イタリア RankIII 駆逐戦車 Semovente 75/46 M43
概要
Ver1.85“Super Sonic”にて追加されたイタリア陸軍RankIII駆逐戦車、セモヴェンテ駆逐戦車シリーズの最後を飾る車両である。
車両情報(v2.21.1.11)
必要経費
必要研究値(RP) | 40,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 150,000 |
乗員訓練費(SL) | 44,000 |
エキスパート化(SL) | 150,000 |
エース化(GE) | 550 |
エース化無料(RP) | 390,000 |
バックアップ(GE) | 80 |
護符(GE) | 1,300 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 4.3 / 4.3 / 4.3 |
RP倍率 | 1.54 |
SL倍率 | 1.1 / 1.4 / 1.7 |
最大修理費(SL) | 2880⇒3357 / 2890⇒3619 / 2540⇒3282 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 12.3⇒19.9 / 8.3⇒11.4 |
俯角/仰角(°) | -10/16 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 7.6⇒5.9 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 40 / 25 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 100 / 70 / 45 |
重量(t) | 15.7 |
エンジン出力(hp) | 263⇒324 / 164⇒185 |
2,400rpm | |
最高速度(km/h) | 41 / 38 |
実測前進~後退速度(km/h) | 40 ~ -5 / 37 ~ -4 |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 62 |
乗員数(人) | 3 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 75mm OTO 75/43 mod.40 canonon | 42 |
機銃 | 8mm Breda Mod.38 machine gun | 504 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
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10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
75 mm OTO 75/43 mod.40 | Granata Perforante mod.39 | APCBC | 6.35 | 0.27 | 792 | 151 | 148 | 135 | 121 | 108 | 96 |
Granata mod.34 | HE | 5.74 | 0.686 | 550 | 10 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
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I | 履帯 | 2300 | 4900 |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
II | サスペンション | 1900 | 4100 |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
砲火調整 | |||
III | フィルター | 2900 | 6200 |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
IV | 変速機 | 5600 | 12000 |
エンジン |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | StuG III G(IT) |
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次車両 | M36B1 |
解説
正面の戦闘室の装甲が厚いので活用して戦うのが良い。
距離によっては車体下部の変速機も盾に出来、左右の射角もそこそこあるので遠距離砲戦では平地で身を乗り出して修理しながら戦っても撃ち勝てる場合が多く、変速機の修理が終わると完全回復する事も多々ある。だが、過信しすぎると大口径榴弾で一撃死する事もあるので索敵は怠らないようにしたい。
速度もそれなりに速いので狙撃ポイントに先行して待機するのも良い。
特徴
ver1.85においてセモヴェンテ、ひいては戦中イタリア最後を飾る車両で、貫徹力に秀でたAPCBCとそこそこ頼りになる正面(上部)装甲を持つ。
一方で炸薬量が減ったので加害力は落ちており、車体下部の装甲も従来と変わらないため弱点となってしまう。
【火力】
従来のセモヴェンテシリーズは大炸薬量で高い加害力のAPCBCと貫徹力がそこそこ高いHEATの組み合わせ…だったが、
本車の対戦車砲弾は炸薬量こそ少ないが高い貫徹力を持つAPCBCの一点張りである。
射界もそこそこ広く扱いやすいがAPCRは搭載していないため正面から抜けない相手は側面を突く以外手が出せない。
【防御】
正面装甲の前に25mmの増加装甲が施され、車体本来の装甲と合わせて100mmの装甲となっているが、過信は禁物である
BR比で優れた装甲圧をもっていた75/34 M43と同様に正面装甲は上部こそ傾斜25度の100mm、側面も戦闘室周りが65mmと信頼できる装甲だが正面下部はやはりというべきか従来と変わらないため格下にも撃ち抜かれてしまう。
幸い砲の俯角は-10度と優秀なためハルダウンなど車体下部を隠す戦術を取ればしぶとく耐えてくれるだろう。
また、天板が15mmと薄いので航空機からの機銃掃射にも注意。このランク帯では20mm以上の貫徹力を持たない航空機銃は珍しく、狙われればまず助からない。
【機動性】
加速や最高速度は平凡で後退速度は遅い…要するに75/34 M42以降のセモヴェンテシリーズと同じ。
史実
1943年9月にイタリアが連合軍に降伏した際、ドイツ軍は多数のイタリア軍車両を接収し自軍の装備として使用したが、ドイツ軍が手に入れたイタリア軍車両の中で最も優秀であったのは、25口径105mm榴弾砲を装備するセモヴェンテM42L da 105/25であった。
北イタリアの工業地帯を支配下に置いたドイツ軍は、引き続きフィアット・アンサルド社にセモヴェンテM42L da 105/25の生産を続行させると共に、主砲を換装してさらに強力な対戦車能力を持つセモヴェンテを開発する計画を立てた。
その計画によって開発されたのが、このセモヴェンテM42T da 75/46である。
ちなみに、M42Tの”T”はイタリア語でドイツを表す”Tedesco”の頭文字を採ったもので、本車のドイツ軍での名称は「シュトゥルムゲシュッツM43 mit 75/46 852(i)」である。
本車の搭載した砲は、アンサルド社製の75mm高射砲M34を改造した46口径75mm戦車砲で、ドイツ軍の7.5cm対戦車砲PaK40の弾薬を使用できるように薬室が改修され、砲身先端には平衡錘が取り付けられていた。
徹甲弾を使用した場合の砲口初速は800m/秒で、射距離500mで119mm、1,000mで106mmの均質圧延装甲板を貫徹することができた。
また、それまでのセモヴェンテ系列で常に問題となっていた内装式防盾の欠点をカバーするため、元々の防盾の外側にもう1枚の外装式防盾が追加されている。
車体はセモヴェンテM42L da 105/25と同じくM43車体を使用しているが、戦闘室の前~側面にかけて増加装甲が追加される等、全体的に装甲防御力が強化されている。
セモヴェンテM42T da 75/46の生産は1944年に入ってから開始されているが思うようには進まず、結局1945年5月のドイツ降伏までに11両が生産されたのみに終わった。
小ネタ
全ての戦車に言えることだが、信地旋回する際に少しだけ前に動いて速度を乗せてから旋回すると、旋回スピードが完全に停止した状態で旋回するよりも早くなる。
固定砲の戦車では活躍の機会が多い裏技である。
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外部リンク
コメント
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