概要
第一次大戦末期にドイツにて開発された短機関銃の祖形とされる銃。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | 1 |
BR | II |
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード | 太平洋戦争 |
- | - | - | - | - | - |
距離毎ダメージ減衰率
距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||||
---|---|---|---|---|---|
距離(m) | 10 | 100 | 150 | 200 | 300 |
打撃力 | **⇒** | **⇒** | **⇒** | **⇒** | **⇒** |
貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
---|---|---|
距離(m) | 300 | 1500 |
貫徹力(mm) | **⇒** | **⇒** |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | △△ |
---|---|
打撃力*1 | △△ ⇒ △△ |
銃口初速(m/秒) | △△ ⇒ △△ |
発射速度(発/分) | △△ ⇒ △△ |
リロード時間 (秒) | △△ ⇒ △△ |
垂直反動 | △△ ⇒ △△ |
水平反動 | △△ ⇒ △△ |
供給システム*2 | 32発弾倉 |
重量(kg) | △△ |
弾倉質量(g) | △△ |
射撃方法 | マニュアル/セミオート/オート |
銃剣 | ◯ / - |
解説
特徴
何と言っても、スネイルマガジンと呼ばれる変わった形状をした32連弾倉の存在であろう。
【火力】
近距離でやり合う分には問題ない。
【適正距離】
反動が終わっている為、近距離戦闘を推奨する。
【命中精度】
反動の関係上、距離がある場合当てるのは至難の業である。
【総論】
第一次大戦時の設計なだけあって、性能は特段に良いわけではなく、特に劣悪な反動のせいで扱い難いの一言である。
史実
概要
MP18は、第一次世界大戦末期にドイツ帝国で開発された短機関銃である。1918年3月のドイツ軍春季大攻勢用の決戦兵器として製造された。第二次世界大戦頃までに登場した短機関銃の多くはMP18のデザインから強い影響を受けているため、短機関銃の祖形とされる。
開発
第一次世界大戦は、1914年8月の開戦からわずか数か月で塹壕戦へと突入、1915年には戦線が膠着した。ヘビー・マシンガンと有刺鉄線と塹壕からなる敵陣地は、従来の歩兵戦術では攻め落とせなかったのだ。そうした状況下で、 塹壕戦において攻撃する側の火力を増大させるため、ピストル弾をフルオートで撃てるサブマシンガン (短機関銃)の開発が進められたのである。なかでもドイツ帝国で開発・製造されたMP18は特筆すべき銃だった。
史上初のサブマシンガンであるMP18は、1918年3月のカイザーシュラハト(皇帝の戦い)と呼ばれるドイツ軍の春季大攻勢に大量に投入されたことで知られる。
近距離で強力な火力を発揮して敵を制圧するサブマシンガン第1号は、イタリアのフィアット(ヴィラール・ペロサ)M1915だが、真の意味で完成されたのはドイツのベルグマン武器製造社のMP18であった。ヒューゴ・シュマイザーらが開発したこのサブマシンガンは、オープン・ボルト、ストリート・ブローバックという作動方式で構造が単純なため、大量生産に向いていた。
小ネタ
豆知識
※サブマシンガン=ドイツではマシーネンビストーレ(機関拳銃)と呼ばれた。
※ヒューゴ・シュマイザー=後に「短機関銃の父」と呼ばれる銃の技術者。ベルグマン社で父ルイス、社長のベルグマンたちとサブマシンガンを研究・開発した。