イタリア RankI 攻撃機 Breda 88(P.XI)
概要
ブレダ Ba.88 リンチェ(山猫)は1.69にて実装された、イタリア空ツリーのランクI攻撃機。
史実でもゲーム内でも「飛ぶことがやっと」で軽快そうな見た目とは裏腹に非常に鈍重な機体。
機体情報(v2.21.0.8)
必要経費
必要研究値(RP) | 5,900 |
---|---|
機体購入費(SL) | 6,300 |
乗員訓練費(SL) | 1,800 |
エキスパート化(SL) | 6,300 |
エース化(GE) | 80 |
エース化無料(RP) | 140,000 |
バックアップ(GE) | 50 |
護符(GE) | 410 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 1.7 / 1.7 / 2.0 |
RP倍率 | 1.06 |
SL倍率 | 0.4 / 0.9 / 2.1 |
最大修理費(SL) | 820⇒1,022 / 1,300⇒1,621 / 2,000⇒2,493 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
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最高速度(km/h) | 476⇒504 / 462⇒490 |
(高度5,600m時) | |
最高高度(m) | 9,800 |
旋回時間(秒) | 29.9⇒28.1 / 30.9⇒29.0 |
上昇速度(m/s) | 6.0⇒9.3 / 5.9⇒7.6 |
離陸滑走距離(m) | 730 |
エンジン型式 | Piaggio P.XI. R.C. 40 |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | 1.17 |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
銃手(人) | 1 |
限界速度(IAS) | 712.5 km/s |
降着脚破損速度(IAS) | 262 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)-, (離陸)388 km/h, (着陸)283 km/s |
主翼耐久度 | -5G ~ 9G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 | 12.7mm ブレダ-SAFAT | 3 | 1250 | 機首 |
機銃 (単装) | 7.7mm ブレダ-SAFAT | 1 | 500 | 後方上部 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
10m | 500m | 1000m | ||||
***mm △△△ | 既定 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | - |
汎用 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
空中目標 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
地上目標 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
徹甲弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
曳光弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
ステルス | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
***mm △△△ | 既定 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | - |
汎用 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
徹甲弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 50kg (**kg) GP50 | 3 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 60 | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
B | 100kg (**kg) GP100 | 3 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 150 | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 300 | 230 | *** |
ラジエーター | ||||
12mm弾薬ベルト | ||||
MCGP50 | ||||
II | コンプレッサー | 450 | 340 | *** |
機体 | ||||
新しい12mm機関銃 | ||||
III | 主翼修理 | 370 | 280 | *** |
エンジン | ||||
銃座7mm | ||||
MCSAP100 | ||||
IV | カバー交換 | 640 | 480 | 120 |
新しい7mm機関銃 | ||||
EFS |
カモフラージュ
既定 | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準カモフラージュ |
研究ツリー
解説
特徴
長い航続力、着火率の高い武装、爆装しても飛行性能の低下が少ないといった利点を持ち劣悪なロール性、大型機並みの旋回力や上昇力、非力なピアッジオエンジンで酷い最高速度を持ちドッグファイトなどやろうものなら確実に墜ちてしまう。
装甲板は無く防護機銃も乏しく敵戦闘機はBa.88というだけで「食べやすいカモ」と認識して襲い掛かってくるだろう。
対地で稼ごうにもエアブレーキや水平爆撃照準器を持たないのでRB以降ではあらかじめ練習が必要で攻撃機ツリーに関所の様に立ちはだかる壁と言える。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
双発機にしては素直な機動性を持ち、癖も少なく扱いやすい。
武装はパスタ砲と揶揄されるブレダ-SAFAT機関銃が3門だが、ろくな防弾が施されていない機体ばかりの低ランクであればむしろ高火力な部類に入り、爆撃機の迎撃も狙えるレベルである。
爆装に関しても100kg×3とBR的に見れば十分である。
2回しか攻撃出来ないが、機首武装があるため対地でもそれなりの活躍が期待できる。
これだけ聞けば優秀な双発万能機に聞こえるが、問題はここからである。エンジン馬力が貧弱であるため、速度性能は悪く、エネルギーが枯れてしまえば加速も出来ないまま複葉機にあっさり撃墜されかねない。銃座も信用のおけるものでは無いため、エネルギー優位の単発機に狙われた場合、反撃するのはかなり厳しい。
以上の特性を理解した上で慎重に戦況を把握し、最適な行動を取れるようになれば高スコアも十分狙えるポテンシャルを有している。そういう意味ではこの機体は良い練習機として役に立つであろう。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
イタリアのブレダ社が開発した双発戦闘爆撃機だが、元は高速戦闘機として設計され、大量生産がなされた。数々の記録を打ち立てるも、武装を装備すると機体性能が大幅に低下(もはや劣悪レベル)したため、後には飛行場に囮として置かれるだけになった。
本機は全金属製で双発、2名の搭乗員を乗せる単葉機で、高い位置に主翼を配置した。胴体は同心円状に設計され、フレームには鋼管を用い、それを金属製のスキンカバーで覆った。この内部構造は非常に複雑、かつ重く、更に古かった(この頃にはモノコック構造の機体が出てきていた。米国のXB-17(後のB-17であり、セミモノコック構造)がその一例である)。胴体も細いため、爆弾は外に出した状態で運ばねばならず、空気力学的に少なからずの害を与えた。主翼にはセルフシーリングタンクが使われ、燃料は1586Lを積むことができた。ちなみに、当時としては珍しく、全ての車輪をしまうことができた。
本機は旧式な構造からくる重量にも拘わらず、1937年4月1日に517.84km/h(60マイルの飛行)の記録を打ち立てた。その9日後の10日には、475km/h(620マイルの飛行)の記録を打ち立てた。この後にエンジンを換装し、同年12月5日にはドイツの持っていた記録を、60マイルで平均速度554.4km/hという記録で塗り替えた。
1940年6月16日にサルデーニャからコルシカ島に向けて16機が出撃し、19日に3機が出撃した。既に操縦性が悪かったが、特に迎撃もなく、本機の損害はなかった。
北アフリカ戦線での運用も行われたが、砂漠地帯での使用になるため、サンドフィルターを装備した。しかし、このサンドフィルターを付けたが為に、速度は250km/hまで低下し、機体によっては飛行不能となる有様だった(砂のせいではなくサンドフィルターの重量のせいである)。後部の機銃を取り外したり、機銃手を降ろしたり、爆弾を外したり燃料を抜いて軽くしても、結果は変わらず仕舞いだった。
なお、3機だけエンジンをFiat A.74に換装し、翼のスパンを2m延長し、ダイブブレーキと12.7mm機銃を1門機首に増設した、Ba.88Mが存在する。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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