日本 RankIII 戦闘機 キ100-I 五式戦闘機一型 / Ki-100
概要
Ver1.61にて追加された日本陸軍機ツリーのランクIII戦闘機。
正式に陸軍が採用した訳ではないが非公式に五式戦と呼ばれるようになった。一言で言い表すなら「空冷飛燕」である(詳細は後述)
機体情報(v2.5.1.56)
必要経費
必要研究値(RP) | 14,000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 55,000 |
乗員訓練費(SL) | 16,000 |
エキスパート化(SL) | 55,000 |
エース化(GE) | 320 |
エース化無料(RP) | 250,000 |
バックアップ(GE) | 80 |
護符(GE) | 860 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.7 / 4.0 / 3.7 |
RP倍率 | 1.3 |
SL倍率 | 0.7 / 2.3 / 2.4 |
最大修理費(SL) | 1,680⇒2,138 / 4,480⇒5,703 / 4,180⇒5,321 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 555⇒606 / 540⇒580 |
(高度6,000m時) | |
最高高度(m) | 10,000 |
旋回時間(秒) | 20.9⇒19.3 / 21.6⇒20.0 |
上昇速度(m/s) | 10.1⇒18.8 / 10.1⇒13.8 |
離陸滑走距離(m) | 350 |
エンジン型式 | 三菱 ハ112-II |
最大出力(hp) | 1,134⇒1,450 / 1,120⇒*** |
離陸出力(hp) | 1,364⇒1,680 / 1,330⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | 3.46 |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
限界速度(IAS) | 850 km/s |
降着脚破損速度(IAS) | 250 km/h |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)292 km/h, (離陸)282 km/h, (着陸)230 km/h |
主翼耐久度 | -7G ~ 15G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 12.7mm ホ-103 | 2 | 500 | 翼内 |
機関砲 | 20mm ホ-5 | 2 | 400 | 機首 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm ホ-103 機銃 | 既定 | AP-T/ AP/HEF | 21 | 19 | 13 | 7 | 4 | 3 |
汎用 | AP-T/ AP/IAI | 21 | 19 | 13 | 7 | 4 | 3 | |
空中目標 | AP-T/ IAI/ HEF/IAI | 21 | 19 | 13 | 7 | 4 | 3 | |
曳光弾 | AP-T/ AP/AP-T | 21 | 19 | 13 | 7 | 4 | 3 | |
ステルス | AP/IAI/ HEF/IAI | 21 | 19 | 13 | 7 | 4 | 3 |
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm ホ-5 機関砲 | 既定 | HEF-I/P/AP-T | 22 | 19 | 13 | 6 | 2 | 2 |
汎用 | HEF-I/HEF-I/AP-T | 22 | 19 | 13 | 6 | 2 | 2 | |
地上目標 | AP-T/AP-T/HEF-I | 22 | 19 | 13 | 6 | 2 | 2 | |
曳光弾 | AP-T | 22 | 19 | 13 | 6 | 0 | 0 | |
ステルス | HEF-I/HEF-I/HEF-I/P | 16 | 13 | 8 | 6 | 2 | 2 |
追加武装
分 類 | 名称 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備 考 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 50kg 九四式五十瓩 | 2 | -17/-14/-14 | -0.4/-0.3/-0.3 | +0.1/+0.1/+0.1 | 40 | 7 in | 合計搭載量 ***kg (爆薬量***kg) |
B | 100kg 九四式百瓩 | 2 | -31/-27/-27 | -0.8/-0.6/-0.6 | +0.2/+0.2/+0.2 | 100 | 10 in | 合計搭載量 ***kg (爆薬量***kg) |
B | 250kg 九二式二百五十瓩 | 2 | -51/-46/-46 | -1.3/-1.0/-1.0 | +0.4/+0.4/+0.4 | 200 | 12 in | 合計搭載量 ***kg (爆薬量***kg) |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 690 | 1,600 | 100 |
ラジエーター | ||||
12mm弾薬ベルト | ||||
爆弾追加50kg | ||||
II | コンプレッサー | 780 | 1,800 | 110 |
機体 | ||||
20mm弾薬ベルト | ||||
爆弾追加100kg | ||||
III | 主翼修理 | 870 | 2,100 | 150 |
エンジン | ||||
新しい12mm機関銃 | ||||
爆弾追加250kg | ||||
IV | インジェクター交換 | 1,500 | 3,600 | 220 |
カバー交換 | ||||
新しい20mm機関砲 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
Ki-61-Ibの火力と速力、上昇を強化した代わりに若干重くしたような機体。
機首の20mm砲 ホ5はお馴染みホ103の拡大版といった趣で、大口径化により全体的な貫徹が向上しつつ、連射速度は驚異の950rpmに引き上げられている。反面、超連射と弾薬の大型化により弾持ちが悪くなっているが、本機に限っては装弾数が200発と多く、BRの近い試製雷電やソ連のLa-5を上回る。そのためBR4帯の20mm持ちにありがちな弾数不足に悩まされることは少なく、試合の全般にかけて活躍することが可能だ。この強力な20mm砲を機首に装備するため高い精度が期待できるが、弾道低伸性は相変わらず悪いので、接近して撃つなど特性を理解することが重要である。
機動性の面においても、若干落ちたとはいえ三式戦譲りの適度な旋回性能を維持していながらダイブ速度も優れており、まさにエースを生み出すための機体といえよう。ただし上昇力は並程度なので、過信は禁物である。
本機は良く言えばバランスは良いが悪く言えば器用貧乏でもある。上昇力、旋回力、火力……と同格において一点特化の機体が増えてくるBRの為、戦況に合わせた柔軟な立ち回りが求められるだろう。
終戦までに制式化されなかったため本来は「名無しのごんべえさん」なのだが、一部では非公式に「五式戦」「五式単戦」などと呼ばれることがある。*1
立ち回り
【アーケードバトル】
上昇能力は飛燕系列よりは高いものの、雷電や鍾馗などには及ばない為、迂回上昇は必須である。
飛燕譲りの高い降下性能を活かして一撃離脱に徹しよう。ただしこれまでの多くの日本機と違い、飛燕と同じく高速域では舵が固まってしまう為、直線軌道をしている機体を狙うなど工夫をして対処すると良いだろう。
BR4.7ともなるとやや性能に見劣りする部分が目立つため、状況に合わせた柔軟な立ち回りが求められる。
このあたりのBRでは烈風・疾風・紫電及び雷電系統に後期メッサーやフォッケともマッチングするため注意が必要だ。
相手を選んで戦えば、必ず期待に応えてくれる機体だ。
【リアリスティックバトル】
原型となった飛燕系列の特徴を引き継いでいるため、運用法も似たようなものとなる。
基本的な運用としては高度を取って一撃離脱、安全を確保できれば旋回戦の日本機の基本の動きをしてればすぐに敵を殲滅可能である。
800Km/hに近づくと舵が固まるため、超低空の敵を狙って長くダイブして地面とキスすることがないように気を付けよう。
20mm機関砲の弾道の悪さがネックになるが、ホ-5特有のレートの高さと装弾数の多さがそれを補ってくれるだろう。まだ慣れていない、改修中だ、などという時は上昇性能に優れた味方が敵の高度を落としたところ狙えば少なからずの射撃機会が確保可能。20mmを大量に持てる点を利用して爆撃機を狩るのもいいだろう。
なお、ツリー上のKi-61-Ibは中低速域ならば横旋回でスピットファイヤMk5cと互角程度の瞬間的な旋回力があったが、こちらはやや重くなっており、横旋回力はスピットファイアMk9と互角程度まで落ち込んでいる。
型番にもよるがスピットファイヤとの格闘は避けるか、やむなく格闘する際は縦旋回に誘導し、ループの頂点で戦闘フラップを開いて旋回力を上乗せすれば有利に戦えるだろう。
手動エンジン管制(MEC)を行なう場合、ペラピッチ100%で過給機ギア切換え高度は3,250m、WEP状態なら2,400mあたりで高度4,000mまでは275km/hで昇りその上は250km/hを維持するように昇れば良いだろう。
陸RB
低いBRや各装弾数500発という豊富な弾数に加えて250kg爆弾を搭載できるので空戦、軽目標への機銃掃射、爆弾による対戦車攻撃などマルチロールな活躍ができるであろう。
三式チヌⅡや四式チトのお供としてどんどん使っていこう。
【シミュレーターバトル】
基本的には他の飛燕系列と同じ様な運用が可能。
旋回性能は若干下がっており、また機体重量の増加により旋回によるエネルギーロスも増えているため、長時間の旋回戦は禁物である。また、空冷エンジンを搭載したことにより若干前下方視界が悪くなっているのも注意が必要。
空冷エンジンに換装された事により、エンジンに1発被弾しただけで停止してしまうような事は無くなったが、機体そのものの撃たれ強さは変わっていない為、耐久性を過信せず後部銃座などには出来るだけ撃たれない立ち回りを心がけよう。
史実
五式戦闘機は陸軍最後の制式戦闘機。1945年四月という戦争末期に登場した。
五式戦闘機の元は陸軍中盤の主力戦闘機『飛燕』である。飛燕はカタログスペックこそ連合軍機と渡り合えるように見えたが、実戦では液冷エンジンの精密さが祟って稼働率が非常に低かった。飛燕の製造元である川崎航空機はエンジンの改修を急いだのだが、その間にも飛燕は量産され続ける。そしてエンジンの供給が間に合わなくなり、ついにエンジンのない『首なし戦闘機』がストックされてしまう前代未聞の問題に発展してしまう。
そこへきてようやく液冷エンジンに見切りをつけ、一〇〇式司令部偵察機等の機体で運用実績があった空冷エンジン「ハ112」へと改装する措置が取られた。直径の大きい空冷エンジンへの置き換えは、ドイツから輸入したFw190を設計士自ら見分して参考にしたという。
出来上がった戦闘機は最高速度こそ低下したものの、稼働率の改善に加えて軽量化による運動性向上も見られたため、ただちに量産が命じられた。完成した本機は本土防空隊を中心に、随時飛燕と機種転換されていった。
五式戦は末期の日本軍機の中で珍しく、ほとんどの部隊から歓迎された。スペックもさる事ながら、末期の悲惨な整備状況でもちゃんと額面どおりのスペックが発揮できたことが大きかったようである。中には「五式戦は四式戦の3機分の働きをする」「五式戦を用いれば絶対不敗」などと称賛する声もあり、また連合軍と日本側の空戦記録を比較してもかなりの戦果を挙げていたのは確かなようだ。
ただ4か月の間の短い期間では大量生産などできるハズもなく、生産数はたったの390機程度で、400機に満たない。また五式戦自体が飛燕の改造機に過ぎず、投入した時期が遅すぎた。
正式名称はないが連合国の書類上などでは便宜上「Tony II」とされたことがあったという。また、川崎内では「きのひゃく」または「ひゃく」、陸軍航空敞では「きひゃく」または「ひゃく」と呼ばれていた。
小ネタ
戦時中、軍は国民向けの愛称として航空機に愛称を付けていたが五式戦闘機には無い。それどころか資料によっては正式採用されておらず、型番の『五式戦闘機』すら非公式というものもある。ちなみに噂程度のものたが、愛称を付ける際は『紫電改』よろしく『飛燕改』にする予定だったという説がある。
但し、開発元の川崎航空機の後身でもある川崎重工業/川崎重工業航空宇宙カンパニーでは、2016年秋頃の記念展覧会にて飛燕の復元の説明文には、明確に「五式戦闘機」と記載してある。
この戦闘機、飛燕の胴体を流用していることを考えれば、キャノピーはファストバックキャノピーが妥当なのだが(五式戦闘機の初期のタイプは実際そうであり、これが甲型であったとされている。)多くの画像、また現存機が涙滴型である。飛燕の胴体から変更されたのだ。(これが乙型であったとされる)
ただ気密性はよろしくなく、パイロットが騒音に襲われたとされる。
外部リンク
コメント
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- 陸SBでタイムスリップした機体が大暴れしてますね... 主力機がまだない連合側が勝てるわけないってそれ -- 2017-02-22 (水) 15:37:10
- 時系列云々は抜きにしても、こいつ本当は一型じゃなくて二型の波状だしなぁ…。 -- 2017-02-22 (水) 16:06:43
- こいつに限らないけどホ5のベルトはどれがいいんですかね? -- 2017-02-23 (木) 23:54:13
- 汎用でいいと思う -- 2017-02-25 (土) 00:30:30
- 汎用かステルス。対地onlyにしたって中途半端に榴弾の混ざる対地ベルトより徹甲弾オンリーの曳光の方がいいかも。そもそも対地onlyなんてやらないだろうけど。 -- 2017-02-25 (土) 16:11:24
- スピットやらF6F使ってて旋回戦ならカモれるかと思ったけどそんなことはなかった。この機体思ったより曲がるのかな? -- 2017-02-27 (月) 22:17:43
- 飛燕よりだいぶ軽快だぞ -- 2017-02-28 (火) 01:53:21
- 零戦や隼ほどではないけど、スピットよりはエネルギー保持も良いので結果的に格闘戦にはかなり強い。飛燕譲りの降下性能も備えてるので正直BR4.3とかに上げていい…。ただ水平速度はやや劣る。 -- 2017-02-28 (火) 02:01:22
- 陸RBみたいな低空での巴戦になりがちな時にスピットMk.Vに出会ったときの対処って皆どうしてるん? なかなか戦闘を有利にさせられずに悔しい思いをすることが多い。 -- 2017-02-28 (火) 03:18:32
- MkV側としては縦に回られるか左右に振られるとキツイ。こちら側もなかなか有利にできないなあと思ってるのよ。 -- 2017-03-01 (水) 14:05:44
- なるほど、振り回してやればいいのか・・・次に出会った時試してみる。ありがとう親切な紳士。 -- 2017-03-01 (水) 15:11:38
- 普段は日本軍やで…。相手を使うことでわかることも多いから他国でも遊んでみるといいのですよ。 -- えだ? 2017-03-01 (水) 20:20:47
- MkV側としては縦に回られるか左右に振られるとキツイ。こちら側もなかなか有利にできないなあと思ってるのよ。 -- 2017-03-01 (水) 14:05:44
- 今でも十分強すぎるが、これがBR3.0だった時代なんてそら恐れられるわ -- 2017-02-28 (火) 11:02:00
- FMそのままで2型と入れ替えてくれないかな... -- 2017-02-28 (火) 11:09:53
- イマイチ、コイツの強みを活かせない…一撃離脱って言っても敵を落とせる位20mmを当てれない…誰かコイツに限らず一撃離脱戦法のコツを教えてください… -- AB 2017-03-01 (水) 21:10:57
- まず上をとってから…降下するときは出来るだけ相手の視界外から。ばれないように相手の斜め後ろに降下して、撃ちたくなる気を抑えて自分の得意な間合いまで我慢。ここなら当てられる!って距離まできたら落ち着いて斉射。ダメージを与える。もし死ななかったり気づかれて逃げられたら追いかけずにそのまま上昇、次の獲物を狙う。 -- 2017-03-01 (水) 21:22:43
- 機首搭載だから慣れるまでは当たりにくいだろうけど頑張って慣れてね。でもこいつは格闘戦も強いから一撃離脱だけに縛られなくても大丈夫だよ -- 2017-03-01 (水) 21:25:56
- こいつに限った話じゃないけど吊り上げとかは結構有効。敵に「落とせそうだな」と思わせる高度を飛んで機首上げてこっち来たのを確認したらこっちも高度上げて相手の速度奪ったのを確認したら上から襲ってやればいい。(絶対条件として敵より優位な高度と速度は持っておくこと) -- 2017-03-04 (土) 17:51:01
- a6m2に慣れすぎて、引き起こしに失敗した… -- 2017-03-13 (月) 23:34:19
- 羽を上から見ると謎のカタカナが… -- 2017-12-27 (水) 02:01:10
- 謎も何もまんま『踏むな』やで。あの辺はフラップの上に位置するうえに主翼後端で薄いから注意書きがあるんや。左右両書きなの理由は川崎に聞くしかない。 -- 2017-12-27 (水) 21:49:41
- ほえーカタカナで書くなや -- 2017-12-29 (金) 01:23:18
- 太字の漢字で書いたら面倒やし読みづらいやろ -- 2017-12-30 (土) 09:47:00
- 謎も何もまんま『踏むな』やで。あの辺はフラップの上に位置するうえに主翼後端で薄いから注意書きがあるんや。左右両書きなの理由は川崎に聞くしかない。 -- 2017-12-27 (水) 21:49:41
- い -- 2022-10-24 (月) 10:04:30