アメリカ RankVI ジェット攻撃機 A-4B Skyhawk(スカイホーク)
概要
ダグラス社が開発し、アメリカ海軍などに制式採用された艦上攻撃機。コンパクトで軽量な機体は運用簡便・運動性良好かつ大量の兵装を搭載可能で、「ハイネマンのホットロッド」と渾名された傑作機である。
機体情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
機体購入費(SL) | *** |
乗員訓練費(SL) | *** |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 9.0 / 8.7 / 9.0 |
RP倍率 | *** |
SL倍率 | *** / *** / *** |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | ***⇒*** / ***⇒*** |
(高度***m時) | |
最高高度(m) | *** |
旋回時間(秒) | ***⇒*** / ***⇒*** |
上昇速度(m/s) | ***⇒*** / ***⇒*** |
離陸滑走距離(m) | *** |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | *** |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
銃手(人) | *** |
限界速度(IAS) | 1167 km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)592 km/h, (離陸)562 km/h, (着陸)410 km/h |
主翼耐久度 | -4.5G ~ 8.6G |
レーダー
分類 | 有無 | 距離 (km) |
---|---|---|
索敵レーダー | 〇/× | **/**/** |
測距レーダー | 〇/× | *** |
追跡レーダー | 〇/× | *** |
火器管制装置 | 〇/× | *** |
敵味方識別装置 | 〇/× | *** |
捜索中追尾 | 〇/× | *** |
レーダー警報装置 | 〇/× | - |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||
機銃 | ***mm △△△ | * | *** | △△△ | **/** |
機関砲 | ***mm △△△ | * | *** | △△△ | **/** |
機銃 (単装) | ***mm △△△ | * | *** | △△△ | ** |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm Browning-Colt Mk12 Mod 0 | 既定 | HEI/HEI/ AP-T | 33 | 31 | 27 | 24 | 19 | 14 |
汎用 | HEI/AP-T | 33 | 31 | 27 | 24 | 19 | 14 | |
地上目標 | AP-T/AP-T/ HEI/AP-I | 36 | 33 | 27 | 24 | 19 | 14 | |
空中目標 | HEI/AP-T/ HEI/AP-I | 36 | 33 | 27 | 24 | 19 | 14 | |
ステルス | HEI/HEI/ HEI/AP-I | 36 | 33 | 27 | 24 | 19 | 14 |
追加武装
分 類 | 名称 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 250lb LDGP Mk.81 | 18 | -67/-90/-90 | -37/-37/-37 | +7.3/+11.2/+11.2 | 480 | Mk.81 | 合計搭載量 4500lb (爆薬量1,103kg) |
B | 500lb LDGP Mk82 | 9 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 580 | Mk.82 | 合計搭載量 4500lb (爆薬量1,058kg) |
B | 1000lb LDGP Mk83 | 5 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 690 | Mk.83 | 合計搭載量 5000lb (爆薬量1,362kg) |
B | 2000lb LDGP Mk84 | 1 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 240 | Mk.84 | 合計搭載量 2000lb (爆薬量578kg) |
B | Incendialy MK 77 Mod4 | 9 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 30 | MK77 Mod 4 | 合計搭載量 - (爆薬量-kg) |
R | FFAR Mighty Mouse | 133 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 500 | LAU-3/A | 重量1343.3kg |
R | Zuni Mk32 Mod0 ATAP | 28 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 1500 | LAU-10/A | 重量1328.9kg |
G | 20mm Mk11 Mod 5 cannon | 3 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 450 | Gunpod Mk4 Mod0 | 搭載弾薬数 750 搭載時の 毎秒射撃量 8.48kg/s |
M | AGM-12B Bullpup ATGM | 3 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 90 | AGM-12B Bullpup | 重量780kg |
M | AIM-9B Sidewinder ATAM | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 50 | AIM-9B | 重量145.1kg |
R & B | FFAR Mighty Mouse | 76 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 1800 | LAU-3A&Mk.81 | 重量1475kg |
250lb LDGP Mk.81 | 6 | 合計搭載量 1500lb (爆薬量367.64kg) | ||||||
R & B | FFAR Mighty Mouse | 76 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 1900 | LAU-3A&Mk.82 | 重量1972kg |
500lb LDGP Mk.82 | 5 | 合計搭載量 2500lb (爆薬量587.95kg) | ||||||
R & B | Zuni Mk32 | 16 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 560 | LAU-10A&Mk.81 | 重量1467kg |
250lb LDGP Mk.81 | 6 | 合計搭載量 1500lb (爆薬量367.64kg) | ||||||
R & B | Zuni Mk32 | 16 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 720 | LAU-10A&Mk.82 | 重量1964kg |
500lb LDGP Mk.82 | 5 | 合計搭載量 2500lb (爆薬量587.95kg) | ||||||
M & B | AIM-9B | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 270 | AIM-9B&Mk.81 | 合計重量852kg |
250lb LDGP Mk.81 | 6 | 合計搭載量 1500lb (爆薬量367.64kg) | ||||||
M & B | AIM-9B | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 430 | AIM-9B&Mk.82 | 合計重量1349kg |
500lb LDGP Mk.82 | 5 | 合計搭載量 2500lb (爆薬量587.95kg) | ||||||
M & B | AIM-9B | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 510 | AIM-9B&Mk.83 | 合計重量1485kg |
1000lb LDGP Mk.83 | 3 | 合計搭載量 3000lb (爆薬量817.29kg) | ||||||
M & B | AIM-9B | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 270 | AIM-9B&Mk.84 | 合計重量1038kg |
1000lb LDGP Mk.84 | 1 | 合計搭載量 2000lb (爆薬量578.61kg) | ||||||
M & M | AIM-9B | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 50 | AIM-9B&AGM-12B | 合計重量405kg |
1000lb AGM-12B Bullpup | 1 | |||||||
M & R | AIM-9B | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 1,200 | AIM-9B&LAU-3/A | 合計重量720kg |
FFAR Mighty Mouse | 57 | |||||||
M & R | AIM-9B | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 270 | AIM-9B&LAU-10/A | 合計重量714kg |
Zuni Mk32 | 12 | |||||||
M & B | AIM-9B | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 270 | AIM-9B&MK77 | 合計重量1324kg |
Incendiary MK77 Mod 4 | 5 | 合計搭載量 - (爆薬量-kg) | ||||||
G & M | 20mm Mk11 mod5 Gunpod | 1 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 150 | Gunpod Mk4 mod0&AIM-9B | 合計重量145kg |
AIM-9B | 2 | |||||||
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
250 lb LDGP Mk 81 | 113.4 | 61.29 | 93 | 4 | 105 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
500 lb LDGP Mk 82 | 226.7 | 117.59 | 82 | 5 | 119 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
1000 lb LDGP Mk 83 | 453.6 | 272.43 | 117 | 12 | 145 |
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
---|---|---|---|---|---|
2000 lb LDGP Mk 84 | 907.2 | 578.61 | 170 | 21 | 205 |
ロケット
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
FFAR Mighty Mouse | 8.0 | 1.17 | 701 | - | 290 |
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
Zuni Mk.32 Mod.0 ATAP | 47 | 8.91 | 722 | - | 457 |
ミサイル
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 誘導 方式 | 射程 (km) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
AGM-12B Bullpup | 260 | 63.5 | 245 | MCLOS | 8.0 | 93 |
名称 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (M) | 誘導 方式 | 射程 (km) | 誘導時間 (s) | 最大過負荷 (G) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AIM-9B Sidewinder | 72.0 | 7.62 | 1.7 | IR, 後方 | 4.00 | 20.0 | 10 |
ガンポッド
(暫定表記 ゲーム内データが判り次第更新してください)
20mm MARK 4 GUN POD
https://www.youtube.com/watch?v=_6c4k2RsVpc
毎分 360発 装弾数750発 重量109kg
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | *** | *** |
ラジエーター | |||
**mm弾薬ベルト | |||
**mm銃座用弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | *** | *** |
機体 | |||
新しい**mm機関銃 | |||
新しい**mm銃座用機関銃 | |||
III | 主翼修理 | *** | *** |
エンジン | |||
**mm弾薬ベルト | |||
爆弾懸架装置 | |||
IV | インジェクター交換 | *** | *** |
**オクタン燃料使用 | |||
カバー交換 | |||
新しい**mm機関砲 | |||
ロケット懸架装置 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
1.97現在、空RBにおいて攻撃機スポーンが可能。(当然だが)攻撃機であるため、爆装状態での離陸を考慮したものと思われる。
RATOも初期装備されており、同じ状態で滑走路スタートを選んでも離陸に支障はない。
本機の特徴は第一に高い機動性である。
最高速度こそ控えめ(カタログスペック上ではフル改修でもMiG15bisと同等)だが、軽装時の旋回性能は米軍機にしては恐ろしく小回りが効く。
ストックでの数値上では全く曲がらないように見えるが、この状態でもとりわけ低空での旋回戦ではMiG-15・17と格闘戦が可能なレベルの旋回が可能である。
ロールレートも高く、例えばIAS500-600km/h時のシザースファイトのような近距離戦も可能である。
加えて本機は主翼がかなり頑丈である。絶対に折れない訳ではないが、単純旋回なら12G程度までなら耐えるため、F-86ほど気を使う必要は無い。
もう一つの特徴は豊富な対地兵装である。内訳としては
Mk.81 250lbs爆弾が18発。Mk.82 500lbsは9発、Mk.83 1000lbsが5発。
搭載量は各種合計約2tであり、機体サイズと乾重量を考慮すると破格の搭載量を誇る。
Mk.84 2000lbsのみ1発となっているが、大雑把に言ってしまえば1t爆弾であるため対艦・対地を選ばず使用可能。
マイティ・マウスは133発、ズーニー・ロケットは28発搭載可能。当然、ロケットと爆弾は混載可能である。
AGM-12Bブルパップミサイルは3発携行可能。
この他ユニークな兵装として、20mm Mk.4 ガンポッド HIPEGの存在がある。
これには複砲身回転薬室砲 Mk.11という他に類を見ない機銃システムが内蔵されており、最大3門の同時搭載が可能。
1門あたり750発もの弾薬が装填されている上、毎分4000発という超高速発射レートを手に入れた*2。その圧倒的弾幕はバルカン砲並であり、軽トーチカや戦車天板を一瞬で蜂の巣に出来る。AAMと一緒に1門携行できるオプションもあるので、ぜひ搭載を検討しよう。反面、強烈な反動という当然の弱点もあり、3門懸架しようものならほとんど制御不能だ。とにかく練習あるのみ。
2022-06-17のDangerZoneアップデートに置いて、アメリカとイスラエルのスカイホーク達はナパーム弾を手に入れた。
小さめの爆風に、しばらく投下地点で激しく燃え続ける特性を持つ。主力戦車には余り効果はないが、軽装甲の車両や小基地等には多少の効果は見込める。
森などに落としても木々に燃え移ったりとかも無い。どちらかというと敵の撃破より大きな爆炎を発生させて敵地上部隊の視界を遮るのに使うのが正解だろうか。
現状だと通常爆弾で事足りてしまうのだが、ロマンを求めたい方には是非。
「朝のナパームの匂いは格別だ。そこら中にガソリンの匂いがした……勝利の匂いだ」
機敏な機体と豊富な装備で様々な任務に対応できる、まさに"ハイネマンのホットロッド"である。
本来の用途は攻撃機であるが、装備と腕次第で制空戦闘でも十二分に輝ける性能を持っている。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
1950年代の米海軍を代表する軍用機のひとつ。愛称はスカイホーク。
いまでこそ傑作攻撃機の名で知られるが本来は軽・核攻撃機として設計された。
発端は朝鮮戦争後、改めて艦上機の重要性を確認した海軍であったが、同時に核武装の問題を強く認識するようになった。*3
だが第二次大戦後に起こった提督たちの反乱(Revolt of the Admirals)により次世代ジェット艦上機を扱える超大型空母の建造が一時頓挫。
結果としてまともに核を扱える機体が開発できず、当時は存在しなかった*4。
そんな中、なんとか超大型空母の建造が一からの形で再開・開始できたが、それでも本格的な核運用機が戦力として数えられる状態になるまでは時間がかかる。
そのためこの「空白期間の穴を埋める旧式空母で運用可能な繋ぎの核運用機」を必要としていた。
そこへ「大型で高速性を重視する」双発戦闘機開発の時勢に逆らうかのように、「小型で機動性を重視する」単発戦闘機の構想を時の天才設計士エド・ハイネマンが提出。
この構想に目を付けた海軍は「その構想を元に旧式の空母で運用可能な軽量・軽快な核攻撃機を作れるか?」というオーダーに「強力なエンジン一基あれば可能」とエド・ハイネマンが答えた結果、
海軍の要求値のほぼ半分である乾重量7t弱で、当時の旧空母のエレベーター使用可能な程のかなりの小型でありながらあらゆる要求が満たされた攻撃機が完成した。
設計思想はA-1(AD)スカイレイダー引き続き、敢えて爆弾層を省いた他、
艦上機ではほぼついている翼の折り畳み機能も省き、さらには攻撃機の命ともいえるパイロンすら数を3つ(後期の改修型は5つ)にまで減らすなど、
徹底した簡略化・軽量化が図られている。
エドハイネマンはA-1のみならずオプションパーツ自体にも手を入れ、
パイロンに下げる爆弾を空力学に優れた形に改良したり、ひとつのパイロンに複数の武装を積むマルチウェポンラックに対応している。
このマルチウェポンラックにより少ないパイロンに反して実際にはA-1並みの爆装を可能にしている。
さらに海軍が旧式空母でも運用な核攻撃機として以外は多くを求めなかったこと、簡略化・軽量化を務めたおかげでベース部分の機体性能の完成度も高く、軽快かつ機体強度が高く、また機動性に癖が少ない。
またこの非爆装時の機体性能を使って、実戦部隊のみならず曲技飛行隊のブルーエンジェルス*5や戦闘機兵器学校(いわゆるトップガン。トム・クルーズの映画でご存知の方も多いだろう)の仮想敵機役*6、さらには練習機代用としても採用された。
整備面にも力を入れられていて簡素化はもちろん、
特にエンジンをボルト3本で止めることで大きく整備手順の省略化を行っている。
また拡張性が極めて高かったのも大きな特徴。
空中受油装置の追加装備により航続距離が大きく改善された他、レーダーの搭載により全天候能力を獲得している。中後期型では胴体上部や機首に電子装備を追加し、さらなる性能向上を果たした。
総じて高い実用性を持ちながらA-1並みの爆装と開発当時の一線級戦闘機に匹敵する飛行特性の両立に成功している。
ただ、純粋な攻撃機としてその実力を真に評価されることになる実践戦闘は本機が引退を始めていた頃のベトナム戦争まで待つことになる。
このA-4Bは本機の前身となったA-4Aに対し、航空機の強化と空対空燃料補給能力の追加、航法および飛行制御装置の改善、AGM-12ブルパップミサイルの提供した改良型である。1962年にA-4Bに改称され、542機が製造された。
出典-Wikipedia
小ネタ
・イスラエル空軍 エズラ・ドータン大佐のありがたいお言葉
「相手のMiG-17は乾河に逃げ込むつもりで鋭くバンクした。こちらは570ノット(約1055km/h)は出ており、オーバーシュートしないように注意した。減速にはあらゆる手段を使った。敵機が右バンクするとこちらも同じ操作をした。今度は急角度で左バンクした。こちらも追随した。射線に敵機を捉え、機関砲を斉射した。MiGの左主翼が引き裂かれ、右にロールし地上に激突した。」
他にも大佐はズーニーロケットでの敵機撃墜も記録している。A-4の機動性がMiG-17と同等だった事がうかがえる。
・同僚のそっくりさん(?)F-4
一般・メディア問わずよく間違われる。
開発・運用開始時期こそ違えど名を広めたのがベトナム戦争の同期であること、同じ艦で運用されていたこと、パッと見の印象が似ているのが原因と思われる。
ただ知ってさえいれば見分けるのは簡単で、エンジンの数、尾翼の形状、翼の形状(A-4はほぼ直線上で構成されているのに対し、F-4は端で角度が変わり翼上面も上に曲がっている等)で見分けられる。
・米国面へのいざない ~複砲身回転薬室砲 Mk.11~
リボルバーカノンというアイディアがある。1つの砲身に対して複数の薬室を周旋することで、弾薬の抽挿を円滑にして速射性を高めるもので、F-5シリーズ搭載のM39などがそれにあたる。
また、ガストガンというアイディアがある。2つの砲身間で動力を融通合力し、動作速度を増大して速射性を高めるもので、ソ連のGSh-23などがそれにあたる。
ある日、アメリカ人は思った。リボルバーカノンを連結すりゃ最強だぜ!
アメリカ丸出し脳筋思考が招いた悪魔合体により、この世にMk.11こと複砲身回転薬室砲は産み落とされたのである。
しかし、Mk.11に渦巻くエアフォースの米国面の深みは尋常ではない。
ライフリングは装填された弾丸の直前にしか刻まれておらず、砲口までの旅路のほとんどはスムーズボアである。ベルトリンクの処理も独特であり、実包装填時に分離したのち、撃発後の薬莢に再び巻き直して一緒に排出するという、妙に面倒くさいシステムを採用。
Mk.2 ガンローダーなる抽挿装置と連接した機関部は、複雑怪奇だ。反動とガス圧による複合駆動は良いとして、シリンダー外径に彫り込んだU字の溝を往復するカムで摺動する、何かがおかしい回転機構。
ガシャガシャ掻き回される8つの薬室は2つの砲身と撃針によって共有され、回転の半分で上砲を、もう半回転で下砲を、同時に装填・撃発・排莢するという、あまりに変態的な動きを我々に見せつけてくるのだ。
まさにウェブリー=フォスベリー*7の再来と言うべきこの逸品。その手に取って毎秒70発の感触を確かめてほしい。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
- こいつVautourIIとの相性がめちゃくちゃ悪いな -- 2020-03-28 (土) 15:20:12
- 機関砲の評判悪いけど調べてみたらコルト Mk12 20 mm 機関砲じゃん。これ近いうちに実装されそうなF-8クルセイダーも同じの使ってるからキッツいな。 -- 2020-08-03 (月) 02:46:44
- 格下のmig15にどの性能も一歩及ばないんだよな… -- 2021-02-25 (木) 18:13:30