イタリア RankII 駆逐戦車 Semovente 105/25 M43
概要
砲が105mmとなり、徹甲弾/HEAT弾の貫通力が2割増しとなった。
装甲はBR比で微妙だが、ここまでセモヴェンテを使ってきたなら気にならないはずだ。
車両情報(v1.99)
必要経費
必要研究値(RP) | 14,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 55,000 |
乗員訓練費(SL) | 16,000 |
エキスパート化(SL) | 55,000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 30 |
護符(GE) | 860 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 3.0 / 3.0 / 3.0 |
RP倍率 | 1.3 |
SL倍率 | 1.0 / 1.2 / 1.4 |
最大修理費(SL) | 2100⇒*** / 1080⇒*** / 1140⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 12.3⇒**.* / 8.3⇒**.* |
俯角/仰角(°) | -10/16 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 13.0⇒10.0 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 40 / 25 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 75 / 45 / 45 |
重量(t) | 15.7 |
エンジン出力(hp) | 263⇒353 / 164⇒185 |
2,400rpm | |
最高速度(km/h) | 41 / 38 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 62 |
乗員数(人) | 3 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 105 mm Cannone Ansaldo da 105/25 cannon | 1 | 48 | ** |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
105 mm Cannone Ansaldo da 105/25 | Granata Perforante da 105 | APCBC | 15.65 | 0.275 | 500 | 91 | 89 | 81 | 72 | 64 | 57 |
Effetto Pronto mod.43 | HEAT | 14 | 2.3 | 510 | 120 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 920 | 2,200 |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
II | サスペンション | 620 | 1,500 |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
砲火調整 | |||
Effetto Pronto mod.43 | |||
III | フィルター | 870 | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
IV | 変速機 | 2,300 | 5,500 |
エンジン |
カモフラージュ
研究ツリー
前車両 | 75/34 M42 |
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派生車両 | 75/34 M43 |
次車両 | 90/53 M41M |
解説
特徴
本車と似通った部分の多いドイツのIII号突撃砲などと比較、優れている点として、車高が低いことが挙げられる。
三号突撃砲が約2.16m
Stridsvagn 103C が2.14m
本車が1.75m
市街戦のようMAPだけではなく、平地、草原のようなMAPによくある小さな坂や穴で車体を隠せるのが利点となっている。
他の戦車では遮蔽物にならないような想定外の場所に隠れて、待ち伏せしていく戦法は本車に合致している。
また、再装填が遅く、正面切っての砲撃戦には向いていない。大抵の戦車に手数で負けてしまう。
【火力】
105㎜砲搭載の恩恵で最大貫通力91㎜のAPC(炸薬入り)と最大120㎜を貫通できるHEATを使用可能。しかもAPCは炸薬量がイタリア車の特徴である即死級の275gである。被帽付徹甲弾とはいえ、比較的本車のAPCは弾かれやすい部類のため傾斜装甲や、ちょっとした傾きを付けられると貫徹できないのには注意である。
リロード速度は11秒~10秒と手数は期待できない数値である。一発一発大切に撃ちたい。
俯角はー10度取れハルダウンしやすい上、左右の射角が広めの為昼飯の角度を取りながら射撃しやすい。
本車は揺れやすい方のため、走行から停車後にはある程度揺れが収まるのを待たないと正確な射撃ができない。揺れが収まってから射撃するのをお薦めする。
【防御】
カタログスペック砲塔正面75㎜、車体正面50㎜の装甲となる。砲塔正面は垂直装甲なので同格の車両の攻撃は大抵抜かれると思った方がいい。また砲塔正面左右の角度がついた部分は45㎜のため運がない日には斜めからここに被弾して即死することも。一方で左側にある操縦手のぞき窓のカバー部分は90㎜と若干装甲が盛られている。
車体正面前部には変速機があり、ダメージを吸収することもあるがもれなく身動きが取れなくなる。
搭乗員3名が小型で背が低い車内に密集しているので、貫通弾を受ければ高確率で一撃爆散か行動不能になる。周囲警戒は慎重に。
【機動性】
最大42km/hで走行可。Br3帯の中戦車に遅れずについていくことができる。
直進の速度こそいいが、旋回、後進は鈍重。特に後進速度はー3km/hであり下がるのが苦手。
また登坂ではどうしてももたつくので警戒を怠らないこと。
史実
セモヴェンテ da 105/25とは第二次世界大戦中に使用されたイタリアの自走砲である。開発はフィアット・アンサルド。本車は第二次大戦中のイタリアによって作られた最も強力な自走砲である。
高火力を持つ自走砲の開発は1942年中に始まり、オデーロ・テルニ・オルランド(現:オート・メラーラ)とアンサルドの2社が並行して実施した。OTOは105/25砲をカルロ・アルマート P40戦車の車体に搭載する案を提示した。アンサルドはこの車輌のためにセモヴェンテ da 75/18の車体を使用するよう提案した。この自走砲はすでに量産中であることから、Centro Studi della Motorizzazione(直訳で自動車化研究局)への1943年2月の提出に間に合わせることができた。一方、OTOの車輌は未だに開発途上であった。
アンサルドの提案した車輌の量産はイタリア陸軍に承認された。最終バージョンでは車体と105/25砲が改修され、1943年4月2日に自走砲 M43「Bassotto」(ダックスフントの意)として採用された。12両が生産され、1943年には第135機甲師団アリエテIIが用いたが、1943年9月8日から9日に起こったカッシビレの休戦の後、ドイツ軍はローマ近郊にて数日でイタリア軍を粉砕した。これらの車輌は戦闘に良く耐えた。
イタリアの降伏の後、ドイツ軍はセモヴェンテ da 105/25を非常に良い車輌であると見なした。自走砲を接収した上で91両を追加生産し、StuG M43 mit 105/25 853 (i)と改称した。これらは連合軍に対して投入された。
105/25砲は、Vallo Alpinoの防御用バンカーにも使われていた。
セモヴェンテ da 105/25は、従来の車輌であるM41とM42の基本的な設計と、M43の車体を組み合わせている。M15/42戦車の車体を拡幅・低姿勢化し、前面と側面装甲を改設計している。装甲には鋲接の代わりに溶接が採用された。車体上にはケースメートが鋲接および溶接で固定され、アンサルド 105/25榴弾砲が搭載された。水平に34度旋回し、俯仰は+22度から-12度まで可動する。
兵装には口径8mmのブレダM38車載機関銃が付属した。近接、対空戦闘の自衛用として車長兼砲手がこれを用いた。無線手用にはマニエッティ・マレリ社製無線機RF1 CAを1基装備した。
小ネタ
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外部リンク
コメント
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