T95

Last-modified: 2024-02-27 (火) 20:31:32

アメリカ RankV 駆逐戦車 T95

_20210102_200819.JPG

概要

アメリカのランク5重駆逐戦車。化学弾でなければ貫通が不可能な程の正面装甲とティーガーIIの正面装甲でさえも貫通する強力な砲を備えている。

車両情報(v2.3)

必要経費

必要研究値(RP)110,000
車両購入費(SL)310,000
乗員訓練費(SL)90,000
エキスパート化(SL)310,000
エース化(GE)1,200
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)110
護符(GE)2,100

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング7.3 / 7.0 / 7.0
RP倍率1.96
SL倍率*** / *** / ***
最大修理費(SL)***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒***

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)8.8⇒17.4 / 5.9⇒10.0
俯角/仰角(°)-5/19
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
20.0⇒15.4
スタビライザー/維持速度(km/h)無し / -
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
305 / 152 / 50
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
305 / 63 / 50
船体崩壊
重量(t)86.2
エンジン出力(hp)710⇒954 / 442⇒500
2,600rpm
最高速度(km/h)14 / 13
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -*** / *** ~ -***
視界(%)110
乗員数(人)4
 

暗視装置

有無種類
赤外線投光器-
車長-
砲手-
操縦手-

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲105 mm T5E1 cannon162**
機銃12.7 mm M2HB machine gun1**-

弾薬

名称弾種弾頭重量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
T32APCBC17.7914256253238221205190
T13APCBC18.6899253250236219204190
T29E3APCR11.21,128292287266242220200
T30E1HE15.294520

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I履帯******
修理キット
砲塔駆動機構
弾薬開発1
IIサスペンション******
ブレーキシステム
手動消火器
砲火調整
弾薬開発2
IIIフィルター******
救急セット
昇降機構
弾薬開発3
IV変速機******
エンジン
追加装甲
砲撃支援

カモフラージュ

クリックで表示
△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両M50 Ontos
派生両
次車両M60A2

解説

旧解説

1.70.1945.30で追加されたアメリカ駆逐戦車ツリーのRankV車両。
2両しか組み立てられなかったT95(T28)のうちの一両。途中で改名されただけで、T95とT28は同じ計画で作られた重戦車(ゲーム内では駆逐戦車)である。
こちらは、T28で取り外されていた外側の履帯を装備している状態。車体右側のホイストに吊られてる部分をよく見ると、接合部がはっきりとわかる筈。元々鉄道や船舶での輸送を考えて取り外し可能な設計になっているだけで特別な改造でもなんでもない。
30t近く重量に差があるが、履帯の接地圧も大幅に変化するので機動性に大差はない。外側履帯とその上の部分が空間装甲になるので側面の防御が大幅に向上している。

性能が色々ぶっ飛んでおり、特に装甲の厚さはもはや異常クラスである。
円形の防盾だけでも291mm。その下の車体正面の装甲厚は305mmにもおよび、大半の戦車砲での貫通はまず無理である。
車高もかなり低いので、正面だけ見れば被弾面積は狭いといえよう。
だが、代償が途轍もなく大きい。
まず機動力である。装甲厚で察した方もいるだろうが、無いよりはマシ程度であり、最高速度は僅か13km/hである。
車高の低さも災いし、車体下面の地面に撃ち込まれた榴弾が炸裂し、その破片で破壊されることもある。
上面装甲も薄く、車高の高いマウスなどに撃ちおろしで撃破される事がある。
旋回性能は見た目に反して素早い部類、だがどのみち側面に回り込まれると終わりである。
上面の被弾面積は大きく、機動力の低さも相まって攻撃機などから容易に撃破される。
履帯の占める面積も大きく(というか4列もあるから仕方ないと言えば仕方ないのだが)、履帯を切られて側面に回り込まれ、撃破されることもザラではない。


以上の様に、本車は孤立しないことが絶対条件となる。
幸い、砲の精度は高いので遠距離からの支援に徹しよう。
もし、前線に出るなら援護を頼むのも一つの手。
遠距離戦ともなれば敵の砲弾が貫通する確率は大幅に下がる。
かなり癖が強く扱い辛い戦車ではあるが、癖を理解すればきっと貴方に応えてくれるだろう。

特徴

まさに重戦車(重駆逐戦車ともいうべきか)を形にしたような車両で、重装甲・高火力・低機動力となっている。
本車の特徴として非常に打たれ強いため、真っ先に砲身や履帯を潰される点が挙げられる。特に砲身が破損してしまっては他パーツの改造すらままならない為、修理キットは真っ先に開発すべし。序盤に効率よく改造をしていくにはT13砲弾(APCBC)⇒消火器と進めていくといいだろう。

 

【火力】

T29とほぼ同じ105mm砲を搭載し(T29はT5E2、T95・T28はT5E1)、砲弾はAPCBC(炸薬無し初期弾)・APCBC(炸薬入り開発弾)・APCR・HEの四種類がある。貫通さえできれば敵に大きなダメージを与えられるが、炸薬がない初期弾では思ったよりダメージが出ないので、炸薬のある開発弾を早めに開発しておこう(TierIなので最初から作れる)。

  • 機銃
    • お馴染みのM2重機関銃を、キューポラ上に設けたレールに載せて配置している。ほぼ全周囲をカバー可能であり、敵車両の生存確認や柵の破壊に使える。
 

【防御】

機動力を犠牲にしただけあり、極めて強力な防御力を手に入れている。T28同様前面装甲は300mmを超えており(車体下部も正面からなら約300mm相当の装甲になる)、防盾と重なっている部分は500mm近くになっており、ドイツの128mm砲を接近して撃ち込んでも非貫通になるほどである。また、一見薄そうな車体側面も実態は"外側履帯の装甲(63.5mm)+車体側面装甲(50.8mm)"になっており、エンジン部分には更に25.4mmの装甲が加わるので、側面をとっても火災止まりでエンジンを吹き飛ばすのは少々厳しい。

しかしながらT28と比べバトルレートが0.3上昇した代償も大きく、5.7マッチから外れた分頼みの綱である正面装甲も全く役に立たない場面が増えてしまったのが難点である。度々マッチングされる近い帯の相手の中には【レオパルトⅠ/BMP-1/M48A2C】のドイツ7.3兄弟を筆頭に、スウェーデンIkv91、ソビエトT-54.55、中国Type59.69等の正面装甲を易々と遠距離貫通してくる化学弾やミサイル持ち等も多数存在し、致命的な移動速度・高額な修理費用なども相まって気安く出せない分、運用が非常に難しい車両となってしまった。
7.7以上の開けた場所では尚更当てやすい的にしかならないのでトップマッチ専門と割り切り、ボトムマッチで戦場に出すのは見送るのが賢明だろう。

 

【機動性】

WTでもトップクラスの低さを誇る。前進は約14km/h(13.9km/h)、後退に至っては4km/hしか出ず、味方についていくのすら一苦労である。
移動速度の遅い戦車の宿命か爆撃機に狙われやすく、前進(退避)が一歩でも遅れると確実にご臨終となる。敵爆撃機の飛来には常に気を配り、爆弾落下の風切り音が聞こえたらすぐさま前進するくらいの余裕をもとう。(爆弾退避用に前進できる程度の位置取りが必要)
なお、旋回性能自体はT28から若干向上しており、多少足の速い相手に肉薄された場合でも超信地旋回&側面跳弾での対処が容易になっている。方向転換する場合もサイドに気を配る心配も減り、後退する場合も旋回してから前進したほうが楽なケースが多い。

 

史実

T28重戦車(T28 Super Heavy Tank)、またはT95戦車駆逐車(T95 Gun Motor Carriage)と二つの名前を持つが、どちらも同一車両の事である。
ドイツの要塞線ジークフリートラインを突破し、マウスのような超重戦車を破壊するために開発された重戦車が本車である。
しかし計画開始が1945年春と非常に遅く、試作一号車の実戦投入準備が完了する頃には既に欧州戦線は終局を迎えてしまっていた。また、欧州戦線終結後の本車は日本本土上陸作戦への投入も検討されていたが、上陸作戦が行われる前に日本がポツダム宣言を受諾したため、最後まで本車が実戦を経験することはなかった。
当初は試作5両を含めた25両が生産される予定だったが、本車と同じ砲を持った重戦車T29より強力な砲とエンジンを装備した重戦車T30の開発計画に追い越され、生産された試作車2両のうち1両が火災で失われた事もあり1947年10月にT28(T95)の開発計画は終了した。
生き残ったもう一両はバージニア州のフォート・ベルヴォアール(ベルボア)の片隅に放置されていたが、1976年に「再発見」され、ケンタッキー州にあるパットン戦車博物館に展示されていた。2010年には併設されていた陸軍機甲学校の移転に伴いT95を含め展示されていた車両の多くがジョージア州のフォート・ベニングへ移転する事となり、この際にどうやら外側の履帯は取り外された模様。移転から10年後の2020年10月に外側の履帯の結合が行われたが、この作業が実際に行われたのは実に40年以上ぶりであり、大量の人員・M88装甲回収車などを用いたかなり大掛かりな作業となっていた。4人でやりたくない
余談
同じコンセプトで作られた車輌にイギリスのトータス重突撃戦車があるが、こちらもたった6両しか組み立てられなかった。

小ネタ

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

T28 and T95

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモードの明記をお願いします。

旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)
  • 修理キットから開発するのも一考。キャプ能力低すぎて砲身破壊されると辛い -- 2016-11-17 (木) 18:13:31
    • 普通そうじゃね? -- 2016-11-17 (木) 18:33:06
      • こいつの場合APCBCの需要高すぎて迷う。俺は知らないうちにGE消えてAPCBCだけ開発終わってたんだけど -- 2016-11-17 (木) 20:18:49
  • こいつってやっぱ内側と外側両方の履帯壊されなきゃ動けるの? -- 2016-11-29 (火) 17:05:05
    • 一つでも壊れると止まります -- 2016-11-29 (火) 18:44:02
  • テストドライブでIV号C型の「榴弾」で撃破できて草 -- 2016-12-11 (日) 02:58:24
    • ヴィルベルヴィントでエンジン燃やして破壊したことがある -- 2017-09-11 (月) 20:55:29
  • こいつで出撃したのにT28表記になってる・・・バグか? -- 2017-01-03 (火) 05:59:26
    • 日本語表示のバグ、英語ならきちんとT95なんだが。敵として出会うと判断に困るよな。T95なら旋回性能意外とイイけどT28なら悪いし -- 2017-01-03 (火) 23:59:18
  • 以外に遠距離からでもキューポラ狙って撃破出来るんだな… -- 2017-02-03 (金) 00:22:01
    • 俺が乗ってて相手がやってきて俺には無理だろ…とか思ってたが案外出来るんだよな… -- 2017-02-03 (金) 00:29:56
    • 左のキューポラをT29にぶち抜かれて爆死、俺も憤死 -- 2017-02-11 (土) 00:17:06
  • RBでは中~遠距離だとほぼ無敵の強さ -- 2017-02-16 (木) 23:06:23
    • 途中送信すまない 偶に航空機にいじめられるがほぼ戦車相手だと強い ABだとキューポラぶち抜かれたりキルストがよく突っ込んできてすぐ死ぬ -- 2017-02-16 (木) 23:07:44
    • 問題は戦線の移動についていけなかったり、味方が勝ち過ぎ負け過ぎると全く活躍できないことがあるという… -- 2017-02-16 (木) 23:32:26
      • そして中継地点はほぼ諦める…最初から取れると思ってない(真顔) -- 2017-02-16 (木) 23:34:12
    • ただあまり過信して動かないと着弾位置から修正してキューポラ抜いてくる奴もいるので注意。あとやっぱり航空機が… -- 2017-02-17 (金) 05:03:36
      • 爆弾を眺めて死ぬ…何回あったかな… -- 2017-02-17 (金) 10:23:17
  • こいつのキューポラちょっと酷すぎないか?抜かれて何人か気絶するのは良いとして、偶に抜いてきた砲弾がキューポラ反対側の/←こうなってる部分に反射して車内のど真ん中で炸裂→一撃爆散とか訳わからん事態が普通に起きる…これじゃ重装甲も意味ないやん… -- 2017-02-17 (金) 08:00:03
    • そこしか弱点ないんだしそれ塞がれたらBR上がっちゃうよ -- 2017-02-17 (金) 12:26:53
      • キューポラを塞げって事じゃなくて、キューポラの内側で跳弾して車内に飛び込んでくるのはおかしくね!?って話。まあどっちにしろキューポラ抜かれた時点で弾薬庫に誘爆してお釈迦なんだけどさ -- きぬし? 2017-02-17 (金) 15:29:28
      • その仕様は別にこいつに限ったことじゃないし・・・ -- 2017-02-17 (金) 16:28:50
      • こいつの場合キューポラの真下に弾薬有るから他の戦車の様に砲塔内が全滅するだけじゃ済まないし、そのキューポラが二個も有る時点でこの問題はかなり大きいんだよ…しかも発生率が尋常じゃない。三回に一回はこの現象で死ぬ位。何でだろ…って考えたらキューポラ狙わなきゃいけない位正面硬い戦車アメリカにコイツ位しか居ねぇや☆(吐血) -- 2017-02-17 (金) 17:25:26
    • キューポラぺらっぺらにすれば解決する話やな! -- 2017-02-17 (金) 16:00:55
      • いっそのことキューポラ取り除いて、車長そのままのっけよう(提案) -- 2017-02-17 (金) 17:29:09
      • システム的にキューポラあってもメリット皆無なのがな -- 2017-02-17 (金) 17:51:04
      • 飛行機がコックピット視点あるぐらいだし、いつか陸にも車内視点がくるって信じてる。そうすればSBなんて夢にまで見たパンフロオンラインやで。 -- 2017-02-17 (金) 18:01:24
    • 形と硬さが問題だわな。 まあ、これでキューポラ抜けなかったら ヤクトラと同じBRでも文句言えないな。 -- 2017-02-17 (金) 20:00:57
  • 相手がキューポラ狙ってくるのは判ってるんだから常に車体を動かし続けること。 -- 2017-03-16 (木) 23:05:42
  • 優勢だと味方に追いつけず、劣勢だとキルストで吹き飛ばされる。 悲しい。 -- 2017-03-27 (月) 23:26:35
  • こいつのスコープって双眼鏡より拡大率高いんだね -- 2017-04-05 (水) 20:03:50