Yak-3

Last-modified: 2023-12-22 (金) 03:37:08

ソ連 RankIII 戦闘機

shot 2017.01.05 00.06.00.jpg

概要

ソ連のランクIII戦闘機。Yak-1の直接の改良型にあたり、高い旋回性能は据え置きに、飛行性能全般が強化された。
後任の派生機Yak-3Pとの違いは機体構造と固定武装。詳しくは当該ページを参照。
大火力機にツリー上下を挟まれた本機だが、優秀な12.7㎜のべレジンを持ちBRも低い機体とも言える。

機体情報(v1.87.1.92)

必要経費

必要研究値(RP)36000
機体購入費(SL)140000
乗員訓練費(SL)39000
エキスパート化(SL)140000
エース化(GE)***
エース化無料(RP)360000
バックアップ(GE)30
護符(GE)1200

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング4.3 / 4.3 / 4.7
RP倍率1.48
SL倍率1.0 / 3.1 / 3.4
最大修理費(SL)1780⇒2680/ 5430⇒8177 / 5670⇒8539

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)633⇒671 / 616⇒654
(高度4100m時)
最高高度(m)10400
旋回時間(秒)18.3⇒17.2 / 18.9⇒17.4
上昇速度(m/s)17.9⇒24.2 / 17.9⇒21.3
離陸滑走距離(m)348
最大出力(hp)1229⇒1380 / 1217⇒1320
毎秒射撃量(kg/s)2.53
燃料量(分)min14 / 20 / 30 / 45 / max50
限界速度(IAS)685 km/h
限界マッハ数0.73
フラップ破損速度(IAS)(着陸)310 km/h
着陸脚破損速度(IAS)300km/h
主翼耐久度-8G ~ 12G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所
機銃12.7mm
べレジンUB
2300機首
機関砲20mm
ShVAK
1120機首

弾薬

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)費用(SL)
10m500m1000m
12.7mm
べレジンUB
既定T/AP/AP/IAI271813
汎用AP-I/API-T/IAI/IAI26161220
空中目標API-T/AP-I/AP-I/IAI261612
地上目標AP-I(c)/AP-I/AP-I/API-T/IAI271612
曳光弾API-T/API-T/API-T/API-T16129
ステルスAP-I/AP-I/IAI26161230
20mm
ShVAK
既定FI-T/AP-I271915
汎用FI-T/HEF/AP-I/FI-T50
地上目標HEF/FI-T/AP-I
曳光弾FI-T/FI-T/FI-T222
装甲目標AP-I/FI-T/AP-I/AP-I271915
ステルスAP-I/HEF/HEF/FI80

追加武装

無し

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理******
ラジエーター
12.7mm弾薬ベルト
IIコンプレッサー******
機体
新しい12.7mm機関銃
III主翼修理******
エンジン
20mm弾薬ベルト
IV100オクタン燃料使用******
カバー交換
新しい20mm機関砲

スキン

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ベルリンの戦い
Yak-3_1.jpg
条件-
説明1945年春
東部戦線
Yak-3_2.jpg
条件180撃墜(AIを除く)
説明1944~45年
第402IAP迷彩
Yak-3_3.jpg
条件150機撃墜(AIを除く)
説明第3戦闘航空団第402戦闘航空連隊所属機
(1945年前半 ドイツ)
第105GIAP迷彩
Yak-3_4.jpg
条件250機撃墜(AIを除く)
説明第105親衛飛行連隊所属機
パイロット:Savelii Vasil'evich Nosov中将
(1945年前半 チェコスロバキア)
グレーブルー迷彩
Yak-3_5.jpg
条件250機撃墜(AIを除く)
説明第303IAD所属「ノルマンディ・ニーメン」
パイロット:Marcel Albert
(1945年4月)

派生

前機体Yak-9T
派生機体Yak-9U
次機体Yak-3P

過去の修正

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解説

特徴

派生元であるYak-1や兄弟機Yak-9と比べ僅かにエンジンが強化されている*1のと機首に設置されていた冷却装置を機体中部の冷却装置に格納したので、上昇力や最高速度が向上している。ただし相変わらずWEPはない。*2
また、エンジン性能維持限界高度が4100mとエンジンが低空用なので、中高度はLa-5FNに任せた方が良い場合もある。また通常/着陸フラップしかないため、そのままでは旋回率を上げることは難しいが、狙った場所で細かく上げ下げの入力を繰り返せば速度を失わず旋回できる…かもしれない。とはいえ元から旋回に秀でた機体であるため、フラップ連打が必要な敵には追従せず味方とともに一撃離脱で攻めるといいだろう。
また、RBとSBで注意したいのは限界速度の低さによる空中分解だ。降下しながら敵を追撃する時は、スロットルを下げてから行おう。

もう1つ、Yak-1Bから付いていたキャノピー前方の防弾ガラスは外されている。視界は良くなったが、当然代償としてヘッドオン時にパイロットが気絶する可能性が凄く上がった。...まぁ、火力やら防弾装備がそこまでないため積極的に行うものではないが、する場合は注意すること。

詳細

Yak-9Kのコックピット前方視界
Yak-9K(C.G).jpg
Yak-3(本機)のコックピット前方視界。
Yak-3(C_1.G).jpg
Yak-9Kのコックピット前方装甲
Yak-9K(G).jpg
Yak-3(本機)のコックピット前方装甲
Yak-3(G).jpg

立ち回り

【アーケードバトル】
旋回戦をするには弾数の少なさと火力不足が足を引っ張るので、一撃離脱が基本となる。2000mで陣取り、高度がなければ速度もない敵機(≒旋回戦終了後の機体)を叩きに行こう。一応弾数は空中リロードできるとは言え、少ないのでパイロットキルを狙おう。エネ保は良いので一撃離脱後の高度回復には一役買う。しかし被弾には滅法弱く、零戦の如く被弾する事は死を意味する。更に、最小負荷状態で燃やされた場合は奇跡的に鎮火するかもしれないが、20分や30分の場合はどうあがいても死である。

 

【リアリスティックバトル】
要編集

 

【シミュレーターバトル】
ランク2のYak-1BYak-9と比較して、機体が軽くなりエンジンも強化されている。これにより旋回性が向上した……と思いきや主翼はそれ以上に小型化され、むしろ曲げにくくなった。よって今までのYakと同じつもりで格闘戦をすると失速してしまいやすい。
代わりに水平飛行速度が大きく伸びており、馬力の低下しない中低高度ではWEPが無いにも関わらず快速を発揮する。本機に追い付くには、Fw190なら過熱覚悟でラジエーターを閉じる必要がある為、この末脚は相当の長所になる。
また、前任機に劣るとはいえ中速域での旋回性はBf 109 F-4とほぼ同等、かつ高速域での舵ロックも無いため、より重い機体が増えてくるランク3では格闘戦も比較的得意な部類に入る。ただし前下方視界の悪さは相変わらずであり、旋回中の敵機に対する的確なリード射撃は難しい。
おおよその使い方としては、高度2000mあたりを巡行し、500-600Km/hの速度を保ったまま水平気味に一撃離脱を仕掛け、場合により格闘戦を挑んでゆくと良いだろう。出脚は良好で高度差が小さくても苦にならない。逆にあまり高度を取っても、エンジンが息切れするばかりか制限速度に引っ掛かって降りられない事もある。
総合的に見ると、限界速度こそ低めだが一撃離脱・格闘戦ともに高次元で両立した万能機と言える。裏を返せば特化型には劣るため、相手を見て的確な戦術を選択する必要がある。が、それができれば活躍は難しくないはずだ。

史実

かつてYak-1の後継として開発されたものの、アルミ資源を消費しすぎる理由で不採用が決定したYak-3、開発番号I-30が存在した。その後、Yak-9の成功を見届けてからアントノフ技師が改めて別の改良型、開発番号Yak-1Mの設計に着手した。以前量産されなかったYak-3が欠番になっていたため、このYak-3の名称が新型機に与えられることになった。そんな経緯のため数字は若いが、Yak-9よりも後発の機体である。

余裕のある設計により様々なバリエーションが開発されたYak-9に対し、Yak-3は純粋な制空戦闘機として開発された為、徹底した軽量化と空力的洗練が施されている。特に機首下面のオイルクーラーが胴体内に移された為スッキリした外見となり、その特徴的な外見と高性能さから、独側では「アゴの無いYakには気をつけろ」と警告が出されるほどだった。後にこの特徴は、Yak-9シリーズ後期主力型のYak-9Uにも反映されている。

小ネタ

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外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • 改修終わると化けるな、強い。 -- 2016-11-07 (月) 12:49:00
  • yak-3ヤーク・トリー(焼き鳥) -- 2016-11-14 (月) 20:55:46
    • なかなか面白いな、気に入った。ジベリアへの旅行へ招待してやろう。なに、施設も移動手段も既に手配している。 -- 2016-11-14 (月) 22:03:43
      • ジベリア?ジベレリン? -- 2016-11-14 (月) 22:24:50
      • 変換前にはちゃんとシベリアと打っていたはずなんだ!信じてくれ!同志! -- 2016-11-14 (月) 23:07:37
      • ほら、25ルーブルをあげよう。同志。 -- 2016-11-15 (火) 20:24:17
      • やあ、同志たち!君達にはシベリアへの長期休暇を命じる!さらばだ! -- 2016-11-16 (水) 17:35:46
  • 機体強度限界ギリギリまで速度出して一撃離脱したのに普通に追いついてくるロケット、乗ってる方はさぞかし楽しいんでしょうね -- 2016-11-24 (木) 21:00:00
    • あれだ、こんな所で愚痴ってないで自分で乗って見れRank3なんてすぐいけるし、自分で乗ってみないと一方的な機体性能しか分からないから倒せないしパイロットとしても進歩しないぞ。 -- 2016-12-11 (日) 02:25:05
  • RBで改修途中だけど、自分には合わないな。翼が折れやすいのか威力が弱いのか…、初めて乗った時強いのが判っただけに惜しい。 -- 2016-12-18 (日) 00:49:04
    • 使い方が分かったら強い、これは高度を上げず3000m辺りで待ってた方が良かった。英語のWIKIにはBNZ機って書いてあるけどその通りにやってたら死にまくった。 -- 2016-12-19 (月) 20:10:00
  • 火力は高くないはずなのに、他のソ連機に比べてやけに落としやすい(ABでもRBでも)。UB機銃は偉大なり -- 2016-12-23 (金) 05:22:44
  • トプ画これでいいんですか?コントラストがものすんんごおおおおおいことになってますけど。 -- 2017-01-01 (日) 02:24:13
    • 変えてくださって構いませんよ~ -- 2017-01-02 (月) 07:15:10
    • 変えても良いとは思うけど、最近のトップ画は陰影の感じにくい平坦なモノが多いんだよな... -- 2017-01-02 (月) 10:21:12
    • ええと思うよ。wikiのトプ画だし機体全体が写ってる見やすさ優先した画像でオナシャス。 -- 2017-01-03 (火) 17:41:02
  • トプ画を貼り替えようと思うのですが、こういう画像はどうでしょうか? -- 上の木主ではない? 2017-01-05 (木) 00:34:36
    • ええやん! -- 2017-01-05 (木) 12:31:07
    • ありですね -- 2017-01-05 (木) 21:20:15
    • 見やすくて良い! -- 2017-01-06 (金) 08:21:46
    • 今の暗い感じの画像より良いじゃん!後ろの堕ちてのはBf109か -- 2017-01-06 (金) 10:49:57
      • G-2tropやね -- 2017-01-07 (土) 09:10:22
  • スキンたくさんあるからとるために使ってるんだけど火力弱すぎてしんどい -- 2017-01-16 (月) 01:22:47
    • 機体性能は優秀だから頑張れ -- 2017-01-16 (月) 02:14:39
  • Yakシリーズ最軽量&最小クラスサイズ+後期型エンジン(Vk105PF2/1240hp)の圧倒的パワーウェイトレシオで凶悪な加速+旋回性能 RBの一般通過ゼロ52くらいなら片手間で喰える。 -- 2017-02-22 (水) 15:34:55
    • ヒャッハー!ヤポンスキーの戦闘機だァ! -- 2017-02-22 (水) 21:18:20
  • 機体性能は優秀だけどあまりにも決定力に欠ける -- 2017-03-08 (水) 08:19:03

*1 VK-105PF2という型。PFに更に改良を加えた型
*2 WEPが使えないので燃料の持ちが良いとも言えなくはない。最小負荷でもWEPを使い続ける航空機の20分と同じ位の飛行が可能