アメリカ RankII 戦闘機 P-400 Airacobra(エアラコブラ)
概要
ベル P-400 エアラコブラは1.37アップデートで追加されたアメリカのランクII戦闘機。
P-39シリーズの一番手として追加されたが、搭載している機関砲は37mmではなく20mm。
機体情報(v2.5.0.39)
必要経費
必要研究値(RP) | 7,900 |
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機体購入費(SL) | 10,000 |
乗員訓練費(SL) | 3,000 |
エキスパート化(SL) | 10,000 |
エース化(GE) | 130 |
エース化無料(RP) | 160,000 |
バックアップ(GE) | 10 |
護符(GE) | 530 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 2.7 / 2.3 / 2.3 |
RP倍率 | 1.12 |
SL倍率 | 0.4 / 1.5 / 3.3 |
最大修理費(SL) | 770⇒989 / 2,000⇒2,570 / 1,520⇒1,953 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 553⇒603 / 536⇒576 |
(高度2,400m時) | |
最高高度(m) | 9,500 |
旋回時間(秒) | 23.2⇒21.2 / 24.1⇒22.0 |
上昇速度(m/s) | 6.9⇒13.3 / 6.9⇒9.7 |
離陸滑走距離(m) | 320 |
エンジン型式 | Allison V-1710-35 |
最大出力(hp) | ***⇒1,126 / ***⇒1,000 |
離陸出力(hp) | ***⇒1,277 / ***⇒1,151 |
毎秒射撃量(kg/s) | 3.24 |
燃料量(分) | min19 / 20 / 30 / 45 / 60 / max66 |
限界速度(IAS) | 886 km/h |
降着脚破損速度(IAS) | 322 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)400 km/h, (離陸)374 km/h,(着陸)233 km/h |
主翼耐久度 | -9G ~ 12G |
レーダー
なし
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
通常/ステルス | |||||
機銃 | 7.62mm ブローニング | 4 | 3000 | 翼内 | 70/100 |
12.7mm ブローニング | 2 | 540 | 機首 | 30/50 | |
機関砲 | 20mm イスパノ 404 | 1 | 60 | 軸内 | 8/10 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
7.62 mm Browning | 既定 | T/AP/AP-I/ Ball/Ball/I | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 |
汎用 | T/AP/AP/AP-I/I | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 | |
曳光弾 | IT/AP-I | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 | |
ステルス | AP-I/AP-I/I | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 |
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm M2 Browning 前期ベルト | 既定 | T/Ball/I/AP | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 |
汎用 | AP/AP/AP/T/I | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 | |
地上目標 | T/AP/AP/AP | 26 | 25 | 19 | 12 | 0 | 0 | |
曳光弾 | T/T/T/AP | 26 | 25 | 19 | 12 | 0 | 0 | |
ステルス | AP/I/AP | 26 | 25 | 19 | 12 | 3 | 3 |
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm Hispano 404 | 既定 | HEF-I/ HEF-I/P/T | 17 | 15 | 11 | 7 | 5 | 2 |
汎用 | HEF-I/ HEF-SAPI/ AP/T | 26 | 23 | 17 | 14 | 8 | 6 | |
地上目標 | AP/AP/AP/ HEF-I/T | 26 | 23 | 17 | 14 | 8 | 2 | |
曳光弾 | AP/T/ HEF-I | 26 | 23 | 17 | 14 | 8 | 2 | |
ステルス | HEF-I/HEF-I/ HEF-SAPI/AP | 26 | 23 | 17 | 14 | 8 | 6 |
追加武装
追加武装:無し
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 1800 | *** |
ラジエーター | |||
7.62mm弾薬ベルト | |||
12.7mm弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | 2680 | *** |
機体 | |||
新しい7.62mm機関銃 | |||
新しい12.7mm機関銃 | |||
III | 主翼修理 | 4500 | *** |
エンジン | |||
20.0mm弾薬ベルト | |||
IV | インジェクター交換 | 9000 | *** |
カバー交換 | |||
新しい20.0mm機関砲 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
数値上のカタログスペックこそ旋回・上昇ともに平均的な値なのだが、実際のところ本機はエネルギー保持率が非常に低く設定されておりその上昇力は数値以上に低い。また本機は米軍機の例に漏れず低速になればなるほど運動性能が低下していくため、アンダーパワーなエンジンによる弊害として旋回中の速度維持すら困難な本機では、長時間の格闘戦を行うのは自殺行為である。
幸い低空での速度だけはかなり優速な部類に入るので、速度を活かして敵機を振り切りながら対地攻撃に専念するも良し、敵機の隙を突いての奇襲攻撃に徹するも良し。
高高度制圧や爆撃機の邀撃は他の機体に任せて、敵の一撃離脱に注意しながら低空メインで戦おう。
本機の数少ない長所として20mm機関砲および12.7mm機関銃がいずれも機首配置となっていることが挙げられる。
特に20mm機関砲は弾道特性が良好で砲口初速も高速なイスパノHS.404を装備しているため、遠距離からのヘッドオンでは無類の強さを発揮できるだろう。
その20mmの搭載弾薬数は60発しかないので、少し使いづらい印象を受ける。
それでもアメリカ機では貴重な20mm搭載機なので、まだ他のP-39シリーズを持っていない場合は爆撃機を迎撃する時などに役に立ってくれるだろう。
ちなみに性能と型番から試作機と勘違いされがちだがP-39の英国輸出版である。
例によって中高度以上での性能低下が酷く、製造元の米国・供給先の英国での評価は散々なもので、英国の発注分はそのままソ連へのレンドリースに回されてしまった。
当のソ連はポンコツを押し付けられたようなものだが、意外にもそちらの評価は高い。というのも、ソ連では対地攻撃や低空での戦闘が多く、高度による性能低下を受けづらかったことや、レンドリースの機体の中では比較的珍しく機銃が機首に集まっているためソ連のパイロットが使いやすく、多くのエースパイロットが愛用していたようだ。
他のP-39シリーズにも言えることだが、エンジンが胴体中央に乗っているためか、前以外から攻撃を受けるとやたらと火災やエンジントラブルが発生しやすいので注意。
逆に前方には火器しか乗ってないので思う存分ヘッドオンを仕掛けることが出来る。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
【長所】
1.本機の特徴と言えばやはりその火力である。精度も良好で高レートのイスパノ機関砲1門に加え、弾数豊富な12.7mmと7.62mmもそこそこの火力を持ち、小口径だけでも撃墜が十分に狙える。
2.本機は低空での速度に優れており、ある程度速度を乗せればだいたいの敵機を振り切ることが出来る。加えて機体がかなり頑丈で高速域で機動性が悪化しないため、700km~800kmでの一撃離脱も可能である。
3.エンジン加熱が殆どないのでWEPを焚きっぱなしに出来る。
【短所】
1.なんと言っても上昇力の無さである。この機体の次に開発出来るp39(本機の原型機でもある)と比べるとその差は歴然である。同BRの他国機と比べても見劣りするので、高高度制圧をしたいのなら迂回上昇等の工夫が必要である
2.本機は旋回性能が悪く、エネルギー保持率もよろしくないため、横旋回だろうが縦旋回だろうが無闇に旋回しようものならたちまちエネルギーを失い、撃墜されてしまう。速度を乗せれば他のコブラシリーズのような鋭い旋回が可能だが、旋回するのはあくまで一撃離脱時の追従性を高めるためだけにするのが賢明だろう。幸いロールは良好であるので、一撃離脱や回避には困らないだろう。
3.本機、というよりP-39系列の機体に言えることだが、高高度での性能低下が起こる。具体的にはエンジン出力が落ち、上昇速度その他性能が悪化する。もともとの性能があまり良くない本機では、高高度で敵制空戦闘機を相手取るのはかなり厳しい。
4.本機の装備しているイスパノ機関砲はレートが早く60発しか無い為、あっと言う間に弾切れしてしまう。無駄打ちを避け、一撃必中を意識しよう。
よって本機は性能をフルに発揮できる2,000m~4,000mの低・中高度で一撃離脱に徹するのが良いだろう。
オススメの弾薬ベルトは小口径ステルス、20mm汎用である。この組み合わせなら、強力な20mmを無駄にすることなく確実に当てていけることが出来、加えて小口径がステルスなら、気軽にばら撒いても回避されにくく乱戦に突っ込んだ時や奇襲時に役に立ちやすい。ただし12.7mmが弾切れしたら状況にもよるが帰還を考えたほうが良い。流石に7mmだけでは一撃離脱で仕留めるのは難しいからである。開幕では爆撃機にちょっかいをかけにくい為、低空を飛行する攻撃機や戦闘機を中心に素早く片付けていこう。戦況にもよるが基本的には味方と共に行動したほうが良いだろう。
MECする場合はプロペラピッチ90%、ラジエーター/オイルラジエーターを10%/100%程度にし、微調整を行なえば良いだろう。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
戦後はコブラ対戦車ヘリやUH-1汎用ヘリなどヘリコプターで有名になるベル・エアクラフト社が設立されたばかりの1936年に米陸軍の戦闘機として提出した珍しい構造の飛行機。
それまでの戦闘機の定番だった開閉風防からの乗り降りではなく自動車の様な横開きドア、操縦席の後ろにエンジンをミッドシップ配置し延長軸でプロペラを回すなどそれまでの常識を覆すような設計であった。
ドイツと戦う国にアメリカ製の武器を貸与するレンドリース法に基づき機首37mm機関砲をより発射レートの高い20mm機関砲へと換装したP-39 D型がベル社の強い宣伝文句に興味を示した英国へと送られたが旧式ハリケーンより高高度性能が劣る為に不要とされ一部はソビエトへと貸与される事となった。
英王立空軍に配備された僅かなP-39Dカリブーはダンケルク撤退の3か月後に第601飛行隊へと配備されダンケルクでドイツ軍のはしけ等を攻撃したがその保守的でない設計など不満が募り以降のエアラコブラと改名された後も納品を拒否するに至った、また英王立空軍では風防を投棄できず緊急脱出が困難な点や、大雨の際に前方視界が劣悪な点も批判された。
ソビエト空軍では低空の対地支援が主任務であった為にエースを輩出し信頼性の高いアメリカ製品質であると好評であった。
ソビエト貸与分の他に余ったP-39Dは日米開戦で米陸軍がP-400の名前で引き取り豪州に展開した第5空軍へと配備され訓練機として運用されたが、一部はガダルカナル島ヘンダーソン基地に陸・海・海兵混成カクタス航空隊の一部として参加、ガ島奪還に上陸した日本陸軍への地上攻撃やラバウルから毎日の様に飛来する一式陸攻と護衛の零戦の迎撃任務に就き、高高度性能の欠如から多くのスコアを上げれなかったものの1942年末までに80機撃墜を主張したがすでに同数のエアラコブラが失われていた。
太平洋戦線でのP-400パイロットの間ではこんな冗談がささやかれた「なぜP-400っていう名前なんだい?」「ケツにゼロが喰いついたP-40だからさ!」
小ネタ
実はこのエアラコブラは37mm砲を積んだ機体をベースに37mm砲を下ろして20mmを積んだ機体である。が、なぜかこのゲームは改良前のp-39エアラコブラの方が開発が後になってしまっている。
P-400の400というのは400mph出ますよ!と言う会社の宣伝文句(400mphは時速換算で643.7376km/h)であったらしいのだが非武装の試作機ですら最大速度は628 km/hしかだせなかった。
外部リンク
コメント
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- 火力は素晴らしいけど、エレベータ操作に癖があって狙い辛いかな・・・ -- 2016-08-24 (水) 15:39:34
- でも、零戦のような脆い機体だったらその癖のある操作も気にならないかも。 やっぱり一撃離脱が一番だね。 -- 木? 2016-08-26 (金) 20:42:21
- 改修が苦行なんですが… -- 2016-08-26 (金) 01:01:59
- 改修が苦行じゃない機体なんて存在しないんですがそれは・・・ -- 2016-08-26 (金) 16:39:05
- 一理ある。 -- 2016-08-27 (土) 01:07:38
- 途中返信すみません。 でもP40の方が辛かったかも…とりあえず頑張ります -- 2016-08-27 (土) 01:08:37
- 苦行を乗り越えた先の扱いやすさで感動する -- 2016-08-27 (土) 01:09:18
- そう信じて頑張ります。返品ありがとうございます。 -- 2016-08-27 (土) 12:15:44
- そう信じて頑張ります。返品ありがとうございます。 -- 2016-08-27 (土) 12:15:45
- ↑返品ってなんだよ -- 2016-08-28 (日) 13:41:26
- 改修が苦行じゃない機体なんて存在しないんですがそれは・・・ -- 2016-08-26 (金) 16:39:05
- 何か違和感あると思ったらドアから乗り込むのか。農業用飛行機みたいだな。 -- 2016-09-03 (土) 22:44:07
- 曲がらない、火力も微妙、登るわけでも硬いわけでもない機体。BR2.3でもいいんじゃね -- 2016-09-06 (火) 17:15:57
- こねBRで20mmは強くないですか?もしかしたら20mm当たってないかもなので20mm以外の弾薬ベルトをステルスにしてみると良いかもです。20mmバシバシ当たってるのに落とせないならP-39に早く乗り換えた方がいいと思います -- 2016-09-06 (火) 22:11:10
- この火力がBR2.3だとちょっとオーバーパワーな火力になっちまうんだよなぁ・・・BR2.3ってP-36GとかF4Fとかだぞ -- 2016-09-06 (火) 22:19:47
- あれ?BR2.3でしたっけ?2.7って書いてありませんか? -- 2016-09-06 (火) 22:30:17
- P-400のことなら木主が2.3でいいんじゃないかと言ったからで、P-36GとF4Fのことなら私はRBでのBRで話しています。 -- 2016-09-06 (火) 22:38:07
- ああ、すいません理解力不足でした -- 2016-09-06 (火) 22:39:13
- 非常に優秀というわけではないが、それなりに使える機体 -- 2016-09-22 (木) 19:13:24
- P-39よりは使いやすいかな、個人的だけど -- 2016-09-26 (月) 02:40:56
- 着陸しやすい。英タイフーンはなかなか速度が落ちなくて着陸体勢に入るために四苦八苦してたけど、こいつは減速が割と簡単 -- 2016-09-30 (金) 19:41:48
- こいつ手に入れたけどRB的にどうなのこれ -- 2016-10-08 (土) 15:19:55
- BR2.7で20mm持ってんのはかなり有利。20mmが切れてもこのBRなら十分な火力があるから使いやすいよ -- 2016-10-08 (土) 15:22:30
- すまんRBをBRと見間違えた -- 2016-10-08 (土) 15:23:31
- ありがとう。確かに火力は良いね。でも糞AIMな上に米国20㎜初めてだから60発しかないのは辛い所だ・・・ -- 2016-10-08 (土) 15:33:28
- このBRでイスパノ持ちの飛行機といったらD520あたりか -- 2016-10-08 (土) 15:39:01
- 個人的に有能機体 機銃がばらけるのが難点だけど -- 2016-10-08 (土) 15:34:08
- RB自体この辺のBRお勧めできない。F6FやF4Uは高高度強いけどこのゲームはRBでも低空から中高度のクルクルだし。。一応、練習機としてはお勧めできる。エイム力にもエネルギー保持の練習にもなる。 -- 2016-10-08 (土) 19:24:56
- BR2.7で20mm持ってんのはかなり有利。20mmが切れてもこのBRなら十分な火力があるから使いやすいよ -- 2016-10-08 (土) 15:22:30
- 1.65でコックピット周りと防弾装備が変更されたのかな?防弾ガラスの傾きがすごいことになってるけど -- 2016-12-22 (木) 00:14:41
- 久々に使ってみたら、かなりもっさりした動きになっていた -- 2017-01-24 (火) 20:01:51