MP 40

Last-modified: 2024-02-16 (金) 01:04:47

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概要

性能がまとまっており初心者にも使いやすい、バランス型のドイツ製短機関銃。
MP40はMP38よりも軽量で発射速度が高い。

BR・Tier

項目数値
Tier3
BRII
旧使用可能キャンペーン
モスクワノルマンディーベルリンチュニジアスターリングラード太平洋戦争
-

距離毎ダメージ減衰率

距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後)
距離(m)10100150200300
打撃力6.0⇒7.23.5⇒4.23.0⇒3.62.8⇒3.42.6⇒3.2
 
貫徹力 (改修前⇒改修後)
距離(m)3001500
貫徹力(mm)1.0⇒1.00.1⇒0.1

性能

項目初期値⇒最大値
口径(mm)9.00
打撃力*16.0 ⇒ 7.2
銃口初速(m/秒)400 ⇒ 400
発射速度(発/分)500 ⇒ 570
リロード時間 (秒)2.3 ⇒ 2.1
垂直反動30 ⇒ 27
水平反動10 ⇒ 9
供給システム*232発弾倉
重量(kg)4.0
弾倉質量(g)11.2
射撃方法オート
銃剣-

解説

特徴

標準的な単発ダメージと連射速度を備えていながら、比較的低い射撃反動とそれなりの命中精度によって近距離から遠距離まで幅広く対応できるというオールマイティーな性能を有した短機関銃。
(BR調整により本銃の研究開発Tierは3だが、反映されるBRは2である。)

 

【火力】
単発打撃力は枢軸側短機関銃として標準的な5.7→6.8である。発射レートは中の上程度。
装弾数も32発とMP20と比べて多く、外した際にある程度カバーできる点が心強い。

 

【適正距離】
1~59mほどが適正距離である。これは開けた平原などであり、起伏がある場所などステージにて変わる。

60m以上の距離での交戦は非推奨。エイムをする事によってカバーは出来なくもないが、敵1人倒すために1マガジン使用してしまうなんていうことも多々ある。装弾数は多めではあるが遠距離戦時には残弾数に注意した方が良いだろう。

 

【命中精度】
拡散率は短機関銃としては標準的であり、中距離以上ではそこそこ外れる。只、近~準中距離までは腰撃ちで初期分隊を捌くことは出来なくもない。

マズルフラッシュは控えめであり、PPSHと比べて射撃最中に敵を見失うことは少ないだろう。
反動もやや少なく、適正距離を保って使えばあまり問題はないだろう。

 

【総論】
全SMGの中でも標準的な性能(或いは少し上)の短機関銃で、ある種のベンチマーク的存在。
その安定した戦闘力はBR2最優秀クラスなのはもちろんBR3~5の上位マッチにも通用し得るほどだ。

購入・改修しておいて損はない名銃である。

史実

MP-40はドイツのエルマベルケ社で開発された短機関銃。
WW1後のドイツは短機関銃の運用を禁止されており、その運用ノウハウを失っていた。再軍備に当たって輸出・警察用に開発されていたMP 28などを購入、運用したことで短機関銃の必要性を再認識したドイツ国防軍はエルマベルケ社に新型短機関銃の開発を依頼。同社のEMP-35をもとにMP-38を開発し、2年後にはプレス加工による部品を増やしたMP-40を開発した。
初めから軍用を想定して開発されたためBerettaM38のような警察向け短機関銃にみられるセミオート機能や小型弾倉はなく、命中精度への過度な配慮もされていない。本銃の強みは高い量産性であり約110万丁が生産されている。イギリスのステンガンの400万丁と比べると見劣りするが枢軸側の小火器生産量としては有数のものであり、国防軍のみならず武装SSなどでも広く配備されていた。戦後の映画やドラマなどでも生産数ゆえの入手の容易さもありナチスドイツのアイコニックアイテムとなっている。

小ネタ

ーー加筆求むーー

出典/参考文献

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*1 hitPowerTotar
*2 銃本体に1マガジンで供給できる弾の総数