日本 RankⅢ 戦闘機 J2M2 / 試製雷電
概要
Ver 1.47にて追加されたランクⅢ戦闘機。
これまでに登場した艦上戦闘機は低速運動性と安定性に重点が置かれていたが、この機体は局地戦闘機(迎撃機)として設計され、地上発進からの上昇力がお化けじみている。前任機の零戦と比べると、速力やダイブ耐性でも勝る*1。
機体情報(v1.81)
必要経費
必要研究値(RP) | 14,000 |
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機体購入費(SL) | 55,000 |
乗員訓練費(SL) | 16,000 |
エキスパート化(SL) | 55,000 |
エース化(GE) | 320 |
エース化無料(RP) | 250,000 |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 860 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 5.3 / 5.0 / 3.7 |
RP倍率 | 1.3 |
SL倍率 | 0.8 / 2.6 / 2.2 |
最大修理費(SL) | 2,200⇒2,785 / 5,480⇒6,937 / 3,880⇒4,912 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 569⇒626 / 551⇒596 |
(高度5,500m時) | |
最高高度(m) | 11,500 |
旋回時間(秒) | 19.7⇒18.8 / 20.4⇒19.0 |
上昇速度(m/s) | 16.0⇒28.3 / 16.0⇒21.2 |
離陸滑走距離(m) | 300 |
エンジン型式 | 三菱 ハ32-23 |
最大出力(hp) | 1,373⇒1,785 / 1357⇒1550 |
離陸出力(hp) | 1,685⇒2,097 / 1669⇒1862 |
毎秒射撃量(kg/s) | 2.40 |
燃料量(分) | min18 / 20 / 30 / 40 / max62 |
限界速度(IAS) | 820 km/h |
降着脚破損速度(IAS) | 350 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)488 km/h, (離陸)454 km/h,(着陸)280 km/h |
主翼耐久度 | -10G ~ 13G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
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通常/ステルス | |||||
機銃 | 7.7mm 九七式七粍七固定機銃 | 2 | 1100 | 機首 | 80/100 |
機関砲 | 20mm 九九式二号機関砲 | 2 | 200 | 翼内 | 30/40 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
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10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
7.7 mm 九七式機銃 | 既定 | T/AI.Ball AP/AP/I | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 |
汎用 | T/AP/AI/AP | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 | |
曳光弾 | T/T/T/AP | 10 | 9 | 7 | 4 | 0 | 0 | |
ステルス | I/AP/AP AP/IAI | 10 | 9 | 7 | 4 | 3 | 3 |
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm 九九式二号機関砲 | 既定 | T/FI/FI/AP-I | 24 | 20 | 16 | 10 | 5 | 2 |
汎用 | HEF-T/HEF/HEF/AP-I | 24 | 20 | 16 | 10 | 5 | 2 | |
地上目標 | AP-I/AP-I/AP-I/AP-I/HEF/HEF-T | 24 | 20 | 16 | 10 | 5 | 2 | |
曳光弾 | HEF-T | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | |
ステルス | HEF/HEF/HEF/AP-I/AP-I | 24 | 20 | 16 | 10 | 5 | 2 |
追加武装
分 類 | 名称 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*2 | ||
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最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 60kg 九七式六番陸用 | 2 | -10.1/-11.5 | -1.6/-1.6 | +0.5/+0.7 | 30 | 9.in(mod30) | 合計搭載量 120kg (爆薬量50.6kg) |
爆弾
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
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九七式六番陸用爆弾 | 60 | 25.3 | 65 | 2 | 69 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
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I | 胴体修理 | 920 | 2,200 | 110 |
ラジエーター | ||||
7mm弾薬ベルト | ||||
II | コンプレッサー | 1,000 | 2,400 | 120 |
機体 | ||||
新しい7mm機関銃 | ||||
III | 主翼修理 | 1,200 | 2,800 | 140 |
エンジン | ||||
20mm弾薬ベルト | ||||
IV | インジェクター交換 | 1,500 | 3,600 | 180 |
カバー交換 | ||||
新しい20mm機関砲 |
カモフラージュ
研究ツリー
派生
前機体 | A6M2 mod.11 |
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派生機体 | --- |
次機体 | A6M3 |
過去の修正
解説
特徴
艦上・水上戦闘機に大きく水をあける爆発的な上昇力と加速力が特徴。特に海面~中高度までの上昇速度はレシプロ単発機最速レベルで、モードによっては地上発進から空中スポーンの味方を追い越してしまう程だ。ただし低速での単純旋回は零戦に比べ重く、特に単純縦旋回はBf109Eに劣る。日本機の中では一撃離脱向き、全陣営の中では格闘寄りの万能機と言える立ち位置だ。
武装は7.7mm銃×2・20mm銃(九九式二号)×2で、零戦二二型甲と同等であり十分な火力と言える。
また日本機全般に言える事だが、本機もご多聞に漏れず被弾に滅法弱い。
操縦席背面に8mmの装甲があるが、防御範囲が狭く気休め程度に思った方が良い。
防火面ではエンジン背後の巨大な蒲鉾型のタンクが実によく燃え、一度火が着けば殆ど消える事は無い。
風防前面には70mmの防弾ガラスがあるがこれまで同様、敵の防御機銃には最大限の注意を払おう。
単純な巴戦は苦手だが、加速と上昇、回頭速度を活かしたエネルギー戦は大いに得意とする所だ。
無茶な低空進入は卒業して、高度をとって戦場全体を把握する事から手を打ち始めよう。
立ち回り
【アーケードバトル】
ABでの高高度水平飛行なら700km近い速度を出すことも可能。アップデートによりNerfされ、精々600km前後しか出なくなってしまった。急降下における速度は最高800km/hと非常に速いので、一撃離脱に徹底すると大半の敵はなす術もなく攻撃を受けるので、非常に強い。また、零戦やスピットほどではないが、旋回性能もそこそこある(またエネ保持が良い)ので、先手を取って旋回すれば格闘戦で勝つことも可能だ。
戦闘機に対してはとても強力だが、後部機銃を持つ中/大型爆撃機が相手になると少々苦労する場合もある。本機は機体中央は燃料タンクが満載(飛行時間20分時)されており、AIがエンジンを狙って撃ってくる為一発でも当たればすぐ燃えることもしばしば。しかも、元々日本機が燃えやすい為、消火することも厳しく、そのまま墜落するしかほぼない。反面、度重なるアップデートで爆撃機は20粍二号銃でも当たりどころによるが、かなり耐え(特にBシリーズ。一式陸攻や一〇〇式重爆はすぐ落ちる)、かなり撃ちこまないと撃墜は難しいだろう。
以上のように、迎撃機とは名ばかりで爆撃機の迎撃にはあまり向いていない。爆撃機の迎撃はよほどの事情がない限り避けた方がいいだろう。それでも迎撃がしたい方は、まず爆撃機の後ろに決して着かないことを徹底しよう。普通爆撃機は後部の方が弾幕が高いので、当たり前だが自殺行為である。敵爆撃機に対して、上部、下部から攻撃するのが一般的であり、これを徹底すれば比較的被害は減るだろう。また、側面から攻撃してもいい。とにかく、雷電で迎撃したい方は爆撃機の死角をそれぞれ研究し、頭にたたき込もう。
【リアリスティックバトル】
エンジンが非常に加熱しにくく、オイルラジエーター、ラジエーターともに0%で上昇してもオーバーヒートすることなく敵の上をとることができる。この特出した上昇力を利用して高度を取り、一撃離脱に徹しよう。上昇角は、ある程度高度を稼ぎながら高速で向かいたいときは10°、試合開始後最速で相手の頭を押さえたいときは15°、おそらく一番上昇率が高い20°、高速時にとにかく短時間で一気に上昇したいときは30°、と使い分けよう。カタログスペックでは適正高度は約6,000mであり、特にアメリカ機の上をとるためには約6,700mほど必要なため注意しよう。
これまでの零戦や隼などの日本機と比べて旋回率が非常に小さくなっており、さらに高速域ではBRが近いP-47NやP-51Dと同格かやや劣る程度ロール率が悪く、初めて本機を使用する人には扱いづらい機体と感じるかもしれない。一方、最高速度、巡航速度、上昇率が大きいため、今までの旋回戦ではなく、一撃離脱を徹底することで本機が非常に優秀な戦闘機であるとわかるだろう。攻撃時は自分より低高度の敵を狙い、回避運動をされたらついていくのではなく、一度上昇してもう一度攻撃をするということを繰り返そう。
20粍二号銃は装弾数が増えたとはいえ十分ではないため、まず7.7粍機関銃で狙いをつけながらちまちま削っていき、ここぞというときに20粍二号銃を使用するのが良い。ベルトはともに汎用、慣れたらステルスがよい。
また、戦闘フラップを使用することで旋回した敵に照準を合わせやすくなる。ただし速度が落ちるため必要な時だけ使用しよう。また離陸フラップが壊れにくいため、低速度の時や、ややむなく旋回戦をするときはこちらを使用するのもよい。水平に逃げた敵を追うときには、7.7粍機関銃を使用して相手に回避運動をとらせ、速度を落とさせよう。7.7粍では撃墜はできないが、相手には20粍と7.7粍の見分けがつかないためきっと回避をしてくれるだろう。
相手から逃げる時は味方のいる方向に下降するか、戦闘フラップを使用して旋回するか、ラダーとエルロンを同方向に同時に使用することで高速なロールをしてうまく逃げよう。
手動エンジン管制(MEC)を行なう場合、混合比は72%、ペラピッチ100%で過給機ギア切換え高度はスロットル100%なら2,950m、WEP状態なら2,400mあたりで270km/hを維持するように上昇すると良いだろう。
【シミュレーターバトル】
ランクIVの雷電たちと同等の機体性能を誇りながら、ECIIIに投入可能という鬼畜のような機体。
何はともあれ高度を取らない手はない。低空制圧は2,500m、中高度制圧は4,000m……という具合に自分の中で待機高度を決めておき、安全ならこまめに高度回復する癖を付けよう。上昇時でもカウルフラップは20%も開ければ充分、強制冷却ファンの霊験あらたかだ。過給機を2速に入れる機会も多くなるが、そのまま超低空に降りると最悪エンジンが止まるので注意。止まる前に1速に戻せば息を吹き返す。
高度を取ると、勢い前下方の死角に入る範囲も大きくなる。当ても無くフラつくより、敵の侵攻ルート上に待ち伏せて迎撃準備を整えよう。哨戒空域を巡航する際は、敵の予想進路を直角に跨ぐように往復し、側面の大窓から敵が来る方向を視察すると良い。
迎撃機ながら中速度以上での格闘戦能力は零戦や隼に迫る。つまり生半可なターンファイターなど全く寄せ付けないが、低速になると鈍重になるので野放図な巴戦だけは絶対に避けよう。小回りする敵は増速とラグパーシュートでいなす、大周りの敵にはローヨーヨーで詰め寄るという具合に、敵のお尻を追いかけずに加速力を生かして交差を作ろう。先手を失わずに手早くしっかりと詰め、最初の交差で必ず一刀両断する事が肝要だ。
余談だが、日本機には珍しくコックピット左下に残弾計が付いている。機体に付いている計器以外使いたくない人は是非とも活用しよう(J2M3やJ2M5にもあった筈だが、このゲームでは外されている)。
史実
支那事変を通じて大日本帝国海軍は中華民国軍の爆撃隊による被害を無視できず、十二試艦上戦闘機(後の零戦)の一号機を受領後に同じ三菱に「十四試局地戦闘機」計画書を提示、開発に取り組ませた。これが後の局地戦闘機「雷電」である。
初期に開発されたJ2M1(十四試局地戦闘機)は火星一三型発動機を搭載し、曲面ガラスを使用した背の低い風防を装備していた(後に背を高くして視界を改善する)。武装は翼内20粍機関銃2挺、先端に7.7粍機銃2挺と零戦と同じであった。
J2M2(十四試局地戦闘機改/試製雷電)は水メタノール噴射装置と燃料噴射装置を追加した火星二三型に換装、排気管を集合式から推力式単排気管に変更し、20 粍機関銃を九九式二号銃三型に換装した型となっている。戦局の悪化から、この機体はトライアル中に制式化が決定。小規模な改修を施した後、試製雷電の名称のままで初期生産型が実戦投入された。その後雷電の量産体制が整うと、それに合わせて量産型を「雷電一一型」に名称変更した(つまり雷電一一型の初期ロットは試製雷電とほぼ仕様が同じ機体である)。
ちなみにゲーム内に登場する本機「J2M2」は、機首下部に潤油冷却器用空気取入口が取り付けられているため、翼内タンクに自動消火装置を追加し性能向上を図った中期生産ロット以降の雷電一一型である。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
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- AB3.3は強い -- 2017-01-15 (日) 00:49:27
- 正直ランク4のどの雷電よりも強くないか?動き軽いから -- 2017-01-22 (日) 23:51:32
- アホみたいにスパークする弾が当たってから余裕で回避されるからパイロット仕留めないとどうしようもない -- 2017-01-23 (月) 19:11:50
- ランク4の方が確実に敵機を粉砕できるからコイツのキル数は微妙。対策としてはステルス弾を使って弾道を読まれにくくする位ですな。時速700km/hで巡航速度で飛行するF6Fに一斉射食らわせて確実に20mmも当てたのに燃料漏れだけで済んでた時は乾いた笑いが出た -- 2017-01-23 (月) 20:26:52
- ABで700km/hからフラップ出して旋回するとLa-5に曲がり勝てた -- 2017-01-24 (火) 12:31:15
- スパークがひど過ぎて全然落とせない -- 2017-02-02 (木) 17:43:48
- J2M2は成績そこまで良くないのに何でJ2M3、5だとキル出来るか謎だったんだけど多分スパークの影響だろうね。コイツに関しては20mmの弾数が一撃離脱機にしては200発と少なめだし機動が鈍いから回避されると再攻撃が面倒。だからステルスを使って敵に弾道を読まれないようにするといい -- 2017-02-02 (木) 18:06:18
- いや~しかし強い強い。こいつの吊り上げ優秀過ぎて他の機体使えなくなりそう -- 2017-02-06 (月) 22:31:16
- ABで上を取られるから、こいつの上昇の適正速度ってどのくらい? -- 2017-02-11 (土) 02:29:58
- 250キロ以上はキープしてた。あとメッサーとかが登って来てたり、既に自分より高い高度に居たら迂回上昇してるよ。 -- 2017-03-04 (土) 22:15:26
- 上昇力・加速性能・最高速度・旋回性能・ロール性能・高速域舵の利きやすさにおいて、試製雷電クンは同ランク帯の全ての機体(戦闘機)に置いて必ず一つは性能として出し抜いているからそこを上手く利用すればほぼ確実に撃墜が可能。っつかほとんど何やってもある程度の撃墜数は稼げる。武装も海軍銃(使用感としては陸軍銃より威力が高い)だから充分強い。(AB) -- 2017-03-14 (火) 21:43:43
- 恐ろしく強い機体 -- 2017-03-16 (木) 12:06:04
- この子ってダイブ&ズームで相手を見て格闘戦って感じですか? -- 2022-08-25 (木) 13:38:05