ヌメルゴン

Last-modified: 2024-05-04 (土) 08:51:03
 
ヌメルゴンディフェンス型近接/特殊
中級者向け
ヌメルゴン全身.png戦闘能力star5.png
耐久能力star8.png
機動能力star5.png
得点能力star5.png
補佐能力star4.png
価格
12000エオスコインエオスコイン.png /575ジェムジェム.png
進化
進化.png
lvl1.pngヌメラ  lvl5.pngヌメイル  lvl8.pngヌメルゴン
特性
ぬめぬめ.pngぬめぬめ攻撃を受けたときに、一定の確率で自分の周囲に粘液をばらまく。
粘液は相手のポケモンにダメージを与え、同時に少しのあいだ「ぬめぬめ」による減速効果を与えて移動速度を6秒間8%下げ、攻撃速度も2秒間50%下げる。
「ぬめぬめ」による減速効果(移動速度)は、最大4回まで重ねがけが可能。野生のポケモンと相手チームのポケモンにのみ適用され、オブジェクトには適用されない。
草むらに入ると、一定時間(3秒)が経つか攻撃するか草むらから出るまで、一定のHPを徐々に回復し、通常攻撃の回数を1段ずつスタックする。草むらにいる間は通常攻撃の回数が時間経過でリセットされなくなる。いちどこのとくせいが発動すると、次に発動するまで一定の待ち時間(12秒)が必要。
通常攻撃
通常攻撃.png3回ごとの通常攻撃が強化攻撃となり、「ぬめぬめ」による減速効果を与える。
強化攻撃になると、通常攻撃が、遠くの相手のポケモンには粘液を吐き出す攻撃に変化し、近くの相手のポケモンには与えるダメージが増加するようになる。
「ぬめぬめ」による減速効果を与えた相手のポケモンへ通常攻撃をあてると、すべてのわざの待ち時間が(1.5秒)減少する。
わざ1[R]
あわ.pngあわCD.png6秒
範囲.png範囲
泡で自分を包んで、少しのあいだ(3秒間)シールド効果を得る。シールドの持続時間が終了(シールドが0になった場合も含む)するか、このわざをもういちど使うと、泡のシールドは弾けて、自分の周囲の相手のポケモンにダメージを与えて移動速度を2秒間30%下げる。
レベル5になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
だくりゅう.pngだくりゅうCD.png4.5秒
範囲.png範囲
自分の周囲に水流を発生させて、範囲内の相手のポケモンに、ダメージと「そのポケモンが与えるダメージを少しのあいだ(3秒間)10%減少させる効果」を与える。
このわざで相手チームのポケモンにダメージを与えると、少しのあいだ(2秒間)自分の防御と特防が上がる。
この効果は6秒以内に再発動させることで最大4回まで重ねがけが可能。

レベル11:このわざが相手チームのポケモンに命中すると、自分の防御と特防がさらに上がるようになる。
りゅうのはどう.pngりゅうのはどうCD.png6秒
範囲.png範囲
指定した方向へ衝撃波を発生させて、相手のポケモンにダメージを与える。
衝撃波の中心が相手のポケモンに命中した場合は、与えるダメージが増加し、相手チームのポケモンに命中した場合は、同時に自分のHPが回復する。
このわざでダメージを与えた相手のポケモンが「ぬめぬめ」による減速効果を受けていると、自分のHPの回復量が多くなる。

レベル11:「ぬめぬめ」による減速効果を受けている相手チームのポケモンに、衝撃波の中心でダメージを与えたときの自分のHPの回復の増加量が多くなる。
わざ2[ZR]
たいあたり.pngたいあたりCD.png10秒
妨害.png妨害
相手のポケモンに突撃し、ダメージを与えてふきとばす。
このわざが命中すると、自分も少し後ろに跳ね返る。
レベル8になったとき、以下2つのわざから1つを選べます。
パワーウィップ.pngパワーウィップCD.png8秒
妨害.png妨害
指定した方向につのを叩きつけて、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与えて移動速度を2秒間80%下げる(この効果は0.5秒ごとに15%減少していく)
遠くにいる相手のポケモンに命中した場合は、そのポケモンが自分の方へ引っ張られる。

レベル13:このわざが命中したときに「ぬめぬめ」による減速効果を与えるようになる。
アシッドボム.pngアシッドボムCD.png8秒
妨害.png妨害
相手のポケモンに酸性の液体を投げつけて、命中したポケモンを中心に、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与えて移動速度を2秒間80%下げる(この効果は0.5秒ごとに15%減少していく)
もういちどわざを使用すると、指定した方向に突進し、相手のポケモンにダメージを与える。
酸性の液体を受けた相手のポケモンに突進が当たると、ふきとばして、周囲の相手のポケモンにもダメージを与える。

レベル13:酸性の液体または突進でダメージを与えた相手のポケモンに、「ぬめぬめ」による減速効果を与えるようになる。
ユナイトわざ[ZL]
あめあめふれふれ.pngあめあめふれふれCD.png89秒
能力上昇.png能力上昇
レベル9:自分の周りに雨を降らせて、6秒間HPを少しづつ回復させる。
効果時間中は、すべての通常攻撃が強化攻撃になる。

ユナイトバフ:最大HP40%分のシールド+移動速度50%上昇
 

バトルデータ

わざや特性の仕様と詳細

わざの細かな仕様や数値などの詳細を記載しています。
データベースの一部はUnite-DB 様( https://unite-db.com/ )より引用しております。

特性
ぬめぬめ.pngぬめぬめ
ダメージ:特攻 x 50% + 6 x (レベル - 1) + 120
回復(per tick):3 x (レベル - 1) + 50 + 失ったHPの1.2%
ダメージは被弾時に確率で発生し、同時に「ぬめぬめ」を付与し移動速度と攻撃速度を下げる。
移動速度については6秒間持続し下げ率は8%だが、効果を4回まで重ねがけ出来る(最大32%)。
攻撃速度は2秒間30%。重ねがけで時間は伸びるが下げ率は一律。
草食が発動するのはHPバーの右に草マークがあるとき。一瞬でも草むらに入ると(体力満タンであっても)発動する。
キュワワーの「ヒーリングギフト」で発生した草むらも対象。

1回の回復量はHP換算すると最大HPの1.5~0.9%(もちものなし)+減少HPの1.2%。この手の耐久補強手段にしては珍しく、レベルが上がるほど回復力の割合が落ちる。
通常攻撃
通常攻撃.pngダメージ・通常:攻撃 x 100%
ダメージ・強化:特攻 x 57% + 6 x (レベル - 1) + 190
追加ダメージ・強化(近接):相手の最大HPの5%
強化攻撃でぬめぬめを付与することが可能。
強化攻撃のみゲッコウガのように遠近両用となっている。近接では割合ダメージが追加される。
レジ系など、妨害無効のオブジェクトに対してはぬめぬめをつけられない。
説明文には記載がないが、「ぬめぬめ」状態の相手に通常攻撃を当てると全てのわざのCDを1.5秒短縮できる。
わざ1[R]
あわ.png
あわ_1.png
あわCD.png6秒
ダメージ:特攻 x 128% + 20 x (レベル - 1) + 380
シールド:自身の最大HPの15%
待ち時間は泡が割れた時から始まる。
レベル5になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
だくりゅう.pngだくりゅうCD.png4.5秒
ダメージ:特攻 x 132% + 17 x (レベル - 1) + 390
防御・特防上昇(per stack):5 x (レベル - 1) + 60

アップグレード後
防御・特防上昇(per stack):8 x (レベル - 1) + 90
当てると2秒間、自身の防御・特防が上がる。また、当てた相手の与ダメージを10%下げる。
防御・特防アップは厳密には重ねがけではなく、ハッサムの強化攻撃のようなスタック制。当ててから6秒以内に再度当てればそれまでにかけた効果も延長される
りゅうのはどう.pngりゅうのはどうCD.png6秒
ダメージ・中心:特攻 x 68% + 5 x (レベル - 1) + 230 (x 4hit)
ダメージ・周囲:特攻 x 40.8% + 3 x (レベル - 1) + 138 (x 4hit)
HP回復:8 x (レベル - 1) + 30 + 自身の減少HPの10% (x 4回)
HP回復(ぬめぬめアリ):8 x (レベル - 1) + 30 + 自身の減少HPの11% (x 4回)

アップグレード後
HP回復:8 x (レベル - 1) + 30 + 自身の減少HPの12% (x 4回)
HP回復(ぬめぬめアリ):8 x (レベル - 1) + 30 + 自身の減少HPの13% (x 4回)
(解説欄・要検証)
わざ2[ZR]
たいあたり.pngたいあたりCD.png10秒
ダメージ:特攻 x 80% + 8 x (レベル - 1) + 270
手軽に行動不能を与えられる必中わざ。シンプルであるが、序盤ではわざ1とともに破格の性能。
レベル8になったとき、以下2つのわざの1つを選びます。
パワーウィップ.pngパワーウィップCD.png8秒
ダメージ:特攻 x 99% + 8 x (レベル - 1) + 330
引き寄せは先端ヒット時のみだが、実際の判定はもう少し広い。
アシッドボム.png
アシッドボム_1.png
アシッドボムCD.png8秒
ダメージ・ボム:特攻 x 46% + 4 x (レベル - 1) + 150
ダメージ・突進:特攻 x 46% + 4 x (レベル - 1) + 150 (x 2hit)
酸性液と突進の2段階に分かれている。液を受けたポケモンに突進がヒットすると吹き飛ばしつつ追加で範囲攻撃が発生する。吹き飛ばすのは液を浴びて突進もヒットしたポケモンのみという点に注意。
アップグレードすると、このわざのみで2回ぬめぬめを付与できるようになる。
ユナイトわざ
あめあめふれふれ.pngあめあめふれふれCD.png89秒
回復:自身の最大HPの4% (x 13回)
6秒間HPが回復し続け、総回復量は最大HPの半分を超える。使用中は妨害耐性などは無い。

アップデート履歴

上方修正とそれに準ずるものは▲橙字、下方修正は▼紫字で記載。
ダメージ量は初期わざはレベル3時点、変化後のわざはレベル最大時(Lv.15かつ、わざが強化済み)で記載。

日付項目変更点
23/07/18ユナイトバトルに増えてきた機動力が高いポケモンたちを、自慢の粘液で止めるべく、とくせいの「ぬめぬめ」、「りゅうのはどう」「パワーウィップ」「アシッドボム」を上方調整しました。
▲とくせい:
ぬめぬめ
攻撃速度を下げる効果:30%減少→50%減少
▲りゅうのはどう待ち時間:7.5秒→6秒
▲パワーウィップ移動速度減少量:50%→80% (0.5秒毎に15%減少)
▲アシッドボム移動速度減少量:40%→80% (0.5秒毎に15%減少)
▲あめあめふれふれユナイトバフ移動速度増加量:30%→50%(パッチノートに記載なし)
23/05/11参戦してから、体のネバネバの粘液が足りていない場面がみられていたので、もっとHPを回復できるように「りゅうのはどう」とユナイトわざ「あめあめふれふれ」を上昇調整しました。
▲りゅうのはどう回復量:基礎回復量を追加しました
▲ユナイトわざ
「あめあめふれふれ」
必要なユナイトゲージ:20%減少
23/04/13アシッドボム酸性の液体を受けた相手に突進を命中させても、酸性の液体が飛び散らないことがあった不具合を修正しました。
パワーウィップわざを命中させていないポケモンもひっぱってしまうことがある不具合を修正しました。
23/03/17実装

レベル別ステータス表

レベルHP攻撃防御特攻特防移動速度通常攻撃
速度
急所率ライフ
スティール
CDR被妨害
時間短縮
1322515010050100370010.00%0%0%0%0.00%
2331915210756106370010.29%0%0%0%5.83%
3343215511663113370010.63%0%0%0%11.66%
4356815812671121370011.04%0%0%0%17.49%
54060169163101151385012.54%0%0%5%23.32%
64256174178113163385013.14%0%0%5%29.15%
74491179196127177400013.86%0%0%5%34.98%
85430201268184234400016.72%0%0%5%34.98%
95769209294205255415017.75%0%0%10%34.98%
106175218325230280415018.98%0%0%10%34.98%
116662229362260310430020.46%0%0%10%34.98%
127247242406295345430022.24%0%0%10%34.98%
137948258459338388430024.37%0%0%10%34.98%
148790277523389439430026.93%0%0%10%34.98%
159800300600450500430030.00%0%0%10%34.98%

上記表の最終編集日 2023 04/26

レベル別通常攻撃速度

通常攻撃を行い続けた際に攻撃1回あたりにかかる秒数。数値の単位は[秒/回]

レベル123456789101112131415
装備なし0.910.910.910.910.910.910.910.910.860.860.860.860.860.790.79
力の鉢巻(LV30)0.860.860.860.860.860.860.860.860.860.790.790.790.790.790.79
力の鉢巻(LV30)の効果×××
装備なし+メダル30.910.910.910.910.860.860.860.860.860.860.860.860.790.790.79
力の鉢巻(LV30)+メダル30.860.860.860.860.860.860.860.790.790.790.790.790.790.790.71
力の鉢巻(LV30)+メダル50.860.860.860.860.860.790.790.790.790.790.790.790.790.790.71
力の鉢巻(LV30)+メダル70.860.860.790.790.790.790.790.790.790.790.790.790.710.710.71

上記表の最終編集日 2023 10/27

 

考察

全体考察

5体目の参戦となる「600族」ポケモンで、カイリューと同じくレベル5・8で進化とわざ更新が発生する晩成のディフェンス型。
ディフェンス型の参戦はオーロット以来であり、なんと1年以上もの月日が経過している。

 

晩成型なだけあって防御面のステータスはどれも一級品であり、特に特防はレベル8以降で全ポケモン中1位。そこにわざ効果のバフや回復が加わることでさらに硬くなり、不沈艦の如き耐久力を誇る
また、特性により草むらに入るだけでHP回復が可能。ファイトの合間に「キズぐすり」相当の回復をCD12秒で使用できるため、瀕死でなければ回復目的でスタート地点へのリターンがほぼ必要ない。

ヌメルゴンの特徴は専用の状態異常である「ぬめぬめ」。移動速度と通常攻撃速度のデバフ効果を持ち、特性や強化攻撃などで相手に付与できる。
そして「ぬめぬめ」状態の敵に通常攻撃を当てると全てのわざの待ち時間が短縮されるというとんでもない効果を持つため、ひとたび殴り合いを始めればわざをどんどん回してその効果を最大限享受することが可能。
さらにユナイトわざを使うと少しの間自動でHPを回復しつつ強化攻撃を連発できるようになり、以上のヌメルゴンが持つ強みをさらに高められる。

 

弱点は妨害能力と機動力が低いこと。相手を押しとどめる力が弱いため、ヌメルゴンの得意な殴り合い展開を避けられたり、遠距離から一方的に倒されたりしてしまう。
また、通常攻撃でわざの待ち時間を短縮させることで耐久する設計上、妨害で動きを止められると自慢の耐久を活かしきれないことがある。
晩成型でレベル5・8進化なのも難しい点。序盤(ヌメラ)は殴り合いが明確に強いものの、中盤(ヌメイル)の性能は相対的に頼りなく、レベル8進化なのもあって本領発揮はかなり遅くなってしまう。

 

総じてデバフを付与して弱体化させつつダメージを与えていく、相手のリソースを無駄遣いさせて持久戦に持ち込むことを得意としており、タンクとしての妨害性能はデイフェンス型の中ではやや弱く、ファイター的な側面をもつポケモンである。
扱いこなすには「ぬめぬめ」の複雑な仕様への理解が重要であり、また純粋なタンクではないので編成に気を付ける必要があり、味方の理解も欠かせない。
これらの課題をクリアして仕様を活かした行動が取れれば、全ポケモンでも最上級の耐久力とデバフ性能を発揮し、集団戦において強烈な存在感を放ち続けることができる。

  • 長所
    • 耐久ステータスが全ポケモンでもトップクラスに高い。中でも特防は1位。
    • 「ぬめぬめ」とわざ2による減速が強力。
    • 特性により、殴り合いの状況になればわざの回転率が非常に高い。
      • わざ効果には防御バフや回復があるため、耐久力をさらに上げられる。
    • 草むらに入るだけでHP回復が可能。スパンも短く、回復目的でのリターンや退却を必要としにくい。またユナイト技の回復量も圧倒的。
    • 晩成型にしては序盤性能が高め。レーン戦でのダンベルを返り討ちにしたり、捕まえてKOに持ち込みやすい。
    • 強化攻撃が遠近両用で、射程もかなり長く、強烈な鈍足を付与する。
  • 短所
    • ディフェンス型としては減速以外のCC性能が低く、タンクとしては扱えない。
      • 特性の回復は草むらに入ると勝手に発動してしまい、攻撃するとキャンセルしてしまう。
      • わざ1は相手チームのポケモンに当てないと耐久補助効果が発動しない。
        加えて「だくりゅう」は戦闘中の回復がユナイトわざ頼りになり、「りゅうのはどう」は当てにくい。
    • わざのCD短縮は通常攻撃の命中で成り立っているため、CCを押し付けられると脆い。
    • 自身の機動力は壊滅的で、加えて技の射程も短い。わざ2を有効活用できないと遠距離を押し付けられ続けてしまう。*1
  • 補足
    • 本家では特防に特化したポケモンであり物理耐久はそこまでだったのだが、ユナイトでは物理方面も固い。
      • というか、ユナイトでは特防デバフ手段が(防御デバフと比べて)非常に豊富であり、特殊ポケモンは間合いを押し付けられる遠隔キャラが多いため、寧ろ特殊相手の方が脆くなっている。
         

対策

 

とくせい考察

ぬめぬめ

  1. ヌメルゴン専用のデバフ「ぬめぬめ」を相手に与える。
    • 「ぬめぬめ」は強化攻撃、ヌメルゴンがダメージを受けた時(ヌメルゴンの周囲)、「パワーウィップ+」、「アシッドボム+」で付与できる。
    • 「ぬめぬめ」状態の敵に通常攻撃を当てるたびに、全てのわざの待ち時間が短縮する。
    • 「ぬめぬめ」を受けた相手は移動速度、及び攻撃速度が低下し、4回まで効果が重なる。
    • 「ぬめぬめ」状態の敵に対して「りゅうのはどう」の回復力が向上する。
  2. HPバーの左に草マークがあるとき、草むらに入るとHPが回復し、強化攻撃スタックが段階的にたまるようになる。通称「そうしょく(草食)」。
    • CDがそこそこ短い割には回復量が多い……のだが、HPが満タンであっても「草食」が強制的に発動してしまうのが玉に瑕。
    • 草むらに触れる事を条件に「草食」ゲージの消費が始まり、意図せず草むらに触れても発動してしまう。
    • その際、途中で草むらから出ても「草食」ゲージの消費は止まらず、ゲージがある間に草むらに戻れば「草食」の効果は再び発動する。
      ヌメルゴンが攻撃を行うと、即座に「草食」ゲージが消滅し、「草食」状態は解除される
       

通常攻撃考察

強化AAはゲッコウガのような近接・遠隔に両対応した攻撃となり、相手にぬめぬめ(鈍足など)を与える。
近接のみ割合ダメージが入るため、なるべく近接で当てたい。
遠隔で当てても、ワタシラガの強化攻撃以上の鈍足を付与できるので強い。

ぬめぬめを与えた敵に通常攻撃を当てると技の待ち時間が短くなるため、通常攻撃はどんどん当てていきたい。
普段は3回に1回だが、ユナイト技中は常時通常攻撃が強化攻撃になるため、技の高回転率と自身の射程が飛躍的に上がる。
大型野生ポケモン(レックウザ)にはぬめぬめを付与できないため、これらに対しては技の回転率は高くないが、強化攻撃の割合ダメージによりタンクにしては早いスピードで削ることが可能。

 

わざ考察

特性をフルに活かすため、草むらで強化AAをチャージし「強化AA→わざ2→わざ1→AA」からスタートするようにしよう。

わざ1

あわ

初期わざながら、最大HPの15%という破格のシールドを得られる。
特性により回転率も高く、威力もそこそこと非常に強い。序盤のラストヒットはこっちで狙おう。

だくりゅう

自身の周囲を攻撃し、相手に与ダメージ減少デバフを与える。
相手チームのポケモン(野生は不可)に当てると防御と特防が上昇する。効果は2秒間しか続かないが、6秒以内に再度当てれば効果が上昇する。
イメージとしては「ブリンクと回復がなくなった代わりに、よりカチカチになれるバレットパンチ」。

全方位攻撃なので1対多に強め。終盤にもなると防御ステータスは1000を超えるため、恐ろしい程の硬さで殴り合える。
自己回復は無いため、草むらとユナイトわざの有効活用が求められる。或いはヒーラーを侍らせたい。

  • 長所
    • 待ち時間が短く、特性と合わせれば回転率が非常に良い。
    • 自分の周囲360°なので、エイムの必要がない。
    • 相手にデバフを、自分にバフを同時にかけるので、耐久力が飛躍的に上がる。ユナイトわざとの相性も〇。
    • 発動時に足が止まらない。接敵しながら使いやすい。
    • 発生が早く妨害に強め。
  • 短所
    • シールドやサステインを失う。
      • 連発できるが硬いだけになってしまう。残りHPギリギリで使っても微妙。
    • やや範囲が狭く、壁の多い地形に弱い。
    • 野生のポケモンに命中しても防御特防が上がらないので、オブジェクト戦で居座りにくくなる。

りゅうのはどう

射程はラプラスの「れいとうビーム」程度。ただし横幅は狭く、発生もやや遅い。
気を付けるべきは、回復効果は相手チームのポケモンに中心部分を当てた場合のみ発生する点。野生に当ててもダメ、中心部分から外れてもダメ。
その分回復量はかなり多く、複数体に同時に当てれば人数分回復が発生する。
回復量は減少HPに依存し、HPが少ないほど回復量が増える。
ぬめぬめが付いている相手には更に回復量が増える…が、戦闘の中で自然と付与できる上、増加量も大きくないのであまりこだわる必要はない。

自己回復ができるため、「だくりゅう」とはまた違った粘り強さを味わえる。
何気に発生保証があり、技中に妨害を受けても技が止まらない。
長めに足を止める、発生が遅い、判定が狭いと非常に使いにくいわざだが、そこを乗り越えて当てた時のリターンは大きい。
わざ2による移動速度低下を使うのは前提として、相手の硬直に合わせる、発生保障を活かすなど工夫が必要。

  • 長所
    • 射程があり、待ち構えている状況やタイマンでは強い。
    • ヌメルゴンの中では1回の動作で与えるダメージが高め。ラストヒットも見込みやすく、ファーム速度も早い方。
    • 当てた時のダメージと回復力が高く、ダメージ交換として優れる。
      • 特に複数の相手に当てれば人数分回復するため非常に粘り強い。
    • 回復量が特攻に依存しないため、デバフの影響を受けづらい。
    • 発生保障があり、妨害を受けていても攻撃が発生させられる。
  • 短所
    • そもそも当てにくい。
      • 発生が遅いため、ムーブわざを持つポケモンが特に苦手。
      • 中心部分を当てないと回復できず、判定がシビアでエイム力が求められる。
    • 野生のポケモンに命中しても回復できないので、こちらもオブジェクト戦で居座りにくい。
    • 動作が長く、1秒近く足を止めてしまう。
      • 距離を取られやすいので、撃った後に通常攻撃を当てに行くのが難しくなる。
    • デバフ効果は一切なく、相手への影響力は「だくりゅう」に劣る。

わざ2

たいあたり

数ある「たいあたり」でも初の対象指定型。
接近・スタンなど、初期技の中では非常に優秀。ヌメラ~ヌメイルの強さを支えている。
ただし射程は短く、火力もわざ1より低い。

パワーウィップ

先端でのみ相手を引き寄せる、地味に貴重なフック技。射程は「りゅうのはどう」とほぼ同じ。
ヒットすると80%という凄まじい減速効果を与えられる。減速率は時間経過でどんどん減っていくが、終わり際でも十分強力。
ヤドランの「テレキネシス」と比べると、射程がやや短い代わりに発生が非常に速く、攻撃力もある。

  • 長所
    • 射程は「アシッドボム」よりも少し長い。
    • 相手を引き寄せられ、逃げる相手を捕まえやすい。
    • 草むらに対して攻撃できる。
  • 短所
    • 逃げに使えず、味方を逃がす用途でも使いにくい。
    • 近距離の敵をスタンさせる事はできない。
    • 足を止めるため、既に逃げている相手は捉えにくい。

アシッドボム

1段目は必中攻撃で、指定した相手に毒液を飛ばす。これは対象の周囲の相手にも当たり、「パワーウィップ」と同等の強力な減速を付与する。
2段目は方向指定のムーブ技。1段目を当てた相手に2段目がヒットすると妨害が入り、さらに毒液が飛び散り追加の範囲攻撃が出る。
必中で80%減速なので逃げる相手を捕まえやすいのが強み。その後も2段目のブリンクで臨機応変に動きやすい。

  • 長所
    • 必中で強烈な減速を長時間付与できる。
    • 2段目はヌメルゴンには貴重な壁抜けブリンク手段。相手に突っ込めるため、特性との相性がよい。
    • アップグレード後は1回でぬめぬめを2つ付与できる。
  • 短所
    • 1段目を当てた対象に2段目を当てないとCCが発生せずダメージも減る。
    • 射程が長くない。特に2段目の距離はブリンクとしては短い。
    • 2段目使用後から待ち時間が開始するため、実質的な回転率が少し悪い。
      • 1段目のあとすぐに2段目を発動すれば気にならないが、2段目を温存する場合は要注意。

ユナイトわざ

あめあめふれふれ

童謡っぽい名前のユナイトわざ。
回復量は凄まじく、効果中の耐久力は折り紙付き。
遠隔の強化攻撃も連発できるため、「ぬめぬめ」を周囲にばら撒ける。
通常よりユナイトバフが強力であり、移動速度50%アップは「スピーダー」を上回る。
回復しながら自由に(しかもユナイトバフにより高速で)動き回れるのはカビゴンとの大きな差異。
その上回転率はトップクラスなのでガンガン使っていきたい。
強化攻撃により技の待ち時間がほぼ0というレベルになるので、ファイト能力も抜群。遠隔強化攻撃で相手をぬめぬめにした上で、近接強化攻撃や各種わざで殴り合いに持ち込むと良いだろう。

殴り合いでピンチのときに使うのも悪くはないが、重い鈍足を貰った時や、りゅうのはどう等が届かないレンジから戦いたいときなど射程と足回りの増加も活かしたい。
こちらから重い鈍足を与え、インファイトに持ち込もう。

わざセット考察

だくりゅう+パワーウィップ型(わざセット1)

近距離では「だくりゅう」で耐久し、相手が逃げだしたら「パワーウィップ」で引き戻す。
どちらも範囲にヒットしやすいため集団戦での影響力が最も高いビルドと言える。

  • 長所
    • どちらの技も複数を巻き込みやすい。
    • 相手に突撃せずに距離を詰めるため、味方の近くで戦うことが出来る。
    • 追うのではなく引き寄せるので、自分の得意エリアである「草むらの近く」を意識して戦いやすい。
    • どちらもモーションが短く妨害に強い。
  • 短所
    • 機動力がない。
    • サステインを失う。できればヒーラーを侍らせたい。

りゅうのはどう+アシッドボム型(わざセット2)

アシッドボムを当てて、2段目の技で接近しつつCCをかけてりゅうのはどうを接射して回復。その後通常攻撃でクールダウンを短縮してわざを発動。これを繰り返して、粘り強く戦闘する構成。
わざを当て続けることで長期戦に持ち込めることができ、なかなか沈まない。ただし、アシッドボムの1段目を当てた相手に2段目を避けられるとりゅうのはどうも外れやすく、的になってしまう。
相手に近づいてしまうがその分にはヌメルゴンの土俵なので気にする必要はないだろう。
その他、草むらからりゅうのはどうで先制ハラスするのも有効。

  • 長所
    • 「アシッドボム」の2段目から即「りゅうのはどう」を撃つことでCC中に全段ヒットさせられるため回復が安定する。
    • 密着するので通常攻撃を当てやすく、特性で技の回転率もあがる。
    • ダメージ交換は最強格なので、タイマンで特に強く出られる。
  • 短所
    • 「アシッドボム」の1,2段目を同じ相手に当てないと始まらない。
    • 「りゅうのはどう」の発生が遅く、妨害も単体にしかかからないため対複数だとわざを潰されやすい。
    • これらの理由から妨害、特にディスエンゲージに弱い。

だくりゅう+アシッドボム型

最もファイター寄りの構成。「アシッドボム」で接近し、「だくりゅう」と通常攻撃を当てに行く。
足を止めない技とブリンクつきの技のセットで、ヌメルゴンの中では最も機動力に優れる型となる。

  • 長所
    • 近距離範囲わざである「だくりゅう」と突撃技である「アシッドボム」がかみ合っており、追う能力が高い。
      • 特性も活かしやすい。
    • エイムの必要がほぼないので操作が簡単。
    • 発生保証があるので軽い妨害には比較的強め。
  • 短所
    • 少し距離を離されて「アシッドボム」圏外になると何もできない。
    • 相手に突撃するため、調子に乗ると孤立しやすい。
    • 草むらの索敵、攻撃手段がない。

りゅうのはどう+パワーウィップ型

こちらはヌメルゴンで最も機動力が低い型。方向指定で回復と引き寄せを使い分ける。
逃げる敵にも多少対応しやすいセット。「りゅうのはどう」の当てにくさ・絶妙な射程の短さを補う。

  • 長所
    • おそらくタイマンでは最も強い。
    • より遠距離から妨害、攻撃できる。
    • 体力回復がしやすい。
    • ともに草むらに対して攻撃できる。
  • 短所
    • 背中に攻撃できないので、囲まれると非常に弱い。
    • ともに非必中技なので技を当てにくい。
    • 最も機動力がない。
 

ビルド考察

構築例

ここで紹介するのはあくまでも一例。以下の考察も参考にしながら、環境や編成、自身のプレイスタイル等に合ったビルドを見つけていこう。
赤文字は重要度の高いもちもの


わざセット共用
もちものきあいのハチマキ.png
きあいのハチマキ
ちからのハチマキ.png
ちからのハチマキ
れんだスカーフ.png
れんだスカーフ
バトルアイテムスピーダー.pngスピーダー
サポートメダル赤5白6

「がくしゅうそうち」無しでタンクファイター運用をするときのビルド例。
強化攻撃でぬめぬめを付与して戦うヌメルゴンにとって、攻撃速度が上がる「ちからのハチマキ」や「れんだスカーフ」は相性が良い。
防御アイテムとしては「きあいのハチマキ」が安定だが、「きょうめいガード」も選択肢に入る。
バトルアイテムは「スピーダー」を採用すると足りない機動力を補える。


わざセット共用
もちものがくしゅうそうち.png
がくしゅうそうち
きあいのハチマキ.png
きあいのハチマキ
きょうめいガード.png
きょうめいガード
バトルアイテムスピーダー.pngスピーダー
サポートメダル白6青6

「がくしゅうそうち」を持たせてタンク運用をするときのビルド例。
火力アイテムを持つ場合は同様に「ちからのハチマキ」か「れんだスカーフ」が優先される。

もちもの

  • きあいのハチマキ.pngきあいのハチマキ
    優先度が高い。
    元の耐久力が高い上に、ヌメルゴンの強みが「規格外の耐久性で相手のリソースを無駄遣いさせること」であるため、低体力からの粘りは相性抜群。
    特に「だくりゅう」型だと受けるダメージが大きく減る代わりに回復手段が少ないため、戦闘時の回復はとても嬉しい。
    「りゅうのはどう」型でも相性は良いが、回復過多になることも珍しくないため外す選択肢がある。
  • きょうめいガード.pngきょうめいガード
    「きあいのハチマキ」との択。どちらか一方を持たせるなら好みで選んでも良い。
    こちらもヌメルゴンには嬉しい戦闘中のサステインを得られ、味方へのサポート性能も持てるようになる。
    「きあいのハチマキ」よりも発動回数が多く平時の耐久力を高められるが、低HPからの粘りではやはり「きあいのハチマキ」に劣る。
  • ちからのハチマキ.pngちからのハチマキれんだスカーフ.pngれんだスカーフ
    AAの速度が上がるため「ぬめぬめ」をばら撒きやすく、結果的にわざ待ち時間も短縮しやすくなる。
    回転率が上がればわざにより火力・耐久を補えるので、優先度は効果に加え基礎の攻撃速度補正も高い「れんだスカーフ」>「ちからのハチマキ」となる。
    ただし「だくりゅう」は通常攻撃と交互に放つため、「れんだスカーフ」の効果は少し活かしにくくもある。また「ちからのハチマキ」であれば野生ポケモンの削りが速くなるのも魅力。
  • がくしゅうそうち.pngがくしゅうそうち
    サポタンにとっては必須のアイテムだが、ヌメルゴンでは意見が分かれるもちもの。
    ヌメルゴンは高いファイト性能がある上に、進化できるレベル8になるのが遅れ、レックウザ戦までに立ち回りが大きく改善されるレベル13になることがかなり厳しくなってしまうデメリットがある。
    ただしタンクとして立ち回れる性能もあり、序盤の性能も優秀なため、普通のサポタンと同じように装置を持たせるべきという意見もある。
    ソロの場合はディフェンス型であるヌメルゴンに装置枠としてのサポタンを期待される事も多く、味方の編成や持ち物とも要相談。
  • すりぬけスプーン.pngすりぬけスプーン
    HP増加がありがたい。
    特防を一部無視してダメージを与えられる。ヌメルゴンは特攻ステータス・わざのレシオ共に微妙なので、わざの火力を上げるにはこれが良い。
    強化攻撃のダメージも上がるので、ユナイトわざの間接的な強化にもなる。
  • おたすけバリア.pngおたすけバリア
    元の体力が高く、ユナイト技も殴り合いが前提になるので非常に相性がいい。単純な自己強化なので味方を守る際にも使いやすい。
  • エオスビスケット.pngエオスビスケット
    特性(草食)や「りゅうのはどう」、ユナイトわざの回復はHPを参照するので相性がいい。「だくりゅう」型でも、防御・特防アップで数値以上に耐えられるため悪くない。
    ただしゴールを決める動きがしにくいのが難点で、他にも持たせたい持ち物も多く、候補には入りづらい。
  • のろいのおこう.pngのろいのおこう
    通常攻撃を多く振る「だくりゅう」型で効果を活かしやすい。特攻上昇は「りゅうのはどう」型だと嬉しい効果。
    相手のヒーラーを重く見るならアリ。しかし野良のブラインドピックではヒーラーが居ないことも多いので、ドラフトピックでなら一考の余地ありか。
  • とつげきチョッキ.pngとつげきチョッキ
    意外と相性が良いもちものその1。草むらで回復する時間+αでシールドを得られ、ミュウツー(Y)やメイジからの猛攻をある程度耐えられるようになる。
    接近するまでに削られてしまうメイジ相手の耐久が足りないと感じる人に。もちろん過信は禁物。
  • するどいツメ.pngするどいツメ
    意外と相性が良いもちものその2。特攻型のポケモンであるので攻撃増加や追加ダメージはあまり噛み合わないが、自慢の鈍足効果をさらに伸ばすことができる。
    わざの回転率が高く、「あわ」や「アシッドボム」は一回の技で2回の効果発動を狙える。「だくりゅう」もわざ回転率が高く通常攻撃を挟むので発動機会が多い。
  • しんげきメガネ.pngしんげきメガネ
    「りゅうのはどう」型に。HPの回復量は伸びないが、単発のダメージが大きく上がり、野生の取り合いでも強くなる。
    ヌメイルでの戦闘力が上がり、ヌメルゴンにも進化しやすくなる。
    ただ、前述の通り積む動きがしにくいのがマイナス。加えてヌメルゴンは持久戦タイプなので、瞬間火力がそもそも必要ないという話もある。
  • こだわりメガネ.pngこだわりメガネ、ものしりメガネ.pngものしりメガネ
    元々の特攻がそれほど高いわけではなく、火力増加分もさほど大きくないため微妙。

バトルアイテム

  • スピーダー.pngスピーダー
    機動力が低いヌメルゴンにとってはありがたいアイテム。
    「だくりゅう」は足が止まらないので、特に相性が良い。
  • だっしゅつボタン.pngだっしゅつボタン
    瞬間的な機動力を得られる。
    「パワーウィップ」で狙った相手を引き寄せたいときに役立つだろう。
  • キズぐすり.pngキズぐすり
    耐久力をより高めるために。ただし機動力が絶望的になる。
  • ヌケニンにんぎょう.pngヌケニンにんぎょう
    使用しても「ぬめぬめ」の草むら回復効果が中断されないので、相手の攻撃を避けつつ回復が可能。

サポートメダル

  • 赤5白6
    白6で耐久力を補強しつつ、ヌメルゴンに重要な攻撃速度を確保した型。
    ちからのハチマキ・れんだスカーフと合わせることで、力のハチマキのみではレベル10で到達する攻撃速度をレベル6で実現することができて相性が良い。
    近接強化攻撃とハチマキの割合ダメージによりタンクであろうと相手ポケモンのHPをなかなかの速度で削りつつわざのクールタイムを踏み倒すことができる。野生狩り速度が速いのも〇。
  • 赤7白4
    上記の型をより攻撃に寄せた型。更に通常攻撃速度が速くなり、力のハチマキのみと比べてレベル3から通常攻撃速度が増加する上に、レベル13で更に増加する。その分耐久力が落ちるため力、スカーフのどちらかのみを採用し別の持ち物を持たせたり、装置を持たずレベル13を目指しやすい場合はこちらになるか?
    またミュウツーYのメダル構成を丸々流用した場合は恐らくこちらになるだろう。
  • 白6青6紫4
    耐久力に重きを置くなら。装置運用をする場合は持ち物枠が厳しいので、力のハチマキ等を持たない場合には赤メダルのみでは攻撃速度はあまり変化しないため、こちらになるだろうか。
 

編成考察

ルート選択

序盤が強いがレベル5~7のパワーに欠けるので基本的にレーン推奨。

  • 上ルート
    ダンベルを積みにきた相手を「あわ」で殴り合いつつぬめぬめと「たいあたり」で逃さず倒せる。
    攻めてこない場合も強気に攻めて敵を削りつつ野生の横取りを狙うのがおすすめ。
    早めになれればレベル5も強いがレベル6,7が弱いので、カウンタージャングルや中央のチルタリス狩りもしっかり行い、8を狙えないなら早めに下に移動したい。
  • 下ルート
    やはり殴り合いが強く、野生の削りは速いがLHはそこまでなので敵を削って退かせるか倒した隙に野生を取るようにしたい。
    野生全管理を狙えるほどではなくレベル8が遠いので、レーンを任せられそうならカウンタージャングルに行く、3周目の中央を分けてもらうなども視野に入れたい。
  • 中央エリア
    ディフェンス型というレッテルを抜きにしても、チームのキャリー枠にはなれず、味方の盾になる役なのでデスの危険が高く、レベル5のガンク圧も弱く、カイリューと同じレベル8進化。
    中央に行くメリットは皆無なので、大人しくレーンに行こう。

相性の良い味方

共通
全ての技のリーチが短く、遠距離を維持されたまま叩かれると自慢の耐久を活かせず苦しいので、後衛キャラを速やかに仕留めることが出来るアサシン(主にスピード型)のポケモンが味方にいると心強い。


だくりゅう型
自前の回復手段が特性による草食しかないのでヒーラーは総じて相性がいいが、ここでは特に相性がいいポケモンを述べる。

  • ピクシー(つきのひかり)
    全ヒーラーの中でも屈指の回復力を誇る。だくりゅうで自分にバフが乗り、相手にデバフを乗せ、「つきのひかり」を一身に浴びるヌメルゴンは正に不沈艦の如き耐久力を得る。ウィップで引き寄せた相手をじゅうりょくで絡め取る動きも強い。
    ただし遠距離攻撃に弱い点は全く改善されていないので過信は禁物。特に範囲攻撃を持ったメイジは近くにいるピクシーを巻き込んでくるので危険。
  • キュワワー(フラワーヒール)
    他のヒーラーにありがちな「ヒーラーが先に落とされてしまい、回復できないままやられてしまう」という状況が起こらないのでヌメルゴンが生きている限り回復が供給され続けるのが大きい。フラワーヒールの加速で押し引きが行いやすくなるのもGood。
  • ブラッキー(くろいまなざし・ねがいごと)
    まなざしで相手を捉えればだくりゅうが当て放題になり容易に耐久バフを稼げる。また、ねがいごとの「被ダメージカット」バフとだくりゅうの「防御・特防アップ」バフ、「与ダメージダウン」デバフで三重の耐久補強があり、瞬間的に凄まじい耐久を得ることが出来る。
    イカサマも相手をこちらに突き飛ばす動きがシンプルに強いので悪くないが、ブラッキー側の技のシナジーがあまり良くないのが欠点。

りゅうのはどう型
こちらは自前で回復できるので、りゅうのはどうを当てやすくなる「行動不能」等のハードCC持ちや耐久力を補強してくれるポケモンが好ましい。

  • ピカチュウ
    エレキボール・かみなり+(鈍足)、10まんボルト・ボルテッカー(スタン)と全ての技にCCが付いているため、ピカチュウの技に合わせてりゅうのはどうを放てばかなり命中率が上がる。
  • アローラキュウコン
    こちらもAA・ふぶきによる凍結や鈍足が大変強力。味方のわざの後に当てる意識をしよう。
  • ハピナス(しんぴのねがい・てだすけ)
    行動不能のままやられてしまうのを防ぎつつ、シールド付与で耐久力を上げてくれる。
    てだすけは移動速度だけでなくAA速度が上がるので、りゅうのはどうを撃ち終えた後のCT短縮に一役買ってくれる。
  • ブラッキー(バークアウト)
    こちらはバークアウトの「与ダメージダウン」による間接的な耐久補助とスタン付与が好相性。
    もうひとつの技がイカサマの場合は、吹き飛ばしで相手が動くこと。くろいまなざしの場合は、例え捉えた相手を狙ってもゾーンの広さに余裕があるのでクリーンヒットを避けられる可能性があることを留意しておくべし。
 

その他のデータ

ホロウェア

アクティブユナイトスタイルヌメルゴン.png
アクティブユナイトスタイル
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png350


スポーツユナイトスタイルヌメルゴン.png
スポーツユナイトスタイル
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png350


パフォーマースタイルヌメルゴン.png
パフォーマースタイル
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png1050


ホリデースタイルヌメルゴン.png
ホリデースタイル
入手方法:ジルトレーダーズにて購入ジェム.png2199


紹介動画

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余談

  • ナメクジのような見た目に反してタイプはドラゴンのみ。これはフランス伝承のカタツムリ型ドラゴン「ル・カルコル」が元ネタであるため。
    • ヒスイ地方のリージョンフォームが存在しており、そちらは鋼の殻を持ちドラゴン/はがねの複合タイプになっている。
  • XY編でのサトシの手持ちポケモンであり、サトシの手持ちの中では初の600族のポケモン。CVはタケシの中の人。
    • DP編ではフカマルが手持ちにいたが、ガブリアスに進化することはなかった。
  • ユナイトわざ「あめあめふれふれ」の元ネタは「あまごい」と「うるおいボディ」、そして童謡の「あめふり」だと思われる。
    • アニポケでサトシのヌメルゴンが自身の「あまごい」で進化していることから採用されたのだろうか。
      • なお本編でのヌメルゴンの進化条件は「雨が降っている場所でレベル50以上にレベルアップ」というもの。この「雨が降っている場所」は「そのマップ上で雨が降っている」という意味であり、戦闘中のみ雨を降らせる「あまごい」では進化条件を満たせない。
    • 「うるおいボディ」は「天候が雨の時に状態異常が回復する」というもの。ユナイト技での回復これが由来だと思われるが、本編における雨の時に体力が回復するという効果を持つ特性は「あめうけざら」である。
      • 本編でのヌメルゴンのとくせいは「そうしょく」「うるおいボディ」「ぬめぬめ」の3つであり、「そうしょく」と「ぬめぬめ」はユナイトにおけるヌメルゴンのとくせいに反映されているため、実質本家の3つの特性を併せ持つような形になっている。
 

コメント


*1 ユナイトわざ発動時は機動力・射程共に激増する