J2M3

Last-modified: 2023-10-18 (水) 20:38:02

日本 RankIV 戦闘機 J2M3 / 雷電二一型

shot 2016.09.11 22.44.20.jpg

概要

Ver1.45で追加された日本のRankIV戦闘機。
一一型譲りのずんぐりした紡錘形のフォルムから繰り出される、日本機らしからぬ上昇力はこのランクでも超一級。敵爆撃機の上を取って迎撃機としての役割を果たす事が出来る。2号銃と1号銃の混載ながら20mm銃4門装備で火力も申し分ない。

機体情報(v2.5.1.56)

必要経費

必要研究値(RP)63,000
機体購入費(SL)240,000
乗員訓練費(SL)68,000
エキスパート化(SL)240,000
エース化(GE)1,100
エース化無料(RP)520,000
バックアップ(GE)60
護符(GE)1,700

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング6.3 / 5.7 / 5.0
RP倍率1.6
SL倍率1.2 / 3.8 / 4.3
最大修理費(SL)6070⇒7951 / 24000⇒30528 / 15948⇒20285

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)571⇒625 / 551⇒596
(高度5,500m時)
最高高度(m)11,500
旋回時間(秒)19.8⇒18.8 / 20.5⇒19.0
上昇速度(m/s)16.0⇒28.5 / 16.0⇒21.3
離陸滑走距離(m)300
エンジン型式三菱 ハ-32-23
最大出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
離陸出力(hp)***⇒*** / ***⇒***
毎秒射撃量(kg/s)4.26
燃料量(分)min*** / *** / *** / max***
限界速度(IAS)820 km/h
降着脚破損速度(IAS)350 km/s
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)488 km/h, (離陸)454 km/h,(着陸)280 km/h
主翼耐久度-9G ~ 12G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)
通常/ステルス
機関砲20mm
九九式一号
2380翼内140/210
機関砲20mm
九九式二号
2420翼内150/230

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
20 mm
九九式一号機関砲
既定T/HEF-I/
HEF-I/AP-I
17156422
汎用HEF-T/HEF/
HEF/AP
2422171185
地上目標AP-I/AP-I/
AP/AP/HEF
HEF-T
17156322
曳光弾HEF-T222222
ステルスHEF/HEF/HEF/
AP/AP
2422171185
 
武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
20 mm
九九式二号機関砲
既定T/FI/FI/AP-I2420161052
汎用HEF-T/HEF/HEF/AP-I2420161052
地上目標AP-I/AP-I/AP-I/AP-I/HEF/HEF-T2420161052
曳光弾HEF-T222222
ステルスHEF/HEF/HEF/AP-I/AP-I2420161052

追加武装


名称
種類


影響【AB/RB&SB】費用
(SL)
搭載条件備考*1
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
旋回時間
(sec)
B60kg
九七式六番陸用爆弾
2-10.8/-17-1.7/-1.7+0.3/+0.740-合計搭載量
120kg
(爆薬量46kg)
R三式一番二八号爆弾一型2-10.8/-13-0.5/-0.5+0.1/+0.250三式一番二八号爆弾一型-
R五式一番二八号爆弾2-10.8/-13-0.7/-0.7+0.1/+0.250五式一番二八号爆弾-
R三式一番二八号爆弾一型2-12.2/-15.1-1.9/-1.9+0.3/+0.850三式六番二七号爆弾一型-
R五式六番二八号爆弾2-10.8/-15.1-2.3/-2.3+0.4/+150五式六番二八号爆弾-

爆弾

名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
九七式六番陸用爆弾6025.365269
 

ロケット

名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(m/s)
射程
(km)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
三式六番二七号爆弾一型
(ロケット)
662.5270-**
 
名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(m/s)
射程
(km)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
三式一番二八号爆弾一型
(ロケット)
100.6400-8
 
名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(m/s)
射程
(km)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
五式一番九号爆弾
(ロケット)
150.9230-15
 
名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(m/s)
射程
(km)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
五式六番九号爆弾
(ロケット)
8410230-80
 

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理35006400
ラジエーター交換
20mm弾薬ベルト
三式一番二八号爆弾一型
IIコンプレッサー交換38007400
機体交換
20mm弾薬ベルト
五式一番九号爆弾
III翼修理42008200
エンジン交換
新しい20mm機関砲
三式六番二七号爆弾一型
IVインジェクター交換540010000
カバー交換
新しい20mm機関砲
五式六番九号爆弾

カモフラージュ

クリックで表示
規定
War Thunder Screenshot 2021.05.21 - 09.38.20.82.jpg
条件-
説明標準カモフラージュ
J2M3, "352-50", 352th koukutai
War Thunder Screenshot 2021.05.21 - 09.29.03.31.jpg
条件ガチャ&マーケットプレイススキン
説明第三五二海軍航空隊(352空)所属の雷電二一型のカモフラージュ
スキン制作者:z2152c

研究ツリー

前機体N1K2-J
派生機体J2M5
次機体J7W1
 
 

解説

ゲーム内計測値 

Gaijinはゲーム内の空気の密度をアップデートの時に変更する場合があります。それはエンジンの冷却、加熱、また上昇や加速にも関わってきます。昔のverと現在のverで数値と違うのはそれも影響しているためと考えられます。

ver1.4.9

カスタムバトル クルスク 燃料 20:00
RB
上昇力
0-3000m 2:03 24.4m/s
0-6000m 4:05 24.5m/s
上昇角度
0-6000m 20°
限界速度
IAS 800km/h

ver1.5.5

カスタムバトル クルスク 燃料 20:00
RB
50m-3000m 1:39(wep使用) 1.52(wep不使用)
50m-6000m 3:45(wep使用) 4:16(wep不使用)
上昇角度
50-6000m 20°

  • 離陸後高度50mで400km/hまで水平加速、400km/hに達した瞬間より計測開始、上昇角度固定。

限界速度
IAS 800km/h

IAS表示の数値が赤くなるのは760km付近。

(限界速度はその速度になった瞬間壊れるというわけではありません。その時の機体の状態(地面に対する機の角度等)によって実際に翼が吹き飛ぶ速度は変わります。)

特徴

日本機...というよりはレシプロ単発戦闘機とは思えぬほどの上昇率の高さが特徴。フル改造であれば一部のジェット機の上昇率よりも高い。ただ昇らないと性能を活かせないのでRBでAI狩りをするなりして早めに改修を終わらせよう。日本機で珍しく弾薬改修かエンジン改修かどちらを優先にするか迷う機体。旋回性能は劣っているが最高速はこれまでの日本機以上に出るので、零戦や隼とは違い、一撃離脱に徹しよう。

Manual Engine Controlで飛ばす場合、ラジエーター、プロペラピッチ、過給機の3つを弄ることができる。オイルラジエーター調整はない。自動プロペラピッチ調節機能もついているが、プロペラピッチ100%でもエンジンは壊れない。過給器はだいたい2,500mで切り替えると良い。(自動エンジン制御が2500mで切り替えていたため)
 
防弾装備はそれまでの日本機に比べると充実しているもののコクピット前面がほぼ全面燃料タンクで覆われている為、正面の被弾に非常に脆弱なので注意が必要である。
↓ご覧のとおり。

透過画像

J2M3.jpg

ちなみに燃料を20分にすることで翼内燃料タンクに燃料が入らないので、かなり燃えなくなるという話もある。
また、操縦席前面の防弾ガラスは現状12mmしかない。多くの資料では45mmか70mmとされており、実装当初はそれに即して70mmだったのだがいつの間にか薄くなってしまった。
が、1.63で70mmに戻された。
なお、RB以上では速度がIAS450km/h超えたあたりでフラップが吹き飛ぶ。フラップは命なので飛ばさないようにしよう。

立ち回り

【アーケードバトル】
速度、上昇に特化した性能であり、旋回戦は避けて一撃離脱を意識した戦い方をしよう。アーケードの仕様上適切な角度を保っていればWEPの連続使用で一気に5000mまで登ることが出来る。火力は十分にあるので敵の爆撃機を狙うのも良し、迎撃機を狙うのも良し。ただし、非常に燃えやすいので爆撃機を狙う際は攻撃方向に注意。真後ろからの攻撃は厳禁。敵の防御機銃が無い部分や上方向からパイロットキルを狙うなど工夫が必要。一撃離脱戦法に徹していれば活躍しやすい機体ではあるが、どうしても旋回戦をしなければならない場合はフラップと車輪の出し入れを使って調整しよう。

 

【リアリスティックバトル】
まずは自慢の上昇力を活かし高度を取ろう。単発レシプロ戦闘機中トップクラスの上昇力により、20~25度でもグングン昇る。敵爆撃機が見えたら仕掛けたくなるが、銃座相手でも被弾すると容易に炎上して致命傷となるため、できれば要撃機スポーンを持つような大火力の味方に任せたい。敵戦闘機に対しては20~25度で昇ればたいてい上を取れるが、高高度性能が特別良いわけではないので上昇合戦には固執せず、序盤は味方と連携して敵機の頭数を減らすことを意識しよう。日本機の中では一撃離脱寄りの機体であるが、マッチするBR的に相手を選んでフラップを活用すれば格闘戦も十分こなせる。ただしその場合も他機の横槍で燃やされやすいので、序盤は一撃離脱寄りに動いて被弾リスクを減らすことが肝要。安易なヘッドオンなど論外である。武装に関しては20mmの99式1号銃と2号銃の混載となっており弾道が異なる。マウザーやAN/M3のようなパンチ力はないものの、どのベルトもそれなりの火力はあり、弾数も4門計800発と多い。ゲージ不利などで対地が必要な時はロケットで貨物船や中戦車を破壊できる。発射順は左、右。エンジンに関してはMECして熱管理をすれば連続でWEPを使用できる。マップにもよるがペラピッチ100%、オイルラジエーター20~30%、ラジエーター20~30%、混合比75、ギア切り替え高度2000~2500mを目安にしてほしい。総論として、非常に燃えやすいという弱点はあるものの、優秀な上昇・エネルギー保持とそこそこの速度・旋回・武装・継戦能力を併せ持ち、対戦闘機戦に秀でた機体である。序盤は高度優位から一撃離脱寄りに動いて被弾リスクを減らし、終盤の1vs1の場面では相手によって旋回戦やエネルギー戦を仕掛ければ、常に優位を保てるだけのポテンシャルはある。安易なヘッドオンや敵爆撃機への執着による被弾を避け、撃たれない立ち回りを心掛ければ自ずと戦果はついてくるはずである。

 

【シミュレーターバトル】
--加筆求む--

史実

雷電は、太平洋戦争末期に日本海軍が運用した局地戦闘機(乙戦)。連合軍のコードネームはJack。
開発は三菱。製造は三菱/空技廠。

詳細

昭和12年、日本は盧溝橋事件を発端とした中華民国との紛争(1937~1941支那事変。双方とも宣戦布告はしていないので戦争ではない。)に突入していた。しかし中国は広く、戦線は次第に大陸の奥地へと拡大してゆく。
当時海軍は陸軍との作戦協定によって、この紛争に介入し航空作戦を展開していた。これに対し中国軍はソ連製のSB爆撃機を用いて上海や南京などの要地への爆撃を行う。ところが当時海軍には戦闘機といえば艦上戦闘機(九五式艦戦及び九六式艦戦)しかなかった。そのため高々度を高速で飛来する爆撃機の捕捉・撃墜は難しく、度々爆撃による被害を被るようになっていた。
この問題に頭を痛めていた海軍では「艦戦だけではなく、海軍独自の陸上基地から発進する拠点防衛用の局地戦闘機を開発しよう」ということが決定される。
 
十二試艦上戦闘機の試作一号機受領からまもない昭和14年4月。海軍は第十二航空隊と横須賀航空隊からの要望を取り入れた局地戦闘機開発要求を策定。三菱に対し十四試局地戦闘機の開発を指示する。これまで戦闘機の採用にあたって「航続距離」と「運動性」にその重きを置いてきた海軍であったが、それらを犠牲にしてまでこの十四試局地戦闘機に求めたのは「上昇力」「速力」「火力」の三つであった。
この要求に対し三菱は、九六式艦戦・零戦の設計者として当時海軍から高く評価されていた堀越二郎技師を設計主務者とし開発を開始。
高い上昇力と高速性を実現するため、発動機は当時日本で最大馬力であった「火星」を搭載した。火星はその馬力の割に大直径であったためそれを搭載する胴体は太く、空気抵抗を考慮した紡錘形であった。また紡錘形ゆえに発動機は機首のやや後方に位置し、主軸はより延長されたものを用いた。
試作機は昭和17年2月に初飛行。しかしその性能は要求性能に及ばず、より大馬力の火星二三型を搭載した十四試局地戦闘機改の開発を進めることとなる。
同年10月に初飛行した十四試局地戦闘機改は要求仕様をほぼ達成。これでようやっと局地戦闘機が採用できるぞい!と思った海軍であったが、じつはこの十四試局地戦闘機改にはより深刻な問題が発生していた。なんと最大出力発揮時に大きな振動が発生し、局地戦闘機の要とも言える高速での飛行に差し障りが出てしまうことが判明したのだ。しかもこの振動の原因はなかなか判明せず、さらにテストパイロットであった帆足工大尉が墜落事故で殉職するなどのアクシデントに見舞われ一年近く採用が延期されることとなってしまった。(ちなみにこの事故は、尾脚のオレオ支柱が湾曲し、 脚下げと同時に昇降舵の軸管を圧して、下げ舵に作動したことが原因である)
こうした発動機の振動は大出力の発動機になると抑え難いもので、誉など他の2000馬力級発動機にも同様な問題が発生し、海軍を大いに悩ませていた。雷電同様、彩雲や紫電が実用化に1年近い歳月を費やしているのもこれが一因である。
結局、振動の原因は発動機の一次振動とプロペラの剛性不足による共振現象であることが判明し、プロペラを剛性の高いものに取り替えるという対処療法的な対策を講じてこの共振現象を低減させることとなった。しかし、この対策はプロペラ効率が低下してしまう欠点があり、発動機側の改善が望まれた。最終的には、発動機にダイナミック・ダンパーを取り付けることが有効な解決策であるのだが、日本がこれに気づくのは終戦直前のことである(一方アメリカは、ツインサイクロンエンジンやツインワスプエンジンで既にこれらの改修を施していた)。
こうして火星二三型へプロペラと発動機の減速比に手を施したものを火星二三型甲として採用、J2M2,J2M3,J2M6に搭載されている。
ともかく、そうして実用に耐えうる程度に問題を解決した十四試局地戦闘機改は昭和18年に「雷電」として制式採用される。
しかし採用が遅れに遅れたため米軍機と比較して特別高性能とも言えず、また当時紫電改の評価試験が始まっていたこともあり生産は少数にとどまった。それでも少数ながら生産が継続されたのは、紫電改に搭載されていた「誉」が今だ問題を多く抱えていたためと、雷電の太い胴体がターボチャージャーやインタークーラーの搭載に有利で対B-29の切り札となり得ると考えられたためである。*2
 
制式採用された雷電はまずバリクパパンの油田防衛にあたることとなっていた新設の第三八一海軍航空隊に一一型(7.7mm機銃×2、20mm機銃×2)が配備された。三八一空は油田から豊富に精製される高品質燃料を使って雷電の訓練に励み、油田地域に襲来するB-24などを相手に少なくない戦果を上げたという。
また本土防空を担っていた三〇二空は、雷電二一型(九九式一号20mm機銃×2、九九式二号20mm機銃×2)を装備し、日本の部隊の中でB-29に対し最も多くの戦果を上げた。これは雷電の性能だけではなく、三〇二空に所属していた赤松貞明氏(当時は空曹)の若手搭乗員に対する熱心な指導による部隊全体の練度向上のおかげでもある。
 
またアメリカ軍は、フィリピンで接収された二一型初期生産機(試製雷電改?製造番号3008号機)を用い、現地のクラーク飛行場にて様々なテストを行った。このテストで雷電は、最高速度671km/h(高度5,060m)、上昇力5分10秒/高度6,100mと日本側のカタログ・データを大幅に上回る結果を残している。また、テストを実施した米軍のパイロットはこの雷電のことを、彼がテストした日本機の中で最良の戦闘機とまで称している。この雷電は極初期生産型のため、プロペラが初期、後期生産型と異なっている。もし後期生産型のプロペラであったなら、テスト結果の数値も変わっていたことだろう。

現在はアメリカ カリフォルニア州チノにあるPLANE OF FAMEの博物館に雷電二一型一機が展示されている。これは現存する唯一の雷電となっている。

小ネタ

◆翼内20mm機関砲の種類は何故違う?

当時海軍の主力航空機用機関砲であった九九式20粍機関砲は、一号銃から二号銃への生産移行が始まっていた。雷電の制式化はこの移行時期ともろ被りしてしまい、二号銃の必要数を確保できない恐れがあったため、翼外側の機関砲は一号銃を搭載することとなった。こういったことは機関砲の移行時期にはよくある問題であり、陸軍でも隼(12.7mm2門の予定が、当初は7.7mmと12.7mmを1門ずつ積んだ)などで同様の対応をとった事例がある。
ちなみに後々二号銃に統一したた雷電甲型(略符号J2M○a)というものも存在する。甲はどうやら爆弾を四つ積めるようになったようである。


◆モデル

左胴体部にある機体の詳細を見てみると「型式:雷電二一型 製造番号:三菱第3014号 所属:未記入」と遠くて見づらいが書いてある。察している方もいると思うが、これは唯一の現存機の番号である。
他の日本機にも書いてあるので見てみるのも一興。ちなみに、ゲームでは流石に再現されていないものの、アメリカにいる実際の現存機はオリジナルカラーリングへ再塗装する際に、青木義博氏搭乗機のトレードマークだった二本線の稲妻が描き足されている。一説によると、この稲妻マークが非常にアメリカ人受けしたためだとか。


◆If

実は設計段階ではDB601の国内ライセンス生産品の搭載も検討されていた。だが当時の日本の工業力では液冷エンジンの信頼性は低く、また海軍から「昭和15年9月末日までに審査合格の空冷発動機を使用せよ」との指定があったため結局搭載は見送られ、火星を搭載することになっている。


◆J2M3とJ2M5

J2M5とはすぐ見てわかる点として風防の形が若干違う。M5は風防がM3にくらべ5cm高く、8cm広くなっている。また、胴体も削られているが、こういった胴体を削ることはFw190でもなされている。


◆雷電エース、赤松貞明

史実の箇所に名前が出た赤松氏は雷電に大変入れ込んでおり、「雷電を乗りこなせないお前らはどうかしている」と周囲に憤っていたのは有名な話。この赤松氏、あの大空のサムライに「海軍航空隊最強」と絶賛され、非常に尊敬されたほどのスーパーパイロットである。彼が雷電を乗りこなせたのは必然だったのかもしれない。
もっとも、大空のサムライは雷電の扱い辛さも熟知しており、「雷電を乗りこなせるのは赤松中尉しかいない」とまで評したこともある。


◆でぶじゃない

その太い見た目ゆえに重いと思われがちな雷電だが、実は紫電改よりも軽いのである。自重差でおおよそ100kg、全備重量差でおおよそ300kg軽い。


◆防弾ガラス
雷電の防弾ガラス、書籍によって厚さが異なっている。45mmと書いてあるのもあれば70mmとあるのもある。


◆二人乗り
単座戦闘機の振動問題で最大の悩みは技術者がその振動を実際に体感できないことである。そこで名古屋発動機製作所の山室技師が雷電の胴体燃料タンクをはずし、操縦席の後方にしゃがんで同乗することがあったという。


◆地震
1944/12/7に東南海大地震が起きた際、空技廠飛行機部「雷電」主務の高橋楠正技術大尉は地上にあった雷電に乗っており、『機体の上でこんな大地震を体験するとは、なんと幸運なことであったことか』と語っている。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

Mitsubishi J2M3

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • この子って格闘戦も出来る日本版FWみたいな運用で良いの? -- 2017-02-04 (土) 17:05:09
    • FwのD-9みたいな感じじゃねーかな。やることは昇って基本一撃離脱だけど。 -- 2017-02-04 (土) 18:00:16
  • 守勢に入ったら弱いけど、攻勢に入ったらクッソ強い戦闘機。全く落とせないで序盤で退場する時もあれば、4機位落す時もある。 -- 2017-02-09 (木) 10:12:28
  • 今やってるRBECだとほぼ無双出来る。20mm4門はソ連相手なら一瞬で粉々にする火力を持ってるし迎撃機らしい上昇力と加速力で釣り上げや突き上げといった戦術を使用出来るから死ぬ要素がない。爆撃機も反航で一撃食らわせれば一瞬で落とせるし -- 2017-02-11 (土) 12:49:08
  • 圧倒的上昇力、1号銃と2号銃混載で曳光弾と汎用合わせて使える、そこそこの機動性、やっぱ雷電って神だわ -- AB 2017-02-11 (土) 12:51:42
  • 作りたてホヤホヤでもバシバシキル取れる機体 自分にはあってる みんなも雷電サポーターになって、空戦、しよう! -- 2017-02-15 (水) 21:31:38
    • 一号銃の開発終わっただけでも世界が変わって草 二号銃の開発終わったら、いったいどんな世界が待っているのやら -- 木主 2017-02-16 (木) 22:56:51
      • (申し訳ないが一号銃のデフォルトベルトは割と優秀やで…) -- 2017-02-17 (金) 06:56:04
      • ↑二号銃の内訳見たら確かに一号銃の方がデフォは優秀でした...(小声) ていうか曳光弾の色変わった? 前はもうちょっとオレンジで大きく弾見えてたと思ったんだけど... -- 2017-02-17 (金) 18:37:09
      • 今回のアプデで曳光弾に修正が入ったそうな。最近プレイできてないから全然わからんけど。一号銃のデフォは他ベルトと比べて謙遜ない構成でなおかつ弾薬費無料なのでオススメ。二号銃はゴミカスだけど。 -- 2017-02-17 (金) 20:43:16
      • 謙遜ないって何だ、遜色ないじゃないの? -- 2017-02-18 (土) 18:10:02
      • 弾薬無料に拘る意味がわからないんだけどそんだけ貧乏なのかしら -- 2017-02-18 (土) 20:01:15
      • 誤字はせやな、すまんの。葉5については、その、なんだ、あんた人生苦労してそうだな…。単に何と無くお得な気分になれるってだけのつもりだったんだけどな。 -- 2017-02-18 (土) 20:19:22
      • HEF-Iが唯一入ってるベルトってのは大きいよな。Tが入ってる以外は案外威力高いベルトかもしれない(ただ4門同時発射だから1号の威力なのか2号の威力なのかの判断は困難だけど)弾薬代なんてこのランク帯の日本機の修理費見ればあって無い状態だと思うけどなぁ -- 2017-02-18 (土) 20:36:15
      • 別にええやん…。無料だから何と無くお得ってだけでええやん…。んなただが数十~数百SLが払えないなんてほぼ無いけど、ええやん付け加えて…。 -- コテハンつけてなかったけど枝? 2017-02-18 (土) 20:39:30
      • 枝じゃねえ葉1だよ・・・ -- 葉1? 2017-02-18 (土) 20:49:00
      • ホ5のHEFIは基地外じみた威力の高さだけど九九式のHEFIはなんかそこまででもない感じする・・・しない? -- 2017-02-18 (土) 21:00:58
  • カミナリのデカール付けたらピカチュウみたいになっちゃった。 -- 2017-02-18 (土) 15:18:02
  • 弾もちが素晴らしい!キチガイ上昇性能とそれなりの格闘性能が合わさり最強に見える -- RB 2017-02-23 (木) 11:28:43
  • 紫電改に乗るならこっちの方がいい気がする。 -- 2017-02-24 (金) 01:49:47
  • こいつどっちかって言うと格闘向きなんじゃ....それなりに曲がるしロールレートいいしそして何より加速がいい 私的には紫電より使いやすいな -- AB 2017-02-24 (金) 10:06:04
    • コイツ、概要にもあるけどこう見えて全備重量で紫電改より300kgも軽いんだぜ。400km/h台だとフラップ出すとかなり曲がるから結構格闘戦いけるぞ。上手い人はスピット相手にも格闘戦で絡めるらしいし。RB以上でもそれは変わらない -- 2017-02-24 (金) 11:21:16
  • 今見たら修理費8000近いんだけどいつ頃変わったん? -- 2017-02-27 (月) 21:19:50

*1 爆薬量はTNT換算
*2 だが火星もそこまで信頼性が高いとは言えず、実際に排気タービンを装備した雷電三二型も思ったような戦果を挙げることはできなかった。