ファイター/ルキナ

Last-modified: 2024-04-16 (火) 19:03:44

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関連ページ

攻略立ち回り、コンボ、対ルキナ対策等。
勝ちあがり乱闘ルキナ ルート「歴代の英雄」

目次

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ルキナ

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原作でのルキナ

『ファイアーエムブレム 覚醒』に登場。
ストーリーの核心に関わる重要なキャラクターであると同時に、存在そのものが大ネタバレ
誕生日は4月20日。軍の中で一番「笑いのツボがおかしい」。

ルフレを加えたクロムたち一行の危機を救うなどの活躍を見せるが、名前はマルスと名乗り、男性の演技をしていた。
正体は未来からやってきたクロムの娘。邪竜ギムレーが復活した「絶望の未来」を変えるため、その剣「裏剣ファルシオン」の素材にもなっている神竜ナーガの手によって過去の時代、若き日の父と出会う。
父親はクロムだが母親候補が多数おり、能力も相手次第で変化してくる。
なお、ルフレ(マイユニット)が女性の場合、クロムと結婚することでルキナはルフレの子供になり、男性の場合はルフレとルキナが結婚できる。
イーリス王族の証であるアザ「聖痕」は左目に発現している。

非常に真面目で礼儀正しい性格であり、それでいて運命を変えるという強い使命感・気丈さを併せ持つ。
ただ、境遇故かどこか浮世離れした一面があり、笑いのツボがおかしかったり、風変わりな服装の趣味があったり、訓練中に手が滑って壁に大穴を空けるという親父からの遺伝ドジをやらかしたりと、突拍子もなく天然ボケを炸裂させる。封魔剣エクスブレードのことは聞くな。

公式が開催した『覚醒』キャラクターの人気投票では女性部門で1位。ちなみに男性部門ではクロムが1位を獲得している。

ちなみに原作では本編と関わらない形で異界のマルスが登場するが、顔グラフィックや専用クラス時の衣装・モーションはルキナから流用されている。
スマブラでは逆にルキナのモーションがマルスからの流用であり、ルキナが"ダッシュファイター"である事は、ある意味原作再現ともいえる。

代表作

赤文字は初登場作品

  • ファイアーエムブレム 覚醒 2012年/3DS
    序盤は正体を隠し「仮面の剣士マルス」を名乗りNPCとして登場。ペレジアとの戦争に決着が付いた二年後に正体を明かし本格参戦。
    クロム、ルフレ(マイユニット)に次ぐ第三の主人公といった立ち位置で、クロムとクロムと結婚したキャラクターが覚えているスキルを引き継ぐ強力なキャラクター。

    クロムが女性陣の誰とも一切支援行動を取らなかった場合は一般の村娘が母親となり、ステータスも若干地味なものに。

  • ファイアーエムブレムif 2015年/3DS
    ルキナのamiiboを読み込むことで登場し、条件を満たせば加入する課金キャラクター。
    一見原作時空のルキナかと思いきや、ルキナとルフレは『覚醒』から名前を変えて登場しているラズワルド(アズール)、オーディン(ウード)、ルーナ(セレナ)と戦った際の特殊会話で「自分の知ってるルキナ(ルフレ)ではない」と発している。
    曖昧に示唆される他英雄と違ってはっきりと示唆されていることからFEに限らず、スマブラamiiboのキャラ達は『原作』世界の住人ではなく、『スマブラ』世界の住人であることがはっきりと描写されている事となる。
    つまり「スマブラのルキナ」としてはスマブラ以外に初登場した作品であり、スマブラの世界観をより分かりやすく描写するきっかけとなっている。
  • ファイアーエムブレム ヒーローズ 2017年/iOS,Android

スマブラでのルキナ

 

スマブラでは『for』から参戦。ファイター番号は21'、通り名は未来を知る王女
当初はマルスのカラバリとして登場する予定だったが、後述する性能の差別化要素が与えられた事で急遽独立したファイターとして参戦するに至った。
本作でも特に新たな差別化は無く、ブラックピットと共にダッシュファイターとしての続投となる。
なお、前作であった微妙な体格差は撤廃され、マルス側に合わせた体格に変更されている*1
この影響で生身のサムスやパルテナのような長身のイメージのある女性ファイター、大人リンクやルフレ、クラウドのようなリアル系男性ファイターよりも背が高く、女性ファイターとしてはずいぶんと大柄なキャラになった。スマブラのファイターの大きさは色々アバウトなので気にしても仕方ないが

マルスとは剣の先端と根元で威力が分かれていないことが性能面における明確な違い。
例えば横スマッシュ攻撃は、マルスは先端が18%で根本が13%なのに対し、ルキナはどこで当てても15.275%。
それ以外の違いはほとんどないが、この「先端当てがない」という点が操作感や戦略に大きな影響を及ぼしている。

マルス同様に全ファイター中1位の歩行速度、ステップやダッシュの速さ、剣による判定が固く用途も分かりやすい通常ワザの数々、程よい落下速度と空中移動速度、シンプルながらスピードと突破力に秀でた上必殺ワザ「ドルフィンスラッシュ」を軸とした守りの固さを兼ね備えている。

そして、「先端当てがない」という点は密着時や先端当てを狙う事が困難な場面においても安定した攻撃力を発揮できるという形でマルスにはない強みとなっており、剣の攻撃範囲の広さを常に最大限活かしながら戦う事ができる。
一例として上スマッシュ攻撃が使い勝手、および総合的な性能が劇的に強化され、マルスにはない反撃方法として重宝するようになった。
特にこの点をフル活用した復帰阻止は大きな強み。全体的にふっとばしベクトルが低めのワザが多いのも相俟って、相手をガケ外に追いやりやすくガケ外追撃の期待値も高い設計となっている。

弱点としては、まずマルス同様に中距離から咄嗟に差し込む手段が乏しい点が挙げられる。
飛び道具を持たず、DAは発生が遅く使いづらい性能をしている関係で、常に一定以上の距離を保って戦えるファイターが相手だとややリスクを背負って攻め込まなければならない場面が増える。

防御面もいくつか穴があり、同じ人型のロイカムイジョーカー等に比べ体重がやや軽め。
その他、メインの復帰手段となる上必殺ワザがほぼ真上にしか飛ばないため復帰ルートが単調になりやすいといった点も難点と言えば難点。
着地を強引に通すような手段もほとんどないため、着地狩り耐性も一般的なファイターと同程度には低い。

そして、「先端当てがない」という点は、裏を返せばマルスのような先端当てによるパワータイプ級の爆発力もないという事になる。
一つ一つのワザの撃墜力は十分に高いとはいえ、コンボキャラのように1コンボで莫大な火力や撃墜を取ったり、パワーキャラのようになんとなしに引っ掛けた一撃がそのまま撃墜に繋がったりすることはない。
初期の弱体化と後期の他ファイターの追加・強化の両方が響き、現代スマブラSPではワザの単発火力も中の下程度に落ち込んでいるため早期に復帰阻止を決めたり相手よりたくさんワザを当てたりしないとリターン負けに直結する。
そのため、1発1発を丁寧に積み重ねてダメージを蓄積させながら展開作りに勤しみ、ダウン・着地狩り・ガケのぼり狩り・復帰阻止といった有利展開で着実に大火力・撃墜を取るといった、いわばスマブラの基礎的な戦略を徹底する事が非常に重要なファイターとなっている。
また、マルスと比較した際により優秀と評価されている復帰阻止も、攻撃判定ではマルスと差がないのでカウンターやマルスの根本部分では阻止しきれないような復帰強者に通せなければ優位性を発揮できない。よって、必然的に難しいことを要求される。

更に言えば自身のリーチを活かせているかが使用中にパッと見で分かりづらいという地味な難しさもある。
「主力ワザがどこに当てても威力がある」というのは使い始めた瞬間や非やり込みプレイヤーにとっては簡単な要素だが、使い手を目指す上では間合い調整によって生まれる結果が他の剣士よりも画面上に出にくく指標が分かりづらいという難しさに繋がる。
「画面を見る」という技術の重要性が必然的に上がるため、オンライン適正は低い部類。

総括して、尖った部分を丸くし、使いやすくした安定化マルスで良くも悪くもプレイヤーの実力がそのまま勝率に直結する王道的かつ硬派な性能の持ち主。
クセがなく扱いやすいという意味では初心者向けと言えるが、勝利を収めるにはスマブラのセオリー・基礎の習熟が求められる一面がある。それ故、手っ取り早い勝利を目指すプレイヤーには全くオススメ出来ない。
とりあえず動かしやすいファイターで操作に慣れたい人や、向上心を持ってスマブラの基礎を身につけたい人には適したファイターと言える。

その安定した攻撃力により、多人数戦でもとりあえず乱戦に突っ込んで剣を振るという立ち回りが通用しやすく、乱闘においても初級者に優しいファイターの一人。
遠距離の弱点を補ってくれる射撃系アイテムフランクリンバッヂ等は優先的に確保しよう。

声優は絵のヘタさに定評のある小林 ゆう(こばやし ゆう)*2。全て『for』から流用されている。
海外版の声優はLaura Bailey(ローラ・ベイリー)*3

キャラタイプ 中量級/バランス・ミドルレンジタイプ/両刀

安定して高めの攻撃力・機動力を持ち、一部スピードタイプのように速すぎて制御にクセがあるということもなく*4、あらゆる環境で動かしやすいファイター。
ただし単発のふっとばしに限っては概ね中量級相応程度で、強引な横取りができるほどの攻撃範囲も持たず、タイム制乱闘では撃墜レースにやや不安が残る。
卓越した復帰阻止性能や、アイテムありならばアイテムの力を駆使して補っていきたい。

ステータス

基本性能

歩行速度走行速度ジャンプ高度
最大初速最大通常空中
1.5752.2551.96416.2633.6633.66
 
空中横速度落下速度体重
加速最大重力最大急降下
0.081.0710.0751.582.52890
 
ジャンプ回数しゃがみ歩きカベジャンプカベ張りつき空中ワイヤー
2回××××

特殊性能

  • 無し

長所/短所

長所

  • 良くも悪くもマルスの攻撃を安定化させたため、剣のどこで当ててもダメージにムラがなく、安定して戦える。
  • 発生の早さ・範囲の広さ・武器判定を兼ね備えたワザを数多く持ち、ワザの差し合いで優位に立ち回りやすい。
  • 全体的な機動力が高めで、特に歩行スピードは全キャラ中1位。
  • 走行の姿勢が低く、昇りの空中攻撃や高い位置で撃たれた飛び道具などを避け易い。
  • リーチが長いにもかかわらず、無敵付き暴れワザの上Bの存在により密着されてもスキを晒しにくい。
  • 無敵があり発生の早い上Bやカウンターワザである下Bで相手の連係に割り込んでいける。
  • 程よい空中制御力と武器判定の空中ワザやカウンターを駆使した復帰阻止能力が非常に高い。
  • 復帰ワザの無敵発生が非常に早い上、縦移動距離・移動速度が速いことから復帰阻止耐性が高い。
  • ベクトルの低いワザが多く、ガケ際に追いやる強さ及びガケ際の攻防における爆発力が高い。

短所

  • 攻撃判定の持続が長いワザや多段ヒットワザが少なく、その場回避に弱い。
  • 空中での下方向への暴れ性能が高くなく、着地狩り耐性やガケのぼりの性能はさほどでもない。
  • 横方向の復帰距離が短く、空中ジャンプを消費した状態で場外に追い込まれるとかなり厳しい。
  • 飛び道具を持たず、それに対する対抗手段も特に持たないため飛び道具に特化したファイターとの戦いは難易度が高い。
  • DAの発生が遅く突進ワザなども特に持たないため、中間距離で咄嗟に差し込む・反撃する手段に乏しい。
  • ワザの単発ダメージが低く、連係や展開維持が出来ないとダメージレースで負けがち。
  • 確認の難易度と重要性が高く、オンライン適正が低い。

使いやすさ/使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★★★☆★☆☆☆☆

シンプルかつ素直な挙動のワザが多いためとても動かしやすく、テクニカルな技術を要する独自要素も少ないため操作のハードルはかなり低い部類のファイターと言える。

そのため「誰が使っても強い」といった評価を受けていた時期もあったが、現在はシンプルな性能だからこその難しさを兼ねるファイターであることが浮き彫りとなっている。
素のスペック自体は十分にあるのだが、際立った長所・強ワザを持たないが故にいわゆる「押しつけムーブ」「わからん殺し」がほとんどできず、マリオの様な搦手に関する引き出しも多くないため、良くも悪くも正攻法に則って戦わざるを得ない。

勝つためには差し合いやライン管理、緊急回避や着地・復帰が絡んだ攻防、飛び道具対策といったスマブラの基礎とも言える技術に加え、
ルキナの優れた部分である武器判定の間合い維持を意識した位置取り、攻勢に出た際の展開維持、空中制動を活かした復帰阻止、ときに相手が大ワザを振りたくなるタイミングでカウンターを仕掛けたりシールドを張りたくなるタイミングでシールドブレイカーやつかみを通しに行ったりする読みや大胆さ、といった様々なスキルがプレイヤーに備わっているか否かがダイレクトに勝率へ反映される。
特に飛び道具に特化したファイターとの対面、そして咄嗟の反応・確認が難しくなるオンライン環境での対戦においては上述した技術が強く求められる。

また、「どこに当たっても強い」という強みは使い始めの瞬間や使いこむ気の無いプレイヤーにとってはかなり心強いが、いざやり込むとなると途端に難解な部分となる。
単に先端を意識するだけだとマルスなど他ファイターの劣化版になってしまうし、だからといって細かい間合いを気にしないような雑な戦い方をしても剣士相応のフレームの重さがのしかかるため厳しい。
更には剣士にありがちな「ヒット位置で吹っ飛び・ベクトル・SEが違う」といった要素もほぼ持ち合わせていない*5ため、ヒット位置の確認を完全に自力で行う必要がある。
強みである復帰阻止にしても復帰弱者をいじめるだけであればマルスの根本やカウンターでも十分になってしまい、復帰強者に対して復帰阻止を通すことで初めて意味を成すので難易度が高い。
このように、「どこに当たっても強い」ことを十分に活かすには相当なやり込み・考察が求められる。

更に、ゲーム全体のアップデートの積み重ねによって相対的火力やリーチが相当に落ちた点もお手軽さが減少した部分。
「誰が使っても強い」「初心者向け」というのはDLC2や各種ファイターのアップデートによる平均火力の大幅向上が起こる前の話であるため、そもそも現在においては前提が成り立っていない評価である。

このため漫然と使うのでは「剣士の割に微妙にリーチが足りない、火力もふっとばし力もパッとしない、投げも弱い、発生が微妙で差し込み力も並」という凡庸なファイターへとなり下がる。
総じて、「平均的に強く動かしやすい≠お手軽で勝ちやすい」を体現したファイターであり、対人戦で勝つ事を目指すプレイヤーにとってはややハードルが高いと思われる。
単純に先端当てコンボなどの職人要素によって難易度の高いマルスとは別ベクトルで使いこなすまでのハードルが高いファイターである。

が、苦労に見合うだけの戦果を挙げられるポテンシャルは十分持っている。
何よりマリオと同じく、ルキナで安定した勝利を収められるようになった頃には自然とスマブラの基礎が身についているはずであり、他のファイターを使用する際にも経験がムダになる事はない。
よって、ルキナを愛してやまないプレイヤー、自分に試練を課したいプレイヤーにはオススメ出来るファイター。

前作から及びアップデートによる変更点

色の意味
…強化…弱体化…ワザ変更
…バグ修正…バグ追加黒…その他
前作から

前作から


  • 基本挙動
    • 体格や剣の長さがマルスと同じになり、喰らい判定などの性能差が小さくなった。
  • 弱攻撃
    • リーチが縮小された。1段目で浮き上がらなくなった。
  • 通常必殺ワザ
    • シフトに対応するようになった。相手の頭部にヒットするとダメージが1.15倍に増えるようになった。
  • 横必殺ワザ
    • 攻撃が高速化し、ボタン連打でも派生するようになった。
    • 発生が6F→9Fに鈍化。
  • 下必殺ワザ
    • 威力の高い攻撃を受けると、光るエフェクトが追加され、反撃時に「必殺の一撃」のSEが鳴るようになった。

Ver.3.0.0


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  • ダッシュつかみ
    • つかめる範囲が広くなった。

Ver.3.1.0


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  • 横スマッシュ攻撃
    • ふっとぶ距離が縮んだ。
  • 前空中攻撃
    • ふっとぶ距離が縮んだ。

Ver.12.0.0

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  • 下投げ
    • 投げ開始時におっとっと状態から離脱するフラグが追加され、ステージ内側にワープするようになった。(サイレント修正)
      • ガケ端で下投げをすると投げられたファイターが通常とは異なるふっとびになるケースがあったため、これを修正する形の調整であると思われる。

マルスとの違い

  • 基本挙動
    • 走行などからその場緊急回避を行うと、マルスよりも大きく滑る。
      • …ルキナが滑るというよりは、マルスが他ファイターと比較して滑らないと言った方がより正確。ダッシュファイターを除くFEファイターは上記の操作で滑らない特徴がある。
  • ワザ全般(一部を除く)
    • 剣を当てた位置による攻撃力の変化がない。ただし、ワザごとのダメージなどは必ずしも中間値とは限らない。
      • 先端以外を当てても安定したダメージが望めるようになったことで、近距離戦に強くなっている。
      • マルス特有の先端の爆発力がないため、撃墜ワザの数や逆転力はやや失われている。
  • 上強攻撃
    • 性質がマルスと異なり、前方はふっとばし、後方はダメージに優れる。
  • 上空中攻撃
    • マルスの場合、先端だと真上に、根元だと少し斜め上に飛ばすという性能なのに対し、ルキナはその間ぐらいの角度で飛ばすワザになっている。
  • 通常必殺ワザ
    • モーションの違いにより、頭部ヒット判定の打点が低い。*6
  • 下必殺ワザ
    • モーションの違いにより、リーチがカウンター系最低クラスの短さになっている。
  • その他
    • 体格やモーションが完全に同じではないのかは謎だが、特定のタイミングで空中ジャンプをしてガケからステージに戻ろうとするとマルスだとぬるり着地が発生するがルキナだと発生しない。

通常攻撃

弱攻撃 スラッシュ→コンビネーションスラッシュ

ダメージ属性ベク
トル
撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F次段移行
受付F
弱攻撃13.325%→(361°)×5-6F25F11-30F
弱攻撃24.75%↗(45°)%%4-5F28F

剣で「∞」を描くように斬りつける。

弱攻撃としては発生は遅めだが範囲は広い。
上Bという強力な切り返しワザがあるので相手の動きが読めている(特に近距離でガードできた)なら弱よりそちらが優秀。
しかし上Bに比べてワンボタンで出せること、横方向のリーチに優れること、ガードされた時のスキが少ないこと、といった利点もあり「とりあえず弱で追い払う」という場面も出てくる。
また、チーム乱闘においては味方へパスしやすいワザとして非常に有用。
1段目はダウン連に対応。横スマなどで追撃しよう。

ダッシュ攻撃 レイドチョップ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
10.925%↗(45°)180%119%13-16F49F

少し屈んだ姿勢から剣を振り抜く。
DAとしては発生が遅く踏み込み距離も短いため切り込みに使うには向かないが、遠めで見せたスキを叩くのにスマッシュでは間に合わない…という状況で撃墜させられるのは利点。
OP相殺がかかっていないDAはいざというときの切り札になるので、中盤でDAをあまり使っていないならそのまま終盤まで封印してフィニッシュできるタイミングまで新品を温存するのも手。

強攻撃

横強攻撃 ハードエッジ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
11%→(45°)191%138%8-11F33F

真横に対して下から上へと払うように剣を振るう。

マルスと比べて明らかにふっとばし力が低く、撃墜択としてはやや頼りない性能に。
しかし滑り横強は滑る距離が長く、マルス同様に走行からの差し込み・差し返しとして優秀。
攻撃範囲の広さを活かして立ち回りに用いると良い。上方向にも戦場の左右台の上に届くほど広いので飛びを落とすのにも使える。

上強攻撃 アンチエアスラッシュ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
7.6%↑(100°)159%6-8F33F
8.075%↑(85°)/↑(100°)167%9-12F

前方から後方にかけて、頭上ほぼ180度に剣を振り上げる。アンチエア(対空)と銘打ったワザ名通り、頭上にいる相手を迎撃するに適したワザ。

前方→頭上→後方といった順に攻撃判定が出る。
誤差レベルだが、前方より後方が高ダメージ。ただし、前方の方が低い位置まで攻撃判定があり、低姿勢の相手には前方が当てやすい。
ふっとびは前方の方が強く、0%から倒れふっとびに出来る。

発生・後隙・範囲いずれも揃った優秀なワザ。
対空や台上にいる相手への差し込みはもちろん、回避狩りや密着距離で表裏がもつれた展開においても強さを発揮する。

低%時のお手玉コンボにも有用。

下強攻撃 ロースラスト

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
8.5%→(30°)%%7-8F23F

しゃがみながら前方の低い位置を剣で突く。

発生が早くスキも少ない、主力地上牽制ワザ。ガードされてもほぼノーリスク。
打点がとても低いため、しゃがみやガケつかまり中の相手にも差しやすくシールド漏れも突きやすいが、空中など上にいる相手には無力。
このワザでガードを固めた相手にNBでシールドブレイクを狙う連携も強力で、当ててもシールドされても基本的に有利。
ただしあまりに打ちすぎると、一瞬浮くタイプの下スマッシュや、勇者やリンクのDAなどで思わぬ反撃を受けることも。

ふっとばしベクトルがほぼ真横のため、中%以降はダウン展開に移行できる。相手をガケ付近でダウンさせるよう当てればほぼ追撃確定の状況に持ち込めることもあり、リターン面でも優秀。
相手が受け身を取らなかった場合、横B一段→弱1段のダウン連から横スマが安定して%を稼げる上に、崖際なら重量級でも撃墜を狙える。
受け身を取られた場合は下スマッシュが対応力が高く安定している。内側転がりを読んだ場合は横スマッシュや横Bもあり。
特に崖付近であれば、実質その場で起き上がるか内側転がりしか選択肢が無いので読みやすい。
どの選択にせよ決め打ちで出してしまうのも良いし、全てに対応は無理だが相手の行動を見てから決定することも可能。
有利状況で択を迫るという、ルキナの立ち回りを象徴するワザ。

スマッシュ攻撃*7

横スマッシュ攻撃 ドラゴンキラー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
15%→(361°)115%74%10-13F51F3F

踏み込みながら剣を大きく振り下ろす。

マルス同様、後隙こそ大きめだが対空にもなるほど攻撃範囲が広く、発生も非常に早く使いやすい。
発生10Fは全ファイター中最速タイ。ただし、10F時点ではルキナのほぼ頭上あたりにしか攻撃判定がないので、実際は11~12F目を当てるケースが大半。10F時点前方は肘に攻撃判定(密着状態のみに当たる)
咄嗟の差し込みなどではそこまで意識しなくて良いが、シールド解除時の硬直差で-10を背負うワザに反撃を取る時などは注意しよう。

先端のノックバックはマルスよりも弱く、逆に根本はマルスよりも強い。
とは言えノックバック自体は心許ないので総合リスクという面でもマルスに劣る。

Ver.3.1.0への移行時にふっとばし力が下方修正され、横スマとしてはかなり控えめなふっとばし力に。
とはいえ、この発生であることを考えれば撃墜手段としてはまだまだ優秀。
しっかりガケ際でヒットさせれば十分な殺傷力があるため、有利な位置関係で当てていきたいところ。

上スマッシュ攻撃 ジャスティスソード

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
土煙3%↖(125°)%13-14F58F5F
14.25%↑(89°)110%13-17F

真上に突きを繰り出す。

ルキナの左右に出てくる土煙にも攻撃判定があり、こちらに当たると剣に吸い寄せられるようなふっとばしを誘発するため突き出した剣の判定が連続ヒットしやすい。
が、相手が後方から突っ込む形になるとカス当たりになりやすいのでできれば前方から狙いたい。

主な用途は対空や台上への差し込みで、状況によってはシールドキャンセルでの反撃や密着距離での撃墜手段としても活躍する。
特筆するほどふっとばし力が高い訳ではないが、ルキナにとっては上への撃墜を狙える貴重なワザである。

下スマッシュ攻撃 ワールウインド

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
9.5%→(361°)161%110%6-7F55F4F
14%←(361°)117%81%21-23F

前→後の順番で足元を切り払う。
前側より後側の方がダメージ・ふっとばし力ともに高い。

前側は威力こそ控えめながら発生が6Fと非常に速いのが特徴。下スマが最大反撃というシーンも少なからずあり、確定反撃で役立つ。

また、ダウン展開やガケのぼりの展開で複数の起き上がりに対応する択としても優秀。
特にルキナは中%以降の相手に下強でダウン展開を狙いやすいので、覚えておこう。

空中攻撃

通常空中攻撃 ダブルスラッシュ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
1段目4.275%↑(75°)/↑(80°/↑(90°)×6-7F49F7F2-46F
2段目8.55%→(361°)162%112%15-21F
合計12.825%%%

前に半回転で斬りつけ、そこから一回転して前後に斬りつける。

初段の発生が早く、硬直・着地隙ともに短いとリスクの小さいワザ。2回切る分持続も長め。
2段目はほどほどのふっとばし力があり、蓄積%が低い相手ならスキの小ささもあって良い展開を作りやすい。150%付近を超えた相手なら撃墜を狙えるふっとばしを誘発する。

持続の長さを活かして中距離で置いたり、スキの小ささを活かして差し込みに使ったり、ガーキャン手段に使ったり、連係に使って火力を取ったり高%の相手を撃墜したりとその用途は多岐に渡る。
打点が高めで判定が縦に細い点と、用途が多く使用頻度も高くなりやすいワザ故にOP補正がかかりやすい点は注意。

前空中攻撃 フラッグカット

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
10.5%→(361°)194%142%6-8F37F10F1-35F

剣を前方へ振り下ろす。

発生が早く攻撃範囲も広い、とても使いやすい空中ワザ。
ベクトルが真横である為、当ててラインを詰めたり、復帰阻止に用いたりと用途は多岐に渡る。

マルスと違いどこを当てても安定したふっとばしを発揮する為復帰阻止に用いる際の信用度はこちらの方が上。

持続が短いので距離感を誤ると空振りしてしまいやすいのには注意。

Ver.3.1.0よりふっとばし力が下方修正された。
低%時にコンボをつなぎやすくなったが、復帰阻止に使った場合の決定力は弱体化している。
復帰阻止には前Ver.以上に空後に頼っていくことになるだろう。

後空中攻撃 アッパースイング

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
11.875%←(361°)143%103%7-11F39F10F3-31F

背後に向かって名前の通り剣を振り上げる。
このワザのモーション後はルキナの向きが後ろに振り返るのが最大の特徴。

動作・フレームデータはマルスに準ずるが、本作のルキナを象徴するに等しい強力な撃墜ワザとなっている。

マルス同様に発生の速さや判定の強さを備えた使いやすいワザだが、それに加えて剣のどの部分を当てても高いふっとばし力を発揮する非常に優秀なワザ。
特に復帰阻止の場面で決められると早期撃墜も狙える。

反面、ワザ動作終了後に必ず振り向くという特性があるため同じ方向に連発するような使い方は土台無理という絶妙な欠点が用意されている。
闇雲に連打するのではなく、ここぞという場面で相手を正確に捕らえる振り方をする事で本領を発揮できるだろう。

Ver.3.1.0では横スマッシュと空前のふっとばし力が下方修正されたのもあり、撃墜の際にはこれまで以上に頼り甲斐のあるワザとなった。

上空中攻撃 ルナスラッシュ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
11.4%↑(85°)166%5-9F45F8F3-37F

宙返りしながら剣を上方に振り上げる。マルスとはふっとばす方向が違う。

上に対する判定が広く、発生も速いので着地狩りや台上にいる相手への差し込みに活躍。
ふっとばしもほどほどに高く、低%の相手ならお手玉を狙いやすい。当てた位置によっては撃墜も十分可能。

またワザの出始めは地上にいる相手にも当たり、コンボ始動となる。上強や空前など様々なワザが繋がるので覚えて損はない。着地隙も少ない為割とローリスク。
 
ロイクロムのものとは異なり、背中側への判定は見た目とは裏腹に薄い。下にいる相手には空下を使おう。

下空中攻撃 ハーフムーン

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
左右12.35%↑(80°)/→(361°)184%138%9-13F59F14F3-54F
真下14.25%→(361°)/↓(270°)%%11F

下方向を半円を描くようにして薙ぎ払う。

発生はそれほど速くないが、攻撃範囲が広いワザ。ルキナの真下かつ先端はメテオ判定。ただし、メテオ部分のふっとばし力はマルスのものよりもやや劣る。
メテオ部分、横にふっとばす部分、上にふっとばす部分と存在する。
他のメテオ持ちファイターと同じく、対地でメテオ部分を当てれば高確率でコンボになり、その後の展開も非常に良い。%によっては撃墜も狙える。
メテオにならず上方向であっても%によってはコンボになる。

ルキナは下方向に対する暴れワザが少ないので、このワザで強引に着地しなければならない時もある。
 
全体フレームがやや長いので、特に場外で使う場合は注意。

つかみ

発生F全体F
通常6-7F34F
ダッシュ9-10F42F
ふりむき10-11F37F

素手でつかむ。その場つかみは6F発生の最速掴み組の中で最もリーチが長く非常に優秀。
ただし、その場つかみ以外のリーチは控えめ。

『FE』ファイターのお約束に則り、投げの威力は全体的に控えめ。
投げた後の展開で有利な読み合いを仕掛け、シールド安定と思わせないことを意識しよう。

つかみ攻撃 つかみニーバット

ダメージ属性発生F全体F
1.3%1F6F

連打速度とダメージのバランスが取れた、一般的な中量級タイプのつかみ攻撃。
空中攻撃などのOP相殺が溜まりやすいので、こまめに入れておきたい。

前投げ エルボーバット

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
4%↗(50°)%%15F31F1-15F

肘鉄で突き飛ばす。

ダメージやふっとばしが弱い投げ。
コンボにも使えないので、ガケ外に追い出すのが主な使い道。

後ろ投げ レッグフッカー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
4%←(140°)%%16F44F1-16F

足払いをかけ、後ろに投げ飛ばす。

前投げと同様威力が低く、コンボも狙いにくい。
ふっとばしの伸びも悪いので、撃墜にも向かない。
とりあえずガケ外へ追い出したい時に。

上投げ キャスティング

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
5%↑(93°)186%13F44F1-13F

片手を上に突き出す形で真上に放り投げる。

こちらは後隙が大きめなので、浮かせる択としては下投げの方が使い勝手が良い。
主な用途は上撃墜を狙って繰り出す撃墜の最終手段。180%を超えたあたりが目安。

下投げ グラブドロップ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
4%↑(100°)%%16F42F1-16F

足元に叩きつける。

低めに浮かせる事ができ、投げた後のスキも少ないためその後に上強や空上などで追撃しやすい。

必殺ワザ

通常必殺ワザ シールドブレイカー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
溜め無し8.5%→(361°)179%136%19-20F50F
最大溜め23%55%%79-80F110F
 
前動作溜め
12F~60F

力を込めて正面に向けて剣の刺突を行う。

マルスとは大きくモーションが差別化されている。
先端判定が存在しないのはもちろん、顔のダメージ増大判定を検出する打点が若干高くなっていたり、食らい姿勢や微妙に異なっていたりする。
ただし、顔判定以外の攻撃判定はマルスがルキナ側に統一されている。非常にややこしい。

ボタン押しっぱなしでホールドでき、ホールドすればするほど威力が上がる。最大までホールドすると自動的に放つ。
ワザの名前通りシールド削り能力が非常に高く、最大溜めなら一撃で破壊できる。プリンなら即死である。破壊時にはズーム演出が出るので爽快感抜群。
溜めなしを使う場合弱一段目や下強で少し削ってから使うと破壊しやすい。
破壊に成功したらもう一度最大溜めシールドブレイカーで撃墜しよう。ステージ端まで運んでからぶち込めば十分な撃墜力を発揮する。ガケ上でガードで固まっている相手にちょっかいかけるのにも便利

空中も地上と同様の性能。
ただし、移動の慣性が止まり、ボタンを押し始めた位置からそのまま落下する。
また、空中での最大溜めはかなり前に滑るが、溜めている間はそのまま落ちる仕様から復帰としての性能は微妙。

ファイターの頭部に当てるとダメージ1.15倍になるという地味なギミックもある。
上下シフト機能で溜めている間にキーを上下に倒せば斜め方向に剣を刺すようになる。
坂になっている地形で打つ時や空中で打つ時、頭部を狙う際に有効に活用できる。

横必殺ワザ マーベラスコンビネーション

ダメージ属性ベク
トル
撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F次段移行
受付F
1段目2.85%→(361°)/↑(90°)×9-11F39F地上:1-29F
空中:1-28F
2段目2.85%↗(60°)/↑(90°)/↑(110°)×4-7F38F1-28F
2.85%→(361°)5-7F38F
3段目3.325%→(35°)/↗(65°)/↑(85°)×5-7F43F1-23F
3.325%→(40°)/↗(45°)/↗(55°)4-6F43F
3.325%↗(52°)5-7F43F
4段目5.7%↑(79°)/↑(87°)%6-10F44F
4.75%→(361°)174%110%7-9F55F
1~4段目2%×4↑(80°)×7F 10F 13F 16F74F
5段目4.275%→(30°)%%19-21F

素早く切りつける、四体のFEファイターが共通して持つワザ。

追加入力で最大4段まで連続攻撃が出来る。今作から派生の間隔が殆ど無くなり連打しても問題なくコンボ出来るようになった。
二発目以降上入力で上段(青)、三発目以降下入力で下段(緑)、それ以外では中段(赤)が出る。
「中2→下3→上4」のように上中下は自由自在なので、連係パターンは計18通り。
ダッシュから出せるので、やや使いにくいダッシュ攻撃の代わる差し込み手段としても有用。ダウン連対応だが後隙がありすぎるため横スマは入らない。
ジャンプの頂点で一段目を出すと少しフワッと浮くので復帰のタイミングずらしや復帰距離が若干伸びたりする。戦場の左右台に普通は小ジャンプで台上に乗れないが一段目を小ジャンプの頂点で振ると乗れるようになる。

動作はマルスと同一だが、先端当てがないため最終段横の撃墜力にあまり期待できない。
主な用途は序盤のダメージ稼ぎ。高めの%でも着地の弱いファイターが相手なら、最終段上で浮かせて追撃や着地狩りの展開を作る手も。
四段まである上に、最後まで出さなければ大きな反撃も受け辛いため、非常に有利な読み合いに持ち込める。
ロイとクロムも同じワザを持っているが、シールドブレイカーを持っている分、シールドが安牌にならないという強みがある。

まとめると、同ワザ持ちの四ファイターの中では撃墜力が一番低い代わりに、最もリスクが少ない安定した%稼ぎを行えるのが特徴。

一段目の判定が他のワザと比べると短いため、そこそこ密着していないと当たらないことだけが欠点。
ただし発生の早さを生かし、一段目が届かない距離でもあえて出して二段目以降の読み合いに持っていく方法も取れる。

最終段下は低く飛ばすが後隙が大きすぎて追撃の展開には持ち込みにくい。用途はダメージ稼ぎとOP相殺の回復程度か。
ルキナのマベコンに限った話ではないが、1段毎にOP相殺が消費される。全段当てれば他のワザのOP相殺は一気に4つ分回復出来る。

上必殺ワザ ドルフィンスラッシュ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F着地隙無敵F
11%↑(74°)/→(361°)150%98%5-6F24F全身・地上:4-5F
全身・空中:1-5F
持続7%%%6-11F
 
着地ペナルティ
31F

一瞬で飛び上がりながら上昇ざまに斬りつける。スティック入力で多少の角度調整が可能。戦場で無シフトは中央台に乗れるが角度を横向きにすると乗れないなど少し高さに違いがでる。

出始めの威力が高く、当て方によっては撃墜も狙える。
移動速度が極めて速く、出してしまえば昇り切るまでを潰される事はそうそうない。
下からの復帰ワザとして使えるほか、発生が早く、早い段階(特に空中版は動作1F目から)で無敵となるため暴れやシールドキャンセルの選択肢としても有用。

ただし出した後はしりもち落下となるため、外してしまえばスキだらけ。相手の蓄積%が低い時は当てても反撃が確定するケースがある。
相応にリスクはあるが、ルキナの防御性能を根底から支えるワザと言える。

『SP』では珍しく着地ペナルティが設けられているので注意。
入力後に怯んでそのまま着地すると大きなスキが生まれてしまう。

下必殺ワザ カウンター

発生F全体F無敵F
受付6-27F64F全身:5-6F
 
カウンター倍率ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F*8無敵F
反撃1.2倍8%~50%→(361°)%%5-7F41F全身:1-8F

スキありっ!

その名の通り、カウンターワザ。
剣を構えているところに相手の攻撃を受けると自動的に反撃する。

攻撃判定付きの復帰ワザを使う相手であれば、相手の復帰ルートにこのワザを置くだけで簡単に復帰阻止が狙える優秀なワザである。

ただしルキナのカウンターは全ファイターの中でも2番めにリーチが短い。マルスと比べてもファイター1人ぶんほどの大きな差があるほか、射程無限のルカリオを除くと最長のリーチを持つゲッコウガの1/3に満たないほどになってしまっている。

安易に使用するにはあまりにもリスクが高いので、なるだけ復帰阻止やここぞという場面で使うようにしたい。

最後の切りふだ 必殺の一撃

ダメージ属性ベクトル撃墜%
60%↗(361°)一撃必殺~30%

運命を変えます…

剣を上に掲げた後に前方へ超高速で突進し、敵にぶつかるか再度ボタンを押すと斬りつける。
地上ではガケに到達するとそこで前進は止まるが、空中では一定距離(戦場全体の大きさの半分以上)進むまで止まらないため、剣を振って止まらないと事故死する。
威力は"一撃必殺"そのもので、終点どころかトレーニングモードの巨大ステージでも0%から撃墜
チャージ切りふだでの威力は流石にマイルド化するが、それでも30%程から撃墜可能なので充分強力である。

超高速突進&一撃即死となるととんでもないワザに感じてしまうかもしれないが
このワザには他ファイターの切りふだと比べてスローモーション込みでも発生が遅いという欠点があり、
切りふだの演出(ズームイン)を見てからの先行入力入れ込みで回避が間に合ってしまう。
そのため相手が対策済みだと当てるのは難しいかもしれないが適度に他のワザを繰り出して揺さぶりつつ、甘い回避を行ったところを見て狙い澄ました一撃を叩き込みたい。
空N一段から繋がる%も一応存在する。(めっちゃ狭いが)

ちなみにファイターに当てた時に現れるゲージは原作の体力ゲージ。
よく観察すると原作でのクリティカル音と共に体力が一気に0になっていくのを確認出来る。

ヒットストップが長く、ヒット後に近付いたファイターが引っかかる事がある。ルキナ側で誘えるようなものではないがルキナを相手する場合は注意。

起き上がり・ガケのぼり攻撃

ダメージ発生F全体F無敵F
あおむけ7%16-17F 23-24F45F1-24F
うつぶせ7%16-17F 23-24F45F1-23F
しりもち5%20-21F 29-30F49F1-7F
ガケのぼり9%23-25F55F1-25F

カラーバリエーション

ルキナのカラーバリエーションは全て、『覚醒』の女性キャラを意識したものである。また、髪色も変わる。
全体的に『for』からの配色の変更が多く、より元ネタに近づいている。

カラーマント元ネタ・備考
1藍色小豆色
2深緑黄緑灰紫オリーブノノ
3灰青灰色セルジュ
4ティアモ
5マルーンピンクチキ。マントには神竜の意匠が描かれている。
6黄色茶色灰色焦茶ブロンドリズ
7灰紫暗い青紫赤紫サーリャ。マントにはギムレー教団の紋章が描かれている。
8薄赤紫暗い紫灰色灰色スミア。クロムと結婚できる貴重なキャラ。

アピール

上アピール

「かかってきなさい」

剣をくるくると回しながら両手で構える。
前作『for』でのアートワークのようなポーズ。

横アピール

「負けられませんから」

その場で身を翻しつつ剣を鞘に納める。

下アピール

原作で「マルス」を名乗っていた時に身につけていた仮面を被る。

入場

ワープの杖で転送され、魔方陣の中から現れる。*9
モーションは途中まではマルスと同じだが、ルキナは着地する際に仮面を投げ捨てる。

待機モーション

マルスのものと全く同じ。

  • 胸に手を当てる。
  • 前髪を払う。

リザルト

ファンファーレ

「「I」~為」の1フレーズのアレンジ。

本作から『覚醒』以降出身のファイターは、それぞれ出典元のBGMのアレンジで差別化されている。

勝利ポーズ

十字キー左

「未来を変えてみせます!」

剣を二度振り払い、剣を両手で構える。上アピールと同様のポーズ。

十字キー上

「勝ちましたよ、お父様…」

剣を高く掲げ、振り下ろしてポーズ。

対戦相手にマルス、アイクがいる場合は、セリフが変化する。
「これが、英雄王の力…!」
「これが蒼炎の勇者…!」

十字キー右

「負けるわけにはいきません!」

剣を鞘に納める。

対戦相手にマルスがいる場合は、セリフが変化する。

「これが英雄王の力…!」

拍手

正面を向いて足を広げながら拍手する。マルスロイクロムよりも間隔が大きい。

ファイタースピリット

ルキナ

Lucina.jpeg

●アートワーク出典:ファイアーエムブレム 覚醒

アドベンチャーでの解放条件

挑むには直前のオメガリドリーを必ず倒さなければならない。

ファイターバトル

コメント

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*1 前作では体格の差によって基本的な喰らい判定の差や復帰可能な距離の差、攻撃範囲の差異といった様々な要素で僅かな性能差が出ていた。
*2 『メタルギアソリッド ピースウォーカー』ではパリジェンヌの『セシール・コジマ・カミナンデス』役で登場。クロム役の杉田智和氏とも共演しており、一年後の『覚醒』で再び再会した。ブリーフィング無線内での泥酔セシールとケツァールの鳴き真似は爆笑必至
*3 フルネームは「Laura Dawn Bailey(ローラ・ドーン・ベイリー)」。
*4 その理由として、地上での機動力がトップクラスでありながら空中での横移動・落下速度が平均前後であるため復帰や空中戦で慌てにくいということが挙げられる
*5 せいぜい空下程度
*6 頭部ヒット以外の攻撃判定は両者で統一されている。
*7 溜めるとダメージが最大で1.4倍にまで上がる。
*8 カウンター成立時に20F硬直する。
*9 ただし、『FE覚醒』では他のFEと異なりワープの杖や魔法は登場しない。レスキューの杖によるものかも?