スクリュースロッシャー

Last-modified: 2024-04-26 (金) 00:28:00
 

スクリュースロッシャートップ.png

使用イメージ画像
スクリュースロッシャー.webp

洗濯機を軽量化し、ナワバリバトルに使えるように改良したブキ。
発射する弾に回転する力が伝わり、螺旋状の子弾を纏った攻撃が可能。

洗濯槽のような射出口から撃ち出される渦巻き状のインクは、
弧を描いて段差や障害物を越え、中心部を直撃させれば大きなダメージを与えるぞ。
▲画像・文章は公式Twitter(@SplatoonJP)の2017年8月25日のツイートより。

 

概要

必要ランク14
サブウェポンタンサンボム.webpタンサンボム
スペシャルウェポンナイスダマ.webpナイスダマ
必要ポイント220p
ブキ重量
マッチング区分中距離級
 
関連ブキ一覧元ブキ
無印スクリュースロッシャー
マイナーチェンジスクリュースロッシャーネオ
 

ブキ紹介

ブキチ
ブキチ.pngメインウェポンの スクリュースロッシャー
洗濯機の機構から 着想を得た、
ヒネリの効いたスクリュー弾が 撃てるブキでし!
スクリュー弾の 直撃による攻撃力と
ウズになって飛び散るインクでの けん制が
ミリョクのブキなんでしね~
サブタンサンボムで 相手の行動範囲を
制限して バシャバシャかける! にげられたら
すかさず ナイスダマで追い打ちでし!
とにかく インクをかけまくって、
戦場を混乱のウズに おとしいれてやるでし!

洗濯機をそのまま小型化したような見た目で、ファンの間でも「洗濯機」の愛称で通じる。
インクの弾を放つ仕組みだが、バケットスロッシャーと異なり、周囲を飛び散る飛沫にも攻撃力がついている。
地味に、スロッシャー系統としては射撃中ヒト速が速いなど、軽量よりの味付けがされたステータスも特徴。

サブは塗り、牽制およびインクの道を作り出せるタンサンボムを採用。
スペシャルナイスダマで、劣勢からの一発逆転も可能。

メイン性能

ver.6.2.0現在

有効射程(直撃)3.0ダメージ射程(渦)3.3
レティクル反応距離2.7塗り射程3.5
射撃前隙(ヒト)12F(0.200秒)
ダメージ(直撃)76.0確定数(直撃)2
ダメージ(渦)38.0確定数(渦)3
連射フレーム38FDPS(直撃)120/秒
キルタイム(確2)0.833秒/killキルタイム(確3)1.667秒/kill
射撃継続時間6.333秒インク消費量
(装弾数)
9.2%
(10発)
インク回復不能時間42F(0.700秒)単発塗りポイント14.7p
射撃中ヒト速0.70イカ速1.92
非射撃時ヒト速0.96飛沫数1+4*1
インク効率(直撃ダメージ)826 / 5.4killインク効率(塗り)160p
サーモンラン SR補正ダメージ(直撃) 170.0~100.0
ダメージ(渦) 100.0
インク消費量(装弾数) 5.5%(18発)
その他データ
初速14.74直進フレーム5F(0.083秒)
薙ぎ払い最大角度0°(不可)
性能の見方について
  • Fはフレーム。1秒=60F
    • 例えば30Fなら、0.5秒となる。
    • 公式の表記では、30/60秒という表記を用いている。
  • 射程・距離関係の単位は試し撃ちラインの本数。
  • ヒト速やイカ速、弾速などの速度単位はDU/F。試し撃ちラインの幅を50としたときの、1Fに移動できる距離という定義。
    もっと詳しく
    • ちなみに中量級ブキの歩行速度は0.96 DU/F
    • スプラトゥーン3での内部パラメーター定義にはm/Fを使用している。
      50 DU = 5m = 試し撃ちライン1本分
      • 例えば、中量級ブキの歩行速度の内部パラメーターは0.096 m/F。
        すべてのDU/F表記をm/Fに変更する作業は大変なので、現状距離単位にはDUを使用する表記に変換している。

  • 有効射程とは、ある程度以上のキル性能を発揮できる距離のこと。
    もっと詳しく
    • ダメージの減衰によって確定数が増えたとしても、元のキルタイムから著しく遅くならなければ、それも有効射程と見なされる。
    • 少し上を向いて撃つと、正面を向いて撃つよりも少し射程が伸びるが、それについてもある程度のキル性能が発揮できるのであれば、有効射程と見なされる。
    • 著しくキルタイムが遅くなってしまう場合は、カス当たり射程と見なされる(有効射程にはならない)。
  • カス当たり射程とは、ジャンプせずにそのブキが届く最大距離のこと。有効射程よりもキル性能は低い。
  • 確n射程とは、主に距離によってダメージが大きく変動するブキにおいて、n回攻撃を当てればキルが取れるギリギリの距離のこと。
    もっと詳しく
    • ローラーフデは近距離であればそのブキごとの最大ダメージを出せるが、距離が離れるにつれダメージがどんどん落ち、確定数が細かく変わる。
    • 確定数が変わる距離の把握が他ブキ種より重要になるため、これらのブキ種では確n射程が細かく掲載されている。
    • また、乱n射程とは、乱数(ランダム要素)次第で確定数が変わる微妙な距離のこと。ローラーフデシェルターは弾の飛び方にランダム要素があり、同じ間合いでも弾の当たり方が毎回違ってダメージ量が安定しない場合がある。
    • 例えば乱1射程は、乱数次第で確1になることもあればならないこともある距離。
  • 初速とは、発射直後の弾の速度のこと。
    ローラーなど、飛沫によって初速が変わる場合は最も早い飛沫の初速を記述している。
  • 直進フレームとは、発射した弾が初速のスピードを保ったまま飛び続ける時間のこと。直進フレーム経過後は弾速がだんだん低下する。
    ブラスターワイパーでは代わりに射程限界で爆発/消滅するまでの時間を記述している。(なお、ブラスターは射程限界付近で少し弾が落下する。)
    弾速についての詳しい仕様はシステム詳細仕様#弾の仕様についてを参照。
  • 塗り射程とは、カニ歩き撃ちで塗れる平均的な距離のこと。
  • キルタイムは、1発目が当たった瞬間を1F目とし、そこからキルまでにかかる時間のこと(シューターの場合)。
    もっと詳しく
    • 厳密に言えば、キルタイムとはブキを振りかぶるモーションにかかる時間(前隙)や、1発目の弾が発射されてから相手に到達するまでの時間(相手との距離や弾速)も含めるべきだが、これらは状況によって大きく変動するので不確定要素が多すぎるし、また前隙や弾速などは解析を待たなければ分からない。
      • よって、前隙の小さいシューター種、マニューバー種、スピナー種、フデ種では「1発目が当たった瞬間」を1F目としてキルタイムを掲載している。例えば、確2のシューターは1F+連射Fがキルタイムとなる。
      • それ以外のブキ種では前隙やチャージ時間を含んで、ヒト状態でZRを入力してからキルまでにかかる時間をキルタイムとする。1確ブキの場合はヒト状態の前隙+発射フレーム(1F)+命中フレーム(1F)で算出している。
  • DPSは「ダメージ×60÷連射フレーム」で算出。
  • 射撃後隙とは、射撃後にイカ/タコになることや、サブウェポンを使うことができるようになるまでの時間のこと。
  • 射撃継続時間とは、連射フレーム×装弾数の値を秒に換算した時間。前後隙は含まない。
  • 単発塗りポイントは、地面と並行に1発ずつ射撃して得られた塗りポイントの平均を、ナワバリバトルの塗りポイントカウンターを用いて算出している。
  • インク効率(ダメージ)は「単発ダメージ×装弾数と装弾数÷確定数」。
    インク効率(塗り)は「単発塗りポイント×装弾数」。「装弾数=(100%÷単発インク消費量)」は切り捨てせずに算出。

メイン解説

回転するインク弾を撃ち込むスロッシャー。弾の中心をヒットさせる高威力の『直撃』と、弾の外周であるカス当たりダメージの『渦』といった攻撃判定を2つ持つスロッシャー
ブラスター種に似た性質ではあるが、射程圏内ならば直撃が難しくともカス当たりダメージを負わせることはできるので、ブラスター種と比べると近距離戦に強め。
また、ブラスター種とは異なりなぜかジャンプによる弾ブレが全く無い仕様*2になっているため、ブレ軽減目的のアクション強化ギアを載せる必要がない。
見た目に反して障害物に引っ掛かりにくい地形に対する当たり判定の小ささを持ち、狭い隙間でも障害物裏の敵を攻撃しやすい。
その一方で、他のスロッシャーと異なり攻撃力最大の芯である直撃部分のサイズが小さく、ブラスターのように一確をとれずキルタイムが遅いという欠点がある。
射撃中ヒト速に優れているとはいえ、平面での撃ち合いは得意とは言えない。アテにできる地形が少ない場所で撃ち合いに持ち込まれた場合は速いヒト速、やや長めの射程、攻撃範囲などを活かして応戦しよう。射程管理やエイムずらしを駆使できればスプラシューターN-ZAP系統といった中射程ブキ相手でも撃ち勝ちやすくできる。

基本的には取り回しの良さにかまけず、障害物や起伏を挟んで戦うことを信条としよう。

海女美術大学などにあるインクレールを起動させたり、ゴンズイ地区などにあるスポンジを膨らませるには『直撃』させる必要がある。『渦』では反応しない。

サブスペシャル

タンサンボム タンサンボム

牽制・塗り・サポート・コンボパーツと用途の広いサブ
ボタン・スティック入力・ジャイロ操作によってチャージし、最大3段階の爆発を起こす。
爆発1発ごとの威力は控えめなものの、最大溜めは射程・燃費・塗り性能いずれも上々で使い勝手が良い。
しかしメイン共々インク消費自体は少なくない上、インクロック時間が微妙に長いため多用はできない。
また独特な操作になるので、使いこなすには熟練を要する。試し撃ちで練習できるならしておきたい。

ナイスダマ ナイスダマ

襲われた時の緊急回避、ヘイト稼ぎ、牽制、移動の強制と汎用性に優れたスペシャル
爆発力には欠けるが、遠距離にも手を出し易くなっているため、高台にいるチャージャースピナーにもちょっかいを掛けられるようになった。
仮に敵が近付いてきても、地面に投げれば護身になる上、ナイスダマ発動後はインクも回復しているので、メインやサブで追撃も可能。
もちろん敵が爆風の範囲に入ってしまったら大チャンス。遠く逃げるようならタンサンボムで、物陰に逃げようとするならメインで追い討ちを掛けよう。

ただしこのスペシャルだけで何かしようとしても効果は低く、大抵は相手に塗り返しのエリアを献上する羽目になってしまう。
やはりダメージを持つエリアを作り出す点をイカし、相手の陣形崩しや退路の分断で袋小路に追い詰めるように投げるのが最も良い使い方だろう。
幸いにもメイン・サブとの組み合わせが良いので、前衛に引き摺り出された相手を刈り取りにいく事もできる。
味方との連携も強力だが、その味方がこちらの意図を汲んでくれるか分からない点は注意を要する。

スペシャル単体でキルを取るといった豪快さはないが、敵陣形崩しによる間接的打開・優勢維持能力はスペシャルの中でも秀逸。
メイン・サブや味方と連携する事で、非常に厄介な存在になれるだろう。

運用

メイン・サブスペシャル全てが牽制力に優れており、防衛能力や行動制限能力が非常に高い。
サブタンサンボムは練度を要するものの即効性があり、キルタイムの遅いメインと噛み合っているため単独での敵撃破もし易くなっている。

メイン・サブスペシャルの全てがダメージを持つエリアを作り出すため、それぞれの組み合わせによる撃破ルートがある。
爆風の当たり方やナイスダマでどれだけダメージを受けたかは容易に区別できないが、少なくともメインの直撃が当たればかなり倒しやすくなっているという事は覚えておくといいだろう。

立ち回りの基本としては、前作以前のスクリュースロッシャーの例に漏れず、障害物を利用して戦うのが基本。相手の射線はオブジェクトで届かないがこちらの弾は当たるという状況に持ち込みたい。
射程でどうにもならないスピナーチャージャー相手でも、陣取る高台の下に潜り込む事ができれば敵の射線は通らずこちらは一方的に攻撃できる。
一方でメイン単独のキルタイムは遅く、平地での戦闘では不利を強いられる事も多いが、タンサンボムを絡める事である程度押し勝てる。
ただしサブ影響軽減によって爆風ダメージを抑えられる場合があり、またタンサンボムは癖が強いサブであることもあり、使いこなすには修練が必須。

ダメージを負った状態で逃げ出してくる敵など、積極的に勝算の高い相手に対面を挑もう。

ギアパワー考察

人の好みは千差万別、ギアパワーも人の数だけ組み合わせがある。
イカはほんの一例、ぜひ自分なりのギアパワーを見つけてほしい。

相性のいいギアパワー

  • nolink ヒト移動速度アップ
    元々早い人速が強化され、間合い管理がしやすくなり対面力の向上につながる。
  • nolink 相手インク影響軽減
    敵インクを踏んだときに入るダメージを減らしたり速度低下を抑えられるギアパワー。GP3(サブギアパワー一個)積むだけでも敵インク下での速度低下率を約10%も改善でき、また10Fだけだがインクを踏んでもダメージが入らなくなるのでこのギアはかなり有用である。
  • nolink インク効率アップ(メイン)
    威力こそ高いがインク効率がそこまで高くない、メインの回転性能を上昇するギア。継戦能力が上がるのは心強いのでGP10程度は積みたい。
    GP3でインク満タンから1発多く撃てるようになる。
  • nolink インク回復力アップ
    ver1.2.0のアップデートでタンサンボムの投擲後のインクロック(インクの回復しない時間)が長くなったためロック時間そのものは減らせないが、全体的な回復時間を早めるためにインク回復もある程度積んでおくと咄嗟のインク切れを減らす事はできる。

相性の悪いギアパワー

  • nolink サーマルインク
    相手に一発弾を当てるとその相手が透けて見えるというギアだが、スクスロのメインは直撃でないとこの効果が発動しないため、やや効果は薄い。これを使うとすれば相手に倒されると復帰後にサーマルインクと同じ効果+倒された相手を倒すと復活ペナルティアップを重ねがけする「リベンジ」を用いた方が良いだろう。
  • nolink アクション強化
    攻撃後に硬直が発生するスロッシャーに、小手先の動きを強化するだけのこのギアパワーは相性が良くない。またジャンプ中の射撃時の弾ブレの軽減効果についても、実はこのブキはそもそも地上撃ち・ジャンプ撃ち共に弾ブレが0のため、それ以上小さくなる事もない。どちらもあまり効果を発揮しないため、イカダッシュ速度アップなどに付け替えることをおススメする。

ギアパワーによる効果

nolink インク効率アップ(メイン)

軽減量最大45%。

ギアパワーGP0GP3GP6GP9GP10GP13GP18GP20GP23GP29GP30GP34GP41GP47GP57
インク消費量9.20%8.79%8.42%8.06%7.94%7.61%7.10%6.91%6.64%6.17%6.10%5.84%5.47%5.24%5.06%
射撃可能回数101111121213141415161617181919

nolink ヒト移動速度アップ

射撃中の移動速度上昇率最大25%。

ギアパワーGP0GP3GP6GP10GP20GP29GP30GP57
非射撃時 (DU/f)0.9601.011.051.111.231.311.321.44
射撃時 (DU/f)0.7000.7170.7330.7530.7970.8280.8310.875
他のブキの射撃時移動速度
  • 一部ブキはギアパワーヒト移動速度アップ」による速度増加割合の上限が異なる
    • 増加上限が異なるブキのみ、ブキアイコンに(+XX%)の形式で併記した
    • 記載がないブキはすべて25%増加が上限である

ver.5.1.0現在

DU/fブキ
0.95ドライブワイパー (+0%)
0.86スプラスピナー (+40%) クーゲルシュライバー (短)イグザミナー.png (+40%)
0.84N-ZAPLACT-450
0.80ボールドマーカーL3リールガンヴァリアブルローラー (タテ) スパッタリースプラマニューバー
0.79スペースシューター
0.76わかばシューター
0.72シャープマーカープロモデラースプラシューターボトルガイザーヴァリアブルローラー (ヨコ) ワイドローラーデュアルスイーパー クアッドホッパーブラックスパイガジェット
0.70スクリュースロッシャーバレルスピナー (+35%) ノーチラス47 (+30%)
0.68R-PEN/5Hトライストリンガー
0.66ヒッセン
0.65クラッシュブラスターパラシェルター (射撃)
0.60.52ガロンジェットスイーパーH3リールガンカーボンローラー (ヨコ) 14式竹筒銃ハイドラント (+35%) ケルビン525ジムワイパー (+0%)
0.55プライムシューターパラシェルター (展開) ラピッドブラスター
0.50オーバーフロッシャークーゲルシュライバー (長) キャンピングシェルター (射撃) ノヴァブラスターRブラスターエリートパブロ
0.48カーボンローラー (タテ) スプラローラー
0.45エクスプロッシャーホットブラスター
0.40.96ガロンバケットスロッシャーモップリン.png ロングブラスターS-BLAST92キャンピングシェルター (展開)
0.30スクイックリンソイチューバーホクサイ
0.24ダイナモローラーダイナモローラー
0.20スプラチャージャースプラスコープ
0.15リッター4K4Kスコープ


敵に使われる場合の対策

中心と渦の2種類の当たり判定がある「スクリュー弾」を持つ、特殊なスロッシャー
渦は確3だが当たり判定は見た目の塗り跡よりもずっと広く、避けるのは難しい。よくラピッドブラスターと比較されるが、こちらは懐でも当たり判定が広いという特徴がある。
弾が山なりに飛ぶ+当たり判定が3次元的に広いということから、対ジェットパック性能がトップクラスに高い。

スロッシャーの中でも「障害物や地形を利用する」という立ち回りが得意なブキである。
連射は遅いので、お互いの射程内でのシューターとの正面戦闘は苦手。…のはずだった。問題は、そもそも「遠近共に対応できるブキ」であること。
最高の曲射適正があるので、地形や障害物を利用した戦いはむしろスクスロの独擅場。気付かれている場合はほぼ間違いなく逆に返り討ちに遭う。
加えて、バケットスロッシャーと比べてもバケスロよりさらに遅いキルタイムと引き換えに当たり判定が大きい他、歩き撃ち速度がバケスロの比にならないほど速い上に人速ギアもかなり乗り、着弾点の塗りも大きく足を取りやすいのでバケスロでは悪手になりがちな歩き撃ち連打もクリアリングも得意。
加えて飛距離による威力の減衰が掛かることは無いどころか、逆に渦が時間差で大きくなるという性質まで備える。
対策らしい対策は、「より遠距離から攻撃する(ボムで攻めたり、チャージャージェットスイーパーで攻撃する)」か、「視界外から一気に間合いを詰めてやられる前にやる」かの二択。
アウトレンジから攻撃できるチャージャージェットスイーパー、他にも適性距離がやや上回るラピッドブラスター等ならかなり有利に立ち回れるが、その他の短射程ブキ種からすると「直撃を一発でも食らってしまうと渦が当たるだけで終わり」なのでかなり苦しい。とにかく気付かれないように近づいて、反撃を貰う前に一息に倒してしまうしかない。
カタログスペック上のキルタイムはまあまあ遅い部類だが、理論値と実戦ではブレの増大や飛距離減衰に伴って大きな差があるシューター等とは異なり、上記仕様により射程圏では絶対の信頼性を持つスクリュースロッシャー実戦上のキルタイムはむしろ上位に位置する
したがって、スクスロに先手を取られないようにするのが大前提となる。
スクスロに先制で一発もらうと、直撃ならほぼ助からないし、渦だけでも次に直撃をうっかり喰らえばアウトというかなり不利な状況になる。
ただ、むやみに挑めば人速の速さを活かした引き撃ちで対応される他、直撃ダメージが76と高く手負いの状態だと1発で倒される危険があるので注意しよう。人速ギアがかなり乗るので射程が短いと引き撃ちで逃げられやすい。背後にボムを投げる等の工夫が必要。
潜伏キルではカタログスペック上のキルタイムの遅さを突きつける数少ない手段でもあるのでクリアリングをされにくい、地形の隅や塗り残しに潜伏してキルするのもいい。
また、他のスロッシャーと異なり壁裏に張りついて曲射をやり過ごすことができないので、チャージャースピナーは懐に潜り込まれると非常に苦しい。近づかれる前に遠くから仕留めたい。
軽快に動きつつ、相手の足を絡め取ってそのまま倒せるので射程が上回っていても踏み込まれて接近されるとそのまま押し負けてしまうので射程管理も重要となる。

優勢時でのスクスロの究極の有利ポジションは「敵高台の真下」である。
ここに入られてしまうと高台にい続けるブキは一方的にカモにされ、その一方でシューター等がむりやり降りて倒しに行こうともスクスロがそこにいるということは周りが敵インクだらけということであり、撃ち勝つのも難しい。
このためチャージャーとはまた異なったベクトルの打開阻止力を持ち、スペシャルを総動員してでも優先して排除しないと永遠に人数不利ループを作られてしまう。
無理をして排除を試みるのではなく、取り合おうとせずに位置の把握だけをして別の場所で戦いその場から移動するタイミングで叩くのも有効な戦術となりうる。

ブキセットごとの対策

タンサンボムとのコンボが強力。爆風を食らったら速やかに逃げよう。
短射程ブキなら自分の射程に持ち込む前にやられがちなので、奇襲するかタンサンボム+メインを外し息切れしたところを狙うべし。
長射程ブキなら優先的に倒しに行くこと。放っておくと味方の短射程ブキが苦しむ上、ナイスダマを投げ込まれるわスクスロの射程に持ち込まれるわ散々である。

タンサンボム対策になるのだが、このブキを本格的に対策するなら(スクスロにメイン相性で不利にならないブキは特に)サブ影響軽減が必須。
タンサンボム遠爆風+メイン直撃(35+軽減不可76=111)耐えとなる25まで積むと相当戦いやすくなるが、そこまで積まずとも3積むだけでタンサンボム近爆風2発、6積むとタンサンボム遠爆風3発、10積むとメインの渦1発タンサンボム遠爆風2発に耐えられるようになるため、お好みに応じて積むと良い。
メインの性能、タンサンボム連発によるオブジェクト阻止、タンサンボムナイスダマの性能から、ガチヤグラガチホコバトルでは対策必須級の強さ。

サーモンランでの運用

積極的にウズを利用しよう。渦のみを掠らせるように複数のシャケに当てることで一振り数体をいっぺんにシバけるぞ。というか伝説帯ではこのテクニックが必須
バイト専用ブキの補正によりダメージが直撃170、渦100まで上昇しているが、バトルと違いこちらでの評価はあまり振るわない。
しかもバトルで暴れたことによる下方修正(連射速度が低下)の巻き添えを食らっている上、同じ時期にバイト用バケットスロッシャーが強化されているため余計に不憫。

詳しくはサーモンラン/ブキ別立ち回り#スクリュースロッシャーを参照されたし。

ちなみに面影がほとんど無いとはいえクマサン印のスロッシャーのベースブキだが、あちらと違って装甲貫通属性を持たないので注意。ランダム構成のとき、クマスロを握った後にスクスロを握ってカタパッドなどに直接攻撃しているビギナーもいるらしい

アップデート履歴

アップデート履歴(アップデート履歴/ウェポン・ギアパワーごとのアップデートからの引用)
ver.1.0.0無印追加
ver.1.2.0全般薄い地形の向こう側にいる相手に当てたとき、地形で隠れているにもかかわらずダメージを与えることがある問題を修正しました。
渦を薄い地形の向こう側にいる相手に当てたとき、地形で隠れているにもかかわらずダメージを与えることがある問題を修正しました。
渦をキューインキの吸引範囲内の相手に当てたとき、完全に範囲内に入っているにもかかわらずダメージを与えることがある問題を修正しました。
無印SP必要ポイント200→210
ver.2.0.0全般薄い地形の裏側にいる相手にダメージを与えることがある問題を修正しました。
ver.2.1.0全般インク消費量を約10%増やしました。
無印SP必要ポイント210→220
ver.4.0.0全般連続で振れる間隔を約5/60秒間長くしました。
ver.5.0.0ネオ追加

トリビア

  • 外観デザインは実は若干変わっている。
    • 持ち手の下部にコインの投入口があることから、今作のスクスロはコインランドリーの洗濯機をモチーフにしていると思われる。
    • 家庭用洗濯機をモチーフにした前作のものと比べると若干レトロな印象を受けるデザインになっている。また洗濯槽の内部も線が放射状に広がったようになっており、インクカラーが反映される部分も反転しているのである。
  • 陣取大戦ナワバトラーの「メガホンレーザー5.1ch」のカードでは、なぜかプレイヤーがスクリュースロッシャーを持っている。初期案ではナイスダマではなくあちらをスペシャルにする予定だったのかもしれない。

コメント


*1 2グループ目は不可視・地形判定無し・塗り無しの渦部分
*2 スロッシャー種共通の仕様である