Churchill Mk.III

Last-modified: 2023-05-05 (金) 23:19:52

イギリス RankII 重戦車 Mark IV A22B Churchill Mk.III

shot 2015.12.16 10.52.30.jpg

車両情報(v.1.63)

必要経費

必要開発費(RP)18000
車輌購入費(SL)77000
乗員訓練費(SL)22000
エキスパート化(SL)77000
エース化(GE)***
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)110
護符購入費(GE)980

基本性能情報

報酬・修理関係

ABRBSB
リワード(%)100120140
開発ボーナス(%)+36
最大修理費(SL)164012401240
最大修理費(SL)
最大改良状態
244131422917

車両性能

ABRBSB
Battle Rating4.0
RankII
車種HT
 
初期最終
重量(ton)39.0
エンジン出力(hp)392
2,200rpm
最高速度(km/h)27
最大登坂能力(°)40
砲塔旋回速度(°/s)14.3
仰俯角(°)-12/20
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
89/76/50
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
89/76/76
再装填時間(sec)5.2**.*
視界(%)87
乗員数(人)5

基本武装

名称(戦車砲)搭載弾薬数
主砲57mm 6ポンド OQF Mk.V 砲84
機銃7.92mm BESA 機関銃9350

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
57 mm
6pdr OQF Mk.V
Mk.8 APCAPC2.87-88311611194766250
Mk.5 HVAPAP2.8-89111511193756049
Mk.9 APCBCAPCBC3.23-847132127110917563
Mk.10 HEHE2.720.696559
 

車両改良

車両改良
Tier名称必要RP(RP)購入費用(SL)
ITracks******
Parts******
Turret drive******
IISuspension******
Brake system******
FPE******
Adjustment of Fire******
IIIFilters******
Elevation Mechanism******
IVTransmission******
Engine******

カモフラージュ

名称条件説明
既定標準カモフラージュ
基本砂漠迷彩撃破 150 / 200GE基本砂漠迷彩 ライトストーン
シチリア迷彩200GEシチリア島で使用された迷彩
三色DPM迷彩200GE三色DPM迷彩
北アフリカ二色迷彩200GE北アフリカ二色迷彩
北アフリカ三色迷彩撃破 210 / 200GE北アフリカ砂漠迷彩 ライトストーン
エル・アラメイン迷彩200GEエル・アラメインの戦いで使用された戦車迷彩
欧州迷彩200GE欧州迷彩 深緑/カーキグリーン、1940年
冬季迷彩撃破 180標準的な冬季迷彩
 
カモフラージュ画像(クリックで表示)
既定
Churchill.III-1.jpg
条件-
説明標準カモフラージュ
基本砂漠迷彩
Churchill.III-2.jpg
条件撃破 150 / 200GE
説明基本砂漠迷彩 ライトストーン
シチリア迷彩
Churchill.III-3.jpg
条件200GE
説明シチリア島で使用された迷彩、浅泥色/濃藍色
三色DPM迷彩
Churchill.III-4.jpg
条件200GE
説明三色DPM迷彩、砂色/炭色/白色
北アフリカ二色迷彩
Churchill.III-5.jpg
条件200GE
説明北アフリカ二色迷彩、ライトストーン/深緑色 1942年
北アフリカ三色迷彩
Churchill.III-6.jpg
条件撃破 210 / 200GE
説明北アフリカ砂漠迷彩 ライトストーン/薄灰色 1941年
エル・アラメイン迷彩
Churchill.III-7.jpg
条件200GE
説明エル・アラメインの戦いで使用された戦車迷彩
欧州迷彩
Churchill.III-8.jpg
条件200GE
説明欧州迷彩 深緑/カーキグリーン、1940年
冬季迷彩
Churchill.III-9.jpg
条件撃破 180
説明標準的な冬季迷彩

研究ツリー

前車体Churchill Mk.I
派生車体
次車体Churchill NA75

解説

歩兵部隊に随伴して敵戦車から守るという歩兵戦車のコンセプトに忠実に、鈍足とBRに対して異様に強固な装甲を持つ車両。
箱型の車体に巻き付けた履帯と前に突き出した導輪という独特の形状も合さって、昼飯の角度を有効利用できる上に弱点を隠しやすく、防御を心得たプレイヤーの操るChurchill Mk.IIIを、同ランク帯の中戦車で遠距離から撃破するのは困難を極める事もある位。
車体正面と砲塔の機銃口が弱点になるので、厚い側面装甲を利用して左側面を向けながら履帯で隠すように浅めの昼飯の角度を取り、リロード中は砲塔を軽く振って的を絞らせない、傾斜をつけると鉄壁の要塞と化する。
ただ、砲弾の貫通力こそ必要十分にはあるが同世代以降の重戦車に対しては物足りず火力にかけるのでKV-1辺りと対峙すると、お互いの装甲を撃ち抜けずに泥仕合に陥ることもある。
また、動きが遅いので前線の動きから取り残されたり、回り込まれて側撃されたり、距離を詰められて精度の高い砲撃支援を呼ばれたり、ABのキルストリークの爆撃等で徹底的に蹂躙される事もあるので無敵というわけではない。
砲塔正面のペリスコープの手前のおでこの様に見える天板は装甲が薄く、榴弾でも打撃を受ける可能性もある。

些細な事だが、Churchill Mk.III特有の問題として車体サイズが上げられる。
2.7m前後と比較的コンパクトな軽戦車級の車幅に対して、全高3.2m前後、車体全長7.4mと他国の戦車には珍しい特異なバランスをしている。
目視による情報の確認が欠かせないSBやRBでは、目測の際に誤差に注意する必要がある。
ABでも、他の戦車で有効に使えた地形が役に立たなかったり、遮蔽物からはみ出しやすい等、数値では計れない点がある事を忘れない様に。
堅い本車ではあるが、低機動のせいで爆撃にはめっぽう弱い。

【火力】
57mm 6ポンドオードナンスQF MkⅤ砲を搭載。
初期弾で最大116㎜、開発弾で最大132㎜の貫通力であり弱点を撃っていくのには不自由しない貫通力をもつ。
英国車の特徴にもれず当然のごとく無炸薬なので相手のレイアウトを覚えて弱点射撃をすると安定するだろう。
装填速度は5秒~4秒台とBr4.0では手数に優れる。
ただし、中距離、遠距離では弾ぶれしやすいので運が悪いと思ったところに命中しないことも。手数の多さと装甲の厚さでカバーしつつ根気よく撃ち込むことになるだろう。
カタログスペックの俯角は-10度と地形を活用しやすいが、縦長の車体のため斜め前などのカタログ通りの俯角を生かせない角度が存在する。
クロムウェルや、シャーマンⅡでは撃てたのに……というのは本車あるあるなので、テストドライブなどで癖をつかむといい。

【防御】
車体・砲塔共に正面は89㎜の垂直装甲である。しかも、側面の装甲も76㎜と厚いため昼飯の角度を有効活用できれば堅牢な防御力を発揮する。
一方で垂直装甲であることや、車体正面には38㎜の角度をつけた部分があること、機銃口50㎜と薄いこと、操縦手後ろに弾薬がおかれており、貫通されると爆散するなど弱点があるのでそれをカバーする立ち回りが必要になる(一応持っていく弾薬を22発にすれば操縦手後ろの弾薬は消えるが、継戦能力は当然下がる)。
開発が進めば煙幕弾発射機を使用可能になるので、低機動をカバーしたり、ピンチな時に煙幕を張ればより本車の防御力を発揮できるだろう。

【機動性】
どうやっても鈍重。
ABなら前進29.7km/h。後進-2㎞/h。旋回も鈍重であり、前進しながら回った方が速い。登坂ももたつくが急な坂でもわりと上れるという意外な長所がある。
同Brのほとんどの戦車に追い抜かれるうえ起伏のある地形ではもたついてしまう。速やかに目的地につきたいならなるべく平らなところを走るなど工夫をこらす必要がある。

史実

(クリックで表示)

チャーチル歩兵戦車シリーズの特徴として、高い悪路走破性と重装甲が挙げられる。
歩兵戦車の役割は歩兵の随伴支援であるため、このチャーチルも歩兵が移動できる場所に可能な限り追従することが求められた。本車の誘導輪が比較的高い位置にあるのも超堤能力を高めるためで、超壕能力も370cmもあった。
急斜面や泥濘んだ場所、森などの不整地や悪路においてはその走破能力を存分に発揮し、時に他の戦車よりも高い機動性を示したという。しかし、歩兵についていければそれでいいという歩兵戦車の設計思想上、低い推力重量比も相まって最高速度はかなり遅いものだった。

それでも本車の走破性と重装甲は欠点を補って余りあるものだったようで、他の歩兵戦車と共にソ連にレンドリースされたチャーチルがレニングラード、エストニア、キエフ等の有名な東部戦線の激戦地で活躍しており、多くの武勲を上げた。著名な所では、クルスクの戦いにおけるソ連の英雄であるスクリプキン大隊が装備していたのはKV-1ではなく、実はチャーチルであったことがソ連崩壊後の情報公開で判明している。
(反共主義者であるチャーチルの名を冠した本戦車の活躍は、ソ連という国家の都合上殆どが隠蔽されていた事は秘密。)
 当のイギリス軍でもその走破性を遺憾なく発揮しており、岩だらけの急斜面を踏破したチャーチルに補給部隊を壊滅させられた挙句、迎撃に出したⅢ号戦車二両も撃破させられたドイツ軍守備隊長が「登坂不能な斜面を登るイカレた戦車連隊の攻撃を受け撤退の止む無きに至った」と上層部に無線で報告している。
 
そんなチャーチル歩兵戦車だが、初期は運用上のトラブルが頻発する問題児でもあった。名前の出典である英国首相ウィンストン・チャーチルをして「私の様に欠点だらけの戦車」と言わしめたほど。というのもこの戦車、ろくなテストもせずに量産されてしまったのだ。
1941年の「ダンケルク大撤退」ことダイナモ作戦が原因である。派兵当時持ち出した戦車や火砲のほとんどを大陸に放棄して撤退したため一時的に兵器欠乏状態に陥った英国は、ドイツとの交戦で戦車の重要性が見直されたこともあり、特に戦車の増産が喫緊の課題となっていたのだった。そこで緊急生産された新型戦車のひとつが、このチャーチルだった。
運用トラブルはメーカーの対策チームを前線に派遣しての現地改修などで対応し、信頼性は向上して現場での信頼を得ることができ、終戦間近まで生産と運用が続けられた。実戦からの情報をフィードバックして改良を繰り返していたため派生型も多く、280mm迫撃砲を装備した工兵車両AVRE、火炎放射器を装備したクロコダイル、軟弱地通過用にカーペットを敷くために巨大な糸巻きのようなものを装備したカーペットレイヤーこと「ボビン」、戦車壕埋め立て用のそだ束(木の棒の束)搭載型、17ポンド砲を搭載した試作型のブラックプリンスなど、色々なバリエーションが存在した。

また、ギアボックスにメリット・ブラウン式操向装置を採用しているため、この当時としては珍しく超信地旋回が可能であった。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

A22B Сhurchill Mk.III and A22 Churchill Mk.VII (with developers answers)

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • VIIと比べて微妙とか思ってたけどちゃんと強いな。装甲薄いかわりに火力と機動性が上がったVIIって感じ。あっちよりは慎重に動く必要があるけどやっぱり強い。 -- 2016-12-03 (土) 21:22:51
    • 出会う相手ほとんど正面から抜けるのはでかい。VIIだと重装甲の戦車並べられると何も出来なくて隠れるしかない状況になるし。 -- 2016-12-03 (土) 21:42:52
  • チャーチルシリーズは「戦車」のステレオタイプなイメージを体現する戦い方が出来る車両だと思う。鈍重な巨体でゆっくりと前進し、砲弾を片っ端から弾きながら正面から突撃して敵を蹂躙するというやつ。これぞ重戦車!って感じ。嵌るとすごい楽しい。 -- 2016-12-04 (日) 14:28:24
  • アホみたいに強いなこいつ。英陸てギャーギャー騒がれてるほどでもないな。こいつに限らずどれも十分強いっすね... -- 2016-12-04 (日) 17:21:37
    • もう少し上のランクまで開発を進めてみたまえ…そうすれば君も英陸のツラさがおのずとわかると思うぜ -- 2016-12-05 (月) 01:01:30
      • いやこれより上のBRだと辛いかもしれんが、BR4.0までは普通に戦えるなら、全体として考えてもそう言われてる程不遇でも無いなと思ったのさ -- 2016-12-05 (月) 14:00:38
    • 英国が強いのはランク2までだからな…。ランク3でもチャーチルやアキリーズはまだ強い。アヴェンジャーも一部の変態は強いと言ってる。ただそれ以降の連中はインフレする他国車両の性能についていけてない。 -- 2016-12-05 (月) 07:10:39
    • ランク3まではそこそこ強いってそれ(ry ファイアフライあたりから乾いた笑いが出てくるゾ -- 2016-12-05 (月) 07:36:23
    • 英陸はBR4.0が頂点だからな -- 2016-12-05 (月) 07:50:36
    • 上に行くほどRPが必要になって使う回数が必然的に増えるから辛いって言ってるんやで -- 2016-12-26 (月) 08:35:32
    • 喜べ。地獄はここからだ。 -- 2017-01-07 (土) 19:06:09
    • シャーマンⅡも追加されて4.0のみで組めるようになったしこの辺りまでは強い。次からが地獄だからそれまで精々楽しむといい -- 2017-01-27 (金) 05:06:15
  • 適当に昼飯して最前線で囮になってるだけで3000近く戦果をあげられる。火災とかで死が確定しても脱出せずにちょっと足掻いてみるとお小遣い稼ぎになるかも。ただ登り坂で旋回しようとしても惑星の影響で旋回がクソ遅くなるので極力前線付近の登り坂は登らないようにするといいね。移動中などの暇な時は運転手視点に変えるとこの戦車の車幅の狭さが実感できるぞ。あと砲塔下の円状の平らな部分はソーサーに似ていると英国紳士に大絶賛だったゾ(大嘘) -- 2016-12-31 (土) 01:45:23
  • ボトムマッチでどうすりゃいいのこの子 -- 2017-01-17 (火) 21:37:45
    • もそもそ頑張って動いて抜けそうな相手を撃つ、7ほど装甲がないから格上に当たると厳しいがその分貫通は多少マシだし -- 2017-01-17 (火) 22:10:19
      • 火力ある分、格上相手になるとこっちの方がまだやりやすいかもね。4号に抜かれるのは仕方ない。 -- 2017-01-27 (金) 08:02:59
  • キャタピラ全体の構造がでかすぎてしょっちゅう弾吸収されちゃうわ。空に出たら速攻で倒しに行ってる。 -- 2017-02-03 (金) 00:48:26
  • もう少しだけ砲性能上げてほしい -- 2017-02-03 (金) 18:09:33
    • 残念だが史実性能ほぼまんまだ、と言うかここに6ポンドAPDSとか入れたら逆に壊れになりかねないからNG -- 2017-02-03 (金) 23:15:47
      • このゲームすでに史実どうこうはもう崩壊してるんだよなぁ -- 2017-02-05 (日) 13:17:18
      • まぁバランス的にもこいつは現状で十分だし多少はね? -- 2017-02-05 (日) 14:01:14
      • 英国は我慢が連続ですね...腕を磨かなければ...! -- 2017-02-23 (木) 16:09:21
  • こいつでKV-1ってどうやって倒すのブリティッシュジェントルマン諸君 -- 2017-02-06 (月) 17:07:40
    • 垂直部分に叩き込めれば簡単よ、こちらを撃とうとしてれば砲塔の下の端あたりに垂直部が見えるはずだからそこを撃てば殺れる、後は車体なんかが垂直に見えてればだいぶ楽だけど、まぁ最悪砲塔が抜ければ時間はかかるが倒せる -- 2017-02-06 (月) 17:38:16
    • 地道に抜けるところに叩き込んでけばそのうち死ぬよね。向こうからしたらチャーチルを正面から倒すのは困難、ゆっくり落ち着いて料理してあげよう。 -- 2017-02-06 (月) 19:05:03
    • 同士諸君助言ありがとう。おちついて紅茶キメて垂直装甲狙うわ -- ? 2017-02-07 (火) 21:51:26
  • なんか序盤から味方優勢だったからこいつで一両ずつ丁寧に気絶させてって結果見たら0デス12キル5アシスト1占領でサバイバーと鋼鉄の英雄かっさらってて笑うしかない。やっぱちゃんと昼飯取って砲塔抜かれないようにすれば強いなこいつ -- 2017-02-13 (月) 21:15:07
  • クロムウェルⅤの方が強いと感じてしまう。 -- 2017-02-19 (日) 23:29:18
    • 3.7cmflakに側面抜かれるのは意外だった。 -- 2017-02-19 (日) 23:43:12

*1 爆薬量はTNT換算