M2 Carbine

Last-modified: 2024-03-22 (金) 21:53:02

概要

M1カービンの発展型。セミオート射撃とフルオート射撃の両方を使用できる。

BR・Tier

項目数値
Tier5
BRV

距離毎ダメージ減衰率

項目改修前⇒改修後
距離(m)1010020030040010001500
打撃力7.3⇒8.85.7⇒6.84.6⇒5.53.7⇒4.42.9⇒3.50.7⇒0.80.3⇒0.4
貫徹力(mm)1.0⇒1.00.1⇒0.1

性能

項目初期値⇒最大値
口径(mm)7.62
打撃力*17.3 ⇒ △△
銃口初速(m/秒)560 ⇒ △△
発射速度(発/分)750 ⇒ △△
リロード時間 (秒)2.8 ⇒ △△
垂直反動54 ⇒ △△
水平反動17 ⇒ △△
供給システム*230発弾倉
重量(kg)2.9
弾倉質量(g)12.7
射撃方法セミオート/オート
銃剣

解説

特徴

マガジン容量が増え、フルオート機能が付いたM1カービン。
フルオート時の発射レートが高く、反動は高めだがほぼ垂直なので扱いやすい。サイトが独特で慣れるまでは多少苦労するだろう。

そしてなんとこの武器は殆どの兵科に装備することができ、ライフル分隊9人にM2カービンを装備することによって凶悪な火力を実現できる。

依託射撃時の安定性は非常に良く、遠距離も対応可能。

 

【火力】
M1カービンと比べるとフルオート機能が付いてマガジン容量が増えたことによって瞬間火力が大幅に向上している。。発射速度も750と短機関銃並みに速く近距離戦ではStGをも打ち負かすポテンシャルがある。

さらに前述したようにほとんどの兵科に装備できるため、ライフル分隊に装備すれば圧倒的な火力を敵に押し付けることができる。

しかしサイトは見にくいため、近距離戦は腰撃ち推奨。

一応セミオートモードに切り替える事ができるが、M2カービンはM1カービンと同じく1発当たりのダメージ量が低く相手をダウンさせるのに至近距離で胴体2発を要してしまうことから、弾の節約をしたい時以外はセミオートモードを近距離戦で使うことは避けた方が良いだろう。

 

【適正距離】
近距離から中距離。遠距離は反動が強いため厳しい。バースト射撃やセミオートで行けなくもないが少し弾がばらける。

 

【命中精度】
フルオートにしては悪くないが、ほかのアサルトライフルと比べると劣る。

 

【総論】
他国のアサルトライフルよりサイトの視認性と打撃力は劣るが、高いレート、ほとんどの兵科に装備できる点を考慮すると遜色ない性能である。さすがに遠距離狙撃戦は苦手だがそれ以外のすべての状況に対応可能だ。

難点としてはサイトが独特で慣れるまでは使いにくいことだが、慣れてしまえば最上位武器にふさわしい性能を遺憾なく発揮できるだろう。

高BRアメリカ軍歩兵装備の代名詞とも言えるのが本銃で、これで武装を固めるのがアメリカ軍プレイヤーの最終目標の一つとなろう。

悩ましいのは二つ。何かと高コストなこと、同BR帯のドラムマガジントンプソンとの兼ね合いをどうするかである。前者についてはともかく、後者のトンプソンについては微妙に立ち位置が似ている。プレイヤーの好みやスタイルによってはトンプソンの方が良いと感じるかもしれない、逆も然り。実戦に持ち出してみて判断しよう。

史実

M2カービンは、第二次世界大戦末期にアメリカ軍が使用した小銃。セミオート専用銃だった、M1カービンにフルオート射撃モードを追加したモデル。M1のバリエーションなので外見も似ているが、ストック部など細部が異なっている。アサルトライフルに近い性能を持つ銃で、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争初期までM1と共にアメリカ軍で使用された。
M16が正式採用されると友好国に供与された。総生産数は約600,000挺。

派生型

【赤外線暗視装置付きのM3カービン】
第二次大戦末期に開発された赤外線暗視装置付きオートマチック・ライフルがM3カービン。暗視装置はM2スナイパー・スコープと呼ばれた。暗視装置を取り付けたカービンは夜間の狙撃の隙に銃口の発砲炎が敵に発見されないように、フラッシュ・ハイダーを装着した。暗視装置の非常に重いバッテリー・コンデンサー・ボックスを持ち歩かねばならなかった。

※M2スナイパー・スコープ=赤外線を照射するランプと対象物から反射してきた赤外線を受光、増幅して可視光する望遠鏡式暗視管を組み合わせていた。赤外線を光源として使用する第一世代の暗視装置。同様の暗視装置はドイツでも開発されている。

小ネタ

ーー加筆求むーー

出典/参考文献

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*1 hitPowerTotar
*2 銃本体に1マガジンで供給できる弾の総数