イギリス RankIII 防空戦闘機/重戦闘機/戦闘攻撃機 Whirlwind Mk.I :ホワールウィンド
概要
Ver1.75で実装された(歴史的に)イギリス空軍初の双発戦闘機。
しかしBR帯等からWT内では数少ない「過去からタイムスリップしてきた」機体となる。
理由は特徴を参照のこと。
機体情報(v1.77)
必要経費
必要研究値(RP) | *** |
---|---|
機体購入費(SL) | *** |
乗員訓練費(SL) | 55,000 |
エキスパート化(SL) | 190,000 |
エース化(GE) | 700 |
エース化無料(RP) | 390,000 |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 1300 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.7 / 3.7 / 4.0 |
RP倍率 | 1.54 |
SL倍率 | 1.2 / 3.4 / 3.7 |
最大修理費(SL) | 1,900⇒2,452 / 2,970⇒3,727 / 1,760⇒2,268 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 553⇒606 / 543⇒580 |
(高度4877m時) | |
最高高度(m) | 9144 |
旋回時間(秒) | 24.5⇒21.7 / 25.2⇒23.0 |
上昇速度(m/s) | 12.2⇒21.3 / 12.2⇒15.0 |
離陸滑走距離(m) | 650 |
最大出力(hp) | 762⇒891 / 754⇒820 |
離陸出力(hp) | 820⇒949 / 812⇒878 |
毎秒射撃量(kg/s) | 5.17 |
燃料量(分) | min 18 / 20 / 30 / 45 /max 62 |
銃手(人) | - |
限界速度(IAS) | 730 km/h*1 |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)450~470 km/s, (離陸)*** km/h, (着陸)420*2 km/s |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機関砲 | 20mm イスパノマークI | 4 | 240 | 機首 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
10m | 500m | 1000m | ||||
***mm △△△ | 既定 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | - |
汎用 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
空中目標 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
地上目標 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
徹甲弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
曳光弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
ステルス | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
追加武装
追加武装:無し
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | *** | *** |
ラジエーター | |||
**mm弾薬ベルト | |||
**mm銃座用弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | *** | *** |
機体 | |||
新しい**mm機関銃 | |||
新しい**mm銃座用機関銃 | |||
III | 主翼修理 | *** | *** |
エンジン | |||
**mm弾薬ベルト | |||
爆弾懸架装置 | |||
IV | インジェクター交換 | *** | *** |
**オクタン燃料使用 | |||
カバー交換 | |||
新しい**mm機関砲 | |||
ロケット懸架装置 |
カモフラージュ
研究ツリー
前機体 | Beaufighter Mk 21 |
---|---|
派生機体 | - |
次機体 | Mosquito FB Mk VI |
解説
特徴
最大の特徴は細身の胴体先端に集中配置された20ミリ機関砲からなる打撃力だろう。防御も前面方向に対して厚さ60ミリ(傾斜を含むと正面74ミリ)の防弾ガラスと6ミリの防弾版が最大3枚となかなか堅牢な造りとなっている。エンジンの冷却能力に関しても翼内並列配置された各種ラジエーターの効果が高い。これだけ聞くとOP機と言えなくもないがゲーム内ではかなり不遇の扱いを受ける事になる。
まず搭載20ミリ機関砲は初期のドラムマガジンイスパノMk.Ⅰなので装弾数が1門あたり60発の総計240発しかない。加えて発射し続けると撃ち切る前に弾詰りを起こしてしまう事もある。次に防弾性能は12.7ミリまでの弾丸なら防弾ガラスや防弾板でほぼパイロットキルを防ぐ事が可能であるがどのモードでもBR4.3相当の機体と相対、つまり20ミリ以上の機関砲持ちが当たり前なのでまともにヘッドオンすると甚大な被害を被る事になる。また胴体正面は堅い造りだが両脇の冷却装置部分はかなり脆く7ミリ機銃でも翼を折られる可能性がある。その堅牢さはあくまでもパイロットキル防止程度と思った方が良いかもしれない。
エンジンの馬力に関しても不満が持たれるが可能な限り直線機動で敵機に接近しよう。そして名前通り風の如く離脱しよう。
そもそも1940年配備(1943年退役)の機体がなぜこのBRなのかが最大の問題
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立ち回り
全モード共通でBRこそ4.3~4.7(Ver.1.77時)の割にはエンジン出力に物足りなさを感じる事になる。
装弾数の少なさも相まって使いにくいと思うかもしれないが空戦の定石にはしっかりと応えてくれる面もある。
改修と言ういばらの道を乗り越えた時はきっとパイロットの腕や基礎能力の底も上がっているだろう。
【アーケードバトル】(1.77時)
スポーン地点は戦闘機ではあるが攻撃機と同じ、戦闘機より少し高い位置からの発進となる。
それでも未改修時はまず敵機に上を取られる事を前提に立ちまわっていく必要がある。正面に向けて上昇するのではなく少々迂回しながら高度を上げて行こう。
機体改修が済めば開幕出現と同時にWEPを使い上昇角20~25度程で上昇していこう。一般的なマップならWEP使用不可時に高度4000m弱、(IAS)200~220km/hになる。この時点で敵機の編成を再度確認し上空の制圧か味方の援護を選ぶ方が活躍できるかもしれない。
この他ABの場合はリロードスキルを6/10(3目盛)以上にしておくと再装填のストレスや焦燥感が少なくなる。パイロット以外のスキルも育てておこう。
ヘッドオンは防弾ガラスと防弾板のゴリ押しで活路を見出す事も出来る。しかしラジエーターの配されている翼付け根部分は脆いのでイギリスも含めてアメリカ、イタリア等の翼内機銃主体とのヘッドオンは部が悪い。相手の機体特徴も掴んで仕掛ける様にしよう。
なお旋回時や反転は大きく減速してしまうので水平直線機動で離脱するように心がけよう。
--加筆・編集求む--
【リアリスティックバトル】
4門ものイスパノ機関砲を機首に装備しているため、高い火力を誇る。また、リスポーン高度も高いため、爆撃機迎撃が捗る。重戦闘機であるため、単発機には一撃離脱が主戦法となるが、高速時は機首が不安定であり、一撃離脱が大変やりにくい。また限界速度も低く、急降下時は650km/h程度で減速指示が表示される。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
--加筆求む--
ウェストランド ワールウィンド Westland Whirlwind
はイギリス空軍そして、製造元のウェストランド・エアクラフト社にとっても初めて採用された双発戦闘機である。
1937年に発注が出され38年に初飛行が達成され39年1月には量産の発注が出されるが所々諸々の理由により生産の遅延が起こり、40年6月に夜間戦闘機として部隊配備が始まった。
本機の特徴としてハリケーンより50cm長いだけという双発戦闘機としては小型で、水冷エンジンでありながらラジエーターを露出させずに胴体と両エンジンの間の中央翼内に取り込んで空気抵抗を押さえている。更にエンジンも小型かつ軽量のロールスロイス・ペリグリンエンジンを選定するなどかなり理想的な戦闘機に・・・なるはずだった。
実はこのエンジン、不良品も良いとこで、非常に故障が多く、その整備に整備班は大きな労力を割かれ稼働率は大変低かった。
また、着陸速度が他の飛行機よりも早いためワールウィンドに見合う滑走路のある飛行場は少なく運用面で問題がある戦闘機であった。加えて高高度性能に劣るため、イギリス空軍は迎撃戦闘機として本機は不適であると評価した。このため配備の翌月から始まるバトル・オブ・ブリテンには参加していない。
じゃあどこで使ったかと言うと
比較的長い航続距離と重武装を生かして長距離護衛戦闘機/戦闘爆撃機として使用することになり、41年よりブレニム軽爆撃機の護衛、42年にはイギリス本土からドイツ本土へ長距離爆撃を行っている。
しかし結局エンジンの問題は解消しなかったため43年よりホーカータイフーンに更新されていった。
ペリグリンエンジンは上記のように不良品であったため早期に生産終了しており自ずとワールウィンドもエンジン分しか生産していないため総生産数は112機で終了している。
小ネタ
(Wiki史実にもあるように)一旦速度が乗ると減速しにくいデザインな為着陸に苦労する場合があるかもしれない。RBやSBでは弾丸補充の為に基地帰投の回数が増える事が予想される。だから1秒でも早く着陸もスマートに決めたい所だろう。普通に着陸しても良いが整備レベルが高ければ胴体着陸ならぬエンジン着陸を試みる手もある。
現在の惑星環境(Ver.1.77時)ではエンジン部分やプロペラがダメになっても翼の修理が可能なら再出撃が出来る。賭け要素になるがテストフライトでどの位の速度でどの位滑るか確認しておくと良いかもしれない。
ABだとほぼ片道切符だが高速で滑走路占拠も出来る。切り札の一つだと思って緊急時に用いてみよう。ただし進入角度は浅くしないと前転してしまうので進入角度にも気を配ろう。
後続のツリーホーネットやブリガンドでも出来るので損はしない小技。なおモスキートやボーファイターは割と前転し易かった事もここに記載する。
1930年頃の傑作航空機量産エンジン、R&Rケストレル(意味はハヤブサ科の一種「長元坊」)に過給機を取り付ける等の改良を施したエンジン。名称もケストレルの後継機を意味してか(ハヤブサ科ハヤブサ属の比較的小柄な)隼を意味する量産当時は良いエンジンである。
たが惑星WTでは1000馬力以上当たり前、2000馬力の自然現象や海賊が跋扈する戦場に放り込まれる。『過去からタイムスリップしてきた』と言われても仕方ない理由がお分かりいただけただろう。余談でV型12気筒ペリグリンエンジンをツインドライブ化したエンジンがヴァルチャーエンジン(24気筒X型)である。だが性能は…タイフーンの小ネタを参照して下さい。
whirl windはつむじ風の意味である。
これをドイツ語読みに直すとwirbel wind(ヴィルベル ヴィント)になる。
あのドイツ陸軍の自走対空砲と同じ読みになる。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
- 開発経緯からしてボーファイターより前の機体なのにBR高すぎて辛い。せめて3.3ぐらいにしてクレメンス。。。 -- 2017-12-22 (金) 13:17:58