概要
ベレッタM38はイタリアのベレッタ社の開発した短機関銃。
また、同盟国であるルーマニアにも輸出され運用されている。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | 4 |
BR | IV |
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード |
- | 〇 | 〇 | 〇 | - |
距離毎ダメージ減衰率
項目 | 改修前⇒改修後 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
距離(m) | 10 | 100 | 150 | 200 | 300 | 1000 | 1500 |
打撃力 | 5.7⇒6.8 | 3.3⇒4.0 | 2.8⇒3.4 | 2.7⇒3.2 | 2.5⇒3.0 | **⇒** | **⇒** |
貫徹力(mm) | 1.0⇒1.0 | 0.1⇒0.1 |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 9.0 |
---|---|
打撃力 | 5.7⇒6.8 |
銃口初速(距離/秒) | 400⇒400 m/sec |
発射速度(発射数/分) | 550~600⇒630~690 shots/min |
リロード時間 (秒) | 2.9⇒2.6 |
垂直反動 | 20⇒18 |
水平反動 | 6⇒5 |
供給システム*1 | 40 rounds |
重量(kg) | 5.2 |
弾倉質量(g) | 11.2 |
射撃方法 | Auto/セミオート |
解説
特徴
安定した命中精度と40発という少し多めの総弾数が特徴的。
【火力】
単発打撃力は5.7→6.8だが発射レートが比較的高く高火力。とは言え、ソ連製SMGと比較するとはるかに低レートであり瞬間火力は低めである。
総弾数が40発と今までのSMG達よりも少し多めとなっているため継戦能力が高く、中距離からの射撃で威力減衰が掛かっていたとしても3~4人程度であれば1マガジンで倒し切る事ができる。
【適正距離】
100mほど離れただけでも威力が3割ほど落ちてしまうため、50~60m以上での交戦は非推奨である。
しかし連合軍のSMGと比較すると瞬間火力で負けている事が多いため、相手がSMGを装備した分隊だった場合は威力減衰を無視して中距離から交戦をしても良いだろう。
【命中精度】
集弾性は比較的高い。反動も小さいため他のSMGに比べると良好な命中精度を持っていると言えるだろう。
【総論】
米側SMGと比較して圧倒的に優れているため、日本からでも撃ち合いに勝てるポテンシャルがある。
ソ連相手のためSMG同士の撃ち合いではほぼ勝てない。突撃兵分隊相手には手榴弾を組み合わせたり、不意打ちを心がけて突破していこう。
ベレッタM1を大幅に強化したような性能になっているが、相変わらず瞬間火力は不足気味である。真正面から戦うのではなく、多めの総弾数と命中精度を活かした立ち回りをしよう。
史実
ベレッタM38はイタリアのベレッタ社の開発した短機関銃。
警察やその他法執行機関での運用を想定して設計されており、クローズドボルトから発射するため高い命中精度をもつ。10発・20発・30発・40発の弾倉が用意されており軍では主に40発弾倉が使用された。
M38は主に軍警察(カラビニエリ)や国家警察といったイタリアの各種警察/準軍事組織に運用されたが、他にも陸軍やファッシの実力組織である黒シャツ部隊も本銃を使用した。大戦後期イタリア北部が占領下に置かれてからはドイツの武装SSにも供給されている。
小ネタ
豆知識
イタリアではSMG兵は専用のベストを着てそこに予備弾倉を収納していた。その格好が東洋の鎧を着ているように見える事からサムライと呼ばれていたと言う。
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