ファイター/キャプテン・ファルコン

Last-modified: 2024-04-26 (金) 17:35:37

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関連ページ

攻略立ち回り、コンボ、対キャプテン・ファルコン対策 など
勝ちあがり乱闘キャプテン・ファルコン ルート「闘いの基本は近接戦」

目次

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キャプテン・ファルコン

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原作でのキャプテン・ファルコン

『F-ZERO』シリーズの主人公。

超音速レース『F-ZERO グランプリ』の常連で、パイロットとしての腕は超一流。
また、凄腕のバウンティハンターとしても有名であり、捕まえた悪党は数知れず。
悪の帝王「ブラック・シャドー」の部下を何人も捕らえているため、彼から命を狙われている。
『初代』の説明書内コミックではその活躍のほどが描かれ、賞金首との拳銃の撃ち合いを制したり、複数のならず者に囲まれても格闘術で圧倒してみせるなどの戦いぶりを披露していた。

その名声と知名度に反して正体は謎が多く、「ポートタウン出身」以外の経歴は一切不明。
年齢は『F-ZERO GX』時点で37歳。
性格は寡黙で、あまり多くを語らない。
宇宙船「ファルコンフライヤー」を個人で所有しており、『初代』の説明書やスマブラのステージギミック、アニメ版などに登場する。

『F-ZERO』シリーズはその名の通り、現実のF1をモチーフとした近未来型レースゲーム。
時速2000kmオーバーという圧倒的スピード感が最大の特徴であり、そのシンプルな操作性をベースにしたギミックや裏ワザで多くのコアユーザーがコンマ1秒を競い合った。
ゲーム性にぴったりとハマったBGMも評価が高い。
彼のキャラクターソングもあり主人公だけあってかなり決まっている。

キャプテン・ファルコンの起源

元々キャプテン・ファルコンはスーパーファミコンのイメージキャラクターとしての登場だった。
『F-ZERO』の開発がほぼ終わった後、デザイナーの今村 孝矢(いまむら たかや)氏がいくつかのイラストを描いていた際、ある人物から「スーパーファミコン用のイメージキャラクターを作りたい」と提案され、今村氏がスーパーファミコンのボタン配色に合わせた色を身につけたキャラクターを考案したのがきっかけとなっている(ファルコン以外の『初代』のキャラ三人も全てその際に作られたもので、同様の経緯で配色されている)。
その後、パッケージをどうしようかという話になり、試しにアメコミ風に制作。それをNOAのスタッフに見せたら予想以上に評判が良く、そこからコミックを説明書に載せようなどの話があがり、結果的にキャプテン・ファルコンは『F-ZERO』の専属キャラクターとなった。
アメコミ風になったのは上のNOAにファミコングランプリ F1レースに見せに行った時に米国で映画『バットマン(1989年版)』が流行っていた影響。ディレクターの清水 一伸(しみず かずのぶ)氏も参考の為にバットマンの原作漫画を山ほど買って帰国したとのこと。
そのような経緯から、『初代』におけるファルコンたちF-ZEROパイロットの存在は後付であり、ゲーム中に顔はおろか名前すら登場しない。

彼の愛機は「ブルーファルコン」。ゼッケンNo.07、ボディB ブーストC グリップB、重量1360kg、 製作はUNKNOWN、 搭載エンジンはBF2003×4*1
パイロットのキャプテン・ファルコンの手によって、まとまりのあるチューニングが施されている。全体的にバランスが良いが、操作性に重きを置いているため若干スピードは控えめ。
『マリオカートWii』『マリオカート8』ではそれぞれ『GX』『初代』準拠のデザインでカートとして登場している。

『初代』から25年後の世界が舞台となる、『F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE』ではキャプテン・ファルコンの血縁者を名乗る「ケント・アケチ」という少年が登場している。搭乗マシンも「ファルコンマークII(FALCON Mk-II)」と明らかにブルーファルコンを意識したような名前を持つ。

小説『F-ZERO そしてスピードの神へ...』では

伝説のパイロットの一人として登場。日焼けして鼻の下に髭をたくわえており、目下に強烈な紫外線避けの白いチョークを引いていた。ゲーム以外の媒体を含めた場合、初めてイラスト付きで素顔を見せたのはこの作品から。マシンはSFC版と同様で、ヘルメットは白色。2565年度F-ZEROグランプリシリーズの総合チャンピオンとなり、当シリーズをもって引退宣言。グランプリ開催以来の大記録を達成し、その栄誉を讃えられビッグコスモス*2総裁のリヒターから「コスモ・バロン」の爵位を授かる。
だがファルコンはこれまでのレースの負担により身体は激しく老い、さらに大脳を癌に侵され死期が近づいていた。
彼の引退後、過激さを追い求め、F-ZEROを徐々に残虐なものにしていくビッグコスモス。挙げ句の果てには自身の傘下にあるパイロットが有利になるよう裏工作を頻繁に行なう始末*3

そんな状況を見かねたファルコンは爵位を返上し、ビッグコスモスの傘下にない駆け出しパイロット「スワン・リー」に接触する。スワンにかつての自分に近いものを感じていたファルコンは、彼にブルーファルコンを託したのだった。

しかしストリート上がりゆえに勝つことばかりを追い求めるスワンは他車妨害のための装置(レギュレーション違反)を搭載。これにより勝利を納める*4

そんな中、ファルコンは危篤となり、「お前の走りは間違っている。俺たちと共に生きた3人の男達に会い、自分自身が『なぜ走るか』を知るのだ。」と言葉を残し息を引き取った。

スワンは3人の男達や少女タイメとの邂逅、そして挫折などを経験し、自身がなぜ走るかを考え直していく。そして人々が憧れ続けた「スピード」の尊さを見出し、かつてのF1の如く速さを追い求め続けるレースに生きることを決意したのだった。

同じころ、惑星サンドオーシャンから当時失われた資源であった石油が発見された。この石油がもたらした莫大な利権により、ビッグコスモスの絶対的な支配構造は弱まっていった。

アニメでのキャプテン・ファルコン

以下折り畳み

アニメ版である『F-ZERO ファルコン伝説』においても、一流パイロットの一人として登場する。
衣装は『F-ZERO X』をベースにしたものではあるが、ぴっちりしたスーツを纏った原作とは対照的に、サイズ的に余裕のある格好をしており、全体的に初代寄りの配色なのが特徴。4月10日生まれで、血液型はA+。好物は納豆。嫌いなものは椎茸。
ファルコンフライヤーはデザインが一新され、ブルーファルコンとの合体システムが新規で追加された。

ブラック・シャドー率いるダークミリオンの野望を阻止するべく、主人公のリュウ・スザクほか高機動小隊の面々を影からサポートする頼もしい人物として活躍する。
作中、敵の策略を見破ったりと高い洞察力を発揮している。賞金稼ぎとしての描写は控えめであるが、ブラッド・ファルコンと互角に殴り合うなど生身での戦闘能力も健在。
F-ZERO界からは相当の人気を誇っており、2話では女性ファンから様付けで呼ばれつつ黄色い歓声を浴びていた。

本作ではファルコンの正体が判明しており、表向きの名前は「バート・レミング」。好きな動物はウサギ。好きな異性のタイプは黒髪。
アニメ本編ではロンドンバスを丸ごと使用した喫茶店「ファルコンハウス」のマスター。重度のF-ZEROファンで、レースが開催される日には店を休みにすることが多い。
悩み事を抱えるF-ZEROパイロットの相談に乗ったり、レオンやクランクのような訳ありの人をバイトとして雇ったりと結構気前の良い人。
ちなみにファルコンハウスの裏のビルを丸ごと所有しているらしく、毎日寝る場所を変えているらしい。
また、本名は「アンディ・サマー」であり、ジョディ・サマーの兄。
銀河連邦警察に所属していた頃にゾーダの攻撃からジョディをかばって殉職したとされており、後に妹とバートの姿で再会した際もはぐらかしていた。

最終回ではダークマターリアクターの暴発から逃げようとしたブラックシャドーを捨て身技のファルコンパンチで攻撃してエネルギー炉へと押し込み、共に死亡した*5

「キャプテン・ファルコン」とは単にバートが身分を隠す為の名前という訳ではなく、遥か昔から受け継がれてきた「正義の味方」の肩書きであり、『悪の帝王』ブラック・シャドーと対をなす存在*6。バート亡き後は、世界を救ったリュウ・スザクが新たに「キャプテン・ファルコン」の名を襲名することになる。

毎週の次回予告後には「バートのF-ZERO教室」を開き、ディフォルメ人形のバートが視聴者に登場人物やF-ZEROの世界観及び設定を紹介している。途中から視聴者からの質問も受け付けている。
最初期は真面目に紹介していたが、回を重ねるたびにカオス染みていった。さらに雑なウソをよくついたり、生々しい現実を語ったりもする。しかも絵は壊滅的。

基本的にスマブラとアニメ版のファルコンは全く異なるキャラクター付けがなされているのだが、本人と関係ない一部の要素にはアニメ版の影響が見られる*7
また、本作のスピリットに選出されているF-ZEROパイロットはほぼアニメのレギュラーメンバー、もしくは重要キャラの一部である。

代表作

赤文字は初登場作品

  • F-ZERO 1990年/SFC
    スーパーファミコンの切り込み隊長として、『スーパーマリオワールド』と共に同時発売された。
    ゲーム内ではキャプテン・ファルコンの姿を見る事は出来ないが、パッケージや説明書にて彼の姿を見られる。

    『スマブラ for 3DS』から今作に登場している「ミュートシティ SFC」はこの作品が初出。

  • F-ZERO X 1998年/N64
    『スマブラDX』で登場したステージ「ミュートシティ」はこの作品のコースが使用されている。
  • F-ZERO AX/GX 2003年/AC、GC
    セガとの共同開発で、業務用の『AX』と家庭用の『GX』の2形態が展開された。

    『スマブラX』から今作にも登場している「ポートタウン エアロダイブ」はこの作品が初出。

  • F-ZERO ファルコン伝説 2003年/GBA
    同名のアニメのメディアミックス。カードe+機能でマシンとコースの追加が可能。
  • F-ZERO CLIMAX 2004年/GBA
    前作『ファルコン伝説』の発展版。

スマブラでのキャプテン・ファルコン

 

『初代』からの皆勤賞ファイターの内の一人。ファイター番号は11、通り名は音速のF-ZEROパイロット
隠しキャラだったり初期キャラだったりと扱いはビミョーなライン。

原作やアニメでは基本的に沈着冷静な性格だが、スマブラではアメリカンコメディ要素を持った熱血脳筋キャラとしての側面を持たされている。
また原作がレースゲームなので、キャプテン・ファルコンが使うワザは全てスマブラオリジナルとなっている。
『X』の頃までは特に問題はなかったが、最後に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト『F-ZERO CLIMAX』が2004年の作品となるため、年々(特に)若いユーザーからのF-ZERO原作の認知度が薄くなっていき、近年はスマブラオリジナルのキャラクターだと誤解されてしまうこともしばしば。この人の新作ゲームはいつ出るんですか?*8

一方、スマブラのファイターとしては数々の有名キャラクター達をも凌駕するほどの人気を誇っており、今やスマブラにキャプテン・ファルコンは欠かせない存在となっている
公式もそう受け止めているのか、新ファイター参戦動画での引き立て役やイメージ画像の演者として登場する機会を多く与えられている*9

アメコミヒーロー風味のデザインと筋肉質な体格に相応しく、強烈なパワーを誇るワザの数々とそれなりの重量を持つ。
そして、それと同時にレーサーという経歴の持ち主ならではの全ファイター中トップクラスのダッシュ速度(ソニックに次いで2位)を兼ね備えるのが大きな特徴。
その機動力は地上のみならず空中でも高水準であり、高いジャンプ力も相まって縦横無尽にステージを駆け回れる。
更に突進ワザも豊富で、離れた相手にも素早く接近しながら攻め込んでいける。
まさに「スピード&パワー」を地で行くハイブリッドな性能の持ち主であり、スマブラにおける醍醐味や爽快感が凝縮されたようなファイターといっても過言ではない。

大振りながら当たればほぼ一撃で相手を撃墜できる通常必殺ワザ「ファルコンパンチ」や、出だしの1Fのみを当てると凄まじいふっとばし力を発揮する前空中攻撃「ストライキングニー」(通称:)等、ロマン要素も満載
もちろん適当に振り回すだけで当たるものではないが、これらのワザを的確にぶつけられるようになるほど、対戦相手にとって凄まじいプレッシャーを与えられるようになる。

弱点は飛び道具が無いこと。「腰の銃使えよ」は禁句。*10
そのため遠距離を維持したままでは戦えず、どこかで相手のスキを突いて懐に飛び込んでいく必要がある。
また、徒手空拳で戦うファイター故かいわゆる「判定の強い」ワザにはお世辞にも恵まれているとは言えない。長い手足を用いた各種ワザはリーチこそなかなかのものだが、ワザを正面からぶつけ合うと一方的に押し返されてしまうことが多々ある。
そのため、逃げ回るタイプのファイターに対しては持ち前のスピードで対応できるが、ファルコン以上に接近戦を得意としていたり、又は強力な切り返しワザも併せ持つファイターが相手の場合は攻め込む機会が少なくなり苦しい試合展開になりやすい。
また、トップクラスのダッシュ最大速度とは裏腹にダッシュ初速はそこまで早くない。歩行速度も遅く、そのためダッシュガードや歩きで守りを固めながら細かく距離を詰める芸当は不得手。
全体的にトップスピードこそ優れているが小回りが利きにくいという味付けがされており、回転の速い牽制ワザや強力な飛び道具を持つ相手には思うように攻められない事も。

横必殺ワザ「ファルコンナックル」や上必殺ワザ「ファルコンダイブ」といった2種類の必殺ワザを駆使した復帰ルートの多彩さと、長めの復帰距離は魅力。
だが、判定やスピードなどが特段優れている訳ではないため、復帰阻止耐性には不安が残る。復帰関連の攻防で苦戦しやすく、落下の速さから自滅にも細心の注意を払わなければならない。
特にファルコンダイブはガケ下で相手に当てるとガケ受け身からの反撃が確定する事があるため、ここを突かれて余計なダメージを受けることも。

やや大柄な体格、速い落下速度、それらからくるコンボ耐性の低さのおかげで着地狩りもされやすく、一度浮かされただけで切り返す事ができないままダメージを蓄積され続けてピンチに陥る事態も珍しくない。
総じてこちらがペースを握っている間は高い攻撃性能を発揮するが、一旦後手に回ると苦しい試合展開になりやすい、ムラっ気の強いファイターである。

上述するワザ同士をぶつけ合う展開の苦手さと防御面の頼りなさから、意外にも「漢らしく正面から殴り合う」というスタイルにはそこまで向いておらず、主にはその機動力と突進力に物を言わせた中距離からの差し込みや一撃離脱(ヒット&アウェイ)戦法こそがキャプテン・ファルコンの得意戦術。
ステージ上を目まぐるしく駆け回ることで相手の意識を散らしたり空振りを誘ったりしてスキを作り出し、そのスキを見逃すことなく一撃を叩き込むことで流れを引き寄せよう。

その圧倒的なスピードとダイナミックな挙動ゆえに、慣れるまでは操作・制御がやや難しいのも難点といえば難点。
とはいえ速さや突進力に振り回されての自滅にさえ気をつければ、最初のうちは強襲能力の高さや突進ワザの当てやすさに頼りきった大味なプレイングでもそれなりにやってはいける。
自在に操れるようになる頃には、前述のロマン要素の狙い方やスピードを最大限活かしたコンボなどを身につけることでより一層の爽快感を味わえるだろう。

声優は堀川 りょう(ほりかわ りょう)。ボイスは全て『初代スマブラ』のものが流用されている。『X』からの要素である最後の切りふだのボイスも、実は『初代』時点で構想があったことから収録されていたもの。そのため『初代』からボイスが新録されていないのはファルコンが唯一である*11
なお、堀川氏がキャプテン・ファルコン役を担当しているのはスマブラのみで、『F-ZERO GX』ではEric Kelso(エリック・ケルソー)氏が、TVアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』では田中 秀幸(たなか ひでゆき)氏が担当していた。

キャラタイプ 中量級/パワー・スピード・コンボタイプ/1on1向け

ダッシュ速度を含めた機動力と、コンボや撃墜を含めた火力の高さで相手を圧倒していくタイプのファイター。
相手に触らせることなく早期撃墜に持ち込める速攻型のプレイが可能であり、この点が1on1適正を高めている。
乱闘ではコンボ性能の活かしづらさや自身の守りの脆さが気になるが、比較的に当てやすくなるファルコンパンチや突進系の必殺ワザのおかげで十分に戦える。
弱点は気にせず、スピードを生かした一撃離脱戦法やアイテム回収などで優位に立ち回ろう。

ステータス

基本性能

歩行速度走行速度ジャンプ高度
最大初速最大通常空中
0.9871.982.55217.9837.3137.31
 
空中横速度落下速度体重
加速最大重力最大急降下
0.0751.2180.121.8652.984104
 
ジャンプ回数しゃがみ歩きカベジャンプカベ張りつき空中ワイヤー
2回×××

特殊性能

  • 無し

長所/短所

長所

  • 走行のスピードが全ファイター中で2位の速さであり、空中での機動力も高い部類。逃げる相手にも追いつきやすい。
  • 全体的に一撃の威力が高いワザが揃っている。
  • 突進ワザのバリエーションが豊富であり、中距離からの奇襲に長ける。
  • ストライキングニー、ファルコンパンチを始めとしたロマンワザを持ち、そのワザの圧力で相手に甘えた動きを封じやすい。
  • 低%で撃墜出来るコンボが多め。
  • 重量がそこそこあり単純な復帰距離自体も長く、復帰阻止を不得手とするファイター相手には粘り強くなる。
  • 復帰阻止において優秀なワザが多く、決定力が高い。
  • 地上・空中通常ワザのスキが基本的に短く、連係向き。
    • 圧倒的な機動力と追撃に適した各種ワザによって、高火力コンボが豊富。自身から攻めを仕掛けやすく、さらに追撃もしやすい。
  • まとまった火力を取れる投げや、上bなどでガードに対しても圧を掛けられる。
    • 特に崖端高%であればかなりの脅威。
  • (タイミングが合えば)1つのワザで殆どのガケのぼりの択を潰すことが出来る。それ以外のガケ展開の継続・撃墜も得意とする。
  • 食らいモーションが一部多段ワザを抜けやすい姿勢をしている。
  • メテオ技を3つ持っている。空下・空中横B・上強等。

短所

  • いわゆる「判定の強い」ワザがほとんどなく、具体的には身体の一部が無敵判定になるワザが上強・DA・上スマくらいしかない。そのため、相手のワザとかち合う形になると負けやすい。
  • 下判定に素早い発生で強い判定を出せる技がないため、着地や浮かされた時の切り返しが弱い
  • 多くのワザの打点が高く、さらに縦範囲が狭いので姿勢が低い相手にワザが当たりにくい。
  • 飛び道具を持たないため、自分以上に接近戦が得意なファイターに対して厳しい戦いになりやすい。
  • 体の大きさと落下速度、更に空中での暴れ性能の低さからコンボ耐性や着地狩り耐性が低め。
  • 復帰ワザの突破力に欠けるため、復帰阻止の的にされやすい。一部の状況に限られるながら、復帰ワザがいわゆる当て反に見舞われるケースもある。
  • 走行の最大速度とは裏腹に初速はそこまで速くなく歩きも遅いため、細かい間合い調整や近~中距離付近で咄嗟に差し込みにかかるのは苦手。
  • ダッシュガードの最速発生が2番目に遅いグループである。
  • 撃墜に使えるワザは基本的にスキが大きい。
  • 直接的な撃墜ワザは当てるのが困難で、撃墜コンボが入る%帯を逃すとジリ貧になりやすい。
    • 各種スマッシュは威力に優れてはいるが、発生が遅く、読みを通さないと当たらないこともしばしば。
    • 発生や後隙に優れたローリスクな撃墜択として空後も存在するが、こちらはこちらでリーチにやや難があり、またステージ中央からバーストさせるのにはそれなりの%が必要である。
    • 小ワザ撃墜はあるので超高%になっても撃墜出来ないといった事態は起こりにくいものの、高%ではコンボが繋がらない所為で火力不足に陥りがちで、そこから超高%まで届かせるのはやや難儀する。

使いやすさ/使いこなしやすさ

使いやすさ使いこなしやすさ
★★★★☆★★★☆☆

扱いやすいワザや素直な性能のワザが多く、圧倒的な走行スピードから各種ワザを差し込みやすい。
横B、下Bといった突進ワザやDAや弱、ダッシュつかみなどの強力な差し込み手段を持ち、飛び道具を持たないファイターに対しては非常に自分の攻撃を通しやすい。
しかし、慣れないうちはそのスピードに振り回されがちで、着地狩りやワザ後隙に攻撃を差し込もうとしたらあまりの早さに相手を通り過ぎてしまうことも。
復帰阻止が得意なファイターだが、落下速度も速いので自滅しやすい。まずはスピードに慣れることが重要。

空中攻撃は空前以外はどれも素直な性能で、阻止にも追撃にも使える優等生揃い。しかし共通して持続が短いものが多く、相手がどう動きどのルートで復帰してくるのかしっかり見据えてワザを出さないと反撃を受けてしまう。
B技も使いやすいものが揃ってはいるが、後隙が非常に大きい。考えなしに出せるものではないので、プレイヤーの判断力が試される。
総じて、ただ動かす分には圧倒的な速さと使いやすいワザのおかげで気持ちよくプレイできるが、このファイターで強くなっていくには人読み、操作精度、当て感など、プレイヤーの技術力や判断力がもろに試されることになる。
代わりに、習熟すればロマン満載のファルコン・パンチや、膝と呼ばれる空前の威力で、開始N秒で早期撃墜も夢ではなくなる。
操作精度や当て感を鍛えるにはうってつけであり、使えば使うほど、慣れれば慣れるほど、自分の上達が目に見えてわかってくる。
戦いの中にロマンと男らしさ、そしてファイターと共に強くなっていく事を求めているストイックなプレイヤーには是非オススメしたい。

前作から及びアップデートによる変更点

色の意味
…強化…弱体化…ワザ変更
…バグ修正…バグ追加黒…その他
前作から

前作から
横Bや弱、横スマ、上強、空後といったワザの撃墜での場面の性能がことごとく弱体化し、単発技の決定力は下げられた形となる。
特にガケ展開で単発で倒すといった強みは大きく削がれた(それでもガケ展開は強い部類ではあるが)。
また、ファイター全体でありがちな弱体化として、投げからの決定力は大きく下がっている。

代わりに空Nの着地隙、空N1段と横Bのふっとびの仕様が変化し、確定コンボを狙える場面は増加。
スピード+コンボ+連係+膝やメテオの決定力により爆発力の高いファイターという味付けを濃くされた。
しかし一方で下投げ空前といった投げコンボやローリスクハイリターンな着地空上コンボなどは没収されている。
単発での撃墜力の低下+コンボの難易度の上昇の相乗効果により、前作と比較すると中~上級者向きの仕上がりに。

走行の仕様が変わったことで前作では高い部類だった地上移動の自由度が今作では下がったため、いまひとつスピードファイターとしては振るわない時期が長かった。
それを補うためか、アップデートにより突進ワザを中心に強化をされ続けた。
現在はコンボの爆発力と高性能な突進ワザを併せ持つ独自のスピードファイターとして君臨している。


  • 弱攻撃
    • 背中側の判定がほぼなくなった。
    • 持続が1Fになった。
  • 横強攻撃
    • 全体Fが31F→29Fに減少。
  • 上強攻撃
    • 脚が円を描くような動きに変更された。
    • 発生が早くなり全体Fは小さくなったが、下方向への判定は縮小された。
  • 横スマッシュ攻撃
    • モーションが肘鉄から裏拳に変更された。リーチが短くなった。
  • 上スマッシュ攻撃
    • 全体Fが51F→45Fに減少。
  • 通常空中攻撃
    • 2段目の発生が20F→13Fに高速化。
    • 全体Fが44F→39Fに高速化。
      • ただし攻撃後の後隙自体は1F増えている。
    • 着地隙が12F→7Fに減少。
  • 前空中攻撃
    • 着地隙が30F→18Fに減少。
  • 後空中攻撃
    • 着地隙が12F→10Fに減少。
  • 上空中攻撃
    • 発生が6F→7Fに鈍化。
    • 着地隙が9F→10Fに増加。
    • 全体Fが33F→31Fに高速化。
  • 下空中攻撃
    • 着地隙が21F→12Fに減少。
  • その場つかみ
    • 発生が7F→6Fに高速化。
    • 全体Fが30F→35Fに増加。
  • ダッシュつかみ
    • 踏み込み距離が大幅に減少。
    • 全体Fが37F→43Fに増加。
    • 地上に立っている相手を通り抜けられなくなったため、近すぎると相手をすり抜けてつかめない現象が大幅に緩和された。
  • ふりむきつかみ
    • 発生が12F→10Fに高速化。
    • 全体Fが36F→38Fに増加。
  • 通常必殺ワザ
    • 撃墜力が大幅に強化され、ホールド横スマッシュよりは飛ぶようになった。
    • 通常版の全体Fが109F→103Fに減少。
    • 振り向き版の発生が61F→62Fに鈍化。
  • 横必殺ワザ
    • ダメージの低い攻撃を受け止めるアーマーが追加された。
    • 弱めに打ち上げて追撃の展開に持ち込む為のワザに変更された。
    • 空中版の攻撃派生後にしりもち落下にならないようになった。
  • 上必殺ワザ
    • つかみ攻撃の派生後の着地ペナルティが削除され、そのまま着地しても着地隙が発生しないようになった。
    • 着地隙が30F→24Fに減少。
  • 下必殺ワザ
    • 地上版の発生が18F→15Fに高速化。それに伴い全体Fも73F→70Fに減少。
    • 空中版の着地隙が45F→35Fに軽減。
    • 撃墜力の強化。

Ver.3.1.0


開く
  • 横強攻撃
    • ふっとぶ距離が伸びた。
  • 上強攻撃
    • 攻撃が出るまでのタイミングが早くなった。
  • 前空中攻撃
    • 高い攻撃力の攻撃範囲が広くなった。
  • 後空中攻撃
    • ふっとぶ距離が伸びた。
  • 横必殺ワザ
    • 相手に近づいてから、攻撃が出るまでのタイミングが早くなった。
    • スーパーアーマーの耐久力が上がった。
    • ふっとんだ相手が行動可能になるまでの時間が遅くなった。
  • 下必殺ワザ
    • 地上、空中ともに、高い攻撃力の攻撃判定が持続する時間が長くなった。

Ver.7.0.0


開く
  • 弱攻撃1
    • 連続ヒットしやすくなった。
  • その他
    • シールドのサイズが大きくなった。

Ver.8.0.0


開く
  • ダッシュ攻撃
    • スキが減少した。
    • ガード硬直の補正値が小さくなった(サイレント修正)
      • ただしガード硬直差の変化はダッシュ攻撃のスキが減少したことによる影響の方が大きく、ガードされた際の不利フレームは1F分減少。
  • 下強攻撃
    • ふっ飛ぶ距離が伸びた。
  • 上スマッシュ攻撃
    • 2段目のふっ飛ぶ距離が伸びた。
  • 横必殺ワザ
    • 地上で出した時の攻撃判定が前方に広くなった。
    • 地上で出した時のベクトルが変更された。
    • 地上で出した時のふっ飛ぶ距離が縮まった。
    • 空中で出した際にメテオ効果のある攻撃範囲に当たりやすくなった。
  • 下必殺ワザ
    • 攻撃の発生が早くなった。
    • 高い攻撃力の攻撃判定に当たった時のふっ飛ぶ距離が伸びた。

Ver.9.0.0


開く
  • 上スマッシュ攻撃
    • 連続ヒットしやすくなった。

Ver.11.0.0


開く
  • 上必殺ワザ
    • 相手に当てたあとのスキが減った。

通常攻撃

弱攻撃 ジャブ→ストレート→ニーバット/マッハパンチ→ボディブロー

ダメージ属性ベク
トル
撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F次段移行
受付F
弱攻撃11.5%→(361°)×3F17F5-30F
弱攻撃21.5%→(361°)5F18F弱3:10-30F
百裂:7-9F
弱攻撃35%→(361°)193%124%6-7F32F
百裂攻撃0.6%×n→(361°)×最短:10-24F最短:24F
百裂フィニッシュ3%↗(45°)300%以上%6-7F49F

左右パンチからの膝蹴りor百裂拳→ボディブローでのフィニッシュ。

非常に使いやすく、発生の早い弱。
長押しするとその場で連打するタイプの弱で、ヒット判定のあるものに当たったらそのまま長押しでニーバット、連打するとマッハパンチに移行する。
ファルコンの足の速度と発生も相まって咄嗟の差し込み手段としても優秀。
また、ガードの堅い相手には弱2連で止めて、つかみを通すのもあり。相手の%が低ければそのままコンボに、高ければガケ外に出したりして読み合いに持ち込もう。
ただし2段目は打点がやや高く、ゲッコウガ等の相手にはのけぞりモーションで2段目が空振ることも。

ニーバット(3段) はラインを上げる用途で使える。ふっとばしが強いのでガケ端で130%を超えていれば撃墜も可能でとても頼りになる。
2段目には上記の弱点があるため、しっかりヒットしたのを確認して出したいところだが、微妙にヒット後の硬直が短く、少し遅らせて出すとガードに割り込まれてしまう欠点も。

マッハパンチ(百裂) はダメ稼ぎによい。
また、真空判定(見た目以上に大きな攻撃範囲)によって攻撃範囲が意外と広く、最速で派生すれば2段目の弱点をある程度は補える。
ただし、長押しすれば弱が出続けるので、その場回避狩りに使うことはあまりないだろう。後隙の問題も考えて、基本的にはニーバットに派生した方が後の状況が良いことが多いか。
クッパカズヤ限定だが、相手の%が低いとアーマーで割り込まれるのでこのカードでは封印推奨。

ダッシュ攻撃 ターボショルダー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
10%身体↑(65°)163%%7-9F34F
持続6%253%%10-16F

ダッシュして肩から体当たり。

地上戦のメインワザ。自身のダッシュの速さに加え、早い発生と高い威力、短くはない持続を兼ね備えたとても優秀で使いやすいDA。
このワザも正面にファルコンの頭2つ分ほどの真空判定があるため、ある程度なら置きワザも潰せるので差し込みや着地狩りとして有用。
チビキャラにもしっかり当たる縦判定をもっており、対チビキャラでは重要なワザの一つ。

流石に読まれるとシールドや回避をされてから反撃を受けてしまう。ダッシュつかみやジャンプからの空中攻撃と併用し、的を絞らせないように。

非確定だが、ヒット後に空上などでコンボ始動を決めると良い。それをしておけば相手の回避を見てから再度つかみなどが通るようにもなる。
一応、ほかほか補正が溜まっていたり、OPが掛かっていない新品を温存すればバースト手段として使える。補正最大でマリオを129%から倒せる。

強攻撃

横強攻撃 ラウンドキック

※ステータス欄の表記は[先端以外/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
無シフト8%/9%→(361°)274%/247%%/%7-10F29F
上・下シフト9%/10%%/225%%/%

足を伸ばして横薙ぎに蹴り。上下シフト可能。

先端で当てる方が威力が上がる。発生は早めだがふっとばしが弱く、もっぱら置き・牽制用のワザ。
派手さも強力なコンボ性能も無いが、先端当てであれば反撃が少なく、上シフトならファルコンの長身も相まって咄嗟の対空としても機能する。出来る限り先端間合いで振ればリスクは低い。
硬直差自体は普通なので、近距離(具体的には蹴り足のモモからスネ辺りまで)の位置でガードされると相手の素手系のガーキャンつかみがほぼ確定する。
また、発生が優秀かつある程度横方向に出せる空中攻撃持ちに対しては先端でもガーキャンから確定してしまうケースもあるので注意。

中%では相手がふっとぶのを見てからダウン連が可能で、必殺ワザやハイリスクなワザを使わなければバ難になりやすいファルコンにはありがたい撃墜択になる。ダウン連を決められる相手や、横スマを最速で出す練習をしておこう。

上強攻撃 ホイールキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
11%↓(285°)191%14-17F36F右足:14-17F

右足を高く掲げて振り下ろす。いわゆるかかと落とし。

発生が遅く、上方向の判定も小さいため、対空では使いづらい。後隙も長く、最速で出さないとつながらないこともしばしば。

攻撃判定の発生中は右足に無敵が付与されており、更にメテオ効果もあるのが特徴。『SP』では珍しい強攻撃のメテオワザ。

主には復帰で頭を出す相手へのガケ阻止択、上から復帰をする相手への止め、ジャンプガケのぼりを読みきった時のお仕置き択として用いよう。
また、ガケ端なら、空下→上強のコンボで撃墜することもできる。
捕まれない崖(ステージ作りなど)では相手の復帰に無限に引っ掛けられる。

下強攻撃 スプロールキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
10%→(25°)155%110%11-12F34F

しゃがんで足払い。

ファルコンの強攻撃の中ではふっとばしが強く、唯一まともに撃墜を取れるワザとして輝く。
中%帯から撃墜コンボを入れ損ね、長引かせたときのフィニッシャーとして選択肢に上がる。

ふっとびベクトルがかなり低く、25°とほぼ真横に飛ばす。パワーは落ちるが使い勝手はしゃがみながら放てるガノン横強といったところか。
ガノンクラウド等、横移動に弱いファイターにガケ端で当てると当てるだけで帰ってこれないこともしばしば。

また、ほぼ体全体を伸ばして払うので結構リーチがある。しゃがんでいるため姿勢が低く、相手の攻撃が当たりにくいのもマル。
撃墜に至らずとも、低ベクトルのお陰でルート制限をさせた後、復帰阻止に移行できるので成功しやすい。
相手の打点が高めの攻撃をすり抜けて差し込めることも多いので、割と強気に振っていける。派手さはないがいぶし銀の活躍を見せてくれるワザ。
相手がファルコンにめり込みすぎると逆方向にすっとんでいき崖展開が終了してしまうことがあるのが玉に瑕。

スマッシュ攻撃*12

いずれもパワーこそ高いものの、発生が遅くリーチも特別優れたものはない。
大型重量級のメガトン級の大技こそないものの、徒手空拳のファイターとしては最遅クラス。なんとどのスマッシュもファルコンより遅いというファイターはセフィロスしかいない。

しかし上スマと下スマには後隙が小さいという特徴があり、相手の動きを読んで早めに置くような使い方ができる。
横スマもリスクは高いながら当たりさえすれば痛快。ここぞというところで狙っていくべし。

横スマッシュ攻撃 オーバーヒートバックナックル

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
上シフト20%腕 炎↗(45°)78%%19-22F59F12F
無シフト19%→(43°)81%%
下シフト20%→(38°)80%%

ヒットした相手を燃やす強烈な裏拳を放つ。

高いふっとばしと威力を持ち、撃墜択として十分に有用。上下シフト可能でその場合はダメージが1%アップする。
…なのだが、ふっとばし力こそ強烈なものの、リーチが控えめで発生も遅めと使いづらいと言わざるを得ない横スマ。
リーチそのものは横強とほぼ同じだが、当たり判定が大きく前に飛び出してしまうのが痛い。

発生前に一瞬後ろに身体を引くモーションを取るため、引きステップと組み合わせて相手の迂闊な差し込みにお仕置きしたいときなどは有効。
特に頭付近の喰らい判定は大きく後ろに下がるため、空中からの暴れに対して合わせやすいのも利点。
下シフトをした際はリーチがほんの少しだけ伸びるので基本はこちらを使うのがよいだろう。
ダウン連のフィニッシュには最適で、非常に強力な一発を叩き込める。相手によっては下シフトしないと当たらないのでそこだけは注意。

上スマッシュ攻撃 デュアルエッジ

※ステータス欄の表記は[先端以外/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
無敵F
1段目7%/12%↑(96°)/↑(80°)×22-23F45F9F右足:22-23F
左足:28-29F
2段目14%↑(83°)%28-29F
合計21%/26%100%/%

両足で流れるように頭上を2回キック。ナンヤオマエェ!

1段目で相手を吸い込むようにファルコン側へふっとばし、2段目で真上へふっとばす。
横へのリーチは短い方だが1段目の正面方向に真空判定が存在し、時に驚くような吸い込み方をする場合がある。
空中の相手はもちろん、足元でしゃがんでいる相手にすらヒットする。

ファルコンのスマッシュでは最も総合ダメージが高く、ダメ稼ぎに優秀。
序盤はコンボ始動(空上や膝)、高%なら撃墜に貢献するリターンの高いワザ。
1段目のダメージ+相手を少し打ち上げてから2段目が入るので、ふっとばし力もかなり高く、軽量級相手なら80%程度もあれば撃墜出来る。
また、前方限定だが対空に使うことも出き、各種空中攻撃を出しながら接近してくる相手には前述の真空判定の広さもあって割と吸い込める。
他にも下投げ空Nのコンボから内回避読みで溜めておくことで一瞬で30%を超えるダメージをたたき出すこともできる。

同じ高さの空中にいる相手なら問題ないのだが、上スマの1段目の蹴りを高い場所の足場にいる相手(例として、戦場1段目にいる相手など)に当ててしまうと、「地上にいる相手に当てた」という処理で相手があらぬ方向へ飛んで行ってしまうことがある。
そうなると2段目が確実に当らず、ショボいダメージしか入らなくなる。上手く2段目だけを当てるか、素直に空中攻撃に頼るべし。幸いにも戦場1段目の足場は小ジャン膝が当たる高さである。
Ver.9.0.0で連続ヒットしやすくなったため台上の相手にはほぼ2段ヒットするようになった。

そして、大きな特徴は後隙の短さ。二段目の攻撃が切れてからのスキが16Fしかなく、大抵の弱や強攻撃よりも短い。
そのお陰で、ある程度狙えそうな場面なら使用しても誤魔化しが効きやすい。
あるいは、中途半端な距離でわざと出しておいて相手にワザを振らせる、いわゆる釣り行動としても機能する。
ボイスが終わる前に硬直が終了するので硬直が分かりづらいという強みも。
2段攻撃で持続が長い面を除けば前作のガノンの上スマとあまり変わらないので、ガノン使いだった方には馴染むかもしれない。
上スマ即ファルコンキックはオンラインにおけるぶっぱ行動として一定の力を発揮する。

下スマッシュ攻撃 フロント&バックキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体Fホールド
開始
14%→(28°)114%%19-20F48F12F
18%←(28°)101%%29-30F

思いっきり踏ん張ってから目の前にサッカーボールキック、返す足で後ろにキック。

1方向しか攻撃できないワザを多く持つファルコンにはとても貴重な多面ワザ。発生も早いので相手の回り込みも潰せる。
1段目はファルコンの地上ワザの中では横へのリーチが最も長い。2段目の方はリーチはやや短くなるものの威力、ふっとばし共に1段目より高くなっており、回り込んだ相手をさらに強い一撃でお仕置きできる。
下スマのプレッシャーに押されて回避方向を一つ潰せるのはかなり大きい。

後隙がかなり小さく(特に2段目はガードされた時の不利フレームが7Fと非常に小さい)、ガケのぼり狩りに有効。
位置を調整しガケと逆向きで使うことで相手ファイターによってはその場のぼり・のぼり回避・のぼり攻撃を全部対応出来るケースも。

また、初段を軸足の根本で当てると相手が反対側に飛ぶ。相手の体がファルコンにめり込んでる状況でのみ発生する。
重量級、相手の体が大きい、極低%と非常に限定的ではあるが二発連続ヒットすることも。
低%でしか当たらないので当たったらラッキー程度。普段の戦闘では忘れていいかも。
ガケのぼり狩りにおいてもガケの反対側を向いて下スマをした場合にのぼり回避にブチ当ててガケ側に飛ばすといった芸当も可能。

空中攻撃

全体的に発生が早く使いやすいものが揃っている。
一方で空前のストライキングニー(通称:膝)はファルコンが持つロマンワザの一つであり、癖は強いが扱いこなせれば非常に有用かつ強力。

通常空中攻撃 ロータリーキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
1段目対地4%↑(74°)/↑(80°)×7-8F39F7F4-31F
対空↑(68°)/↑(74°)
2段目6%→(361°)170%120%13-15F
合計10%%%

両足で流れるように前方へ2連続キック。一部ユーザーにはなぜか略して「ロリ」と呼ばれてたりする。

威力はやや控えめだが、発生が最も早くスキも少ない。ファルコンにとっては貴重なリスクの小さいワザの一つであり、コンボにおける生命線。
主には下投げからのコンボや空対空での置きワザ、1段目当てによるコンボ始動ワザとして活躍する。必ず前方向に飛ばすのも特徴。
横方向へはそこそこリーチが長いが、打点がやや上を向いている関係で地上にいる相手には当てづらい。
ただし、地上の相手に1段目を当てると相手が絶妙な飛び方をするので、膝をはじめとする様々な空中ワザに繋げる事も出来る。相手の体格次第では積極的に狙いたい。
一応最対空ならデクの実に当てられるほど縦判定があるので要練習。(安定してデクの実に空Nを当てるのはとても難しいが、一部の低いしゃがみレベルでないとそこまでの低さにならないのでそこまで完璧に出来なくてもいい)

蓄積%が少ない相手なら、小ジャンプと急降下を駆使してこのワザをループさせるコンボが強力(通称:ロータリー運び)。

着地硬直が小さいので、空Nをガードさせてから地上行動を入れ込むのも見た目は汚いがお手軽で便利。弱やその場回避がローリスクだが、欲張るなら掴みや上Bを入れ込んでみよう。

ガノンの空Nのように正面への真空判定は無いものの、上下にはかなり広く設定されていているので、持続も相まって復帰阻止としてもかなり優秀。
相手の復帰ルートに蹴りを置くように振ると厄介な動きとなる。

前空中攻撃 ストライキングニー

※ステータス欄の表記は[身体/]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
6%/22%足/電撃→(361°)/→(32°)296%/76%%/53%14F45F18F5-41F
持続3%→(361°)400%以上%15-30F

何の変哲もない膝蹴りを放つ。 が、後述する非常に特徴的な性能から、『DX』以降のスマブラに於けるファルコンの代名詞と化しているワザ。
通称:ファルコンの主力撃墜手段その1。

発生1F目を当てるとクリティカルヒットとなり、電撃のエフェクトが走る。
その際のダメージ量とふっとばし力は、空中ワザとしては破格の一言であり、空前というワザカテゴリの中では、ゼルダをわずかに上回り、全キャラ中No.1の破壊力。
ふっとばすベクトルもほぼ真横なため、即撃墜に至らずとも場外に出すことができれば、その後の復帰阻止の展開で優位な読み合いを仕掛けやすい。
また、クリティカルヒット部分はシールド削りも強いため、シールドブレイク狙いとしても強力。

だが、そこから1Fでも遅れるとカス当たりとなり、威力・シールド削り・ノックバック共に貧弱そのものとなる。

リーチが短く、クリティカル部もまんま膝周辺にしか存在しない。
それ以上に空中挙動の鋭さに対し発生が絶妙に遅いせいで、動いている相手に直接当てるには的確で高い操作技術、画面把握力、先読み力が必要になる。
特定のファイターには確定コンボに組み込みつつ撃墜を狙える機会があるため、上手く状況作りができれば相手に強烈なプレッシャーを与えられる。
この膝をいかにしてクリーンヒットさせるかが、ファルコンの難しくも面白いポイントであり、多くの使い手が鷹の目で狙いを定めていることだろう。

カス当たりは使い物にならない……と思いきや、その長い持続を活かして一部ファイターに対する復帰阻止としては有効なワザになる。また、持続の終わり際を当てたら空Nが繋がる。
一定確率で相手が転ぶのでそこから弱やつかみ、各種強攻撃が繋がる。着地隙の関係から大したリターンは取れないが、転んだらラッキー程度に考えておこう。
ダウンしても弱が当たらない相手の場合には、これで代用することもできる。

Ver.3.1.0から、クリーンヒット部分の判定が若干拡大するという上方修正が入った。
横Bの復帰不能時間が伸びた調整もあって、横Bから追撃する展開は増えるかもしれない。

後空中攻撃 バックナックル

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
13%←(361°)131%92%10-11F35F10F5-18F
持続8%197%%12-15F

その名の通り、裏拳を放つ。

ファルコンの主力撃墜手段その2。見た目こそ地味だが、発生・持続・後隙・そして威力の全てが高水準
空中からの差し込み、コンボや連係、ガケ外までふっとばして復帰阻止の展開作り、復帰阻止に使って撃墜、敢えて持続当てしてダウン展開作り、とかなり多様な使い道がある優等生。
反転ジャンプを駆使して狙った位置に決められるようになると強力。カス当て部分も十分飛ぶので計6Fと長く、復帰阻止として輝くワザ。
普通に強いとしか言いようがないため書けることも少ないのが惜しい。

とはいえ、大ワザと小ワザが両極端なファルコンのワザの中では貴重なローリスクの撃墜ワザである。しっかり使いこなせるようにしたい。
この手の空後の宿命として、ワザそのものの上下範囲がやや狭い点や、反転ジャンプを使いこなすのが前提となっている部分には一応注意。

上空中攻撃 オーバーヘッドキック

※ステータス欄の表記は[根本/先端]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
10%/9%↑(66°)190%/210%7-10F31F10F1-23F
持続9%/8%←(30°)%/%%/%11-12F

逆上がりのように回転しながら頭上を蹴りつける。

空中戦でのファルコンの主力。初代『スマブラ』時代から安定して優秀なワザでもある。
威力はそこそこだが、発生が早めでスキも小さい。かつ上方向への攻撃範囲が広く非常に当てやすい。
相手がステージの上空にいて、尚且つ相手の%が150辺りだったら撃墜ができることもある。

ほどほどの威力が功を奏して低%時は小J+急降下と組み合わせて連続で当てやすい。相手の%次第でここから直接膝に繋げることもできる。
コンボとして連続で当てられ、範囲も後隙も優秀で単発ダメージも高いととにかく強力。ファルコンの高い機動力とも相性がとても良い。
今作では対地で当たり難くなり、空上着地→膝が繋がらなくなったのが唯一の懸念。
見た目こそ地味だがファルコンの空中戦を支える優秀なワザ。

下空中攻撃 スタンピードボム

※ステータス欄の表記は[身体/]

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙着地隙
発生
14%↗(361°)/↓(270°)105%/%75%/%16-18F44F12F4-38F

一瞬溜めたあと、真下にドロップキックを放つ。通称踏み。
メテオワザであり、早期撃墜を狙う際にお世話になる。

ほぼ全身に判定があり、下半身全体がおおよそのメテオ範囲となる。
上半身はカス当たりであり、ななめ上方向にふっとばすのだが、妙にふっとばし力が強く空Nや空後を僅かに上回るほど。
場外で空下を狙う状況=復帰阻止なので、カス当たりだろうと場外では当たれば強力。
見た目より下方向へのリーチが長いため、ガケ下にいる相手へ当てることも出来る。下から復帰してこようとする相手に、ガケ上からメテオを狙うといった運用も可能。
ガケ上からのメテオは最も安全な復帰阻止方法の一つ。CFの撃墜力に磨きがかかるので是非習得したいところ。

飛び込みに使うのもアリ。当たりさえすれば地面でバウンドして真上に跳ね上がるため、コンボにも繋ぎやすい。
今作では対地メテオに受け身を取る事が出来なくなったので、コンボ始動ワザとして優秀になった。
空下→上スマ、空後、そしてが確定する。
狙いに行くのも良いが、ガード位置が高いほど反撃を受けやすくなってしまう。相手に飛び込みや回避に合わせたり、確定で狙える状況でブチこむと良い。めくりも狙えるとGOOD。
回避や起き上がり、ガケのぼり狩りの択に用いるのも有効。蓄積ダメージによってはこれで相手を浮かせた所に膝を叩き込んで撃墜まで持ち込もう。

つかみ

発生F全体F
通常6-7F35F
ダッシュ9-10F43F
ふりむき10-11F38F

素手でつかみかかる。

ファルコンのダッシュの速さもあり、通りやすい。
ただ突っ込んでいると当然読まれるので、DAや空中攻撃差し込み等、併用して使おう。
下投げを除いた全てが打撃投げであり、他の参加者を巻き込むことができる。

つかみ攻撃 つかみニーバット

ダメージ属性発生F全体F
1.3%1F6F

つかんだまま相手を膝蹴り。

少しでもダメージが欲しい時に使うが、下投げコンボを狙う場合ベク変される前に即投げ推奨。
実はつかみ攻撃の中ではかなりのリーチを誇り、つかんでいる相手から僅かに後ろに離れた相手にも巻き込めるほど長い。

前投げ ショートボディーブロー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃3.5%↑(80°)%%11-12F32F1-13F
投げ4%↗(45°)224%%13F
合計7.5%

その名の通り、つかんだ状態からボディーブローをかまして前方へふっとばす。

ベクトルがやや優秀。160%を超えていればガケ際撃墜も狙えなくはない。

後ろ投げ ストライキングスルー

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃3.5%↑(110°)%%12F45F1-13F
投げ4%↖(135°)178%%13F
合計7.5%

相手を後ろ側へ回してから蹴り飛ばす。

そこそこのふっとばし力があり、高%+ガケ背負い中なら130%以上で撃墜も狙える。

上投げ ライジングフラット

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
打撃4%↑(80°)%%12-13F37F1-14F
投げ5%↑(84°)186%14F
合計9%

掌底で真上へ突き上げる。

コンボは特に繋がらず撃墜を狙うにも必要な%が多いので、あくまで真上へ飛ばしたい時に使う。
決めた後は着地狩りに移行しよう。相手の%が低い場合は空上で追撃可能。
なお、初期のファルコンは意外にも撃墜困難に陥ることがあるファイターだったのでこのワザによる撃墜は中々馬鹿にできなかったが、アップデートにより強化された今はこの投げによる撃墜を拝むことはかなり少なくなった。

下投げ ヘッドクラッシュ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F無敵F
6%↑(68°)294%21F39F1-21F

つかんだ相手を片手でぶん回して地面に叩きつける。
当てた後は軽く浮く。

ファルコンにとってコンボの起点となる重要なワザ。
投げた後は空Nか空上を決め、そのまま高火力コンボに持ち込もう。
外ベク変には非常に弱いので、即投げ推奨。

必殺ワザ

ロマンワザ、突進、連携 or メテオ、投げと一通りバランスよく揃っている。

通常必殺ワザ ファルコンパンチ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F
通常地上25%腕 炎↗(361°)47%17%53-57F103F
空中22%%%
振り向き地上28%腕 炎↖(361°)37%%62-66F117F
空中25%%%

“Falcon…Puuuunch!!!”

掛け声と共に隼の形をした炎を拳に纏い、渾身の右ストレートをぶちかます。
前作では溜め横スマに負けるかなり残念なふっとばし力だったが、今作ではリスクに見合った強さに引き上げられた。(終点中央では同じく48%撃墜、ガケ端ではあちらは29%なのに対して17%。)
入力直後にスティックを後ろに入れると溜めモーション中に振り向きながら攻撃し、若干威力が上がる。
魔人拳とは逆に、空中で使うとダメージやふっとばし力が落ちる。

初代『スマブラ』から続くロマンワザにして、膝と並ぶファルコンの代名詞。
他社キャラのスネークにもマネされる

スマブラの後年に放送されたTVアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』ではまさかの逆輸入で両方のファンの度肝を抜いた*13。最終話に於いて、リアクターマイトによる大爆発から逃れようとする宿敵「ブラック・シャドー」に向けてキャプテン・ファルコンが放った捨て身の一撃として登場。スマブラ版とは異なり、隼の炎の代わりに青い電撃エフェクトが加えられている*14

見てからでも回避やガードが余裕なほど大振りだが、その威力は誇張なしの早期フィニッシャー。当たりさえすれば問答無用で相手を消し炭にしてしまう。
更に今作では1on1に限りヒットした時に「必殺スロー演出」が発生するようになり、ヒットした時の爽快感は歴代最高

魔人拳や爆裂サイドキックアイムール等の同系統のワザと違い、アーマーの類が一切ついていないのでゴリ押しは効かない。

主な使いどころは乱闘やチーム戦。
1on1ではまず当たらないので、基本的にシールドブレイクに成功した時などの魅せプレイ用。
どうしてもロマンを追い求めるなら、相手の受け身や復帰ルートを1点読みできた時に狙ってみよう。

その他、ファルコン自身は空上のお手玉を得意とするファイターでありコンボ抜けの回避を誘いやすいので、空上を当てている時に空中回避読みで撃ってみるのも面白い。
特に内側移動回避を読んで振り向き版を打ち込めれば爽快。
多少のライン不利も何のその、当たりさえすれば強力なパワーで撃墜出来てしまうだろう。
回避などでファルコンの体にめり込んだ状態で当たると位置によっては真逆の方向に飛んでいくことも。モーションと方向からファルコンラリアットと呼ばれたり呼ばれなかったり。

またカウンターワザ持ちのキャラに使うのは厳禁。こっちが黒焦げになるので。

ちなみに、空中振り向きファルコンパンチの構え中は左右に移動できる。振り向かない場合は動けない。空ダの代わりだろうか。

VIP以上クラスのCF使いは"このパンチを空中で当てる''というまさかの荒業をやりだす。発生と後隙はお察しながらガケ外で当てればほぼ確実に撃墜できる。
また、意外にも持続が5Fと長めなため相手の復帰ルートを絞れば狙い所もなくはない。ガケ外に出る際は大ジャン即上Bで帰ってこれる。ロマンワザを極めたい場合にどうぞ。

小ネタとして、トレーニングモードでCPにファルコンを選び動作を「通常必殺ワザ」に設定するとダウン後の起き上がり行動を最速で行ってくれるというものがある。
ダウン連の猶予を簡易的に調べるのには使える。

横必殺ワザ ファルコンナックル

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙ヘビー
アーマー
地上突進0%×→(361°)×10-25F71F
攻撃10%腕 炎↑(85°)400%以上5-7F27F1-5F(10%)
空中突進0%×→(361°)×19-35F22F
攻撃10%腕 炎↓(270°)/↗(60°)185%5-6F44F

一瞬構えてから突進、突進中に相手と接触すると炎を纏ったアッパーをかます。
地上と空中でワザの内容が異なる。

  • 地上版
    地上版はアッパーに派生して相手を浮かせる。
    動作中にはアーマー判定があり、通常では10%、1on1なら12.0%までの攻撃を耐えながらワザを繰り出せる。
    アーマー発生は派生してから1F-5Fだが、ナックルで近くの相手を感知→派生の瞬間に相手の攻撃を受ける形で発動する。
    なお、アッパーの派生は逃げる相手には当たらず、具体的にはマルスの歩行速度ほどもあれば追いつけない。
    この性質から、前に出てきた相手を迎撃したり、着地狩りで振るのが有効。持続の長いワザや小ワザを置いて接近拒否してくる相手にも効果的。

    一般的なワザよりも、ヒットさせた相手を程よく浮かせて長く硬直させるため、かなりコンボに向いている。
    極低%なら空N、それ以上は空上がほぼ確定で繋がる。蓄積次第ではそのまま膝に持っていけなくもないので狙ってみよう。
    ややシビアだが、%によっては空後すら確定するため、ガケ端なら撃墜も狙える。

    ワザ単体の撃墜力はほぼなく、ピチュー等の超軽量級をサドンデスで落とせる程度。
    ちなみに前作では、ホカホカが乗っていれば80%のマリオが上バーストするヤバいワザだった。

  • 空中版
    振り下ろしパンチを放つ。見た目通りのメテオワザ。
    メテオ判定は、ファルコンの頭より高い位置でもメテオになったり、振り下ろしたパンチなのに浮いたりと結構あいまいな時がある。
    ヒット後は上Bのようにもう一度ナックルを撃てたり、ファルコンが自由に行動できるので当たれば自分だけ戻ってくることも可能。

    ただし発生は遅く、相手の空中ワザとかち合うとほぼ確実に負ける。
    パンチに派生する範囲もどちらかというと狭く、判定もエフェクトより弱いため復帰に用いる際は相手の動きに注意するように。
    上からくるメテオはもちろん、空前や空後のようなメテオも大体負ける。
    空中で突進する性質を生かして復帰にも使えるが、ナックルの拳をちょうどガケに触れるようにしないとワザが終わるまでガケをつかめない。この間は無防備なので注意。
    相手の追撃にかち合わせてしまうと前述の発生の遅さや判定の弱さにより大体打ち負けてしまうが、相手の空中攻撃の後隙に刺すように打つと通しやすい。
    ガノンの様にガケ離し横Bで相手に叩き込むことも可能だが、その後の展開も撃墜も難しい。
    しかし最低空をガードさせると有利5Fとなり、ファルコンが先に動ける上に弱が確定する。

    ちなみに、メテオ判定の叩き落す力は超強力で、相手によっては25%から撃墜圏内。あのガノンドロフの空下を超える。
    低い位置やジャンプが無い相手であれば当然一撃死も狙える。
    外すとしりもち落下になる為、復帰阻止での狙いどころは難しいが、相手の空中回避を読んでステージ側に向かって使う等すればリスクは少ない。

    主な用途はやはりステージへの復帰。ファルコンダイブを読んだ復帰阻止に対する裏択として持っておこう。
    判定こそ貧弱なものの、復帰阻止する側がミスしてメテオになろうものならまず撃墜に至るため、阻止する側は嫌でも慎重に構える必要が出てくる。
    頼りきるのはよくないが、だからといって全く使わないのはそれはそれでファルコンダイブに対する復帰阻止が苛烈になってしまうので、一点読みされない程度に使おう。

上必殺ワザ ファルコンダイブ

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙
つかみ14-30F24F
攻撃5%××3-12F40F
13%↗(50°)154%92%15F

一瞬構えた後に飛び上がり、相手と接触すると至近距離で爆発を起こすワザに移行する。いわゆる移動投げ。
Ver.11.0.0で相手に当てた後の後隙が大幅に減少している。

上昇する性質を活かし、主に復帰ワザとして用いる。
移動距離は見た目より長めで、ファルコン自身の空中移動力もあって復帰するだけならこのワザだけで事足りる事が多い。
が、このワザによる攻撃は非常にガケ受け身をしやすい上、ガケ受け身から反撃が確定するという弱みがある。
前述した調整でファルコン側が即撃墜に繋がるようなメテオワザ等の反撃は確定しなくなったが、カベに近い位置で当てた場合は発生が早い空中攻撃ならまだ確定することがある。
この為、ガケに向かった状態で相手をつかまないようにガケ外を向いて復帰する反転ダイブはほぼ必須。

つかみワザである関係上、相手の空中攻撃とかち合わせると相打ち上等で潰されやすく、持続の長いワザを置かれると脆い。
しりもち落下になってからも横に対しては速めに動けるので、そもそもかち合わせない&着地を狩られないような出し方を心掛けよう。
台などが絡むと慣れていないプレイヤーにとってはかなり狩りづらいワザとなっている。

投げワザとして見た場合はふっとばし力が高めで、相手のシールドを崩す手段として有効。
ガードが堅い相手には近距離でつかみ代わりに出してみたり、台下から打ってみたりするのも有効。ジャンプをした後、空後をすると見せかけて反転ダイブで撃墜、ということもできる。
移動しながらつかむので範囲が広い上、相手のガーキャンジャンプにも刺さるので優秀。
ジャンプから出すとちびキャラには当たらないが、発生前に空中での慣性が乗るので前進の距離が長い。ダメージもつかみなのに妙に高く、1on1で21.6も入ると攻撃的な性能に仕上がっている。

反転の受付が攻撃発生の14Fまで受け付けており、とっさのめくりにも対応しやすい。
ただ使用後にしりもち落下になるワザであることには変わらないので、外してしまうと流石にスキを狩られやすい。どちらかと言えば、打ち上げてからの追撃など外してもケアできる状況で使うのがお勧め。
また、その反転の受付の長さから、反転ダイブによる復帰をする場合はややコツがいる。15F目までガケ外を向いてそこからガケを目指さなければいけない。

その性質上、アーマー判定で突破してくるタイプの復帰ワザに対してとても有効(ヨッシースネークのサイファー復帰等)。
持続の長さを活かして相手の復帰ルートに置くように出してみよう。ただし、空振りした時の事を考えて最低でもガケをつかまれる位置から出すべし。
その持続の長さから後隙や前隙の大きい行動を狩るのにも有効。

その他、ガケのぼり狩りに有効。シールドを張って待つことで、反転上Bも組み合わせれば相手のその場のぼり・のぼりジャンプ・のぼり回避・のぼり攻撃に対応出来るという非常に圧力の高いワザとなっている。
ガケ上でシールドを張るファルコンは相手に「ガケつかまり状態で様子見」することを強要出来るのだ。
もちろん強要するだけだと特に意味はないが、心理戦に持ち込むことでガケ奪い空後を通しやすくなったり、相手の行動や判断を僅かばかり遅らせる、といった効果が見込める。
スマブラではその一瞬が命取りになったりするので、プレッシャーをかける意味でも上手く活用したいところ。

下必殺ワザ ファルコンキック

ダメージ属性ベクトル撃墜%
中央
撃墜%
ガケ端
発生F全体F着地隙
地上15%足 炎↗(52°)112%76%13-16F68F
持続111%↗(52°)188%%17-23F
持続27%↗(46°)250%%24-33F
空中15%足 炎↗(361°)125%%14-18F56F35F
持続112%↗(361°)%%19-24F
持続29%↗(361°)%%25-27F
着地9%↗(60°)%%1-2F35F

一瞬だけ溜めた後、掛け声とともに炎を纏った飛び蹴りを放つ。
地上では真横に、空中では斜め下に目掛けて突進する。

移動スピードが非常に早く、発生もやや遅いながら見てからでは簡単に反応できない絶妙な速さ。
突進し始めの方が威力が高く、持続の後半ほど威力が下がる。
Ver.8.0.0で発生が早くなりふっとばしも強くなったため、突進ワザ・撃墜ワザとしての使い勝手が向上した。

地上版
着地狩りとして使われることが多い突進ワザ。
突進距離は長いが、流石に遠い間合いから撃つと見切られる上に威力も下がってしまうためハイリスクローリターン。
至近距離で放てば威力が上がり、そのまま相手を突き抜けていくので相手ファイターによっては反撃が難しくなる。遠距離攻撃ではなく、近中距離でDAのように扱うのが安定するか。
見えない距離から撃墜出来る移動ワザというのは、対面しているプレイヤーからするとかなりのプレッシャーとなるだろう。
状況によっては至近距離でぶっ放してみるのも一興。相手を斜め上方向にふっとばすので、その場のぼりから即ファルコンキックで場外にふっとばして逆転が狙えることも。
ただしあまりにも低%の場合、本当てをすると当てて反撃確定なので注意。カス当ての場合は当て反にはならないが…

差し返しのファルコンキックが出来ると強力だが、反転・空ダ両方ともに非対応なのでしっかり振り向いてから入力しよう。
引きステor引きジャンプからのファルコンキックの見た目は大変汚らしいが地味に繊細な入力を求められるポイント。

ガケ外出張で復帰阻止を試みるのも一興だが、外したら一気に不利状況になるのは注意。
一応ガケ端から出張しても上Bだけでステージに戻れるので必ずしも詰むというわけではないが。
カロスポケモンリーグのすりぬけ床の上でステージの内側に向かって地上ファルコンキックをすると、ファルコンキック+空中ジャンプでもう片方の台に乗ることが出来る

空中版
右向きの時、5時方向に鋭くキック。
地上版より威力が高い時間が長く、見てから反応はできない速さに加えてほぼ真横にふっとばす。着地のタイミングずらしの手段の一つとして覚えておこう。
出だしでの撃墜力が中々高く馬鹿にならないが、外せば後隙が非常に長く、ほぼ確実に上スマ反確とリスクがリターンに見合ってないので乱用は禁物。
よって、主な用途は空対空への対抗策となる。ガーキャンが弱いファイター相手には時々ぶっぱする程度なら無くはないが…

全体隙が非常に長く、戦場終点の場外でパナすと、絶対に帰れないので注意。上ルーペからなら帰れるが、そこを確認されると復帰阻止されかねない。
魅せプレイの一環だが、場外キックで倒すととてもカッコいい。横B移動や空中回避を復帰に多用する相手なら後隙に刺す形で当てられる。
ファルコンキック自体のふっとばしは強く、ほぼ真横ベクトルなことに加えて威力が高い時間も長いので、
むらびとしずえの様な超がつくほど長い距離を復帰できる相手じゃなければ、たいてい撃墜できるのも利点。
こちらのストックに余裕があり、たとえ撃墜しきれなくても有利な状態でいられるならストックを賭けてみる価値はあるかもしれない。

最後の切りふだ ブルーファルコン

ダメージ属性ベクトル撃墜%
10%→20%→10%
(合計:40%)
↗(361°)約35%*15

“Come on! Blue Falcon!”

キャプテン・ファルコンの目前を愛機「ブルーファルコン」が走り去る。
このブルーファルコンに当たった相手を謎のF-ZEROコースに引き込み、超高速のブルーファルコンで盛大に跳ね飛ばす。轢き逃げとか言ってはいけない。

いわゆる初撃形の切りふだ。ふっとばし力は凄まじく、チャージ版でも60%ぐらいの相手に当てたら撃墜が狙える。
複数人を巻き込む事ができるが、複数人に当てるとその分ふっとばし力が分散するという特徴がある。複数を巻き込むときはなるべくダメージを大きく受けている相手を狙って使おう。
もちろんタイマンで狙う時は、弱から派生させたり下投げから繋ぐなどの一工夫が必要となるだろう。
幸い確定コンボが非常に多く、1on1ではファルコンの決定力の高さを後押しする強力な切りふだと言えるだろう。
そして、最後の切りふだが初登場した『スマブラX』で唯一ビジュアルタイプの切りふだ。

ちなみに避けられると、“Come on!”と叫んだにもかかわらず、愛機が目の前をただただ素通りするというめちゃシュールな絵面になる。
さらにファルコンが地上にいた場合、腕を振り下ろして地団駄を踏み、露骨に悔しがる演出も見られる。
『X』『for』では空中で外すと悔しがる。

起き上がり・ガケのぼり攻撃

ダメージ発生F全体F無敵F
あおむけ7%14-15F 20-21F45F1-21F
うつぶせ7%14-15F 24-25F45F1-25F
しりもち5%18-19F 23-24F49F1-7F
ガケのぼり10%22-24F55F1-24F

カラーバリエーション

カラーボディブーツヘルメット元ネタ・備考
1群青山吹色黄色『スマブラX』から続くオリジナルの王道デザイン。はみ出たマフラーが印象的。
2黄土色銀色『スマブラDX』辺りまでは『F-ZERO X』実写CMを意識した、
銀色やグレーの割合がより高いものだった。
3濃い紫ブラッド・ファルコン。背中のエンブレムも「HELL HAWK」に変化する。
4ビリジアン黄色黄色マフラーの色は
5縹色オレンジ朱色TVアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』。金色の肩パットが印象的。
6赤紫ピンクピンク筋肉質な体形には余りにも似合わない華やかな配色でよくネタにされる。
ファンから付いたアダ名は「愛の戦士」または「変態おじさん」。
7金色全身金色のケバケバ仕様。黄金聖闘士と呼ばれたり呼ばれなかったり
8水色紺色紺色マフラーの色は赤紫

アピール

下アピールが左右の向きによって動きが変化するのが特徴であり、キャプテン・ファルコンは事実上4種類のアピールを持つと言える。
ファルコンパンチも含めれば実質5種類。

上アピール

全身から炎を発して気合を溜める。
このアピールをした後に横B、上B、下Bのどれかを使うと、溜めワザっぽくて格好いいというネタがある。
あるいは悔しさを表現する為に時折使うとか。

横アピール

“Come on!”

片手を突き出しながら指先を挙げる動作で挑発。

下アピール

カメラ側に向かってポーズを取りながら毎度お馴染みの台詞

“Show me your moves!” (お前のワザを見せてみろ!)を言い放つ。

左向き時に使うと背後に向けて指を向けるポーズになる。
『GX』や『アニメ版』でもこれに似たポーズが見られる。
それっぽく聞こえるが「醤油ムース」と言っているのではない。

入場

画面外から愛機ブルーファルコンがドリフトしながら停車、その後コクピットハッチが開き、そこからファルコンが入場。
その後、ブルーファルコンは何処かへ退場する。
試合が開始する際の向いている方向で降り方が変わり、右向きの際は普通に降りるが左向きの場合は宙返りをしながら降りる。

待機モーション

  • 2種類共に、体を大きく引き込んでポージングするものになっている。

リザルト

ファンファーレ

『F-ZERO GX』のフィニッシュBGM「Finish to Go」のアレンジ*16
スマブラでは冒頭のフレーズのみが引用されているが、原作では以後のBGMがループするようになっている。

勝利ポーズ

十字キー左

ハイキックを3回放った後にガッツポーズ。

十字キー上

炎を身体から発し、片膝をついた状態で腹筋を強調するマッスルポーズ。

十字キー右

デュアルエッジに近い上段蹴りを放った後、片膝をついて決めポーズ。

拍手

正面を向いて拍手。

僅かに口角を上げたなんとも言えない表情をしている。

ファイタースピリット

キャプテン・ファルコン

Captain Falcon.jpeg

●アートワーク出典:F-ZERO GX/AX

アドベンチャーでの解放条件

挑むには直前のマイティーガゼルまたはジャック・レビンの何方かを必ず倒さなければならない。

ファイターバトル

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*1 初代では、BF2001だったが、『GX』の4年前に起きた大事故で旧ブルーファルコンが大破。その後、BS団秘密研究所が大破した機体からエンジンを盗み出し、ブラッドホークのサブエンジンとして流用した。
*2 F-ZEROを開催した、全宇宙でも強い権威を持つ大規模企業グループ。
*3 長くなるので割愛するが、他にもF-ZEROを通じて世論操作をしたり、惑星間戦争を勃発させようと企んでいた。
*4 この後も機体のバランスを無視してまで絨毯攻撃用のレーザーネットだのボムチャックだのを搭載するという尊厳破壊級のカスタムをしている。一応ファルコンはマシンをカスタムすること自体には肯定的だったが…。
*5 ただ、ダークマターリアクターに埋め込まれていたゾーダが無傷で生還していた事が判明する為、厳密に言うと消息不明である。
*6 少なくとも、第一回F-ZEROグランプリが開催された70年前には存在していたようだ。
*7 例えばスネークのスマッシュアピールによるオタコンとの通信では、オタコンの声優がアニメ版ファルコンと同じ田中 秀幸(たなか ひでゆき)氏であることからファルコンにはしゃぐというネタがある。
*8 別会社が任天堂に制作を希望したり、社内でも企画自体が立つ事はあったらしい。
*9 ルキナクロムを圧倒したり、ミェンミェンの代理で店番させられたり、カズヤに火口へ落とされたり…。
*10 『初代64版』のスマブラ拳時代に桜井氏が理由として国外でのレーティングの都合が挙げられているが、そもそもアニメでも原作でも拳銃を使うシーンがほぼ無いし…。
*11 ただ、「ミェンミェンつかいかた」で桜井氏がその件に触れている。尚、そのミェンミェンの参戦ムービーではキャプテン・ファルコンが麺天飯食堂でカービィと共にラーメンを食うシーンのためだけに堀川氏を呼んでアフレコをしたのだとか。
*12 溜めるとダメージが最大で1.4倍にまで上がる。
*13 元々設定上は存在していた技かは不明。
*14 ちなみにスマブラでのワザが“逆輸入”された例は他にもある。特に『ファイアーエムブレム 封印の剣』発売前にスマブラで登場したロイはスマブラ初出の動作を結構多く使っている。
*15 ふっとぶベクトルに若干のランダム性があるため、もう少し早い段階で撃墜できることも。
*16 『初代』と『DX』では『F-ZERO X』のフィニッシュBGMだった。