イタリア RankII 駆逐戦車 75/34 M43
概要
派生元の105/25 M43に比べて戦闘室の正面と側面の装甲が大幅に強化された上、正面には傾斜まで付与されたため実質装甲厚は120mm近く非常に硬い。
その一方で主砲は車両名の通り75/34 M42と同じ砲であり、派生元からすると先祖返りしてしまった。
車両情報(v2.5.1.138)
必要経費
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
車両購入費(SL) | 77,000 |
乗員訓練費(SL) | 22,000 |
エキスパート化(SL) | 77,000 |
エース化(GE) | 330 |
エース化無料(RP) | 280,000 |
バックアップ(GE) | 150 |
護符(GE) | 980 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 3.3 / 3.3 / 3.3 |
RP倍率 | 1.42 |
SL倍率 | 0.8 / 1.2 / 1.5 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | **.*⇒**.* / **.*⇒**.* |
俯角/仰角(°) | -10/16 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 7.8⇒6.0 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 40 / 25 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 100 / 70 / 45 |
重量(t) | 15.5 |
エンジン出力(hp) | 263⇒353 / 164⇒185 |
2,400rpm | |
最高速度(km/h) | 40 / 37 |
実測前進~後退速度(km/h) | 52 ~ -6 / 34 ~ -6 |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 62 |
乗員数(人) | 3 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 75mm Ansaldo 75L/34 cannon | 45 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
75 mm Ansaldo 75 L/34 | Granata Perforante 75/32 | APCBC | 6.35 | 0.27 | 637 | 79 | 78 | 71 | 64 | 58 | 52 |
EPS M42 | HEAT | 5.3 | 0.656 | 552 | 100 | ||||||
Granata 75/32 | HE | 6.35 | 0.6 | 552 | 9 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 990 | 2,200 |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
EPS M42 | |||
II | サスペンション | 1,100 | 2,400 |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
砲火調整 | |||
III | フィルター | 1,200 | 2,700 |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
発煙弾発射機 | |||
IV | 変速機 | 3,200 | 7,100 |
エンジン |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | 75/34 M42 |
---|---|
派生元車両 | 105/25 M43 |
次車両 | 90/53 M41M |
解説
特徴
実装当初は同格にKV-1SやらM4A2やらが跋扈するBR4.0という何かを間違えたとしか思えない設定であり、駆逐戦車でありながら砲が同格の戦車達に遥かに劣るうえに少しでも格上に遭遇したら真正面からあっさりワンパンされるという産廃状態だったが、度重なるBR下降により現在は十分戦えるようになった。
長所として初期弾の凄まじい炸薬量、硬い顔面(上部)、低い車高、割と動ける足を有しており、短所は低い砲精度、微妙な貫徹力、遅めのリロード、撃ち抜かれやすい変速機、ややピーキーな足といった所である。
無難な立ち回りをするのであれば硬い顔面と威力が距離で減衰しないHEAT弾を活かし、敵に無駄弾を撃たせつつ遠距離攻撃といった感じになるが、割と良い足と硬い顔面のおかげで相手によってはかなり距離を詰める事ができるので、徹甲榴弾による接近戦も可能である。こと1対1の接近戦においてはこちらから相手の垂直面に素早く肉薄して徹甲榴弾で一撃必殺するという荒っぽい戦い方も、本車の短所を多く無視できるので意外と有効である。
【火力】
75/34 M42と同じ75mm砲。APCBCが最大貫通力79㎜と派生元の105/25 M43からすると先祖返りしてしまい、加えてBRの大幅上昇によって駆逐戦車でありながら貫徹力とリロード速度が他国の同格中戦車より若干劣るという状況に陥っており、さらに苦しくなっている。一応リロード速度は7秒~6秒とT-34(T-34 57を除く)と同速かちょい速、M4よりは遅めという速さである。
遠距離戦ではHEAT弾に頼る事になるが、相変わらず砲精度が低い一方で装甲強化により敵に対して強気に出ることが可能なため、絶大な炸薬量を誇る徹甲榴弾を使った待ち伏せや短距離戦を主軸にして、HEAT弾は遠距離や重戦車に備えて少しだけ持つという選択肢もある。
俯角は変わらず-10度と豊富に取れるので比較的柔軟に戦う事ができる。
【防御】
戦闘室周囲の装甲が25mmの鋼板で盛られ、特に顔面は25度の傾斜と空間装甲を備えた100mmの装甲となっており非常に硬い。ただし顔面で受ければ絶対安全かというとそうでもなく、防盾部分には脆弱な箇所がいくつかあり、棒立ちしていると狙われてしまう。
そして顔面が盛られた一方で車体下部は素のセモヴェンテそのままであり、装甲を生かした戦い方が求められる本車においてはここを撃ち抜かれて変速機が壊される状況に陥りやすくなってしまった。主砲が車体固定の本車において操縦系はまさにアキレス腱なので、敵に姿を晒さざるを得ない場合は障害物に隠したり敵の俯角の内側に収めたりするなどして極力被弾を避ける必要がある。
また、装甲が盛られたとはいえ、セモヴェンテ系統の共通の悩みどころである半端な切り欠きは健在で、側面も切り立っていて同格に抜かれる厚さをしているので、このあたりにはこれまで同様に注意したい。
【機動性】
75/34 M42からすると重量増加こそしたものの、これまでのセモヴェンテ系統同様、割と良い加速、意外と出る最高速、やや遅い後退、少々ピーキーな足回りといった感じである。具体的には最高速42km/h(ただし重量増加分実質41km/hに近い)、旋回速度1km/h、後進速度-3km/hといった数値になる。旋回に関しては前進しながら回った方が速い。
史実
1943年9月のイタリア降伏後、ドイツとイタリアの親ドイツ派は連合軍との戦いを継続する為に105/25 M43の生産を再開したが、105mm砲の不足により、その多くが代わりに75mm砲を搭載した。
--加筆求む--
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。