S-BLAST92

Last-modified: 2024-05-03 (金) 16:37:39

S3_Weapon_Main_S-BLAST_%2792.png

使用イメージ画像

太古の昔の儀式*1に使われていたとされる骨董品を、競技用ブキに改造した新型モデル。
ジャンプすると射程と爆破範囲が変化する、特殊機構が内蔵されている。

これは「S-BLAST92」。エスブラストナインティツー、と読む。
2つのモードをスイッチできる、新しいブラスターだ。
爆発の範囲が狭いかわりに遠くまで精密に発射できるモードと、遠くまで届かないかわりに爆発の範囲が広いモードを、うまく使い分けよう。
ちなみに、乾電池を入れなくても動作するぞ。
▲画像は公式Twitter(@SplatoonJP)の2023年5月17日のツイートより。

 

概要

必要ランク20
サブウェポンスプリンクラー.webpスプリンクラー
スペシャルウェポンサメライド.webpサメライド
必要ポイント180p
ブキ重量
マッチング区分中距離級
 
関連ブキ一覧
無印S-BLAST92
マイナーチェンジS-BLAST91
 

ブキ紹介

ブキチ
ブキチ.pngメインの S-BLAST92は、インクの射出機構を
2つ内蔵することで、性能を切り替えて
使えるようにした ブラスターでし!
ふつうに撃つと、遠くまで素早く届くインクを
発射するでし! ブレが小さく ねらった場所に
当てやすいでしが、爆発も小さめでし
ジャンプ中に撃つと、近くで爆発するインクを
発射するでし! 射程が短い代わりに
爆発が大きくなってるでし!
連射は、おそいので注意でし
サブスプリンクラースペシャルサメライド
うまく使って、スキをカバーするでし
できることが多くて かわいがりにくいでしが、
うまく使いこなせたら カッコいいでしよ~
ぜひ 試して欲しいでし!

ジャンプ時に性能が変化するブラスターの新モデル。
通常時は直撃に特化した長射程モード、ジャンプ中は大きく爆発する短射程モードの二つを持つ。
ブラスター種にもとうとう現れた性能スイッチ型のブキ。

サブが塗り性能を補強できるスプリンクラーを備えており
スペシャルはダメ押しに有効なサメライドを搭載した万能性重視の構成。

メイン性能

Ver.7.2.0現在

直撃射程長3.0
短1.7
爆風射程長3.4
短2.4
塗り射程長3.2
短2.2
拡散0.0°ジャンプ中拡散8.0°
ダメージ(直撃)125.0確定数
(直撃・爆風)
1~2
ダメージ(爆風)70.0~50.0
ダメージ
(着弾爆風)
35.0~25.0爆風半径長0.40
短0.80
(着弾爆風 ×0.5)
連射フレーム60F(1.000秒)秒間発射数1.0発/秒
キルタイム(直撃)0.417秒/killDPS(直撃)125.00/秒
キルタイム(確2)1.200秒/kill
射撃継続時間11.000秒射撃後隙23F(0.383秒)
射撃前隙(イカ)15F(0.25秒)射撃前隙(ヒト)10F(0.166秒)
インク消費量
(装弾数)
8.5%
(11発)
射撃時ヒト速0.40
インク回復不能時間60F(1.000秒)非射撃時ヒト速0.96
単発塗りポイント長11.6p
短13.6p
イカ速1.92
サーモンラン SR補正ダメージ(直撃) 300.0
ダメージ(爆風) 150.0
インク消費量(装弾数) 4.8%(20発)
備考ジャンプ撃ちで射程が短く、爆風の範囲が広い短射程モードに切り替え
その他のデータ
初速長17.0
短9.2
爆発フレーム11F(0.183秒)
ジャンプ撃ち補正4.0°足元塗り間隔1発毎
(60F毎)
最大中間塗り数9個中間塗り間隔0.38本毎
性能の見方について
  • Fはフレーム。1秒=60F
    • 例えば30Fなら、0.5秒となる。
    • 公式の表記では、30/60秒という表記を用いている。
  • 射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
  • ヒト速やイカ速、弾速などの速度単位はDU/F。試し撃ちラインの幅を50としたときの、1Fに移動できる距離という定義。
    もっと詳しく
    • ちなみに中量級ブキの歩行速度は0.96 DU/F
    • スプラトゥーン3での内部パラメーター定義にはm/Fを使用している。
      50 DU = 5m = 試し撃ちライン1本分
      • 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
        すべてのDU/F表記をm/Fに変更する作業は大変なので、現状距離単位にはDUを使用する表記に変換している。

  • 有効射程とは、ある程度以上のキル性能を発揮できる距離のこと。
    もっと詳しく
    • ダメージの減衰によって確定数が増えたとしても、元のキルタイムから著しく遅くならなければ、それも有効射程と見なされる。
    • 少し上を向いて撃つと、正面を向いて撃つよりも少し射程が伸びるが、それについてもある程度のキル性能が発揮できるのであれば、有効射程と見なされる。
    • 著しくキルタイムが遅くなってしまう場合は、カス当たり射程と見なされる(有効射程にはならない)。
  • カス当たり射程とは、ジャンプせずにそのブキが届く最大距離のこと。有効射程よりもキル性能は低い。
  • 確n射程とは、主に距離によってダメージが大きく変動するブキにおいて、n回攻撃を当てればキルが取れるギリギリの距離のこと。
    もっと詳しく
    • ローラーフデは近距離であればそのブキごとの最大ダメージを出せるが、距離が離れるにつれダメージがどんどん落ち、確定数が細かく変わる。
    • 確定数が変わる距離の把握が他ブキ種より重要になるため、これらのブキ種では確n射程が細かく掲載されている。
    • また、乱n射程とは、乱数(ランダム要素)次第で確定数が変わる微妙な距離のこと。ローラーフデシェルターは弾の飛び方にランダム要素があり、同じ間合いでも弾の当たり方が毎回違ってダメージ量が安定しない場合がある。
    • 例えば乱1射程は、乱数次第で確1になることもあればならないこともある距離。
  • 初速とは、発射直後の弾の速度のこと。
    ローラーなど、飛沫によって初速が変わる場合は最も早い飛沫の初速を記述している。
  • 直進フレームとは、発射した弾が初速のスピードを保ったまま飛び続ける時間のこと。直進フレーム経過後は弾速がだんだん低下する。
    ブラスターワイパーでは代わりに射程限界で爆発/消滅するまでの時間を記述している。(なお、ブラスターは射程限界付近で少し弾が落下する。)
    弾速についての詳しい仕様はシステム詳細仕様#弾の仕様についてを参照。
  • 塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
  • キルタイムは、1発目が当たった瞬間を1F目とし、そこからキルまでにかかる時間のこと(シューターの場合)。
    もっと詳しく
    • 厳密に言えば、キルタイムとはブキを振りかぶるモーションにかかる時間(前隙)や、1発目の弾が発射されてから相手に到達するまでの時間(相手との距離や弾速)も含めるべきだが、これらは状況によって大きく変動するので不確定要素が多すぎるし、また前隙や弾速などは解析を待たなければ分からない。
      • よって、前隙の小さいシューター種、マニューバー種、スピナー種、フデ種では「1発目が当たった瞬間」を1F目としてキルタイムを掲載している。例えば、確2のシューターは1F+連射Fがキルタイムとなる。
      • それ以外のブキ種では前隙やチャージ時間を含んで、ヒト状態でZRを入力してからキルまでにかかる時間をキルタイムとする。1確ブキの場合はヒト状態の前隙+発射フレーム(1F)+命中フレーム(1F)で算出している。
  • DPSは「ダメージ×60÷連射フレーム」で算出。
  • 射撃後隙とは、射撃後にイカ/タコになることや、サブウェポンを使うことができるようになるまでの時間のこと。
  • 射撃継続時間とは、連射フレーム×装弾数の値を秒に換算した時間。前後隙は含まない。
  • 単発塗りポイントは、地面と並行に1発ずつ射撃して得られた塗りポイントの平均を、ナワバリバトルの塗りポイントカウンターを用いて算出している。
  • インク効率(ダメージ)は「単発ダメージ×装弾数と装弾数÷確定数」。
    インク効率(塗り)は「単発塗りポイント×装弾数」。「装弾数=(100%÷単発インク消費量)」は切り捨てせずに算出。

メイン解説

地上撃ちとジャンプ撃ちで射程が変化する、特殊な長射程ブラスター
早い話、「爆風がちっちゃいロングブラスター」と「連射がおそいノヴァブラスター」を切り替えられるブキと考えて良い。
「射程+弾速モード」と「広範囲モード」が切り分けられる唯一無二のブラスターなのである。

遠くの敵を速やかに仕留めたいときには地上撃ちの直撃を狙い、近距離で激しく動き回る敵を安定して仕留めたいときにはジャンプ撃ち、と状況に応じて対応することができる。
長射程ブラスターは爆風発生距離のコントロールをしにくい難しさを持つ中、本ブキはジャンプ撃ちによる近距離での迎撃も可能という他のブラスターには無い器用さを最大の強みとする。

しかし、地上撃ちとジャンプ撃ちでの射程変化は決して良いことばかりではない。
ジャンプしてから着地するまでの間は地上撃ちの優秀な射程を活かせない上に、近距離で戦う時は自身が目立ちやすいジャンプ撃ちを強要させられる、とも捉えられるため、良くも悪くも癖の強いスペックと言えるだろう。
その性質や地上撃ちの独自性により、他のブラスターで培ってきた経験があまりアテにできないのも難点である。S-BLASTは他のブラスターとは使い勝手が全く違う異色のブラスターとして認識する必要があるだろう。

同じ可変ブキであるヴァリアブルローラー同様、各モード単品の性能はそれぞれの類似ブキに劣る点も多い。
一方のモード依存だと別のブキを扱った方が強いという結果になりかねないため、両モードの使い分けが肝心となる。

ちなみに両モードともインク消費量自体は同じであり、装弾数は必ず11発(8.5%)となる。

地上撃ち 長射程モード

射程の長さと弾速を強みとする。
直撃射程は試し撃ちライン3.0本分でラピッドブラスターより少し短い程度。弾速はRブラスターエリートを越えてブラスター中で最も速い。
そのため、瞬間的なエイムで直撃を狙うことが可能。
直撃射程を把握できていれば『チャージの無いチャージャー』のような立ち回りが可能であり、射線が出ないので奇襲性能が高いのがチャージャーに無い強み。
射撃硬直はホットブラスターと同等。ロングブラスターはおろかノヴァブラスターよりやや軽快。

類似ブキであるロングブラスターと比べて、弾速・インク消費量・硬直の短さで勝る。
一方でロングブラスターに大きく劣る点は爆風範囲が非常に狭いこと。
優秀な射程と弾速を両立している代わりに、爆風範囲の半径はライン0.4本分未満で全ブラスター中最低。この爆風の狭さから相手を爆風で削る運用は全く向かない。

確一ブラスターらしからぬ速い弾速を持ち合わせ、代わりに爆風範囲を犠牲にしている以上、直撃を狙うことが非常に重要となってくる。
直撃一点狙いの性能であるため、しっかり相手にエイムを合わせてから撃つ必要があり、生半可なエイムではこのモードの強みを発揮できない。

ちなみに、発射→ジャンプの手順を踏むことでジャンプしながら長射程弾を撃つことも可能
しかも相変わらずブレ無しの直進弾なので、ロングブラスターと異なりアクション強化の必要もなく狙い撃つことができる。
回避しながらの即キルも可能だが、爆風が極小なため外してしまった場合のケアはほぼ期待できない。

ジャンプ撃ち 短射程モード

近距離に大きな爆風を発生させるモード。
ジャンプ時にブキから「ピピッ」という独特なSEが鳴り、短射程モードに移行する。
モード切り替えにはあくまでジャンプ入力が必要という点には留意されたし。ジャンプせずに高所から飛び降りた時の射撃は短射程モードにならないが、イカロールやイカノボリからの射撃やジャンプ入力をして壁を登った後の射撃は短射程モードとなる。

より細かく

以下の状況では、イカが空中にいても長射程モードのまま射撃する。

  • イカスポーン中
  • スーパージャンプからの着地際
  • (ジャンプボタンを押さない)自由落下
  • (ジャンプボタンを押さずに)壁を登り切った瞬間の空中にいるとき
  • インクレールから(ジャンプボタンを押さずに)降りたり出たりしたとき

類似しているローラーの縦振りは、ある程度の落下速度があればジャンプ操作をしていなくても縦振りになる。条件が少し違う点に留意。

また、射撃前後の硬直中はモードが変化しない。

  • 例1:地上で射撃ボタンを押した直後にジャンプした場合、長射程モードのままジャンプ撃ちになるが、そのジャンプで高所から落下した場合、長射程モードの射撃硬直が終わってもまだ着地していなければその時点で短射程モードに切り替わる。
  • 例2:ジャンプして着地際に射撃ボタンを押すと、短射程モードでの射撃前に着地することになるが、既に射撃動作は始まっているのでそのまま短射程モードで射撃される。その射撃硬直が終わってから長射程モードに切り替わる。

直撃射程は試し撃ちライン1.7本分でノヴァブラスターより少し長い程度。爆風のダメージ範囲はクラッシュブラスターと全く同じであり、非常に広い。
近距離のかなりの範囲をカバーでき、接近戦で安定して戦いたいときはこのモードを使うことになる。
また、この爆発範囲を持ちながらダメージは50以上と高いため味方のカバーが得意である。近場で戦っている味方に援護を送るとすぐにアシストマークがつくだろう。
更に、多対多の乱戦状態では、気まぐれに撃っただけで2~3のアシストがつくことは珍しくない。

ノヴァブラスターと比べて、射程・爆風範囲で勝る反面、連射力・インク消費量で大きく劣る。
ジャンプ撃ち時のブレはノヴァブラスターも同じであるが、こちらの短射程モードは後述の方法を用いて地面に足をつけて撃ったとしても必ずブレてしまうので、ノヴァブラスターの地上撃ちのようにブレない状態で敵を狙うことが出来ない。
爆風を含めた場合の最大射程は試し撃ちライン2.4本だが、この射程帯はキルタイムに優れた短射程ブキの独壇場であり、対してこちらは2発目が出るまでに1秒とかなりの時間がかかる。
いくら近距離向けとはいえ、他の短射程ブラスターと同じく、他の短射程ブキとまともにカチ合えばキルタイムの大幅な差で撃ち負けてしまう。
遮蔽物や起伏(特に低所→高所)を活かして敵の攻撃をやり過ごしつつ爆風を当てる立ち回りが重要となる。平面では直撃を決めない限り短射程ブキと勝負するのは避けた方が無難。
密着に近い距離だと爆風が当たらないのはノヴァブラスターと同様。中途半端な接近はともかく、極限まで接近されたら直撃一点狙いをせざるを得ない。

ちなみに、
・ジャンプ後着地寸前に射撃
・ジャンプ長射程射撃後、一旦トリガーを押しなおしながら着地
いずれかの操作をすることで、短射程モードを地面に足を付けた状態で撃てる。残念ながら精度は変わらず、ブレがある。
実用性はないが、上下のエイム合わせがない分平面に居る相手に対して直撃の命中率が上がるかもしれない。

未検証情報

このゲームには「ジャンプ直後は射撃の拡散が大きくなり、時間経過でだんだん拡散が小さくなっていく」仕様があるが、このブキはジャンプ中の拡散が固定されている?
(ジャンプで拡散が変化するブキの場合、レティクルの大きさがリアルタイムに変化するが、このブキのレティクルは短射程モード時に大きさが一定)

サブスペシャル

スプリンクラー.webp スプリンクラー

ブラスターには珍しい塗り支援型のサブブラスタースプリンクラーがつくのはスプラトゥーン史上初)
本ブキは塗りが最低クラスのロングブラスター未満の塗り性能*2な上に、爆発音で若干目立ちやすいので安全な整地や塗り荒らしによるスペシャルポイント稼ぎに使える。一つの設置で40pt程度。
咄嗟の足元塗りとしても使えるため、急に足元をとられたときにも有効。
また、他ブキの項目でもある通り囮としても使えるので、メインの得意な奇襲をしたい時には一役買ってくれるだろう。

インク消費量が60%と多く、メインは1発8.5%も消費する関係上、スプリンクラーを投げた後は最大4発しか撃てなくなる点には注意。

サメライド.webp サメライド

サメ型フロートに乗り込んで全身無敵になりながら突撃する。
メインの対物DPSは難があるので、スプラッシュシールドグレートバリアなどを構えてしぶとく生き残っている相手をゴリ押し撃破したいときに発動する。

自爆後は大きく隙を晒してしまうが、本ブキは直撃による一撃必殺があるため、他のサメライド搭載ブキと比べた時に、サメライドでのキルが上手く行かなかった場合のカバーを行いやすいという長所がある。
ただし、直撃を決められず射撃の後隙を晒してしまった場合は、高確率でやられてしまうだろう。
両モードの連射力の低さから、爆風だけで反撃を乗り越えるのは非常に厳しい。
やはり複数人が固まっているところに突っ込むのはなるべく控えたいところ。

運用

長射程と短射程を使い分けるという特徴から、本ブキは立ち回りが難しいブラスター種ながら、距離を問わない万能型のブキと言える。
有無を言わせない射程と弾速を併せ持った一撃火力と、壁向こうや段差上に良く届く大きな爆風を一つのブキで扱えるため、適切に両モードを使いこなせれば活躍の幅はかなり広い。

しかし塗り性能やガチホコバリア割り効率などに注目すると、ブラスター種らしく低い点が露見する。
射程の切り替えを持ってしても塗り効率やオブジェクト破壊などに関しては器用ではなく、ブラスター種共通の欠点はまだいくつか残っている。
また、対面でも連射力の低さ故1確を当てるか、障害物を使った戦いをできなければ大きく不利になってしまう。
射程の切り替えはあくまでも手札のための機能であり、他の可変ブキたちのような高火力なモードや塗り性能の高いモードは備えていない。
本ブキを使うならこの点は意識しておきたい。

塗りと対物に関しては補うかのように塗り専用のサブや対物破壊力に優れたスペシャルを持っているので、必要になるときが来たら迷わず使っていこう。

ギアパワー考察

人の好みは千差万別、ギアパワーも人の数だけ組み合わせがある。
イカはほんの一例、ぜひ自分なりのギアパワーを見つけてほしい。

相性の良いギアパワー

  • nolink インク効率アップ(メイン)
    メインのインク効率が悪いため、このギアパワーが有効だろう。
    インク回復でも良いが、連続で発射し続けた際のインク切れを防いだりインクロックの影響を考えるならこちらのギアの方が優先度は上。
  • nolink インク回復力アップ
    メインは反撃を許さず仕留めることを得意とするが、連射が効かず撃ち合うのは苦手。
    そこで1射ごとにイカ移動を挟むことが多く、その間に少しでも回復できるようになる。
    インクロックが気になるので立ち回りによってはあまり恩恵がない。自分のプレイングからメイン効率とのバランスをとろう。
  • nolink イカダッシュ速度アップ
    他のブラスター種同様立ち位置の調整は重要。生きる場面は様々。
    敵を素早く射程内に捉えて長射程モードによる一撃を狙う、短射程モードの爆風をイカせるポジションに素早くつく、ピンチの時の逃げ足を早くして生存率を上げる、至近距離の戦いでの悪あがき、などに役立つだろう。
  • nolink スペシャル性能アップ
    サメライドの爆発を強化することにより、爆風を避けられた場合でも確定的な反撃を受ける可能性を減らすことができる。
    メインとのコンボも戦法に組み込める。
    それに加えて重要なのが塗り範囲の強化。メインの貧弱な塗りを補える。特にガチエリアで重宝する。
  • nolink 相手インク影響軽減
    連射力が低く、足元の状態には気を付けたい本ブキにとっては重要。
    GP9以上積んでいると明らかに違いが出てくる。
    特に逃走時、多くのイカ速と合わせて搭載していると多少の妨害なら無理矢理突破して生還できる。
  • nolink アクション強化
    近接戦でジャンプ撃ちを多用する場合や、ジャンプ撃ち時に直撃を狙いたい時に役立つ。
    ただ、直撃狙いなら長射程ジャンプ撃ちでいいこと、爆風が大きいので多少ぶれても引っかかりはすることから他のブラスターほど優先度は高くない。
    壁際のより正確な撃ち込みや暴発時の保険など使いどころを考える必要がある。少量でも効果が乗りやすい。

ギアパワーによる効果

nolink インク効率アップ(メイン)

軽減量最大45%。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP30GP57
インク消費量8.50%8.13%7.78%7.34%6.39%5.64%4.68%
射撃可能回数11121213151721

nolink ヒト移動速度アップ

射撃中の移動速度上昇率最大25%。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP29GP30GP57
非射撃時 (DU/f)0.9601.011.051.111.231.311.321.44
射撃時 (DU/f)0.4000.4100.4190.4300.4550.4730.4750.500
他のブキの射撃時移動速度
  • 一部ブキはギアパワーヒト移動速度アップ」による速度増加割合の上限が異なる
    • 増加上限が異なるブキのみ、ブキアイコンに(+XX%)の形式で併記した
    • 記載がないブキはすべて25%増加が上限である

ver.5.1.0現在

DU/fブキ
0.95ドライブワイパー (+0%)
0.86スプラスピナー (+40%) クーゲルシュライバー (短)イグザミナー.png (+40%)
0.84N-ZAPLACT-450
0.80ボールドマーカーL3リールガンヴァリアブルローラー (タテ) スパッタリースプラマニューバー
0.79スペースシューター
0.76わかばシューター
0.72シャープマーカープロモデラースプラシューターボトルガイザーヴァリアブルローラー (ヨコ) ワイドローラーデュアルスイーパー クアッドホッパーブラックスパイガジェット
0.70スクリュースロッシャーバレルスピナー (+35%) ノーチラス47 (+30%)
0.68R-PEN/5Hトライストリンガー
0.66ヒッセン
0.65クラッシュブラスターパラシェルター (射撃)
0.60.52ガロンジェットスイーパーH3リールガンカーボンローラー (ヨコ) 14式竹筒銃ハイドラント (+35%) ケルビン525ジムワイパー (+0%)
0.55プライムシューターパラシェルター (展開) ラピッドブラスター
0.50オーバーフロッシャークーゲルシュライバー (長) キャンピングシェルター (射撃) ノヴァブラスターRブラスターエリートパブロ
0.48カーボンローラー (タテ) スプラローラー
0.45エクスプロッシャーホットブラスター
0.40.96ガロンバケットスロッシャーモップリン.png ロングブラスターS-BLAST92キャンピングシェルター (展開)
0.30スクイックリンソイチューバーホクサイ
0.24ダイナモローラーダイナモローラー
0.20スプラチャージャースプラスコープ
0.15リッター4K4Kスコープ


nolink アクション強化

地上拡散0°、ジャンプ中拡散8.0°。
他のブラスター(ノヴァブラスターを除く)と違い少量での効果量が高い。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP30GP57
ジャンプ中拡散8.00°6.36°5.42°4.44°2.65°1.44°0.00°

敵に使われる場合の対策

地上では長射程、ジャンプで短射程に切り替えてくる新ブラスター
こちらとの間合いに応じて使い分けて応戦してくるため、中途半端な射程のブキではなかなか特攻しにくい。
弾速が速い直撃狙いの長射程、範囲が広い近距離向けの短射程……とかなり隙が少ない。
しかし塗り性能や連射力はブラスターらしく低い。持ちブキの機動力やキルタイムの速さ、射程の長さなど長所を一方的に押し付けよう。

ブキセットごとの対策

塗り性能の低さはスプリンクラー、対物破壊効率の悪さはサメライドで補えるため、射程や機動力などによって攻撃性能が高いブキで応戦しないと追い詰められやすい。
懐に潜り込もうとしてもサメライドの反撃が来る可能性があるので要注意。

サーモンランでの運用

「オオモノ処理に向く長射程モード」と「ザコ処理に向く短射程モード」の使い分けを意識していこう。
直撃で300ダメージを出せるため、遠距離からバクダンを一撃でカチ割れるのはとても強力。
「貫通はしないが、チャージ不要のチャージャー」としてイメージするといい。
近距離モードでザコシャケをいなすこともできるが扱いにクセがある上、小回りがききづらいのでキョリをとりつつ無理なくたたかおう!
詳しくはサーモンラン/ブキ別立ち回り#S-BLAST92を参照。

アップデート履歴

アップデート履歴(アップデート履歴/ウェポン・ギアパワーごとのアップデートからの引用)
ver.4.0.092追加
ver.5.1.0全般インク消費量を約15%軽減しました。
ギアパワーアクション強化」による、「ジャンプ中の射撃のブレを抑える(地上での射撃のブレに近づける)効果」を、少ないギアパワーの数でも発揮されやすくしました。

最大まで「アクション強化」のギアパワーを装着している場合の効果はこれまでと変わりません。
ver.6.0.091追加
ver.7.2.0全般飛距離が長い状態の爆発で50.0ダメージを与える範囲の半径を、約11%拡大しました。

トリビア

  • N-ZAP85LACT-450R-PEN/5Hに続く、英数字のみで構成された名前のブキ。
    • またN-ZAPシリーズとはブキメーカーも共通なのである。
    • 初代から7年越しに新たに登場した(イカ世界におけるブキメーカーの)任天堂製のブキ。
  • ブラスターの中では後ろに突き出た独特のスタイルと、筒そのものといった無骨なフォルムもあって何かとロケットランチャーのような外見のブラスターの中でも特にらしい外見をしている。
    • 使用時の構え方もきちんとランチャーらしく肩に担いでいる。
    • 本体横に印字されているSUPER SCOPEは、イカ文字ではなく人類の文字そのものである。即ちまったく改造されずに競技用に製造されたと考えられる。
  • 本ブキの元ネタはスーパーファミコンの周辺機器であるスーパースコープ。数字の92は海外のリリース年である1992年の下2桁からとられているのだろう。
  • 射撃時に発射口から赤外線らしきものが出る。
    もっと詳しく!
    • 「乾電池を入れなくても動作する」というアオリ文は、スーパースコープが電池を入れて動作させることに由来する。因みに実物は燃費が非常に悪い。単3電池6本をものすごい勢いでドカ食いするので長時間遊ぶことが出来ないシロモノであった。イベントシーンや射撃の必要のないシーンでは可能な限りパワーをオフにしたり、必要に迫られない限りはターボモードを使わずに単発モードで電池の消費を押さえつつ進行したりといった形でどうにか電池を節約していた家庭も多かった。
    • 同じく任天堂のゲームである、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズにもアイテムの一つとして登場している。
      • そちらでは溜め無しの連射弾と溜めて放つ高威力弾を使い分けることができる。本ブキが可変ブキである点はこれに基づいているのだろう。
        ちなみに、「電池式」という設定を反映してSplatoonとは違い使い切り。
    • 実物とは細かい部分で変わっており、本物のランチャーのように発射口が巨大、左側に付いていた照準器が右側に移動されている。こいつのチャー版の登場が待たれる

コメント


*1 初代Splatoonでは、ミステリーファイルにおいて人類がゲーム機で遊んでいたことを「神聖な儀式」と表現していた
*2 連射力は同じなのにどちらのモードも塗り性能が下 しかも長射程モードだとさらに塗れない 長射程 11.6p 短射程 13.6p ロング15.5p