サイド・オーダー/敵キャラ一覧

Last-modified: 2024-05-04 (土) 13:30:50

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敵キャラ名およびボスキャラ名のネタバレ注意!

スケルトーン
01_群れるラングエンド_フチ.webp02_行進するアンダンテ_フチ.webp03_制圧するグラーヴェ_フチ.webp04_ポータル_フチ.webp05_撒き散らすカプリチョーソ_フチ.webp06_疾走するアラマンボ_フチ.webp
07_反射するコラパルテ_フチ.webp08_伸縮するスピッカート_フチ.webp09_噴出するトリオンファーレ_フチ.webp10_産み出すアッコルド_フチ.webp11_飛来するアルペジオ_フチ.webp12_そびえ立つノビルメンテ_フチ.webp
 
初回ボス10F,20Fボス30Fボス
16_イイダ・エジタンド_フチ.webp13_カイセンロンド_フチ.webp14_ゴロゴロマルチャーレ_フチ.webp15_イカイノカノン_フチ.webp17_オーダコ_フチ.webp

スケルトーン

主に秩序の塔の通常フロアに出現する敵である。
「スケルトーン」という名称は「スケルトン(skeleton:骨格)」と「トーン(tone:音色)」の合成語であると考えられ、各スケルトーンの名前は音楽にまつわる用語が元ネタとなっている。

  • スケルトーンは基本的にハチに向かって移動する性質がある。また一部の例外を除き、センプクや距離に関わらずプレイヤーの居場所を特定できる。
    地面を這うようにして移動するスケルトーンは原則として小段差を降りる以外の段差越えができないため、地形を利用することである程度動きをコントロールすることが可能。
  • トツゲキ属性の攻撃・爆発属性の攻撃などを当ててふき飛ばすことで、ほとんどの行動を阻害することができる。(→攻撃の属性について)
    カラーチップで付与される能力「ノックバック」では行動の阻害はできないので注意。
  • スプリンクラーなどの設置物、木箱などの物体、ヘビブロックに対してのみ、攻撃モーションを取っていなくとも常時接触ダメージ判定を持つ。
  • 一部のスケルトーンは、倒すとアイテムドロップの代わりにこちらが利用できるぬけガラを残す。
    ぬけガラが消滅した際に撃破判定とアイテムドロップが生じるため、これらを利用したい場合にぬけガラを使用するのもあり。
  • 条件を満たすと自爆するスケルトーンは、条件を満たして以降はプレイヤーの攻撃が命中しなくなる。
    このため爆発直前の個体を自分で倒して不発にしてしまうことは起こらないが、敵陣中央にふき飛ばしてより華々しく散ってもらうようなことも残念ながらできない。
    その代償としてか、効果範囲とふき飛ばし力はスペシャルを凌駕するような強力なものが多いが、ナイスダマやポータルの爆発のような地形貫通性能は持たない。
    なお、なぜかヒメドローンの攻撃は命中するようで、これによって不発する事態は起こる。
  • トラブル「スケルトーン強化」が発生すると、ハッキングの進行度にかかわらず受けるダメージが×2になる。
    また、トラブル「暗黒」発生時はほとんどのスケルトーンを視認しにくくなるが、一部は暗闇の中でも発光しており、特定のスケルトーンを判別可能になっている。
  • 暗いところでは白いパーツが蓄光素材のようにほんのり緑色に光る。
    「スケルトーン強化」時では目も黒くなり、ちょっと不気味。

群れるラングエンド

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  • ラングエンド:「弱弱しく」
  • 図鑑要求撃破数:600体-2500体
  • HP:400
  • ダメージ:8
  • ふき飛ばし攻撃阻害:可
  • 暗闇での発光:なし

小型のザコ敵。1体の体力と攻撃力は低いが、ほぼ常時足元を塗りながら高速で移動する。
他のスケルトーンと共に群れて出現し、強力な足元塗りで群れ全体の機動力も高める先導役。

  • 地面を這ってハチに近付き頭突きをする。1発のダメージは小さいが攻撃の全体モーションがかなり短く、引き離しても床塗りを無視して素早くしつこく追い回してくる。
  • スリップダメージを入れることが一切できないため、放置せず自分で倒す必要がある。特にマニューバーシューターチャージャーは処理に手こずる。
    こいつが群れに数体混ざっているだけで、後続は一切のスリップダメージを免れながらすばやく接近してくる。
    ハチと接触する頃には、こいつはすでにひと仕事終えているといえる。敵塗りが足元に届いてくるより前に、一刻も早く排除したい。
    幸いサーモンランコジャケのような蛇行などはせずに一直線に突っ込もうとし、体力はとにかくもろいので、「メインショット貫通」や各種範囲攻撃での削りがとても通じやすく、非常に輝く。
  • 敵を撃破したときに発動する効果は、敵の種類を問わず撃破数だけがカウントされる。
    このため、HPが低く群れて出現するラングエンドはラッキーコンボ・撃破インク回復・撃破ドローンゲージの格好の餌になる。
  • ハチとの距離が遠く、かつ近くに別の敵がいるとき、粒状のものを縦に並べて本体を持ち上げる仕草を見せる。
  • 出現から30秒が経過すると黒いオーラを纏い、ハチから遠くなるほど移動速度が速くなる。
    元々の移動が速いラングエンドは移動速度向上が著しく、少なくとも無強化のイカダッシュでは引き離すことができなくなる。至近距離になると移動速度は元に戻り、ヒト速が無強化でも走って逃げている限り追いつかれることはない。
    この時のみ足元塗りがわずかに途切れるが、それでもインクにはまることはなく、スリップダメージは発生しない。
  • 「スケルトーン強化」時は最初からオーラを纏った状態で出現する。やはり移動速度が脅威だが、6発まではギリギリ耐えられる。
    しかし油断は禁物、2発食らうだけでもアルペジオの爆風が致命傷になる。
  • 暗闇の中では発光せず、足元塗りで軍勢を先導しつつ、スリップダメージの表示を出させないことで敵の陣容を把握しづらくするという、地味に厄介な情報戦を仕掛けてくる。
  • ふき飛ばした際、よく見ると空中でも常に小さな塗り飛沫が真下にこぼれている。ただし射程の設定が短いらしく、着地の寸前ぐらいまでは地面に届く前に飛沫が消えるため、実際には塗りは生じない。

行進するアンダンテ

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  • アンダンテ:「歩くように」
  • 図鑑要求撃破数:1000体-3000体
  • HP:2000
  • ダメージ:60
  • ふき飛ばし攻撃阻害:可
  • 暗闇での発光:なし

中型のザコ敵。平凡そうな印象に反し、馬鹿にできない体力と攻撃力を持っている。
ほとんどのフロアで多く出現し、スケルトーンの軍勢の主力として行進する。

  • 地面を這ってハチに近付き頭突きをする。ラングエンド程ではないが発生が速く、受けるダメージ×2の状態では1発でスーツを破壊される
  • HPは中シャケの2倍もあり中々しぶとい。加えて出現数がとても多く、範囲攻撃がないと処理に大きく手こずる。
    スプラッシュボム等の確1ボムは初期威力が1800でギリギリ倒せないが、残りの200はスリップダメージですぐ削れるため、かなり有効。
  • 移動中はたまに足元塗りが発生するものの、足元を塗らない時間の方が長いため、特にインクパチパチが非常に有効。1枚取るだけでも格段に処理速度が上がるので、是非とも取っておきたい。
  • 体力はエントランスやフロア入口に置いてあるマトと同じ。強化の参考にしよう。
  • 出現から30秒が経過すると黒いオーラを纏い、ハチから遠くなるほど移動速度が速くなる。
    放っておくとただでさえ面倒くさい処理がさらに面倒くさくなるので、さっさと倒しておきたい。
  • 「スケルトーン強化」時は最初からオーラを纏った状態で出現する。ラングエンドに次ぐ移動速度で近付き確1の頭突きをかましてくるため、非常に危険。
  • 暗闇の中では発光せず、いつの間にか背後にいたなんてことも起こり得る。

制圧するグラーヴェ

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  • グラーヴェ:「重々しく」
  • 図鑑要求撃破数:200体-900体
  • HP:6000
  • ダメージ:120
  • ふき飛ばし攻撃阻害:可
  • 暗闇での発光:頭突き時の目

大型のザコ敵。動きは比較的遅いがとにかくデカくて固く、ふき飛ばしの強い頭突きをかましてくる。
前線を物理的に押し上げ、ハチを確実に制圧してくる。

  • 地面を這ってハチに近付き、目が赤く光る予兆動作の後に頭突きをする。受けるダメージが×0.9以上だと1発でスーツを破壊される
    ある程度の距離を踏み込むので思ったよりも間合いが長いが、横方向にはそれほど広くない。後ろよりも横に避けよう。
    この頭突きは他の敵が密着している場合にも繰り出し、敵を大きくふき飛ばしてこちらに送り出したり挟み撃ちの状況を作ってくる。敵の飛び先はよく確認すること。
  • 体格に見合って体重が重いらしく、ふき飛ばしでの飛距離がかなり短い傾向にある。攻撃は中断できるが、場外落としは狙いづらい。
  • 塗りを発生させる力は完全になく、インクパチパチ・インクネバネバ・おそくした敵ダメージが非常に有効。
  • ボール遊びが大好きらしく、ボールを運ぶフロアではハチの制圧よりもボールを優先して追いかける。初期位置にあるボールには手を出さないが、少しでも動いていれば追いかけ始める。
    放っておくとあらぬ方向にボールを運ばれたり、ゴール寸前のボールを押し出されたりするので、動向には注意したい。
    なお、ボールは動き続けている限りはずっとこちらのインクをまとい続け、その状態で敵に突き飛ばされると攻撃判定が持続する。
    複数のグラーヴェが追い回しているボールにちょっとインクを振りかけておくと、片方が突き飛ばしたボールで相方が弾け飛ぶキラーパスならぬデッドボールも。グラーヴェの側がいくら仲良くしたくとも、ボールはグラーヴェの友達にはなってくれないようだ。
  • ボス「ゴロゴロマルチャーレ」もボール同様に追いかけふき飛ばす。放置するとボール遊びで転がり突進攻撃までのカウントを稼がれるため、横から倒しておこう。
  • 20F以降より、大半のフロアでカプリチョーソ・コラパルテ・スピッカートのいずれかを背中に乗せた個体が出現する。この個体は背中に鞍のようなパーツが追加される。
    カプリチョーソはこの状態でもインクを撒き散らして床塗りができないグラーヴェの欠点を補い、強烈に前線を押し上げてくる。
    コラパルテやスピッカートは背中に乗っているときは何もしてこないが、グラーヴェが倒されるとハチとの位置関係に関わらず即座に攻撃行動を開始する。
    射程があるならグラーヴェの背中にいるうちに撃破すればよく、「メインショット貫通」等の範囲攻撃があればまとめて処理できるが、どちらもない場合、平地では多くのメインが届く距離でグラーヴェの顔面で騎乗者への射線をふさがれて手が出せなくなる。
  • 出現から30秒が経過すると黒いオーラを纏い、ハチから遠くなるほど移動速度が速くなる。
    床塗りができず、インクネバネバでの速度低下率も変わらない。単体ならインクを踏ませておけば脅威はほぼないが、他の敵に床塗りを作られた場合はラッシュドスコイが突っ込んでくるような状況となり、かなり危険。
  • 「スケルトーン強化」時は最初からオーラを纏った状態で出現する。当然頭突きも確1。
  • 暗闇の中では頭突きの際に光る目が見える。ただし、これが見えたということは、すでにグラーヴェに密着されているか、グラーヴェが頭突きでスケルトーンを跳ね飛ばしたかのどちらかである。
    暗闇なら跳ね飛ばされたスケルトーンも当然見えないので、奇襲には最大限注意。

ポータル

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  • 図鑑要求撃破数:50体-250体
  • HP:小10500、大22000 (自己回復5/F)
  • ダメージ:10/6F
  • 暗闇での発光:球状ポータル、召喚時

スケルトーンを召喚するポータル。湧くスケルトーンの種類・量・頻度はフロアによって決まっている。
球状ポータルはフロアの撃破目標として登場し、それ以外のフロアでは破壊できない間欠泉型ポータルが登場する。

  • 球状ポータルはダメージを与えると浮き上がり、そのまま攻撃し続けることで破壊できる。ただしダメージを与えない状態が続くと少しずつ回復してしまう。
    ポータルの根元が味方インクで塗られていれば、スケルトーン同様スリップダメージを入れることができる。ただしそれがトドメになることはなく、HPが1残る。
    スリップダメージの威力が1.5倍、発生頻度が1/2に補正されており、DPSは0.75倍。
    ポータル自身に塗りを発生させる力はないが、ほとんどの場合増援されてくるスケルトーンが着地する際にポータルの根元を塗りつぶす。
  • 破壊時にはナイスダマに似た爆発が発生し、周囲のスケルトーンをせん滅・スプラッシュボムを消してくれる。この爆発は爆発サイズなどの爆発関係のカラーチップの対象になるため、パレットの中身とポータルの配置次第ではポータル同士の誘爆で一気にクリアできる場合もある。
  • 球状ポータルはボムを即爆発させる性質を持つ。
    また、ストリンガーの1周チャージ以上の弾も爆発させ、直撃と爆風の両方のダメージが入る。
    ただし、「メインショット貫通」を積むとこのチャージ弾の即起爆が起こらなくなり、命中こそすれポータルを突き抜けるようになる。即爆分のダメージが入らなくなり、若干不便。
  • 表面には接触ダメージがある。真下でナイスダマを発動すると凄まじい音を聞ける。
  • 21F以降では大型の球状ポータルが登場する。小型のものよりHPと撃破時の爆風が大きい。
  • いずれのポータルも、サウンドバーストを発動することで12秒の間機能停止させることができる。
  • 暗闇の中では球状ポータルのみはっきりと見える他、敵を召喚するときに赤く光る。

撒き散らすカプリチョーソ

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  • カプリチョーソ:「気まぐれに」
  • 図鑑要求撃破数:80体-400体
  • HP:1000
  • ダメージ:なし
  • ふき飛ばし攻撃阻害:不可
  • 暗闇での発光:目

空中を移動しながらインクを撒き散らす敵。エリアが存在するフロアではほぼ必ず出現する。
インクショットはハチへの攻撃力を持たないものの、スプリンクラー顔負けの強烈な塗り力を持っている。

  • 塗り力は相当に強く、放置しているとあっという間に一面を塗りたくられてしまう。ウザすぎる
    コイツがいるだけでスリップダメージが機能しなくなるため、さっさと倒したい。
  • 空中を飛んでいるため、チャージャーストリンガースピナー以外の短射程ブキは処理に手こずる。メイン射程が1、2枚欲しいところ。
  • ふき飛ばしてもインクの散布は止まらず、着地すると再び移動を始める。この時は低い位置を飛んでいる。
    フロア外にふき飛ばした場合は態勢を立て直せずに落ちていく。なお、ノックバックだと落ちてくれない。
  • エリアが存在するフロアでは固定のルートを通り、エリアを塗りつぶさんと飛んでいく。
    特にエリアが2つあるフロアでは、どちらのエリアにカプリチョーソが向かっているのかをよく観察して、可能な限りエリアに到達される前に始末しよう。
  • 20F以降ではグラーヴェの背中に乗って出現する場合がある。塗り性能は同じだが移動はグラーヴェ依存であり、より速くこちらに迫ってくる。
    しかし、エリアの外にいればグラーヴェをこちらにおびき寄せられ、エリアから引き離せる。
  • 「スケルトーン強化」時でも何の強化も得ず、オーラもまとわない。しかし強烈な塗り性能に変わりはない。
  • 暗闇の中では目が赤くはっきりと光っており、見つけやすい。

疾走するアラマンボ

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  • アラマンボ:アラ(a la)=「~のように」,マンボ=ラテン音楽のダンス曲(モチーフのマンボウもかけている?)
  • 図鑑要求撃破数:20体-100体
  • HP:2200
  • ダメージ:180/30(スプラッシュボム)
  • ふき飛ばし攻撃阻害:可
  • 暗闇での発光:頭上のモヤ、移動による目の残像

出現するステージで撃破目標となり、疾走して逃げ回る敵。ヒーローモードでカギを所持するスタコラー的存在。
移動経路に非常に細い塗りとスプラッシュボムを置いていき、こちらのインクにはまった際にはスタコラーさながらのインクショットで脱出を試みる。

  • フロアごとにアラマンボの通行ルートが決まっており、基本的に認識した危機から遠ざかる方向に逃げようとする。ハチ自身のほか、インクショット、チャージャーの射線、サブウェポンスペシャルウェポンの範囲予告を認識して逃げ出す。サメライドのレールや炸裂前のナイスダマは気づかれない。
    スケルトーンの中では例外的に視認以外の方法でハチの位置を捕捉しない敵であり、波を立てないセンプク泳ぎや地形を利用したスニーキングによって気づかれずに接近することが可能。上方向からの接近には気づくのがやや遅い傾向がある。
    フロアの端や四隅に集まることが多いため、爆発でフロア外にふき飛ばせば一気に複数体を倒すことも可能。ウルトラハンコ投げやカニタンクのカノン砲、ウルトラショットで狙ってみよう。
  • 逃げる際、たまにスプラッシュボムを置いていくことがある。スプラッシュボムを置く際はわずかなあいだだけその場にとどまる。
  • こちらのインクを踏むと、躓くようなモーションを取り移動速度が著しく落ちる。これはインクネバネバによる減速とは別の仕様。
    逃げ出す瞬間だけロケット噴射のようなエフェクトを出し、ほんの少しの間この減速が起こらない。インクネバネバの枚数次第ではこれすらも封印できる。
    また、ポイズンミストはアラマンボに対して特効で、移動速度を大幅に減らせる。
  • スリップダメージの発生頻度は1/3。スリップダメージはアラマンボへのトドメにはならず、HPが1残る。
  • ふき飛ばすことで少しの間ひるむ。刀身にトツゲキ属性を持つワイパーなら、密着できればヨコ斬り連打でハメ倒すことができる。爆発が早いクイックボムタンサンボムでひるませるのもあり。
    なお、ノックバックは効かない。
  • 「スケルトーン強化」時でもスプラッシュボムの威力以外は強化を得ない。
  • 頭上には常に黒いモヤ*1のようなエフェクトが出ており、暗闇の中でもこれを頼りに探すことができる。
    また、アラマンボが通った道に赤い目の残像が残り、暗闇の中でも逃げ出した方向が粗方分かる。

反射するコラパルテ

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  • コラパルテ:「伴奏は主旋律に従って」
  • 図鑑要求撃破数:70体-350体
  • HP:弱点2000、カラ2500(75%ダメージカット)
  • ダメージ:120
  • ふき飛ばし攻撃阻害:突進前のみ可
  • 暗闇での発光:回転突進時

ハチに近付くと回転しながら突進する敵。回転突進中は貫通ショットすら遮り、地形に当たって反射しながら迫ってくる。
倒した後にはコマのようなぬけガラが残り、弾き飛ばすことで高威力の攻撃として利用できる。

  • 歩きながらハチに近付き、一定の距離まで近付くと回転突進の準備に入る。
    弱点が引っ込んだほんの少し後までは当たり判定が残っており、弱点があった場所を撃ち続ければダメージが入る他、ふき飛ばせば準備モーションごと中断させて突進を阻止できる。
    回転突進は高威力で、受けるダメージが×0.9以上だと1発でスーツを破壊される
    回転突進中は床を塗りながら移動し、ぶつかった敵をふき飛ばす。ふき飛ばし攻撃を当てても止まらないが、軌道を変えることはできる。
    しばらくすると減速し、3秒間目を回して停止する。
  • カラの上部からのぞく黒い部分が弱点。足元にも黒い部分が見えるがカラに防がれる。スリップダメージとホップソナーは弱点に通る。
    カラへのダメージは大幅に減らされ、実質的な耐久はアッコルドの本体と同じ。
  • 弱点を撃って倒すとコマが残る。これにハチ自身が触れるかトツゲキ属性の攻撃を当てるとノコノコよろしく弾き飛ばせ、こちら側の塗りと4800のトツゲキダメージを持つ攻撃として利用できる。
    遠くにまっすぐ飛ばそうとすると狙いをつけるのが大変なものの、もし当たれば並みのスペシャルがかすむ一撃となり、壁やステージ外周の小段差で反射して跳ねまわり、通常のザコ敵であれば無制限にふき飛ばしつつ貫通するため、狭い地形なら適当に弾くだけで勝手に群れをずたずたにしてくれる。
    コマをコラパルテに当てると突進中か否かにかかわらず一撃で倒し*2、そのコラパルテをコマとして弾き飛ばす。
    弾き飛ばした時とポータルやコラパルテに当たって破裂した時に1500の爆発ダメージが発生する。
  • 21F以降ではグラーヴェの背中に乗って出現する場合がある。乗っている時は何もしてこないが、グラーヴェが倒されると即座に回り始めるため要注意。先に弱点を撃って倒すか、降ろした後にさっさと倒してしまおう。
  • 「スケルトーン強化」時は回転突進が常に確1になるため要注意。
  • 暗闇の中では回転突進の準備の段階から控えめに赤く光る。よく見て避けよう。
  • 目を回しているモーションの間のみ、目から赤い光が消えている。明らかに気絶しているといった感じ。

伸縮するスピッカート

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  • スピッカート:弦楽器で弦の上で弓をはねさせる奏法
  • 図鑑要求撃破数:70体-350体
  • HP:1800
  • ダメージ:180/30
  • ふき飛ばし攻撃阻害:可
  • 暗闇での発光:チャクチ予告

伸縮して高くジャンプし段差やこちらのインクを飛び越えながらハチに近付き、高威力のチャクチを発動する敵。
倒した後にはジャンプ台のようなぬけガラが残り、緊急脱出から高所への移動まで何かと役立つ。

  • ジャンプして移動し、接地箇所に小さな丸い塗り跡を残す。こちらのインクを踏むとその直後はチャクチを発動せず、スリップダメージを1回受け、その場で小ジャンプして足元を塗る。
    こういった移動方法の都合上インクネバネバが効かず、おそくした敵ダメージもほとんど効果がない。また、射程が短いとジャンプ移動中に攻撃するのが難しい。
  • チャクチを発動すると近爆風の範囲を赤いエフェクトで示しながら滞空し、少ししたのちに急降下しながら塗りとダメージを発生させ、ボムを消し、周囲にいる敵をふき飛ばす。エフェクト範囲内の攻撃は受けるダメージ×0.5の状態でギリギリ耐えられるかどうかの高威力
    直下の床が動いたりノックバックでスピッカートが移動すると、エフェクトとチャクチの発生位置がずれる。
    チャクチの予兆動作で滞空している間に倒したり、ふき飛ばしで阻止できる。
  • ジャンプ台に触れると1200の爆発ダメージが発生し、非常に高く飛び上がる。平地の場合、大ジャンプから着地までの滞空時間は2.5秒。
    この台によるジャンプはスペシャル発動中やボールに触れた場合でも問答無用で起こるので、意図せぬ大移動をしてしまわないように注意が必要。
  • 21F以降ではグラーヴェの背中に乗って出現する場合がある。乗っているときは何もしてこないが、グラーヴェが倒されると即座にチャクチを発動してくるため危険。できるだけ先に倒しておきたい。
  • 「スケルトーン強化」時はエフェクトの少し範囲外の遠爆風でもHPを半分削られるため、かなり危険。
  • 暗闇の中ではチャクチ予告以外の発光が無く、頭上の注意を疎かにするといきなりチャクチが現れる。

噴出するトリオンファーレ

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  • トリオンファーレ:「勝ち誇るように」
  • 図鑑要求撃破数:30体-150体
  • HP:カプセル1000、本体1500(75%ダメージカット)
  • ダメージ:180/30(スプラッシュボム)
  • ふき飛ばし攻撃阻害:可
  • 暗闇での発光:カプセル

フロアごとの定位置に移動し、個体によってスプラッシュボムポイズンミストのどちらかに変化するカプセルを噴出する敵。
噴き上げているカプセルを撃ち落とすことで自爆する。

  • 噴き上げたカプセルを4回ほど上下させたのち、ハチに向かってカプセルを飛ばしてくる。飛んでいる最中のカプセルは警告音を発し、何かに当たるとその場で中身を放出する。
    飛ばされたカプセルは地面に落ちるまでが2秒になるような速度で飛ぶが、地形や他のスケルトーンなどに当たった場合はその場で放出が起こる。
    攻撃が当たってダメージを受けると、カプセルはほんの少しの間空中で停止する。
    カプセルはストリンガーの1周チャージ以上の弾を爆発させる性質を持つが、ボムを即爆発させる性質は持たない。
    これを撃ち落とすと、こちら側のサブウェポンとして場に弾き落とせる。トリオンファーレのもとに弾き返しても自爆の直接の要因にはならない。
  • 噴き上げている最中のカプセルを撃ち落として飲み込ませるとトリオンファーレは自爆し、1800の爆発ダメージと共に敵を大きくふき飛ばす。
    トリオンファーレはポータル付近に居座ることが多く、コイツを自爆させればいくらか状況が好転する。
    本体のダメージ軽減の仕様上、ナイスダマトリプルトルネードなどといったふき飛ばしが生じないタイプの範囲攻撃に巻き込んだ場合、ほぼ間違いなく本体より先にカプセルが壊れて自爆を誘発できるため、まさに格好の的。
  • 本体がふき飛ばされると、直前まで噴き上げていたカプセルはその場で消え、この際にカプセルの体力が全回復する。
    またサーモンランバクダンと異なり、カプセルをこちらに飛ばした際にもカプセルの体力はリセットされ、次回噴き上げるカプセルは全回復している。
  • カプセルはトリオンファーレの部位としてはみなされていないらしく、カプセルのみにふき飛ばしが当たっても本体はふき飛ばされないほか、カプセル破壊時にもラッキーコンボが発生しない。
  • 本体へのふき飛ばしとカプセルの破壊が完全に同時に起こった場合、カプセルを飲み込むモーションが省略されて起爆までが2秒以上早まり、結果としてトリオンファーレはふき飛びながら空中で爆発する。
    現実的に狙えるのは、本体とカプセルに同じ爆風が命中しかつカプセルが壊れた場合で、「爆発サイズ」で強化した確1ボム、サメライドウルトラチャクチの近爆風で狙いやすい。
    そして、エフェクト上あまりそうは見えないのだが、実はトリオンファーレの自爆範囲は大ポータルに匹敵するレベルとゲーム中でも一、二を争うほどに広く、このためトリオンファーレ自身にも「爆発サイズ」の乗りがすさまじい。複数出現時にはトリオンファーレ自身の自爆による誘爆が多発する。
    さらには、誘爆でふき飛んだ別個体が空中で爆発すれば、遮るもののない空中で生じた巨大な爆発範囲はあますことなく地上をなぎ払う。このためうまいこと自爆が連鎖すれば、知らない間にステージ逆側のアラマンボが場外落としなど、呆気にとられるわけのわからない事態も多々。
    ボム飲みモーションの省略は、こうした連鎖爆発の有効性を高めるためにわざと仕込まれた、プレイヤー有利の隠し要素……かもしれない。
    ちなみにもうひとつの影響として、空中自爆時にはカプセルから出たボムやミストはトリオンファーレに飲まれずにそのまま地面に落ち、これも別途炸裂する。ボムも飲んでないのになんで自爆するのかは気にしないようにしよう。
  • 上述の自爆短縮は、ワイパーのタメ斬り直撃を本体と下がってきたカプセルに同時に当てることでも狙えなくはない。タメ斬りインク弾で撃ち落とした方が早いが。
  • トリオンファーレ自身に塗りを発生させる力はなく、インクパチパチやおそくした敵ダメージが有効。
    本体へのダメージは減らされるとはいえ、グラーヴェと同じダメージを与えれば倒すことができる。この場合は自爆しない。
  • 「スケルトーン強化」時でも、カプセルを撃ち落とせさえすればいくらか状況が好転する。逆に言えば、カプセルを放置すると厄介。
  • 暗闇の中ではカプセルが控えめに光っている。カプセルが上下している所にトリオンファーレがいる。

産み出すアッコルド

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  • アッコルド:和音
  • 図鑑要求撃破数:20体-100体
  • HP:実400×7、本体10000
  • ダメージ:なし
  • ふき飛ばし攻撃阻害:不可
  • 暗闇での発光:熟れる直前の実

フロアごとの定位置に移動し、頭上の実からアルペジオを産み出す敵。
頭上の実を全て破壊することで自爆する。

  • 実は15秒間隔でアルペジオに変化し、熟れるとハチめがけて飛んでくる。
    7つの実がすべて残っている場合は、ほぼ2秒に1発の高頻度で撃ち出してくるため、放置した場合の制圧力はかなりの脅威。
  • 実は簡単に破壊することができ、全て破壊するとアッコルドは自爆し、1800の爆発ダメージと共に敵を大きくふき飛ばす。
    自爆周りの仕様はほぼトリオンファーレ同様で、範囲攻撃にめっぽう弱く、自爆には「爆発サイズ」がよく乗る。
    こちらはふき飛ばされても実が消えたりはしないが、一方で持ち前の巨体からつり下がった実の位置は高くばらけており、一気に吹き飛ばすにはスペシャル級の広範囲攻撃が望ましい。
    実を破壊せずに18秒間放置すると、全ての実が復活する。
  • 実の破壊時にもラッキーコンボが発生し、ついでに気持ちいい音が鳴る。
  • アッコルド自身に塗りを発生させる力はなく、インクパチパチやおそくした敵ダメージが有効。ただし、見た目に反して塗りがない場合の移動はけっこう機敏なほか、スリップダメージの発生頻度は1/2。
    トリオンファーレよりも多くのダメージを要求されるが、自爆させる必要もないほどに攻撃力が高まっているなら本体を殴り倒す・沈め倒すのもあり。この場合は自爆しない。
  • 「スケルトーン強化」時でも、アッコルド自身は攻撃しないため直接には何の強化も得ない。しかしアルペジオが凶悪になるので、間接的にこちらも凶悪になる。
  • 暗闇の中で赤く点滅している実を見つけたなら、そこにアッコルドがいる。

飛来するアルペジオ

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  • アルペジオ:和音を分解し順番に鳴らした音
  • 図鑑要求撃破数:70体-350体
  • HP:100
  • ダメージ:80/40
  • ふき飛ばし攻撃阻害:不可
  • 暗闇での発光:火花

アッコルドなどから発生し、追尾ミサイルのように飛来する敵。体力は非常に低いが、爆発した時の威力はかなり高い。
トーピード等よりもしつこく追尾し、油断したところでスーツを破壊してくる。

  • 飛来速度はかなりゆっくりで、おおむね無強化時の非射撃ヒト速と等速。ハチが移動するとそれに合わせて追尾方向を変える。
    地形またはハチに着弾するか、出現から12秒が経過すると爆発する。直撃は受けるダメージが×1.5以上だと1発でスーツを破壊される
    地形を挟んでこちらと関係ないところで爆発させることも対策の一つとなるが、ゆっくりかつ山なりに飛来する関係上マルチミサイルトーピードと全く同じいなしかたをすることはできない。
  • 倒すこと自体は簡単なので、ブキやビルド次第ではラッキーコンボや撃破インク回復、撃破ドローンゲージの餌にもなる。が、ブキやインク状況の問題でこちらの手数がなくなれば、とたんに脅威へと豹変する。状況とはよく相談しよう。
  • ポイズンミストはアルペジオに対して特効で、飛来速度を大幅に減らせる。ポイズンミストを持っていたりそれを飛ばしてくるトリオンファーレがいる場合は覚えておくと役に立つ……かもしれない。
  • トラブル「無限アルペジオ」発生時はポータルから直接アルペジオが発生し続ける。ボス「カイセンロンド」「ゴロゴロマルチャーレ」の攻撃でも発生する。
  • 「スケルトーン強化」時は直撃が確1になる上、爆風でもギリギリ耐えられるかどうかの高威力になる。
    特に上述の「無限アルペジオ」との複合が最悪。イカロールのアーマーなら直撃でも無傷で耐えられるので、最後まで足掻いてみよう。
  • 暗闇の中では火花が光る他、こちらに近付くほどピッチが上がる効果音を常に発しているので、存在自体は見つけやすい。
  • 倒すと爆発するが、アルペジオの爆発は見た目と塗りだけで、攻撃力はないらしい。

そびえ立つノビルメンテ

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  • ノビルメンテ:「上品に」
  • 図鑑要求撃破数:30体-150体
  • HP:頭2000、胴体150×4(75%ダメージカット)
  • ダメージ:160
  • ふき飛ばし攻撃阻害:不可
  • 暗闇での発光:射線

そびえ立つ背姿のてっぺんからチャージャーのような長射程攻撃を飛ばしてくる敵。攻撃は見た目に違わず高威力。
後衛に居座る、弱点が攻撃しにくい高所にある、放置すると攻撃頻度が上がるなど、嫌がらせ要素がてんこ盛り。

  • 右目のスコープのような部分から射線を出しながら、フロアごとの定位置に移動する。固定砲台的な印象や足の短さに反し、移動速度はアンダンテ並み。
    ハチを射程圏内に捕捉すると移動をやめ、予兆動作を開始。射線が青から赤に変化し、警告音を鳴らした後に照準が固定されインクショットを行う。攻撃は受けるダメージ×0.5の状態でギリギリ耐えられるかどうかの高威力
    攻撃を行う度に予兆動作が短くなり、8回攻撃するといきなり警告音から始まるようになる。
  • 一番上にある頭が弱点で、ここを攻撃して倒すことで残った胴体がひとつずつ1800の爆発ダメージを発生させる。
    ……が、ノビルメンテは進軍してくる主力の後方に単独で陣取り、爆発範囲も他種の自爆ほどではなく、しかも胴体はさらに後ろに飛んでいくため、爆発も塗りもいまいち活用しづらい。
    現実的に有効なのは、たまたま出現間際に出くわした場合か、ポータルすぐそばにいて誘爆がポータルに当たるような場合か。うまく当てられた場合は最大7200と、かなりのダメージにはなる。
    なお、胴体を残して倒した場合は、胴体部分からのラッキーコンボは得られない。
  • 胴体を攻撃するとダルマ落としのように高さを下げることができ、射程の短いブキでも下から頭を攻撃できるようになる。
    この場合は胴体の破壊でラッキーコンボを得られるが、胴体がひとつも残っていない場合は撃破時の自爆は発生しない。
    ダメージを与えない状態が15秒ほど続くと、胴体が1つ再生する。しかし、坂道などによって一番下の台座が斜めになっていると再生しない。
  • ノビルメンテに対してのみスリップダメージの強化が無効になっており、発生頻度も1/2に補正されている。
    スリップダメージは一番下の胴体/頭にしか入らないため、これだけで胴体を全て落とすには24秒もかかる。その上、攻撃時に大体足元のインクから脱出し、放置すると胴体も再生するため、スリップダメージの有効性はほぼ皆無といえる。直接攻撃すべし。
  • 「スケルトーン強化」時は攻撃頻度が最も高い状態で出現する。凄まじい速度で確1攻撃を放ってくるため、非常に危険。
  • 暗闇の中でも射線がはっきり見えるため、存在自体は嫌でも見つかる。

ボス

塔の一区切りとなる10の倍数のフロアで戦う強力なスケルトーン達。
イイダ・エジタンド及びオーダコは塔の最上階フロアにのみ登場する。
イカイノカノン、ゴロゴロマルチャーレ、カイセンロンドは10Fと20Fにランダムで登場し、20Fでは強化個体に変化する。

秩序の使い イイダ・エジタンド

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  • エジタンド:控えめに
  • 図鑑要求撃破数:1体
  • HP:バリアポータル10500×4、本体40000
  • ダメージ
  • 対応BGM:「Monologue」

最初のチュートリアルで戦うことになるボス。
オーダの器として乗っ取られており、秩序の使いとしてノンカラ処理をしている。
チュートリアルだからなのか、第1形態しかなく、大きな行動の変化がない。つまり、倒すのが楽
ポータルを破壊する度にチェックポイントとなる。

  • 攻撃
    戦闘BGM「Monologue」のテンポに合わせて予告を行い、以下の攻撃を発動する。
    • 球状インク弾
      4分音符間隔でスピーカーからインク弾を連射する。あまり脅威ではないものの、バリア消失後は8分音符間隔で連射するようになる。
    • デコイチラシ
      比較的脅威。デコイとはいうが、バトルよりも爆発までが短く、塗りとダメージ範囲も大幅に広くなっているため、一気に足を取られる。
    • スケルトーン召喚
      ポータル全破壊後、バリア消失時のみ行う。
      おそらくはバランス調整のため、プレイヤーに最も近いスピーカーではなく、2番目に近いものからのみ召喚する。
      ただしスケルトーンの到着が遅れる結果として、次回の本体の球状インク攻撃と接敵が重なりがちな点には注意。
  • 攻略情報
    • イイダ本体はバリアを張っており攻撃できないため、先に周りのタコ足型のポータル4つを全て壊す必要がある。ポータルを攻撃する時、ポータルの足元を塗っておくと楽。もし逃げる時も敵に塗り替えされない限りダメージが回復しなくなるため、塗っておくことをお勧めする。
      ポータルを全て破壊するとバリアが消失し本体に攻撃が通るようになる。ミズタが言っている通りプニプニした部分を狙おう。
    • 最初の塔で戦うこととなるので、使用できるパレットカラーチップハッキングは固定となっている。
      エントランスから再戦することができるが、強制的にヒメのパレット・指定のカラーチップ及びハッキングで挑むこととなる。
      使うこととなるカラーチップハッキング
      • カラーチップ
        最初の塔に限り、カラーチップ1枚の効果が2枚分になっている。
        • メインショットダメージ(遠)×1 (130%)
        • インクパチパチ×1 (400%)
        • インク効率(メイン)×2 (50%)
        • メイン射程×2 (220%)
        • メインショット塗り×1 (170%)
        • スライドアタック×1 (ON)
        • ラッキーボム確率×1 (30%)
        • ラッキーコンボ最大数×1 (30)
        • ドローンメガホンレーザー×1 (460p)
      • ハッキング(プレイヤー)
        • 最大ライフ:3
        • 受けるダメージ:×1
        • ピンチジャンプ:×1
        • ピンチ回復速度:10秒
        • ピンチ移動速度:×0.6
        • 攻撃ダメージ:×1
  • 小ネタ
    • 段階に関係なく時間経過で曲調が変化していき、バリアが消失したあたりでイイダのボーカルが追加される。これを編集した人はイイダのBGMとオーダコとの初戦BGMが好き
    • イイダが攻撃する時、表情や手でモーションしている。眺めてみると意外と面白い。
    • 見ての通りというか、戦闘中はイイダが明らかに巨大化している。
      が、直後のデモシーンでは何ごともなかったかのように元に戻り、前作では自他ともに身長をネタにしがち・されがちだったヒメセンパイも含め、以降誰も言及しない。おそらくは単にボス敵としての存在感を考慮したデフォルメ表現だったのだろう。
      シリーズ全体の傾向として、高速で視点を振り回すゲーム性に合わせて背景オブジェクトがめっぽう巨大化ぎみな傾向にはあるものの、演出上だけでのキャラクターの巨大化というのは初の事例。
    • 「プニプニしている部分を狙え!」と言われるが、固定でセットされる「メイン射程」強化のおかげもあって、至近距離からならイイダに対する直接攻撃が可能。
      ……弱点扱いでダメージが倍化したり、逆に何か悪い展開につながることも特になく、通常通りダメージが入るのみ。いくらイイダにショットを集中しても、インクまみれになっていくのは下の触手だけである。
      前作オクト・エキスパンションの小ネタとして、最終局面で吊るされたアタリメ司令を撃ってインクまみれにする手ひどい裏切りいたずらが存在したのだが、そんなことをしている場合ではないということか、それとも今回そんな暴挙に出れば横のヒメドローンが黙ってはいないからか。
    • デコイチラシのバルーンは、このバトル専用のオリジナルデザイン。デコイチラシは後々もう一度登場する機会があるが、そちらともデザインが異なる。
      一見してスケルトーン風のモノクロと思いきや、バルブ部にはくすんだエメラルドグリーンの差し色が。チャームポイントの顔も見てみると、前作プレイヤーならハイカラスクエア広場で何度となく見たであろうイイダのパーソナルアイコンと、かなりイイダのキャラクターを押し出したデザイン。
    • ステージ場外のキューブの中身も、このバトルの専用デザイン。前作プレイヤーであればどことなく見覚えのあるアイテムがいくつも入っている。
      テンタクルズ収録スタジオ関連のアイテムが過半を占めており、しかもよく見ると、そのうち半分はヒメの椅子にヒメイトクラウンと、ほとんどヒメのものばかり。
      それ以外にはタコトルーパーのマシンがあるが、筐体部分が白いことから、これはネル社仕様であり、消毒済みタコトルーパー用と特定できる。深海メトロの件でイイダがどれほど心を痛めていたか、察するに余りある。
      ……なぜか混ざっているぬいぐるみのでんちゃんだけは、わりとよくわからない。好きだったのだろうか……。

積層し円転する カイセンロンド

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  • ロンド:回旋曲
  • 図鑑要求撃破数:3体-8体
  • HP (☆を破壊するとチェックポイント、弱点以外は75%ダメージカット)
    • 10F:下段から3000、3000、5000☆、5500、5500、7500☆、8000、8000、10000☆
    • 20F:下段から5000、5000、8000☆、9000、9000、9000☆、10000、10000、16000☆
  • ダメージ
    • 接触:10
    • ウェーブ攻撃:45
    • ハイパープレッサー:2.22.../F(推定)
    • トルネード:12/5F×10/発
  • 対応BGM「ΘctΘpticΘn」

回転寿司のベルトコンベアを9段積層させたようなボス。
段ごとにひとつずつ存在している顔のような弱点以外へのダメージは大幅に減らされる。また、上の段になるほど半径と体力が上がり、体力を減らすほど素早く円転し、弱点攻撃が難しくなっていく。
しかし、ボスの中では唯一チェックポイント条件が同時に存在している。射程やスペシャル次第では一気に片づけられることも。
普段は自ら攻撃してくることはないが、条件を満たすと攻撃してくる。

  • 攻撃
    • 回転とサーチライト
      各段は互い違いに回転し、残りHPが低くなるにつれて回転速度が最大5倍まで速くなる。20Fでは更に回転が速くなる。
      各段の弱点の逆側にはサーチライトがあり、最下段のものが点灯している。サーチライトに見つかると段の回転が止まり、スケルトーンの召喚とともにトーピード、トルネード、ポイズンミストが飛んでくる。ライトの内側に留まる限り何度でも発射・召喚されるため、すぐに脱出すべし。
      攻撃内容はサーチライトを出している段によって異なり、サーチライトを照らしている部分にあるモニターから内容が確認できる。
      サーチライトはその場でのセンプクや、ステージ外周のバルーン・ジャンプマット・インクレールを利用してやり過ごせるが、ザコに絡まれている場合は退避するしかない。
    • ウェーブ攻撃
      最下段の下側に入ると、段が持ち上がるとともに下を照らすライトがつき、中央根元部分からウェーブ攻撃が始まる。
      そのまま留まっていると次第にライトが赤くなり、ウェーブの間隔が狭まっていく。最速間隔になると回避が非常に困難。
      侵入がごく短時間の場合は、段が持ち上がってもウェーブを出してこない。
    • 大回転攻撃
      時間経過と被ダメージによるカウントを満たすと、無敵化するとともに高速で回転、数秒後にアルペジオ召喚、スプラッシュボム、ハイパープレッサーといった大量の攻撃をばらまく。20Fではさらに大量のスケルトーンを召喚する。
      一切攻撃しなかった場合は95秒経過で発動。被ダメージによる短縮の法則は検証中。
      これらの攻撃は、コンベアが光っている3段のいずれかの、回転寿司の皿のような発射口とサーチライト下部の発射口から放たれる。どこから放たれるかは大回転中のライトの位置で判別可能。
      アルペジオは召喚位置が高所になる。追尾がしつこいので見落とさずに撃ち落とそう。
      スプラッシュボムはこちらの位置によって投下位置が少し変わるが、概ね下の段ほど中心寄りに、上の段ほど外周寄りになる。攻撃を行う段の下側に潜り込めば回避できるが、下の段が行う場合は爆風が段の下側を埋め尽くすため外周に逃げるべし。
      ハイパープレッサーは一定の速度で回転しながら前後・上下方向に追尾してくる。同じ方向に回転したりジャンプマットやインクレールを使えば避けやすいが、受けるダメージが高いとかすっただけで致命傷になるため過信は禁物。攻撃を行う段の下側に居れば一切当たらない。
      攻撃終了後、または攻撃中にいずれかの段を破壊して強制終了させると、しばらくの間段の回転・サーチライト・ウェーブ攻撃・全てのスケルトーン召喚・大回転攻撃までのカウントが停止する。弱点を攻撃するチャンス。
    • スケルトーン召喚
      段を破壊する、サーチライトに見つかる、40秒が経過する、大回転を始める(20F)ときに、最下段の下側からアンダンテやラングエンド、コラパルテ(20F)を召喚する。
      ごく短時間の間に複数の段を破壊すると召喚回数が減ることがあるが、極めてシビア。
      20Fで出現するコラパルテのコマは、上3段の下にはみ出ている弱点なら当てられないこともない。
      具体的な数
      10F第1段階第2段階第3段階
      段破壊(毎回)アンダンテ4体アンダンテ6体
      サーチライト初回のみラングエンド6体、アンダンテ2体
      以降ラングエンド3体、アンダンテ1体
      40秒経過なしアンダンテ3体
      大回転なし


      20F第1段階第2段階第3段階
      段破壊(2回に1回)ラングエンド3体、
      アンダンテ3体
      ラングエンド4体、
      アンダンテ3体
      サーチライトラングエンド3体、アンダンテ3体
      40秒経過なしコラパルテ2体コラパルテ3体
      大回転ラングエンド5体、アンダンテ8体
  • 攻略情報
    • 破壊する必要があるのは下から3・6・9段目のコンベアが光っている3段のみ。この3段を破壊できれば残った段も自壊してクリアとなる。
      射程があれば段を飛ばしての攻略が可能だが、そうでなければだるま落とし式に破壊していくしかなく、最大で必要量の約2.5倍ほどのダメージを与えなければならない。
    • 弱点攻撃にこだわる必要はなく、段を直接攻撃して削り続けることも重要。
      上の段になるほど弱点が大きく振り回され、弱点を追いかけながら攻撃し続けるのは不可能になっていく。弱点が目の前に来たら撃つくらいの認識でいい。
      もちろん、大回転攻撃後のチャンスタイムは弱点を狙い撃つべし。
    • 1段目を残したまま進行することで最下段の判定を狭いままにでき、ウェーブに引っかからずに本体の下側に潜り込んで大回転攻撃を簡単にいなせる。どのメインウェポンでもこの戦法は使える。
      ただし、ヒメドローンやインクパチパチの活用を狙う場合はダメージの制御が難しくなる点に注意。
    • 根元部分を塗っておくと最下段にスリップダメージが入り、そのまま破壊できる。スリップダメージの発生頻度は1/2。
      ただし、段破壊時と召喚時に塗り返されるため、手放しで楽々攻略というわけにはいかないほか、上述の飼い殺し戦術とも相反する。構築とは応相談。
    • 攻撃範囲が上に広いトリプルトルネードは非常に相性が良い。ただし、その分大回転攻撃のカウントが非常に早くなり無敵によってやり過ごされてしまう。大回転の無敵が切れたところを狙うべし。
      爆発ダメージのチップを大量に取得した状態で最下段に投げつけるととてもかわいそうなことが起こる。
  • 小ネタ
    • 戦闘中は耳に残る奇妙な歌が聴こえてくるが、この歌は最下段の弱点部位が歌っている。そのためイヤホンやヘッドホンを使えば弱点の所在をつかみやすくなる。
      この歌は、よく聞いてみるとかなり音声が歪に加工されたフルスロットル・テンタクルのサビの部分のように聞こえる。
    • 10Fでの各段のHPは規則的に並んでいるが、20Fではそれほど規則的ではない。
      これは、チェックポイント条件の3段のみのHP上昇(1.467倍)と全ての段のHP上昇(1.459倍)を同程度にするための措置だと思われる。規則的にするならもっとやりようはあったはずだが…
    • 名前の元ネタとなった音楽用語のロンドとは「回旋曲」という意味。そこから「積層し円転する」という枕詞がついたと思われる。
      見た目に関しては「回旋」と「海鮮」をかけて回転寿司モチーフになったのだろう。
    • 対応BGMの由来はパノプティコンという監視施設。この施設には放射状に配置された独房に取り囲まれるように監視塔が配置されており、サーチライトを照射しているところがこの監視塔によく似ている。
    • ピンチジャンプを駆使して本体上部に乗ると多段ヒットダメージを受けそのままデスする。

閉じこもり反発する ゴロゴロマルチャーレ

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  • マルチャーレ:行進曲風に
  • 図鑑要求撃破数:3体-8体
  • HP (弱点以外は75%ダメージカット)
    • 10F:14000-14000-14000
    • 20F:16000-16000-16000
  • ダメージ
    • 接触:20
    • 回転突進:>500
    • 回転突進後爆発:180/40
    • ウェーブ攻撃:45
    • メガホンレーザー:12/4F
  • 対応BGM「CΘld StΘrage」

3重の巨大な球体状のカラに閉じこもったボス。カラへの攻撃は大幅に減らされる。
突進攻撃以外では自分から転がったり積極的に攻撃してくることはないものの、カラから出た弱点は顔だけと狭いうえ、攻撃に反発してカラごとゴロゴロと転がり出すため、非常に狙いにくい。
20FでもHPはそれほど増加しない*3が、ダメージを強化しても更に速く転がっていくため、転がっても追いついて攻撃できるような強化が重要。
一定条件で一時的に大きくカラを開かせることができ、その隙を突くのがセオリー。

  • 攻撃
    • 通常攻撃
      一定時間置きに、口のような部分からスプラッシュボム1個を吐き出したり、4本のメガホンレーザーを放つ。第2段階からはアルペジオも吐き出し、第3段階ではメガホンレーザーが8本になる。20Fではスプラッシュボムが3個になる。
      スプラッシュボムなどを吐き出す口は基本的に同じ方だが、その口が床に近すぎる場合は反対側の口から吐き出す。
      メガホンレーザーはこちらを追尾することはないが、ゴロゴロマルチャーレの転がり具合によっては回避が困難になる。
      いずれもカラが開いているときは行わない。
    • 転がり突進攻撃
      カラが閉じた状態で45秒が経過するとその場で向き直り、無敵化して転がり突進の準備に入る。目安としては通常攻撃を5、6回ほど行ったあたりで発動する。
      突進はスーツもカニタンクナイスダマのアーマーも一撃で破壊する威力と、サメライドの突進やテイオウイカでも防げない強烈なふき飛ばしを持つ
      避けたと思ってもステージ外周で跳ね返り、PVよろしくスーツ健在から外周突き落としで一気にミスまで持っていかれかねない。
      段階が進むほど速度が上がり、最終的に中距離であっても物理的に避けようがなくなるほどの高速になる。
      20Fではキューバンボムを後に残して塗りも奪い、さらに段階数に応じてこちらに向き直り再び突進してくる。
      突進が終わるとブレーキモーション後に爆発し、10秒ほどの間カラが開く。
      突進中にバンパーにぶつかった場合は一時的にバンパーが消滅するが、マルチャーレが離れ次第バンパーは即座に再生する。
    • バンパーとの衝突
      こちらの攻撃で物理的に押して動かしステージ内のバンパーにぶつけると、固定1000ダメージとともに空中へ大きく弾かれ、20秒ほどの間カラが開く。
      弾かれた後、地面に落ちた地点からウェーブ攻撃を1波だけ放出しスケルトーンを召喚する。
      バンパーにぶつかりカラが開いている間は通常攻撃を行わない他、突進攻撃までのカウントが一時停止するため、バンパーにぶつけ続けることで突進攻撃を出させないようにできる
      ステージ全体の地形はゆるいすり鉢状の構造をしており、登り坂となる外周では狙い通りに転がしにくい。ステージの外周にマルチャーレがぶつかると、こちらが追いつけないぐらい強烈に飛んでいくため、リカバリーも困難。
      ぶつけるにはステージ中央のバンパーが狙い目だが、下り坂であっても転がり具合を完全に制御するのは難しい。当て舵を当てる要領で逆側へ回り込みつつ攻撃し、余分な勢いを殺そう。
      なお、バンパー衝突時のダメージでカラを壊すことはできず、HPが1000残る。
    • スケルトーン召喚
      カラのHPが半分になった時?とバンパーに衝突した際に、多数のアンダンテやラングエンド、グラーヴェを吐き出す。20Fではアンダンテとラングエンドの数が増え、グラーヴェの背中にカプリチョーソが乗り、コラパルテやスピッカートも吐き出してくる。
    • 小型化・軽量化
      カラを壊すたびにチェックポイントとなり、本体が小さく転がりやすくなる。より一層攻撃が難しくなる一方、カラのHPは変わらない。また、ダメージを持ち越すことはできない。
      なお、カラを破壊すると転がり突進のカウントや開いたカラも含め全ての行動がリセットされる。攻撃力次第ではこれで転がり突進を阻止できる。
  • 攻略情報
    • 転がり突進終了後かバンパーへの接触でカラが開いて弱点が広がるので、そこを叩いていくのが基本。
      ただし、突進を待つのは時間がかかる上にカラが開く時間も短く、何より突進自体が非常に危険
      バンパーにぶつければ突進と通常攻撃を封印できる上に低くないダメージが入るので、積極的にバンパーにぶつけていきたい。
      ただし、バンパーにぶつけすぎると敵が大量に湧いてくる。カラが開く時間はおよそ20秒と短くないので、カラが閉じる頃合いを見計らってぶつけると敵の出現を抑えられる。制御するのは難しいが。
    • あるいは、射程と機動力を強化してフロア全域をカバーし、バンパーにぶつけずにゴリ押しするのもあり。
      この場合はホーミングがあると弱点に命中させやすくなる他、貫通ショットならカラ越しでも弱点攻撃ができる。ただし当たり判定は表面にしかなく、中心部へ貫通させても弱点には入らない。
    • 範囲攻撃の命中部位は爆心地からの判定となるため、爆発攻撃を弱点に当てるのはコツがいる。
      加えて爆発には強いふき飛ばしが付いているので、これを連続で当てるのはさらに難しい。
    • 召喚されたグラーヴェはこちらを狙ってくることはなく、ひたすらにゴロゴロマルチャーレを追い回して弾き飛ばそうとする。
      グラーヴェの攻撃ではバンパーのようなダメージはなく、ボール遊びで突進までのカウントをいたずらに削られるため、こちらが得する要素はない。面倒なことになる前に横から掃除しておこう。
  • 小ネタ
    • このゲームのエネミーとしては珍しいことに、ゴロゴロマルチャーレは突進攻撃以外で塗りを作らず、またこちらの塗りに影響を受けることもない。
    • ゴロゴロマルチャーレとボールに対してのみ、なぜか地形に触れていないローラーフデの轢きでダメージが入る。
    • 本ボス戦BGM「CΘld StΘrage」には、前作ヒーローモードのボス戦BGM「Octarmaments」のフレーズが入っている箇所がある。
      ネリバース開発者の中に戦略タコツボ兵器の開発者が居たという暗示なのだろうか。タコドーザーの設計者なら居るが……
    • ふき飛ばし系のチップをつけると、とんでもない高さまで飛んでいくことがある。浮いている時にトルネードなどで追い討ちすると滞空したりして面白い。
      タイミングが良いと空中で超高速回転しながらメガホンレーザーを飛ばす非常にシュールな光景が拝める。
    • なぜかは不明なのだが、メガホンレーザーの持続的な攻撃処理が他のモードとどこか異なっているらしく、大量の弾を一度に浴びたりしたときのように、ヒットごとにハチのダメージボイスが出る。すなわち、ハチが4Fおき、秒間15回の速度で悲鳴を上げ続ける。
      他モードではこうしたダメージ間隔の狭い持続攻撃を受けた場合には悲鳴の間隔に調整が入るのだが、サイド・オーダーのみこの調整が外されているらしい。
    • カニタンクの球体モードはなぜかメガホンレーザーを完全に無視できる。
      他のボスが使うハイパープレッサーはハチ自身まで貫通せずカニタンクだけがダメージを受けるが、メガホンレーザーではそれすらない。

増殖し共鳴する イカイノカノン

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インクリングのような容姿を持つ7人に増殖した1体のボス。ヒーローモードにおけるタコゾネスに近い存在。
ブキによる攻撃力が非常に高く、焦って突っ込むと数の暴力でライフを溶かされてしまう。また、こちらが持つカラーチップ共鳴して強化を得る特性を持つ。
しかし、射程が短い・床のインクに弱い・高台に弱い・ホーミングに弱い・超広範囲攻撃に弱い等、意外にも弱点は多い。
落ち着いて1人ずつ撃退していこう。

  • 攻撃
    • スポーン
      ハチと同じくケージに乗って登場し、少しの間ドローンにつかまって滑空する。そのまま中央の高台に乗り込んでくることはほぼないが、スロッシャー持ちのみやけに強気。
      シューター持ちはウルトラチャクチで着陸する。そもそも真下で待ち構えること自体が非常に危険なので、高台の上で待機した方がいい。
      ケージに乗っている最中は攻撃を受けないものの、ケージから降りる位置は常に同じなので長射程のメインで狙い撃ちしたり真下にトリプルトルネード等の広範囲攻撃を置くとリスキル祭りができる。ただしボムはウルトラチャクチに消される。
      第1段階では1人、第2段階では2人、第3段階では3人が同時に出撃する。1人倒すと待機している個体が1人出撃する。
      段階ごとの個体を全て倒すとチェックポイントとなり、しばらくの間登場しなくなる。次のラウンドに備えよう。
    • ヒト・イカ移動とメイン・サブスペシャルウェポン
      プレイヤー同様にヒト状態とイカ状態を切り替え、メイン・サブスペシャルウェポンを使用する。ただし壁を上ることはできず、イカロールも使用しない。
      確認するのは難しいがインクタンクを背負っており、インクが切れるとメイン・サブを使用しない。
      スポーンまたは前回のスペシャル発動から60秒経過するとスペシャルが発動可能になる。塗りや移動は関係ない。
      各個体ごとにメイン・サブスペシャルウェポンの組み合わせが異なり、以下の様になっている。10Fでは全ての個体が1回ずつ出現し、20Fでは加えて最初の3人がもう1回ずつ出現する。 移動速度と各メイン・サブスペシャルウェポンの性能は、ダメージを含めこちらの初期性能と同じ。グレートバリアマルチミサイルはバトル用の同名ウェポンと比べて弱体化されている。
      これらは後述する共鳴によって強化される。
    • スケルトーン召喚
      以下3つの独立した周期によって、ドローンがスケルトーンを召喚する。これらの周期は全てのドローンで共有している。
      イカイノカノンが1人もいない時間があると、タイミングが少しずれる。
      1. 開始から30秒後、以降70秒間隔でラングエンドを5体召喚。
      2. 開始から85秒後、以降150秒間隔でアンダンテを1体召喚。
      3. 第2段階と第3段階で1回ずつ、イカイノカノンを倒した時にラングエンドを5体召喚。10Fでは1人倒した時、20Fでは2人倒した時に発生する。
      これらは後述する共鳴によって強化される。
      なお、召喚時の効果音が鳴ると召喚を阻止することはできず、その個体を倒しても無からスケルトーンが出現し続ける。なんならc.は倒した個体のドローンからも出現し得る。
    • カラーチップとの共鳴
      パレットにセットされているカラーチップの系統ごとの枚数によって、以下の強化を得る。
      複数の系統が該当する場合はその全てが反映される。
      具体的な効果
      系統強化の内容0~1枚2~3枚4~5枚6~8枚9枚~
      パワーメイン連射速度カラーチップ0枚相当カラーチップ1枚相当カラーチップ2枚相当カラーチップ3枚相当カラーチップ4枚相当
      サポートスペシャルのチャージ時間60秒50秒42秒35秒30秒
      レンジメインショット塗り
      メイントツゲキ塗り
      爆発サイズ
      それぞれ
      カラーチップ0枚相当
      それぞれ
      カラーチップ1枚相当
      それぞれ
      カラーチップ2枚相当
      それぞれ
      カラーチップ3枚相当
      それぞれ
      カラーチップ4枚相当
      ムーブイカダッシュ速度
      ヒト移動速度
      塗り進み速度
      それぞれ
      カラーチップ0枚相当
      それぞれ
      カラーチップ1枚相当
      それぞれ
      カラーチップ2枚相当
      それぞれ
      カラーチップ3枚相当
      それぞれ
      カラーチップ4枚相当
      ラッキー召喚a.の頻度
      召喚b.の頻度
      召喚c.で出現する敵
      30秒後→70秒間隔
      85秒後→150秒間隔
      ラングエンド5体
      30秒後→60秒間隔
      85秒後→120秒間隔
      ラングエンド6体、
      アンダンテ1体
      30秒後→50秒間隔
      85秒後→100秒間隔
      ラングエンド6体、
      アンダンテ1体、
      その他のスケルトーン※
      30秒後→40秒間隔
      85秒後→80秒間隔
      ラングエンド6体、
      アンダンテ2体、
      その他のスケルトーン※
      30秒後→30秒間隔
      65秒後→60秒間隔
      ラングエンド8体、
      アンダンテ2体、
      グラーヴェ1体、
      その他のスケルトーン※
      ドローンなし-

      ※フロア開始時にコラパルテ・スピッカート・トリオンファーレのうち2種が選ばれ、そのどちらか1体が出現する。20Fかつラッキー系統が9枚以上の場合は両方が1体ずつ出現する。

      • パワー系統を積むと連射速度が上がる。特にシューターマニューバーブラスターが危険。インク切れの隙を見逃さないように。
      • サポート系統を積むとスペシャルのチャージが早くなるウルトラチャクチアメフラシ以外は簡単にかわせる。発動される前に倒したい。
      • レンジ系統を積むと塗り性能と爆発サイズが上がる。床の塗り状況とボムとブラスターに注意。スペシャルの爆発は広がらない。
      • ムーブ系統を積むと移動速度が上がる。床を塗って移動を封じるべし。ただしフデには塗り進みである程度無視される。
      • ラッキー系統を積むと召喚される敵が増える。アイテムを稼ぐチャンス。ただし挟み撃ちにされないように。
      • ドローン系統のみ何の強化も与えない。ヒメセンパイによるアドバンテージを押し付けよう。
  • 攻略情報
    • イカイノカノンのHPはかなり低いが、それはこちらも同じ。ひとたび射程内に入ればあっという間にスーツが破壊され、ミスがほぼ確定する
      特にハッキングで受けるダメージを下げていない場合はほとんどの攻撃が即死級の威力を持っているため、慎重に立ち回るべし。
      ダメージ早見表
      攻撃×2×1.5×1×0.9×0.75×0.5
      シューター
      マニューバー
      48362421.61812
      ローラー200150100907550
      ローラー2401801201089060
      スロッシャー13097.56558.548.7532.5
      シェルター162121.58172.960.7540.5
      ブラスター直撃250187.5125112.593.7562.5
      ブラスター爆風100~
      60
      75~
      45
      50~
      30
      45~
      27
      37.5~
      22.5
      25~
      15
      フデ9067.54540.533.7522.5
    • 10Fでは3個、20Fでは1個のアーマーが用意されている。アーマーが破壊された直後には短時間の無敵があるので、有効活用していきたい。
      ただしアーマー装備時は受けるダメージに2倍の補正がかかるので、複数人に囲まれると危険なのは変わらない。
      なお、チェックポイント発生時に残っていたアーマーはミスした後にも残っている。敵の数が多くなる終盤にとっておくのもいいだろう。
    • イカイノカノンは床を塗り返すのが苦手なようで、周囲や足元を塗ってやると途端に動きが鈍る
      たまにこちらのインクを突っ切ってくることもあるが、視点を急激に動かすことはできないようなので、横に回り込んで仕留めよう。
    • フロア中央の高台に居座ると有利に戦える。イカイノカノンは壁を上ることができないので、高台の左右にある坂かフロア端にあるジャンプ台からしか侵入できない。
      高台をしっかり塗り固めれば、床を塗り返すのが苦手なイカイノカノンは坂から侵入しにくくなり、ジャンプ台から飛んで来ても袋のネズミにできる。
      イカイノカノンは高台の上を攻撃するのも苦手なので、下で戦うよりも安全に戦える。
      ただし、飛んでくるスプラッシュボムスペシャルには注意。
    • 敵のドローンもこちらを索敵してくるが、その仕様はヒメドローンのものとは少し異なる。索敵可能な距離はかなり長いものの、イカイノカノンの視界から外れると見失うようだ。
      いずれにせよ、センプク中でもお構いなしに発見され、また索敵レーザーや敵のドローン自体が丸見えなので、互いに居場所がバレバレである。
  • 小ネタ
    • トラップホップソナーはイカイノカノンをマーキングすることができる。
      ……しかし、付随しているドローンが常に存在と位置をばらしているので意味はほとんどない。
      なんならホップソナーは「音波ダメージ」を3枚付けることでマーキング以前に即死させられる。イカイノカノンはホップソナーを飛び越えたり破壊したりしないようなので、かなり有効。
      ついでに、敵のホップソナーに当たるとマーキングされる。やはり意味はほとんどない。
    • 対イカイノカノンに限り、ストリンガーの3つの弾を1人に直撃させて1000以上のダメージを出すとバトル同様のSEが鳴る。
    • アメフラシナイスダマはダメージ表示回数が1/8に抑えられているが、イカイノカノンに対してのみ1Fごとに表示される。
    • サウンドバーストを発動してもイカイノカノンはひるまないが、代わりにスケルトーン召喚が一時停止する。
      なお、サウンドバーストには広範囲の800ダメージが付いており、「音波ダメージ」を1枚取ることでフロア広域を即死威力で埋め尽くせる。ただし「ディスクパーツ確率」がないとほぼ不可能。
    • 残り1人になると「あとひとり!」、全員倒すと「WIPEOUT!!!」と表示される。
    • イカイノカノンにもこちらと同じ装飾品が反映される。ただ、クツとインクタンク周辺は見分けるのが難しい。
      ドローン系統との共鳴ができないのはこれと関係があるのだろうか。*4
    • イカイノカノンのみ初遭遇時に専用ムービーが流れる。後ろの個体が仲間に(物理的に)足を引っ張られる姿はとても可愛らしい。
    • シューター以外のブキを持つ個体はガールだったりボーイだったりする。ガールが3人、ボーイが3人なのは変わらないので、6人でブキを使いまわしているのだろうか。
    • イカイノカノンのボイスは前作2のものが使われている。
      前作ヒーローモードのネタバレ注意!

      前作2のセーブデータが存在する場合、初遭遇時専用ムービーを含めたオーダーシューター持ちの個体の髪型が、そのデータのイカの主人公の髪型になる。
      (2の直近のセーブデータから髪型を読み込んでいる?模様。)

      髪型反映の検証データ

      ・3の初回起動及び引き継ぎの時点で2のイカの髪型はショートカット→サイドオーダー前に2のイカの髪型をオールバックに変更→サイドオーダー開始。
       →オーダーシューター持ちのイカイノカノンの髪型はオールバック

      ・3の初回起動時に2のデータ無し→2のデータを作成し髪型をスキンヘッドに変更→サイドオーダー開始。
       →オーダーシューター持ちのイカイノカノンの髪型はスキンヘッド

      
・初回以降、塔を登り始める前に2でイカの髪型を変更。
       →オーダーシューター持ちのイカイノカノンに同様の髪型が反映

      ・一度塔を登り始めてから途中セーブ→2を起動して髪型変更→サイドオーダー再開。
       →変更は反映されない

      前作主人公はNew!カラストンビ部隊4号であるが、その4号のパレットも用意されており、パレット入手時にアタリメ司令から4号を紹介してもらっていたこと、クリアするとパレット選択画面のコメントでイイダが4号のデータをネリバースの番人としようとしていたこと、黒幕がそれを利用して何かを企んでいたことが判明する。
      つまり黒幕が秩序の塔を乗っ取るにあたって本来はネリバースの番人として用意されていた4号のデータを奪い、塔を守るボスとして仕立て上げたものだと思われる。

      最強イカイノカノン

      前述した共鳴によって極力強化されたイカイノカノンを作ったら、という話である。
      理論上最強のイカイノカノンを作るには、

      • 20Fでの戦闘
      • パワー系統チップ9枚
      • サポート系統チップ9枚
      • レンジ系統チップ9枚
      • ムーブ系統チップ9枚
      • ラッキー系統チップ9枚
      • ドローン系統は関係ない

      …という条件が必要である。
      つまり45枚のチップが必要ということになるが、パレットにセットできるチップの最大数は36である。
      そう、
      最強イカイノカノン爆誕は不可能である。

       

      …のだが、このイカイノカノンがどれだけのスペックを持つのか見てみたくはなイカ?
      もちろんどれだけチップを積んでも届きはしないが、それでもキミが「準」最強イカイノカノンを作ろうというのなら、その一助となれば幸いだ。
      というわけでこのイカイノカノンのスペックを見ていこう。
      前提として、チャージャーストリンガーワイパースピナーを持ったイカイノカノンは出現しない。
      強化内容は以下の通り。

      • パワー系統合計9枚取得
        イカイノカノンは「メイン連射速度」4枚を獲得する。
      • サポート系統合計9枚取得
        イカイノカノンは通常60秒毎にスペシャルをチャージするが30秒毎にチャージするようになる。「スペシャル増加量」4枚でスペシャル増加量は2倍だから、いわば「時間スペシャル」4枚獲得。
      • レンジ系統合計9枚取得
        イカイノカノンは「メインショット塗り」、「メイントツゲキ塗り」、「爆発サイズ」を各4枚獲得する。なお「爆発サイズ」はスペシャルに対して効果がない。
      • ムーブ系統合計9枚取得
        イカイノカノンは「イカダッシュ速度」、「ヒト移動速度」、「塗り進み速度」を各4枚獲得する。
      • ラッキー系統合計9枚取得
        イカイノカノンはより高頻度でドローンからスケルトーンを召還する。イカイノカノンがやられたときには、より多くの数、種類のスケルトーンを召還する。
        • ラングエンド5体に関しては、開始から30秒後から「70秒おきに召還」が「30秒おきに召還」になる。
        • アンダンテ1体に関しては、「開始から85秒後から150秒おきに召還」が「開始から65秒後から60秒おきに召還」になる。
        • イカイノカノンが2、3段階目でやられたとき、「ラングエンド5体、計1種5体」召還するのが「ラングエンド8体、アンダンテ2体、グラーヴェ1体、コラパルテ/スピッカート/トリオンファーレのうち1体は出ず合計2体、計5種13体」召還するようになる。
       

      つまりは、
      カラーチップを計20枚獲得し、カラーチップ4枚分の高速連射を行い、全力逃避しなければ爆風まで避けきるのは難しいようなカラーチップ4枚分サイズのドデカボムを投げ、カラーチップ4枚分のまず足場は失わないであろう強靭な塗り力を見せつけつつ、カラーチップ4枚分のイカ/ヒト速で駆け抜け肉薄し、30秒毎に酷使されるラングエンド、スペシャルと共にトドメを刺してくる。そして倒されても計2回、5種13体のスケルトーンを召還する。
      ちなみにシェルター
      「メイントツゲキ塗り」を活用できるため、獲得カラーチップは実質24枚である。
      もっと恐ろしいのはブラスターで、
      「爆発サイズ」をメインにまで適用し、近づけないほどの圧を放ってくる。
      更に恐ろしいのはフデローラーで、
      「メイントツゲキ塗り」、「塗り進み速度」を活用でき、恐ろしい速さで迫ってくる。更にこの2種を活かせるため、獲得チップは実質28枚である。

       
       
       

      まあ全部夢物語なのだが…

30Fボス

ラスボスのネタバレ注意!

秩序の守護者 オーダコ
17_オーダコ_フチ.webp

  • コーダ:終結部
  • 図鑑要求撃破数:1体
  • HP:バリアポータル18000×2-18000×3-18000×4、本体20000-40000-60000
  • ダメージ
  • 対応BGM:「New World Order」

秩序の塔最上階に立ちはだかる、秩序の守護者にして本モードのラスボス。
最初の塔でのイイダ・エジタンド同様の行動パターンと、周囲のポータルによるバリア展開能力を持つが、段階を追うごとにラスボスの名に恥じぬ強力な攻撃の数々を解禁。
ハッキングの助けなしでは致命傷を通り越して即デスも免れないような攻撃を、段階ごとに増していく膨大な体力が裏打ちし、ポータルからの増援スケルトーンも質・量ともに中終盤ステージに匹敵するほど強化され、オーダコ本体と合わせた多面攻撃を仕掛けてくる。
これまでの中ボスたちとは比較にならない強敵。戦術、戦略、カラーチップハッキング、総力を結集して打ち倒そう。

  • 攻撃
    戦闘BGM「New World Order」のテンポに合わせて予告を行い、以下の攻撃を発動する。
    同じ攻撃を連続で行う場合もある。
    • 球状インク弾
      最初から行う。口の部分から球状の中速大インク弾を大量にばらまく。
      連射速度はイイダ・エジタンドとは段違いで、バリア消失前は8分音符間隔で正確に撃ち、消失後は16分音符間隔で乱射する。
      攻撃時間がかなり長いためスーツ破壊時の無敵時間を貫通するおそれがあり、発動中滞空するウルトラチャクチナイスダマはごく至近距離でスーツもろとも撃墜の危険性がある点に留意。
      球状インクはスケルトーンやポータルを貫通してこないため、これらでスタイリッシュに防ぐことも可能。
    • デコイチラシ
      最初から行う。
      イイダ・エジタンド同様、バトル仕様よりも爆発範囲、威力、塗り、起爆までの時間が大幅に強化されている。
      オーダコ周囲全周に広く散布されるため、全破壊は到底間に合わず、繰り出された時点でオーダコの周囲一面がほぼ塗り尽くされることは避けられない。
      一方、その塗り性能を逆手に取ってスペシャルゲージを溜めることも可能。
    • スケルトーン召喚
      最初から、バリア消失時のみ行う。3回に分けてスケルトーンを出現させる。
      イイダ・エジタンドとは異なり、プレイヤーの真正面に向けられる口の部分から召喚するため、接敵までが速い。
      常にオーダコ周囲を周回するように動いていれば、オーダコ本体でスケルトーンの進行を遮ることができ、比較的有効。
      ただし、バリア消失中は本体左右に広がった触手から塗り飛沫が落ちるため、足元状況には注意。
    • タコ足攻撃
      最初から、バリア消失時のみ行う。初見殺し攻撃その1。
      ごく短い予告から、オーダコ正面至近距離に、広範囲のふき飛ばし判定とともに巨大な触手4本を突き上げ、ゆっくりと扇状に倒してくる。
      ふき飛ばされた場合、プレイヤーはオーダコ正面の場外空中高くまで弾き出され、さらに追撃として、倒れてきた触手は地面に触れると同時にチャクチやサメライド並みの大爆発を連続して発生させ、オーダコ正面方向の空間を場外まで爆風で完全に覆い尽くす。
      倒れる触手そのものにも衝突判定があることに加え、接触・爆発のいずれも、ハッキング時には一撃でスーツを破壊する超高威力・広範囲の壁のような多重攻撃という念の入れようで、特に初見時にはまず何が起きたかわからない間に塔外までぶっ飛ばされるであろう、理不尽に片足突っ込んだ代物。
      実際のところは初見殺しに特化した攻撃といえ、間合いが遠ければふき飛ばしはなく、触手の発生から爆発までも長いので、その間に全力で退避すれば間に合う。ふき飛ばされた場合も、そのままブキを使わずにドローンにつかまり、空中で触手を大きく回り込むように滑空すれば回避可能。
      やっかいなのはスペシャル発動中にふき飛ばされた場合。滑空できず、場外落下でスーツを壊されて逃げられないところに爆風が直撃するため、ふき飛ばしが入った時点でどうやっても回避不能の即死コンボと化す。うかつに近づかないように。
      ちなみに、実は予告アラートの音声前からオーダコがモーションを取り始める特徴があるため、慣れてくればこれで見極めることもできる。
    • ハイパープレッサー
      第2段階から行う。初見殺し攻撃その2。
      両眼球と口部分から、計3本のハイパープレッサーを照射する。
      バトルのメガホンレーザーやカイセンロンド同様の遅延追尾式ではあるのだが、オーダコの身体の向きとは無関係な方角にも自在に照射してくるため、追尾力はカイセンロンドの比ではなく、3本束ねるためか攻撃範囲も見た目以上。
      それでいてハッキング時は14F、1/4秒足らずと、かすっただけでスーツが壊れる攻撃力
      極めつけには攻撃時間が極めて長く、スーツ破壊後のピンチ状態時移動速度低下とあわせ、ひとたびスーツを壊されたら最後、この攻撃ひとつで何をどうやっても回避不能のピンチ時自動デスコンボが完結すると、タコ足以上に凶悪極まる理不尽性能。
      繰り出されたら全力で逃げ続けるしかなく、それでもなお時々かすりダメージが入るため油断できないという、本モードの難易度の高さを象徴するかのような攻撃。
      とにかく最初から最後まで決して足を止めなければ、やられるまではいかないので、予兆を察知したら逃げ続けよう。
      さらには戦術以前、戦略レベルでの対策として、影響軽減のためのハッキングの進行も重要になってくる。
    • サメライド
      第3段階で行う。口部分からサメライドを4回発進させる。
      発進後もレールの付近に留まっていた場合、サメライドは自ら停車して自爆を早める。
      「オーダコから間合いの離れたポータルの攻略中に、横合いから不意に突っ込まれる」パターンが最も危険。4連発されるため、直撃でスーツを壊された場合、足元塗りも相まって追撃でほぼ助からない。
      ただし、レールの近くに留まりさえしなければ自動起爆は作動しないため、オーダコの近くを周回していれば外周を塗るのみに終わる。
  • バリアポータルの性質
    • バリア制御機能以外は、通常の球状ポータルと同じ。イイダ・エジタンドのものより遥かにHPが高い。
    • 第2段階以降、ポータルは通常のもの同様に残HPに応じて本体を持ち上げると同時に、固定だが不可視のルート上を水平に移動していくようになる。
      ダメージを与えられずにHP回復が始まった場合、ポータルは回復量に応じて同じルートを巻き戻っていく。
    • 第3段階では移動が高速化し、ヒト移動どころかタコでも追いつけないほどにまでなり、その状態で10秒足らずの高頻度で矢継ぎ早にスケルトーンをまき散らしてくるため、追撃には苦労する。
      問題なのは、ポータルが移動中にスケルトーンを出現させた場合、スケルトーンは軌跡上に落下してくること。ポータルの真後ろを追撃していた場合はハチの真上に降下され、一瞬で前後を囲まれてきわめて厄介な状況に陥る。
  • 攻略情報
    • 事前構築
      • ハッキング時に一部攻撃の脅威が段違いとなる関係上、まずは自分の腕前とも相談しつつ、ハッキング進行の目標を立てることになる。
        特に、やられにくくなる「受けるダメージ」、ピンチ時デスコンボ回避のための「ピンチ回復速度」「ピンチ移動速度」、やられた際の保険となる「最大ライフ」は直接的に戦闘に有用。
        強力なパレット構築の助けとなるランダム系や自販機系、「ほうしゅうネリコイン」、高額だが「攻撃ダメージ」などもあるだけうれしい。
      • パレット構築は、道中向けの強化がそのまま通用しやすい。
        最大の脅威のひとつが、オーダコとの挟撃を狙ってくるポータルからの増援スケルトーンの物量であり、これまでのボスとは異なり対ザコ戦の比重が高く、要求もシビア。
        しかし、オーダコとの同時出現ということもあって、物量は終盤「ゲキムズ」フロアほどではなく、それらを余裕でクリアできるようなパレットを組めれば、正面きっての力押しでもポータルを次々蹴散らしてしまえるだろう。
      • カラーチップの収集と並行して、スペシャルウェポンの相性にも注意。
        カニタンクテイオウイカなど持続時間の長いスペシャルは、不意のタコ足やハイパープレッサーに弱くなることも念頭に置き、必要なら自販機コーナーでの買い替えも視野に入れよう。
        おすすめは、例によってポータルに特効のトリプルトルネード、バリア消失後に広がる腕部分を追いかけての連続スタンプで攻防一体の動きとなるウルトラハンコ
    • 実戦
      ひとつひとつの攻撃はいずれも脅威。それらを的確に対処しつつ、大量のザコを吐き出すバリアポータルを攻略し、本体の膨大な体力を削りきらなければならない。
      一方で、どの攻撃も避け方がはっきりとしてギミック的要素が強く、頻度の面でも明確に手を出してこない時間もあって、手も足も出ないほどの苛烈な攻めではない。
      経験を積んで初見殺しへの対処法さえものにできれば、あとは道中で磨いてきたこれまで通りの戦術を焦らず緻密に実行していくのみ。
      諦めずに挑戦を繰り返し、色のない世界に終止符を打とう。
  • 小ネタ
    • 突き出たタコ足にはボム消し判定もあるが、ほとんど問題になることはない。
    • ハイパープレッサーは3本束にして撃っているが、ダメージ上限の設定があるのか、3本まとめて受けても1本分よりダメージが増えることはないようだ。それでも威力は洒落にならないが。
    • オーダコ本体のHPを削りきって段階移行するときはしばらくの間オーダコもポータルも存在していないが、この間にサウンドバーストを発動するとその後出現するオーダコもポータルもひるまない。
      そうそう起こらないだろうが、一応注意。
    • デコイチラシ同様、サメライドもなかなかイカしたオリジナルデザイン。こちらはスケルトーン風というよりもスケルトーンそのものといった姿。操縦手はおらず、自ら止まって自爆する。
      一方、サメライドの致命的な弱点として、ステージ外周四隅にあるわずかな高台にハチが立っている場合、サメライドはその手前の溝に次々引っかかり、爆風も段差にほとんど阻まれて悲しい花火になる。仮にも最終段階解禁技でこれはどうなんだ……。
    • 直接の引用ではないとは思われるものの、よくある「バリアが割れる」演出は、かの『マジンガーZ』より、光子力研究所の光子力バリア。
    • 芸の細かいことに、バリア関連のエフェクトはイイダ・エジタンドとオーダコでほとんど別物。再戦して見比べてみよう。


ラスボスのさらなるネタバレ注意!

色にあふれた戦い
17_オーダコ_フチ.webp

  • HP:バリアポータル12000×2(レンジ・ムーブ)・18000×4(ラッキー・サポート・ドローン・パワー)、本体2097569~2106456
  • 対応BGM:「フルスロットル・テンタクル(Last Order)」

【簡易解説募集中】

  • 攻撃
    ポータルが召喚するスケルトーンはかなり少なく、本体は球状インク弾とハイパープレッサーのみ行う。
    弱っているにもかかわらずハイパープレッサーの攻撃力は健在だが、やられてしまっても何度でもやり直せる。
  • 攻略情報
    • ノンカラ処理の影響により、パレットにセットされていたカラーチップが全て失われている。
      しかし、6つのバリアポータルの中に各系統の全種類・最大数のカラーチップが入っており、ポータルを破壊していくことで36枚という本来のパレット上限すら完全無視した総計248~269枚ものカラーチップからなる超絶ぶっ壊れ性能を獲得できる
      要するにご褒美要素に近いイベント戦であり、ポータルひとつこじ開けられれば攻略手順などもはやあったものではなく、すべてを力任せにねじ伏せるだけ。公式チートを堪能しよう。
      最初に視界に入る右側のポータルにはムーブ系統が入っており、「移動スペシャル」でいきなりスペシャル使い放題状態になる。スペシャルも貧弱な場合は「トツゲキダメージ」「イカロールアタック」での肉弾戦法も。
    • 全てのカラーチップを獲得するとスペシャルゲージが変化し、かつてあの像を破壊したセンパイキャノンの周囲にメガホンレーザー5.1chが追加されたメガホンセットがカラフルチャージされる。
      これをバリア消失時に発動するとヒメセンパイがオーダコに7色の音波というよりどう見てもレーザービームを放ち、8888ダメージを秒間15回、DPSにして133320/sのトンデモ火力をオーダコが力尽きるまで照射し続ける。
      おまけにこれでダメージが入ったが最後、オーダコは一切の攻撃行動ができなくなるため、これを発動できた時点で場外に身投げしない限り撃破からのゲームクリアが確定する。
    • この戦いはエントランスのエレベーター入口の右にあるキューブから思い出すことができ、自由にパレットを持ち込める。公式チートを何度でも堪能しよう。
  • 小ネタ
    • 「敵の身体が勝手に動く」演出は、初代ラスボス戦からの引用。
      あちらのほうでは敵までパワーアップしていたのだが、今回は特段そんなことはなかったようである。
    • 「8888ダメージ」は、前作オクト・エキスパンションからの引用であり、そのさらなる元ネタは7セグメントディスプレイ。(本作未登場だが)ボールドマーカー7についているような、いわゆるデジタル数字表示。7つのランプすべてを点灯させれば8の字となる。
      本来はランプが切れていないかをテストするための表示にすぎなかったはずが、いつのまにかいわゆる「カウンターストップ」の表記のひとつとして、9999と並んで定着した。
      前作ではハチたちタコの8本足の象徴でもあると同時に、世界を救ったナワバリバトルのリザルトに並んだ数字でもあった。
    • ポータルを破壊してチップを取得した後で[+]ボタンからパレットを開くと、この戦闘中限定の専用チップが入っている。
      全ポータルの破壊後、パレットを開いてチップを左上から右へ、一段下って今度は左に向けて折り返すよう蛇腹状にタップしてみると、あるメロディを奏でることができる。
    • 演出の流れに反してメガホンセットを使わなかった場合には、センパイの格好いいセリフを聞くことができる。
      なお、この時のオーダコのHPは異常に高い。他のモードでいうならヨコヅナ5体分という桁違いぶり。スペシャルが使えないためメインで殴り続けることになるが、当然ながらほとんどのメインではかなり時間がかかる。
      それでもやろうと思えば一人で押し切れてしまうフル強化メイン、特にブラスター(50000/s)やチャージャー(38400/s)がイカに壊れているかが分かるだろう。
    • 一方、ムーブ系統にドローン系統もフル強化されているため、「移動ドローンゲージ」の効果をフルに発揮して、オーダコ周囲をひたすらぐるぐると泳いでいるだけでインクがあふれ出るドローンパイセンに別の意味ですべてをおまかせすることもできる。
      メインゴリ押しにもましてものすごく時間がかかるうえ、ポータル程度はすぐになぎ払ってしまうため「撃破ドローンゲージ」を回すこともできず、実際のところゲージ蓄積効率でも大したものは見られないのだが、わざわざパレットを組まずとも理論値パイセンからすごい勢いでインクがあふれ出るさまを眺められるのはこの機会だけ。
    • カラーチップが装備されるため、カラーチップ装備数によるハチの外見変化を確実に確認できる場でもある。


○○○○ オーダコ
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  • 対応BGM:「ミーチュー・アゲイン」

秩序の守護者としての力は失ったが、相変わらず最上階に居座っているラスボス。
しかし戦闘自体の難易度は同じであり、秩序の塔の最後の試練として立ちはだかる。

  • 小ネタ
    • パレットのクリア数に応じて、戦闘開始時に表示される枕詞が変化する。
      枕詞由来(音楽記号の意味)など
      一難去ってまた一難一(1)
      二度目の復活二(2)
      海鮮三昧三(3)
      取りつくシマなしシ(4)
      揺るがぬカクゴゴ(5)
      とどろく逆恨みろく(6)
      頑なな軟体生物なな(7)
      ザ・ヤケッパチヤ、パチ(8)
      キュートなキューバンキュー(9)
      デカいタコdeca:10^1、つまり10のこと
      ラスト・オーダー最後のパレットで挑む
      立ちはだかる試練パレット制覇後
    • ラスボス再戦開始時に一瞬だけ流れる、「なんかとにかくすごいものが出てくる時の曲」は、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」導入部。
      この曲に合わせて「なんかとにかくすごいものが出てくる」演出は、スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」冒頭部。
      明確に人類起源の楽曲が、それも背景文脈まで踏まえたうえで流れたのはさりげなく軟体世紀史上初の快挙なのだが、実態としてはほぼほぼやけっパチのパロディネタであった。
      このシーン自体かなりギャグ方面に振り切った演出であり、他の楽曲のように実際にその場で流れたわけでもない、なんかとにかくノリで流したイメージ的なもの、という可能性もなきにしもあらず。あまりまじめに取らない方がよいだろう。
    • 背景のモニタには、ハイカラスクエアで流れるCMのほか、現実のハイカラスクエア各所を映したとおぼしき画質の悪いカメラ映像が紛れ込む。
      この映像は、画角からしてビル内の監視カメラのほか、ビルとビルの隙間、UFOキャッチャーの景品の山の中、広場外のカフェスペースの茂みの中など、明らかに人目を避けて設置された隠しカメラの映像と思われるものからなり、画質も相まってたいへん薄気味悪い。
      また、テンタクルズスタジオ前の広場の極端な俯瞰や、よくわからない白いトラス構造などが映ることもあるが、現実のハイカラスクエアにおいて、それらの映像から逆算したカメラの位置に、正体不明の超小型ドローンが時折飛来しては、音もなく飛び去っていく。
      果たしてコダコは内心ではいまだ現実世界への侵略を諦めていないのか、それとも単なる暇つぶしの通行イカタコ観察なのだろうか?

アイコンの引用元

アイコンは以下サイト(Inkipedia)から引用し、縁取り加工しています。

https://splatoonwiki.org/wiki/Special:NewFiles
▲新規ファイルが表示されるページです。
過去ファイルを閲覧するには、ページ下部の「older 50」を何度か押す必要があります。

https://splatoonwiki.org/wiki/Side_Order/Gallery#3D_artwork
▲敵キャラの画像は、こちらを見た方が早いです。


*1 ZZZ…っぽく見える。居眠り?
*2 ダメージは表示されない
*3 約1.14倍。カイセンロンドは約1.46倍、イカイノカノンは約1.43倍
*4 全てのドローン系統チップはどの装飾品にも対応しない。詳しくはカラーチップを参照。