重量級チャージャー。チャージは遅いが射程が長い。
策敵能力を持つ、トラップとホップソナーを搭載。
狙撃による一撃必殺を得意とし、最低限の行動で戦地を制圧する。
スコープ搭載モデルである「4Kスコープ」も存在している。
これは「リッター4K」。
すべてのメインウェポンの中で最長の飛距離を誇るチャージャーだ。
そのぶんチャージ時間がとても長く、インク消費量も莫大なため、1発1発丁寧に扱う必要がある。
状況に合わせて、最適な場所から狙いすました一撃を放とう。
▲画像・説明は公式Twitter(@SplatoonJP)の2022年5月9日のツイートより。
概要
関連ブキ一覧 | スコープ無 | スコープ有 |
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無印 | リッター4K | 4Kスコープ |
マイナーチェンジ | リッター4Kカスタム | 4Kスコープカスタム |
ブキ紹介
ブキチ |
メインウェポンの リッター4Kは、 高耐圧素材を活用した とても射程が長い チャージャーでし | |
接近する相手に トラップで備えつつ、 インクにかくれた相手を ホップソナーで マルミエにして、全部まとめて 撃ちぬくでし! | |
射程が長い分 チャージ時間も長いでしから 機械のような精密射撃ができる使い手に かわいがって欲しいでし! |
高容量の圧縮タンクを付けたチャージャー。
一発の弾に大量のインクを詰めることで長大な射程を実現した。加えて弾速が非常に速く、単発攻撃力も極めて高い。
射程が非常に長い分、チャージ時間はやや長くインク消費量も多いので、的確なエイム力を求められる。
サブのトラップで裏をかいてくる敵は見つけだし、隠れた相手もホップソナーで丸裸にしてしまう。
メイン性能
※射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
※塗り射程とは、弾1発で塗れる平均的な距離のこと。
Ver.1.2.1現在
非射撃時ヒト速度 | 0.88 |
---|---|
イカ速 | 1.74 |
フルチャージ
直撃射程 | 6.3 | 塗り射程 | 6.7 |
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チャージ時間 | 92F(1.533秒) (インク不足時 ×3) | 連射フレーム | 98F(1.633秒) |
秒間発射数 | 0.61発/秒 | 初速 | 96.0 |
ダメージ | 180.0 | 確定数 | 1 |
キルタイム(チャージ時間含む) | 1.600秒/kill | DPS | 110.2/秒 |
チャージ前隙(イカ) | 6F(0.100) | チャージ前隙(ヒト) | 1F(0.017秒) |
射撃継続時間 | 6.533秒 | インク消費量(装弾数) | 25%(4発) |
チャージキープ持続時間 | 75F(1.250秒) | チャージキープ射撃時前隙 | 23F(0.383秒) |
チャージ完了後ヒト移動速度 | 0.15 | 単発塗りポイント | 32p |
インク効率(ダメージ) | 720 / 4.0kill | インク効率(塗り) | 130p |
SR補正 | ダメージ 600.0 |
ノーチャージ・半チャージ
ダメージ射程 | 2.3~6.2 | 塗り射程 | 3.1~6.7 |
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連射フレーム(ノーチャージ) | 14F(0.233秒) | 秒間発射数(ノーチャージ) | 4.3発/秒 |
ダメージ | 40.0~79.9 | 確定数 | 3~2 |
初速 | 24.0~63.9 | ||
キルタイム(ノーチャージ) | 0.667秒/kill | DPS(ノーチャージ) | 171.4/秒 |
射撃継続時間(ノーチャージ) | 10.267秒 | インク消費量(装弾数)(ノーチャージ) | 2.25%(44発) |
チャージ中移動速度 | 0.88~0.16 | 単発塗りポイント(ノーチャージ) | 6.6p |
インク効率(ダメージ)(ノーチャージ) | 1778 / 14.8kill | インク効率(塗り)(ノーチャージ) | 290p |
SR補正 | ダメージ 50.0~149.9 |
対象 | ダメージ補正 (3.1.1時点) | |
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パラシェルター | 3倍 | |
キャンピングシェルター | 2倍 | |
スパイガジェット | ||
スプリンクラー | 2倍 | 20倍 |
ジャンプビーコン | ||
スプラッシュシールド | 2倍 | 3倍 |
トーピード | 1倍 | 1.3倍 |
グレートバリアの本体 | 2倍 | 2.2倍 |
グレートバリアの弱点 | 半チャージ 2倍 フルチャージ 1.5倍 | 半チャージ 2.2倍 フルチャージ 1.65倍 |
ナイスダマのアーマー | 1.3倍 | 1.43倍 |
ホップソナー | 2倍 | 2.5倍 |
カニタンク | 1.3倍 | 1.69倍 |
デコイチラシ | 1倍 | 2倍 |
ウルトラチャクチ | 1倍 | 1.1倍 |
ガチホコバリア | 2倍 | 2.2倍 |
- Fはフレーム。1秒=60F。
- 例えば30Fなら、0.5秒となる。
- 公式の表記では、30/60秒という表記を用いている。
- 射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
- ヒト速やイカ速、弾速などの速度単位はDU/F。試し撃ちラインの幅を50としたときの、1Fに移動できる距離という定義。
- ちなみに中量級ブキの歩行速度は0.96 DU/F。
- スプラトゥーン3での内部パラメーター定義にはm/Fを使用している。
50 DU = 5m = 試し撃ちライン1本分。- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
すべてのDU/F表記をm/Fに変更する作業は大変なので、現状距離単位にはDUを使用する表記に変換している。
- 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
- 有効射程とは、ある程度以上のキル性能を発揮できる距離のこと。
- ダメージの減衰によって確定数が増えたとしても、元のキルタイムから著しく遅くならなければ、それも有効射程と見なされる。
- 少し上を向いて撃つと、正面を向いて撃つよりも少し射程が伸びるが、それについてもある程度のキル性能が発揮できるのであれば、有効射程と見なされる。
- 著しくキルタイムが遅くなってしまう場合*¹は、カス当たり射程と見なされる(有効射程にはならない)。
- カス当たり射程とは、ジャンプせずにそのブキが届く最大距離のこと。有効射程よりもキル性能は低い。
- 確n射程とは、主に距離によってダメージが大きく変動するブキにおいて、n回攻撃を当てればキルが取れるギリギリの距離のこと。
- 初速とは、発射直後の弾の速度のこと。
ローラーなど、飛沫によって初速が変わる場合は最も早い飛沫の初速を記述している。 - 直進フレームとは、発射した弾が初速のスピードを保ったまま飛び続ける時間のこと。直進フレーム経過後は弾速がだんだん低下する。
ブラスター・ワイパーでは代わりに射程限界で爆発/消滅するまでの時間を記述している。(なお、ブラスターは射程限界付近で少し弾が落下する。)
弾速についての詳しい仕様はシステム詳細仕様#弾の仕様についてを参照。 - 塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
- キルタイムは、1発目が当たった瞬間を1F目とし、そこからキルまでにかかる時間のこと(シューターの場合)。
- 厳密に言えば、キルタイムとはブキを振りかぶるモーションにかかる時間(前隙)や、1発目の弾が発射されてから相手に到達するまでの時間(相手との距離や弾速)も含めるべきだが、これらは状況によって大きく変動する*²ので不確定要素が多すぎるし、また前隙や弾速などは解析を待たなければ分からない。
- DPSは「ダメージ×60÷連射フレーム」で算出。
- 射撃後隙とは、射撃後にイカ/タコになることや、サブウェポンを使うことができるようになるまでの時間のこと。
- 射撃継続時間とは、連射フレーム×装弾数の値を秒に換算した時間。前後隙は含まない。
- 単発塗りポイントは、地面と並行に1発ずつ射撃して得られた塗りポイントの平均を、ナワバリバトルの塗りポイントカウンターを用いて算出している。
- インク効率(ダメージ)は「単発ダメージ×装弾数と装弾数÷確定数」。
インク効率(塗り)は「単発塗りポイント×装弾数」。「装弾数=(100%÷単発インク消費量)」は切り捨てせずに算出。
- フルチャージ時のキルタイムはチャージ時間に発射時の1Fを加算して計算している。
- ノーチャージ時のキルタイムはシューター等と同様に、1発目が当たった瞬間を1F目として計算している。
メイン解説
基本的には他のゲームでいう『スナイパーライフル』のような遠距離狙撃に特化したブキ。チャージ時間はやや長めだが、フルチャージすれば相手の手が届かない距離から一方的に即死攻撃が出来る。
凄まじい射程、確1の攻撃力、ほぼ即着弾する弾速の速さ、後隙のなさ、チャージキープによる機動力など、数々の強みを持つ。その特性から、理論上最強のブキと言われる。
特に射程に関しては4Kスコープにわずかに劣る2位であり、ほぼ全てのブキにアウトレンジからの一撃必殺を押し付けることができる。
安定してこのブキを強いポジションから撤退させるには殆どのブキの場合スペシャルが必要不可欠だったり、そのスペシャルに対してもある程度の練度があれば射程やキル性能で互角以上に立ち回れることが多くあったり、連続でキルしたときの爆発力が凄まじかったりすることから、本ブキをスペシャルウェポンと同等の危険度であるとみなすイカタコさえいる。
ステージによっては圧倒的な射程で自陣高台から敵陣高台まで悠々と攻撃できることすらあり*1、相手を射程外へ下がらせ前線を上げさせない、障害物裏から相手を出させない、射線をチラつかせて相手にプレッシャーを与える等で、相手の行動そのものを大きく制限することができる。
射程を近いものと比較すると、有効射程・塗り射程共にスプラチャージャーより試し撃ちライン1本分長く、4Kスコープより0.4本分短い。
スプラチャージャーと大して差がない…と思ってしまうイカタコもいるようだが、試し撃ちライン1本分とは、プライムシューターとジェットスイーパーの有効射程差に匹敵する。
この差はとても大事。詳細は運用の項目で述べるが、実際に運用する場合にはこのライン一本分の距離を相手の長距離ブキへ押し付けることを要求されるため、練習して距離感を把握することは必須である。ステージのさんぽなどで「どこから撃つとどこまで届くか」を事前に把握しておこう。
唯一射程負けする4Kスコープとはチャージキープや視野の広さによる機動力を活かして立ち回ることができる。
弾速も他ブキに比べて圧倒的に速い。なんとハイドラントの倍を誇るスプラチャージャーの更に倍である(ハイドラントの4倍)。このため、偏差撃ち*2の必要がほとんどない。
ノーチャージでは弾速が落ち、射程なりのシューター程度の弾速となる(シャープマーカーやプライムシューター等の弾速に補正のあるシューターには劣る)。射程はスプラシューター程度で余程密着ではない限り左右に動く相手に対しては偏差撃ちが必要となる。
フルチャージでは大きな塗り跡を落とすことができる。
このゲームでは敵インクがある場所を通るためにはまず塗り返しという目立つ行動をする必要があるため、射程と威力による圧力と同時に、塗りによって相手の行動を大きく制限することができる。
ノーチャージでは一手で真っ直ぐな道を塗れる上、さらに足元にもインクが落ちるので即座にキルされなければ敵インクがかかってもすぐに逃げることができる。
このブキに求められることはあまりないが、自陣を塗る必要があるならカニ歩きしながらノーチャージを連打すればきれいに塗ることも可能。
リッター系は機動力が低いと説明されることがあるが、これは重量級ゆえの足の遅さや、「そもそも前線が移動しなければ大きく動く必要があまりない」という事情を加味したものであり、実際には射撃後隙がほぼ無くチャージキープも備えているため回避性能も高いという特長を持つ。
そのため甚大な欠点*3を持つ他の長射程に比べ、ボムやスペシャルで狙われても回避しやすい。
この欠点の少なさから、他の長射程ブキや重量級ブキよりは扱いが簡単。エイム力さえ鍛えれば一定以上の活躍はできるし、その弾速で他ブキよりもエイムを合わせやすい。物怖じせずに練習すると良い。
それどころか、相手がボムを投げるために姿を晒したところを即座に撃ち抜き、後隙の少なさを活かして「撃ってからボムを避ける」という芸当さえ可能である。あるいはチャージキープを使ってボムを避けてから撃つことも可能。撃ってから避ける、避けてから撃つ、どちらの選択肢も取れる器用さを持つ。
そしてスピナー種などが持つ「回避のためにチャージ状態を中断されて性能を発揮できない」というチャージ武器の弱点も、チャージキープによりある程度軽減できる。「安全な場所に隠れてチャージし、チャージキープで素早く身体を出して撃つ」ということもできる。
基本的に全てのブキに対して有利だが、特に他の長射程ブキに対しては圧倒的優位に立てるため、敵長射程をしっかり抑えたい。後述の役割対象武器も参照のこと。
無論、相手がこちらに有利ポジションを取らせないような立ち回り、あるいはこちらに対する有利ポジションを取られてしまった場合は、潔くポジションを変えることが求められる。
また、「インク消費量が莫大」と書かれているが、燃費も最悪かと言えばそうでもない。
確かに1発あたりのインク消費量は極めて多いのだが、それを補うかのようにインクロックが極めて短いため、インク回復の時間が早い。
そのため、他の長射程ブキに比べて同じ時間で多くインク回復ができ、実際には数値以上に燃費が良い。
フルチャージのダメージや対物補正が高いことから、シェルターや設置型スペシャルに対して強く出られるのも重要な差別化要素。
例えば、パラシェルターの傘をフルチャージ一撃で破壊できる。他、対物攻撃力アップを付ければホップソナーを一撃で壊すこともできる。キル能力だけでなく援護能力も持っているのである。
ブキ性能だけに留まらず、ギアの性能やステージ構造等、本作のゲームデザインはリッター4Kと噛み合う要素が多い。
そのため本作ではチームにリッター4Kが居るかどうか、そのリッター4Kの使い手が上手いかどうかで試合の流れが根本から変わり得てしまうほどの、バトル全体への極めて大きな影響力を持つ。
チャージャー自体の極まった射程・弾速・威力による一方的な強みの押し付け、試合の支配力、その他ラグやバグから来る壁裏抜きなどの不可解な現象により、このブキに極めて真っ当な大きいヘイトが向いているのが本作の現状である。
サブ・スペシャル
トラップ
敵の進行ルートや裏取り口に置き、センサー効果や起爆感知機能を活かし、決して近付かせない立ち回りが可能。
センサーには味方の援護を期待できる効果もあるので、逃げる時に撒き菱代わりに置くなど不利状況でも役に立つ。
ヤグラ上に置いたり、エリア内に置いたりするのも良い。
エリア内に置く場合は確保したエリアの敵陣寄りにまとめて置くと良い。敵は大抵敵陣側からエリアを塗り返すことが多いのでこれにトラップを反応させればカウントストップを遅らせ、少しでも多くカウントを稼ぎやすくなる。
逆に、エリア自陣寄りに置くのは起爆が敵のエリア確保に間に合わないことがあるので効果が薄い。
その他、海女美術大学の中央高台など、絶対に制圧しておきたい場所に置くのも効果的。撤退を強いることができ、退かないようならセンサーを生かして効果的な狙撃をすることができる。
ホップソナー
第二のマーキング手段。
ホップソナーの設置時、一定の範囲をポイントセンサーのようなマーキングを約1.5秒間行われる。
前線の味方のアシストの他、打開時や敵が復活してきた際など味方が前に出るタイミングで使うと打開や抑えが成功しやすくなる。
また衝撃波は地面だけでなく壁も這うので、壁に効果がないトラップの穴を埋めてくれる。
効果時間中にメイン射撃が可能かつセンサー付与なので、極めて相性が良い。センサーが付いた相手をそのまま撃ち抜ける。
衝撃波自体はジャンプで回避されるが、それは相手に姿を晒すことを強要するということであり、その着地際を狙撃するチャンスである。どちらにしても壁裏以外の相手を詰み状態に追い込める。
運用
基本的にこのブキでやることはただひとつ。理不尽なキル性能を押し付けて敵を積極的にキルする・撤退を強いることである。
多少エイムに自信がなくても問題ない。本作では敵が簡単に到達できない高台が多いため、1度外した程度ならまだまだ撃つチャンスがあることが多い。
ただしフルチャ1発のインク消費は25%とかなり大きいため、自信がなかったりインク管理が苦手だったりする場合は、インク効率アップ(メイン)で装弾数を補強しておくこと。
その何回かで1発でも当てられれば仕事になる。相手にとってはリッターの性能そのものが脅威なのである。最終的に多少戦績が悪くても、その射線を押し付け、レーザーサイトの光を見せつけるだけで相手の前線を下げ、有利に試合を運ぶことができる。
ただしあまりにも外しまくると「あのリッターはガバエイムだな…」と相手に見透かされてしまう。こうなるとレーザーサイトを突きつけても怯むことなく、こちらに詰めてきたりオブジェクトに関与されたりしてしまうため、やはり最低限のエイム力は必須である。試射や実戦を繰り返して腕を磨くべし。
全ての動作に硬直がなく撤退と関与をフレキシブルに切り替えることができるのもリッターの強みだ。
リッターの性能が輝くのは抑えで敵の高台に入った時や中央均衡状態での睨み合い、押されはじめた時に敵の流れをシャットアウトする場面なので、適切な状況でオブジェクトを進めるための攻めでデスしてしまってもデスの影響はそこまで大きくない。均衡に戻された時までに自陣のポジションまで戻っていれば十分なのだ。
サブスぺを絡めることで有利状況の維持はさらに楽になる。サブとスペシャル、どちらも上手く使いこなせば、自分を仕留めるために隠れながら接近・裏取りしようとしてくる敵をこれでもかというくらい阻止できる。
このブキセットは意外にも接近戦でも活用しやすいのが優秀なところ。
トラップとホップソナーによる中ダメージ+センサー効果があるため、他の長射程ブキに比べて迎撃での接近戦対処は比較的得意な方。
相手が一度引っかかってしまえば半チャージ圏内になるため、他種チャージャーと比べ半チャージキルが狙いやすく、接近戦でも優位に戦うことができる。ただし塗り速度が速いメイン相手に突っ込まれたらさすがに厳しい。
不用意なデスを避けるためにも、慢心せずに敵の行動はよく見ておくこと。
- その異常なほど高いキル性能と引き換えに、キルと射線威嚇以外での活躍は厳しい。
部屋のレベルが高く、キルを入れにくいと判断したらオブジェクトの管理と前衛の為の導線作りに切り替えてチームに貢献すること。
塗り性能は決して低くないが、フルチャージでの効果的な塗りでの貢献にはコツがいる。
ノンチャは広く塗れるが、さすがに前線で悠長にノンチャで塗り拡げるのは自殺行為。専ら自陣塗りに活用していくことになる。
そのため塗りが重要となるナワバリバトルやガチエリアでは、メインでの直接的な塗りではなく『キルや威嚇で敵に塗る場所や時間を与えない』『敵を倒した時の広範囲塗りで塗りポイントを稼ぐ』ことで塗りに貢献する。
もちろん、それだけでも十分に活躍できる。
敵に撤退を強いて有利状況にしてしまえばこちらのものだ。あり余るブキ性能を押し付けてしっかりと敵を抑え込み、その後の逆転を許さないようにしよう。なお塗りポイントが試合に直結するうえ、オブジェクトがなく乱戦状態になりやすいナワバリバトルはリッターが明確に不利なルール。ナワバリはカジュアル性が強いこともあり、練習かよほど自信がある場合をのぞいてあまりおすすめできない。
- トラップには即効性、射程がないため、打開はメインで行う必要があり、味方と足並みを合わせることが必須チャージ時間が長めなので尚更。スペシャルのホップソナーはクリアリングなどで多少役立ちはするものの、基本的にはメインのキルが必要となる。
その長い射程は打開の際にもかなり有利に働くため、それを有効活用したい。味方が前線を上げようとする際に隙を見せた敵を撃ち抜こう。
- このブキを使う上で特に重要なのはメイン最長の射程をイカした立ち回りを意識すること。特に長射程スピナーやスプラチャージャー系を射程差をイカして撃ち抜くことが重要である。
そのためにはこのブキそのものの射程はもちろんのこと、「相手のブキがどこまで届くか」を把握することが重要になってくる。
メインウェポン最長射程のブキを使っている以上、敵の攻撃が届くところでチャージをしてはいけない。これは他チャージャーとの対面で重要な注意要素。例えばスプラチャージャーとのチャージャー対面の場合、こちらよりチャージ速度で勝るスプチャの射程内で、チャージしてからの射撃ではチャージ時間差を突かれ、こちらがやられてしまう。このような場合、一旦は多少前線の敵を諦めてでも敵スプチャの射程外に下がり、そこから射程をイカしてスプチャを撃ち落としにいく。こうすれば一時的には前線の味方の負担は上がるが、撃ち落とせた瞬間に味方の負担は減り、結果としては前線の味方が動きやすくなるという事。また、射程の長さで十分に補えているとはいえ、チャージ時間がやや長いことも頭に入れておこう。外しても1.5秒ほどチャージすれば次の弾を撃てるが、他の長射程ブキとの射程差は0.5~1.5本分。その間に他の長射程ブキは容易に詰めてきたりリッターを曲射で一方的に攻撃できる場所に移動してくる(ステージにもよるが)。もちろん短射程ブキ相手にも何度も外してしまうとすぐに距離を詰められる。長射程ブキより機動力が高いのである程度近づかれると当てにくい。こうなると相手の得意な距離で戦うか、場所を明け渡す必要がある。詰めてくる相手には一撃で仕留める覚悟が求められるだろう。
この立ち回りをする際はチャージキープが非常に有効となる。上手く活用できればリッターの射程外だからと油断して安堵している敵を撃ち抜くことができるのだ。敵の持ちブキの射程外へ下がるなどの距離調節も含めて、チャージキープを如何に活用できるかも腕の見せ所だろう。
- またこれらの強さは後衛としてのものであり、当然だが最前線で突撃していくブキではない。
どんなブキでもそうだが、さすがに複数人に近付かれ囲まれると勝ち目は薄い。2人以上人数不利になるとそのような状況になりやすいため、それに備えて常に退路の確保を意識し、複数人に近付かれそうになったら一目散に逃げよう。
そして、なまじ強いブキであることから、何度もデスして影響力を行使できない時間が長引くと徐々に戦況が悪化していく。回避性能はそれなりに高くデスしにくいブキだからこそ、不用意なデスは可能な限り避けよう。
たとえデスしていなくても、例えば射程を活かせない極端に引っ込んだ場所にいたり、1人の敵とひたすら睨み合ったりすることは、本来単独で前線全体に圧力をかけられるリッターにとって大きな損失である。
より正確に言うのなら、「状況不利」を「大幅状況不利」にしないポジションで戦う事。チャージがやや遅い上に重量級のイカ速度ペナルティも存在するリッターの性質上、他のチャージャーのように前衛のすぐ後ろで援護していると「SPなどでこちらの前衛が崩れた瞬間に、反撃も逃走も出来ないままその流れで一緒に撃破される」という事態が頻発する。
あなたが上位プレイヤーでないのならば、カニタンクやウルトラショット、に狙われたら基本的にポジションを変えざるを得ない。落ち着いて仕切り直そう。
ただし、カニタンクの位置が低ければヘッドショットを狙いやすいので狙っても良い。やるなら落ち着いて狙おう。当然相手の攻撃が届かないところでないと先にやられるのでカニタンクの射程外まで下がることを最優先しよう。
特定ブキ、スペシャルへの対応
各長射程・無限射程スペシャル対策
メインの練度もそうだが、こちらも必須項目。
メインウェポンでは全てのブキに射程有利を取っているブキであるため、相手側は必然的に長射程スペシャルをほぼ必ずリッターに撃ち込んでくる事になる。
敵が長射程スペシャルを発動する度に毎回やられてしまっては、リッター本来のパワーを十分に発揮する事は難しい。
以下、長射程スペシャルの対策を挙げていくが、長射程スペシャル持ちのスペシャルポイントが溜まっているのが見えた場合は、いつでも対策行動に移れるよう意識したい。
画面上部相手アイコンのスペシャルの光が消えたタイミングで対策行動に移るのが理想。場所によって回避しづらくなることもあるので、場合によってはリスジャンするのも選択肢。死ぬよりはマシである。
- ウルトラショット:×
最も警戒しなければならないスペシャル。
試合開始前にスペシャルがこれであるブキを持っている相手がいるか要チェック。ウルショ付属ブキは必ずマークしておきたい。
前隙・予備動作・予兆がほぼ無く射程が長いため、不意に前線から撃ち込まれてやられてしまうことがしばしば。しかも弾がデカいのでなんとか反応してチャージキープ回避を使おうにも逃げきれずに被弾してしまいやすい。
このスペシャルを持つ相手がスペシャル発動可能な状態なら優先撃破対象になる。何としても発動される前に倒したい。
ウルショは足元塗りができないので、自インクに躓いているなら倒すチャンスである。
ちなみに発動時はランチャーを取り出す音が発生するため、音をよく聞けば射撃される前に反応できるかもしれない。
- エナジースタンド:×
最もリッター4kの価値を押し下げているスペシャル
現環境で大流行しているスペシャルであり、リッター4kと噛み合わないスペシャル。先に言っておくと、リッターでの対策は不可能に近い。
敵視点の場合、上昇した移動速度による前線上げ、復活時間の短縮によるリスクの減少が厄介。なおエナスタでの復活時間短縮効果とスペシャル減少無効の効果は現在は復活ペナルティアップでは打ち消せないため対策にならない*4。左右にぶれながら近付いてくるヒト速とイカ速が30上昇した複数の短射程ブキを常にいなせる技量左右にぶれながら近付いてくるヒト速とイカ速が30上昇した複数の短射程ブキを常にいなせる技量があれば理論上は受けきる事は可能だがそう上手くはいかない。復活時間の短縮による試行回数の増加でいつかは突破されてしまうだろう。
味方視点の場合、リッターの特性とエナジースタンドによって上昇する能力が噛み合わず、エナジースタンド自体の脅威が減少してしまう。リッターにとってヒト移動速度が上がろうが復活時間が短縮されようが前線に出るのは不得意でドリンクを飲んでもあまりやる事が変わらない。本来最大4人が受けられるドリンクのバフが減退し、前線4人で一気にラインを上げる戦術がとり辛くなる。
結果としてリッター4kに対しての性能が大きく劣るとされたR-PEN/5Hが躍進し、代わりに採用されることが多くなった。唯一の対策はスペシャルを使われる前にエナスタ持ちを撃ち抜くことか。
- ショクワンダー:△
こちらも要警戒。射程差を一気に覆してくるスペシャルであり、どんな状況だろうと地形を無視して無理矢理こちらに近づくことができる。
真正面からの突撃なら移動直後の隙に差し込むことができるが、大抵は死角から現れることが多いため、音をよく聞くこと。「ヒュルルル…パァァン!」という音が聞こえたら近くにショクワンダー使用者がいる。
音さえよく聞いていれば気付きやすいので、逃げるのは容易い。自信があるならトラップと合わせて、返り討ちにしてもいい。
ホクサイは塗り進み、クアッドホッパーホワイトは4連スライドでこちらのインク地帯を無視して無理矢理突撃できる点に注意。他のショクワン持ち以上に高い殺意で襲い掛かってくるので、中途半端な逃げだとトラップを掻い潜られて追い詰められる。たまにリッター以上の射程を生かして体当たりで1確を狙う者もいるが、その場合は冷静に回避してトラップに誘い込もう。
- カニタンク:△
これも要警戒。カノン砲でこちらとほぼ同等の攻撃を仕掛けられる強スペシャル。物陰に隠れてもカノン砲は曲射ができるのでなかなか厄介。
弱点は剥き出しになっている頭部や背中。射程を活かして遠距離から戦うリッターで相手の背中側に潜り込むのは現実的ではないので、相手の頭部に撃ち込む、所謂ヘッドショットを狙おう。
非常に難易度が高いものの、これを何度もできるようになれば相手を萎縮出来るかもしれない。
- メガホンレーザー5.1ch:○
無限射程スペシャルの一つ。ロックオンされたら全力で逃げよう…と言いたいところだが、速く逃げようとするほど追いつかれやすく、場所によっては味方を巻き添えにしてしまいやすい。
レーザーの追尾速度はこちらの移動速度に依存し、一瞬前の自分の動きをトレースするような挙動をする。そのため、レーザーを6本すべて射出されたとしてもヒト歩きで簡単に振り切れる。
拘束時間も3秒程度と、そこまで長くないのでこちらへの影響もさほど大きくない。
フルチャ状態でのヒト速ではあまりにも遅すぎるので流石に厳しいが、チャージキープ状態でのイカロールで被害を多少抑えることができる。なるべくフルチャを捨てないようにしたい。
アップデートでダメージがアップしているので今まで以上に注意が必要。
- キューインキ:◎
吸収モード中は横や後ろをとれていない限り射撃しても無駄。狙っている相手が取り出してきたら、大人しく別の相手を狙おう。
本体を狙うなら、狙い目は射撃モードになった瞬間。射撃モードになる際に「キュイイン!」というSEが鳴るので、よく聞けばタイミングを掴めるだろう。すかさず撃ち込んで、反撃弾を撃たれる前に倒したい。
仮にこちらに反撃弾が飛んできても弾速が遅いため容易に避けられる。
- ジェットパック:△
相手の射程は確かに長いが、こちらよりは短い。かなりシビアだが、射程管理ができれば射程外から撃ち落とすことが可能。というよりクーゲルシュライバーを差し置いてこのブキを採用するならジェットパックアンチとしてしっかり落とすのは必須になってくる。
長射程のスペシャルとして使う他に崖下からの奇襲で発動するパターンもあり、この場合はあちらが直撃を外した上でこちらはフルチャージを一発で当てない限りほぼ負ける。
チャージャーの弱点として真上には照準を向けられないというものがありジェットパックでリッターを倒したいなら意識すると良いだろう。
- アメフラシ:△
見た目は地味だが居座ると普通にデスしてしまうため、こちらに向けて雨を降らされたら一時撤退しよう。頭上に屋根が無い限り雨を防ぐことはできない。
ヤガラ市場など雨を防げる屋根があるならそこに逃げ込むのも一考。
- ナイスダマ:○
チャージ中の相手にはアーマーが付与され、アーマーにフルチャを撃ち込むと対物攻撃力アップ無しでも半分以上削れる。しかしアーマーを削り切ってから本体を倒すに3発も要されるため、自力で不発にするのは不可能である。
しかしアーマーを削っている味方がいたら、援護のためにフルチャを撃ち込んであげよう。味方がナイスダマを不発にさせてくれる。
また玉の射程はリッターよりも長いため、玉を投げ込まれたら地形に着弾する前に回避行動をとること。その際玉がどこに着弾するか軌道をよく見ながら回避先を考えたい。
着弾点さえしっかり把握すれば回避自体は簡単で、拘束時間も短いのですぐポジションに復帰できる。
- マルチミサイル:△
無限射程の一つ。直撃で即死するミサイルがこちらに大量に飛来してくるため、ロックオンマーカーが見えたらすぐに逃げ道の確認を。逃げ先が塗り荒らされていたらノンチャで塗って逃げ道を確保しよう。着弾マーカーが見え始めたら素早く回避。
- ウルトラハンコ:○
振りは余程近くでもなければ当たらないが、ハンコの投擲はウルトラショット同様、いきなりやられてしまいやすい。
あちらより発動時の音が派手なので反応しやすいが、かなりディレイをつけてから投げ込んでくる場合があるため、警戒を怠らないように。
ただ、ウルトラショットとは違い投げは1発限りなので、それを回避すればすぐこちらが撃ち始めることができる。射程もそこまで長くないので、落ち着いて離れて回避すればOK。
連続スタンプを正面から潰すのは遠距離ならじっくり狙いやすいが、中距離まで詰められたときに外したらほとんど無理なので素直に逃げるかスーパージャンプしたい。
- テイオウイカ:△~◎(ステージによる)
変身して襲いかかって来たら急いで逃げるべし。
リッターの破壊力を持ってしても相手は無敵なので掠り傷すら負わせられない。代わりにノックバックを与えられるがチャージ突撃で無効化しつつゴリ押してくるため、やはり効かない。
相手は金網をすり抜けてしまうため広い金網床へ逃げ込めば簡単に振り切ることができる。追いつかれて突撃されても大ジャンプすれば回避できるので諦めないこと。どうしてもダメならリスジャンして退避しよう。
側面が塗れない高台を利用しているなら襲われることはないので、普段そこを利用しているなら自分が襲われることを警戒する必要はないが、前衛ブキの仲間たちを守るためにも変身される前に撃ち抜いて不発にしたいところだ。
変身された場合、狙い目は変身が切れて通常のイカタコに戻った瞬間だ。この隙を確実に撃ち抜こう。
- デコイチラシ:◎
こちらにデコイをバラ撒かれた場合の採るべき行動は3つ。
ある程度破壊するか、無視するか、その場から一旦逃げるか。
ダメージをそこまで受けない位置ならデコイを無視できる。放っておけば広範囲を塗り潰されるが、射撃の合間にノンチャで塗り返してスペシャルゲージ回収に利用できる。
もし自分の周囲にあまりにもデコイが多すぎると大ダメージを受けてデスしてしまうため、無視できないならある程度は破壊して安全地帯を作っておきたい。
デコイがバラ撒かれると同時に敵がこちらに攻め込んできた場合、悠長に破壊してると危険。襲いかかる敵を始末してから破壊に取り掛かろう。デコイに気を取られた隙に奇襲してくる相手もいるため、破壊に取り掛かって良いタイミングは割とシビア。
デコイや敵を同時に相手できない場合はその場から退くこと。
無印リッターなら対物攻撃力アップを積んだホップソナーで簡単に一掃できる。
リッターを担ぐ上で特にマークしておきたい武器をまとめた。
この武器達をうまく倒せればリッター使いとして勝利に貢献できるだろう。
- スプラチャージャー系
リッター側が圧倒的有利であり、確実に機能停止させたいブキ。前作では無印のスペシャルが射程・地形無視のハイパープレッサー*5が難敵だったが、本作ではその脅威も去り優劣の差が格段となった。
リッターを除きほぼ敵無しの射程と効率の良いチャージ、加えてスプラッシュボムやスプラッシュシールドといった自衛にも優れたサブウェポンを持ち、ほとんどの武器は正面からでは戦えない。そのため倒す方法が裏取りや奇襲に限定されるうえ、それも無力化できるような好ポジションから睨まれると、前線は狙われるたびに退くことしか出来ず、チームが劣勢に立たされやすい。
そこでリッターの出番である。リッターはスプチャと正面から向かい合って有利の取れる、ほぼ唯一の武器である。スプチャを常に意識して射撃・威嚇し萎縮させる事で、味方はかなり動きやすくなるはずだ。
特に味方にスピナーがいる時はこの武器の撃破優先度はさらに上がる。スピナーは自分より射程の長い武器が非常に苦手なので、出来るだけ早くスプチャを抜いてあげたい。 - リッター4K系
本作で最も警戒が必要なのは、同じリッターだ。真のリッター使いたる者、ミラー戦も勝ち抜くこと。スプラチャージャー系と同じか、あるいはそれ以上に厄介な相手。
トラップやホップソナーで裏取りを阻止、裏取りされてもばら撒いてノンチャ連発を併せて詰め寄った短射程ブキたちを返り討ちにできるのは言うまでもなく強力。射程勝負では敵がいない以上、リッターとまともに戦えるのはリッターしかいないのだ。
本作ではリッター使いが非常に多い上に、マッチング区分の関係もあり、ミラー戦の頻度が高い。敵にリッター使いがいたら確実に撃ち倒そう。もちろん相手リッターも同じ宿命としてこちらを撃ち倒そうとしてくる。リッターの宿敵はリッター自身なのだ。 - ハイドラント
スプラチャージャーと同様、圧倒的有利なので確実に潰すこと。
射程はジェットスイーパー以上スプラチャージャー未満。その圧倒的な火力を振るい、ハイドラ未満の射程のブキを一瞬で焼き払うので、放置していると前衛が次々に溶ける。
普通、長射程武器は近距離戦闘が弱いことが多いのだが、このブキはスピナー種の強みでもある半チャージで反撃してくるという、リッターとは違った接近戦での強みを持つ。そのため、射程負けしている短・中射程は裏取りさえ返り討ちにされてしまい、にっちもさっちもいかなくなる場合がある。特にチーム編成に短射程が多いと手数の分スプチャ以上に厄介な場合もある。
リッターは射程、チャージ速度、弾速などの重要な性能において、強力なキルブキであるハイドラントをあらゆる面で上回っているため、味方のためにも率先して狙っておきたい。徹底的に射程を押しつけて無力化しよう。反撃を喰らわないように距離を保ち、チャージを邪魔しながら徐々に追い詰めていくと良い。ただし今作では無印はスペシャルにナイスダマという射程の差を一時的に覆せるウェポンを持っているため、発動されると敵軍の連携などで好ポジションを奪われかねない点にも注意。 - デュアルスイーパー
位置の確認が必要な武器。
長めの射程、そこそこの塗り能力、自由度の高いスライド、ジャンキャンなど、短射程殺し性能を持っている万能型の強武器。
リッターなどのチャージャー種も高い機動力と長めの射程で一気に詰められるとかなり厳しいので、しっかりと位置を把握しておかないと突然死が多発する。
スライド、グライド射撃、ジャンキャンにより3次元的に動き回るため、狙いを付けるのがかなり難しい。その上高い機動力によりチャージャー、特にチャージが遅いリッターは一撃で沈めないと詰められて逆にやられる可能性がある。その為、躍起になって無理に狙うのは危険。戦うなら射程をフルにイカし、外して詰め寄られても逃げられる距離で戦うといい。
味方チームに短射程が多ければ積極的に狙った方がいい。しかし、味方チームにスピナーやスプチャなど他の長射程武器がいる場合は、デュアルの処理を味方に任せ、相手の長射程や他の前線ブキの相手をした方がいい場面もある。 - ロングブラスター
位置の確認が特に必要なブキであり、リッターの天敵の一つ。
ブラスター種全般は高台を利用する戦法を咎められるブキなのだが、確一ブラスターの中で最長射程であるコイツが特に危険。
射程がかなり長く、どんなに高い高台でも爆風を届かせることができ、定点狙撃を崩しやすいサブと合わさってひたすら高台利用を拒否してくる。
崖縁に寄って射角を大きくズラさないとまともに応戦できず、かといって高度が低い高台や平面だと確一の直撃が脅威となる。
射程差を突くのはもちろんだが、射撃後の隙が大きいという弱点を確実に突くように。それができないと急いで退かない限りこちらがやられる。
このブキ持ちが相手にいる場合、前衛の味方が倒されて不利状況を感じたら高台から降りることを視野に入れること。ロングブラスターを確実に始末できる腕前が無いなら高台から降りた方が身のためだ。 - パラシェルター
積極的に傘を破壊できるため有利。
リッター4Kは単発射撃ブキの中では数少ない、一撃でパラシェルターの傘を破壊できるブキであるため、防御頼みのパラシェルター相手の傘を遠距離から壊してしまえば、相手は撤退を余儀なくされる。多くの短射程シューターはこのブキ持ちを倒したくても傘でガードされて長期戦に持ち込まれてしまい、隙を突かれてやられる、別の敵に倒される、といった事態が多発するために、このブキは短射程シューターの天敵である。そんな相手の傘を破壊してやれば前線の短射程シューターたちが有利に戦えるだろう。 - ダイナモローラー
かなり有利なので積極的に倒そう。
動きの遅さからチャージャー種全体として有利を取りやすいブキであるため、隙を見せたところを最速の弾速で素早く狩りとれる。これも短射程ブキの天敵であるため、味方の前衛ブキが大きな塗りと火力で制圧されてしまう前に封殺しよう。足元確保が全ブキ中最も苦手なので、撃ち抜けなくても塗り射程で封印気味にできることも。 - エクスプロッシャー
基本的にリッター側が有利だが、曲射に注意。
地形に影響されずに爆発物をぶち込んで塗り制圧するグレネードランチャー。DPSやキルタイムに難があるが、その広範囲の塗り能力で短射程ブキたちの攻め手を封殺してくるため、何としても始末したい。しかしこのブキ持ちと対面したときは注意。地形や障害物を盾にして射線外から痛めつけてくる。チャージを済ませて待ち構えているところに爆撃されて広範囲の足元を奪われると、チャージキープでの緊急退避ができず、重要なフルチャ1発を退避に使わされてしまうので注意されたし。キルタイムがワーストクラスであるためまともに戦うならこちらが有利なのだが、チャージをさせない、仕事をさせないように嫌らしくちょっかいをかけてくる。
狙われ始めたらしばらく身を潜めて味方に任せるか、迂闊に姿を見せたらチャージキープで素早く撃ち抜きたい。 - パブロ、ボールドマーカー
やや不利なのでマーク必須。
いずれも高い機動力を活かしてこちらの狙撃を躱しながら接近し、こちらの懐に入り込んで攻撃してくる。ある程度慣れてくれば素早く移動する相手への対応もしやすくなるが、それでも相手との読み合いを制して早めに仕留めないと、一発外しただけで次の弾をチャージしている間に接近してくる。
トラップによる自衛を多用するとともに、味方と連携して対応しよう。 - スクリュースロッシャー
段差下からやられないようマーク必須。
前作でもある程度長射程チャージャーの天敵的な側面はあったが、今作に入って流行が爆発し、当たる機会が激増した。近付かれると高台にも容赦なく飛んでくるメインに加え、ある程度射程があり牽制に適したタンサンボム、リッターのメインよりも長い射程を持つナイスダマと射程こそ劣るが即効で即死させるウルトラショット……など長射程チャージャーに反撃する手段がメイン・サブ・スペシャルともに揃った強敵。特にイカニンジャを積んでいる相手はバンバン距離を詰めて狙ってくるため、この猛攻を捌き切れるかがリッター使いの腕の見せ所。
- トライストリンガー
基本的にリッター側が有利だが、確1曲射に注意。
現状ではチャージャーとは正面向き合って戦えるブキではないが、曲射がこなせる長射程確一ブキという点で他ブキに無い理不尽要素を持つ。というより長射程で曲射ができるブキの中で確一火力がある唯一の存在。(ダイナモローラーは射程こそ長いが確一範囲は近~中距離に限定される)
正確に矢を3本全てヒットさせるエイム力と物陰裏や起伏裏の相手を射抜く曲射エイム力の双方を極限まで熟練したプレイヤーが握ると、理論上射程圏内に収めさえすればどんな場所に敵が居ようが即死させることができる。
これでは射程で有利をとれているリッターでも流石に危険な相手となってくるだろう。射線を通しにくい物陰裏から距離を詰めて曲射で応戦してくるので、何処からか矢が飛んできたら要警戒だ。
姿を視認できたらスプチャと同様に最長射程を突きつけて撃ち抜く。幸いにも向こうはチャージキープできないので距離さえ離してしまえば応戦できなくなる。
ギアパワー考察
人の好みは千差万別、ギアパワーも人の数だけ組み合わせがある。
イカはほんの一例、ぜひ自分なりのギアパワーを見つけてほしい。
相性の良いギアパワー
- インク効率アップ(メイン)
少ないギアパワーで高い効果を発揮できる。
同じだけインク回復力アップを積んだ場合と比べるとこちらの方がインク効率で勝る。
ただし、積み過ぎると優位性が薄れるので注意。
メイン1(フルチャージ5発)程度でもだいぶ動きやすくなることは念頭に置いておこう。
多く積む場合はメインを6発撃てる22積み(メイン1サブ4)が目安になる。
ギアパワーの並びが綺麗だからといって19積み(メイン1サブ3)にするのは非常にもったいない。
- インク回復力アップ
前作に引き続くリッター系定番のギアパワー。インク効率アップ(メイン)と併用するのもよい。
メインサブ共にインクロックがほぼ無くインク回復の機会自体が多いため、ほとんど常に発動状態にできる。
全てのブキの中で最も相性が良いと言っても過言ではない。
トラップを頻繁に置きたい場合にもオススメ。
- スペシャル性能アップ
ホップソナーの衝撃波の範囲を拡大できる。
より広範囲を索敵できるようになり、4Kスコープに次ぐ最長射程であるメインを活かしやすくできる。
回避のためにジャンプした相手を見つけ次第、撃ち抜いていきたい。
しかしスペシャル発動回数は期待出来ないので、このギアパワーが活躍出来る場面は根本的に少ない。
- スペシャル増加量アップ・ 逆境強化 (アタマ専用)
スペシャルゲージ回収手段。
増加量アップはトラップの塗りや敵を倒した時のインクでも効果が出る。
自分はデスしにくい位置から攻撃するため、逆境強化との相性は良い。
ただしホップソナーは前線が生きているときこそ強力なので、発動タイミングには気をつけたい。
むやみにインク回復で投げるのはあまり推奨しない。
- スペシャル減少量ダウン
どのブキでもそこそこ定番の保険用ギアパワー。
GP3(サブ1)だけでもそれなりの効果を発揮する。
特に、リッターはデスしにくいブキな分デスしてしまった時に受けるディスアドバンテージが大きくなりやすいので、枠に余裕があるならサブ1だけ採用するのもアリ。
- イカダッシュ速度アップ
他のブキより遅いイカ速を補うギア。
これを積んでおけば、敵に近寄られたときの退避や立ち位置の変更がしやすくなる。
4Kスコープには無いチャージキープをよりイカしやすくするメリットも。
今作では重量級ブキがイカ速を積んだ場合の効果が大きく、ガン積みすると同量積んだ通常ブキとの差がほぼなくなるくらいにまで速くなる。
少量のギアパワーでも効果が高いので、最低でもサブ2は付けておきたい。
- サブ影響軽減
全ブキ中(準)最長射程である以上、ボムを投げ込まれる頻度が非常に高い。
リッター4K対策としてサブ性能アップで飛距離を伸ばしたボムを使ってくる相手に備えて積む。
複数のボムの遠爆風に耐えやすくなり、複数の敵からボムを一斉に投げられて、
爆風だけで削り切られてしまう可能性を減らせる。サブ1積みでタンサンボムの遠爆風3発を耐える事が出来る。
- 復活ペナルティアップ (フク専用)
デスしにくいチャージャーはこのギアのデメリットを受けにくいので、よく噛み合うギアパワー。
上位帯はこのギアパワーを付けるのがテンプレとなっている。
一見すると復活時間延長効果にばかり目が行きがちだが、このギアの真価はスペシャルゲージの減少量を増大させる部分。
相手の打開の足並みを乱し、有利状況での抑え込み性能をさらに高めてくれる。
またガチヤグラでは採用率の高い復活時間短縮の効果をほぼ消すことができる。
ただし、デスを恐れてずっと後方に芋り、お荷物にならないようにも注意。このブキにあまり慣れていない段階で付けるのはオススメ出来ない。
ガチホコバトルやガチヤグラなどで積極的にルール関与する際にもやや注意が必要。
- スーパージャンプ時間短縮
敵に接近されたときの緊急退避に使えるギアパワー。
肝心なところで一発外して相手に接近されても素早く逃げることができる。
復活ペナルティアップを積む場合は万が一に備えてこちらも積んでおこう。
少ないギアパワーでも効果が大きいので、復活ペナルティアップのフクのサブスロットに1、2個つける程度でも良い。
より生存力を高めたい場合はメインスロット1つは必要になるか。
- 対物攻撃力アップ (クツ専用)
ややピンポイント気味な運用になるが、敵のスペシャルに対する強力なメタになれる。
カニタンクやグレートバリアを割りやすくなる他、遠くからナイスダマのアーマー耐久をごっそり持っていくことが可能。
ガチホコバトルではホコバリアという対象物が確実にあり、人気が高い。
なによりもXマッチにてかなりの割合で相手に来る、敵リッターの出したソナーを超遠距離から一撃で粉砕できるので完全無力化も可能。
相性の悪いギアパワー
- イカニンジャ
素の遅いイカ速がさらに低下してしまい、間合い管理が困難になる。
射程を活かして戦う本ブキではこのギアパワーに頼らざるを得ない場面は無いと言ってよく、ほとんどイカ速低下のデメリットしか受けられない。
そもそもチャージャー種は位置バレするのはほぼ前提であるため、姿を隠して動き回る暇があるなら射程差を突きつけて接近させないのが第一。
Ver.2.1.0でイカダッシュ初動の0.5秒間だけ飛沫が出る仕様になったため、近距離での咄嗟の撹乱にも使えなくなった。
- 復活時間短縮
いくら敵チームに最重要撃破対象としてマークされるとはいえ、原則的に前線に突っ込むブキではない。
ガチヤグラに乗ったりガチホコを持って進軍するのならともかく、純粋にやられた数が多いのであれば立ち回りの見直しを図ったほうがいいだろう。
- ヒト移動速度アップ
チャージにつれてヒト速が遅くなる仕様でスクイックリンでは採用される場合があるが、
本ブキでは安全圏からチャージするブキであり、またこれを採用しているからといってメガホンレーザー5.1chやマルチミサイルを避けれるようなものではない。
チャージ完了後のヒト速に至っては全ブキ中最鈍のためいくら積んでも無積みのスプラチャージャーにすら及ばない。
現実的には延長中にガチヤグラに乗り込んで来たブキとの撃ち合いか、ガチホコを持って塗れない床を歩いて進むくらいしか恩恵は無いと思われる。
- アクション強化
フルチャとノンチャのジャンプ撃ち拡散が全く無いので拡散低減の効果が受けられない。
イカロールやイカノボリが重要になる距離では戦わないのでこちらも意味が薄い。
結果として付ける意味を全く見出せないギアパワー。
- スタートダッシュ
一時的にヒト速イカ速敵インク影響減アクション強化がGP30分強化されるが、この中でリッター4Kにとって重要なギアはイカ速のみ。
リッター4Kにとって一番相性が良いペナルティアップのギアとかみ合わせが悪く、開幕でキルされたらまず延長出来ない。
潰れたらメイン一個分のギアパワーが丸損になる割に上がるギアパワーがリッター4Kと相性の悪いものばかりでおススメ出来ない。
ギアパワーによる効果
インク効率アップ(メイン)
軽減量最大50% (少量で効果を発揮しやすい)。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP22 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
インク消費量 | 25.0% | 22.8% | 21.3% | 19.8% | 16.9% | 16.5% | 14.9% | 12.5% |
射撃可能回数 | 4 | 4 | 4 | 5 | 5 | 6 | 6 | 8 |
ヒト移動速度アップ
チャージ中の移動速度上昇率25%。
ギアパワー | GP0 | GP3 | GP6 | GP10 | GP20 | GP30 | GP57 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
非射撃時 (DU/f) | 0.960 | 1.01 | 1.05 | 1.11 | 1.23 | 1.32 | 1.44 |
フルチャージ時 (DU/f) | 0.150 | 0.154 | 0.157 | 0.161 | 0.171 | 0.178 | 0.188 |
敵に使われる場合の対策
このブキを一言で表すと理論上最強。
全てのブキを上回る圧倒的な長射程と1発の威力により、主戦場を単独で制圧することができる。その性質上どんなブキをもってしても確実に対処することは難しい。
Xマッチの統計データを見ると、スコープ無し版は後衛の中で上位の使用率を叩き出しており、勝率も平均程度にある。4Kスコープは使用率こそ平均やや下程度だが、勝率が比較的高い。ただしこれは性能差というよりは慣れないプレイヤーがいきなり4Kスコープを使うとは考えにくく熟練プレイヤーの割合の多さが現れているのだろう。
- 射程・威力の割に短いチャージ時間
長射程スピナーであるハイドラントを遥かに凌駕する射程を持つ(ハイドラントの有効射程が試し撃ちライン4.8本分なのに対して、リッターは同6.2本分。その差はわかばシューターとプライムシューターの差を超える)一方で、チャージ時間はハイドラントよりも約40%も短い、わずか1.5秒程度である。この溜め時間から、主戦場全体に一撃必殺の弾を飛ばせるのはかなりの脅威となる。
- 半チャージ・ノーチャージの攻撃力
フルチャージ以外は確定1発ではないものの、接近してきた相手を返り討ちにできるほどのダメージと射程はある。
ノーチャージで何故か1発40ものダメージの弾を連射でき、トラップやホップソナーとの組み合わせによって、間合いを詰めた前衛にすら撃ち勝つチャンスが十分にある。
- 射線を見せることによる制圧力
長い射程と確1即着弾で睨みをつけて、「複数人の行動を制限し『塗らせない』ことができる」というのは、キル以上の脅威となる。試合に貢献しようとするならどうしてもリッターの射程内に入る必要がある……しかし射程内に入ると撃ち抜かれるリスクがある……とジレンマに陥り、最悪の場合まともに行動できないことも。
- 同時に複数人を見てくる
相手リッターは見晴らしの良いポイントに陣取り、こちら3~4人の動きを同時に把握してくる。相手前衛3人に加えてリッターの射線も相手にしなければならないとなると、敵前衛が3ヶ所に分散して戦っている場合で考えると1vs2、1vs2、2vs2をやっている、つまりこちら4人に対して6人を相手に戦っているようなものであり、実質的な人数不利を強いられる。
- 前衛との連携
実質的人数不利を強制されながらこちらが敵前衛と交戦しているところに射線・確1射撃を飛ばしてくる。こちらからすればリッターが当ててこようとそうでなかろうと、行動を制限される時点で非常に厄介である。
リッターが狙っている気配がしたらすぐに退く、そもそも射線が通る場所では戦わないなどを徹底すると、こちらは前に出ることができず、マトモな試合ができない。
前に出る限り、常にリッターに狙われている状態で相手前衛と戦わなくてはいけないので、リッターの射線と敵前衛のクロスファイアーに遭うことは必至であり、圧倒的に不利。
- 射撃後隙がほぼ無い
「撃ったら即動ける」という高い機動性が回避性能・逃走性能の高さを支えており、ボムを投げられてもスペシャルで狙われても回避しやすい。
チャージキープと合わせて撃ってから回避・回避してから撃つ、どちらの選択肢も持てる万能な器用さを持つ。
- インクロックがほぼ無い
他の長射程ブキや動作の重いブキには撃った後にしばらくインクが回復しない時間(これをインクロックと呼ぶ)があるのだが、チャージャーは射撃後すぐにインクが回復し始めるため数字よりも燃費が良い。インクロック時間はシューターとほぼ同じ20F?(要検証)で、撃った後すぐに回復し始める。
他のブキと比較すると、インクロック時間はスピナーが30~40F(最大0.67秒)、スロッシャーが35~70F(最大1.17秒)、ブラスターとシェルターが40~70F、ローラーは40~80F(最大1.33秒)で、チャージャー全体がこれらより短く、すぐにインクが回復する。
- 高い整地性能
スピナー属はノーチャージではほとんど塗れず、ある程度チャージしながらでないと整地できないため局所的な整地速度が遅い。ストリンガー属はスピナーとは逆にチャージするほど塗り性能が下がっていくため、遠くの相手を狙うとほとんど塗れない。それに対してリッターは、ノーチャージでも半チャージでもフルチャージでも塗りが綺麗。ノーチャージ連射で目の前を広く塗ることができ、フルチャージで遠くまで一直線に綺麗に塗れる。
この整地性能の高さにより、ボムやスペシャルで退かされてもリカバリーが容易で、すぐ元の場所に復帰して再度撃ち始めることが可能。
ただし、自陣の整地的な塗りとキルは両立できず、この武器に求められるのはキルであることがほとんど。ナワバリバトルだけは活躍が難しいブキである。
- 新ステージの構造と相性がいい
「縦長のステージ」「中央への侵入口が少ない」「障害物や起伏が少ない」という本作の新ステージにおいて、射線の通る場所は非常に広範囲に渡る。特にガチエリアにおいては、そもそも近付くルートすらマトモなものが無いことが多い。
そして、縦長のステージによって必要な視野角も狭くて良く、ポジション取りが雑でもステージ全体を見渡すことができ、射線による圧をかけることができる。
「スプラチャージャーでは狙えないがリッターなら狙える」という場所も少なくないため、リッター以外の長射程ブキの立つ瀬がないという状況も起こり得る。
- 打開性能の高さ
リッターは不利状況の打開が苦手とよく言われるが、それは間違い。こちらが制圧して有利ポジションに陣取っていても、その長大な射程で敵陣高台からこちらの有利ポジションまで余裕で射程が届くため、そこからキル性能の脅威を押し付けて有利ポジションの放棄・障害物裏への撤退を強いてくる。射線を向けられたことにより有利ポジションを手放さざるを得なくなり、その隙を突いて敵前衛にポジションを奪取され、じわじわと形勢が不利になっていく…ということもよくある。
制圧して有利になった状況でも、対リッターは最大限の警戒が必要となるだろう。
大前提として、リッター4Kはすべてのブキに強い。リッター以外の長射程ブキは押し並べてリッターに相性が悪く(しかも本作は、リッター以外の長射程ブキの多くはサブスペどちらかまたは両方に恵まれていない)、中射程・短射程ではリッターに攻撃が届かない(攻撃が届くポジションまで攻め上がることが困難である)。
裏やサイドから強襲できるステージではリッターの裏をかくことが非常に有効なのだが、本作はそれができるようなステージが少ない(縦長、裏取りルートが少ないなど、長射程有利なステージが多い)。
そのため、ステージの構造上どうしても正面からリッターと対峙せざるを得ない地点や場面が多い。
そこから導き出されるリッターの脅威は何かというと、それは「リッターに抜かれること」ではない。
一番の脅威は「リッターに抜かれないように行動しようと考えた時、前に出るとリッターに抜かれるor敵前衛とクロスファイアーされ擬似的人数不利になることが明白な場面が多すぎる→マトモに前に出られなくなる」、この超絶的な抑止力が脅威なのである。
リッター側は、これらを容易に実現できる性能を持っているからこそ、対するこちらは「前に出られない、マトモな試合が成立しない」という状態に陥ってしまうのだ。
リッターに狙われていることが分かったら、まず抜かれないために少なくともその場で立ち止まってはならない。
まっすぐ逃げたりジャンプしたりすると読まれるため、イカロールなどを駆使して不規則に動くことを心がけたい。なお、動いて弾を避ける場合は、射線に対して垂直に逃げないと当たる可能性が高い。
チャージャーの性質上、イカの身体が完全に隠れる高さの段差や坂を利用して隠れるのは有効。しかし半端な隠れ方はNG。アップデートである程度改善されたが、それでも本作では前作よりもラグが大きいためだ。これについては改善の見込みも無く、割り切るしかない。また、本作では前作までよりイカ状態の当たり判定がメチャクチャ大きくなっているので、潜伏しようが大まかな位置がバレていれば簡単に当てられてしまう。それこそ小さい段差や壁を貫通してブチ抜かれるレベルで当たり判定がハミ出しやすいので、その意味でも半端な隠れ方は意味を成さない。分厚い障害物にしっかり隠れること。
イカニンジャがあると移動先が読まれにくくなるので撃ち抜かれにくくなる…はずだったが、アップデートにより潜伏を始めてから0.5秒間はニンジャ効果が出なくなるよう弱体化されてしまった。
イカ潜伏してから0.5秒待ってから移動を開始する、もしくはスティック半倒しで飛沫を立てないようにする事で弱体化の影響をカバー可能だが、たった1.5秒でチャージが完了する即着即死弾の前でそんなことしても意味のない自殺行為なので、弱体化を受け入れ移動先が丸見えになろうが素直に移動で回避を試みること。
1発外させれば再び溜め終わるまでにたった1.5秒だが猶予ができるため、キル出来そうならキルを狙う。射程的に不可能ならその間に物陰に隠れるなり、射程圏外まで逃げるなりしよう。
リッターは段差の上に陣取ることが多く、その場合は段差の真下が死角となる。運良くそこまで辿り着くことができれば、一定の射程と範囲攻撃を併せ持つブキなら一方的にリッターを攻撃可能。
ただし、リッターのいる段差の下へ行くと相手の前衛に対して背を向ける形になるため、背中(敵前衛の動き)には注意すること。リッターに夢中で敵前衛にやられてしまいました……では相手の思う壺である。
また、そもそもリッターのいる段差下まで攻め込むこと自体が困難なのだが、そこまで辿り着くための具体的方策は…現時点ではこの対策ページにおいても明確な答えを出せない状況である。まぁ高いプレイスキルを発揮して頑張ってくださいとしか言えない。
そんなチャンスは極めて少ないが、頑張ってそこまで辿り着くことができたら、チャンスは可能な限りモノにしよう。
大抵の場合はそこまで辿り着くことは困難であり、メインウェポンが役に立たない場合が多い。そしてリッターは回避力が高いため、サブやスペシャルを使っても倒せず、牽制にしかならないことも多い。とにかくリッターを倒すこと自体が困難なのだ。
しかし、牽制にしかならなくともリッターに好き放題されてはマトモな試合にならないため、サブスペで牽制し続けるしかない。
基本的には遠くからボムを投げるという手が第一の対抗手段となる。リッターは回避力が高いため、あくまで牽制に留まるが、何度も投げて牽制することで敵の攻撃のチャンスを減らすことが大事である。
また、クイックボム3連投やラインマーカー3連投なら遠距離から奇襲キルが狙える。
ただし、そのままではラインマーカー以外ボムがリッターに全然届かない。サブ性能アップ無積みでは、楽にボムを投げられる地点に満足な遮蔽すら無いことも多い。
リッターは、ボムを投げられても撃ってから回避、チャージキープと合わせて回避してから撃つ、どちらもできるため、サブ性無積みで甘えたボム投げをすると楽々と抜かれる。
そのため、ボムを投げる時は遮蔽物の近くで、身体を晒す時間も最小限にすること。それでも狙われていれば普通に抜かれるので、敵リッターが何を見ているかもちゃんと観察すること。敵リッターにこちらを見られている時に投げてはならない。
楽にボムを投げるにはサブ性能アップのガン積みが要求される(最低でも20、できれば30近くは欲しい)ので、こちらのギア枠が消耗して苦しい。
しかも、ボムを多用するとこちらのインクはカツカツ。全体の盤面で不利になり、どうやっても相手前衛との戦いが不利になるという欠点もある。
スペシャルウェポンも牽制に役立つが、逆に言えばスペシャルであっても牽制にしかならない。本作のスペシャルの多くはリッターより射程が短いか、リッターを倒し切れるキル性能を持っていない。
ウルトラショットは単独でキルを狙いやすい。判定が大きいので当てやすく、曲射なら一方的にキル出来る。さんぽで予習しておけば全くの死角からキルを狙う事も不可能ではない。
ただし射程はリッターとほぼ同等で弾速では劣る(曲射を狙うと射程も負ける)ので、お互い見合った状態だとウルトラショットが負けてしまう。そのため、リッターに見られている状況で発動することは禁物である。
そして、リッター4Kに最も総合的に有効なスペシャルがカニタンク。カノン砲による曲射の直撃がリッター4Kと同等の射程を持ち(爆風も含めれば4Kスコープ並)、リッターより高い位置で発動出来ればヘッドショットの危険性が大幅に減る(下からだと機体前面が邪魔してくれるので撃たれにくい)からである。
球体モードをはじめ、装甲を狙ってカニタンクを破壊するにはフルチャージ3発が必要になる。
逆に言えば、リッターよりも低い位置や横向きでカニタンクを発動するとヘッドショットされやすくなるので要注意。基本的にはリッターにカノン直撃が届く位置でリッターが撃つのを待ち、次のチャージの隙に差し込んでキルを狙おう。連射弾が届くなら発動硬直後に連射弾+カノンと入力することで、うまく連射弾が当たれば即死コンボが成立する。
カニタンクを持っているなら、「リッターよりも高所で発動し、カノン砲を中心にして圧をかけながら強気に前に出る」ことを心掛けよう。
ただし、アップデート時の運営の解説では、「離れたところからサブウェポンやスペシャルウェポンを使用し続ける戦法を抑制する」と複数回にわたって宣言されているので、今は通用しても、今後この戦法が弱体化していく可能性が高い点には注意を要する。
そして、もし敵リッターをキルできたらすぐやるべきことは、こちらが潜伏ポジや高台下ポジに入り、不意打ちからの連続キルで大量のカウントリードを狙う事だ。
極めてデスしにくいリッターを倒すことができたということは、これは極めてレアなチャンスであると心得よう。
リッターはサブスペを絡めると近距離戦も強いのだが、一方でリッターは復活直後にサブスペを絡めて戦うことが難しい。そこを突いて先手を取れば勝ちやすいし、高台直下に潜めば一方的に攻撃出来る。
多くのリッター4kはペナルティアップのギアを積んでおりキルされたときの復活時間が長く、スペシャル減少量も大きい。連続でペナルティアップするのはお前の方だと教えてやろう。
くれぐれも、他の敵の行動には注意すること。不用意に姿を見せて他の敵に見つかっては全て水の泡だし、逆に潜伏時間が長すぎても味方負担になってしまうので、やはり相応に高いプレイスキルを求められる。
逆にキルした後にのんきに周りを塗ってスペシャルを溜めるのはおススメ出来ない(カニタンク、ウルトラショットを除く)。それでは結局少しの有利にしかならず、敵リッターが再びポジションに入ってしまっては不利な展開に逆戻りするからだ。
リッター4Kに対して確実に勝つ策は存在しないが、「相手はリッターではなくリッターのいるチームとして考える」ことでもうひとつの対抗策が…生まれているかどうかは微妙なところだが、一応記しておく。
リッター唯一の欠点は多対一への適性がほぼ皆無であること。つまりリッターを避けつつ前衛の排除を優先する戦い方だ。その欠点を突くためには「敵前衛をどうやって排除するか」が最大の課題であり、この具体的方策についても現時点ではこの対策ページにおいても明確な答えを出せない状況である。
もちろん上記「このブキの強みについて」に記載した通り、そもそも敵にリッターがいる時点で、前に出て戦うと敵前衛3人に加えてリッターの射線も相手にすることになるため、敵前衛&リッターのクロスファイアーの危険に常に晒されて実質的な人数不利を強いられ、極めて困難な戦いになる。かと言ってリッターの射線が通らない場所で戦おうとすると、使える陣地が狭すぎて敵前衛とマトモに戦えないor大きく前線を下げることになってしまう。この八方塞がり状態に打ち勝って敵前衛を倒せというのだから、極めて高いプレイスキルが求められることは間違いないし、受けるストレスも相当なものになる。
また、仮に敵前衛を1人排除できたとしても、そこで焦ってヤグラやホコを取りに行って身体を晒すと、一瞬でリッターに抜かれ、結局有利状況に持っていくことができなくなる。リッターは、1人程度の人数不利なら楽々と覆せるほどの性能を持っているのだ。1人倒したとしても、敵にリッターがいる場合は「有利状況を掴むキッカケを得た」だけに過ぎない。そこでリッターに抜かれてしまえば、掴めそうな有利状況をアッサリ手放すことになってしまう。
味方がオブジェクトに関与しそうなら自分は人数差を活かしてリッターを攻撃できるポジションに向かう(特に前衛ブキは積極的に詰めていきたい)、敵が顔を出したところをウルトラショットやカニタンクで狙い撃つなど、安易な的当てを許さないように意識しよう。
どうにかして相手前衛を2人同時に排除できたら、そこでようやくカウントを進めることが許される。さすがのリッターも2人差の状態で踏みとどまれるほどの多対一性能はないため、2人以上の人数有利を作ってからラインを上げることにより、撤退を強いることができる。
それはリッター対策ではなくて短射程対策ではないか?と言ってはいけない。
とにかく、敵にリッターがいる試合では、1人程度の人数差ではほぼカウントを進めることができない。2人以上の人数有利を作って、はじめてオブジェクトに触ることが許されるということを認識しよう。
……と、ここまでリッターの脅威を書いてきたが、そもそもリッターはプレイヤーのスキルによって脅威度が大きく変化するブキである。
ここまで書かれてきたリッターの脅威も、当然「敵リッターが当ててくること」が前提となっている。
つまり逆に言えば、「相手がまだまだ成長中で、全然当ててこないリッターであれば、それほど脅威にはならない」ということだ。A帯以下のリッターであれば、特にアレコレ考えずに詰めても対処はそれほど難しくないだろう。
また、前述の通りナワバリバトルでは活躍しにくいブキである。他ルールに比べて勝率が明らかに低く、ナワバリでリッターが相手にだけ居た場合は勝ちやすいと言える。ただし、圧倒的な使用率の高さは他ルールと同様なので、勝ちやすいにしても一方的にやられる不快感は変わらない。
一方で、バンカラマッチS+やXマッチでウデマエを上げていくと、抜かれないよう注意していてもバンバン抜いてくる達人が普通にいるのが恐ろしいところ。また、シーズン更新によるウデマエ変動の仕様上、新たなシーズン開始後のS帯にも達人が紛れ込む可能性がある。
たった数分という試合時間では、相手が達人か否かを見極めることも慣れていなければなかなか難しい。
また、「リッターが当ててくる前提」とは言っても、百発百中である必要はない。敵リッターは1.5秒毎にバンバン撃てるのだから、百発五十中程度でも十分すぎる脅威だ。「ある程度」当ててくるリッターならば最大限の警戒が必要である。
本作において、片方のチームのみにリッターがいるのは通称「片リッター」と呼ばれる不公平な状態であり、一方的な展開になりやすい。両方のチームでリッターの数が等しい場合でも、リッター同士で実力に差があれば最早それは片リッターと同じである。
ブキセットごとの対策
サブにトラップ、スペシャルにホップソナーを持つ。ブキの立ち回りの特性上デスしにくいので、見た目に反してスペシャル回転率がそこそこなのも厄介。
ただでさえステージの構造上接近が困難を極めるのに、接近ルート上にトラップが置かれていることも多く、踏んでしまうと半チャージ圏内になってしまうので注意。スプラチャージャーのようにボムコロで即死させられることはないが、このブキの場合トラップの爆発に巻き込みつつチャージして待ち構えることができるのでトラップを踏んで足場を取られるorセンサーがついたところを即座に撃ち抜かれるといったことが起こりうる。
更にホップソナーまで備えているので索敵能力が極めて高く、上手いリッター相手だとステージとルール次第では接近そのものが不可能になることも。
これらのセンサー効果のせいで、裏取りは最適解とは言い難い。
特にガチエリアとの相性が良く、相手が一定以上の実力では残念ながら対武器単体の視点では勝つことは難しい。
圧倒的射程やトラップ、ホップソナーで打開を阻止してくるため一度制圧されてしまうと打開は困難であり、それどころかエリアのカウントストップだけでも難易度は高いと言わざるを得ない。
トーピードやマルチミサイルなどで一時的に機能停止させつつ隙を突いて分断された敵前衛を狙おう。特にトーピードは相手にチャージを中断するか60ダメージと足元塗りを失うかの選択を強いることができ、効果的。
加えて、リッターの射線を切るスプラッシュシールドやグレートバリアを展開して前線に一時的な拠点を確保するのも有効。特にグレートバリアはセーフゾーンとして強く機能する。
リッターを強く意識するなら最低限自前でトーピード(遠投込み)、スプラッシュシールド、グレートバリア、マルチミサイル、カニタンク、ウルトラショットのいずれかを持ち込むこと。
これらが無いブキでは、残念ながら人数差がつかない限りはリッターに対処することが困難であるため、リッターに対処したいなら使用できるブキが極めて制限されてしまう。
使用率が高いとはいえ毎試合必ずリッターがいるとは限らないため、リッター以外が相手になった時のことも考えると、非常に悩ましい。
- 4Kスコープ
このゲームで唯一リッター4Kより射程の長いメインウェポン。また射程端同士の撃ち合いになった場合スコープにより命中率が高い。
サブスペは同じなので当然五分だがトラップもホップソナーも届かないのでメインのみの技量が勝負を分ける。チャージした時の視界が狭くチャージキープが無いので汎用性に欠けるのが弱点。 - スプラスコープコラボ
射程こそ若干短いが、最大までのチャージ時間が2/3ととても短く、射程内の撃ち合いで有利を取れる。またサブのスプラッシュシールドは設置さえ完了してしまえば一方的に射撃が可能となる。
ギアパワーを調整してシールドを投げた後に3発フルチャージ可能にするのがオススメ。トリプルトルネードは単体のキル性能はそこそこだが長い時間相手を拘束しその間に前線を上げられる。
ただ、このブキを使ってリッターに対抗するのはあまり現実的ではないためか、使用率は非常に低い。 - エクスプロッシャー
長射程曲射という尖った個性を持つ。遮蔽を利用する事でリッターを一方的に攻撃出来る。一発で高台の塗りを奪えるので、他の味方のボムが刺さりやすくなる利点がある。
しかし火力に乏しく、味方の援護が無ければ基本的に2~3発当てないと倒せないため、キルタイムはかなり遅い。
この攻撃の際の隙が大きく、射撃後硬直をリッターに狙われればまず助からない。リッターの射線だけでなく他の敵、特に転がってくるボムには最大限の警戒が必要である。
また、本作は遮蔽自体が少ないステージが多いのも難点で、リッターに攻撃が届かないことも。サブやスペシャルでもあまりリッターに圧力をかけられない。 - ロングブラスター
高台下からの一方的な射撃を得意とし、かなり高い高台でも圧力をかけられる。キューバンボムによって遠くからでも一時的なポジションの奪取が可能。
キューバンからの高台下への移動という動きが一人でスペシャル無しで可能なのでリッター対策としては自己完結性の高いブキ。 - ラピッドブラスターデコ
トーピードの強い牽制と高台下からの射撃、最強スペシャルのジェットパックを併せ持つブキ。
リッター4kにとってトーピードは撃ち落とすにしろ逃げるにしろ、フルチャージの無駄な解除かダメージ+巨大な塗り跡の不利な二択を迫れるので有効である。
ロングブラスターと比べてダメージや爆発が小さく、下からの圧力という点では劣る。
ジェットパックは高台下からの不意打ちで使えば一撃で落とされない限りは大抵こちらが勝てる。 - スクリュースロッシャー
弱体化されてもなお強力なメイン性能を持つスロッシャー。スロッシャー最高の機動力と巨大な当たり判定を持ち汎用性が高い。
タンサンボムは長い直線塗りと逃げる敵に当てやすい爆発で圧力をかけられる。隙は長いので出来るなら遮蔽裏から投げたい。
なお、メインの当たり判定は大きいが一発は直撃を当てないとキルタイムが遅いので、リッター4kを逃がしたくないならそれなりにエイム力は必要。 - バケットスロッシャー
メインサブスペシャルすべてが高台に強い高台狩りに特化した構成となっているブキ。
直撃とカス当たりの差が無く、安定して二発で敵を倒せるのは初心者向け。
ただし射撃中の動きがかなりもっさりしているため、リッターに狙われると簡単に抜かれてしまう。
この動きの遅さにより、スクリュースロッシャーほどの汎用性は無い。敵リッターのチャージ完了前に確実に攻撃を当てていきたい。 - ボトルガイザー
長い射程と精度と3確により他のシューターでは不可能なポイントからジャンプで不意打ちリッター狩りを狙えるブキ。正面から挑むならスプラッシュシールドから入っても良い。
壁の塗れる高台ならイカノボリからの射撃も奇襲性が高い。スペシャルのウルトラショットも遠距離から直接キルが狙える貴重な存在。 - シャープマーカー
カニタンクブキの中で唯一サブウェポンがクイックボムでクイボクイボカニタンクのコンボキルが可能なブキ。それで倒し損ねても壁裏に傷を負ったリッターが逃げ込んだらマップを見て更に追撃しよう。
またカニタンクブキの中で最も塗り性能が高く、打開で使っても抑えでまた溜まる回転率の高さがウリ。メインも一切ブレが無いのでジャンプして撃ってもそのままのキル性能を保てる。
更にリッター狩りに特化するならイカニンジャを積んでも良い。初期の大会では二枚シャープマーカーを入れるのが当たり前でリッター4kの居場所をドンドン奪っていった。
サーモンランでの運用
バイト専用ブキの補正で、フルチャージのイリョクが600まで上昇している。
バクダンやドスコイはもちろん、ヘビ、テッパン、ナベブタも一撃で倒せるほどの高火力であり、これを最大限にイカしてオオモノシャケを狙撃する事が求められる。
弱点はチャージ時間の長さ、移動速度のおそさ、そしてインク効率の悪さ。
チャージ時間は射程である程度カバーはきくものの、インクの消費量は尋常じゃないぐらい高く、インクを切らしやすい。
チョーシに乗って4発撃ちまくれば長いインク回復を挟まないといけないので、慎重、かつ正確に射撃をねらっていこう。
詳しくはサーモンラン/ブキ別立ち回り#リッター4Kを参照。
アップデート履歴
その他
- 攻撃判定が壁を貫通する事象が複数件報告されている。
- 多くはお互いのプレイヤー間の同期ズレが原因と推測されるが、一部は特定の地形を100%の再現度で貫通するため、地形の判定に関連するバグだと思われる。
- イカ状態だと横の判定がヒト状態や見た目より大きくなり、物陰に完全に身を隠しているつもりでも喰らい判定は物陰からハミ出ていることから、そう見えるという意見もある。
- リッターのメインウェポンが攻撃側の判定になっているという点も理由の1つ。
- なお、敵味方問わずこれを意図的に使用しているようであれば「不具合の悪質的な利用」としての通報を視野に入れておこう。ただ自分や相手の回線次第でラグが生じている場合はかなりの確率で壁抜き(のように見える)が発生するため、通報すれば良しという訳では無い。
あまりにも通報しすぎれば自分がペナルティーを喰らう可能性があるので注意が必要。
トリビア
- ガソリンスタンドの給油ノズルと、タンクローリーのタンクがモチーフ。
- リッター〇〇キロで「1Lあたり〇〇km走行する」という意味になる。「4K」なのはフルチャージでインク満タンから4発撃てることからだろうか。
ちなみにリッター4キロは二昔前のスポーツカー等、相当燃費の悪い部類の車になる。 - 作品ごとに給油ノズルの色が異なっている。
1は緑で軽油のノズル。2は黄色でハイオクのノズル。そして今作は青で灯油のノズル。そして今作のリッター4Kカスタムは赤でレギュラーのノズルになっている。
- リッター〇〇キロで「1Lあたり〇〇km走行する」という意味になる。「4K」なのはフルチャージでインク満タンから4発撃てることからだろうか。
- タンク部分の元ネタが初代と同じ「タンクローリー」になった。
- ちなみに前作の2では、鉄道タンク車がモチーフだった。
- これにより初代の「リッター3K」に似ており、ある意味回帰したものとなっている。嫌われっぷりもそのままである
上から初代、2、そして現行3のリッターである。
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- 企業へのメールです。掲示板のノリではない、論理的で丁寧な文章を心掛けましょう