フランス RankI 重爆撃機 F.222.2
概要
Ver.1.73にて実装された、フランス空ツリーのランクI重爆撃機。その巨大な機体は見た目通りの大積載量と耐久性を持ち、鈍足である。機銃座も沈黙しやすく、寄ってたかられるとなす術が無いが、爆弾投下地点にたどり着けば一瞬で地上目標を薙ぎ払うその威力は凄まじい。うまく使ってあげよう。
機体情報(v2.5.0.39)
必要経費
必要研究値(RP) | 2,900 |
---|---|
機体購入費(SL) | 700 |
乗員訓練費(SL) | 200 |
エキスパート化(SL) | 1,000 |
エース化(GE) | 20 |
エース化無料(RP) | 96,000 |
バックアップ(GE) | 30 |
護符(GE) | 190 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 1.3 / 2.3 / 1.3 |
RP倍率 | 1.0 |
SL倍率 | 0.2 / 0.3 / 0.4 |
最大修理費(SL) | 240⇒300 / 530⇒663 / 470⇒587 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 348⇒383 / 333⇒366 |
(高度3,400m時) | |
最高高度(m) | 6,200 |
旋回時間(秒) | 34.2⇒31.9 / 35.2⇒33.0 |
上昇速度(m/s) | 4.1⇒9.3 / 4.1⇒6.4 |
離陸滑走距離(m) | 750 |
最大出力(hp) | 694⇒*** / 687⇒760 |
離陸出力(hp) | 784⇒*** / 777⇒850 |
燃料量(分) | min94 / max314 |
銃手(人) | 3 |
限界速度(IAS) | 450 km/s (降着脚 450km/h) |
主翼耐久度 | -3G ~ 5G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 (単装) | 7.5mm Mle 33 | 2 | 720 | 胴体上面旋回銃座 胴体底面後方 |
機銃 (単装) | 7.5mm Mle 33 | 1 | 1,000 | 機首上面旋回銃座 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
10m | 500m | 1000m | ||||
7.5mm Mle 33 | 既定 | T/Ball/Ball/I/AP | 10 | 7 | 3 | - |
徹甲曳光弾 | T/AP | 10 | 7 | 4 | 8 | |
徹甲弾 | T/AP/AP/AP | 10 | 7 | 4 |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 50kg (29kg) G.A.M.MN50 | 52 | -2.2/-2.9 | -1.8/-2.3 | +3.3/+3.9 | - | - | 合計搭載量 2756.0kg (爆薬量1417.52kg) |
B | 100kg (50kg) 100№1 | 7 | -**/-1.4 | -**/-1.7 | +**/+2.7 | 150 | △ | 合計搭載量 1951.0kg (爆薬量843.5kg) |
200kg (125.7kg) 200№1 | 5 | |||||||
B | 500kg (300kg) 500№2 | 4 | -**/-0.7 | -**/-1.8 | +**/+3.0 | 200 | 500 GPs | 合計搭載量 2144.0kg (爆薬量1200.0kg) |
B | 100kg (50kg) 100№1 | 7 | -**/-2.9 | -**/-2.5 | +**/+4.4 | 180 | △ | 合計搭載量 3076.0kg (爆薬量1337.0kg) |
200kg (125.7kg) 200№1 | 10 |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 200 | *** |
ラジエーター | |||
7.5mm銃座用弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | 220 | 70 |
機体 | |||
200 GPs | |||
III | 主翼修理 | 190 | 60 |
エンジン | |||
新しい7.5mm機関銃 | |||
500 GPs | |||
IV | インジェクター交換 | 320 | 100 |
カバー交換 | |||
200 GPs S5 |
カモフラージュ
研究ツリー
前機体 | Martin 167-A3 |
---|---|
次機体 | M.B.174A-3 |
解説
特徴
特徴はなんといってもこの串型エンジンと搭載量だ。なんとランク1にして日爆の最終到達地点を上回る2.7tの爆装が可能であり、基地爆撃で威力を発揮する。
あと機体がボロボロでも揚力的な余裕から案外滑空気味で飛行できる。
フラップが存在せず、丁寧な着陸が必要だが、万一脚が折れても意外と耐えてくれる(その場合プロペラが折れるので再度の飛行は出来ず修理が必要になるが…)。
立ち回り
ゲームモードによらず、基本的に爆撃機は如何に生き残って爆撃するかが肝要である。本機は爆装量と耐久性に優れるものの、防弾装備が一切無く、エンジンやパイロットを狙われるとアッサリ落とされてしまう。速度戦においては機動力はかなり低く、まず無理である。本機が生き残る最も有効な手段は機銃座による反撃である。搭載された7.5mmは連射力がかなり高くなかなか頼りになるので、上手く射線に引き込めばこのランク帯であれば撃墜は十分に狙える。ただし、前述のとおり防弾装備が一切ないので機銃座は沈黙しやすい。うまく使ってあげよう。細かく動いて弱点狙撃を防ぎつつ、機銃座で反撃するのが最もよいだろう。
本機を扱う時は事前に爆弾一斉投下キーを設定する事を強く推奨する。さもないと小型爆弾を大量に投下する仕様上爆弾投下キーを連打する羽目になるだろう。
【アーケードバトル】
爆撃機スポーンで戦闘機よりも高度が高いので、味方基地や対空砲などに当てないように爆弾を捨てて上昇していこう。
あとはそれを繰り返して撃墜されないくらいの高度に上がればこっちのもの。自慢の積載量を武器に基地を潰していこう。
【リアリスティックバトル】
小型爆弾の威力上昇により1.0~2.0のマッチでは戦略爆撃機スポーンかつ単独で飛行場破壊までやってのけるトンデモ機体だったが、とうとうBRが2.3にされてしまいかつてのような暴れ方はできなくなった(やっとか)。
またこのBR帯ではそもそも飛行場破壊ができないマップも多く、搭載爆弾を切り替えて対地をすることも考えよう。
まず初めに言っておこう。本機はこのBR帯においてのOPである。未改修でも50kg爆弾を52個を搭載でき、BR1.3で戦略爆撃機スポーンであり、なんと1.0~2.0のマッチ幅ならこの機体一機のみで、全ての基地を破壊して敵の飛行場まで破壊出来るというシロモノである(なんてこった)
それに加えて銃座の死角が多い他の機体に比べ、本機の死角は真上と真下のみという優秀な銃座配置で、B29を彷彿とさせるような爆弾積載量と銃座である。
因みに1.0~2.0のマッチならば50kg爆弾は5個、1.3~2.3のボトムマッチならば7個落とすと基地を破壊出来ると覚えておこう。
【シミュレーターバトル】
ランクⅠ戦場トップの爆装量が目を惹く。基地に到達すれば基地モジュールの破壊は確実であるため、如何にして到達するかが肝となる。幸いこのランク帯では高度を取って爆撃機を迎撃するようなプレイヤーは少ないため、自軍基地上で高度を3500m位まで稼げば安全に爆撃出来る。
とはいえ、AI機や慣れたプレイヤー機に捕捉され襲撃される事もある。その際は防護機銃で反撃しよう。本機は小口径の機銃の射撃にはだいぶ耐えるため比較的余裕を持って照準出来る。複葉機より機銃が効きにくい単葉機相手でも燃料やオイルを漏れさせて威嚇したり、あわよくばパイロットキルで撃墜が狙えるだろう。とはいえ翼に集中して撃たれたりコクピットを狙われるとあっさり撃墜されるため見つからないように飛ぶのが一番である。
基地にたどり着いたらいよいよ爆撃の時だが注意点として、小型爆弾を大量にばら撒く方式であるため基地区画をしっかり狙わないと爆弾が無駄になってしまう。爆撃時は他の機体より機体の姿勢に気をつける必要があるだろう。滑走路を狙うようにすると爆弾が無駄になりにくいうえ6つの基地全ての滑走路を破壊すると相手がリスポーン出来なくなるため勝利の可能性が一気に高まる。爆装は初期の50kg×52が一番効率的に爆撃出来る。
地味にありがたいのが、プロペラトルクが打ち消されるようなエンジン配置であるためラダートリムを取らずともまっすぐ飛べる事だ。SBを始めたばかりでも飛ばしやすいだろう。
史実
時代に先駆けて登場した四発大型航空機、ファルマンF.211の流れを引く機体が本機である。原型機のF.211は1931年に登場しており、その特徴的な串刺し四発式をそのままに、エンジンや武装などを改良してある。当時は四発機の扱いは世界的に見ても確立されておらず、その先陣を切って実用化されていた本機は、新旧入り乱れ生産ラインも現場もごちゃごちゃなフランスの中では、かなり先進的な存在であった。民間でも用いられており、その長大な航続距離と積載量を生かし活躍した。
ドイツとの戦いにおいては、世界に先駆けてドイツ主要都市に対し発展型のNC.223と戦略爆撃を行っており、その攻撃力を存分に発揮した。しかし生産数が少なく、せっかくの戦略爆撃もそれほど効果が上がらないまま休戦を迎える。その後はヴィシー政権やドイツ、アフリカなどで地味に活躍し続け、息の長い運用がされていた。
小ネタ
この機体はごく稀に、機体後部がボッキリいっても普通に飛行できることがある。そして案外普通に帰還して修理ができたりするので諦めずに飛んでみよう。
Ver1.101現在50kg100kgといった小型爆弾の基地へのダメージ量が倍程度になっており、1機で飛行場まで壊せる…らしい。
外部リンク
●DMM公式
ファルマンF.222.2:大きく!重い!爆撃機!
コメント
【注意事項】
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- 何気にこのデザイン嫌いじゃないんだけど私w -- 2017-11-03 (金) 03:09:24
- ロマンあるよね -- 2017-11-03 (金) 13:47:42
- 意外とぬるぬる動ける。とんでもなく脆いけど。 -- 2017-11-03 (金) 10:01:06
- ジブリ感がすごいある。紅の豚に出てきたといわれても信じるデザイン -- 2017-11-03 (金) 17:07:40
- すこし、解説を書いてみたんだけど。「一見、普通の双発爆撃機に見えるが、Do335のように、エンジンを前後に二基積んでいるため四発爆撃機になる。画像」 -- 2017-11-04 (土) 01:40:31
- エンジン出火しても翼に殆ど影響が出ない -- 2017-11-04 (土) 02:13:01
- なんちゅう脆い船じゃ -- 2017-11-04 (土) 22:07:39