日本 RankVI 自走式対空砲 Type 87 / 87式自走高射機関砲
概要
1.67アップデートにて追加された、日陸ツリーのランクVI対空車両。Type 74 (E)やType 90と同様、陸上自衛隊の現役戦車である。
コイツは陸自の中ではガンタンクと呼ばれているらしい。
機体情報(v1.85.0.70)
必要経費
必要研究値(RP) | **0,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | **0,000 |
乗員訓練費(SL) | 140,000 |
エキスパート化(SL) | 990000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 120 |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 8.3 / 8.3 / 8.3 |
RP倍率 | 200 |
SL倍率 | 140/110/150 |
最大修理費(SL) | 13,000⇒17,745 /1,300⇒1,774 /3,040⇒4,149 |
機体性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 113.2⇒156.7/76.5⇒90.0 |
俯角/仰角(°) | -5/85 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 1.3⇒1.0 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30/20/20 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 25/20/15 |
重量(t) | 38.0 |
エンジン出力(hp) | 1,023⇒1,259 / 637⇒720 |
2,200rpm | |
最高速度(km/h) | 58/53 |
実測前進~後退速度(km/h) | 58 ~ -15 / 47 ~ -14 |
最大登坂能力(°) | 33⇒*** / 35⇒*** |
視界(%) | 250 |
乗員数(人) | 3 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 35mm エリコン KDA 機関砲x2 | 680 |
弾薬*1
名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
既定 | API-T/HEI-T* | - | - | - | 68 | 63 | 58 | 50 | 39 | 31 | - |
35x228 MSB/K | HEI-T*/HEI-T*/HEI-T*/API-T | - | - | - | 68 | 63 | 58 | 50 | 39 | 31 | 1300 |
35x228 PSBH/B | API-T/API-T/API-T/HEI-T* | - | - | - | 68 | 63 | 58 | 50 | 39 | 31 | 1800 |
35x228 PKLH | APDS | - | - | - | 127 | 125 | 119 | 111 | 104 | 97 | 820 |
弾種
名称 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
HEI-T* | 0.55 | 204 | 1175 | 5 | |||||
API-T | 0.55 | 37.4 | 1175 | 68 | 65 | 52 | 40 | 30 | 23 |
APDS | 0.38 | - | 1400 | 127 | 125 | 119 | 111 | 104 | 97 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 25000 | *** |
修理キット | |||
35x228 MSB/K | |||
砲塔駆動機構 | |||
II | サスペンション | 22000 | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
35x228 PSBH/B | |||
砲火調整 | |||
III | フィルター | 41000 | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
発煙弾投射機 | |||
IV | 変速機 | 40000 | *** |
エンジン | |||
35x228 PKLH | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
【火力】
先に実装されていたゲパルト(独)と同じ、エリコン KDA 35mm機関砲を搭載する。装弾数・発射速度共に同じで、2門の機関砲によって凄まじい発射速度を誇る。35ミリと対空砲としては十分な威力を持ち、当たれば1発でクリティカルヒットか撃墜判定を獲得出来るだろう。発砲煙が凄まじいのも同じである。バースト射撃を行おう。とはいえ対空目標を狙っている時はあまり関係ない。
本車の大きな特徴(というか取り柄)として、捜索・追跡出来るレーダーを搭載していることがある。これによって一定距離内にいる航空機(味方も)を360度探知することができ、ロックオンすることによって正確な見越し点や距離・速度が表示される(味方もロックオン出来ることに注意)。ABでは敵機のみ探索・追跡される。
そのため従来の対空砲より圧倒的に命中させやすくなっており、先に述べた高い連射速度・威力を誇る35ミリ機関砲も相まって、非常に高い対空能力を持っている。本車の登場によって、日陸ツリーもやっと簡単に敵機を撃墜出来る対空車両を手に入れられるようになった。
また、3キロ以上離れるとあまり当たらないので、出来るだけ引き付けてから射撃開始するように心がけたい。2キロ以内の直線移動中の敵機なら一瞬で撃墜出来るだろう。
開発によってAPDS弾を使用できるようになるが、貫徹力130ミリとあまり積極的に戦車に喧嘩を挑めるようなものではないので、せいぜい自衛戦闘に留めよう。また、そもそも対空用であるため俯角は少なく、対地攻撃をする際は注意したい。ただしベースの車体が74式であるため、油気圧サスペンションを使用することで俯仰角を増やすことができるので活用しよう。
因みにAPDS弾は40発しか持てないのでここぞと言う時をよく見極めよう。
開発弾であるAPDSは40発しか携行できない。これは、機関砲の仕様上(というか対空砲が対戦車をすることがほぼないため)外側の弾倉にしかAPDSを入れられないためである。一方で既定弾は砲塔内の弾倉に入っているため640発を携行できる。APDSを携行しない場合は、全ての弾倉に既定弾を入れることで680発を携行できる。
【防御】
当たり前だが、期待できるものではない。車高もレーダーのために高く、簡単に見つかってしまい、狙われることもあるだろう。
また,レーダーに被弾した場合破片が降り注ぎ撃破されることもある。
「レーダー偵察オン/オフ」を設定することにより捜索レーダーの回転を止めるだけでなく、1.99アップデートからレーダー本体を折り畳めるようになった。これにより大幅に車高を下げることができるので、目立ちたくない場合は活用しよう。その場合、当然レーダー索敵はできなくなる。(ただし何故かロックオンはできる)
【機動性】
ゲパルドよりエンジン出力が低いが、重量が38トンと軽量なため、陣地転換などに問題はない。ただし、原型であるType 74?よりも機動性は低くなっている。
【総評】
日本版ゲパルトと言ったところ。
今まで散々苦戦してきた航空機を簡単に撃墜出来るので、レーダーを有効活用し、味方部隊に強力な近距離防空の傘を提供しよう。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
日本が戦後初めて開発した陸上自衛隊の自走式対空砲「87式自走高射機関砲」。
基本的にゲパルトの後を追うような形で開発された為、形状も酷似しており、装備している機関砲自体も同一のものである。愛称は公式には「スカイシューター」とされているが、隊員は「ガンタンク」や「ハエ叩き」などと呼んでいる、らしい。
開発に当たってはゲパルトより後に配備された車両なだけあって、ゲパルトが途中からデジタル式コンピュータ―に換装したのに対し、当初からデジタル式コンピュータ―を搭載しているなど、電子機器周りでは同世代の自走対空車両より優れていた。またゲパルト同様に追尾レーダーと索敵レーダーが別々の為、敵機を攻撃しながらでも索敵を行える。
他にも低光度TVカメラ、映像システム、赤外線映像装置、レーザー測遠機、それらを支える補助動力装置(APU)など豊富な装備を取り揃えている。
しかし、その高性能・高コストな電子機器が仇となり一台当たりのコストは増加(15億円)、少量ずつの配備しかできなかったうえ2002年には生産を終了し、最終的にはたった52両が第7師団の第7高射特科連隊及び第2師団の第2高射特科大隊第3中隊に配備されるに留まった。
車体に関しては61式戦車の車体を使用する予定だったが、車体の陳腐化などに加え(開発開始は1978年)根本的に当時主力になりつつあった74式の機動力に随伴できない可能性が示唆された為、最終的には74式の車体を拡大・利用した。
しかしながら配備されている第二師団・第七師団は共に北部方面隊隷下の為、現在北部方面で配備されている90式戦車には今では随伴できないとも言われている。
結局のところ、冷戦が終わり大規模攻撃ヘリによる侵攻も現実味がなくなった上、当時より遥かに歩兵装備の対空火器が充実した現状では、高速戦闘機を迎撃できない自走式対空機関砲の優位性はローコストの弾ぐらいしかなくなっている。その為各国にも新型の自走式対空砲を作るという動きも見えず(そもそも軍事大国であるアメリカのドクトリン自体が航空優勢以上の制空権奪取下でしか地上戦を行わないという異常な物であることも有り、西側諸国ではソ連寄りの対空ドクトリンを持つ日本やドイツは対空砲に関してアメリカに倣えという真似ができないことも大きい)、恐らく87式はまだまだ運用され続けると思われる。ただし、87式固有の問題としては他国の新規製造や改修された自走対空砲は地対空ミサイルも装備しているのに対しこちらは搭載されておらず、さらに生産も終了して改修予算も出ないためこれから装備されることもない。現代の誘導兵器やアビオニクスの進化は凄まじく、攻撃ヘリが搭載する空対地ミサイルの射程も長大化している中で射程が短い87式では文字通りアウトレンジされる可能性が高く、有事の際はほとんど役に立たないだろうと自嘲する自衛隊員もおり、長年自衛隊の取材を行った江畑謙介氏も価格の割に役に立たないと自著において批判している。そのため自衛隊では自走式地対空ミサイルと組み合わせて運用することで効果を発揮する装備品と位置付けているが、その反面運用の複雑化や戦略機動性の低下、運用コストの上昇といった弊害を生み出している。また、背の高い草地などに潜み待ち伏せする運用も考慮されているが電子機器の発達により監視能力が優れた攻撃ヘリも登場しているため、一層苦しい立場となりつつある。
なお、近年急激に発達し絶大な威力を発揮している軍用ドローンへの対抗手段として自走式対空機関砲というカテゴリー全体に再評価される向きがあり、それに伴って本車の評価も変化していくかもしれない。
小ネタ
外部リンク
コメント
【注意事項】
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- 現役車両やんけ! -- 2017-03-16 (木) 22:31:54
- 87キタァァァァァ!!!これを機に日本対空ツリー進めようかな? -- 2017-03-16 (木) 22:36:21
- 87キタァァァァァ!!!これを機に日本対空ツリー進めようかな? -- 2017-03-16 (木) 22:36:23
- この子、640発近く入ってる -- 2021-03-31 (水) 13:49:24
- この子、640発近く入ってる弾倉と40発だけの弾倉ありますけどなにか違うんですか? -- 2021-03-31 (水) 13:50:20
- ZawaZawaコメント欄が使用できない時などにってのが読めない? -- 2021-03-31 (水) 17:46:41
- まずページに書いてある事を読めるようになってから書きこもうな? コメント欄の使い分けもAPDSが40発しかない理由も書いてあるんだが -- 2021-03-31 (水) 20:42:07
- すみません、全然読まずにコメントしていました、ご指摘ありがとうございます -- 2021-03-31 (水) 21:41:52