Ho-Ni III

Last-modified: 2023-03-09 (木) 10:26:50

日本 RankII 駆逐戦車 Ho-Ni III / 三式砲戦車 ホニIII

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概要

1.65で実装された大日本帝国陸軍の砲戦車。
三式中戦車チヌと同じ三式75mm戦車砲を備える。オープントップであったホニIと違い、戦闘室は全周覆われている。

車両情報(v1.65)

必要経費

必要研究値(RP)11000
車両購入費(SL)22000
乗員訓練費(SL)3000
エキスパート化(SL)10000
エース化(GE)***
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)30
護符(GE)530

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング2.3 / 2.3 / 2.3
RP倍率1.12
SL倍率0.5 / 0.8 / 0.9
最大修理費(SL)***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒***

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)14.09⇒19.5 / 9.52⇒11.2
俯角/仰角(°)-10/20
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
7.15⇒5.5
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
25 / 25 / 20
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
25 / 25 / 25
重量(t)17.0
エンジン出力(hp)***⇒297 / ***⇒170
2,000rpm
最高速度(km/h)43 / 40
最大登坂能力(°)***⇒29 / ***⇒28
視界(%)74
乗員数(人)5

武装

名称搭載弾薬数
主砲75mm Type 3 cannon46

弾薬*1

名称弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)購入
費用
(SL)
10m100m500m1000m1500m2000m
Type 1 APHEAPHE6.56536681009889797062
Type 94 HEHE6.02810.055211
Type 90 SmokeSmoke5.72100570410

車両改良

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Tier名称必要RP購入費(SL)購入費(GE)
I履帯6901,60090
修理キット
砲塔駆動機構
IIサスペンション5801,30080
ブレーキシステム
手動消火器
砲火調整
IIIフィルター8702,000110
救急セット
昇降機構
IV変速機1,1002,500140
エンジン
砲撃支援

カモフラージュ

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条件-
説明標準カモフラージュ
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[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両Ho-Ni I
派生車両
次車両Chi-Ha LG
 
 

解説

特徴

 

【火力】
前車両であるホニIと同じ。
密閉砲塔になってはいるが、砲塔は回らないため射界はホニⅠと大差ない。
BR2.3としては高い火力を持つ75ミリ砲を装備し、大概の敵は貫通できるため火力に困ることはないだろう。あの憎きB1bisも正面からワンパンである。
ただし弾道が少し垂れるため注意したい。

 

【装甲】
ホニIと比較して正面の対弾性が低下し、戦闘室がやや大型化しているため被弾率が増えた。そのかわり密閉式になったので砲撃支援や航空機の機銃掃射に対して強くなり、また乗員数も3人から5人に増加しているため耐久性は上がっている。
搭載弾数を10発以下にすれば砲塔内から搭載弾薬がなくなり生存性があがる。

 

【機動性】

RB/SBではチハ、ホニⅠと比較して悪化してる。チハやホニ1は同じく14.8tだったのに対し、この車輛ではさらに2t増えて16.8tとなっている。それでいてエンジンはチハのエンジンをそのまま流用しており、前進すら加速が悪くあまり速度が出ない状況である。
特に信地旋回では極端に悪影響を及ぼしており、平地でも旋回するには一苦労する。これは砲戦車にとっては致命的であり、慎重な運用を要求される。

 

史実

三式砲戦車ホニⅢは帝国陸軍が正式採用した砲戦車である。
1943年(昭和18年)に試製一式七糎半自走砲 ホニI(一式砲戦車)を対戦車戦闘の中核を為せるように改造した車両であり、開発時は「七糎半砲戦車(甲)」と呼ばれ自走砲とは別の兵器として整備された。(計画年こそ1943年だが、開発開始・完了年は1944年であるという説もあり判然としない。)

ホニⅢはホニIの砲戦車バージョンといえる兵器であり、ホニIが砲戦車として採用された暁には本兵器に近い形状に改造される予定になっていた。

砲貫通力やチハの車台を改造して開発した点は一式砲戦車と同じだが、搭載砲が九〇式野砲を戦車砲に改修した三式七糎半戦車砲を搭載している。これは威力、貫通力は九〇式野砲と同じだが、照準器が九〇式野砲と変わって直接照準用となっており、いくらか移動目標が相手でも当てやすくなった。
戦闘室(砲塔のような部分)は全面装甲となっており、砲弾の破片や小銃弾などから乗員の身を守っているが、この部分は戦車のように旋回することはできない。他の特徴的な点としては、戦闘室の周囲には視界の確保や歩兵との近接戦闘を考慮し、銃眼や覗き穴が設けられていた。そのため乗員は100式短機関銃を携帯していた。
日本軍の戦闘車両としては珍しく防盾は外装式である。

本土決戦用に温存されており、実戦は経験していない。

小ネタ

◆おかしな搭載砲

殆どの戦車や対戦車自走砲の搭載砲は移動目標への命中精度などの理由から、小銃のような引き金を引いたり、足元のペダルを踏み込んで発砲する形式にするのが定石である。しかし、この三式砲戦車は縄を引くことで発射する仕組みを採用しており、それも砲を直接操作する砲手が引くのではなく、専用の要員がこれを引くというかなり特異なものだった。これは搭載砲のベースとなった九○式野砲そのままの形式だったが、発射のタイミングが取りにくく移動目標に対する命中率が低かったのではないかと推測がなされている。また砲弾のリロード速度に関しても閉鎖器周辺の機構も同じく野砲そのままであり。装填が通常の戦車砲よりも煩雑でリロード速度もよろしくなかったと考えられる。

三式砲戦車は、一式砲戦車こと一式七糎半自走砲の砲戦車改造案の一部を取り入れて作られた兵器である。この改造案は1941年(昭和16年)という比較的余裕があった時期のものであり、一式七糎半自走砲による移動目標や装甲目標といった対戦車戦闘を想定した試験結果をもとにしていたが、縄で引くという形式や装填機構の煩雑さの問題点は特に指摘されてない。これに関しては砲戦車は戦車部隊の主力である中戦車の火力不足を補う、補助的な兵器であるためこの辺の問題は見逃されたのかもしれない。


◆砲戦車と自走砲の違いは所属兵科の違いか?

同一兵器でも砲兵部隊所属なら自走砲、戦車部隊所属なら砲戦車といわれてはいるが
そのような例はなく、現場の戦車兵らが(砲兵管轄である)自走砲を砲戦車と勝手に呼んでいただけで、
公式的なものではない。

なぜこのようなことになったかといえば、本土決戦に向けた戦車部隊の編成が、中戦車・砲戦車からなる通常の戦車部隊に加え、
自走砲中隊(砲兵部隊)と整備中隊(歩兵部隊)からなる混成部隊となる場合があった。
しかし、現場の戦車兵にはそのような意識はなく、自走砲は砲兵部隊の管轄であれど、運転手は戦車兵から選出されていたり、
一部の自走砲が砲戦車の運用法と似てきたこともあり、戦車兵らの当時の日誌を通してこのような誤解が広まっていたとされる。

--加筆求む--

 

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • 同格以下だと1撃で倒せるから強いけど... -- 2017-07-14 (金) 19:15:19
  • 顔がデカくてインパクトあるイケメン感あるよな、コイツ。俳優で言うとジョージ・クルーニーだわ -- 2019-01-14 (月) 10:18:09
  • 陸アサルトで使ったらまじで一撃でやられる、装甲ゴミすぎ -- 2023-02-20 (月) 11:10:24

*1 爆薬量はTNT換算