III | フィルター | *** | *** | *** |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
弾薬開発3 | ||||
IV | 変速機 | *** | *** | *** |
エンジン | ||||
追加装甲 | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
バンドカノン1とも呼ばれる自走榴弾砲。
自動装填装置が一部露出しており、装填モーションが非常にクール。
近接信管つきの155mm砲弾を弾薬庫が空になるまで3.2秒の高速自動装填で打ち続けられるという、異常な火力を持つ。
一方で、砲塔旋回は左右僅か10度で、俯角も-2度とほとんど取れず、極めつけには携行弾数は僅か14発(+装填済み1発)と、スウェーデンツリーらしく非常に尖った車両である。
【火力】
砲弾は貫徹58mmの155mm榴弾で、VT信管がなくとも、適切な箇所に当てれば殆どの車両を正面から撃破可能と言って良い。VT信管が使用可能になれば、砲塔天板に掠る程度の弾道で打ち込むことで安定して撃破可能になり、特に丘陵の奥に隠れている軽戦車などは格好の餌となる。
そして何より、VT信管と初速850m/sの大口径榴弾、自走榴弾砲らしい大仰角の組み合わせによって(特にABでは)対空戦闘も得意とする。高初速・大口径とあって、2km以上の遠距離でも一撃で撃墜可能であり、さらに高速装填によってこの手の自走榴弾砲が苦手な複数機の迎撃もこなせる。
・・・・と火力面については非常に優れた車両ではあるのだが、やはり14発しかない弾薬数が全ての足を引っ張ってしまう。ある程度試合が進行してから出すようにしたり、確実に確保できる拠点に居座って対空・防衛戦闘に専念するなど、欠点が影響しにくい運用が求められる。
対空戦闘が得意といってもあくまでも自走榴弾砲としてはの話であり、38度という最大仰角は十分なものとは言えないし、そもそも見越し点の出ないAB以外では程々にしておいたほうが良いだろう。
弾薬は通常信管のsgr m/60と近接信管のzonar m/65の2種類だが、砲弾としての性能は全く同じなので、近接信管を開発してからは全弾zonar m/65で良いだろう。
2S3MやType75 SPHと異なり、機銃はついていないため柵や草木に邪魔されて歯がゆい思いをすることもある。
【防御】
装甲は車体15mm、砲塔20mmと薄いので前線に出るような戦い方は向かず、砲塔の可動域も相まって位置取りには苦労するだろう。
砲の稼働域や弾薬数のこともあり、マップとの相性が強い車両でもあるので、苦手なマップでは他の車輌を使う、早々に対空戦闘だけに切り替えるなど割り切りが重要である。
乗員5名と比較的多く、操縦士がエンジン後方の車体中央に陣取っており、前面は変速機とエンジンでガードできるので被弾時の生存性は高い。砲手は砲塔左側に搭乗している。
後頭部に突き出している弾薬庫も当然ながらペラペラであり、ここを撃たれると一発で爆散するので、仰角をつけて砲塔後ろに隠すなどの小細工も覚えておくと良いだろう。(もっとも、砲塔ごと貫通されることもあるが)
【機動性】
前進速度は一般的な戦車より劣り、最高速度がABで33km/h、RB30km/hと伸びないが、後退でも同じ速度を出せるのは大きなメリットだろう。加速はむしろ良いので陣地転換時の機動性は良好である。
史実
Bandkanon 1は1950年代後半に王立スウェーデン陸軍材料管理局によってKranvagn重戦車の設計とStrv 103のシャーシを組み合わせた新しい自走砲として開発された。
1960年代初頭には最初の試作車両が完成し、各種テストで良好な成績を収めたため1963年までに26両の初回注文を受けたとされている。
本車の特徴は何と言ってもその連射速度であり、45秒で全弾(薬室1発+弾倉14発の計15発)を撃ち切ることができた。それにより19〇〇年には公称発射速度の世界記録を樹立している。(追記求む)
この連射速度はほぼ全ての自走榴弾砲より大幅に優れており、2010年代に開発された2S35(公称20発/分)でようやく同等である。
また、その高い連射速度により最大射程距離における射撃では初弾が着弾する前に弾倉を空にすることすら可能で、砲撃後の非常に迅速な陣地転換を可能としていた。
その後の1980年には近代化改修が行われ、改修された車両はBandkanon 1Cの型番が与えられた。主な改修点はStridsvagn 103(Sタンク)のC型と同様の駆動機構への換装であり、その他にも弾薬クレーンの取り外し、POS2システムの導入などの小改修が行われた。
当初の計画では70両を生産する予定であったが防衛予算の削減によって生産数は26両にとどまった。26両のバンドカノン1はノールランドの砲兵師団に配備され2003年まで活躍した後、全車退役した。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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