Kikka

Last-modified: 2023-10-18 (水) 20:41:20

日本 RankV ジェット戦闘機 kikka / 橘花

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概要

ランクVに実装された日本のジェット戦闘攻撃機。
史実では特殊攻撃機(少なくとも開発側は)扱いだが、WTではその戦闘機タイプが実装されている。
離陸時にRATOを使用しないと脚が格納できないため、設定の「ブースターに点火」にキーを割り当てておくこと。

機体情報(v2.5.1.56)

必要経費

必要研究値(RP)86,000
機体購入費(SL)350,000
乗員訓練費(SL)100,000
エキスパート化(SL)350,000
エース化(GE)1,500
エース化無料(RP)670,000
バックアップ(GE)***
護符(GE)2,000

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング6.7 / 7.0 / 6.7
RP倍率1.9
SL倍率1.5 / 3.2 / 3.7
最大修理費(SL)5,700⇒6,808/ 8,370⇒14,534/ (12,000)⇒31,563

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)785⇒894 / 773⇒802
(高度3,000m時)
最高高度(m)12,500
旋回時間(秒)26.5⇒22.0 / 27.4⇒26.4
上昇速度(m/s)19.5⇒28.1 / 18.4⇒23.8
離陸滑走距離(m)750
エンジン型式中島 ネ20
最大出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
離陸出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
毎秒射撃量(kg/s)2.53(→5.06)
燃料量(分)min*** / *** / *** / max***
限界速度(IAS)980 km/h
降着脚破損速度(IAS)380 km/s
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)558 km/h, (離陸)529 km/h,(着陸)380 km/h
主翼耐久度-5G ~ 11G

武装

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)
通常/ステルス
機関砲30mm
五式
1or250or100機首110/160

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
30 mm
五式機関砲
既定P/HEF/HEF-I/HEF-T2322191473
汎用HEF-T/HEF-I/HEF/PT/HEF/HEF2322191473
地上目標PT/PT/HEF-T2322191473
曳光弾HEF-T333333
ステルスHEF/HEF/HEF/P2322191473
 

追加武装


名称
種類


影響【AB/RB&SB】費用
(SL)
搭載条件備考*1
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
旋回時間
(sec)
B800kg
八〇番陸用爆弾
1-160.6/-175.0-18.9/-18.9+3.2/+7.0220爆弾追加 800kg合計搭載量
800kg
(爆薬量429kg)
B500kg
五〇番陸用爆弾二型
1-74.2/-87.8-12.5/-12.5+1.6/+4.1150-合計搭載量
507kg
(爆薬量227.7kg)
G30mm
五式機関砲
1--乙型への改造搭載弾薬数
50
搭載時の
毎秒射撃量
5.06kg/s
 
分類名称パイロン
-1234567891011-
BOM800kg
八〇番陸用爆弾
1
BOM500kg
五〇番陸用爆弾二型
1


爆弾

名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
五〇番通常爆弾二型5072079010137
 
名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
八〇番通常爆弾一型
(八〇番改一爆弾)
80042910614178
 

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理20,00029,000
14in(mod.41)
IIエンジン交換15,00022,000
機体交換
プライマリ30mmベルト
III翼修理25,00037,000
Otsu mod.
IVカバー交換33,00049,000
新しい30mm機関砲

カモフラージュ

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[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体J7W1
派生機体---
次機体F-86 F-30(JP)
 
 

解説

特徴

1.79アップデートにてエンジンの出力が大幅に強化され、それまでとは見違えるような性能を手に入れた。

購入直後は武装が30mm機銃1挺のみで、装弾数もたったの50発しかない。おまけにデフォルトの弾薬ベルトには演習弾が含まれており、ダメージを与えるのにも一苦労である。さらにさらに照準器が装備されておらず(前はあった)、棒が1本コックピット前に生えているだけという有様で、SBでは敵機に当てるのがかなり難しい。

改修を進めれば30mmを2挺に増やせるが、それでも弾数は100発とかなり心許無い。RB・SBでは残弾数に気をつけないと、一発も当てられずに弾切れすることもしばしば。ABは空中補給が可能なのでまだいいが、RB/SBでは飛行場に戻らなければならないのでロスタイムが生じてしまう。一撃必殺を徹底するといいかも。

爆装に関しては、最初から500kg爆弾が懸架でき、開発すれば800kg爆弾を懸架できるヤーボ顔負け(まあ本当は攻撃機なんだけど)のペイロードを持つ。最初のうちは対地攻撃でちまちま稼いでいくほうが無難かもしれない。改修が完了すればかなりの強機体に化けるので、どうしても辛いならGEで飛ばすのも手。

この次はF-86"セイバー"が待っている。頑張って開発を進めよう。

立ち回り

【アーケードバトル】
史実の分類は特殊攻撃機だが、ABでは普通に戦闘機高度からスタートする。
1.79のアップデートによって加速と上昇が大幅に強化された。低空での加速はかなり良いので開幕は水平飛行で600~700km/h程度まで速度を稼いだら上昇する。稼いだ速度を高度に変換することで一気に5000mまで上昇することが可能だ。
そこから持ち前の火力で爆撃機の迎撃をするもよし、一撃離脱で敵戦闘機を粉砕するもよし。BR調節をしてレシプロ狩りをするのもいい運用方法だ。
ただ未改修だと弾道が散らばる上、乙型への改造が終わっていないと機銃1挺しかないため単発機の相手は厳しいだろう。

 

〇未改修の場合
未改修の場合は最初から装備できる500kg爆弾を装備してちまちま稼ぐか、RB顔負けの迂回上昇をして相手チームの上を確実に抑えよう。
30mm五式機銃を装備してはいるものの震電のように弾が多いわけでもなく雷電三三型のように最初から曳光弾を使えるわけでもないのでヘッドオンはできるだけ避けよう。ヘッドオン状態に持ち込まれてしまった場合はABならではのロールの速さでどうにか回避して持ち前の速度で逃げるのみ!
乙型、弾薬ベルトまでの改修が終われば機体の改修まではもう間もないぞ! あっというまだ!
機銃が1挺追加され、ベルトを曳光弾に換えるだけで五式1挺の規定ベルトが何だったのかと思うほどの火力を発揮することだろう。弾速が遅くリードアングルを無視したリードを取らねば当たらなかったあの弾も、当たってもスパークしまくるあの弾も、1挺追加され弾薬ベルトが変わるだけで、あんなに射撃チャンスをモノにできなかった橘花がまるで魔物に変わる。苦行ともいえる改修までの道のりは五式2挺の曳光弾に変わった時点で終わる。滅茶苦茶当てやすい上に規定ベルトと比べると恐ろしいほどに威力のある曳光弾さえ手に入れれば機体性能はすぐについてくる。まずは苦行をどうにか耐えていこう。
ちなみにおすすめの改修の進め方は【金の鷹を使う】だ。

無いなら頑張ろう
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】
1.79のアップデートによって加速と上昇が大幅に強化されたおかげで同ランク帯で屈指の上昇力と加速力を手に入れた。
離陸はまず120Km/hまで加速したのち、前の1.77アップデートで追加されたRATOを点火(事前にキーを振り込んでおく)、220Km/hを過ぎたころで離陸、水平飛行で600Km/hまで加速したのち20°くらいでWEPしながら上昇する。マッチングやマップによっては迂回上昇はしなくてもよい程の上昇力なので、場合により敵飛行場まで一直線に上昇してもよい。旋回力は連合側より劣っているので戦闘は徹底した一撃離脱を行うこと。また、急降下耐性が940km/hまでと高い上に、900Km/hを越しても良好な操作性によりダイブして逃げる敵を追撃しやすい。弾薬ベルトは演習弾が入っていない曳光弾ベルトがオススメ。ペリリューやミッドウェー、その他海戦マップなどの補給が難しいマップがあるので攻撃は慎重に。なお、乙型改装をするまで五式30mmが一挺50発なので未改修時には迂回上昇して爆撃を終えた重爆を狩ったり、後述の装備できる爆弾で地上目標や小基地を削ったりして僅かなRPを地道に稼ぐか大人しく金の鷲を貢いで改修しよう。着陸は地上でのブレーキが効きにくいので、飛行場や戦況によってはエンジン部分で胴体着陸した方が良い(テストフライトで要練習)。なお、この方法で空母への着艦もできるが、難易度が高いのでテストフライトで練習しておいた方が良い。一応攻撃機なので500Kgか800Kg爆弾を装備可能であるが、大幅に機体性能が落ちるので、未改修時の爆装しての離陸はRATOを使っても非常に危険である。ライン川やサイパン島などの飛行場が森に囲まれている飛行場や、ノルウェーなどの滑走路が短い飛行場のマップでは爆装しないほうが良い。

 

【シミュレーターバトル】
性能の割に低いBRが有難い。ECの初手で爆弾を手近な基地に放り込み、帰り道で重爆を仕留めれば、手っ取り早くインパルスセイバーを召喚できる。
戦闘機としての機動性も決して悪くないのだが、概要欄の通りなんと照準器が装備されていない。アイアンサイトすらなく風防の前に棒が一本立ててあるだけ!
「デフォルトの視線位置で真正面を向いた時、何となくこの棒の先端に向かって弾が飛んで行く」という代物だが、頭部位置を移動したりVRやIRを使用すると全く意味をなさない。
解決策としては、棒の先端を照星・防弾ガラスの窓枠を照門に見立てて射撃できるようにすると共に、腰だめの曳光弾射撃を極めるしかない。足らぬ足らぬは工夫が足らぬ、大和魂を発揚して猛訓練で何とかしよう。
なお、いつかのアップデートで全改修後の出撃費用は31,563SLとなり、一機撃墜した程度で機体を失ったら大赤字である。引くタイミングも気をつけよう。
RBと同様にエンジンでの胴体着陸を練習しておくことをお勧めする。フラップを降ろして300km/h以下で接地すれば地面と衝突して墜落することもない。失速にも注意すること。

史実

橘花は第二次世界大戦末期に開発された大日本帝国海軍のジェット戦闘攻撃機である。機体開発は中島飛行機。
 

クリックで展開

昭和19年6月。B-29による本土初空襲が行われていたころ、B29に対して有効な対抗手段を持たない日本はドイツから潜水艦(伊-29)で入手したジェット・ロケット機の設計図に最後の望みを託していた。これはジェット推進の速度と上昇力が爆撃機迎撃に向いているという点以外にも、低質な燃料でも飛行可能という当時の日本の燃料事情に合致した点が大きかった。こうして後に橘花と呼ばれることとなるこの機体は『皇国二号兵器』なる仮称を与えられ、決戦兵器の一つとして昭和19年9月から重点的に開発がスタートした。
 
当時、日本も種子島時休らによって純国産のジェットエンジン「ネ12」の自力開発には漕ぎ付けていたが、これはドイツのJumo004エンジンの3割程しか出力を発揮できないという代物であった。そのため国産エンジンの採用を諦め、ドイツからもたらされたBMW003の整備マニュアルに記されていた不鮮明な断面図と、ドイツの駐在技術官から得られる技術的問い合わせの回答暗号を参考にした新しいエンジン“ネ20”を開発する方針を固めた。機体は出力不足を想定しMe262と比べて一回り小さく設計し、陸軍がすでに開発を進めていたキ201と用途がかぶらないよう「対艦攻撃を主任務とする陸上攻撃機」とする事となった。
(補足:橘花はネ12B搭載型の呼称であり、ネ20搭載型は橘花改が正しいのだが便宜上橘花で統一)
 
こうして開発が始まった本機は
・短期に大量生産が可能
・軽合金を削減し代用素材を用いる
の2点を第一とした事から、設計を簡素化し鋼・ブリキ・トタンなどの複数の非アルミ材料が使われた。ネ20は開発には成功したものの、やはり出力が低くあまり高速は発揮できそうになかった。また当時の日本の低い冶金技術故にタービンの強度確保が難しく、稼動保障時間は30時間以下というものであった。

 
昭和20年8月7日。橘花は開発期間1年という驚異的な早さで初飛行にこぎ着けた。ただ元々が爆装前提の重心設計であった点や、バラスト兼用となる燃料も火災を懸念して16分間飛行できる量(満載の1/7)しか搭載しなかった点などが影響し、常にピッチアップが起こる傾向を示した。試作機は脚出し状態のまま東京湾を一周し11分後無事着陸した。

4日後の11日の試験飛行では、初飛行の結果を考慮したのか燃料は満載搭載し試験を開始。
ところが離陸推進ロケットを用いた滑走時、補助ロケットの燃焼が終り加速が鈍ったのを高岡氏(当時少佐)がエンジントラブルと勘違いし緊急着陸を試み、滑走路をオーバーランするという事故が起きてしまう。周囲で見守っていた技術者は緊急着陸を試みようとする高岡機を察し「異常じゃない、あがれ!」と大声を張り上げるが、その声は当然届かず橘花は滑走路先の砂浜に突っ込み小破。不時着した機体に集まった者から事情を聞いた高岡少佐は「錯覚だったのか」とつぶやき落胆したという。破損した一号機はそのまま修理を終えることはなく、また二号機の準備も間に合わないまま終戦を迎えた。日本が初めて開発したジェット機はたった一度の飛行に終わったのである。
(*上記のやり取りから無線は非搭載と推察できる)

橘花は爆弾による対艦攻撃を目的とした攻撃機であり、機銃・機関砲の搭載は当初想定されていない。また爆弾架は簡単な改修で投下可能にできるように設計されていた事から、純粋の特攻機というわけでもない。
 
橘花のエンジン艤装を担当した渡辺進氏が「橘花は体当たり攻撃機ではなく、最初から帰還を前提とした攻撃機であった。」
(800kg爆弾を搭載して敵艦に肉薄し、攻撃を仕掛けて帰還する。)と語っているように少なくとも開発側は橘花を通常の航空機として設計していた。ただ非爆装状態でも690km/h程度と、連合軍のレシプロ機に簡単に追いつかれかねない速度であるため敵の制空権下を通常攻撃に使うのは難しいと考えられ、実質特攻以外に用途はなかったとも考えられる。
対する海軍航空技術廠で本機の開発に参加していた角信朗海軍大尉は
「『橘花』と名前が示すように当然、戦闘機として使用できるジェットエンジンを装備しながら特攻機としてしか生産も出来なかったし、パイロット養成も出来ないという異常な状況に遭遇していた」と戦後述べていることから、開発側とは異なり海軍側の一部は橘花を特攻機として考えていた節もある。(『ネ20の4時間連続運転に立ち会った軍令部参謀が「30分飛べればそれで良い」と述べて完成を宣言した』との記録が残っている。)

橘花装備航空隊としては、昭和20年7月1日に724空(注:720番台は特攻専門)が開隊されている。当時はまだ実機が無い事から複座練習機型九九艦爆を用いて練成中であった。大本営はアメリカ軍の本土上陸を、南九州、及び千葉の九十九里浜に早ければ秋に来襲するであろうと想定していた。そのため724空への「3ヶ月で練成終了せよ」との指示は九十九里浜防衛に投入する目的であった事を示唆していると考えられる。724空の場合は10月に神奈川の三浦半島へ展開完了の予定だった。
 
派生型として30mm×2を搭載した(艦上)戦闘機型、副座練習機型、偵察機型がある。艦上機型は補助ロケットを4本使って発艦し、着艦もできる様にアレスティングフックを搭載予定だったとされる。だがそれだけの簡易な改修で艦上機として運用できたかは運用上の問題点(空母の甲板強度の問題など)が幾つかあり、実際は困難だった可能性がある。またエンジンをネ20改に換装してより高速化し機体要所を強化した戦闘機型や同様の改修で非武装の複座偵察機型、複座練習機型などがあった。これら派生型橘花は一次試作型から生産が行われたとされ終戦時には合計15機がほぼ完成に近い状態、10機が半完成であったとされる。
 
戦後アメリカ軍は攻撃機として完成していた試作1・2号機と、半完成状態の戦闘機型と複座偵察機型と複座練習機型を1機ずつの計5機を本土に持ち帰り、様々なテストが行われた。
 
現在はそのうちの1機がアメリカのスミソニアン航空宇宙博物館の復元ハンガーに展示されている。


【搭載を予定し改良されたネ20改の設計図】(製作はされず)
ne20kai.jpg

小ネタ

◆Me262コピー?

大体のフォルムを一見し、本機は参考となったMe 262の縮小版では? と思った人も居るかもしれないが、
下の比較画像のように形状や大きさなどが異なっており、基本的な配置を参考にした以上のものではない事がわかる。
cb5b79245d88a.jpg

おまけ

Me262_Kikka.jpg
このページで最初、つまり現画像(コメ番1349氏の修正品)の前に貼られていた誤った全長値での比較画像
上のより正確な画像の数値と見比べて分かる通り、コチラはMe262の全幅が約10.5m、全長が約12mとなっており、その誤った数値から出来たサイズ差は原型機より一回り大きいとされるキ201"火龍"との比較並みになってしまっている。


◆「キツーカ」

ある日とある日本機が実装されたその名は『キツーカ』。それは日本機の名前ではなかった。それは急降下しながらサイレンが鳴る飛行機であった。そしてその間違いに気付いた創造主は,それを訂正した名前が「キスカ」だった。それはもはや飛行機ではなかった・・・
実装された当初は名前が「Kitsuka」でキツーカとなっていた(スツーカではない)。その後修正された…と思ったら今度は「Kisuka」というもはや航空機ではないなにかになった。(そして人々は撤退作戦を始めた。)
そして1.47アップデートでようやく「Kikka」となり、橘花になった。
(ちなみに、イタリア語だけなぜか「Kitsuka」のままなのは公然の秘密である。「Kitsuka」が懐かしい方はイタリア語にしてみてはいかがだろうか?それに加えてユーザースキンを作成するとファイルの名前がKitsukaのままでもある。)
Immagine.png
このように、スウェーデンや日本ファントムが実装されても「Kitsuka」のままだ。

ちなみに、実はキスカ島という島がある。映画『太平洋奇跡の作戦 キスカ』、あるいはキスカマーチ*2のキスカである。史実のキスカ島撤退作戦も参照されたい。


◆防弾云々

防弾装備は対艦(対地)攻撃機という性格上重視されていたとされる。日本語書籍などでは座席の床の部分と後背面に12mm鋼板が装備されていた(座席保護目的の床部分は5~8mm程度という事例が多い)とする記述をよく見かける。また燃料タンクは内包式防漏タンクで、キャノピー正面の防弾ガラスの厚さも55mmとされている。背面装甲板も90mmあるもんね...
ゲームのレントゲンで見える装甲配置は大分異なるが、果たして真実はどっちだ


◆「火龍」

ちなみに、同じMe262を参考にして開発された陸軍の「火龍」はMe262よりも大きく、翼の付け根から後退角があった。(実機は作られていない)


◆RATO

橘花には上記の史実でも記した通り、本来切り離し式のRATO(ロケット推進離陸補助装置)が備わっていたが、WTでは再現されていない。しかし、本機が実装される前に掲載された公式の記事では、RATOらしき物体を備えた橘花のSSが掲載されている。実装時には消えてしまったが、実装後しばらくの間プレビューのレントゲン表示でも見ることが出来た。当時の記事がこちら

そしてVer1.77においてついにRATOが実装された。
使用しないとランディングギアの収納が出来ないので要注意。


◆離陸

RBで離陸できないという声が多い。
離陸する際はBでブレーキをかけつつ、50%くらいの出力でエンジンを温める。ある程度温度が上がったら70%、80%、90%...とゆっくり出力を上げていき、ブレーキかけても前へ進むようになったらブレーキを離すと同時にスロットル全開、離陸寸前で離陸フラップを降ろせばうまくいく。


◆攻撃機型と戦闘機型

橘花には「攻撃機型」と「戦闘機型」の2つの計画が存在していた。

 

・攻撃機型は固定武装無し、500kgもしくは800kg爆弾搭載可能でエンジンは「ネ20」
・戦闘機型は五式30mm機銃2挺と、500kgもしくは800kg爆弾搭載可能でエンジンは「ネ20改」

 

2つの型の違いは武装とエンジンだけなのだが、実際に試験飛行を完了していたのはネ20エンジンを搭載した「攻撃機型」のみであり、「戦闘機型」は完成していない。(ネ20改エンジンがそもそも完成していなかった。)
1.77アップデートまではWTにおける本機の性能は「戦闘機型の武装と攻撃機型のエンジンを搭載」という、両型が混ざったようなものだったが1.79アップデートで橘花のエンジンが高出力の「ネ20改」に換装されたためWTの橘花は完全な「戦闘機型」になった。
つまり、現在実装されている橘花は景雲改に次ぐ2機目の計画機である。


◆特攻機

本機の「橘花」という名前は見て分かる通り花の名前が付けられており、これは「桜花」や「梅花」に通じるように主に特攻兵器に対して付けられる命名規則である。
これにより開発陣は帰還前提の攻撃機として認識していたようだが、軍部は最初から特攻機として使うつもりでいたようである(当時の戦況を見れば切羽詰まっており、練習機であろうと飛べる機体には爆弾を搭載してひたすら特攻させていたので当然ではあるが…)。
当時ジェットエンジンはレシプロエンジンに比べて比較的容易に製造が可能でコスト的な意味でも節約できた上、最高速度などもレシプロを上回っているというまさに理想的なものだった。
しかし実際は軍部はジェットエンジンをあまり信用しておらず、「取り敢えず航空機を飛ばせるエンジン」として見ており迎撃機として運用させようとは思っていなかったようである。


◆着陸

本機はブレーキが日本機にしては珍しくというか戦中ジェット全般だが全くと言っていいほど効かないため胴体着陸をお勧めする
速度は300~200の間で突っ込めば余裕で止められる。また700kmあたりでも滑走路の距離があれば滑走路前で止められることもある。
だが、本機に限らず景雲改などの機体で胴体着陸を行い、失敗すると羽や胴体、エンジンなどが全損し修理不可になるので気を付けよう
運営曰く損傷の一部は修理可能だが胴体や翼の全損は修理不可であり、ジェットエンジンは精密なためやられただけで修理不可とのことジェットよりレシプロの方が難しいんですがそれは


外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

Nakajima Kitsuka (Kikka)

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • 乙型への改修クッソつらい...まあ言われてるほどゴミではなかったけど -- AB 2017-02-21 (火) 14:41:50
    • 開幕急降下爆撃して、基地に帰還しよう。これで回収が楽に進むぞ。占領戦なら、エンジンをフロート代わりに強行着陸で経験値もらう -- 2017-02-21 (火) 14:57:05
      • 開幕キツーカはトーチカ系でおk? -- 2017-02-21 (火) 21:00:13
      • チケットに影響するものなら何でもおk -- 2017-02-21 (火) 22:27:00
  • 軽車両群に爆弾落とすのもアリかもしれません。 -- 2017-02-21 (火) 21:26:21
  • なんか30mm威力上がった?サクサク落とせるんだけど…個人的に前まではゴミ機体と思って使わなかったけど、今は最高の機体なんだが…ABで暴れるのめっちゃ楽しい -- 2017-02-22 (水) 12:39:04
    • ほんそれ、昨日くらいからカスリで落とせる... -- 2017-02-22 (水) 18:27:32
    • わかんねー 他の五式機関砲でもあんまり変わらん気がする まさかこいつのだけ威力上がってるとは思えんしなあ -- 2017-02-22 (水) 20:21:02
    • BR下がってるからレシプロみたいな遅い機体が増えて相対速度的にその分当てやすいんじゃないのかな? -- 2017-02-23 (木) 00:59:01
      • 橘花「あ~レシプロって遅いなあ~」(Mk24を見ながら) -- 2017-02-23 (木) 21:21:26
      • 末期レシプロ「なにこのクソ遅いジェット…」 -- 2017-02-23 (木) 21:25:21
      • 末期のレシプロと黎明期のジェット比べると割と末期レシプロの方が性能良かったりするのよね -- 2017-02-23 (木) 21:48:02
      • 急降下でも逃げられないYak-15の悪口はそこまでだ! -- 2017-02-23 (木) 22:07:51
      • 一度上をとって一撃離脱に徹してしまえば末期レシプロすら手も足も出なくなるぞ。やっぱジェットってすげえってなる。 -- 2017-02-25 (土) 09:12:20
  • エンジンの改修だけ済んでるんだけど800kg積んだらABでも離陸困難だからほんとRATO欲しい -- 2017-02-24 (金) 19:49:58
    • 離陸するヒントをあげよう。まずブレーキかけた状態でエンジンを暖めて、暖まったらブレーキしたまま滑走路端までタクシーする。そこで向きを戻しつつブレーキを離すとすごい加速で離陸できるぞ -- 2017-02-24 (金) 21:28:04
    • 離陸するヒントをあげよう。まずブレーキかけた状態でエンジンを暖めて、暖まったらブレーキしたまま滑走路端までタクシーする。そこで向きを戻しつつブレーキを離すとすごい加速で離陸できるぞ -- 2017-02-25 (土) 00:06:06
      • なぜこんなに時間差開けて連投された? -- 2017-02-25 (土) 00:17:36
      • 大事な事なので間を開けて二回言いました -- 2017-02-25 (土) 04:25:59
      • そういうの止めてくれないかな。ただのスパムにしか見えないぞ。あと最近のwiki民で勘違いしてる奴が多いけどあくまでwikiは情報共有の場だからな。消してネタの実験場ではない -- 2017-02-25 (土) 04:29:50
      • あ いや大事な事なので~の人だけど連投兄貴と別人だしネタで言っただけだから… -- 2017-02-25 (土) 05:37:59
      • そっか。まぁどっちにせよ褒められた行為じゃないけど。意図が分からなければ意味がない -- 2017-02-25 (土) 05:39:19
      • そうだね 確かに紛らわしいことしてたごめんよ -- 2017-02-25 (土) 05:41:02
      • しかしなんで間を開けて連投されたんすかね… -- 2017-02-25 (土) 05:41:23
      • なぜこんなに時間差~は、自分でも原因がわからずに、困惑して書いたんだ。紛らわしくてスマン -- [[枝&葉1]] 2017-02-25 (土) 08:39:36
  • GE投げてフル開発。ミニ景雲みたいでレシプロ戦場ではジェット戦法したら無敵だった。速度も700キロ出して一撃離脱→逃げに徹したらそこまで悪くない感じ。 ab -- 2017-02-27 (月) 02:01:25
  • 開発が終わっても500kg爆弾にはお世話になってる -- ab? 2017-02-27 (月) 23:23:50
  • BR4.7の格上マッチ?とはいえ、この機体が出てきたときはかなり驚いた。 -- 2017-03-01 (水) 20:04:34
    • 調整すれば5,7になるという驚き -- 2017-03-03 (金) 02:05:42
  • SBでパッドで飛ばしてるとほんとピッチの許容が狭い すぐ失速寸前になるから一撃離脱しようにも相手がちょっと逃げると追えなくなりやすい -- 2017-03-02 (木) 03:52:23
  • 殆どレシプロ機とマッチするから、速度の物を言わせて空域を引っ掻き回せていいゾ~これ。F7FとかF-82相手にヘッドオンでキルできると、もう気が狂うほど気持ちええんじゃ。 -- 2017-03-03 (金) 08:03:13
  • まだジェット&ロケット機を持ってないからわからないんだけど、レシプロ機と比べてどんな違いがあるものなの? -- 2017-03-05 (日) 06:54:14
    • 全改修済んだら時速700後半出て直線的に逃げればほぼ追いつかれない。ジェットは旋回したら物凄い勢いで速度が落ちるけどこいつはまだマシ 30ミリ100発は(ABなら)意外と悪くない。 未改修だと本気の粗大ゴミ -- 2017-03-05 (日) 07:18:11
      • セイバーが早く欲しいとかレシプロデッキ組みたい以外なら景雲改を強く勧める -- 2017-03-05 (日) 07:19:03

*1 爆薬量はTNT換算
*2 ちなみに初出は『太平洋奇跡の~』の曲である