ウルトラショット

Last-modified: 2024-05-04 (土) 01:16:40

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使用イメージ画像

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概要

これは「ウルトラショット」。
かつてハイカラシティで使われていたスペシャルウェポンの改造品だ。
螺旋を描く3つの弾を同時射出する強力なショットが、カートリッジ3回分セットされているぞ。
放て、ウルトラショット

▲画像・説明は公式Twitter(@SplatoonJP)の2021年9月24日のツイートより。

初代splatoonに登場し数多くの伝説を残したスペシャルスーパーショットの改造モデル。

セット情報

背景色は追加シーズンを表します。詳細はこちら
(2022秋=発売時)

2022秋2022冬2023春2023夏
2023秋2023冬2024春2024夏

基礎性能

ver.5.1.0現在

ダメージ(直撃)220.0ダメージ(爆風)53.0
装弾数3発効果時間360F(6.000秒)
連射フレーム55F(0.917秒)前隙15F(0.250秒)

仕様

メインブキを専用のロケットランチャーに持ち替えショットを効果時間中最大3発まで発射することができる。スプラを冠するブキに付属してあるタンクよりもでかいタンクを使い果たすほどのインク弾を発射する。
このスペシャルの強みは弾の超性能。長射程、高威力、デカいと3拍子揃っており、高台に居座るチャージャースピナーに不意打ちしても強く、短中射程を射程外から一方的に撃っても強い。
シンプルで扱いやすい反面、どこで使っても効果のあるエナジースタンドや、影響範囲の広いホップソナーのようなSPとは違い、きっちり狙って当てにいかないと戦況を有利にすることはできない。
敵に撃ち込んで直接キルをとる以外での用途はほぼ無く(強いて他の用途を探すならガチホコバリアを早く割れるくらい)、それが出来ないとこのSPを活かすことはできない。

また、弾には他のスペシャルにはない非常に特殊な仕様がいくつかあり、ウルトラショットの為の技能が必要になる。
ポテンシャルは高いが使用者の技量と状況判断が問われるSPと言えるだろう。

操作

Rスティック押し込みで発動すると専用のランチャーを構え、ZRで弾を発射する。発動中はメイン・サブが使えなくなるが、ZLでのイカセンプクは可能。

弾の仕様

Twitterでの解説にあるように1発射につき弾が3つ出る。
螺旋を描く3つの弾それぞれに、直撃判定と地形着弾時の53ダメージ爆風が存在している。ただし、ワンショットで複数の弾や爆風が同一対象に当たってもダメージは1回分しか加算されない。先に爆風が当たってから弾が直撃すると直撃ダメージに上書きされて220ダメージとなる。

このスペシャルの最大の特徴は、射出された弾がねじれた弾道で飛んでいく所である。
弾はそれぞれ独立しており、弾と弾の合間に隙間があるため、ねじれの具合によっては"照準のド真ん中に撃ったのに当たらない"という現象が起こる。
試し打ち場にして3.1~3.5ラインほどの距離が開いていると真正面の相手にスカるようだ。
384×216,代替文字列
弾道は乱数がなく完全に固定であるため、この距離である限り照準の真ん中には絶対に当たらないが、照準をあえて少し横にズラすことで弾を当てられる。
逆に言えば、ねじれによって障害物を避けることができるということでもあり、障害物を縫うように回避してその裏に隠れた相手に弾を当てるといった芸当が可能。
ブロックやバンカー、壁の裏に潜伏した相手のみならず、ガチヤグラの柱をスカしてその裏の相手にブチ当てることすらできる。
384×216,代替文字列
距離の判断は極めてシビアながら、非常に強力なので狙っていきたい。

前々作のスーパーショットとの大きな違いは弾道が山なりになっていること。スーパーショットは弾道の直線上全てに攻撃判定があったためターゲットの背後を狙っても当たる上に直線上の回避を許さなかったが、ウルトラショットはこの方法だとターゲットの背後に着弾してしまい全く当たらなくなった。反面、壁越しの敵も曲射で狙う事が可能になったため、前々作のように壁裏に避難しても当たる。丁寧なエイムで油断したイカを撃ち抜いてやろう。また、壁や床に当たると爆発するが、敵に直撃しても爆発せず貫通する。また着弾点の即死判定の広さから、場合によっては複数の相手を一気になぎ払える事もある。

射程距離は平面で撃ち出すと試し撃ちラインで6本ほどの位置に着弾するが、スロッシャーのように曲射の角度によっては伸びていき、試し撃ちライン7本ほどまで延長する事が可能で、これは4Kスコープにも迫る。ただし、曲射するという事は障害物をスカす弾の利点を捨てる事にもなるので、エイムに自信があるイカorタコ向けの要素と言えるだろう。
また、あくまで3つの弾が降りかかるだけのため、弾と弾との隙間に相手がいたために当たらないということも起こることは留意すべし。

弾丸判定が極めて大きいため至近距離で当てる際に銃口を下げ床撃ちすると、弾が床に吸われて爆風ダメージしか与えられない場合があるので要注意。

また、弾丸は発射直後は弾の判定やねじれの半径が小さく、発射からの時間経過によって大きくなる。*1

その他の仕様

スペシャルの効果時間は6秒。スペシャルゲージが残り時間タイマーとして減少していく。
6秒経つか、3発撃つとスペシャルが終了し、ゲージは0になる。
発動中にデスした場合、ゲージの自動減少はデスした瞬間に止まり、そこからデス時のスペシャル減少が適用されて復活する。

発動時の攻撃不能時間は約18F。
非射撃状態でZRを押してから弾が発射されるまでの硬直は15F。上記と合わせて、発動から最速で1発目を発射するのにかかる時間は33F(約0.55秒)となる。これは弱体化前のスーパーショットと同じ前隙である
押しっぱなしで連射した際の連射間隔は55F。
効果時間中、ヒト速だけではなくイカ速も通常より減少する。具体的な減少率は要検証。

ウルトラショットの弾のヒット判定は、他のブキの弾とは異なり攻撃を受けた側の画面で判定されている。
これはボム等の爆風攻撃が主に設定されているヒット判定になる。また、ウルトラハンコの投げ、キューインキの反撃弾も同様の判定である。

活用

なんといっても独特なエイムの技能が求められるため、慣れがものを言う。
特にねじれを理解して、ねじれの長所をイカせるようになることを目指そう。
ヒット判定が相手の画面依存である点についての理解も極めて重要。
これについては通信のラグを考慮して撃てということになり、エイムをどれだけ鍛えても解決する話ではない。
相手の移動先を読んで当てる能力が求められるため、相手の移動に合わせてやや大振りに先を狙っていくといいだろう。

発動中はメイン・サブの使用が不可能となるため、その間に懐に入られると無防備。
また着弾点には大きな塗りを残す事ができるものの、前々作でのスーパーショットとは違って通過した射線上の塗りは発生せず、また発射前後の隙も大きいため、周りに自陣インクがないとスプラッシュボムトリプルトルネードナイスダマなどの餌食になってしまう点に注意。
特に塗り替えしができなくなるため、不意打ちで足場をとられると殆ど抵抗ができずにやられてしまうことになる。
一度発動すれば、相手を倒さない限り進軍してくる相手には引くしかできないため、周囲の安全はしっかり確認して使おう。
幸い、使用中でもトリプルトルネードなどとは違ってイカ移動は可能なので、発射前に足場のある場所に移るか、自分で足元を固めておこう。

発動後は一定時間 (スペシャルゲージが0になるまで) が経過すると、3発分を使い切る前に終了してしまう。直線上や曲射の当たらない地形に隠れられるとやり過ごされてしまうため、味方の突撃に合わせて発動し、対面を仕掛けられ壁裏から出てきたところを撃ち抜く、逆にショットを構えて相手の行動を制限することで、味方の対面を有利に持ち込むなど、効果的な使いどころを考えよう。

ちなみに発動するとランチャーを取り出す音が発生する。この音はやや大きめであり、敵の視界の外から発動しても音をよく聞く相手だと発動したことがバレるので、不意撃ちが確実に決まるとは限らない。

ver.3.0.0より、対物攻撃力アップを装備しているとカニタンクを一撃で破壊できるようになった。
当たりどころが良いと貫通して搭乗者毎撃破できるので一考の価値はある。
ちなみにナイスダマ対物攻撃力アップを装備しているとワンパンでアーマーを吹き飛ばして本体に80の貫通ダメージが入る。

nolinkギアパワースペシャル性能アップ」による効果

発動時間と爆発範囲が増加する。
発動時間が伸びても発射できる弾数が増加するわけではなく、3発放った時点で終了する。
2発撃ってからわざと様子見をし油断を誘ってから3発目をお見舞いする用途で恩恵を受けられる。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP30GP57
発動時間360F
(6.000秒)
372F
(6.200秒)
383F
(6.383秒)
397F
(6.617秒)
427F
(7.117秒)
450F
(7.500秒)
480F
(8.000秒)
爆発範囲0.640.650.670.680.720.750.80

敵に使われる場合の対策

発射前に派手に「ガチャッ」という音を発するので、音を聞いた瞬間になるべく遮蔽物の側に隠れるか、遮蔽物が近くになければ大きく逃げたい。遮蔽物さえあれば安全と雑な回避をしていると遮蔽物の脇を掠めた弾や曲射弾でやられる。
1発回避して相手の発射位置が確認できれば以降の回避もしやすくなるし、長射程ブキで隙をつく・短~中射程ブキで懐に潜り込む・遠投ボムをプレゼントするなどの手も取りやすくなる。
発射直後は弾の判定が小さく、発射時の隙も大きいので思い切って左右に揺さぶりを掛けつつ接近して撃破を狙うのもアリ。
発射が6秒以内に3回でき、途中イカ移動も可能な仕様から、少しタイミングや場所をずらして発射してくる場合もある。合間が空いても虚を突かれないように。
事前に相手のスペシャル状況を確認しておけばいきなりぶち抜かれる事故も絶対ではないものの減らせる。
遠爆風の威力は53であり、直ぐに回避・回復ができれば爆風だけでデスすることはほぼない。ただし二回連続で爆風に当たれば変わらずデスする可能性はある。
直撃は即死なので危険だが、53ダメを貰った場合は引っかからないように自インクが多い場所に移動→直撃だけは回避してイカロールすれば無効化できるので覚えておきたい。

トリビア

  • 公式ツイートの「ハイカラシティのスペシャルウェポン」は、初代Splatoonの「スーパーショット」。通称スパショ。
    • 見た目やコンセプトはもちろん、発動時や発射の音もスーパーショットのものと全く同じ。
    • 初代のスパショはスペシャル必要ポイントが220pだがウルトラショットより弾速が速い・時間制でスペ性なしでも最大6連射・長射程・サブウェポンも使える・判定が上下に長い竜巻をぶっ放すといったスペシャル。左右軸さえ合っていればだいたい当たる・かすっても即死という凶悪な性能であった。
      これでも初期と比べると弱体化しており、弱体化前はたったの180pで使えた上、前隙が現在のウルトラショットと同じ約0.55秒だった。
      もっとも初代のスペシャルウェポンはどれも非常に強力だったので、これでもバランスはある程度取れていた。
  • あまり知られていないが実はフルオート(ZR長押し)で射出することができる。
  • 1回発射するごとにカートリッジが脱落しているのがわかる。
  • ボトルガイザークラッシュブラスターに搭載されているのと超遠距離射撃という類似性から、前作2のハイパープレッサーと同じ立ち位置という見方もできる。

アップデート履歴

アップデート履歴(アップデート履歴/ウェポン・ギアパワーごとのアップデートからの引用)
ver.1.0.0追加
ver.1.2.0薄い地形の向こう側にいる相手にあてたとき、地形で隠れているにもかかわらずダメージを与えることがある問題を修正しました。
ver.2.0.0構えたときの効果音を、味方には聞こえづらく、相手には聞こえやすくなるよう、わずかに調整しました。
ver.3.0.0カニタンクの装甲に与えるダメージを、約20%増やしました。
ver.4.1.0爆風で与えるダメージを40.0から60.0に増やしました。
ver.5.0.0ZRボタンを押して弾を発射したあと、素早くZRボタンを押し直したとき、次の弾が発射されないように感じる問題が起こりにくいようにしました。
弾を発射したあとZRボタンを押し続けているとき、まれに次の弾が発射されないことがある問題を修正しました。
3発目を発射した直後にやられたとき、スペシャルウェポンの効果をすべて使い切ったにもかかわらず、スペシャルゲージが少しだけ残った状態で再スタートできる問題を修正しました。
ver.5.0.1ウルトラショットを構えた状態で、カベからのイカロールを行ったとき、プレイヤーとウルトラショットの本体が重なって表示される問題を修正しました。
ver.5.1.0爆風で与えるダメージを60.0から53.0に減らしました。

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*1 スロッシャーの弾と同じ特性