ドイツ RankI 中戦車 Pz.Kpfw. IV Ausf. C IV号戦車C型
概要
第二次大戦開戦からドイツ軍の実質的な主力として終戦まで戦ったⅣ号戦車の初期型。
元々は主力として前衛を張るⅢ号戦車の支援用として開発された戦車であり榴弾火力に優れた短砲身75mm砲を搭載している。
ゲーム的には特に意味はないがⅢ号戦車と同じく、強力な指揮通信能力を標準装備している他、乗員の数を増やし役割を明確化・細分化し負担を軽減することで従来の戦車よりも戦闘力がグッと向上した。
車両情報(v2.3.0)
必要経費
必要研究値(RP) | 2,100 |
---|---|
車両購入費(SL) | 4,000 |
乗員訓練費(SL) | 600 |
エキスパート化(SL) | 4,000 |
エース化(GE) | 40 |
エース化無料(RP) | 110,000 |
バックアップ(GE) | 60 |
護符(GE) | 300 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 1.3 / 1.3 / 1.3 |
RP倍率 | 1.00 |
SL倍率 | 0.1 / 0.3 / 0.4 |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 13.3⇒26.4 / 8.3⇒14.0 |
俯角/仰角(°) | -10/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 4.3⇒3.3 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し / - |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 15 / 15 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 15 / 15 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 19.2 |
エンジン出力(hp) | 465⇒572 / 265⇒300 |
3,000rpm | |
最高速度(km/h) | 40 / 36 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
視界(%) | 99 |
乗員数(人) | 5 |
暗視装置
なし
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 75 mm KwK37 cannon | 1 | 80 | ** |
機銃 | 7.92 mm MG34 machine gun | 1 | 2,400 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
75 mm KwK37 | K.Gr.rot Pz. | APCBC | 6.78 | 0.080 | 385 | 52 | 50 | 45 | 39 | 34 | 30 |
Hl.Gr 38B | HEAT | 4.57 | 0.8721 | 450 | 80 | ||||||
Sprgr. 34 | HE | 5.74 | 0.686 | 420 | 10 | ||||||
K.Gr.Rot Nb. | smoke | 6.2 | 0.050 | 423 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** | *** |
修理キット | ||||
砲塔駆動機構 | ||||
弾薬開発1 | ||||
II | サスペンション | *** | *** | *** |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | ||||
砲火調整 | ||||
弾薬開発2 | ||||
III | フィルター | *** | *** | *** |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
弾薬開発3 | ||||
IV | 変速機 | *** | *** | *** |
エンジン | ||||
追加装甲 | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
次車両 | 2号戦車 C型 |
---|
解説
中戦車ツリー初の車体にしてⅣ号戦車最初の車体である。重量やサイズはⅢ号と大差ないが、砲塔リング(砲塔を置くための台座となる部分)を大きく取った為こちらの方が強力な砲を搭載している。
大口径は大口径なので、装甲を貫く事さえできれば大きなダメージを期待できるが、多少離れてしまうだけで軽戦車の傾斜装甲に弾かれる事もある。
また、Rank1の戦車ながらHEATをアンロックできる。
こちらはAPCBCに比べると貫徹力はアップするが、内部へのダメージが少ないのでより正確に弱点を撃ち抜くことが求められる。
【火力】
主砲はkwk37 L24砲(75mm)と一見大口径で強力そうに見えるが、24口径長と極めて短い砲身であるため砲口初速が低く徹甲弾の貫徹能力は高くない。弾速が低速であり、山なりの弾道を描くと落差も大きいので敵との距離は素早く掴めるようにしたい。弾の癖により3号系や35t系から乗り換えた人にとっては当てづらいかもしれない。
75㎜とBr1.3帯において破格の火力を手に入れているが貫徹力は控えめ。初期から使えるk.Gr.Rot Pz弾(APCBC)で最大52㎜の貫通力だが、貫通さえすれば80gとたっぷりの炸薬が爆発するので一撃死も狙える。
研究して使用可能になるHl.Gr 38B(HEAT)で全距離貫徹力80㎜と格上にも挑んでいける性能である。ゲーム上の仕様では着弾して円形に衝撃を与えるので、加害範囲は先述のAPCBCよりも劣るが、固めな敵にも通用しやすい(弾の性質については用語を参照)。使い分けるとキルが安定するかもしれない。
Hl.Gr 38B(HEAT)使用の注意として、HEATの性質上、砲弾の信管が敏感なため壁や障害物に触れると即爆発してしまう。壁越しや、木々が生い茂る場所での射撃戦は苦手(こちらの弾は壁を貫通しないが相手がAP系(徹甲弾)を撃ってくる場合は一方的に撃たれる)。HEAT系の砲弾の癖はこの後も共通なのでここで慣れよう。
欠点は利点というべきか、一部建物(シナイ半島のC点付近の建物など)をHEATで破壊して見晴らしをよくすることができる。
Hl.Gr 38B(HEAT)の地味なメリットとして車体のやわらかい、装甲車両や軽戦車、駆逐戦車をハルブレイク一撃死を狙える。
Ⅲ号戦車とは異なり、砲塔旋回速度がフル改造で21.5度とⅢ号に比較して早い。
比較的揺れづらい車体をしているので射撃精度が安定している方である。
リロード速度4秒~3秒台と手数も確保されている。
俯角は-10度とハルダウンしやすい数値。
【装甲】
正面最大30mm、側面15mmのRank1車輌としては標準的な装甲厚だが、傾斜部分が少ないので体感の硬さはそれ以下。
Br1帯では大型の車体であり車高もあるのでわりと発見されやすい。
砲弾を-30発すれば車体側面中ほどの弾薬がなくなり、生存性が上がる。車長右後ろの3発は最後まで残ってしまうのでその点は注意。
【機動性】
ソ連側の同格車輌と比べるとやや大振りなため運動性もやや劣るので、立ち回りは慎重に。
ABの平原で最大39㎞まで加速。のっそりはしてるが瞬発力はⅢ号F型よりあるので停止から急発進はしやすい。
旋回性能に関しては鈍重である。前進しながら回った方が早い。
後進速度も-7㎞とⅢ号戦車の13㎞よりは遅い。
史実
ナチス・ドイツが再軍備宣言をした際に保有してた戦車はⅠ・Ⅱ号戦車のみで他国戦車とは比べ物にならない程貧弱であった。そのため陸軍上級大将のハインツ・グデーリアンらの意見によって15t級の主力戦車(Ⅲ号戦車)、20t級の支援戦車(Ⅳ号戦車)の製造が決められた。
ドイツ再軍備に伴い計画された戦車開発の中で、対戦車戦闘のIII号戦車に随伴し歩兵火力支援を行う車両としてIV号戦車が開発されることになった。そのため開発秘匿名称もベグライトヴァーゲン(B.W.)として呼ばれることになる。III号戦車のときと同じく複数社の競作が行われ、クルップ社のB.W.I.が選ばれることになる。
車体のコンセプトはIII号戦車以上に大きいターレットリングをもち、後の発展改良に耐えうる形をもつほか、バスケット型の砲塔などを備えていた。ただしその他の部分では保守的な装備で、サスペンションはIII号戦車のトーションバー方式ではなくリーフサスペンション(板バネ)方式を選択した。歩兵支援ということもありそれほど過大な砲を積むことはないという考えもあったかもしれない。
1937年10月より生産がスタートしたIV号戦車だったが、もともと歩兵火力支援ということもあり、火力も装甲も貧弱そのものだった。これは当時の諸外国における歩兵支援戦車、ルノーR35やMk2マチルダIIに比べると火力は同等でも装甲という面では見劣りしていた。とはいえ装甲が軽いことは機動力に優れているということでもあった。
とはいうもののフランス戦で予見できた対戦車火力の貧弱さはバルバロッサ作戦以降の独ソ戦で完全に露見。ソ連軍戦車T-34にたいしてIII号戦車、IV号戦車共に火力で対抗できず、8.8cm Flakの水平発射でなければ撃破できないという状況に陥りF2型で長砲身7.5cmに換装。合わせて装甲も車体前面50mmに増加され、ここにIII号戦車に代わって対戦車用戦車としてドイツ軍戦車部隊の主力となり、以後J型にいたるまで細かいアップデートを繰り返していくことになる。V号戦車が開発されたあとも生産は続き、実質ドイツ軍戦車部隊の中核として最初から最後まで戦うことなり、ワークホースと呼ばれる所以となった。
またその車体を生かしてさまざまなバリエーションの車両が現れた。代表的なものとしてはIV号突撃砲、IV号駆逐戦車、メーベルワーゲン、ヴィルベルヴィントといった自走対空戦闘車両などなどである。
生産台数8500輌
小ネタ
--加筆求む--
車両 | ランク | ツリー | 入手方法 | 概要 | 国家 |
---|---|---|---|---|---|
VFW | III | プレミアム | イベント | 長砲身88mm砲を装備したタイプ リロード速度が最大4秒だが図体がとても大きい | ドイツ |
IV号戦車 J型 指揮戦車仕様 | III | GE | アンテナが付いているが性能はトーマシールドが装備されている以外 変わらない | ||
ブルムベア | III | 150mm榴弾砲を装備したタイプ 装甲値は上昇しているものの機動力はIV号と比べ遅くなっている | |||
IV号戦車 E型 | I | 通常 | 研究 | 追加装甲が施されている他100mmのHEAT弾が追加されている | |
IV号戦車 F1型 | I | 装甲が強化されておりその他の性能も若干向上している | |||
IV号戦車 F2型 | II | 長砲身75mm砲を装備したタイプ 性能はF1と比べ変わらない | |||
IV号戦車 G型 | II | 車体の装甲が強化されておりスモークの展開の仕方も変わっている 性能はF2と比べ変わらない | |||
IV号戦車 H型 | II | 火力、装甲共に強化されている シュルツェンか装備されており榴弾に対し多少強くなっている | |||
IV号戦車 J型 | II | 砲塔旋回速度が低下し車体のシュルツェンが取り外されている | |||
IV号駆逐戦車 | III | IV号戦車を駆逐戦車化したタイプ 装甲が60mmの傾斜装甲のためIV戦車よりかは信用できる | |||
IV号戦車ラング | III | 火力、装甲ともに強化されている シュルツェンが装備されており榴弾に対し多少強くなっている | |||
ディッカーマックス | II | IV号戦車を駆逐戦車化しそこに105mm砲を装備したタイプ オープントップの他、速度が遅くなっている | |||
ナースホルン | III | 長砲身88mm砲を装備したタイプ オープントップだかこちらは機動性が良い方である | |||
ヴィルベルヴィント | III | IV号戦車を対空戦車化しそこに四機の20mm機関砲を装備したタイプ | |||
オストヴィント | III | 37mm機関砲を装備したタイプ | |||
オストヴィント2 | IV | オストヴィントから機関砲が1門増えている | |||
クーゲルブリッツ | IV | 30mm機関砲を装備したタイプ 他の対空戦車と比べ密閉式のため機銃や爆弾に対し多少 強くなっている | |||
IV号戦車 G型(IT) | III | プレミアム | GE | ドイツから供与されたIV号戦車G型 G型と比べ違うところはあるが基本性能は変わらない | イタリア |
IV号戦車 J型(FIN) | III | 通常 | 研究 | ドイツから購入したIV号戦車J型 性能は追加装甲の改修項目が無い以外は変わらない | スウェーデン |
外部リンク
コメント
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- 装甲薄い事に留意して戦えば格上相手でもなんとかいける -- 2016-04-23 (土) 13:48:26
- むしろF2と一緒に組ませてもいいんでないのかな…軽いし、なお機銃弾が通る模様 -- 2016-04-23 (土) 13:51:55
- そういやなんでIV号CとEは初期で75mmなのにBR低いんだろうか。 -- 2016-06-16 (木) 12:13:37
- つ短砲身 -- 2016-06-16 (木) 12:27:31
- いや短砲身だろうと75mmだし、それに3号は短砲身37mmなのにあのBRだし -- 2016-06-18 (土) 21:25:30
- つ短砲身 -- 2016-06-16 (木) 12:27:31
- 無双出来るなこの車両 -- 2016-07-03 (日) 01:20:38
- ストレスがたまったらこの戦車に乗っている・・・ -- 2016-07-03 (日) 12:47:08
- 側面はM2ブローニングで抜ける これぞペラペラ戦車 -- 2016-08-10 (水) 22:32:53
- A13「」 -- 2016-08-10 (水) 23:04:59
- 逆にランク1で側面をブローニングで抜けないやつを教えてほしいです^^; -- 2016-11-12 (土) 19:34:25
- 他の戦車に比べて割と中がスカスカで打たれ強かった。 -- 2016-10-22 (土) 23:48:24
- 何でみんなそんなうまいの、わたしがなるとすぐスクラップになるよ -- 2016-12-23 (金) 00:42:22
- 目に入る敵は全員躊躇なく撃て -- 2016-12-29 (木) 17:52:55
- 貫通されても5人のゲルマン戦士は決して死なない。いくら砲弾が車内で炸裂しようと、5人のゲルマン戦士が生きている限りⅣ号は死なない。次々と命中弾を出したにも関わらず死なないⅣ号に次第に焦りを感じる。Ⅳ号の砲塔が回転したとき、貴様はもう死んでいる -- 2017-01-03 (火) 15:24:32
- 英国兵「先ずは砲手、続いて操縦手、後は煮るなり焼くなり・・・」まぁ低ランクだとそこまで徹底してる人も少ないから闇雲に乱射して倒しきれない光景も見るけど -- 2017-01-03 (火) 18:34:49
- 砲手ふっかーつ!!スパァァァンン!!ジョンブル:ほわあああぁぁぁぁぁーっっ -- 2017-01-24 (火) 03:03:34
- コレがあるから砲手が復活するタイミングを確認せな行けないのが辛いところ、砲手だけ狙ってたんじゃ倒すのにも時間かかるしな -- 2017-01-24 (火) 07:05:30
- 英国兵「先ずは砲手、続いて操縦手、後は煮るなり焼くなり・・・」まぁ低ランクだとそこまで徹底してる人も少ないから闇雲に乱射して倒しきれない光景も見るけど -- 2017-01-03 (火) 18:34:49
- 最近日本戦車を狩ろうとしたM13を返り討ちに合わせるのが楽しい -- 2017-01-22 (日) 12:26:01
- (´-ω-`)うーんこいつで11キルしたんだけど、いすゞに瀕死にさせかけられて萎えた。 -- 2020-05-20 (水) 23:05:15