概要
バージョン1.49で実装されたランクIIIのアメリカ陸軍戦闘機。通称パノタング。性能は英の課金機と同一。
エンジンの高高度性能は低いが、高速域に特化した機体設計もあり高い降下性能と高速時の機動性を有している。
イスパノ20mm4門の火力は絶大だが、機関砲の改修が済むまではすぐに弾詰まりを起こすためタップ撃ちが必須。
機体情報(v2.5.0.39)
必要経費
必要研究値(RP) | 14,000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 55,000 |
乗員訓練費(SL) | 16,000 |
エキスパート化(SL) | 55,000 |
エース化(GE) | 320 |
エース化無料(RP) | 250,000 |
バックアップ(GE) | 30 |
護符(GE) | 860 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 4.0 / 3.7 / 4.0 |
RP倍率 | 1.3 |
SL倍率 | 0.9 / 2.9 / 3.5 |
最大修理費(SL) | 1,520⇒1,951 / 4,500⇒5,778 / 4,180⇒5,367 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 592⇒673 / 578⇒631 |
(高度5,200m時) | |
最高高度(m) | 8,839 |
旋回時間(秒) | 21.2⇒18.9 / 22.0⇒20.0 |
上昇速度(m/s) | 9.2⇒18.6 / 9.2⇒13.1 |
離陸滑走距離(m) | 491 |
最大出力(hp) | 889⇒1,346 / 977⇒*** |
離陸出力(hp) | 1,310⇒1,767 / 1,297⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | 5.17 |
燃料量(分) | min29 / 30 / 40 / 60 / max96 |
限界速度(IAS) | 855 km/s |
降着脚破損速度(IAS) | 285 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)650 km/s, (離陸)520 km/h, (着陸)280 km/s |
主翼耐久度 | -6G ~ 12G |
レーダー
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||
機関砲 | 20mm イスパノ マークII | 4 | 500 | 翼内 | 40/60 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm Hispano Mk.II | 既定 | HEF-I/ HEF-I/P/T | 17 | 15 | 11 | 7 | 5 | 2 |
汎用 | HEF-I/ HEF-SAPI/ AP/T | 26 | 23 | 17 | 14 | 8 | 6 | |
地上目標 | AP/AP/AP/ HEF-I/T | 26 | 23 | 17 | 14 | 8 | 2 | |
空中目標 | T/HEF-I/ HEF-SAPI/ HEF-I/ HEF-SAPI | 17 | 15 | 11 | 7 | 5 | 2 | |
曳光弾 | AP/T/ HEF-I | 26 | 23 | 17 | 14 | 8 | 2 | |
ステルス | HEF-I/HEF-I/ HEF-SAPI/AP | 26 | 23 | 17 | 14 | 8 | 6 |
追加武装
無し
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 920 | 2200 |
ラジエーター | |||
20mm弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | 1000 | 2400 |
機体 | |||
新しい20mm機関銃 | |||
III | 主翼修理 | 1200 | 2800 |
エンジン | |||
Mk.II (1942年) | |||
IV | インジェクター交換 | 1500 | *** |
カバー交換 | |||
Mk.II (1943年) |
カモフラージュ
研究ツリー
前機体 | P-38E |
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オリジナル機体 | Mustang MK IA |
次機体 | P-51C-10 |
解説
特徴
大戦中のアメリカ機を代表するP-51マスタングの初期型である20mm イスパノ・スイザ markII機関砲を搭載した型。
そのイスパノ20mm x4門はきちんと当たれば威力絶大なのだが、史実での弾詰まりしやすい短所も再現されている。つまり改修が進まない段階では驚愕するほど作動不良を起こすため*1使い物になるとは言い難い。そのため、機関砲の改修を第一に進めて最低限イスパノMk.II(1942年)まではなんとしても進めよう。
防御面だが、パイロット自体の生存率は高いものの、液冷エンジンということもあり各モジュールの破損や火災を起こしやすい。当然だがヘッドオン等被弾リスクの高い戦術は積極的に行うべきではない。
機動力は高速時によく舵が効き、火力も高くダイブ時の加速も良くロール性も高いので一撃離脱に向いている。しかし上昇力は平凡なので、これ以降のアメリカ機が常套手段とする迂回上昇(サイドクライミング)が必須となる。飛行安定性はエンジン推力に大きく依存しているので、着陸時にエンジンを切ってフラップ最大展開すると安定性を失い墜落の危険がある。少しずつ速度とエネルギーを削って接地寸前で3点着陸の体制が取れるようにしよう。
立ち回り
【アーケードバトル】
未改修であるなら迂回上昇、改修済みであっても更に上を取りたいなら迂回ルートを通って上昇しよう。ABでは本機に限った話ではないが戦闘機相手に本機でヘッドオンを挑むと回避行動をとられてあっさり後ろに回り込まれることがある。そのため、戦闘機を相手にする際には敵が気づいて居ないうち、あるいは位置から20mmをたっぷり浴びせてやるとよい。本機の瞬間火力は優秀なため、瞬く間に敵機をスクラップにできる。またこれは爆撃機相手でも遺憾なく発揮されるため、エンジン等の弱点を狙ってシャワーのように弾を浴びせれば着火や破損等多大な被害を与えることができる。
本機も言うまでもなく一撃離脱特化のため、常に中空*2にいることを意識し格闘戦はなるべく避けよう。どうしても格闘戦が必要な場合は、ロール性能と低空での加速力を活かしてシザーズや縦旋回に持ち込もう。
なお、本機の空中目標ベルトにはTが入っているが、幸い他の弾と弾道は一致しているため見越し点での射撃はしやすい。
【リアリスティックバトル】
この機体は上昇力がよくないので迂回上昇は必須になる。開幕したら必ず迂回進路で上昇が定石。しかし迂回しすぎても意味がないので、ある程度のところで前線へ移動しよう。目安としては味方小基地に沿うようにするとよい。およそ高度4,000~4,500mのところで同じく上昇してくるであろう敵機と戦闘することになる。
BR帯としてはBf109 F-4やYak-3、La-5FNなどが仮想敵となる。総じて軽量級の戦闘機と相対することになるため、本機のようなやや重めかつ一撃離脱を主戦術とする機体で戦う時は、十分速度を載せるのは前提としてヘッドオンはオフセットヘッドオンパス等でなるべく回避し、高度を使った高速域でのハイ・ヨーヨーやロー・ヨーヨー、ロール性能を生かしたカウンターがいいだろう。
また、高速域での一撃離脱を得意とするという都合縦よりも横旋回のほうが得意である。フラップ耐性も意外に高いので、この戦法の最中に敵機を曲がらせたい、あるいは動線の内側に入りたいときは思い切って短時間離陸まで下ろすなど状況に応じて工夫しよう。
また、本機の20mmは十分ではあるが無駄撃ちはできない弾数なため、ばら撒くのではなくエンジンやコクピット、燃料タンクや各種動翼などの弱点狙撃を徹底しよう。改修さえ済めば弾速・精度・RPMを全て必要分備えているため、さほど苦労はしないはずだ。当然、改修中は嫌でもショットガンのようなばら撒き弾道になるため、より一層の狙いが求められる。
機体特性上ツーサークル含む長時間の旋回戦は不得意であるため、短期決戦で決着をつけるのは当然として長期戦や援護を予期した場合はどれだけ中途半端であっても早急に離脱すること。後ろにつかれた場合は高速性能を活かし基本的にダイブして相手を振り切ること。エネルギーが残っているときは全速で直進飛行して離脱するとダイブせずとも被弾リスクを下げることができる。左右へのスナップロールやバレルロールでの押し出しは機体特性と真っ向から反する手であるため、相手が直進に乗ってこないときの博打に留めること。
【シミュレーターバトル】
まず、飛行場から離陸したら敵の方に向かわず反対に向かって最低でも高度3,000mまで上昇する。できれば5,000mまで上昇するか速度500km以上の速度で飛びながら索敵しよう。敵を見つけたら700km位で一撃離脱しよう。失敗したら追いかけずに再上昇して隙を見て再攻撃する。格闘戦になってしまったら速度400km以上で旋回を維持しよう。殆どの敵はついてこれないはずなのでどんどん相手の速度が落ちていく。
敵が複数なら味方を呼びながら逃げるべきである。味方が来て相手がバラバラになったらインメルマンターンで高度を回復しながら反転して狙えそうな敵を狙おう。しかし、低速では機体性能を発揮できないのでこの機体が弱いと感じるかもしれない。そう感じたら自分の飛行速度を見て、旋回中も曲がりすぎてないか確認しよう。使いこなせればとても優秀な戦闘機のはずだ。
史実
第二次世界大戦が始まった1939年から、イギリス、フランスはアメリカから兵器を購入する計画を立てていた。
しかし、当時の米国製戦闘機はカーチス社のP-40以外に欧州の水準に達するものがなく、そのP-40もアメリカ軍向けへの生産で手一杯だった。そこで、ノースアメリカン社にP-40のライセンス生産をすることを提案をしたが、ここでノースアメリカン社は「P-40と同じアリソンエンジンでさらに高性能の機体を作れる」と回答。
120日以内に試作機完成という条件の元、P-51は誕生した。操縦性や低空性能は高かったが、一段一速過給機を搭載するアリソンエンジンは高高度性能が悪く、対戦闘機戦には使われなかった。
そこで、性能向上のためにまずは火力を20mm4門に強化したのがマスタングIAである。そのマスタングIA150機のうち57機をアメリカ陸軍向けに転用した物が本機である。
ちなみに同じ時期にはA-36も作られている。
小ネタ
--加筆求む--
イギリス↓
オリジナル機体 | Mustang MK IA |
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日本↓
派生機体 | P-51C-11-NT(JP) |
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中国↓
派生機体 | P-51D-20(CN) |
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派生機体 | P-51K(CN) |
フランス↓
派生機体 | F-6C-10-NA |
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スウェーデン(フィンランド)↓
派生機体 | J26 |
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イスラエル↓
派生機体 | P-51D-20-NA(IL) |
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外部リンク
コメント
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- 史実欄の画像綺麗だな スクショかと思ったわ -- 2017-02-11 (土) 15:46:45
- 確かにめっちゃきれいだな。確認してビビった。 -- 2017-02-15 (水) 15:14:44
- コイツは上がらないんだっけ?英のプレミアのは上がるのに -- 2017-02-11 (土) 17:17:22
- 上がって欲しいとは思うけど、無理じゃろうなあ。アメッサーも上がったし低BRアメリカは見直して欲しいな。 -- 2017-02-11 (土) 18:50:19
- あ、ゴメン。ABの話です。 -- 2017-02-11 (土) 18:51:50
- あれこいつも上がったな まーイスパノ4門つよいもんなぁ -- 2017-02-15 (水) 02:12:59
- 上がって欲しいとは思うけど、無理じゃろうなあ。アメッサーも上がったし低BRアメリカは見直して欲しいな。 -- 2017-02-11 (土) 18:50:19
- いつの間にかBR上がってる… -- 2017-02-15 (水) 18:59:35
- 上がってないのがおかしかったんやで -- 2017-02-16 (木) 15:08:24
- 強いしかっこいいいし、、、 -- 2017-02-15 (水) 20:23:20
- 3.3戦場出禁はまぁしょうがないんじゃない? むしろ爆撃機が多く出てくるようになったからおいしい -- 2017-02-17 (金) 03:06:06
- 2、3発で相手が火を吹くのはやってて楽しい! -- 2017-02-18 (土) 21:17:19
- ~流行ってて楽しい! かと思った……流行るわけないよな しかしまあアメリカツリー進めてこの機体までたどり着くと報われた感じあるよね -- 2017-02-18 (土) 23:31:21
- こいつの火力は使う側にとってはありがたいけれど撃たれる側となるととても厄介。大流行して戦場にコイツしかいないのは単なる地獄だべ。 -- 2017-02-19 (日) 00:25:44
- 本当、報われるわぁ -- 2017-02-19 (日) 09:14:32
- ~流行ってて楽しい! かと思った……流行るわけないよな しかしまあアメリカツリー進めてこの機体までたどり着くと報われた感じあるよね -- 2017-02-18 (土) 23:31:21
- 難易度AB自機Fw190A-4で同高度からこいつに襲われたらどないしたらええんや -- 2017-03-07 (火) 07:48:29
- 高度があるなら、ひたすら降下していくしかない。大半の場合、高高度を維持したいヤツだろうから、一定高度以下まで降りていったら追って来ない。追ってくるヤツならマズイ。おそらくFw190A-4よりコイツの方が降下速度が速いから、ドンドン距離を詰めてくるだろう。Fw190お得意のロールレートと機首の左右への切り返しの速さを活かして弾をかわしながら、ひたすら自軍の飛行場を目指して飛ぶしかない。あとは味方機か対空砲が撃ち落としてくれるのを祈るだけだ。 -- 2017-03-07 (火) 08:55:41
- ありがとう、そうするよ -- 2017-03-07 (火) 17:15:26
- 高度があるなら、ひたすら降下していくしかない。大半の場合、高高度を維持したいヤツだろうから、一定高度以下まで降りていったら追って来ない。追ってくるヤツならマズイ。おそらくFw190A-4よりコイツの方が降下速度が速いから、ドンドン距離を詰めてくるだろう。Fw190お得意のロールレートと機首の左右への切り返しの速さを活かして弾をかわしながら、ひたすら自軍の飛行場を目指して飛ぶしかない。あとは味方機か対空砲が撃ち落としてくれるのを祈るだけだ。 -- 2017-03-07 (火) 08:55:41
- なんかまこいつに撃墜されてる気がする! -- 2017-03-20 (月) 01:51:29
- 変換ミス 毎回ね -- 2017-03-20 (月) 01:52:05
- 扱い易さ良し、火力良し、上昇性能も良い、エネルギー保持性能良し・・・全く不満やストレスを感じさせない機体だわ。大体アメリカは鈍重だったりするけど、コイツだけは違うね -- 2017-04-17 (月) 05:07:52