日本 RankIII 中戦車 Chi-Nu II / 三式中戦車 チヌ(五式戦車砲搭載型)
概要
Ver1.65本実装後のマイナーアップデートにて追加された、日本陸軍ツリープレミアムのランクIII中戦車。車体はベースとなったチヌやチヘ・ホイと同じものであり、相変わらず防御面には不安が残る。一方、主砲はチトと同じ75mm五式戦車砲になったため、火力は向上している。BRまで向上している…
車両情報(v1.65)
必要経費
必要研究値(RP) | - |
---|---|
車両購入費(GE) | 1600 |
乗員訓練費(SL) | 10000 |
エキスパート化(SL) | 210000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 60 |
デカール枠解放(RP) | 100000 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.3 / 4.3 / 4.3 |
RP倍率 | *** |
SL倍率 | *** / *** / *** |
最大修理費(SL) | ***⇒1860 / ***⇒1870 / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | **.*⇒21.7 / **.*⇒11.6 |
俯角/仰角(°) | -10/15 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 10.0⇒**.* |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 25 / 20 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 25 / 25 |
重量(t) | 19.8 |
エンジン出力(hp) | 372⇒458 / 212⇒240 |
2,000rpm | |
最高速度(km/h) | 43 / 39 |
最大登坂能力(°) | 40⇒*** / 40⇒*** |
視界(%) | 88 |
乗員数(人) | 5 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 75mm Type 5 cannon | 48 |
機銃 | 7.7mm Type 97 machine gun ×2 | 4000 |
弾薬*1
名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
Type 1 APHE | APHE | 6.56 | 67.84 | 865 | 148 | 146 | 133 | 118 | 105 | 93 | - |
Type 4 Kou | APHE | 6.75 | 80.64 | 865 | 150 | 148 | 137 | 124 | 112 | 101 | - |
Type 90 HE | HE | 6.17 | 490.0 | 830 | 10 | 8 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | *** | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | *** | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | *** | *** |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
チヌの砲塔に五式七糎半戦車砲を押し込んだ車両。おかげさまでBR4.0の同格はおろか、格上にも挑める火力を手に入れた。
チヌ・ナト・M24・ソキといったややピーキーな車両が連なる同BR帯の日陸において、安定した戦果を期待できる救世主的存在だったが、バージョン1.97以降レートが4.0を経て4.3に引きあがり、3帯最高の貫通力は過去のものとなった。とはいえ、各上に挑める火力なのは変わらないので、日本戦車の基本を守って戦う分には不自由することはなく、チト兄弟のバックアップとして十二分に力を発揮するだろう。
--加筆求む--
【火力】
本車両最大の長所。Type 4 Kouを使用した場合、距離10m弾着角0°の条件で151mmを貫徹できる。これは駆逐戦車M10 GMCをも上回る、同BR帯でトップクラスの性能である。、Brが4.0にひきあがったので過去のものになってしまった(汗)。
初期装備のType 1 APHEも十分に使用可能、実用に耐えるのレベルなのだが、Type4に比べ全距離で貫徹力が僅かに落ちる上に炸薬量が少ない(TNT換算67.84g、Type4は同80.64g)。Type4の1発40SLの弾薬費すら惜しいというなら話は別だが、あえてType1を使う理由は無いと言っていいだろう。
Type 4 kou に関しては距離ごとの威力の具体的な数値を見ていくと、10mで151㎜、100mで148㎜、500mで137㎜、1㎞で124㎜と距離による威力減衰がおきづらいことがわかる。ちゃんと垂直な部分を狙っていけば、長距離でもティーガーなどの重戦車の正面を抜いていける。
砲塔旋回速度もABで毎秒21.7°、RB/SBで毎秒11.6°と、砲が大型化しているのに何故かチヌより速くなっている。
一方で、リロード時間は10秒台~9秒台にまで延びているほか、仰角がチヌより5°減少して15°になっている。また、戦中日陸の例に漏れず、Type1/Type4いずれも仮帽や被帽のないAPHE弾であるため、傾斜装甲に弾かれやすい。
【装甲】
チヌと変わらない。支援砲撃の爆風程度では搭乗員が気絶したりすることはない。
カタログスペック砲塔正面50㎜、車体正面50㎜である。砲塔、車体左右に角度をつけた装甲が存在しそこの部分は20㎜台の装甲しかないので昼飯の角度をとると単なる垂直面の20㎜の装甲となり弱点となる。
車体レイアウトの関係上、砲塔後部と、車体中央下部に弾薬が配置されておりそこを撃ち抜かれるともれなく爆散する。側面、背面をさらすときは注意である。-31発すれば砲塔の弾薬ラックから弾が消え生存性が少しは上がる。プレイスタイルに合わせて持っていく弾数を決めるといいだろう。
【機動性】
良くも悪くもチヌと同じ。陣地転換には困らないレベル。
ABの平原で最大43㎞/hの速度で走行可能。
12km/h~27km/hまではすぐに加速しそこから最高速度までは緩く加速していく。
旋回性はあまりよくない方で、前進しながら回った方が速い。
後進速度はー8km/h。
史実
元ネタは三式中戦車チヌの改良案。
当時三式中戦車は生産が軌道に乗り始めていたが、新型の四式中戦車チトの完成にはまだ時間がかかると見られていた。その為応急策兼三式中戦車強化案として、連合軍戦車との性能差を少しでも縮める目的で、三式中戦車に五式七糎半戦車砲を搭載する計画が策定された。
本計画では2つの改修案が出された。それは以下のようなものである。
・第1案…三式中戦車の車体のみ流用し、四式中戦車の砲塔ごと五式七糎半戦車砲を搭載する。
・第2案…三式中戦車の砲塔に五式七糎半戦車砲を搭載できるように改修する。
このうち比較的改修が容易であった第1案は昭和20年3月に試作車両が完成し、同月に試験が行われている。第2案は同月のうちに、五式七糎半戦車砲を三式中戦車の砲塔に搭載できるようにする改修作業が始まったとする記録は残っている。だが、この車両が果たして終戦までに完成したのかどうかは、はっきりとした記録が残されていないため不明である。
史実では211号車から五式七糎半戦車砲を搭載できるよう改修を行う予定だったが、量産される前に終戦を迎えた。WarThunderでは上述した2つの案のうち第2案が実装されているが、先に述べた通りこの第2案は実車が完成まで至ったのかは不明である。そのためゲーム中ではTigerII(10.5cm)やCoelianなどと同じく、計画車両という扱いになっている。終戦前の直近3ヶ月の生産数からすると、砲の生産遅延などが発生したとしても遅くとも11月には五式七糎半戦車砲を搭載した三式中戦車が生産開始されていたと考えられる。
小ネタ
◆名称
本来なら前述の通り生産される前に終戦を迎えたので本戦車に名称は無い。各種資料などで見られる「チヌ改」「三式中戦車長砲身型」「三式中戦車改」といった呼称は、Ki-100に対する「五式戦闘機」という呼称と同じように、当時の関係者や後世の研究者達によって便宜的につけられた仮称である。
外部リンク
A new Japanese premium tank, the Chi-Nu II is now available for purchase
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
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- チトと同じBRに上げられて草 もはや誰が使うんですかね -- 2022-02-09 (水) 00:31:09