ROKS-2

Last-modified: 2022-11-14 (月) 12:59:21

概要

ROKS-2は第二次世界大戦直前に採用された携帯型の火炎放射器である。
モスクワキャンペーンレベル18、ベルリンキャンペーンレベル17で解放される携帯型火炎放射器。
火炎放射器兵のみが装備可能。

使用可能キャンペーン

モスクワノルマンディーベルリンチュニジアスターリングラード
---

距離毎ダメージ減衰率

項目改修前⇒改修後
距離(m)1010020030040010001500
打撃力40⇒****⇒****⇒****⇒****⇒****⇒****⇒**
貫徹力(mm)**⇒****⇒**

性能

項目初期値⇒最大値
発射速度(発射数/分)1200 ⇒ △△
垂直反動4 ⇒ △△
水平反動7 ⇒ △△
供給システム*1300発弾倉
射程距離(m)18
ダメージ40
重量(kg)23.0
射撃方法オート

解説

特徴

ソ連側で使える火炎放射器。
射程は18mであり直撃ダメージ40+延焼ダメージを対象に与える。
火炎放射を直接当てて敵を倒すこと以外にも、発射した火炎は命中した地点の地面に一定時間とどまるため出入り口等の一時的な閉鎖や、戦車に放火したりして敵を妨害することができる。

 

【火力】
直撃ダメージ40+延焼ダメージ+体や車体についた炎を消すか、一定時間経過するまで対象の視界や操作を妨害することができる。着弾地点の地面に残った炎にも当たり判定があり、その中に入った対象を燃やす。
この炎は一定時間経過するまでその場で燃え続け、現状時間経過以外に消化する方法は無いので拠点の出入り口やリスポーン地点など密集地でばら撒かれると阿鼻叫喚の地獄と化す。一応ダメージは控えめだが味方にもヒット判定が有るため視界、操作妨害や無駄なダメージを与えないためにも味方と集団行動している最中の使用は控えた方が良いだろう。無論使用者である火炎放射器兵自身も普通に燃えるので使用時には真下を向いたり、目の前の敵に放射したり、散らかっている家具などの障害物の近くで使わないよう注意が必要だ。

 

【適正距離】
火炎は18mまでしか届かないので近距離戦専用。

 

【命中精度】
火炎は周辺を延焼させながら一直線に出るため射程内であれば高い命中率を誇る。

 

【総論】
ソ連軍の火炎放射器に限ったことではないが、この武器は非常に短い射程と広い攻撃範囲そして何よりも火炎が特徴的なものである。この特徴を活かせる場所は近距離戦が起きやすい拠点の攻略/防衛時か敵戦車への放火などに限られる。そして火炎放射器兵は背中に大きなタンクを背負って居るのが遠目からも確認できるため、他のプレイヤーからも比較的何の兵科か分かりやすい。さらに戦場では戦車を妨害でき近接戦でもそこそこ強いことも合わさって比較的狙われ易い立場になっている。そのため火炎放射器を使いこなすには如何にして拠点や戦車の懐に潜り込めるかが勝負となる。マップなどをこまめに確認したりしていつ目の前に敵戦車が出てきても良いよう臨機応変な対応を心掛けていこう。
ーー加筆求むーー

史実

クリックで開く

ROKS火炎放射器(ROKSかえんほうしゃき)とは、第二次世界大戦中にソビエト連邦にて開発された携帯型火炎放射器の総称である。
形状はランドセル型の燃料タンクの下に燃料放射用の小型窒素充填タンクが取り付けられており、タンク部分には被弾防止用に鉄製ガードが取り付けられている。ただし後に簡略化され開発された後継のROKS-3では鉄製ガードは廃止され、燃料タンクも円筒形の物に変更されている。燃料への点火方法には当時各国の火炎放射器が採用していた電熱式発火ではなく、寒冷地でも即座に着火が出来るように空砲点火が採用された。
弾薬にはモシン・ナガン小銃などで使用されていた7.62x25mmトカレフ弾を利用し、ROKS火炎放射器の特徴でもある小銃型の発射装置で火炎を放射した。
搭載燃料はROKS-1及びROKS-2ともに約9リットルの混合燃料を搭載、射程距離は25mから最大45mまでの発射が可能で10回までの空砲点火が可能だった。
ソビエト連邦にて1930年に試作型のROKS-1を開発。後に改良を重ねたROKS-2が1935年に開発され、特にROKS-2は独ソ戦中の1943年のクルスクの戦いで近距離戦にて活躍している。
1942年にはROKS-2の内部構造を簡略化し量産性を高めたROKS-3が開発され、ドイツ国防軍を相手に終戦まで使用している。
戦後ROKS-3は、1950年に開発されたLPO-50火炎放射器に置き換えられるまでソ連軍に使用され、余剰となった一部のROKS-3は朝鮮戦争にて朝鮮人民軍に供給されている。
ROKS-1
1930年に開発された試作型
ROKS-2
1935年にROKS-1を改良し採用されたタイプ。ランドセル型の燃料タンクに被弾防止用のガードが取り付けられていた。
ROKS-3
1942年に開発されたROKS-2の簡易量産型タイプ。燃料タンクが従来のランドセル型から円筒形に変更され、防弾用のガードも廃止された。
liekinheitin M / 41-r
継続戦争にてフィンランド軍に鹵獲されたROKS-2及びROKS-3の名称

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ーー加筆求むーー

小ネタ

散らかっている家具などは火炎放射では着火できても破壊はできないので、室内への突入前にグレネードやダイナマイトを投げ込んでから火炎放射しながら突入すると障害物に跳ね返ってきた炎で自分を燃やすことが減る。
ーー加筆求むーー

コメント欄


*1 銃本体に1マガジンで供給できる弾の総数