F4U-4B

Last-modified: 2023-02-27 (月) 02:05:38

アメリカ RankIV 艦上戦闘機 F4U-4B Corsair(コルセア)

f4u_4b_TOP.jpg

概要

Ver.1.71にて実装された、アメリカ空ツリーのランクIV艦上戦闘機。
F4U-4からエンジン出力と武装が強化され、他のコルセアシリーズとは一線を画す高い空戦性能を手に入れた。
ただし、過給器が低~中高度向けのものとなったため、従来のコルセアより低中高度での戦闘を得意とする。

機体情報(v1.87.1.68)

必要経費

必要研究値(RP)46,000
機体購入費(SL)150,000
乗員訓練費(SL)48,000
エキスパート化(SL)170,000
エース化(GE)820
エース化無料(RP)440,000
バックアップ(GE)60
護符(GE)1,400

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング5.7 / 5.7 / 5.7
RP倍率1.6
SL倍率1.1 / 3.6 / 5.4
最大修理費(SL)1,630⇒2,151 / 9,200⇒12,144 / 8,300⇒10,956

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)667⇒732 / 644⇒697
(高度5,000m時)
最高高度(m)11,500
旋回時間(秒)21.1⇒19.1 / 21.7⇒20.0
上昇速度(m/s)14.1⇒25.8 / 14.1⇒19.0
離陸滑走距離(m)200
エンジン型式Pratt&Whitney R-2800-42w
最大出力(hp)2,026⇒2,666 / 2,001⇒2,300
離陸出力(hp)2,525⇒3,166 / 2,501⇒2,799
毎秒射撃量(kg/s)7.10
燃料量(分)min:12 / 20 / 30 / max:41
限界速度(IAS)885 km/h
限界マッハ数0.80
降着脚破損速度(IAS)730 km/s
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)388 km/h, (離陸)330 km/h,(着陸)252 km/h
主翼耐久度-4G ~ 11G

レーダー

なし

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)
通常/ステルス
機関砲20mm
AN/M3
4984翼内210/310

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
20 mm
M3
既定HEF-I/HEF-I/
API-T
333127241914
汎用HEF-I/API-T333127241914
地上目標API-T/API-T/
HEF-I/P
333127241914
空中目標HEF-I/API-T/
HEF-I/HEF-I
333127241914
ステルスHEF-I/HEF-I/
HEF-I/P
171512764
 

追加武装


名称
(爆薬量)
種類


影響【AB/RB&SB】費用
(SL)
搭載条件備考*1
最高速度
(km/h)
上昇速度
(m/s)
旋回時間
(sec)
B250lbs
AN-M57
4-**/-92.9-**/-6.7+**/+3.6400FMBC mk.1重量435.2kg
500lbs
(446kg)
AN-M64A1
2合計搭載量
881.2kg
(爆薬量459.6kg)
B1000lbs
(439.6kg)
AN-M65A1
2-**/-92.9-**/-6.7+**/+3.6400FLBC mk.1合計搭載量
2000lbs
(爆薬量480.8kg)
R127mm
HVAR
8-**/-51.8-**/-4+**/+2.0160FRC mk.2重量512.0kg

爆弾

名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
250 lb AN-M57113.455.5924103
 
名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
500 lb AN-M64A1226.7118.81005118
 
名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最大貫通力
(mm)
装甲車両
破壊距離(m)
非装甲車両
破壊距離(m)
1000 lb AN-M65A1453.6240.411311138
 

ロケット

名称弾頭重量
(kg)
爆薬量
(kg)
最高速度
(m/s)
射程
(km)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
HVAR643.4420-36
 

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理******
ラジエーター
20mm弾薬ベルト
FMBC mk.1
IIコンプレッサー******
機体
III主翼修理******
エンジン
新しい20mm機関砲
FLBC mk.1
IVインジェクター交換******
耐Gスーツ
カバー交換
FRC mk.2

カモフラージュ

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既定
f4u-4b.jpg
条件-
説明標準的な単色洋上迷彩
VMA-332「Polka-dots」
f4u-4b_vma332.jpg
条件200GE
説明標準的な洋上迷彩
第332「Polka-dots」海兵攻撃飛行隊 所属機
(1953年 USSポイントクルーズ CVE-119)

研究ツリー

 
 

解説

特徴

F4Uコルセアは、最初期のF4U-1aから既に当時最高クラスの出力と言える2000馬力級エンジンを積んでいたものの、それでも機体重量に対して馬力不足の感が否めなかった。
改修が進むにつれてエンジン出力が少しずつ向上していった本シリーズであるが、この機体は戦闘機としてのコルセアシリーズの完成形と言えるものである。
本機に搭載されたエンジンP&W R-2800-42wはコルセアツリー最初の機体であるF4U-1aのそれと比較すると500馬力以上もの出力向上を果たしており、最高速度は言うまでもなく、加速性能、運動性能が向上した他、従来のコルセアシリーズの短所であった上昇率の低さも見違えるほど改善されている。

立ち回り

【アーケードバトル】
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】
エンジンが緊急出力(WEP)2800馬力の強力なものに換装されたため、これまでのコルセアシリーズと比べて、ほぼ全ての飛行性能が大幅な性能向上を果たしている。
これらの中でも特に上昇力向上の恩恵は大きく、今までは敵機に上を取られることも多かったコルセアシリーズであるが、本機では直進上昇でも同高度、迂回をすれば高度優位を取れることも珍しくない。

基本は米軍機であるため一撃離脱運用に変わりはないが、強力なエンジンを搭載した逆ガル翼艦載機ということもあり多くのドイツ機に対して格闘性能で上回る。
そのため、敵を選ぶ必要こそあるもののエネルギー優位等状況次第では積極的に格闘戦も仕掛けていける。
また、ダイブ性能やエネルギー保持も優秀で、ブーム時に敵機を追撃しやすく、ズーム機動での高度回復もしやすい。

固定武装は20mm AN/M3機関砲が4門であり、この機関砲は高初速、高威力でゲーム内屈指の性能を誇る非常に強力な機関砲である*2。ベルト選択だが、空戦であれば初手は制空権確保のために対空ベルトがベター。人によってはAP弾の割合が多い既定or対地ベルトで部位破壊を狙う方が勝手が良いこともあるので、実用して合う方を選択しよう。どちらも軽トーチカくらいはそのまま銃撃して破壊できるため、空対地性能も良好。陸戦であればAP弾が3/4を占める地上目標ベルトがやはり一番効果的であるが、ある程度対空も効率よく行いたいのであれば規定ベルトでもいいだろう。汎用ベルトは弾の内訳は既定と同じで順番が違うだけなのにSLが必要となるため選ぶ必要はない。

本機が優秀な機体であることは間違いないが、運用する上での注意点も存在する。1つはWEP制限で、もう1つはフラップの展開耐性である。

前者は制限時間が従来の8分から12分に伸びたため多少余裕は出たが、それでも永続ではない。
また、このWEPの有無で出力が大幅に変わる*3ため、高度確保の為の上昇時、敵機との格闘戦などの時以外は温存し、WEPが切れた際は状況が許す限り基地への帰還を推奨する。とはいえ、実戦でこれが切れるときには機関砲も概ね撃ち切っていることも多いと考えられるので、さほど悩む心配はないだろう。

後者だが、フラップの脆さはある意味コルセアシリーズの伝統で本機もその例に漏れず展開耐性が低い*4
格闘戦をする場合には速度を乗せて機動する必要があり、500km/h以上は維持したいとなると、ほとんどの場合でフラップを展開できないことになる。 フラップの展開速度も早いため、所謂パタパタ*5による擬似的なフラップ展開も難しい。縦旋回での頂点付近出など、使えるところが限られるので注意しよう。

余談だが、戦闘性能に直接関係のあることではないものの本機は修理費が非常に高い
ドイツのTa152 C-3やイタリアのG.56ほどではないにしろ全損で23,000SL超という額はSL難民にとってはもちろん、撃墜された場合プレ垢状態で1機あるいは2機撃墜して勝ったとしても手元に数千SLの稼ぎしか残らないことを考えるとお世辞にも安いとは言えない出費である。

本機は空戦性能が高い次元でまとまりつつ対地もそれなりにこなせ、また艦載機故の離着陸の容易さといった総合面で最強クラスの戦闘機の1機と言えよう。基本に習熟したプレイヤーが扱えば、まさしく空の恐怖というべき戦果を叩き出すことができるはずだ。

 手動エンジン管制(MEC)を行なう場合、過給機ギア切換え高度はスロットル100%なら3,650m、WEP状態なら2,350mあたりで良いだろう。

 

【シミュレーターバトル】
コルセア唯一の弱点だった平凡な上昇率を2800馬力エンジンで解決。パワーダイブで強引に加速し、バカでかい主翼をうならせて旋回すれば、零戦・スピット・複葉機でもなければ食いつくことが出来るだろう。むしろオーバーGによる空中分解すら警戒されるレベルであり、速度調整にはエアブレーキ兼用のランディングギアを活用しよう。
左右に張り出したキャノピーと頭上の庇の排除により、コルセアのくせに後方視界が良いのも特徴。ぜひ頭の左右移動軸を調整し、史実通りの効果を体験しよう。便利なミラーもこれまで通りついてくる。
武装は名高いAN/M3、1門246発とたっぷり入ってトリガーハッピーも大満足。爆装も出来るが、空戦能力を考えると些か勿体ない。敵が極端に少ない時に、高度取りを兼ねて小基地を爆撃するのには良いかもしれない。

史実

元々はレンドリース計画の下、AN/M3機関砲を装備した300機のF4U-4がF4U-4Bとして英国海軍向けに生産された機体で、後に米海軍に引き渡された。HVARロケット8つ、または4000ポンドまでの追加武装を搭載でき、対日戦において対地対空の両方で活躍した。
朝鮮戦争では制空権の争奪戦をジェット戦闘機に譲ったものの、頑丈さ*6と搭載量から主に戦闘爆撃機として近接航空支援に用いられた。

小ネタ

F4U-4BはF4U-1Cの例から「F4U-4C」が本来の名称ではと言われていたがそれは間違いである。
「F4U-4C」という名称は本機の設計段階で「F4U-4B」名称と混在して書類上で確認できるが
生産開始時には「F4U-4B」で統一され、部隊配備時に「F4U-4C」なる機体は存在しない。


些細な違いではあるが、正規の装弾数は一門につき220発、計880発である。
WTで設定されている984発は所謂オーバーロード状態であったらしく、その場合は弾薬箱からフィーダーまで弾薬でギチギチに詰め込まれていた。未改修でジャムる原因はこれかもしれない


コルセアで問題となるWEP制限についてだが、本機に限っては高高度ではWEPと100%との差が無視できるほどに小さくなる傾向にある。
RB,SBでは6500mで馬力差が約50hpまで減少するので、それ以上の高度では100%のまま飛行するとよいだろう。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

F4U Corsair: Sky pirates are back!

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

●DMM公式
F4Uコルセア:空賊たちが帰ってきた!

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 HEF-I破砕焼夷榴弾の炸薬量はmg151のminengeschoßに次いで2番目に多い
*3 6000m以上はその限りでない
*4 テストフライトにおいておよそ着陸250km/h、離陸330km/h、戦闘500km/h、実際にはこれより低いと考えて良い
*5 展開、格納を繰り返すこと
*6 本体もさることながらダイブブレーキ代わりになる主脚がここでも活かされている