概要
M3サブマシンガン(英: M3 Submachine Gun)は、アメリカ合衆国で開発された短機関銃である。
発射レートが多少向上したM3機関銃の改良版。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | 2 |
BR | II |
距離毎ダメージ減衰率
距離によるダメージ軽減 (改修前⇒改修後) | |||
---|---|---|---|
距離(m) | 10 | 100 | 200 |
6.8⇒8.2 | 4.6⇒5.5 | 2.7⇒3.3 |
貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
---|---|---|
距離(m) | 200 | 1500 |
貫徹力(mm) | 1.0 | 0.1 |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 11.40 |
---|---|
打撃力 | 6.8 ⇒ △△ |
銃口初速(m/秒) | 265 ⇒ △△ |
発射速度(発/分) | 410 ⇒ △△ |
リロード時間 (秒) | 2.7 ⇒ △△ |
垂直反動 | 27 ⇒ △△ |
水平反動 | 13 ⇒ △△ |
供給システム*1 | 30発弾倉 |
重量(kg) | 3.6 |
弾倉質量(g) | 21.0 |
射撃方法 | オート |
銃剣 | - |
解説
特徴
発射レートが多少向上したM3機関銃の改良版。
打撃力やコントロール性の面では後続でアンロックされる9mm機関銃と比較してもトータルでは互角か見劣りしておらず、そこそこ使いやすい。
【火力】
45ACP弾を使用しているため、打撃力は比較的高く至近距離であればおおむね2発で敵をキルできる(フルカスタム)。
【適正距離】
室内戦程度の距離が適正。少し離れると弾道が垂れるため、演習モード等で試し打ちして慣れておいた方が良い。
【命中精度】
50m程度の距離でもかなり弾道が垂れる。曳光弾を使っているので、暇なときに単発遠くに向かって撃ってみるとわかりやすい。
銃口初速が低速で動的目標に弱いのは相変わらず、偏差は大きく取るように。
【総論】
扱いやすいサブマシンガンであるが、他のBR2のアメリカ軍SMG(オーウェンMk.1・ランチェスター)と比べると若干物足りない性能をしているかもしれない。
価格が向上していることもあって大量配備・改修は少し待った方が良いだろう。
史実
M3サブマシンガン(英: M3 Submachine Gun)は、アメリカ合衆国で開発された短機関銃である。第二次世界大戦中、アメリカ軍の主力短機関銃だったトンプソン・サブマシンガンの後継装備として設計された。
M3A1
1944年に開発されたM3の改良型モデル。破損しやすかったコッキングレバーを省略するなどした。
小ネタ
呼称に関して
銃器としては特異な独特の外観からグリースガン(Grease Gun, The Greaser、グリース(潤滑油)差し)、ケーキデコレーター(Cake decorator、ケーキの上にクリームをしぼり出して飾りつける道具)、また、生産地からデトロイト・サブマシンガンとも呼ばれている。