概要
ドイツ軍のSMGで2連マガジンが特徴的。BRⅣに位置する。
使用可能キャンペーン
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード | 太平洋戦争 |
- | - | - | - | - | - |
距離毎ダメージ減衰率
距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||||
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距離(m) | 10 | 100 | 150 | 200 | 300 |
打撃力 | **⇒6.8 | **⇒4.0 | **⇒3.4 | **⇒3.2 | **⇒3.0 |
貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
---|---|---|
距離(m) | 300 | 1500 |
貫徹力(mm) | **⇒1.0 | **⇒0.1 |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 9.0 |
---|---|
打撃力*1 | △△ ⇒ 6.8 |
銃口初速(m/秒) | △△ ⇒ 400 |
発射速度(発/分) | △△ ⇒ 640 |
リロード時間 (秒) | △△ ⇒ 2.9 |
垂直反動 | △△ ⇒ 22 |
水平反動 | △△ ⇒ 10 |
供給システム*2 | 32発弾倉 |
重量(kg) | 4.9 |
弾倉質量(g) | 11.2 |
射撃方法 | オート |
銃剣 | - |
解説
国民突撃兵が装備したERMA9mm 大量生産型のサブマシンガン。
特徴
何と言っても特徴的のは銃についた2つのマガジン。32発弾倉を2個つけており、一度使用マガジンの切替動作を挟むが、計64発もの弾丸を連続で発射可能。
アイアンサイトが国民突撃兵向けの末期生産品のため簡略化が行われており慣れるには少し時間を要する。
【火力】
最大改修時のダメージはMP40の7.0より0.2低い6.8である。しかしMP40と比べてこちらはマガジンが2つなので実質的に2倍の継戦能力を発揮可能である。
発射速度は毎分640発とMP40の毎分570発より早くなっており瞬間火力で勝る。但しリロード速度は2つマガジンがあるため2.9秒と少し遅くなっている。
垂直反動は22とMP40より低く、水平反動は10でMP40より1だけ高いがほとんどMP40と操作感覚は変わらない。
【適正距離】
近距離~中距離か。
【命中精度】
小さな円を描くように命中するが、近距離においては基本的に優秀。遠距離はSMGの為期待はできない。
なるべく近~中距離主体で戦うように意識しよう。
【総論】
本武器を使うにあたって比べられるのはMP40であるがこちらは継戦能力と瞬間火力で勝り、一方で反動制御やリロード速度などで劣っている。
BRはⅣとMP40より1段階高く、BRIVはBRV戦場にマッチしやすい為、ボトムマッチでは遠距離から一方的に撃たれる可能性が高い。
しかし本武器は大型弾薬ポーチを装備することで計384発もの弾薬を発射可能であり、継続して火力を維持できる。
反動が少し特殊であったり、アイアンサイトが少し見にくいため誰でも簡単に扱える武器ではないが、使う人次第では非常に頼りになる武器でもある。
【注意】編集時時点では武器ショップから姿を消している。
史実
1944年に戦局悪化に伴う省力生産のためドイツで試作されたサブマシンガン。そのため全金属製であり、各パーツが直角に結合され、1本の溶接鋼管にマズルブレーキ、銃身放熱カバー、レシーバ(機関部)、銃床の機能を持たせている。開発当初はMP44という名前だったが、MP43の改良型がこの名前を既に使用していたため、ERMAの頭文字Eを付けて「EMP44」と改名された。しかし時代はStg44などの兵器に移行していたため正式に採用はされなかった。
小ネタ
マガジンが2つついているが1つずつの交換をすることができず、一度に二つとも交換してしまう。その為MP40と同じ感覚で1マガジン撃ち切った後にマガジンを交換してしまうとリロード時間的に遅くなってしまう。
なのでしっかりと2つともマガジンを空にしてからリロードを行おう。