Churchill Mk.I

Last-modified: 2024-02-19 (月) 12:23:06

イギリス RankII 重戦車 Infantry Tank Mk IV A22 "Churchill" Mk I / チャーチル歩兵戦車

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概要

Churchillシリーズの最初期型、砲塔とは別に設けられた車体固定の榴弾砲が特徴。

車両情報(v1.69)

必要経費

必要研究値(RP)***
車両購入費(SL)***
乗員訓練費(SL)16000
エキスパート化(SL)55000
エース化(GE)***
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)10
護符(GE)860

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング3.0 / 3.0 / 3.0
RP倍率130
SL倍率150 / 150 / 150
最大修理費(SL)***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒***

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)14..⇒19.8 / **.*⇒**.*
俯角/仰角(°)-15/20
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
3.6⇒**.*
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
89 / 63 / 50
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
102 / 89 / 89
重量(t)37.8
エンジン出力(hp)452⇒550 / ***⇒***
2,200rpm
最高速度(km/h)28.7 / ***
実測前進~後退速度(km/h)28 ~ -2 / 26 ~ -2
最大登坂能力(°)40⇒*** / 40⇒41
視界(%)87
乗員数(人)5

武装

名称搭載弾薬数
主砲40mm QF 2-pounder cannon150
副砲76 mm OQF 3-inch Mk.I howitzer58
機銃7.92 mm BESA 機関銃9,350

弾薬*1

主砲

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
40 mm
QF 2-pounder
Shot Mk.1 AP/TAP1.08-792726852372719
Shot Mk.IXB APCBC/TAPCBC1.24-792898677665750
Shot Mk.1 APHV/TAP1.08-853807558413021
Shell Mk.1 AP/TAPHE1.0820.9792666249362620

副砲

名称弾種弾頭重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)購入費用
(SL)
10m100m500m1000m1500m2000m
3-inch HEHE6.0260621010

車両改良

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Tier名称必要RP購入費(SL)購入費(GE)
I履帯6901,600100
修理キット
砲塔駆動機構
Mk.1 APHV/T弾
IIサスペンション6201,50090
ブレーキシステム
手動消火器
砲火調整
砲弾 Mk.1 AP/T
IIIフィルター1,2002,800170
救急セット
昇降機構
IV変速機9002,100130
エンジン
Mk.1 APCBC/T弾
3インチ発煙弾
発煙弾発射機

カモフラージュ

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条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両3 inch Gun Carrier
派生車両
次車両Churchill Mk.III
 
 

解説

特徴

 

【火力】
砲塔の2ポンド砲+車体の3インチ榴弾砲と2段構えの砲兵装をもつ。
 2ポンド砲はBR1.0のA13 Mk.Iと同じであり、このBR帯においては貫徹力・威力共にやや不足気味である。かつては貫通力改訂によりAPCBC-T弾の最大貫徹が90mm台に達し、遭遇する事の多いKV-1の砲塔正面やT-34の首元等を貫通する事が比較的容易だったが、Ver.1.95現在では88mmに下方修正されて若干苦しくなった。リロード速度が初期状態でも3.6発/秒と素早いので2ポンド砲のAPCBC-T弾の消費量は初期戦車と比べて格段に多い。最低40発、生存力も加味すれば60発は搭載しても損は無い。大抵の戦車でも可能であるが、マウスのドラッグとドロップの要領で発砲するキーを押しっぱなしにする連射の遅い機関砲のような運用も可能である。
 車体の3インチ榴弾砲は榴弾と開発が必要なスモーク弾しか撃てず、砲自体も正面左右15°程度にしか動かない、初速が低いせいで弾道が大きく山なりを描くため当てづらい、などあまり使い勝手が良くない。デフォルトの状態では2ポンド砲を撃つたびに車体砲も発砲してしまうためキー設定で武器の切り替えをしなくてならない。前方遠距離へのスモーク弾の発射専用と割り切るのもいいだろう。ただモクを相手に展開しながら攻撃が可能の事を生かせばエリアの維持には重宝するはず。
2ポンド砲には榴弾が存在しないためトラック対策に2発ほど榴弾を搭載してもよいが、リロードが早い2ポンド砲と同軸機銃で足りる場合が大半である。なお車体砲は乗員が2名以下になると撃てなくなる。

重戦車や傾斜装甲を多用したソ連戦車に対しては正面戦闘では苦戦を強いられるだろう。

 

【防御】
砲塔正面101mm、車体正面・砲塔全周はともに89mmのなかなかの装甲厚であり、更に砲塔正面は砲塔そのものの湾曲と50.8mm内防盾が合わさってそこそこ耐えてくれる。豊富な弾数のスモーク弾投射装置を改修で装備可能である。
同車BR帯においては4号F2型・3突F型などの高貫通砲を搭載した戦車ともマッチングする、そのため正面からでも撃破される危険がある。

他にも、
・車体正面のガンナーハッチは63.5mmと若干周囲に比べて薄い、ここは正面からでも撃ち抜かれる危険がある。
・昼飯の角度をとった場合に履帯裏を抜かれやすいChurchill特有の弱点も健在。
・車体両側面のハッチ裏は3インチ砲弾庫となっているため撃ち抜かれた場合には一撃爆散の危険がある(なのでいっそ3インチ砲弾は全弾降ろす、という選択もアリ最低5発持ち込まなくてはならない。まあ戦場に着く前に打ち尽くせば良いのだが)。

などの様にそれなりの防御力を持ちつつも各所にウィークポイントを抱えている、そのため装甲厚に頼った単純な力押しではなくその点をカバーする工夫が必要となってくる。

 

【機動性】
車重が後続のChurchillシリーズに比べて軽いためか前進速度が26km/h程出せるなど他のChurchillと比較して機敏である、が所詮Churchillなので機動性はアテにならない。超信地旋回が可能なため最大速度以外は機敏で操作性は良い。

 

史実

チャーチル歩兵戦車についてはChurchill Mk.III項を参照のこと。

名前の通り、A22チャーチル歩兵戦車の一番最初の型となる。
車体の生産に対して6ポンド戦車砲の生産スピードが間に合わなかった為、威力不足に目をつぶり主砲に2ポンド砲を搭載したモデルである。
当時の2ポンド砲には榴弾が無く…それもHEAT(対戦車榴弾)ではなくHE(普通の榴弾)自体が無く、軟目標…例えば対戦車砲や機関銃陣地の排除が難しかった*2ため、副砲として3インチ榴弾砲を固定装備している。

小ネタ

ヴァレンタイン歩兵戦車同様「数が揃っており、信頼性も高い*3チャーチル歩兵戦車は多数の派生型が提案されたり実戦投入されたりしている。
著名なのは火炎放射器搭載型のチャーチル・クロコダイル、戦闘工兵車タイプのチャーチルAVRE(「ホバーツ・ファニーズ」と呼ばれる特殊車両たちが正式に採用されたもの)などだろうか。
その中でも架橋戦車タイプは、その任務上戦闘能力は要求されない事もあってか、1970年代までチャーチル改造車がイギリス軍の装備として現役であった。


低速ギアのギア比が大きく、また超壕能力・超堤能力が高い…つまり地面のデコボコに強いという隠れた長所がある。超壕・超堤能力は見ればわかるとか言わない!
このため急斜面、湿地、森林といった他の戦車では進みにくい地形でもチャーチルはカタログスペックからすれば良好に動くことが出来た。


火炎放射戦車のチャーチル・クロコダイルは主砲がそのままな上に強力な火炎放射器を積んでいる。この火炎放射器、ライジング・ストームをやってる人なら分かると思うが、ガソリンやナフサを高速で噴射しそれに火を着けているので壁に炎が当たると跳ね返りまくって一瞬にして敵兵が火だるまになったり酸素が奪われる、と、まあとにかくヤバかったのである。そのため敵兵からかなり恐れられており、クロコダイルを行動不能にしたとき脱出して降服した乗員がそのまま殺される事態が多発したらしい。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 戦争初期の2ポンド砲搭載戦車が主力の時期には、戦車隊がドイツ軍の対戦車砲を排除できず多数の被害を出した
*3 実際のところは初期には不良が多発した