イタリア Rank II 戦闘機 C.202 Folgore / フォルゴーレ
概要
原型機のC.200と比べて低速域の安定性が低く旋回性能に劣るものの、その他の飛行性能はおおむね向上しており、特に速度性能はかなり良好。
武装は従来通りのブレダSAFAT 12.7mm機銃×2挺に加え、7.7mm機銃×2挺が翼内に搭載されている。
機体情報(v2.5.1.56)
必要経費
必要研究値(RP) | 7,900 |
---|---|
機体購入費(SL) | 10,000 |
乗員訓練費(SL) | 3,000 |
エキスパート化(SL) | 10,000 |
エース化(GE) | 130 |
エース化無料(RP) | 160,000 |
バックアップ(GE) | 90 |
護符(GE) | 530 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 3.0 / 3.0 / 2.3 |
RP倍率 | 1.12 |
SL倍率 | 0.4 / 1.1 /2.1 |
最大修理費(SL) | 720⇒911 / 2,100⇒2,658/ 1,800⇒2,278 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 579⇒627 / 561⇒602 |
(高度5,000m時) | |
最高高度(m) | 10,200 |
旋回時間(秒) | 20.0⇒18.0 / 20.7⇒19.0 |
上昇速度(m/s) | 12.7⇒19.7 / 12.7⇒15.8 |
離陸滑走距離(m) | 368 |
エンジン型式 | AlfaRomeo R.A.1000 RC.41 |
最大出力(hp) | ***⇒1146 / ***⇒1030 |
離陸出力(hp) | ***⇒1275 / ***⇒1159 |
毎秒射撃量(kg/s) | 1.08 |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
限界速度(IAS) | 845 km/s |
降着脚破損速度(IAS) | 300 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)535 km/s, (離陸)450 km/h, (着陸)260 km/s |
主翼耐久度 | -6G ~ 15G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 7.7mm Breda-SAFAT | 2 | 1000 | 翼内 |
機銃 | 12.7mm Breda-SAFAT | 2 | 800 | 機首 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
10m | 500m | 1000m | ||||
7.7mm Breda-SAFAT | 既定 | T/Ball/Ball/AP-I/AP | 10 | 7 | 4 | - |
汎用 | T/AP/AP-I/AP-I/ | 10 | 7 | 4 | 10 | |
曳光弾 | T/T/T/T | 4 | 2 | 1 | ||
ステルス | AP/AP/AP/AP-I/AP-I | 10 | 7 | 4 | 20 | |
12.7mm Breda-SAFAT | 既定 | T/Ball/Ball/I/AP | 18 | 6 | 5 | - |
汎用 | AP/AP-I/IAI/API-T/I | 18 | 6 | 5 | 20 | |
空中目標 | API-T/AP-I/IAI | 18 | 6 | 5 | ||
曳航 | API-T/API-T/API-T/API-T/ | 18 | 6 | 5 | ||
ステルス | AP-I/AP-I/IAI/IAI/ | 18 | 6 | 5 | 30 |
追加武装
追加武装:無し
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 460 | 630 |
ラジエーター | |||
7mm弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | 520 | 710 |
機体 | |||
新しい7mm機関銃 | |||
III | 主翼修理 | 580 | 790 |
エンジン | |||
12mm弾薬ベルト | |||
IV | インジェクター交換 | 750 | 1,000 |
カバー交換 | |||
新しい12mm機関銃 |
カモフラージュ
△△△ | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
△△△ | |
[添付] | |
条件 | △ |
説明 | △ |
研究ツリー
前機体 | C.200 serie 3 |
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派生機体 | C.205 serie 1 |
次機体 | C.202EC |
解説
特徴
WTの単葉機中でもトップクラスの高い旋回性能を発揮したC.200の発展型ということもあり、曲がるイメージを持たれることの多い本機ではあるものの、実のところ低速域における旋回性能が低く、旋回戦は不向き。
もしイタリア機で無理なく格闘戦をしたいなら、同格随一の優秀なターンファイターであるRe.2001に乗り換えることがおすすめ。
C.202がその真価を発揮するのは吊り上げや一撃離脱、高速域における旋回戦など、速度性能を活かした戦法となる。
良好なエネルギー保持率とダイブ性能を兼ね備え、十分な上昇も併せ持っているため、エネルギー戦闘で困る場面はほぼ無いだろう。
武装はブレダSAFAT 12.7mm機関銃と7.7mm機関銃がそれぞれ2挺ずつ。
メインの火力となるブレダSAFATは弾数各400発と多めで発射速度も良好、威力も申し分無いものの、低初速故に弾道が山なりで当てづらいことが大きな欠点となっている。
相手にできるだけ近づいてからの射撃が必要となるだろう。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
高速域での運動性に優れるため、旋回戦は降下を織り交ぜた機動を用いて戦おう。
降下耐性は素晴らしく、急降下にかなり耐えてくれる。
一方の低速域では飛行安定性が大きく低下するため、下手にラダーを扱えばすぐにフラットスピンに陥る。この特性を活かしたトリッキーな格闘戦も可能ではあるものの、危険なので墜ちたくなければ控えよう。
武装は戦闘機相手であれば十分だが、爆撃機の相手をするにはやや心許ないため、もし爆撃機を相手取る場合は、翼やエンジンなどを集中的に狙おう。
液冷エンジンのため冷却系の被弾は死活問題となる。銃座のある敵機を相手取っての真後ろからの攻撃は危険なので、上方、側方、前方から短時間で致命打を入れるのが望ましい。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
1940年に初飛行したマッキ社製の全金属製単発単座戦闘機。主にイタリア空軍で運用された。
設計を担当したのは戦間期に盛んだった水上競争機設計で活躍したマリオ・カストルディ(Mario Castoldi)で、機体符号のCは彼の名前から採られている。
資料によってはマッキ社のMが加えられることで「M.C.202」とも呼ばれる。
空冷エンジン搭載の単葉単座戦闘機C.200を原型として機体を再設計、ドイツのDB 601Aa液冷エンジンのアルファロメオ社ライセンス生産型「RA 1000 RC.41」(出力1,050 PS)を搭載し、同時期の戦闘機としては優れた性能を獲得した。
本格的に運用され始めたのは1941年後期で、イタリア空軍の主力戦闘機として連合軍の戦闘機と互角以上の戦いを繰り広げた。
特に活躍が顕著なのが北アフリカ戦線で、連合軍のP-40やハリケーンに対する性能的な優位が数的不利を覆し、同時期の戦果損害比は最大で22:1に達したという。
発展型としてドイツのDB 605液冷エンジンのフィアット社ライセンス生産型「RA.1050 RC.58 Tifone*1」(出力1,475 PS)を搭載、大幅な性能向上を果たしたC.205 ヴェルトロがある。
ヴェルトロは同時期の連合軍の戦闘機と比較しても遜色のない優れた戦闘機であった。
小ネタ
◆左右の翼の長さが違う?
C.202の特徴として有名なのが、「左の翼が右に比べ20cm長い」こと。
これは本機以外でも戦前からイタリア機でしばしば用いられた手法で、プロペラの回転方向に生じるトルクモーメントを打ち消すためのものであった。
◆極東のそっくりさん
1943年から太平洋戦線にて日本陸軍が投入した三式戦闘機「飛燕」は連合軍にC.202のコピー機と勘違いされ、結果として三式戦の連合軍におけるコードネームはイタリア系移民の典型的な名前である「Tony」となった、という逸話がある。
実際のところ、両機にはDB601系列エンジンを搭載するという共通点があるため、機首部にいくつかの類似点が見られる。
外部リンク
コメント
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- 何故このページは旧式コメント欄しかないんだろう -- 2019-12-01 (日) 02:14:57