ソ連 RankVI 重戦車 T-10M
車両情報(v.1.51)
必要経費
必要開発費(RP) | 180000 |
---|---|
車輌購入費(SL) | 490000 |
乗員訓練費(SL) | 140000 |
[予備役]購入費(GE) | 60 |
[護符]購入費(GE) | 2300 |
基本性能情報
報酬・修理関係
AB | RB | SB | |
リワード(%) | 150 | 150 | 180 |
---|---|---|---|
開発ボーナス(%) | +100 | ||
最大修理費(SL) | 8600 | 5430 | 6370 |
最大修理費(SL) 最大改良状態 | *** | *** | *** |
車両性能
AB | RB | SB | |
Battle Rating | 8.0 | 8.3 | 8.3 |
---|---|---|---|
Rank | VI | ||
車種 | HT |
初期 | ⇒ | 最終 | |
重量(ton) | 50.0 | ||
---|---|---|---|
エンジン出力(hp) | 750 | ||
2,100rpm | |||
最高速度(km/h) | 50 | ||
最大登坂能力(°) | 41 | ||
砲塔旋回速度(°/s) | 10.2 | ||
仰俯角(°) | -4/15 | ||
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 120/120/60 | ||
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 250/157/90 | ||
再装填時間(sec) | 20.0 | ⇒ | 15.4 |
武装プリセット | 1 |
基本武装
名称(戦車砲) | 搭載弾薬数 | |
主砲 | 122 mm M-62-T2S cannon | 30 |
---|---|---|
機銃 | 14.5mm KPVT machine gun | 450 |
弾薬
名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入費用 (SL) | |||||
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
BR-472 | APCBC | 25.0 | 950 | 295 | 292 | 275 | 256 | 239 | 222 | - |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ZBM-11 | APDS | 7.4 | 1620 | 361 | 360 | 358 | 353 | 338 | 320 | 190 |
ZBK-9 | HEATFS | 18.0 | 920 | 400 | 400 | 400 | 400 | 400 | 400 | 220 |
OF-472 | HE | 27.0 | 865 | 42 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP(RP) | 購入費用(SL) |
I | Tracks | *** | *** |
---|---|---|---|
Parts | *** | *** | |
Turret drive | *** | *** | |
II | Suspension | *** | *** |
Brake system | *** | *** | |
FPE | *** | *** | |
Adjustment of Fire | *** | *** | |
III | Filters | *** | *** |
Elevation Mechanism | *** | *** | |
IV | Transmission | *** | *** |
Engine | *** | *** |
カモフラージュ
既定 | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
冬季迷彩 | |
条件 | 700撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 標準的な冬季迷彩 |
森林迷彩 | |
条件 | 490撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 三色夏季迷彩 |
三色迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 欧州三色迷彩 |
三色砂漠迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 三色砂漠迷彩 |
二色砂漠迷彩 | |
条件 | 910撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 標準的な二色砂漠迷彩 |
二色冬季迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 後期型二色冬季迷彩 |
研究ツリー
前車両 | IS-4M |
---|---|
派生車両 | - |
次車両 | T-64A(1971) |
解説
長年ソ連重戦車ツリーのトリを務めていた戦車。元々は「IS-8」の名称で開発されていたがスターリンの死去に伴い改称された経緯がある。
【火力】
IS-2からIS-4Mまでお世話になった122mm D-25Tから変わり、多孔式マズルブレーキを持つ発展型の122mm M-62-T2になっている。この砲は55口径と非常に長砲身で、APCBCは最大貫徹力295mmと非常に高い貫通力を誇る。更に開発を進めると貫徹力361mmのAPDSや、貫徹力が400mmにも達する大威力のHEATFS(砲弾重量がM103のHEATFSの3/4なのでM103のものに比べ若干低威力TNT換算での炸薬量はM103で2.67kg,T-10Mので2.89kgなので、ほぼ同等の威力を持つ)を使用することもできる。またHEの威力も高いままなので、HEATFSが開発し終わるまで抜けない相手に対しては、有効かもしれない。装填速度は装填補助トレイが装備されたためか、今までの122mm砲より7.1秒速い20秒で装填する事が出来る。クルーをエキスパートにすると16.3秒、エースにすると15.4秒まで短縮できる。但し砲弾数は30発と据え置きで、弾種も増えたので、弾切れを起こすことがある。撃ちすぎないようにしよう。俯角は-4°とISシリーズより-1°深く取れるが、それでも不便さは残っているので、あまり無茶はしないようにしよう。
IS-2 mod 1944からお世話になった12.7mm DShKから口径を大きくした14.5mm KPVTを2挺を装備している。1挺は同軸機関銃なので、浅い角度でないと2門同時に撃てないが、重戦車としては最も高い対空能力を有している。
【防御】
ソ連戦車らしい傾斜装甲をふんだんに使った車体で、非常に高い防護力を誇るがIS-4Mにはいくらか劣っている。
車体上面と砲塔はHEATFSもある程度弾くほどに厚い実装甲を誇るが、下部はTigerIIの車体上面とさして変わらない厚さ。重戦車同士で比較をするとT-10MやM103,Maus相手だと通常弾で抜かれる可能性があるので、これらの敵と相対する時は慎重に行動しよう。
もっとも下部以外に関しても度重なるアップデートの結果APFSDS搭載車両やミサイル搭載車両が増えているため砲塔以外は正面から悠々貫徹されてしまうだろう。
また俯角が足りないことから、稜線を介しての戦闘では斜面を登ることになるだろう。この際車体下部の傾斜が相殺されてしまうので、格下にも撃破されかねない。なのであまり稜線を介した戦闘は得意ではない。逆にハルダウンが出来るような遮蔽物がある場合は、全車両で屈指の装甲を誇る砲塔装甲を充分に生かした戦闘ができるだろう(但し防楯部分に防楯分の装甲しかない場所がある。防楯は僅か150mmしかないので射撃時以外は首を振り続けようver 1.53.8.34の装甲モデル変更で、機銃口やその他の僅かな隙間を除いて防楯のみの部分は殆どなくなり、気にしなくてもいいレベルの弱点になった)。
車内のレイアウトは、例にもれず劣悪である。車体下部を抜かれると砲塔までに遮るものがなく、100mm以上の砲弾が貫徹するとまず撃破されてしまう。そうでなくても重大な損害を負うので、貫通されない立ち回りをしよう。
【機動力】
IS-4Mと同じエンジンを搭載しながから、重量は10t近く軽量化されたので、中戦車にも劣らぬ機動力を有する。
出足は若干遅いが、平地では42km/hの速度で走行する事が出来る。ただ後進速度は1km/h落ち、-9km/hとなっているので飛び出し撃ちは若干しにくくなった。
【総評】
IS-4Mと比べると、装甲こそ若干落ちたもののその分中戦車にも劣らない機動力を得、実装されている重戦車の中で1.2を争う重火力を誇る。IS-4Mが防御向けの重戦車ならば、T-10Mは攻撃向けの重戦車だろう。戦後重戦車の宿命として最早その装甲は役に立つものではないが、その火力と機動力を活かせばまだ活躍の場はあるはずである。
史実
オブイェークト730の名で開発がスタート。新技術を取り入れ結果的に失敗作となったIS-6とIS-7を踏まえ、あえて新技術を採用せず、IS-3の拡大発展型として進められた。採用時にはIS-8と名付けられ、1951年からの生産を予定していたが、肝心のエンジンが遅れ、結局翌年になって生産された。主にソ連地上軍での使用がメインで、衛星国などに付与や譲渡は行われなかった。本車は大火力と重装甲を生かした陣地突破用戦車として期待されたが、重戦車のカテゴリ陳腐化に伴い、存在意義が薄れていった。
なお本車の名称がT-10Mとなっているのはフルシチョフによる非スターリン化、「社会主義である以上の個人崇拝の否定」によるものである。フルシチョフの頭文字をとって HX-1・HX-10 となる予定だったがフルシチョフ自身が拒否し、結果的にT-10(Тяжелый танк -10、重戦車10型の意)の名称となった。
なお、一部の車両がトーチカとして残っているともいわれている。
ウィキペディア
小ネタ
予備役ながらもロシア軍で1993年まで現役だった。スターリン重戦車シリーズはわりと最近まで使われていたのである。(おいそこ、どうせ予備役だろうがとか言わないの。一昔前だったらシベリア行きだぞ)
一昔前まで本車は世界最多の生産量の重戦車と言われてきたが近年の資料によればIS-2やIS-3より少ない1400~500輌程度と判明している。
本戦車はT-10という名前を頂戴しているが、これは本来偽の名前であった。当時、ソ連では亡きスターリンの跡を継いでか否か、フルシチョフが最高権力者として君臨していた。
フルシチョフは、ソ連の非スターリン化を推し進めた。それは軍備だけではなく、地理的な物も全てで、例えば、
スターリングラード→ヴォルゴグラード
スターリンスク→ノヴォクズネツク
などなど。これは、当時の東ドイツも影響を受けており、スターリン通り(ベルリン)が、カール・マルクス通りに改名されたほど。
そうした所、「非スターリン化を推し進めておるのにこの戦車の名前はどうかね?けしからんとは思わんかね?」とフルシチョフ直々に改名を要請したとされている。
軍部はかなり参ったに違いない。本来、ISシリーズの系譜的に、名前も踏襲してきた。今更何を言うか。このバカたれが!
結局、軍部は決めきれずに、最高指導者ニキータ・フルシチョフの頭文字を取って、NKh-1、HX-1もしくはNKh-10、HX-10ではどうかと打診。それもフルシチョフに断られたので、重戦車10型を意味するT-10と名付けられた。フルシチョフが名前考えればよかったのにね。
さて、本戦車はソ連、いや世界最後の重戦車で、いわば重戦車というカテゴリーの大取り。主力戦車というカテゴリーに一本化されていく中で、唯一生き残った存在でもある。ソ連戦車兵の諸君は、フルシチョフとスターリンの意思を継ぎ、西側戦車をボコして欲しい。
外部リンク
コメント
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- この子、車体側面の装甲薄くなった?クーゲルで側面抜いて撃破できたんだけど前から? -- 2016-07-10 (日) 04:19:03
- こいつの史実の車体下部傾斜込みで186mmだった事が判明・ソースは英語wiki -- 2016-07-23 (土) 14:47:52
- プレ垢徹夜であと少しで開発できる…IS4きつかった… ところでコイツって強い? -- 2016-07-24 (日) 17:45:17
- ふふふ、まあ格下にはめっぽう強いけど、同格の中では一番弱いよ。動き遅いし自慢の装甲もHEATFSの前じゃ意味ないし。あとミサイルの出現によって結構悲惨な目に遭ってる。まあ、俺Tueeeeはできないよ・・・ -- 2016-07-24 (日) 18:59:32
- 格下にはクソ強いけど、同格だとそこまで強くない。機動力は良いんだけど、自慢の重装甲もHEATFSとミサイルの前じゃ何の役にも立たないし。ただ、初期弾でも十分な貫通力を有している点は評価できる。火力も122mm砲だから十分だし、マウス相手にもあんまり手古摺る必要ないしね。 -- 2016-07-24 (日) 19:06:28
- あとABかSBかでも評価が分かれるかも。SBだと2回リスポンできないから、T-54の方が使いやすいし -- 枝主 2016-07-24 (日) 19:13:01
- ウォーサンダーって史実に忠実なんですか?マジでこれ史実装甲なの?WOTやってきて戸惑ってんだが -- 2016-08-20 (土) 20:05:03
- WoTだとその戦車には積むことすら困難な砲を軽々載せる事が出来るからね。傾斜装甲の判定もそこまで行っていないだろうし。正面装甲厚はWoTと同じで120mmだよ。 -- 2016-08-20 (土) 21:55:00
- WOTは傾斜による跳弾と装甲厚増加は実装されてるが、傾斜によるエネルギー分散が引き起こす砲弾の貫通減少までは実装してない -- 2016-08-21 (日) 00:49:02
- レオポン方が強いとかいうけどt-10mの絶対神は失われないんだよなぁ 申し訳ないが隠したや機銃にも撃ち抜かれる戦車はng -- 2016-08-20 (土) 22:43:10
- 日本語でお願いします -- 2016-08-21 (日) 00:28:17
- ろしあ語むずかちい(白目 -- 2016-08-21 (日) 00:37:31
- 連投は消させてもらったゾ -- 2016-08-21 (日) 01:25:41
- んー?つまり翻訳すると格下の主砲やチンケな機銃にぶち抜かれるようなヤワな戦車はお断り、俺はT-10mみたいな傾斜がキツくて謎弾きも多い絶対的な戦車が大好きだぜ!こいつは神!ってことかな???MBTって知ってるかな僕ちゃんよ?運用も思考も違うんだから当たり前なんだゾ? -- 2016-08-22 (月) 01:07:32
- MBTの具体的な運用とか思想って知らんのだけど、Google先生頼らずに説明頼む、枝氏 -- 2016-08-22 (月) 01:29:45
- 用は軽、中、重戦車ってわけてても戦後の主砲の発達って凄いでしょ?このゲームでもそうだけど基本的に当たったらワンパンなわけだよね?(現実なら余計に) なら分けるより統一して一本の規格化しちまったほうが色々作るよりコスパが良いわけだ。ww2においてMBTってなによ云々とか議論されてっと大概T-34とか言われるのもそれだし。んでレオポンやAMX30だっけ?あれらは装甲ぺらっぺらだけど機動力と主砲火力特化なわけだよね?あれはATGMやらHEATやら走って避けてそれより前に見つけて撃って潰しちまえって思想。だから装甲なんかいらねぇよ、と。なんで重戦車が廃れたかなんてそんなとこにあるんだぜ? -- 2016-08-22 (月) 06:24:49
- MBTなんて定義はブリカスが言い出したことだからね、センチュリオンを調べれば大体分かるはずよ -- 2016-08-22 (月) 07:50:17
- /( ◎ )\ 三 /( ◎ )\ <遅いでござるwwwあたらぬでござるwwwwウェーイwwww なお不意打ちに弱い模様 -- 2016-08-23 (火) 19:17:54
- ⤴T-10Mかなり速いんだよなぁ… -- 2016-08-23 (火) 19:25:45
- 中戦車を颯爽と追い抜くT-10M -- 2016-08-23 (火) 23:06:49
- T-10MはMTだった!? -- 2016-09-04 (日) 17:23:21
- 照準器の倍率上がってさらに使いやすくなったな -- 2016-09-30 (金) 08:05:56
- こいつの122mm砲も弱くなった? -- 2016-10-02 (日) 03:48:07
- せやな -- 2016-10-07 (金) 12:45:52
- それってHEATFSもでしょうか? -- 2016-10-07 (金) 15:42:05
- HEATFSは弱くなってないはず 今回のアプデで爆発がモジュールに吸われるように変わったからAPCBCが弱くなったように感じるんのでは -- 2016-10-07 (金) 16:57:04
- せやな -- 2016-10-07 (金) 12:45:52
- プレ垢なしでやっとこさ乗れる、、、一年かかったけど嬉しさも半端ない -- 2016-10-24 (月) 20:30:56
- HESHには気をつけるんだぞ -- 2016-10-24 (月) 21:00:04
- HEATFSとクソッタレなミサイル野郎にもな -- 2016-10-24 (月) 21:17:13
- HESHはHEATFSのないイギリスが傾斜装甲に対抗できる砲弾なだけでHEATFSより強いわけじゃないぞ・・・ HEATFS>越えられない壁>HESH、APDS -- 2016-10-24 (月) 22:10:59
- 使い方次第だろ。HEATFSは貫通した装甲厚で威力が減衰するからHESHのほうが破壊力が高かったりもする。まあ、圧倒的にHEATFSのほうが使いやすいけどね -- 2016-10-25 (火) 11:37:37
- アプデでHESHはイマイチ効果にムラが出るようになったからなぁ -- 2016-10-25 (火) 12:16:39
- HESHには気をつけるんだぞ -- 2016-10-24 (月) 21:00:04
- ん?リロード遅くなった -- 2016-11-20 (日) 22:15:23
- 無双できるかと思ったけどいうほど無双できんな… -- 2016-11-21 (月) 19:17:51
情報提供
車輌データ提供・ページ編集などについての話題はこちら
- 編集 -- 2015-09-19 (土) 17:49:40
- BRを一律7.7に修正 -- 2015-09-28 (月) 19:53:33
- BRを8.3に変更しました。初編集なので何か間違ってたら修正お願いします -- 2018-09-03 (月) 15:00:48