Mosin M1907 carbine

Last-modified: 2023-08-20 (日) 17:22:49

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概要

Mosin-Nagant M1907 Carbineはロシア帝国で開発されたMosin-Nagant M1891ライフルのカービンモデル。
モスクワキャンペーンにおける戦車兵やパイロットを除く全てのソ連兵の初期装備。

使用可能キャンペーン

モスクワノルマンディーベルリンチュニジアスターリングラード
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距離毎ダメージ減衰率

項目改修前⇒改修後
距離(m)1010020030040010001500
打撃力20.5⇒23.616.0⇒18.412.9⇒14.910.3⇒11.88.2⇒9.41.8⇒2.10.8⇒0.9
貫徹力(mm)1.0⇒1.00.1⇒0.1

性能

項目初期値⇒最大値
口径(mm)7.62
打撃力*120.5⇒23.6
銃口初速(m/秒)775 ⇒775
発射速度(発/分)42 ⇒ 48
リロード時間 (秒)3.4 ⇒ 3.4
垂直反動77 ⇒ 77
水平反動52 ⇒ 52
供給システム*25発弾倉
重量(kg)5.0kg
弾倉質量(g)21.8g
射撃方法マニュアル

解説

特徴

初期装備ということで、性能はソ連軍の全てのライフルの中で最も低い。
Mosin M91/30 rifle?や、Mosina M91 Dragoon?といった上位武器が手に入ったら早く交換してしまおう。
ただし、アサルター(突撃兵)など一部の兵科は、ライフルをこれしか装備できない。

 

【火力】
低い。一定以上の距離になると胴体に命中しても一撃でキルできないことが多く、戦果に伸び悩む
パーツを集めて改修すれば改善され、それなりの火力になるので、使うのであれば最大まで改修してから使うのが望ましい。

 

【適正距離】
距離によるダメージ減衰が激しいため、遠距離戦は苦手。
また、連射速度がかなり遅いため*3、近距離戦もやや不利である。
そのため、中距離での戦闘に適している。

 

【命中精度】
上位のライフルと比較すると、やはり悪い。
しかし、これも改修を進めれば大幅に改善される。

 

【総論】
初期武器らしく性能は全体的に低いが、ライフルをこれしか装備できない兵科が存在するため、何本かは最大まで改修してストックしておこう。
アサルターにセカンダリー武器として持たせると、苦手な中距離以上の戦いにも対応できるようになる*4など、使い道は多い。

史実

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1907年にロシア帝国の主力小銃であったMosin-Nagant M1891の騎兵用モデルとして開発された銃。それまで騎兵に配備されていたM1891"Dragoon"は通常より2.5インチほど短く軽量化されていたがいまだ工兵や通信兵などの兵科にとっては大きすぎる装備だったため、M1907では銃身が28.9cm短縮され、重量は約0.95kg軽くなり銃剣取り付け機能は廃された。
主に騎兵や工兵、信号手や砲兵に配備されており、少なくとも1917年までは生産されていたが、生産数は少なく、現存数も少ない。

小ネタ

非常に特徴的なリアサイト(1908年以前の旧式サイトのカービン仕様)を備えており、様々なモデルが存在するMosin-Nagantの中でもこの形状はこの銃でしか見られない。
また、ゲーム中ではやたらと大量に手に入るが、実際には生産数が少なかったため手に入れるのは難しく、この銃の所有はモシン・ナガン愛好家の間では一種のステータスになっている。

コメント

出典/参考文献

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*1 hitPowerTotar
*2 銃本体に1マガジンで供給できる弾の総数
*3 Gewehr 33/40が1分間に60~66発撃てるのに対して、Mosin M1907 carbineは46-51発しか撃てない
*4 ただし、重量が増えて足が遅くなるので一長一短ではある