C.202(IT)

Last-modified: 2023-11-23 (木) 22:10:36

イタリア Rank II 戦闘機 C.202 Folgore / フォルゴーレ

War Thunder Screenshot 2017_0.05.28 - 00.09.45.01.jpg

概要

原型機のC.200と比べて低速域の安定性が低く旋回性能に劣るものの、その他の飛行性能はおおむね向上しており、特に速度性能はかなり良好。
武装は従来通りのブレダSAFAT 12.7mm機銃×2挺に加え、7.7mm機銃×2挺が翼内に搭載されている。

機体情報(v2.5.1.56)

必要経費

必要研究値(RP)7,900
機体購入費(SL)10,000
乗員訓練費(SL)3,000
エキスパート化(SL)10,000
エース化(GE)130
エース化無料(RP)160,000
バックアップ(GE)90
護符(GE)530

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング3.0 / 3.0 / 2.3
RP倍率1.12
SL倍率0.4 / 1.1 /2.1
最大修理費(SL)720⇒911 / 2,100⇒2,658/ 1,800⇒2,278

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)579⇒627 / 561⇒602
(高度5,000m時)
最高高度(m)10,200
旋回時間(秒)20.0⇒18.0 / 20.7⇒19.0
上昇速度(m/s)12.7⇒19.7 / 12.7⇒15.8
離陸滑走距離(m)368
エンジン型式AlfaRomeo R.A.1000 RC.41
最大出力(hp)***⇒1146 / ***⇒1030
離陸出力(hp)***⇒1275 / ***⇒1159
毎秒射撃量(kg/s)1.08
燃料量(分)min*** / *** / *** / max***
限界速度(IAS)845 km/s
降着脚破損速度(IAS)300 km/s
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)535 km/s, (離陸)450 km/h, (着陸)260 km/s
主翼耐久度-6G ~ 15G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所
機銃7.7mm
Breda-SAFAT
21000翼内
機銃12.7mm
Breda-SAFAT
2800機首

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)費用(SL)
10m500m1000m
7.7mm
Breda-SAFAT
既定T/Ball/Ball/AP-I/AP1074
汎用T/AP/AP-I/AP-I/107410
曳光弾T/T/T/T421
ステルスAP/AP/AP/AP-I/AP-I107420
12.7mm
Breda-SAFAT
既定T/Ball/Ball/I/AP1865
汎用AP/AP-I/IAI/API-T/I186520
空中目標API-T/AP-I/IAI1865
曳航API-T/API-T/API-T/API-T/1865
ステルスAP-I/AP-I/IAI/IAI/186530

追加武装

追加武装:無し

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
I胴体修理460630
ラジエーター
7mm弾薬ベルト
IIコンプレッサー520710
機体
新しい7mm機関銃
III主翼修理580790
エンジン
12mm弾薬ベルト
IVインジェクター交換7501,000
カバー交換
新しい12mm機関銃

カモフラージュ

クリックで表示
△△△
War Thunder Screenshot 2017.05.28 - 00.09.45.01.jpg
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前機体C.200 serie 3
派生機体C.205 serie 1
次機体C.202EC
 
 

解説

特徴

WTの単葉機中でもトップクラスの高い旋回性能を発揮したC.200の発展型ということもあり、曲がるイメージを持たれることの多い本機ではあるものの、実のところ低速域における旋回性能が低く、旋回戦は不向き。

もしイタリア機で無理なく格闘戦をしたいなら、同格随一の優秀なターンファイターであるRe.2001に乗り換えることがおすすめ。

C.202がその真価を発揮するのは吊り上げや一撃離脱、高速域における旋回戦など、速度性能を活かした戦法となる。
良好なエネルギー保持率とダイブ性能を兼ね備え、十分な上昇も併せ持っているため、エネルギー戦闘で困る場面はほぼ無いだろう。

武装はブレダSAFAT 12.7mm機関銃と7.7mm機関銃がそれぞれ2挺ずつ。
メインの火力となるブレダSAFATは弾数各400発と多めで発射速度も良好、威力も申し分無いものの、低初速故に弾道が山なりで当てづらいことが大きな欠点となっている。
相手にできるだけ近づいてからの射撃が必要となるだろう。

立ち回り

【アーケードバトル】
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】

高速域での運動性に優れるため、旋回戦は降下を織り交ぜた機動を用いて戦おう。
降下耐性は素晴らしく、急降下にかなり耐えてくれる。
一方の低速域では飛行安定性が大きく低下するため、下手にラダーを扱えばすぐにフラットスピンに陥る。この特性を活かしたトリッキーな格闘戦も可能ではあるものの、危険なので墜ちたくなければ控えよう。

武装は戦闘機相手であれば十分だが、爆撃機の相手をするにはやや心許ないため、もし爆撃機を相手取る場合は、翼やエンジンなどを集中的に狙おう。
液冷エンジンのため冷却系の被弾は死活問題となる。銃座のある敵機を相手取っての真後ろからの攻撃は危険なので、上方、側方、前方から短時間で致命打を入れるのが望ましい。

 

【シミュレーターバトル】
--加筆求む--

史実

1940年に初飛行したマッキ社製の全金属製単発単座戦闘機。主にイタリア空軍で運用された。

設計を担当したのは戦間期に盛んだった水上競争機設計で活躍したマリオ・カストルディ(Mario Castoldi)で、機体符号のCは彼の名前から採られている。
資料によってはマッキ社のMが加えられることで「M.C.202」とも呼ばれる。

空冷エンジン搭載の単葉単座戦闘機C.200を原型として機体を再設計、ドイツのDB 601Aa液冷エンジンのアルファロメオ社ライセンス生産型「RA 1000 RC.41」(出力1,050 PS)を搭載し、同時期の戦闘機としては優れた性能を獲得した。

本格的に運用され始めたのは1941年後期で、イタリア空軍の主力戦闘機として連合軍の戦闘機と互角以上の戦いを繰り広げた。
特に活躍が顕著なのが北アフリカ戦線で、連合軍のP-40やハリケーンに対する性能的な優位が数的不利を覆し、同時期の戦果損害比は最大で22:1に達したという。

発展型としてドイツのDB 605液冷エンジンのフィアット社ライセンス生産型「RA.1050 RC.58 Tifone*1」(出力1,475 PS)を搭載、大幅な性能向上を果たしたC.205 ヴェルトロがある。
ヴェルトロは同時期の連合軍の戦闘機と比較しても遜色のない優れた戦闘機であった。

小ネタ

◆左右の翼の長さが違う?

C.202の特徴として有名なのが、「左の翼が右に比べ20cm長い」こと。
これは本機以外でも戦前からイタリア機でしばしば用いられた手法で、プロペラの回転方向に生じるトルクモーメントを打ち消すためのものであった。


◆極東のそっくりさん

1943年から太平洋戦線にて日本陸軍が投入したは連合軍にC.202のコピー機と勘違いされ、結果として三式戦の連合軍におけるコードネームはイタリア系移民の典型的な名前である「Tony」となった、という逸話がある。

実際のところ、両機にはDB601系列エンジンを搭載するという共通点があるため、機首部にいくつかの類似点が見られる。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

C.202: As Fast As Lightning

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

【注意事項】

  • 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
  • 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
  • ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。

旧式コメント欄(ZawaZawaコメント欄が使用できない時などに)
  • 何故このページは旧式コメント欄しかないんだろう -- 2019-12-01 (日) 02:14:57

*1 ティフォーネ:台風