ソ連 RankV ジェット戦闘機 Yak-23
概要
ランクVのソビエトジェット戦闘機。Yak-3Pから続く、機体構造を大幅に改造したYak-15シリーズの完成形である。
Yak-15を抜本的に再設計し、エンジンと機関砲を換装。かのMiG-15の保険機として収まるに相応しい性能をしている。
機体情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 99,000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 390,000 |
乗員訓練費(SL) | 110000 |
エキスパート化(SL) | 390000 |
エース化(GE) | 1800 |
エース化無料(RP) | 780,000 |
バックアップ(GE) | 60 |
護符(GE) | 2200 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 8.7 / 8.7 / 7.7 |
RP倍率 | 2.02 |
SL倍率 | 1.4 / 3.7 / 4.3 |
最大修理費(SL) | 5800⇒7128 / 16040⇒19713 / 15540⇒19098 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 916⇒939 / 905⇒929 |
(海抜時) | |
最高高度(m) | 14500 |
旋回時間(秒) | 19.2⇒18.8 / 19.9⇒19.0 |
上昇速度(m/s) | 37.8⇒52.8 / 36.6⇒45 |
離陸滑走距離(m) | 650 |
離陸推力(kgf) | 1471.5⇒1634.5 / 1456.1⇒1550 |
毎秒射撃量(kg/s) | 5.93 |
燃料量(分) | min:9 / 20 / max:30 |
限界速度(IAS) | 1000 km/h |
限界マッハ数 | 0.85 |
フラップ破損速度(IAS) | (着陸)300 km/h |
着陸脚破損速度(IAS) | 350km/h |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機関砲 | 23mmNR-23 | 2 | 180 | 機首 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
10m | 500m | 1000m | ||||
23mm NR-23 | 既定 | AP-I/FI-T | 29 | 20 | 16 | - |
汎用 | FI-T/AP-I/AP-I/AP-I | 230 | ||||
空中目標 | FI-T/FI-T/FI-T/AP-I | |||||
ステルス | AP-I | 340 |
追加武装
追加武装:無し
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 13000 | *** |
23mm弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | *** | *** |
機体 | |||
III | 主翼修理 | 16000 | *** |
新しい23mm機関砲 | |||
IV | エンジン | *** | *** |
カバー交換 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
このBR帯の中ではかなり優秀なTWRを誇るため多少の無理が利く事が多く、彼我の特性を把握していれば優位を取りやすい。また旋回性能も高いので、柔軟な立ち回りを可能としている。
また、本機から武装がNS-23からNR-23に変わる。前任から装弾数は増えたが同時に発射レートも向上している為、弾切れしやすい事に変わりはない。残弾管理はこれまで通り慎重に。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
加速・上昇力が同BR帯はさることながら上の機体と比較しても抜群に良い。またソ連機の常で軽量かつ直線翼であるため、更に旋回性能も高い。加えてE保持も高く、何度も反復攻撃を仕掛けたり相手を吊り上げるなどのマニューバも得意である。そのため、相手によって戦法を変えて戦うことで真価を引き出せる。まずMeteor,Vampire,Ho229といった旋回に秀でた相手に対しては、加速力と上昇力を活かした一撃離脱を繰り返して戦うとよい。F-89,F-84,F-80など最高速度と武装に秀でた相手に対しては、相手の攻撃を交わして格闘戦に誘い込もう。SwiftやF86などの格上機も基本的に同じで、格闘戦に持ち込めば勝利できる。当然ながら、ヘッドオンは避けること。
注意点として、ジェット帯は基本的に戦闘速度が高速なので、パイロットの育成に関わらずぶん回していると即座にブラックアウトしてしまう。全力旋回するタイミングとそうでないときを見極め、上手くG調整することが不可欠。ちなみに、レシプロを通したYakシリーズの共通点として、フラップが通常(格納)と着陸しかない。自機がIAS300km以上あるタイミングで間違ってフラップを展開しないように。
固定武装は23mm NR-23 x2門である。合計で180発、つまり90発しかない上に発射レートが高く、無計画に連射していると即座に弾切れする。そのため、タップ撃ちは必須である。また、闇雲な射撃はスパークやクリティカル止まりなど時折仕留めきれないことがあるため、各部動翼や主翼、パイロットなど弱点狙撃を行うこと。また弾道特性も良くなく、非常に落下しやすい。2~300mなど近距離まで詰めて撃つか、敵が旋回中や失速時など、やや遠くでも命中が見込めるタイミングを狙うこと。相手がジンギング*1中、あるいは高速飛行している場合の直撃は非現実的。テストフライトやカスタムバトルでの練習が効果的。
総じて機関砲こそ少々癖があるものの高性能な機体であり、またこのBR帯でミサイルを持っている機体はそれほど多くはない。基本的な空戦の基本技術を体得しているプレイヤーであれば、高戦果を出すことは容易だろう。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
試作1号機
Yak-23は、Yak-15シリーズの完成形で、機体構造をYak-3からほぼ流用したYak-15・Yak-17とは違って、ほぼ全面的に改良などを行った。そのため、エンジンの配置場所などこそ特に変わっていないが、実際は新型機と呼んでもいい機体だった。1949年から1951年にかけて量産され、後述の理由もあり、313機の製造にとどまった。初飛行は1947年7月。
武装は戦中のNS-23ではなく、戦後のNR-23が2門機首下部につけられた(本来は別のを搭載する予定だった)。また、当時ソ連の中でも先進的な機器(敵味方識別装置など)を搭載していた。
先述の通り、試作1号機は1947年6月に完成、7月8日に初飛行し、8月3日にツシノ空港にてお披露目された。試作2号機もあったが、1948年7月14日、ツシノ空港で行われるエアパレードのリハーサル中、突如翼が破損し回転しながら墜落し、パイロットも死亡した。
こんな事故もあった本機だが、優秀な機体であったことには変わりなく、大量生産がされる・・・はずだった。ちょうどこのころ、先進的な後退翼を備えたMiG-15が完成し、本機は「MiG-15の保険」になった。だが、MiG-15は大きな失敗もなく完成したため、本機は特に必要性がなくなり、僅か2年ほどの生産に止まった。
一応、Yak-23UTIという複座練習機型も製造されたが、元々の生産数が少ないので、少数の生産に止まった。
生産数・運用期間ともに少ない本機だが、ブルガリア・ハンガリー・ポーランド・ルーマニア・チェコスロヴァキアに輸出された。なお、ルーマニアに輸出された内の1機が、ユーゴスラヴィアに捕獲され、アメリカに送られた。なお、ルーマニア独自の派生型として、Jak-23DCという、Yak-23の改造機が4機存在した。
なお、パイロットには割と好評であった。利点として、安定した3輪や離陸にそこまで長い滑走路が不要なことであった。当然欠点もあり、MiG-15・La-15と比べて武装が貧弱なことや高度10000mでM0.81を超えると機体が揺れ始めたり、RSI-6無線機やレーダーに欠陥があったり、着陸灯が暗いことであった。
現在は、ロシアに2機、チェコ共和国に1機、ポーランドに6機、ブルガリアに3機が保存されている。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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- 上昇が圧倒的すぎる -- 2017-12-24 (日) 19:12:14
- 機首に遠心圧縮式詰め込んだからブサイクw -- 2017-12-24 (日) 19:37:32
- RBでこいつが無双してる -- 2017-12-25 (月) 02:45:31
- 初飛行1947年の機体がBR7.3とは悪い意味でさすがGaijin -- 2017-12-25 (月) 03:06:11
- いい加減戦中と戦後分けろって… -- 2017-12-25 (月) 05:36:54
- いい加減戦中と戦後分けたら糞バランスになる事に気づけよ…Me262とミーティアがレシプロを蹂躙するだけだぞ -- 2017-12-25 (月) 14:59:31
- だから戦中ジェット枠が要るのよ。これで問題解決。 -- 2017-12-25 (月) 15:42:05
- ? 戦中ジェット枠作ったら格上がいなくなり、レシプロ相手に蹂躙するただの改悪にしかならないやろ。だからと言ってジェットを全部隔離したらトップティアジェットが格下ジェットを蹂躙するし。隔離や区切りは百害あって一利なしだろ -- 2017-12-26 (火) 00:13:21
- 違う違う。言ってることは間違ってないんだけどそうじゃない。戦中ジェットだけの枠が必要なのよ。大雑把に800キロ級みたいな -- 2017-12-26 (火) 00:35:24
- 更に無理だろ…戦中ジェットってドイツはMe262、Me163、He162~と色々あるが、日本は橘花と秋水、英はミーティア、米ソ仏伊に至ってはなんもないぞ -- 2017-12-28 (木) 22:28:11
- アメリカにはP-80がありますからして。ソ連は大目に見てYak-15許そう。イギリスにはミーティアmk3だけじゃなくバンパイアも入れていいだろう。ない物のを無理やりぶつけようとするから戦後ジェット有利マッチになる。だから無い国は無いでいいよ。そこにあえてレシプロ入れる必要もないし。余計なものを入れるとトラブルになるからドングリの背比べレベルでそろえる。 -- 2017-12-29 (金) 07:12:11
- P-80もYak-15も実戦配備は戦後だし、というかそんな風に隔離しても結局はその中で一番強い機体が蹂躙する糞マッチになるだろう。レシプロが格下にいるから活躍できる機体もあるし(Yak-15とかレシプロ相手でも厳しい機体なのに)一番の手段はやはりBRの幅を陸同様に広げるほかないと思う。今の空はBR引き上げ前の陸のようなすし詰め状態と同じになってる -- 2017-12-29 (金) 10:48:47
- 間を取るとそうなるのかねぇ…今のBRのままも問題だと思うけど、陸SBみたいにするのもやっぱり問題か… -- 2017-12-29 (金) 17:31:29
- 初飛行1947年の機体がBR7.3とは悪い意味でさすがGaijin -- 2017-12-25 (月) 03:06:11
- MiG-15並みの加速にYak-15並みの旋回が備わってるから滅茶苦茶強い -- 2017-12-25 (月) 11:42:58
- こいつのせいで7.0付近クソ荒れてる -- 2017-12-25 (月) 23:58:54
- Mig9より114514倍マシな機体性能してる -- 2017-12-27 (水) 09:17:58
- やたらとgaijiはソ連br低くしたがるよね、ドイツとかアメリカはやたらとbr高くしたがる -- 2017-12-28 (木) 17:25:23
- Fw190A-4「せやろか?(実装時BR3.3)」 P-51「はて何のことだか(実装時BR3.0)」 -- 2017-12-28 (木) 18:31:36
- クソワロタ そんな時があったんやな -- 2017-12-28 (木) 18:47:28
- 今のこいつより課金烈風実装時のほうが地獄の様相やったやん -- 2017-12-29 (金) 05:36:46
- まあ新実装したものはなんだかんだ使ってほしいんでしょ。 だからBRを低めに設定して使わせまくって開発が軒並み終わったあたりで引き落とす。 -- 2017-12-29 (金) 19:49:34
- F84なんのことだか -- 2017-12-30 (土) 16:55:15
- f84 -- 2017-12-30 (土) 16:55:39
- Fw190A-4「せやろか?(実装時BR3.3)」 P-51「はて何のことだか(実装時BR3.0)」 -- 2017-12-28 (木) 18:31:36