日本 RankIV 軽巡洋艦 Agano-class (1944) 阿賀野型軽巡洋艦
概要
1.89"Imperial Navy"で実装された日本海軍の軽巡洋艦。史実において、日本が建造した最後の軽巡洋艦である。
5500t型と比べ、砲口径の拡大化と酸素魚雷の搭載で火力は大幅に向上している。
艦艇情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 120.000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 360.000 |
乗員訓練費(SL) | 100.000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.3 / 5.3 / 5.0 |
RP倍率 | 1.84 |
SL倍率 | 1.4 / 1.5 / 1.1 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 20 / 60 / 20 |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 19 / 19 / 19 |
船体 | 鋼, 25 mm |
上部構造物 | 鋼, 8 mm |
排水量(t) | 8338 |
最高速度(km/h) | 56⇒*** / 56⇒*** |
乗員数(人) | 700 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 15cm/50 Type 41 cannon | 連装 | 3 | 990 | ** |
副砲 | 8cm/60 Type 98 cannon | 連装 | 2 | 1000 | ** |
対空砲 | 25mm Type 96 cannon | 三連装 | 4 | 24000 | ** |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
15 cm/50 Type 41*2 | Type 0 HE | HE | 45.26 | 3170 | 850 | 0.4 | 35 | |||||
Type 4 SAP | SAP | 45.26 | 2920 | 850 | 9 | 81 | 70 | 59 | 51 | 45 | 39 | |
Type 0 HE | HE-DF | 45.26 | 3170 | 850 | 0.1 | 35 |
小口径砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
8 cm/60 Type 98*3 | Type 98 HE | HE | 5.97 | 399 | 902 | 0.1 | 7 | |||||
Type 98 HE | HE-DF | 5.97 | 399 | 902 | 0.1 | 7 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
25 mm/60 Type 96 | 規定 | HEF-T/HEF/ AP-T/HEI | 56 | 54 | 44 | 37 | 32 | 28 |
追加武装*4
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 610 mm Type 93 Model 1 Mod 2 | 16 | *** | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
610 mm Type 93 Model 1 Mod 2 | 2700 | 627.2 | 93 | 20 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
--加筆求む--
【火力】
現在実装されている巡洋艦の中で唯一無料でSAP(半徹甲弾)を使用できる、アップデートにより有料の開発弾となった。
他国の15cm級SAPと比べ炸薬量がTNT換算2.92kgと多い方でバイタルパートを抜ける相手にはめっぽう強い。
初期弾の榴弾は巡洋艦に対して直接的な被害を与えづらいが火災を起こしやすい(1.99現在)、
駆逐艦やボートが相手ならHEを、巡洋艦が相手ならSAPを使うと効果的。
装填速度は一次弾薬庫を撃ち切るまでは毎分10発と高めのレート、問題は撃ち切った後で毎分6発と大幅に低下する。
一次弾薬庫は砲塔一基につき20発なので10回の斉射で即応弾が尽きる、一次弾薬庫への装填速度自体もかなり遅め。
幸い砲塔旋回速度は早いので取り回しやすい。
…なお、砲弾重量が比較的軽く被帽も無いためか15cm級SAPの中では貫徹力が恐ろしく低い。
貫徹力だけなら米英の初期駆逐艦クレムソン級の102mmSAPにすら全距離で負けているレベルだ。
バイタルパートが頑丈な巡洋艦が相手になると大して被害を与えられず一方的に殴り倒される事もある。
また、日本巡洋艦ツリーでは最初に開発できる酸素魚雷搭載艦でもある。4連装発射管を中心線上に2基搭載しており8本の投射が可能。また、次発装填装置を装備しており、計16本を搭載している。
射界が非常に狭くほぼ真横にしか撃てないものの圧倒的な性能は健在なので使い勝手はかなり良い。
【防御】
舷側装甲は弾薬庫部分が55mm・機関室部分が60mm・天板が20mmとなっている。
同格・格上の6インチ級AP系砲弾を防ぐには物足りないレベル、8インチ級にもなると容易く撃ち抜かれてしまう。
主砲装甲は19mmと弾片防御が期待できる程度、艦橋モジュールも40mm~19mmと若干薄いが装甲化されている。
ただし第一次弾薬庫には装甲が施されていないため格下の駆逐艦が相手でもAP系砲弾を乱れ撃ちされると危険。
【機動性】
パーツ全改修によりRBで65km/h(35kt)の最高速度となる。
史実
阿賀野型軽巡洋艦は1942年から44年にかけて阿賀野、能代、矢矧、酒匂の4隻が建造された日本海軍最後の軽巡洋艦。
1920年から25年にかけて14隻が建造された5500トン型軽巡洋艦は建造当初は優れた性能だったものの、流石に1930年代後半にもなると旧式化が問題視されるようになってきた。水雷戦隊旗艦として特型以降の新世代の艦隊型駆逐艦を率いるには性能不足が否めなかった上、1930年以降に次々と就役した米海軍のブルックリン級軽巡洋艦をはじめとした新世代の英米巡洋艦に対抗する必要性から、1939年の第四次海軍軍備充実計画で新世代の水雷戦隊旗艦用軽巡洋艦の建造が決定される。これが後の阿賀野型である。
5500トン型は主砲に対駆逐艦用に14cm砲を装備していたが、阿賀野型は同じ軽巡洋艦との砲撃戦を想定して15cm連装砲を3基6門装備。最大55°まで仰角をとることができ対空射撃にも対応したが、実際には射撃のたびに砲を装填角度に戻す必要性があり有効な対空射撃は困難であった。
水雷兵装は艦中心線上に九二式4連装魚雷発射管2基が装備され最新鋭の主力艦隊型駆逐艦である甲型(陽炎/夕雲型)と同等の雷撃能力が付与された。
充実した対艦兵装の一方で対空兵装は十分とは言い難かった。
秋月型駆逐艦や大鳳型航空母艦に装備された九八式10cm高角砲を小型軽量化した九八式8cm高角砲(実際の口径は76.2mm)を装備したものの、用兵側から対空火力の不足が強く指摘され8cm高角砲の10cm高角砲換装も進言されたが実現しなかった。対空機銃も多数装備されていたが、特に艦尾方向への火力不足が指摘されており用兵側は強い不満が残った。
2022年12月21日、三菱重工業長崎造船所で進水したもがみ型護衛艦6番艦(FFM-6)が「あがの」と命名された。
--加筆求む--
小ネタ
旧式の砲
阿賀野型の15cm砲は1913年に英国で建造された巡洋戦艦「金剛」に搭載された英ヴィッカース社製15.2cm速射砲の国産版である五十口径四一式15cm砲を流用した物であり、設計の古さと軽量化のためこのクラスの艦載火砲としては時代遅れの完全人力装填となっている。このため、電動の装填装置を搭載した米海軍のMark16 15.2cm速射砲(砲弾重量59kg/ブルックリン級以後の米軽巡洋艦に搭載)に対して毎分の発射レートは1/3程度(砲1門で比較)となってしまった。
因みにこの四一式15cm砲は砲弾重量が45kgもあり、欧米人より体格の劣る日本人では装填手の負荷が激しく連続発射に耐えることが難しかったため、金剛型以後の艦では日本人用に砲弾を軽量化した新規設計の五十口径三年式14cm砲が搭載された。
阿賀野型設計時点で既に運用されていた新型の六十口径三年式15.5cm砲(最上/大淀/大和型に搭載)を敢えて搭載しなかったのは主に砲と装填装置の重量の問題と思われる。
かといって約30年前の骨董品レベルの砲をそのまま搭載するのはどうなのさ…
他国(というか日本自身も)の軽巡洋艦が、一万トン級の「重巡洋艦のような軽巡洋艦」となっている中で「水雷戦隊旗艦」「川内型の後継で6~7000トンクラス」というところにこだわりすぎてしまったきらいはあるかもしれない。
ゲーム上のモデルは阿賀野と矢矧の両方の特徴を混ぜ合わせたものである。飛行甲板は左右の天井が開いていることから矢矧のものと思われるが、高射指揮装置の位置は阿賀野のものとなっている。
大型アップデート2.7(Red Skies)より形状が阿賀野のものに修正された。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
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