AH-1G

Last-modified: 2023-07-30 (日) 01:39:34

アメリカ RankV 攻撃ヘリコプター AH-1G Cobra(コブラ)

決定1.jpg

概要

1.81アップデートで実装された、アメリカヘリコプターツリーの最初の機体。1.81時点でヘリコプターでは一番低いBR(8.0)となっているが、武装はタレットにミニガンまたはグレネードランチャー、パイロンにロケット、ミニガンポッドまたは20mmガンポッドであり、ミサイルを搭載することはできない。

機体情報(v1.87.0.58)

必要経費

必要研究値(RP)-
機体購入費(SL)***
乗員訓練費(SL)190000
エキスパート化(SL)790000
エース化(GE)***
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)50
護符(GE)2,200

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング8.7 / 8.0 / 8.0
RP倍率(%)200
SL倍率(%)150 / 370 / 390
最大修理費(SL)5130⇒6386 / 12429⇒15474 / 11496⇒14312

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)265⇒287 / 259⇒277
(高度1000m時)
最高高度(m)3475
最大出力(hp)1059⇒1144 / 1051⇒1100
最大推力(kgf)201.2⇒219.5 / 199.4⇒210
燃料量(分)min37 / 45 / 60 / max124
限界速度(IAS)490 km/h

レーダー

なし

暗視装置

有無種類
パイロット赤外線暗視装置
ガンナー赤外線暗視装置

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)Horizontal
Guidance
俯角/仰角
通常/ステルス
銃座
機銃
7.62mm
M134 Minigun machine gun
28000前方-±115°-50° / +25°
銃座
機関砲
40mm
M129 grenade launcher
2600前方-±115°-50° / +25°
機銃7.62mm
M134 Minigun machine gun
23000側部-
機関砲20mm
M195 cannon
11500側部-

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

 
武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
7.62 mm
M134 Minigun
既定AP/AP/AP/
AP/AP/AP/T
1097400
 
武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
40 mm
M129
既定HEATGR/HEATGR/
HEATGR/HEATGR
767676767676

追加武装


名称
(爆薬量)
種類


影響【AB/RB&SB】費用
(SL)
搭載条件備考*1
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
RFFAR Mighty Mouse rokets28-5/-5.8-2.3/-2.3700
RFFAR Mighty Mouse rokets76-18/-19.4-6.2/-6.21900M200A1
G7.62mm
M134 Minigun machine gun
2---Gun pod XM-18搭載弾薬数
3000
G20mm
M195 cannon
1---Gun pod XM-35搭載弾薬数
1500
R

G
FFAR Mighty Mouse rokets14-2.2/-2.2-1.2/-1.2350Gun pod XM-18搭載弾薬数
3000
7.62mm
M134 Minigun machine gun
2
R

G
FFAR Mighty Mouse rokets38-6.5/-7.9-3.2/-3.21000Gun pod XM-18

M200A1
搭載弾薬数
3000
7.62mm
M134 Minigun machine gun
2

ロケット

名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(m/s)
射程
(km)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
FFAR Mighty Mouse8.01.17701-290
 

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
ICompressor14000***
Flak jacket
Gun pod XM-18
新しい7mm弾薬ベルト
IIHelicopter frame32000***
M200A1
IIIエンジン180006400
Replacing helicopter blades
NVD
M129
Gun pod XM-35
IVCover47000***
新しい40mm機関砲

カモフラージュ

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△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体
派生機体
次機体UH-1B
 
 

解説

特徴

8.0のアメリカ初期ヘリコプターである。
概要欄にもある通りマイティマウスロケットが主武装でありUH-1Bを始めとする他ヘリコプターのようにATGMを載せることはできない。その結果、BRが8.0となっていて、UH-1B(JP)と共に全ヘリコプター中最低である。

立ち回り

【ヘリコプターEC】
現在のECはBR制限がないためにAAM持ちのヘリやヴィーフリ持ちのKa-50/52などと当たってしまう。そのため一般的な序盤のヘリはまともに運用すら出来ないのであるが、本機は速度、火力、対地能力と全てがバランス良く整っているために活躍をしやすい。
排気量の低さからAAMにも狙われ辛いのであるが、それでも見つかってしまえば基本的に終わりである。基本的に索敵をしっかり行うと良いだろう。射程距離まで近づくことができればかなりの確率で撃破することができるので、可能な限り先に見つけて対処を行いたい。

 

【リアリスティックバトル】
解説にある通りATGMを搭載することは不可能なため、基本はマイティマウスを積んで対地に勤しむことになる。速度性能と機動力に優れるため低空ギリギリを飛行し奇襲を行うか、迂回をしてからリスポーン地点後方から狙うと安定しやすい。奇襲狙いの場合、開幕占拠狙いのIFV・軽戦車を狙うのがハルブレイクで一撃撃破がとれるため楽であろう(開幕に拠点を取られるのの阻止・足止め、もある)。
空という圧倒的優位な立場からロケットを乱射出来るため、一度定位置に付けば無類の強さを誇るだろう。車載機銃がそこまで優秀ではない独や同ランク帯に軽装甲車両の多い伊が相手というのも活躍のしやすさに拍車をかける。ただしAAが出た場合はほぼ完封されてしまう点には注意が必要である。何も出来なければ残存SPは100前後。BR次第ではMBTすら出せなくなってしまう。現在はSP値見直しにより近似BRのMBTなら出せるようになった。
また開発後に持てる40mm連装AGLは弾道に癖があるものの高貫徹のHEATを放つことが可能。同格で抜けない相手は存在せず、また車載機銃の仰角制限にも引っかかるため安定して敵戦車を無効化することが可能になる。優先的に開発を行うと良いだろう。ロケットもそうだが、理想は機首を下げての天板狙いである。ただし速度を落とすことになるため、対空射撃を受けている場合はおとなしく側背面狙いに切り替えよう。

 

【アサルト】
陸アサルトにおいては高い機動力と優秀な武装により無類の強さを発揮する。スポーン直後の敵集団にロケットの雨を浴びせて足止めし、リロードの間は弾持ちのいい40mm連装AGLを撃ちまくると場合によっては1集団を完封することすら可能だ。40mmAGLを使用する場合はすり鉢のような飛行で敵戦車の天板を狙うことでサクサクと撃破することができる。
弱点としては、ATGMを持たないためにSPAAに対してはめっぽう弱い。味方ATGM持ちヘリに処理してもらうのがベターだが、マップによっては地形を利用してギリギリまで接近しロケットを浴びせるて撃破することも不可能ではない。

史実

米軍攻撃ヘリ、AH-1 コブラ*2の最初の納入モデルである。

Attack Helicopter 1…すなわち「攻撃ヘリコプター1号」の名の通り、米軍どころか世界で初めての「設計段階から対地攻撃任務に使うことを前提とした軍用ヘリ」、すなわち世界初の攻撃ヘリこそが本機・AH-1Gである*3
UH-1をもとに1967年に開発され、最終的に1000機以上が生産・納入。以降ファミリー機が現代まで活躍している*4

そもそも攻撃ヘリの生まれはベトナム戦争にさかのぼる。
当時すでに「UH-1に武装と装甲板をはっつけて対地攻撃に使おうZE」という試みは行われていたが、元々輸送機のUH-1では各性能に限界があった。
速度的にも生残性的にも輸送機の域を出ず(それでも裸のUH-1よりは耐弾性はマシであっただろうが)、攻撃機としてはかなり不満が残るものであったのだ。
そういうわけで、「最初から対地攻撃機として開発された軍用ヘリ」が求められ、そして先述のように1967年にベル社によって開発されたのがモデル209…後のAH-1Gである。

機首下の7.62mmミニガンもしくは40mmグレネードランチャー、パイロンの選択装備であるロケット弾ポッド・ガンポッド他と重武装を備え、高い耐弾・生残性をもち、さらにコクピットのレイアウトを前後タンデム配置に変更するなどより細身に改良するなど、モデル209はUH-1から大きく”攻撃ヘリ”へと変化している。
米軍のトライアルで採用決定を得たモデル209は正式にAH-1Gと改称。ヒューイコブラ*5として米軍主力攻撃ヘリに選出。対抗相手のAH-56シャイアン、ベル社自身による発展後継型のベル309キングコブラやYAH-63(ベル409とも)の事実上の開発失敗もあり、AH-64 アパッチの登場まで永らくAH-1ファミリーが米軍の主力攻撃ヘリであった。

小ネタ

実機では本機(G型)とAH-1Fの間にQ型(AH-1Q)が存在する。機首下面ターレットがM134ミニガンorM129グレネードランチャーだがTOW対戦車ミサイルが使える…と、特徴としても開発経緯としてもG型からF型への過渡期的な機種である。


--加筆求む--

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • ABにてホバリング態勢解除したら物凄い荒ぶり方して墜落したんだけど、他の人はどうなの? -- 2018-10-05 (金) 19:59:44
  • RPMが馬鹿みたいに跳ね上がってコントロールを失ったことならある -- 2018-10-05 (金) 22:14:26
    • オーバーRPMを検知してエンジン出力を抑えるガバナ機構が装備されてる筈なんだが、再現されてないっぽい。ただメインローターが吹っ飛んだら負荷が一気に減ってガバナでも対処出来ずに異常なまでにオーバーするのは仕様。テールローターの破損でも同様の現象が起こるのは間違ってると思うけど。 -- 2018-10-06 (土) 09:47:02
      • つまりガバガバなガバナ・・・ -- 2018-10-07 (日) 21:53:17
  • ガスタービンエンジンかah-1gのどっちが原因なんだろうか -- 2018-10-05 (金) 23:41:24
  • 40mmグレネードはあらゆる車両を撃破出来る可能性を秘めてるけど車載の7.62mm機銃にさえ致命傷になる虚弱ボディだから接近できずにその…… -- 2018-10-06 (土) 09:38:56
  • 40mmは射角あんまり無いし、20mmガンポも付けると反動がやばいことになるので…その……7.62mm機銃でいいです -- 2018-10-07 (日) 12:18:13
  • 20mmガンポッドに40mm装備でイベントRBで遊んでるけど20mmの反動は連射しなければそこまで気にならない。当たれば致命傷だし7.62mmガンポッドよりかは生存性高い -- 2018-10-07 (日) 22:33:30

*1 爆薬量はTNT換算
*2 「コブラ」なのはAH-1Wまで。AH-1Zは「ヴァイパー」。
*3 単純な「対地攻撃を行う軍用ヘリ」であればUH-1などで既に試みられていた
*4 米海兵隊のAH-1Z、日本・陸上自衛隊のAH-1SF型に準ずる機体)など
*5 一応UH-1の発展機であること、さらにUH-1の愛称はもっぱら「ヒューイ」が使われ「イロコイ」とはあまり呼ばれないことから、愛称があるアメリカ軍のヘリとしては珍しく「アメリカ先住民族の部族名に由来する名前」を持たない。後の試作機種やAH-1Zも慣習的に「AH-1の発展機種はヘビの名前を愛称にする」のが踏襲されている