ピクシー

Last-modified: 2024-05-04 (土) 09:03:03
 
ピクシーサポート型近接/特殊
初心者向け
ピクシー全身.png戦闘能力star4.png
耐久能力star6.png
機動能力star3.png
得点能力star3.png
補佐能力star9.png
価格
エオスコイン12000エオスコイン.png / 575ジェムジェム.png
進化
進化.png
lvl1.pngピッピlvl4.pngピクシー
特性
マジックガード.pngマジックガード味方のポケモンを回復させたとき、回復量に応じてシールド効果を獲得する。
通常攻撃
通常攻撃.png3回目の通常攻撃は強化攻撃となり、与えるダメージが増加する。
わざ1[R]
いやしのはどう.pngいやしのはどうCD.png7秒
回復.png回復
自分と周りにいる味方のポケモンのHPをすぐに回復する。
レベル4になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
つきのひかり.pngつきのひかりCD.png8秒
回復.png回復
自分と周りにいる味方のポケモンのHPを、少しのあいだ(3秒間)継続的に回復する。
わざの発動中はピクシーの移動速度が20%上がる。

レベル10:わざの範囲が広くなり、わざの効果の時間が長くなる(4秒間)
ドレインキッス.pngドレインキッスCD.png5秒
回復.png回復
周りの相手のポケモンすべてにダメージを与えて、命中した相手のポケモンからハートを飛ばさせる。ハートは命中した相手のポケモンの周りにいる、HPが一番低い味方のポケモンへ飛んでいき、そのポケモンのHPを回復する。
味方のポケモンがいない場合、ハートは自分に飛んできて、HPを回復する。

レベル10:わざの範囲が広くなり、HP回復量が増加する。
わざ2[ZR]
チャームボイス.pngチャームボイスCD.png9秒
範囲.png範囲
周りの相手のポケモンにダメージを与えて、相手の移動速度を少しのあいだ(2秒間)40%下げる。
レベル6になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
じゅうりょく.pngじゅうりょくCD.png9秒
妨害.png妨害
ピクシーを中心に、一定時間(3秒間)継続するじゅうりょくが強くなるゾーンを作る。
ゾーン内にいる相手のポケモンは、徐々に強くなる減速効果(15%から最大45%)を受けて、わざによる移動ができなくなる。
相手のポケモンがわざによる移動でゾーン内に入ろうとすると、わざが中断されて、少しのあいだ(1秒間)行動できなくなる。ゾーン内ではピクシーの通常攻撃が変化してダメージが増加する。

レベル12:わざの範囲が広くなり、わざの効果の時間が長くなる(4秒間)
このゆびとまれ.pngこのゆびとまれCD.png7.5秒
妨害.png妨害
指定した場所へゆびをふりながら移動し、途中で触れた相手のポケモンと、指定した場所の周りにいる相手のポケモンは、少しのあいだ(1秒間)、ピクシーの方向に向かって集まるようになり、ピクシーを強制的に通常攻撃するようになる。
このわざを使ったとき、自分はシールド効果を獲得する。

レベル12:わざを使ったとき防御(150)と特防(100)3秒間上がる。
ユナイトわざ[ZL]
ゆびにねがいを.pngゆびにねがいをCD.png89秒
回復.png回復
レベル8:ゆびをふって、範囲内にいる味方のポケモンを低下しているHPに応じて回復する。
その後、ランダムなわざを獲得し、一定時間(10秒間)のあいだ、もういちどわざを使うと、ランダムで獲得したわざを使える。
わざの種類によって、獲得してすぐにわざを発動することがある。

ユナイトバフ:最大HP20%分のシールド+移動速度30%上昇+わざの待ち時間30%減少
 

バトルデータ

わざや特性の仕様と詳細

わざの細かな仕様や数値などの詳細を記載しています。
ダメージに関して特に記載のないものについては、変化前のわざはレベル3、変化後はレベル15かつ強化済みで、練習のみがわり人形に対してのものです。

特性
マジックガード.pngマジックガード
シールド:味方のHP回復量の50%
(解説欄・要検証)
通常攻撃
通常攻撃.pngダメージ・通常:攻撃 x 100%
ダメージ・強化:特攻 x 69% + 17 x (レベル - 1) + 320
(解説欄・要検証)
わざ1[R]
いやしのはどう.pngいやしのはどうCD.png7秒
HP回復:特攻 x 90% + 0 x (レベル - 1) + 300
(解説欄・要検証)
レベル4になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
つきのひかり.pngつきのひかりCD.png8秒
HP回復:特攻 x 56% + 0 x (レベル - 1) + 50
0.5sごとに回復効果を計6回発生させる。
10lv以降は影響範囲が拡大し、回復効果が計8回発生するようになる。
(計算例1)10lv時点での特攻の基礎値は338。1体あたりの基礎回復量の合計は1434となる。
(計算例2)12lv時点での特攻の基礎値は444。1体あたりの基礎回復量の合計は1791となる。
待ち時間は8s。わざ発動後すぐにカウントが開始され、10lv時点での待ち時間は実質的に3.2s。
(解説欄・要検証)
ドレインキッス.pngドレインキッスCD.png5秒
ダメージ(1Hitあたり):特攻 x 159% + 26 x (レベル - 1) + 580
HP回復:与えたダメージの100%

アップグレード後
HP回復:与えたダメージの120%
(解説欄・要検証)
わざ2[ZR]
チャームボイス.pngチャームボイスCD.png9秒
ダメージ:特攻 x 113% + 19 x (レベル - 1) + 590
(解説欄・要検証)
レベル6になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
じゅうりょく.pngじゅうりょくCD.png9秒
ダメージ・通常:特攻 x 98% + 10 x (レベル - 1) + 410
ゾーン発生期間は3s。12lv以降は4sとなり影響範囲が拡大する。
待ち時間は9sだが、わざ発動後すぐにカウントが開始され、12lv時点での待ち時間は実質的に4.1s。
ピクシーを中心にした地面に重力ゾーンを設置するタイプのわざ。重力エリアを自分がまとうわけではないので注意。
このゆびとまれ.pngこのゆびとまれCD.png7.5秒
シールド:特攻 x 260% + 0 x (レベル - 1) + 900
移動は壁抜け不可で、ピクシーの横幅に応じて壁に引っかかる。
当たった敵は他の状態異常と同様、なんでもなおしを除くバトルアイテムとすべての行動を取れなくなり、ピクシーに通常攻撃を行う。
ユナイトわざ
ゆびにねがいを.pngゆびにねがいをCD.png89秒
HP回復:失ったHPの25%
再発動の猶予は10秒。一部の技(だいばくはつ、はねる)はすぐに発動する。
ゆびにねがいを_はかいこうせん.pngはかいこうせん
ダメージ:特攻 x 243% + 17 x (レベル - 1) + 820
 追加ダメージ:相手の最大HPの15%(対野生ポケモン:上限2400)
対象指定技。性能はカイリューの「りゅうのまい」3積「はかいこうせん」よりは少し劣る程度。
ゆびにねがいを_インファイト.pngインファイト
ダメージ:特攻 x 52.07% + 4 x (レベル - 1) + 176 (x 7Hit)
HP回復:特攻 x 10.4% + 1 x (レベル - 1) + 35 (x 7Hit)
方向指定技。攻撃中は妨害無効。
ゆびにねがいを_ハイドロポンプ.pngハイドロポンプ
ダメージ:特攻 x 121.5% + 9 x (レベル - 1) + 410 (x 3Hit)
方向指定技。概ねカメックスと同等の性能。
ゆびにねがいを_とおせんぼう.pngとおせんぼう
シールド:自身の最大HPの20% + 500
スタン時間が0.8とカビゴンより長い。発動から4秒はダメージ軽減(25%)があり、発動中は移動速度が落ちない。
ゆびにねがいを_そらをとぶ.pngそらをとぶ
ダメージ:特攻 x 315.9% + 22 x (レベル - 1) + 1066
飛行時間は3秒。その間移動速度が65%上がる。また、着地した時の隙も小さい。
ゆびにねがいを_だいばくはつ.pngだいばくはつ
ダメージ:特攻 x 486% + 34 x (レベル - 1) + 1640
自傷ダメージ:自身の最大HPの40%
その場ですぐに発動する。
爆発は特防無視で火力も凄まじいが、代償に総体力の40%の自傷有り。自傷時に体力がゼロになるとそのまま自滅してしまう
ゆびにねがいを_はねる.pngはねる
ダメージ:0
その場ですぐに発動する。
ただはねるだけで、何も起こらない。その代わり、使用後はユナイトゲージが90%溜まる。

アップデート履歴

上方修正とそれに準ずるものは▲橙字、下方修正は▼紫字で記載。
ダメージ量は初期わざはレベル3時点、変化後のわざはレベル最大時(Lv.15かつ、わざが強化済み)で記載。

日付項目変更点
24/03/12「つきのひかり」の回復量が強力すぎて、ドラフトモードでは使用禁止するか選択するかのどちらかになり、チームの構成が固定されてしまう傾向にあったので、回復量を下方調整しました。
「じゅうりょく」によってバランス型やスピード型のポケモンがピクシーに接近してKOすることが難しかったため、待ち時間を下方調整しました。
▼つきのひかりHP回復量:10%-17%減少 (レベル4~15)
▼じゅうりょく待ち時間:8s→9s
23/11/13数あるHP回復わざの中でも、特に回復量に定評がある「ドレインキッス」ですが、ユナイトバトルではちょっと物足りないので上方調整しました。
▲ドレインキッスHP回復量:80%→100%
▲ドレインキッス+HP回復量:100%→120%
23/06/08このゆびとまれちょうはつ状態になったポケモンのわざが味方にダメージを与えてしまうことがある不具合を修正しました。
23/01/31味方を守るちからを強化するために「つきのひかり」と「じゅうりょく」を上方調整しました。
▲つきのひかり回復量:15%増加
▲じゅうりょく相手のポケモンを行動不能にする時間:0.5秒→1秒
22/12/01じゅうりょく意図していないポケモンの通常攻撃を使用できなくしてしまっていた不具合を修正しました。
22/11/16▲ステータス防御を上げました。
特防を上げました。
▲マジックガード味方のポケモンを回復した時に獲得できるシールド効果を強くしました。
▲ドレインキッス相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。
▲このゆびとまれわざによるシールド効果を強くしました。
▲ユナイトわざ
ゆびにねがいを
→ハイドロポンプ
相手のポケモンに与えるダメージ量が増加しました。
相手のポケモンに与える行動不能効果の持続時間を長くしました。
▲ユナイトわざ
ゆびにねがいを
→とおせんぼう
わざを使用したときに受けるダメージを減少させるようになりました。
22/10/27▲ドレインキッスわざの待ち時間を短くしました。
▲このゆびとまれわざの待ち時間を短くしました。
わざによるシールド効果を強くしました。
◆じゅうりょくわざ使用時に効果の一部または全部が発揮されない不具合を修正しました。
わざの効果で、一部のポケモンのわざが使用できなかった不具合を修正しました。
わざの効果で、一部のポケモンの強化攻撃が使用できなかった不具合を修正しました。
22/10/13実装

レベル別ステータス表

レベルHP攻撃防御特攻特防移動速度通常攻撃
速度
急所率ライフ
スティール
CDR被妨害
時間短縮
13300130404030370010.00%0%0%0%0.00%
23404134455434370010.22%0%0%0%5.83%
33524138517038370010.47%0%0%0%11.66%
441321607915260370011.76%0%0%0%17.49%
542911668617366385012.10%0%0%5%23.32%
644731739519873385012.49%0%0%5%29.15%
7468318110522681400012.94%0%0%5%34.98%
8492419011625890400013.45%0%0%5%34.98%
95202200129295100415014.04%0%0%10%34.98%
105521211144338111415014.72%0%0%10%34.98%
115889224161387124430015.50%0%0%10%34.98%
126312239181444139430016.40%0%0%10%34.98%
136798257204509157430017.44%0%0%10%34.98%
147357277230584177430018.63%0%0%10%34.98%
158000300260670200430020.00%0%0%10%34.98%

上記表の最終編集日 2023 04/27

レベル別通常攻撃速度

通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル123456789101112131415
装備なし0.910.910.910.910.910.910.910.910.910.910.910.910.860.860.86
力の鉢巻(LV30)0.860.860.860.860.860.860.860.860.860.860.860.860.860.790.79
力の鉢巻(LV30)の効果×
装備なし+メダル30.910.910.910.910.910.910.910.910.910.860.860.860.860.860.86
力の鉢巻(LV30)+メダル30.860.860.860.860.860.860.860.860.860.860.860.860.790.790.79
力の鉢巻(LV30)+メダル50.860.860.860.860.860.860.860.860.860.790.790.790.790.790.79
力の鉢巻(LV30)+メダル70.860.860.860.790.790.790.790.790.790.790.790.790.790.790.79

上記表の測定日 2022 10/16

 

考察

全体考察

回復とデバフを得意とする正統派サポーター。
スキルや通常攻撃に遠距離が一切ない、完全な近距離特化のポケモン。しかし耐久ステータスは遠隔であるフーパとほぼ同等、足もかなり遅い部類なので、耐久・生存能力はかなり低い。サポーターらしく単騎性能は皆無であり、浮いていると即座にやられてしまう。
加えてワタシラガのようなハラスダメージも、バリヤードのようなコンボ火力も無く、サポーターの中で最も支援に特化したポケモンと言える。

 

ピクシーの本領は味方とグルーピングした時のサポート能力であり、その支援性能はサポーターの中でも群を抜いている。
特筆すべきはわざ1の「つきのひかり」。シンプルな性能の範囲回復技であり複数の味方をまとめて回復する能力が抜群に高いのが特徴。一人一人に対する回復量は平凡だが、集団行動を意識すればリザルトの回復量10万越えも夢じゃない。
また、とくせい「マジックガード」で味方を回復させるとシールドが付与されることから、集団戦での耐久力はそれなりに向上する。

一方でわざ2ではユニークな妨害スキルを使用する。
「じゅうりょく」は範囲内の相手のムーブ系スキルを使用不可能にでき、相手のアサシンに対する抑止力となる。「このゆびとまれ」は当たった相手に通常攻撃を強制させ、味方の身代わりになるような立ち回りを可能にする。
どちらも扱いに一癖あり、しかも相手との相性差も露骨に現れるため、このわざ選択の判断が重要となる。

ユナイトわざは範囲回復の後に攻撃技が1発使用可能になるというものだが、原作の「ゆびをふる」に則り出る技がランダムというギャンブル性の高いスキルに仕上がっている。
回復効果にはそこまで期待できないが、攻撃技の方は本来の持ち主より高性能に仕上がっているため、時には思いがけない爆発力を見せることも。

 

いずれの技も追加入力やエイムの必要がないシンプルな性能で、動かすだけなら初心者にも易しい作りにはなっている。
しかし、突き詰めていくと立ち回りが非常に難しく、性能を発揮するには高いレベルでの理解・練度が必要になることを実感できるだろう。
例えば、「つきのひかり」や「じゅうりょく」は効果範囲がさほど広くないため味方の近くで使用する必要があるが、ピクシー自身の耐久は低いため前衛に近づきすぎると攻撃の巻き添えでKOされる危険がある。
また、相手に直接的に攻撃・妨害を与える手段が無いのも難しい問題で、特に「じゅうりょく」は完全に受け身・後出しでの発動となるため使用する位置・タイミングを誤ると全く味方を守れない。

この他にも、「がくしゅうそうち」を持って味方に経験値を譲るべきポケモンでありながら序盤が弱いという弱点を持つ。
わざが揃う中盤以降が本領発揮となるが、それまでに序盤強者に押し込まれやすく、最悪の場合はスノーボール展開を作られるリスクも考慮しなければならない。

 

サポーターに求められる回復とデバフを高水準で両立できるポテンシャルを有するが、上述のようにクリアするべき課題も数多く存在する、見かけ以上に複雑で奥深いポケモンである。
VCあり・フルパ向けでの性格が強く、ソロでの活躍は味方ポケモンとの相性にも左右されやすい。相性の悪い・活躍が難しそうな編成では別のポケモンに切り替えるなど、選出の時点から練度が出るポケモンとも言えるだろう。

  • 長所
    • 「つきのひかり」の高い範囲回復力。チーム全体の耐久力を大幅に底上げできる。
      • 自身も味方もリターンする必要がほぼ無くなり、HPを維持して前線に立ち続られる。
      • さらに特性により自身も大量のシールドを獲得可能で、ある程度相手のリソースを受けることも可能。
    • 「じゅうりょく」や「このゆびとまれ」で殆どのポケモンに大きな行動制限を与えられる。
    • ユナイトわざで強力な攻撃を使用できる。瞬間火力に優れるものを多く持ち、意外にもオブジェクトのスティールを狙いやすい。
    • 序盤は「チャームボイス」のラストヒット性能が意外と高い。
    • わざのアップグレード効果が強力。レベル10にできる限り早くなりたく、終盤にはどうにかレベル12にもなっておきたい。
  • 短所
    • ファーム力もファイト能力も最低クラス。一人で出来ることがほぼ無く、味方への依存度が非常に高い。
    • 行動妨害技はいずれも受動的なもので、直接当てに行くような使い方はできない。相手の動きを読んだ先置きが必要になる。
      • つきとばし系の行動妨害はユナイトわざで「とおせんぼう」「ハイドロポンプ」を引いたときのみであり、ラインを押し返す能力がほぼない。
    • 技効果が自身の近くでしか発動しないため、アサシンなど動き回る味方を回復させにくい。
      • 集団で固まりやすいため、味方の巻き添えを受けてKOされる危険が他ヒーラーよりも高い。また、「ソーラービーム」など範囲攻撃に対してもひときわ弱い。
    • ユナイトわざの回復力が低く、瞬間的に出せる支援性能はイマイチ。
    • 序盤はラストヒット以外が弱く、味方の序盤性能も低いとレーン戦から不利を作る原因になりやすい。
  • 補足
    • レベル2で取らなかった方の初期技が覚えられる。

対策

 

とくせい考察

マジックガード

HP回復量の50%がシールドとして付与される。
あくまで味方を回復させた時なので、自身しか回復しなかった場合は発動しない。
周囲の味方全てを回復できる「つきのひかり」と非常に相性がいい。

 

通常攻撃考察

サポート型なので貧弱。しかし、強化攻撃のラストヒット力には目を見張るものがある。
「じゅうりょく」で強化攻撃を連発できる状態ではそこそこの瞬間火力がでる。

 

わざ考察

わざ1

いやしのはどう

自身と周囲のポケモンをわずかに回復する。
特攻の基礎値で計算した回復量は「キズぐすり」の半分程度(HPの約10%)で、ワタシラガの「こうごうせい」よりやや劣る。
特攻の値を最大限強化しても「キズぐすり」の回復量を超えることはないだろう。
あまり頼りにしてはいけない。序盤は慎重に行こう。

つきのひかり

「移動速度上昇+自分と周囲の味方を継続回復」というヒーラーの王道を征く性能。多少のハラスダメージは無に帰す。
アップグレードによる伸びしろも優秀で、試合後半での影響力はかなり高い。
その反面、アップグレード前は範囲がやや物足りない。味方前衛の巻き添えを喰らいやすいので、立ち位置には細心の注意を払おう。
また、じわじわと回復するので瞬間的なバースト火力には追い付かないことも。

発生時、1秒ほど何も出来ない時間が生まれるので注意。

  • 長所
    • 広範囲に対して高めの回復量。+になれば回復技としては最高峰の性能を誇る。
      • 特攻の336%(アップグレード以降は448%)が回復量に反映され、特攻強化の恩恵を受けやすい。
      • 特性により回復量に応じたシールドを獲得できるため、複数の味方を同時に回復すれば多少の前張りができるようになる。
    • 獲得したレジエレキと周囲の味方を回復しつつ相手ゴールに押し込むことができる。
  • 短所
    • 時間をかけて少しずつ回復するので、発動が遅れると何もできずに倒されてしまう。
    • 味方と固まりやすく、高火力の範囲系スキルに一網打尽にされることも。
    • 攻撃能力はまったくない。
    • アップグレード前の回復力はやや控えめ。

ドレインキッス

自分の周囲から体力を吸い取り、その後体力の最も少ない味方1体を回復する。周囲に味方がいなければ自身が回復する。
フシギバナの「ギガドレイン」の攻撃範囲を円形にしたような技。回復量は周りに与えた総ダメージに比例するため、チルタリスの群れにhitさせると特に大きく、全体力の半分以上を回復できる。
「自分の周りに攻撃を発生させる技」の中では瞬間火力が飛び抜けて高い。具体的にはラプラスの「みずのはどう」3Hitに匹敵する。
ラスヒ性能も高く、レベル4,5ではわざ2の「チャームボイス」と連続で発生させると強い。

弱点はヒーラーとは呼べなくなること。
相手が居ないと回復できない上に、回復対象は近くの味方か自分の1体だけ。しかもピクシー自身が前に出るため味方より自分を回復させたいことも多い。
採用するのであればタンクとして扱うべきだが、それなら本職のディフェンス型を使った方が良い・殆どの場面で「つきのひかり」を求められている等の点から、ピクシー実装から24年4月時点に至るまで非常に低い評価を受け続けている。

  • 長所
    • 瞬間的な回復力に優れる。
      • 複数に当てるほど回復量が上がるため、チルタリス戦などが得意になる。
    • 待ち時間が短く、回転がよい。
    • 攻撃できるようになる。瞬間火力もサポートらしからぬ高水準でラスヒを奪いやすい。
  • 短所
    • 回復性能が低すぎて、ヒーラーとして扱えない。
      • そもそも敵か野生がいないと回復させることが出来ない。
    • 単体しか回復できず、回復先も指定できない。加えて味方を回復させる場合、自身は回復できなくなる。
    • 短射程のため、素の耐久力が低いピクシーが敵陣に突っ込む必要がある。
      • 特性によるシールドは味方を回復させないと発動しない一方、この技は基本的に敵陣に突っ込んでから使用する必要があるため、特性による耐久補強も期待できない。

わざ2

どちらの相手も特定の相手のメタとなる要素が大きく、敵の構成を見て取る技を変えることも時には重要となる。

チャームボイス

技名の割に発生、単発火力、範囲が揃っていて妙に強い。
特に序盤は野生ポケモンの取り合いに残しておきたい。

じゅうりょく

「どんそくスモーク」のような自身を中心とした移動速度を下げるゾーンを地面に設置する技。
ゾーン内の相手の移動速度を15%ずつ下げ(最大45%)、ゾーン外からのムーブ技を中断しスタンさせる(下表)。
さらにゾーン内では移動が伴う相手の通常攻撃、技、ユナイト技、だっしゅつボタンの全てのアイコンが黒くなり使用不可となる。
使用不可となる技は多岐にわたり、ファイアローマッシブーンなどは全ての技を使用することができなくなる。
アブソルアマージョギルガルドカイリキードードリオゾロアークハッサムルカリオも大半の技が使えなくなる上、リザードンのユナイトわざ後の通常攻撃も禁止される。
なお、これらの効果はなんでもなおしやハピナスのしんぴのまもりなどで無効化することができる。

移動が伴う技を使用して重力ゾーン内に入る技のダメージは発生せず、短時間行動できなくなる
ワープ系の技*1で重力ゾーン内に入るブリンクは発生するが、ダメージが発生しないとの報告あり。検証求む
ピカチュウやエースバーンなどの移動技使用後に重力ゾーンの外に移動することが可能
妨害無効が付与される技*2重力の効果を受けずに重力ゾーンを通過することが可能
※上記の技を重力ゾーン内で使用することはできない。
重力内で使用不可となる技一覧(確認を推奨・追加情報募集中!)

重力内で使用不可となる技一覧

アブソル.pngフェイント.pngフェイント
つじぎり.pngつじぎり
おいうち.pngおいうち
ふいうち.pngふいうち
アマージョ.pngトリプルアクセル.pngトリプルアクセル
ふみつけ.pngふみつけ(+のみ)
こうそくスピン.pngこうそくスピン
トロピカルキック.pngトロピカルキック
グラススライダー.pngグラススライダー
アローラキュウコン.pngオーロラベール.pngオーロラベール
イワパレス.pngからをやぶる.pngからをやぶる
シザークロス.pngシザークロス
ウーラオス.pngすいりゅうれんだ.pngすいりゅうれんだ
ずつき.pngずつき
じごくづき.pngじごくづき
ウッウ.pngダイビング.pngダイビング
エアスラッシュ.pngエアスラッシュ
エースバーン.pngブレイズキック.pngブレイズキック
ローキック.pngローキック
ニトロチャージ.pngニトロチャージ
フェイント.pngフェイント
エーフィ.pngアシストパワー.pngアシストパワー
オーロット.pngえだづき.pngえだづき
ウッドホーン.pngウッドホーン
カイリキー.pngクロスチョップ.pngクロスチョップ
ビルドアップ.pngビルドアップ
ばくれつパンチ.pngばくれつパンチ
じごくぐるま.pngじごくぐるま
ごうけつラッシュ.pngごうけつラッシュ
カイリュー.pngりゅうのまい.pngりゅうのまい
しんそく.pngしんそく
りゅうせいラッシュ.pngりゅうせいラッシュ
カビゴン.png通常攻撃.png強化攻撃
たいあたり.pngたいあたり
ヘビーボンバー.pngヘビーボンバー
じたばた.pngじたばた
ばくすいインパクト.pngばくすいインパクト(寝返り)
カメックス.pngロケットずつき.pngロケットずつき
なみのり.pngなみのり
こうそくスピン.pngこうそくスピン
ガブリアス.pngあなをほる.pngあなをほる
ドラゴンダイブ.pngドラゴンダイブ
どはつてんラッシュ.pngどはつてんラッシュ
キュワワー.png(検証求)
ギルガルド.png通常攻撃.png強化攻撃
かげうち.pngかげうち
せいなるつるぎ.pngせいなるつるぎ
シャドークロー.pngシャドークロー
アイアンヘッド.pngアイアンヘッド
グレイシア.pngこごえるかぜ.pngこごえるかぜ
こおりのつぶて.pngこおりのつぶて
ダイヤモンドステージ.pngダイヤモンドステージ
ゲッコウガ.png通常攻撃.png強化攻撃
なみのり.pngなみのり
みがわり.pngみがわり
かげぶんしん.pngかげぶんしん
えんまく.pngえんまく
極大水手裏剣.png極大水手裏剣
ゲンガー.png通常攻撃.png強化攻撃
ゆめくい.pngゆめくい
たたりめ.pngたたりめ
インビジブルショック.pngインビジブルショック
サーナイト.pngムーンフォース.pngムーンフォース
ザシアン.pngメタルクロー.pngメタルクロー
でんこうせっか.pngでんこうせっか
こうそくいどう.pngこうそくいどう
じゃれつく.pngじゃれつく
シャンデラ.png(要検証)
ジュナイパー.pngかげうち.pngかげうち
ジュラルドン.pngドラゴンテール.pngドラゴンテール
ゼラオラ.pngこうそくいどう.pngこうそくいどう
ボルトチェンジ.pngボルトチェンジ
スパーク.pngスパーク
きりさく.pngきりさく
ワイルドボルト.pngワイルドボルト
ゾロアーク.pngきりさく.pngきりさく
シャドークロー.pngシャドークロー
いあいぎり.pngいあいぎり
みだれひっかき.pngみだれひっかき
つじぎり.pngつじぎり
だましうち.pngだましうち
ドラパルト.pngりゅうのまい.pngりゅうのまい
シャドーボール.pngシャドーボール
ドードリオ.png通常攻撃.png強化攻撃
つつく.pngつつく
ドリルくちばし.pngドリルくちばし
でんこうせっか.pngでんこうせっか
こうそくいどう.pngこうそくいどう
とびげり.pngとびげり
鳥突猛進.png鳥突猛進
ニンフィア.pngマジカルフレイム.pngマジカルフレイム
めいそう.pngめいそう
フェアリーハーモニー.pngフェアリーハーモニー
ヌメルゴン.pngたいあたり.pngたいあたり
アシッドボム.pngアシッドボム
ハッサム.pngダブルウイング.pngダブルウイング
バレットパンチ.pngバレットパンチ
でんこうせっか.pngでんこうせっか
ダブルアタック_ストライク.pngダブルアタック_ハッサム.pngダブルアタック
つるぎのまい_ストライク.pngつるぎのまい_ハッサム.pngつるぎのまい
グリーンスターダイブ.pngグリーンスターダイブ/レッドスターダイブ.pngレッドスターダイブ
ハピナス.pngハピハピアシスト.pngハピハピアシスト
バリヤード.pngIt'sショータイム.pngIt'sショータイム
バンギラス.pngロックカット.pngロックカット
げんしのちから.pngげんしのちから
すなじごく.pngすなじごく
ピカチュウ.pngボルテッカー.pngボルテッカー
フルボルトストーム.pngフルボルトストーム
ピクシー.pngこのゆびとまれ.pngこのゆびとまれ
ゆびにねがいを.pngゆびにねがいを
ファイアロー.png通常攻撃.png通常攻撃
つつく.pngつつく
ニトロチャージ.pngニトロチャージ
つばめがえし.pngつばめがえし
アクロバット.pngアクロバット
そらをとぶ.pngそらをとぶ
ブレイブバード.pngブレイブバード
フレアスイーパー.pngフレアスイーパー
フーパ.pngゴーストダイブ.pngゴーストダイブ
いじげんホール.pngいじげんホール
トリック.pngトリック
プクリン.pngまるくなる.pngまるくなる
ころがる.pngころがる
うたう.pngうたう
フシギバナ.pngはなびらのまい.pngはなびらのまい
マッシブーン.pngメガトンパンチ.pngメガトンパンチ
とびかかる.pngとびかかる
うちおとす.pngうちおとす
とどめばり.pngとどめばり
きゅうけつ.pngきゅうけつ
ばかぢから.pngばかぢから
ウルトラバルクマスキュラー.pngウルトラバルクマスキュラー
マフォクシー.pngニトロチャージ.pngニトロチャージ
マリルリ.pngたいあたり.pngたいあたり
じゃれつく.pngじゃれつく
みずのはどう.pngみずのはどう
あわだいこダッシュ.pngあわだいこダッシュ
マンムー.pngたいあたり.pngたいあたり
10まんばりき.png10まんばりき
じしん.pngじしん
どっすんプレス.pngどっすんプレス
ミュウ.pngなみのり.pngなみのり
コーチング.pngコーチング
こうそくいどう.pngこうそくいどう
ヤドラン.pngなみのり.pngなみのり
ヤミラミ.pngどろぼう.pngどろぼう
はたきおとす.pngはたきおとす
ヨクバリス.pngたいあたり.pngたいあたり
ほおばる.pngほおばる
ほしがる.pngほしがる
よくばりきのみダイブ.pngよくばりきのみダイブ
ラプラス.png(要検証)
リザードン.pngかえんほうしゃ.pngかえんほうしゃ
ほのおのパンチ.pngほのおのパンチ
フレアドライブ.pngフレアドライブ
アースクラッシャー.pngアースクラッシャー
・アースクラッシャー中の通常攻撃
ルカリオ.pngでんこうせっか.pngでんこうせっか
しんそく.pngしんそく
グロウパンチ.pngグロウパンチ
ボーンラッシュ.pngボーンラッシュ
ワタシラガ.pngわたほうし.pngわたほうし
わたげのまい.pngわたげのまい

他にもゾーン内では自身の通常攻撃が全て特殊な強化攻撃になり、地味に高威力。
「ちからのハチマキ」で速度を高めれば強化攻撃を撃てる回数が1増加する。ただし、強化攻撃の威力は特攻依存。

密着で移動技を連打して暴れて来るウーラオス「すいりゅうれんだ」、移動技を数回当ててから本命に繋げるゼラオラ「ワイルドボルト」など、バランス型、スピード型など近接系の機動力が高いポケモンに対して非常に刺さる。発生も早く、反応次第ではファイアローの「ブレイブバード」やカビゴンの「ヘビーボンバー」を見てから止めることも。
ただしCDが長く、12レベルになるまでは効果範囲や持続時間も短いので、とにかく使い所と立ち位置が重要となるテクニカルな技。有利な相手にも「なんでもなおし」で入りつつユナイトわざなどで無理やり落とされる可能性もあるので油断は禁物。
オブジェクト戦でも、視界が取れており敵のくる方向を固定できる状況ならスティール対策にも有効。ただし「ソーラービーム」などの長射程技や無敵のまま入ってくる「そらをとぶ」などには注意が必要。

  • 長所
    • 移動技による入り自体を防止するのに加え、入ってきて暴れようとしたときに置けば逃走すらも封じて束縛できる。
      • イワパレスの「シザークロス」など、発生保証がある技も中断させることが可能。
      • ラストヒットのタイミングなどで敵のスティールを封じる動きもできる。
    • スピード型やバランス型など、機動力の高い近接ポケモンに対するプレッシャーになる。
    • 「どんそくスモーク」のように逃げるときにも使える。
    • 自身がKOされても重力ゾーンは残る。
    • 通常攻撃の変化により最低限の攻撃・野生狩り性能がある。
  • 短所
    • CDが長く持続時間も短いため、適切なタイミングでの運用が難しい。
      • 相手の入りを抑制する必要があるため、相手の行動を読んだ先出しが求められる。
    • 発動時の硬直が重く、機動性が大幅に落ちる。
    • 妨害無効で突進してくる技は止められない(ゾーン上での使用を封じることは可能)。
      • 本来なら止められる技も「なんでもなおし」で無理矢理突破されることもある。
    • 遠距離ポケモンなど、この技が刺さらないポケモンも多い。

このゆびとまれ

接触した相手や範囲内に居た相手を「ちょうはつ」し、強制的に通常攻撃をさせる。シールドも大きく付与される。
照準の見た目は壁抜けできそうなのに壁抜けはできない
主な使い道としては「敵のダメージを引き受ける」「逃げようとした敵を引き止める」など、"タイマン以外の"状況では強力なスキル。
戦場の中央に思いっきりINするのは即落とされるので禁物。味方と異なる方角から敵を囲い込むように使うと効果的。

  • 長所
    • 大量のシールドを獲得できる。わざ1+特性でも更にシールドを獲得できるので、非常に打たれ強くなる。
      • アップグレード後は追加で防御と特防が上がるため、さらに前張りがしやすくなる。
    • 複数の敵を拘束でき、特に通常攻撃の弱いキャラは無力化できる。
    • 耐久力の補助と敵の引き付けにより、「ドレインキッス」との相性が良い。
    • ブリンクの距離が長く、移動技としても使える。
    • ブリンクの移動速度や全体行動がきびきびしていて、敵に避けられにくい。
    • ギルガルドリーフィア等の通常攻撃がギミックに含まれるキャラの計算を狂わすことができる。
    • ステルス中のポケモンにわざを当てると、「ちょうはつ」によってステルスを強制的に解除させることができる。
  • 短所
    • 技範囲が狭く複数に当てにくい。
    • 回転率や当てにくさの割に妨害の持続時間があまり長くない。
    • 見た目に反し壁抜けできない。
    • エースバーン等の通常攻撃が強力なポケモンに使用するとかえって痛手を受けやすい。
      • 周囲にまとう攻撃(マリルリ「うずしお」やゼラオラ「ほうでん」など)や設置技(ザシアン「せいなるつるぎ」など)には根本的に無意味。
    • 与ダメージに寄与する効果は一切ない。

ユナイトわざ

ゆびにねがいを

範囲内の仲間を回復した後ユナイトわざのボタンがランダムに次のわざに変化する(使用可能時間は10秒)。
※リンク先のポケモンが覚えている同名の技とは、効果や威力が違うので注意。
威力は基本的に本来の持ち主より高く、ユナイト中の移動速度上昇も込みで使いやすい。
ただし回復量は減少HPの1/4と瀕死ギリギリでもないとイマイチで、派生技もランダムな上に基本的に他のポケモンのユナイトわざよりはパワーが落ちるため信頼はしづらい。回転率はかなり高いのでそちらで補いたい。

本体のパワーが低い分ユナイトバフも重要。移動速度とシールドももちろんだが、待ち時間減少によりつきのひかりやじゅうりょくなどの切れ目がほとんどなくなるのが嬉しい。
ユナイトわざ発動後にすぐわざ1,2を使えばユナイトバフ中にもう一度再使用可能になるので、余裕があれば狙うのもアリ。

わざ発動確率解説
ゆびにねがいを_はかいこうせん.pngはかいこうせん(カイリュー20%カイリューと違い発動前の溜めがなく、入力から素早く発射できる。
ダメージ量は特攻の盛り次第でカイリュー版の「龍舞3」の若干下~上になるといったところ。
ゆびにねがいを_ハイドロポンプ.pngハイドロポンプ(カメックス20%カメックスのものと使い勝手は近いが範囲が広めか。威力も高い。
ゆびにねがいを_そらをとぶ.pngそらをとぶ(ファイアロー20%飛行時間は最大3秒。飛行中は移動速度が65%アップする。
ファイアローのものより着地する時の隙が明らかに小さい。
ゆびにねがいを_とおせんぼう.pngとおせんぼう(カビゴン18%壁によるCCの時間は0.8秒。カビゴンより若干長い。
それ以外にも25%のダメージ軽減があり、移動速度も下がらないと、明確に本家を上回る性能を有する。
ゆびにねがいを_インファイト.pngインファイト(ルカリオ15%ルカリオのものに近い。発動中は妨害無効かつ当てた分回復もできる。
ルカリオのものより発生が早く射程も長く、さらに複数に当てるとその分回復できる。
ゆびにねがいを_だいばくはつ.pngだいばくはつ(マルマイン
※レア
5%爆発は同レベルのザシアンの20エナジーユナイトを越える超火力の上に特防無視だが、その代わり爆発時に最大HPの40%分の自傷ダメージを受ける。自傷時にHPがゼロになるとそのまま自滅してしまう
その場で即発動するため、発動タイミングを選べず、爆発が終わるまで移動もできない。
爆発は味方には当たらない。
ゆびにねがいを_はねる.pngはねる
※レア
2%こちらもその場ですぐに発動する。
ただはねるだけで、何も起こらない。その代わり、使用後はユナイトゲージが90%溜まる。

わざセット考察

現環境でのわざ1は「つきのひかり」一択。わざの取り間違えがないように気を付けたい。

つきのひかり+じゅうりょく型(わざセット1)

現状一番使われている型。各々のわざが汎用性に優れた構成。
その分わざ同士の噛み合いはあまり良くないので、それぞれその強力な効果を大いに発揮するタイミングでの使用を心掛けたい。

「つきのひかり」の範囲回復で敵のハラスダメージを帳消しにし、敵アサシンの入りは「じゅうりょく」で咎められるので、主にポーク構成・睨み合いの状況下で強い。

  • 長所
    • 回復と妨害と汎用性に長け、味方の逃走などもサポートすることができる。
    • 長射程で牽制するポーク構成との相性が良い。
  • 短所
    • 単純にわざを連続して使ってもシナジーが薄い。
      • それぞれのわざの使いどころを常に考え続ける必要がある。

つきのひかり+このゆびとまれ型

「このゆびとまれ」でシールドと移動力を確保しつつ、「つきのひかり」で自身も含めた主に前衛へと回復をばらまいていく立ち回りになる。「じゅうりょく」の刺さらない相手に選ぶべきか。
シールドの耐久と高い回復能力により、味方を回復しながらなら近接タイプとしてそれなりの前張りをこなせる。矢面に立ち最も回復を必要とするファイターやタンクらに、多少強引にでも安定して回復を配れるようになるのは大きい。
反面、妨害能力は低く、攻撃能力は底辺も底辺。火力技を有するどころか、「じゅうりょく」やハピナス「てだすけ」のようなAAの強化すら叶わない近接タイプになるので、常に他の味方と共にするように立ち回ること。

  • 長所
    • シールド+自己回復により、サポタンとしての役割を安定してこなせるようになる。
    • 機動性も最も高く前へと出やすくなり、その結果として乱戦状態でも前衛につきのひかり?をしっかり届けられる。
  • 短所
    • 攻撃手段が純粋な近接AAのみとなり、全サポート型の全わざ構成の中でも特に攻撃性能がない、
    • とにかく回復と耐久に振り切った型の為、単体での圧が皆無に等しくなる。

以下は「ドレインキッス」軸の考察。サポート型としては使いにくい。

ドレインキッス+このゆびとまれ型(わざセット2)

「このゆびとまれ」の移動を駆使しながら、タウントとダメージをばら蒔きつつも自身や味方1体にシールドと回復を与える。
ピクシーのわざ構成の中では比較的自立した型となっており、火力もそこそこ出せるという意味ではソロ適性が最もあると言える。また、「ドレインキッス」のCDが短めでAAの依存度も低いのが特徴。
サポート型よりディフェンス型寄りの構成であることを念頭に置き、タイマンで敵を倒そうとか、味方の後ろにいればいいとかは考えないようにしよう。
むしろ強引に草むらをチェックしにいったり、非貫通射撃スキルを受ける盾となる動きは地味に誰よりも長けていると言えるかもしれない。

  • 長所
    • 火力・移動・耐久・妨害のバランスに最も秀でる。
    • 囲まれれば囲まれるほど回復できるので見た目以上にしぶとく、集団戦に長けている。
  • 短所
    • 素の耐久は微妙、火力も機動力もそこそこ止まりなので、典型的な器用貧乏になる可能性がある。
    • 相手の数が少ないと活躍しにくく、タイマンでは弱い。
    • 味方を回復しにくい。特性も発動しにくくなる。

ドレインキッス+じゅうりょく型

一応回復も可能だが、より火力と妨害に割り振った型。
最も火力のある組み合わせだが、機動力を犠牲にするため基本的に相手を迎え撃つというスタイルになるだろう。
取り回しが非常に悪く、いずれもその場の自分周りにしか効果を及ばさない為柔軟な対応が厳しい。そもそも中遠距離から削られるだけで何も出来なくなり、最もアンチシナジーなセットと言える。

  • 長所
    • 火力面に最も秀でており、向かってくる相手を迎撃しやすい。
    • 最も自活しやすく、単体でのレーン防衛戦も比較的こなせる。タイマンでの野生の取り合いも強い。
    • 「じゅうりょく」によるAA変化含めどちらも自分の周囲の相手に影響を与えるもので、チルタリス狩りや密着するほどの乱戦で生かしやすい。
  • 短所
    • 耐久力がないためドレインキッスの回復力を活かせない。
    • 機動力が0かつわざが近距離の敵にしか効果がないため、距離を取られると回復もできない的になってしまう。
    • 総じて使い勝手の悪さが目立つ。
 

ビルド考察

構築例

ここで紹介するのはあくまでも一例。以下の考察も参考にしながら、環境や編成、自身のプレイスタイル等に合ったビルドを見つけていこう。
赤文字は重要度の高いもちもの


わざセットつきのひかり.pngつきのひかり
もちものがくしゅうそうち.png
がくしゅうそうち
しんげきメガネ.png
しんげきメガネ
ものしりメガネ.png
ものしりメガネ
バトルアイテムスピーダー.pngスピーダー
サポートメダル黒7緑6

サポーターとして「がくしゅうそうち」は必須
わざでの回復力を重視した型。「しんげきメガネ」と「ものしりメガネ」の併用により回復力が大きく上がる。
しかし瞬間的な耐久力は落ちるので、「ものしりメガネ」を「おたすけバリア」「きあいのハチマキ」等に変えても良い。
バトルアイテムは、味方について行くときや序盤に「しんげきメガネ」を積むときに強い「スピーダー」が定番だが、「だっしゅつボタン」とも相性が良い。


わざセットつきのひかり.pngつきのひかり
もちものがくしゅうそうち.png
がくしゅうそうち
おたすけバリア.png
おたすけバリア
きあいのハチマキ.png
きあいのハチマキ
バトルアイテムスピーダー.pngスピーダー
サポートメダル黒7緑6

繰り返すがサポーターなので「がくしゅうそうち」は必須
瞬間的な耐久力を強化して場に残ることを重視した型。残りさえすれば「つきのひかり」の超回復でチームを支えられる。
ユナイトわざ使用時の瞬発力を重視するなら「きあいのハチマキ」を「レスキューフード」にする手もあるが、フードはユナイトわざ使用時を除くとメガネ系に他者への回復量でも劣る。

その他、特殊なビルド

わざセットつきのひかり.pngつきのひかり
もちものがくしゅうそうち.png
がくしゅうそうち
エナジーアンプ.png
エナジーアンプ
かいがらのすず.png
かいがらのすず
バトルアイテムスピーダー.pngスピーダー
サポートメダル黒7緑6

待ち時間短縮に特化し、「つきのひかり」の発動頻度を上げるビルド。
エナジーアンプはピクシーのユナイトわざとの噛み合いがよく、サポート型ながら高ダメージが出せる。ただし回復量には効果がなく、とおせんぼうが出ると無意味になる。
かいがらのすずは待ち時間短縮以外ほぼ無意味なので他のもちものに変えたほうが使いやすいか。

もちもの

  • がくしゅうそうち.pngがくしゅうそうち
    確定枠。基本的に外すことはあり得ない。
    持たせるとゴールを決めないと1チルタリス戦までに進化しづらくなる(=わざの更新が出来ない)が、比較的簡単に味方をレベル5にできるメリットは非常に大きく、中盤以降も踏まえるとやはり持たせたい持ち物筆頭だろう。
    「つきのひかり」で移動力が上昇するのでその点でも相性が良い。
  • おたすけバリア.pngおたすけバリア
    ユナイトわざのCDが89秒と短く、ユナイトわざの習得が早いことや、そもそもの耐久力の底上げという点で相性が良い。味方に対してもバリアをかけやすく、ユナイトわざ自体の回復と合わせて「つきのひかり」に足りない即時性を補える。
    高くないユナイト性能を上げる意味でも優先したい。
  • きあいのハチマキ.pngきあいのハチマキ
    技の射程の関係から敵からの攻撃を受けやすく、迷ったら持たせておいて損はない安定の持ち物。
    ただし、元々の回復力が高いため相対的に効果は薄く、サポートとしては「おたすけバリア」の方が優先度が高くなる。
  • しんげきメガネ.pngしんげきメガネ
    「つきのひかり」の回復量や、「このゆびとまれ」のシールド量、「じゅうりょく」中のAA威力も増加する。
    技の特攻レシオが高いため、効果が高い。
    最大までしっかり積まなくても充分な効果が期待できる。序盤から無理に積むと味方に負担をかけてしまうので、「試合全体で3積みできれば良い」くらいの気持ちで行くことを推奨する。
    「つきのひかり」やわざ2を習得してからの方がむしろ安全に積めるので、中盤にかけて虎視眈々と機会を伺おう。
    効果量の目安としては、レベル4~6は2積み、レベル7~10は3積み、レベル11~15は4積みで「ものしりメガネ」効果を超えられる。
  • ものしりメガネ.pngものしりメガネ
    「しんげきメガネ」より優れる点としては、初期値が優れるところ。どうしても序盤に特攻が欲しい時に。
    よほど積めなかった場合を除けばゲーム全体を通してほとんどの時間で「しんげきメガネ」に譲る。
  • レスキューフード.pngレスキューフード
    回復力を底上げできる。
    とはいえ「つきのひかり」「ドレインキッス」の回復量は特攻に依存するので「ものしりメガネ」や「しんげきメガネ」を持たせた方が伸びが良い
    「ものしりメガネ」と併用する場合は、「しんげきメガネ」3ゴール分に近い回復力となる。ただし、自分に対する回復量や、回復以外の能力は伸びないので注意。
    特攻に依存しない「おたすけバリア」のシールド量やユナイトわざの回復量を増やすことができるのが長所。
  • こだわりメガネ.pngこだわりメガネ
    効果の「追加ダメージ」はあくまで「追加ダメージ」のため、ダメージ以外の効果、回復わざ等には乗らない。
    基本的には「ドレインキッス」用のもちものだが、「ドレインキッス」自体選ぶことがほぼなく、また追加ダメージには「ドレインキッス」の回復も乗らないないので優先度は低い。
    序盤のラストヒットを強化できるのが主なメリット。
    ただ汎用性に乏しいため、「しんげきメガネ」か「ものしりメガネ」を採用した方がいい。
  • とつげきチョッキ.pngとつげきチョッキ
    咄嗟に攻撃を避けづらくかつ前衛を回復するべく前へ出ることが多いため、相手メイジによる遠隔攻撃や範囲攻撃での被弾も増える。
    相手のチームに依存してしまうが、効果自体は強力。
    ただしシールドが付く=非戦闘時から戦闘に入った場合は体力が満タンまで回復している場合が多く、シールドが削られるまでの回復が無意味になるので結果的にはあまり耐久力が変わらないことも多い。
    特性上仕方ないが、ソロランクで汎用性を重視するなら「おたすけバリア」の方がよいだろう。
  • きょうめいガード.pngきょうめいガード
    耐久を強化し味方のサポートにも貢献するが、近接しか攻撃手段がなくかつヒーラーとしてさほど攻撃機会のないピクシーには相性が悪め。
    味方へ意識的にシールドを付与したいなら、後半の使い勝手はユナイトわざの回転率もあって「おたすけバリア」に軍配が上がってしまう。
    序中盤までなら活用できなくはないが、それでも「きあいのハチマキ」などと比べたら優先度は下がるだろう。
  • ちからのハチマキ.pngちからのハチマキ
    わざの選択次第ではAAを用いる機会が多い。ただし肝心のサポタン性能が落ちてしまうことから、貴重な一枠を割いてまで持たせるには少し微妙か。

バトルアイテム

  • スピーダー.pngスピーダー
    (味方を)追う・逃げの両方に使いやすい。
  • だっしゅつボタン.pngだっしゅつボタン
    単純に相手から逃げる・壁抜けする以外にも、「じゅうりょく」や「チャームボイス」を撃つ前の距離調節として使え、相性がよい。
    ユナイトのランダムわざの使い勝手もボタンがあれば向上する。
    「スピーダー」かこちらの2つが基本的な選択肢。
  • ヌケニンにんぎょう.pngヌケニンにんぎょう
    発動中も「つきのひかり」が中断されない+自身も回復できるのでなかなか相性がいい。
    (「ドレインキッス」含め)わざの切れ目を無敵でやり過ごしやすいのも強み。
    ただし肝心の仲間は守れないどころか肉壁にもなれなくなるため、後衛を守るより前線でリソースを受けながら前衛を回復する役割に向く。
    また足が止まるため味方についていけなかったり解除後に大技を合わせられたりと使いにくい場面もあり、その点でも「このゆびとまれ」の方が相性がいいか。
  • キズぐすり.pngキズぐすり
    わざでも回復できるが更に生存力を上げることで、結果的に「つきのひかり」の回数を増やし味方の生存力向上へと繋がる。立ち位置の都合上ピクシーが一番先にやられて崩れることが多いのでその対策となる。
    「つきのひかり」は味方の回復に温存し自分だけ応急処置を施したいという時にも、短いCDから比較的気軽に使用出来る。
    といっても元々回復量がかなり高いため相対的な価値は劣るので、スピーダーやボタンを適切に使って被弾自体を抑えた方がいい場合も多く、どちらかといえば使い始め向け。
  • どんそくスモーク.pngどんそくスモーク
    「じゅうりょく」との相性が良い。
  • プラスパワー.pngプラスパワー
    火力特化のアイテムのように思えて忘れられがちだが、特攻が上昇する=一時的に回復量も上がる。
    相手と密着しやすいキャラなので貧弱と言えどAAの機会も少なくはなく、地味に「じゅうりょく」との相性もいい。

サポートメダル

 

編成考察

ルート選択

  • 上ルート
    基本はこちら。
    チルタリス戦までに確実に進化できる保証はないが、下ルートで進化できないよりは良い。
    また、味方の筋トレのついでに「しんげきメガネ」を積めなくもない。
  • 下ルート
    非推奨。
    野生ポケモンを管理できればチルタリス戦で確実にレベル4になれるメリットはある。
    しかし、下ルートには遠隔タイプのメイジが来ることが多く、近接タイプで耐久が貧弱なピクシーは野生と一緒に削られやすい。
    実際には野生ポケモンの管理は難しく、チルタリス戦までに進化できないこともざらにある。そこに敵中央がガンクに来てレーンが壊滅させられることも珍しくない。

相性の良い味方

 

その他のデータ

ホロウェア

アクティブユナイトスタイルピクシー.webp
アクティブユナイトスタイルピクシー
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png350


スポーツユナイトスタイルピクシー.webp
スポーツユナイトスタイルピクシー
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png350


エレガントスタイルピクシー.png
エレガントスタイルピクシー
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png2199


かそうパーティースタイルピクシー.png
かそうパーティースタイルピクシー
入手方法:UNITEメンバーシップ23年10月限定特典


紹介動画

余談

  • リリース前の画像や動画で出ていたが、なぜか実装されなかったピクシー。1年以上経ってからの実装となった。
  • 実装から長らく不遇の立場にいる「ドレインキッス」だが、2024年1月下旬のunite-apiによる勝率統計では"ドレキ重力"と"ドレキこの指"のどちらの型もが勝率すら表示されなくなる事態に陥ってしまった。
    • unite-apiで型の勝率が表示されない条件は「型の採用率が1%未満」か「型が5つ以上ある(ミュウなど)」場合。
      わざ相性が非常に悪い(フシギバナのヘド爆花舞、ゲンガーのわざセット以外の組み合わせなど)ために採用率が1%になる事態はあれど、特定のわざ採用の組み合わせが両者とも1%未満になるのは非常に珍しい…というかunite-api統計史上初だと思われる。
 

コメント


*1 ウッウのダイビング、ゲンガーのたたりめ
*2 オーロットのウッドホーンや、ミュウの波乗りなど