オルタナログ一覧

Last-modified: 2024-03-28 (木) 23:25:29

概要

ヒーローモードでオルタナの各ステージをクリアしていくと、「オルタナログ」と呼ばれるデータの解析が進む。
ここでは、解析が完了したオルタナログのゲーム内画像とその記述内容をまとめている。
本作のストーリーのネタバレをふくむため記述は全て折りたたみにしているが、閲覧する場合はご注意を。

01 逃げ延びた人類

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01 逃げ延びた人類
技術の発展は人類を繁栄に導いただけでなく、全世界を巻き込む争いをもたらした。
争いは激しく果てしなく続き、地上で暮らしていた生物が数多く滅亡。
同時期に火山の噴火や海面上昇などの天変地異も重なり、大量絶滅が起きた。
地上は汚染され、何者も生きていくことのできない場所となった。

そのような状況でも、わずかに生き残った人類がいた。
人類の生き残りは、爆発的な噴火でできた大空洞へ逃げこんだ。

大空洞の中には、海から流れこんだ海水がたまっていた。
そこではイカやタコ、クラゲなどの海洋生物が大量に繁殖しており、
生き残った人類の栄養源として重宝された。

02 文明の再現

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02 文明の再現
生き残った人類は、同じ過ちをくり返さぬよう聡明な科学者たちをリーダーとした。
科学者たちは人類の生活を支えるシェルターとして大空洞を整備し、
その地を第二の地球 「オルタナ」と名づけ、かつての地球に似せようとした。

オルタナの建造過程においては3Dプリントなどの最新技術を用いることで
地上に存在した物の複製を作り、文明を再現していった。

また、知識や技術が二度と失われないよう強固な情報管理システムの構築に着手。
オルタナで行われた活動を自動でアーカイブ化する自律思考型記録コンピューター、
"Intelligent Recording Computer of Alterna" を開発し、運用を開始した。

03 新たな空

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03 新たな空
オルタナの科学者の一人が、イカの体液から液晶を生成することに成功。
その液晶は、生物の発する微弱な電気信号に反応して色を変化させることができた。
こうして見る者の脳波を解析し望んだものを映し出せる、夢の液晶が完成した。

夢の液晶の量産が進むと、オルタナの内壁をおおうように液晶が張りめぐらされた。
液晶は人々の想いを受け、かつて地上で目にしていた光景を映し出す。
地下に囚われてから四半世紀が経過して初めて、人類は再び空を見た。

04 人類最後の日

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04 人類最後の日
オルタナに移り住んで長い年月が過ぎ、人類の数は少しずつ増えていった。
老いた科学者たちはオルタナの社会を自分たちだけで支えることに限界を感じ、
市民の中から特に能力が高い者を選んでオルタナの管理を一部任せることにした。
また、才能ある若者を教育し、自分たちの知識と技術を伝えるべく心血を注いだ。
オルタナで生まれ育った若い世代の科学者たちは優秀で好奇心が強く、
いつしか液晶が映し出す作り物ではない、本物の空を望むようになった。

若き科学者たちは、汚染された地球を脱出して新天地を目指そうと
科学者たちの反対を押し切ってロケットを建造し、ついに完成させる。
しかし、打ち上げの最終テストでブースターの試運転を行った際に
強力なエネルギーを浴びたオルタナ内壁の液晶が突如として暴走した。
これにより一部の内壁が崩落し、居住区を直撃。
復旧不可能にまでライフラインを破壊され、人類はあっけなく絶滅を迎えた。

05 知性の目覚め

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05 知性の目覚め
オルタナの内壁が崩落した際に、多くの欠片が海へ落下した。
欠片からは大量の液晶が流れ出し、海水と混ざりあった。
液晶には長きにわたって受け止め続けた人類の思念が焼き付いており、
その一部がオルタナの海にすむイカやタコなどの海洋生物に少しずつ浸透していった。
やがて海洋生物たちの中に、あるひとつの感情が芽生える。
それはオルタナの人類がかつて地上へ向けていた想いに似たものだった。

感情は海洋生物たちに急速な進化をもたらした。
肺呼吸や高度な運動機能を手に入れ、空気中での活動に適応。
知能は著しく発達し、種によっては擬態能力までも獲得した。
進化した生物たちは陸に上がり、地上へ向かう方法を探し始める。
慣れない陸上での活動に苦心するも、人類が大空洞へ下りる時に使った道を発見。
生物たちはオルタナを脱出し、地上を目指した。

06 始まりの土地

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06 始まりの土地
大空洞をぬけた生物たちはオルタナ直上のクレーターにたどり着き、
そこから世界各地へと広がっていった。
この出来事により、クレーターを有する現在のバンカラ地方が
いま地上で暮らしている生物の始まりの土地と言われている。
各地に散った生物たちは、独自の生活様式や文化を生み出した。
中でも特に高度な知能を持っていたイカとタコは他の種とは一線を画しており、
またたく間に世界中で強い影響力を持つようになった。

出オルタナから約5千年後、
バンカラの地で特異な性質を持ったイカの個体が誕生する。
その個体は預言者として数々の啓示を授かり、同族たちに伝えた。
イカたちの文化は空前の発展を見せ、この時代に頭足類の文明の基礎が築かれた。
現代を生きるイカの始祖は、その個体とされている。

07(Extra Log) 哺乳類の帰還

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07 哺乳類の帰還
人類は荒れ果てた地球を見限り、生き残った動物たちをコールドスリープさせて
宇宙船「ポラリス」に乗せ、地球に代わる新たな惑星を求めて宇宙へ旅立った。

ポラリスは順調に航行を続けたが、太陽系を離れる直前でデブリとの衝突により故障。
方向転換して地球への帰還を試みるも、あと少しというところで燃料が底をつき
地球の周回軌道上を1万年以上にわたって漂うこととなった。

永い時が経ち、 少しずつ高度を下げていたポラリスは重力に捕らわれて地球に落下。
ポラリスに乗っていた人類や動物たちは、そのほとんどが死に絶えていたが
実験体・熊三号のみが奇跡的に生き長らえていた。
熊三号はコールドスリープ中も意識を保っており、およそ1万2千年もの間
移住先の惑星を夢見ながら思考を続け、非常に高い知能を身につけていた。

目を覚ました熊三号は、そこが新たな惑星ではなく地球であることを知る。
地球は海洋生物に支配されており、哺乳類の姿はなかった。

哺乳類の痕跡を探し求めた熊三号は、ポラリスの探査装置により
クレーターの地下深くにオルタナを発見した。
すでに住民は絶滅していたが、残されていた設備を使って調査した結果、
オルタナの内壁をおおう液晶に人類の思念が焼き付いていることを突き止める。
熊三号はオルタナの施設を修復して液晶の研究を進めた。

研究の末、熊三号は液晶と自らの体毛を合成し培養することで
あらゆる生物を哺乳類に変化させる物質「ケバインク」を発明。
哺乳類の復権こそ唯一生き残った自分の仕事と定め、オルタナのロケットを使って
上空からケバインクを散布することで全生物を哺乳類化しようと決意した。

熊三号は、ケバインクの生成やロケットの発射に欠かせない金イクラを集めるべく
「クマサン」と名乗り「クマサン商会」を立ち上げる。

何も知らないイカやタコの協力によって大量の金イクラを確保した熊三号は
ついに計画を最終段階へ進めようとしたが...

小ネタ(ラスボス戦失敗)

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イルカ「その日 宇宙に巨大な毛玉が誕生しました」
ロケットが地球に到達し、ケバインクの侵食が地球全体に行き渡ったところを(おそらく)最後のオルタナログとして書いている場面。
地球がどうなったかが明確に描写されているため、人によってはトラウマになるかもしれない

コメント欄(ミステリーファイル一覧と同一)