A-4B

Last-modified: 2023-12-12 (火) 10:38:58

アメリカ RankVI ジェット攻撃機 A-4B Skyhawk(スカイホーク)

a-4btop2n_0.jpg

概要

ダグラス社が開発し、アメリカ海軍などに制式採用された艦上攻撃機。コンパクトで軽量な機体は運用簡便・運動性良好かつ大量の兵装を搭載可能で、「ハイネマンのホットロッド」と渾名された傑作機である。

機体情報(v1.**)

必要経費

必要研究値(RP)***
機体購入費(SL)***
乗員訓練費(SL)***
エキスパート化(SL)***
エース化(GE)***
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)***
護符(GE)***

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング9.0 / 8.7 / 9.0
RP倍率***
SL倍率*** / *** / ***
最大修理費(SL)***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒***

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)***⇒*** / ***⇒***
(高度***m時)
最高高度(m)***
旋回時間(秒)***⇒*** / ***⇒***
上昇速度(m/s)***⇒*** / ***⇒***
離陸滑走距離(m)***
最大出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
離陸出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
毎秒射撃量(kg/s)***
燃料量(分)min*** / *** / *** / max***
銃手(人)***
限界速度(IAS)1167 km/h
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)592 km/h, (離陸)562 km/h, (着陸)410 km/h
主翼耐久度-4.5G ~ 8.6G

レーダー

航空機用レーダー解説ページを開く

分類有無距離
(km)
索敵レーダー〇/×**/**/**
測距レーダー〇/×***
追跡レーダー〇/×***
火器管制装置〇/×***
敵味方識別装置〇/×***
捜索中追尾〇/×***
レーダー警報装置〇/×-

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)
通常/ステルス
機銃***mm
△△△
****△△△**/**
機関砲***mm
△△△
****△△△**/**
機銃
(単装)
***mm
△△△
****△△△**

弾薬

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
20 mm Browning-Colt
Mk12 Mod 0
既定HEI/HEI/
AP-T
333127241914
汎用HEI/AP-T333127241914
地上目標AP-T/AP-T/
HEI/AP-I
363327241914
空中目標HEI/AP-T/
HEI/AP-I
363327241914
ステルスHEI/HEI/
HEI/AP-I
363327241914
 

追加武装


名称
種類


影響【AB/RB&SB】費用
(SL)
搭載条件備考*1
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
旋回時間
(sec)
B250lb
LDGP Mk.81
18-67/-90/-90-37/-37/-37+7.3/+11.2/+11.2480Mk.81合計搭載量
4500lb
(爆薬量1,103kg)
B500lb
LDGP Mk82
9-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**580Mk.82合計搭載量
4500lb
(爆薬量1,058kg)
B1000lb
LDGP Mk83
5-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**690Mk.83合計搭載量
5000lb
(爆薬量1,362kg)
B2000lb
LDGP Mk84
1-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**240Mk.84合計搭載量
2000lb
(爆薬量578kg)
BIncendialy
MK 77 Mod4
9-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**30MK77 Mod 4合計搭載量
-
(爆薬量-kg)
RFFAR Mighty Mouse133-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**500LAU-3/A重量1343.3kg
RZuni Mk32 Mod0 ATAP28-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**1500LAU-10/A重量1328.9kg
G20mm
Mk11 Mod 5 cannon
3-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**450Gunpod Mk4 Mod0搭載弾薬数
750
搭載時の
毎秒射撃量
8.48kg/s
MAGM-12B Bullpup
ATGM
3-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**90AGM-12B Bullpup重量780kg
MAIM-9B Sidewinder
ATAM
2-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**50AIM-9B重量145.1kg
R

B
FFAR Mighty Mouse
76-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**1800LAU-3A&Mk.81重量1475kg
250lb
LDGP Mk.81
6合計搭載量
1500lb
(爆薬量367.64kg)
R

B
FFAR Mighty Mouse
76-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**1900LAU-3A&Mk.82重量1972kg
500lb
LDGP Mk.82
5合計搭載量
2500lb
(爆薬量587.95kg)
R

B
Zuni Mk32
16-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**560LAU-10A&Mk.81重量1467kg
250lb
LDGP Mk.81
6合計搭載量
1500lb
(爆薬量367.64kg)
R

B
Zuni Mk32
16-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**720LAU-10A&Mk.82重量1964kg
500lb
LDGP Mk.82
5合計搭載量
2500lb
(爆薬量587.95kg)
M

B
AIM-9B
2-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**270AIM-9B&Mk.81合計重量852kg
250lb
LDGP Mk.81
6合計搭載量
1500lb
(爆薬量367.64kg)
M

B
AIM-9B
2-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**430AIM-9B&Mk.82合計重量1349kg
500lb
LDGP Mk.82
5合計搭載量
2500lb
(爆薬量587.95kg)
M

B
AIM-9B
2-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**510AIM-9B&Mk.83合計重量1485kg
1000lb
LDGP Mk.83
3合計搭載量
3000lb
(爆薬量817.29kg)
M

B
AIM-9B
2-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**270AIM-9B&Mk.84合計重量1038kg
1000lb
LDGP Mk.84
1合計搭載量
2000lb
(爆薬量578.61kg)
M

M
AIM-9B
2-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**50AIM-9B&AGM-12B合計重量405kg
1000lb
AGM-12B Bullpup
1
M

R
AIM-9B
2-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**1,200AIM-9B&LAU-3/A合計重量720kg
FFAR Mighty Mouse57
M

R
AIM-9B
2-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**270AIM-9B&LAU-10/A合計重量714kg
Zuni Mk3212
M

B
AIM-9B
2-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**270AIM-9B&MK77合計重量1324kg
Incendiary
MK77 Mod 4
5合計搭載量
-
(爆薬量-kg)
G

M
20mm Mk11 mod5 Gunpod
1-**/-**/-**-**/-**/-**+**/+**/+**150Gunpod Mk4 mod0&AIM-9B合計重量145kg
AIM-9B2

爆弾

名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
250 lb LDGP Mk 81113.461.29934105
 
名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
500 lb LDGP Mk 82226.7117.59825119
 
名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
1000 lb LDGP Mk 83453.6272.4311712145
 
名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
2000 lb LDGP Mk 84907.2578.6117021205
 

ロケット

名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(m/s)
射程
(km)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
FFAR Mighty Mouse8.01.17701-290
 
名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(m/s)
射程
(km)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
Zuni Mk.32 Mod.0 ATAP478.91722-457
 

ミサイル

名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(m/s)
誘導
方式
射程
(km)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
AGM-12B Bullpup26063.5245MCLOS8.093
 
名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(M)
誘導
方式
射程
(km)
誘導時間
(s)
最大過負荷
(G)
AIM-9B Sidewinder72.07.621.7IR, 後方4.0020.010
 

ガンポッド

(暫定表記 ゲーム内データが判り次第更新してください)

 

20mm MARK 4 GUN POD
https://www.youtube.com/watch?v=_6c4k2RsVpc
毎分 360発 装弾数750発 重量109kg

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理******
ラジエーター
**mm弾薬ベルト
**mm銃座用弾薬ベルト
IIコンプレッサー******
機体
新しい**mm機関銃
新しい**mm銃座用機関銃
III主翼修理******
エンジン
**mm弾薬ベルト
爆弾懸架装置
IVインジェクター交換******
**オクタン燃料使用
カバー交換
新しい**mm機関砲
ロケット懸架装置

カモフラージュ

クリックで表示
△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体
派生機体
次機体FJ-4B
 
 

解説

特徴

1.97現在、空RBにおいて攻撃機スポーンが可能。(当然だが)攻撃機であるため、爆装状態での離陸を考慮したものと思われる。
RATOも初期装備されており、同じ状態で滑走路スタートを選んでも離陸に支障はない。

本機の特徴は第一に高い機動性である。
最高速度こそ控えめ(カタログスペック上ではフル改修でもMiG15bisと同等)だが、軽装時の旋回性能は米軍機にしては恐ろしく小回りが効く。
ストックでの数値上では全く曲がらないように見えるが、この状態でもとりわけ低空での旋回戦ではMiG-15・17と格闘戦が可能なレベルの旋回が可能である。
ロールレートも高く、例えばIAS500-600km/h時のシザースファイトのような近距離戦も可能である。
加えて本機は主翼がかなり頑丈である。絶対に折れない訳ではないが、単純旋回なら12G程度までなら耐えるため、F-86ほど気を使う必要は無い。

もう一つの特徴は豊富な対地兵装である。内訳としては
Mk.81 250lbs爆弾が18発。Mk.82 500lbsは9発、Mk.83 1000lbsが5発。
搭載量は各種合計約2tであり、機体サイズと乾重量を考慮すると破格の搭載量を誇る。
Mk.84 2000lbsのみ1発となっているが、大雑把に言ってしまえば1t爆弾であるため対艦・対地を選ばず使用可能。
マイティ・マウスは133発、ズーニー・ロケットは28発搭載可能。当然、ロケットと爆弾は混載可能である。
AGM-12Bブルパップミサイルは3発携行可能。

この他ユニークな兵装として、20mm Mk.4 ガンポッド HIPEGの存在がある。
これには複砲身回転薬室砲 Mk.11という他に類を見ない機銃システムが内蔵されており、最大3門の同時搭載が可能。
1門あたり750発もの弾薬が装填されている上、毎分4000発という超高速発射レートを手に入れた*2その圧倒的弾幕はバルカン砲並であり、軽トーチカや戦車天板を一瞬で蜂の巣に出来る。AAMと一緒に1門携行できるオプションもあるので、ぜひ搭載を検討しよう。反面、強烈な反動という当然の弱点もあり、3門懸架しようものならほとんど制御不能だ。とにかく練習あるのみ。

2022-06-17のDangerZoneアップデートに置いて、アメリカとイスラエルのスカイホーク達はナパーム弾を手に入れた。
小さめの爆風に、しばらく投下地点で激しく燃え続ける特性を持つ。主力戦車には余り効果はないが、軽装甲の車両や小基地等には多少の効果は見込める。
森などに落としても木々に燃え移ったりとかも無い。どちらかというと敵の撃破より大きな爆炎を発生させて敵地上部隊の視界を遮るのに使うのが正解だろうか。
現状だと通常爆弾で事足りてしまうのだが、ロマンを求めたい方には是非。
朝のナパームの匂いは格別だ。そこら中にガソリンの匂いがした……勝利の匂いだ

機敏な機体と豊富な装備で様々な任務に対応できる、まさに"ハイネマンのホットロッド"である。
本来の用途は攻撃機であるが、装備と腕次第で制空戦闘でも十二分に輝ける性能を持っている。

立ち回り

【アーケードバトル】
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】
--加筆求む--

 

【シミュレーターバトル】
--加筆求む--

史実

1950年代の米海軍を代表する軍用機のひとつ。愛称はスカイホーク。
いまでこそ傑作攻撃機の名で知られるが本来は軽・核攻撃機として設計された。

発端は朝鮮戦争後、改めて艦上機の重要性を確認した海軍であったが、同時に核武装の問題を強く認識するようになった。*3

だが第二次大戦後に起こった提督たちの反乱(Revolt of the Admirals)により次世代ジェット艦上機を扱える超大型空母の建造が一時頓挫。
結果としてまともに核を扱える機体が開発できず、当時は存在しなかった*4
そんな中、なんとか超大型空母の建造が一からの形で再開・開始できたが、それでも本格的な核運用機が戦力として数えられる状態になるまでは時間がかかる。
そのためこの「空白期間の穴を埋める旧式空母で運用可能な繋ぎの核運用機」を必要としていた。

そこへ「大型で高速性を重視する」双発戦闘機開発の時勢に逆らうかのように、「小型で機動性を重視する」単発戦闘機の構想を時の天才設計士エド・ハイネマンが提出。

この構想に目を付けた海軍は「その構想を元に旧式の空母で運用可能な軽量・軽快な核攻撃機を作れるか?」というオーダーに「強力なエンジン一基あれば可能」とエド・ハイネマンが答えた結果、
海軍の要求値のほぼ半分である乾重量7t弱で、当時の旧空母のエレベーター使用可能な程のかなりの小型でありながらあらゆる要求が満たされた攻撃機が完成した。

設計思想はA-1(AD)スカイレイダー引き続き、敢えて爆弾層を省いた他、
艦上機ではほぼついている翼の折り畳み機能も省き、さらには攻撃機の命ともいえるパイロンすら数を3つ(後期の改修型は5つ)にまで減らすなど、
徹底した簡略化・軽量化が図られている。

エドハイネマンはA-1のみならずオプションパーツ自体にも手を入れ、
パイロンに下げる爆弾を空力学に優れた形に改良したり、ひとつのパイロンに複数の武装を積むマルチウェポンラックに対応している。
このマルチウェポンラックにより少ないパイロンに反して実際にはA-1並みの爆装を可能にしている。

さらに海軍が旧式空母でも運用な核攻撃機として以外は多くを求めなかったこと、簡略化・軽量化を務めたおかげでベース部分の機体性能の完成度も高く、軽快かつ機体強度が高く、また機動性に癖が少ない。

またこの非爆装時の機体性能を使って、実戦部隊のみならず曲技飛行隊のブルーエンジェルス*5や戦闘機兵器学校(いわゆるトップガン。トム・クルーズの映画でご存知の方も多いだろう)の仮想敵機役*6、さらには練習機代用としても採用された。

整備面にも力を入れられていて簡素化はもちろん、
特にエンジンをボルト3本で止めることで大きく整備手順の省略化を行っている。

また拡張性が極めて高かったのも大きな特徴。
空中受油装置の追加装備により航続距離が大きく改善された他、レーダーの搭載により全天候能力を獲得している。中後期型では胴体上部や機首に電子装備を追加し、さらなる性能向上を果たした。

総じて高い実用性を持ちながらA-1並みの爆装と開発当時の一線級戦闘機に匹敵する飛行特性の両立に成功している。

ただ、純粋な攻撃機としてその実力を真に評価されることになる実践戦闘は本機が引退を始めていた頃のベトナム戦争まで待つことになる。

このA-4Bは本機の前身となったA-4Aに対し、航空機の強化と空対空燃料補給能力の追加、航法および飛行制御装置の改善、AGM-12ブルパップミサイルの提供した改良型である。1962年にA-4Bに改称され、542機が製造された。

出典-Wikipedia

小ネタ

・イスラエル空軍 エズラ・ドータン大佐のありがたいお言葉

「相手のMiG-17は乾河に逃げ込むつもりで鋭くバンクした。こちらは570ノット(約1055km/h)は出ており、オーバーシュートしないように注意した。減速にはあらゆる手段を使った。敵機が右バンクするとこちらも同じ操作をした。今度は急角度で左バンクした。こちらも追随した。射線に敵機を捉え、機関砲を斉射した。MiGの左主翼が引き裂かれ、右にロールし地上に激突した。」

他にも大佐はズーニーロケットでの敵機撃墜も記録している。A-4の機動性がMiG-17と同等だった事がうかがえる。


・同僚のそっくりさん(?)F-4

一般・メディア問わずよく間違われる。
開発・運用開始時期こそ違えど名を広めたのがベトナム戦争の同期であること、同じ艦で運用されていたこと、パッと見の印象が似ているのが原因と思われる。
ただ知ってさえいれば見分けるのは簡単で、エンジンの数、尾翼の形状、翼の形状(A-4はほぼ直線上で構成されているのに対し、F-4は端で角度が変わり翼上面も上に曲がっている等)で見分けられる。


・米国面へのいざない ~複砲身回転薬室砲 Mk.11~

リボルバーカノンというアイディアがある。1つの砲身に対して複数の薬室を周旋することで、弾薬の抽挿を円滑にして速射性を高めるもので、F-5シリーズ搭載のM39などがそれにあたる。
また、ガストガンというアイディアがある。2つの砲身間で動力を融通合力し、動作速度を増大して速射性を高めるもので、ソ連のGSh-23などがそれにあたる。

ある日、アメリカ人は思った。リボルバーカノンを連結すりゃ最強だぜ!
アメリカ丸出し脳筋思考が招いた悪魔合体により、この世にMk.11こと複砲身回転薬室砲は産み落とされたのである。

しかし、Mk.11に渦巻くエアフォースの米国面の深みは尋常ではない。

ライフリングは装填された弾丸の直前にしか刻まれておらず、砲口までの旅路のほとんどはスムーズボアである。ベルトリンクの処理も独特であり、実包装填時に分離したのち、撃発後の薬莢に再び巻き直して一緒に排出するという、妙に面倒くさいシステムを採用。
Mk.2 ガンローダーなる抽挿装置と連接した機関部は、複雑怪奇だ。反動とガス圧による複合駆動は良いとして、シリンダー外径に彫り込んだU字の溝を往復するカムで摺動する、何かがおかしい回転機構。
ガシャガシャ掻き回される8つの薬室は2つの砲身と撃針によって共有され、回転の半分で上砲を、もう半回転で下砲を、同時に装填・撃発・排莢するという、あまりに変態的な動きを我々に見せつけてくるのだ。
まさにウェブリー=フォスベリー*7の再来と言うべきこの逸品。その手に取って毎秒70発の感触を確かめてほしい。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • こいつVautourIIとの相性がめちゃくちゃ悪いな -- 2020-03-28 (土) 15:20:12
  • 機関砲の評判悪いけど調べてみたらコルト Mk12 20 mm 機関砲じゃん。これ近いうちに実装されそうなF-8クルセイダーも同じの使ってるからキッツいな。 -- 2020-08-03 (月) 02:46:44
  • 格下のmig15にどの性能も一歩及ばないんだよな… -- 2021-02-25 (木) 18:13:30

*1 爆薬量はTNT換算
*2 2021年3月10日直近(v2.3.0.128?)のアップデートによる。それ以前はなぜか非常に発射レートが低かった
*3 当時はまだ核が一般兵器化するであろうとの認識が強い時代。
*4 A-1はレシプロ機で時代遅れ、A-3は性能は十分だが着陸時に核を投棄せねばならず実用的ではなかった
*5 ちなみに現在まで唯一の「Fナンバーでではない」使用機
*6 主にMiG-17のシミュレートとして使用されていたようだ
*7 オートマチックリボルバー。最初期の空対空火器として用いられた